JPS6031409A - 円板状物用の自動倉庫設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、棚と、この棚に沿った一定経路上を走行する
搬入用装置を有し、この搬入山襞胃により前記棚に対し
て１例えば磁気テープや該磁気テープを収納したケース
などのような円板状物の出し入れを行なう円板状物用の
自動倉庫設備に関するものである。

従来、此の種の設備としては、複数個の円板状物を箱状
のケースに収納しておき、そして搬入用装置による棚に
対しての出し入れはケース単位で行なっていた。したが
って、多数のケースが格納される棚は、これらケース分
の空間が必要であることから円板状物の格納数に対して
全体が大型化することになる。また例えば棚から１４１
ｉ′！の円板状物を取出す場合には、当該円板状物を収
納してなるケースを搬入用装置によって棚から取出し、
そして棚の端部に設けたホームポジションに搬送したの
ち作業員がケースから円板状物をピックアップしたのち
、該ケースを棚の元の場所に戻していたのであり、した
がって複数個の円板状物を取出す場合で、これら円板状
物が夫々異なるケースに収納されている場合には、搬入
用装置を棚の各所とホームポジションとの間で複数回移
動させなければならず、能率的な作業は期待できなかっ
た。

また円板状物の棚への格納（戻し）も、取出しとは逆作
業ではあるが同様に能率的な作業は期待できなかった。

本発明の目的とするところは１箱状のケースを用いるこ
となく円板状物の出し入れを行なえ、しかも出し入れの
際の円板状物に対するクランプを確実に行なえる円板状
物用の自動倉庫設備を提供する点にある。

上記目的を達成するために本発明における円板状物用の
自動倉庫設備は１円板状物を、その外周面を介して支持
し且つ側面を相対向させて巾方向に定ピッチ置きに保管
する棚を設け、この棚に沿った一定経路上を走行する搬
入用装置を設け、この搬人出装置は円板状物保持用の受
け台を有し。

この受け台に、前記棚に対して接近離間自在な可動枠を
設け、この可動枠側に、前記円板状物をクランプ自在な
りランプ装置を設け、このクランプ装置は、前記円板状
物の両側面に対向する長板状のクランプ爪を一対有し、
これらクランプ爪をその長さ方向の軸心周りに回転自在
に構成すると共に、互いに逆方向に連動回転させる回転
駆動装置を設けて構成している。

かかる本発明構成によると、搬入用装置を走行さぜＣ棚
の目的の場所に対向させて停止させ、そし°Ｃ可動枠を
棚側に移動させてクランプ装置を°目的とする円板状物
に対応させたのち、クランプ装置により円板状物をクラ
ンプし１次いで可動枠を棚に対、して離間移動させるこ
とによって円板状物を受け右側に取出すことができる。

また前述したように搬入出装置を停止させたのち、受は
台上の円板状物をクランプ装置によりクランプした状態
で、可動枠を棚に接近移動させることによって。

円板状物を棚に格納することができる。このように箱状
のケースを用いることなく、実際に必要とする円板状物
を直接に取扱うことから、従来のようなケースをホーム
ポジションから棚に戻したり。

ケースを棚からホームポジションに取出したりしなくて
もよく、また搬入用装置を棚の複数箇所に順次停止させ
ることによって、ホームポジションに戻すことなく複数
の円板状物の出し入れを行なうことができ、以って能率
的な作業を可能にできる。さらに棚は、ケースを用いる
ことなく複数の円板状物を格納することから、不必要な
空間がなくなって全体を小型化できる。特に本発明によ
ると、長板状の一対のクランプ爪を、その長尺辺を縦方
向として円板状物の両側に位置させたのち。

これらクランプ爪を長尺辺が横方向になるように互いに
逆方向回転させることによって、互いに接近するように
回転する両クランプ爪の側縁間でもって円板状物を両側
からクランプでき、これは互いに直線的に接近動するク
ランプ形式のときに生ずる円板状物の下方へのすっぽ抜
けがなくなり。

円板状物に対するクランプを確実に行なうことができる
。

以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する◎第
１図、第２図において（１月よ縦枠（２）や横枠（３）
などによって枠組状に構成した棚で、上下方向ならびに
横方向に夫々複数の区画収納空間（４）を有する。この
棚（１）は通路（５）を置いて一対並設してあり、この
通路（５）内に、棚（１）に沿った一定経路（６）上を
走行する搬入用装置（７）を設けている。前記棚（１）
は第８図〜第６図に示すように、各区画収納空間（４）
の底板を形成する状態で棚板（８）が取付けてあり。

また棚板（８）の中央部には長方形の切欠き（９）が形
成しである。そして棚板（８）上には、前記切欠き（９
）に凹部（ｘｏａ）が嵌合する受け板σＱが配設され、
ボルトなどにより固定されている。さらに受け板ＱＯ上
には、巾方向（２）において所定間隔置きにガイド板ａ
つが並設され、これらガイド板（ロ）は差し込みや溶接
などにより定着される。そして各ガイド板Ｉの相対向す
る側面は傾斜面（ｌｌａ）（ｌｌｂ）に形成してあり、
したがってガイド板ａｐ間に挿入した円板状物（２）は
、その外周面を介して受け板頭上に支持され、且つ周外
周縁が夫々傾斜面（ｌｌａ）（ｌｌｂ）に案内されて位
置修正されることから、側面を相対向させて巾方向（２
）に定ピツチ（Ｐｌ）ｔｆｆｔきに保管されることにな
る。なお棚（１）の通路（５）とは反対側の面には脱落
防止用のカバー（ロ）が取付けである。前記搬入出装置
（７）は第４図、第７図〜第１θ図に示すように、本体
α４が床（ト）側に敷設したレールσＱに、車輪Ｑηと
ローラ四とを介して支持案内されることにより前記一定
経路（６）に沿って往復走行可能であり、また立設した
ポストαりに案内されて昇降動を行なう受け台（ホ）を
有する。この受け台（イ）の上面は案内面Ｇ！υを形成
し、そして案内面なりの中央に形成した凹所に）に嵌め
込み式で着脱自在なキャリッジ（ホ）が設けである。こ
のキャリッジ（ハ）は、前記四部（２）に嵌め込まれる
底板（ハ）と、この底板■から立設した複数枚の仕切板
（ハ）とからなり、仕切板に）間に形成される空間の上
方ならびに棚（υ側の両側面を洲放して。

これら仕切板に）間で円板状物（２）を保持可能として
いる。なお底板（財）の上面は案内面Ｖυと同一レベル
であるが、その中央には円板状物（２）の転勤を阻止す
るための四部が形成しである。前記キャリッジ峙の保持
ピッチ（Ｐ２）は前記一定ピツチ（Ｐｉ　）と等しくし
である。前記受は合（４）上には前後一対の枠体（２６
Ａ）（２６Ｂ）が取付けてあり、これら枠体（２６Ａ）
（２６Ｂ）の上面には夫々ガイドレール（２７Ａ）（２
７Ｂ）が巾方向に取付けである。（ホ）は可動枠で、そ
の両端下面に取付けた被ガイド体（２９Ａ）（２９Ｂ）
が前記ガイドレール（２７Ａ）（２！７Ｂ）に支持案内
されることによって前記棚（１）に対して接近離間自在
に構成され、その接近離間動は例えば螺軸機構により行
なわれる。

前記可動枠に）の上面には、前記一定経路（６）に沿っ
たガイドレール曽が敷設され、このガイドレール曽はス
ライド体０りを支持案内する。なおスライド体（２）の
一定経路（６）に沿った往復移動は螺軸機構によって行
なわれる。前記スライド体０１）の下部には。

前記一定経路（６）に沿った前後軸に）が回転可能に配
設してあり、この前後軸に）に固着したウオームホイー
ルに）に常時噛合するウオーヘギャーを、前記スライド
体０９に取付けたモータ（２）に連動している。

前記前後軸に）の突出端には揺動体（至）が固着され、
この揺動体（２）は前後軸心（８２ａ）の周りに揺動自
在となる。この揺動体（至）に、ｎ記円板状物（ロ）を
クランプ自在なりランプ装置−が設けられる。このクラ
ンプ装置（２）は、前記円板状物（ロ）の両側面に対向
する長板状のクランプ爪（８８Ａ）（８８Ｂ）を一対有
し。

これらクランプ爪（８８Ａ）（８８Ｂ）の基部に一体化
した軸部（８９Ａ）（８９Ｂ）を揺動体（至）に支持さ
せて、前記一定経路（６）に交叉する長さ方向の軸心（
８８ａ）（８８ｂ）の周りに回転自在に構成している。

そして両クランプ爪（８８ＡＸｇ８Ｂ）を互いに逆方向
に連動回転させる回転駆動装置（至）が設けられ、この
回転駆動装置−は、前記軸部（８９ＡＸ８９Ｂ）に固着
され且つ互いに噛合する扇形歯車（４１Ａ）（４１Ｂ）
と、一方の軸部（８９Ｂ）に連動し且つ揺動体（至）に
取付けたモータに）とから構成される。前記クランプ爪
（ｊ１８Ａ）（８８Ｂ）は、その長尺透面が縦方向とな
る位置と横方向となる位置とに亘って正逆回転可能であ
り、縦方向となる状態で下位になる縁には緩衝体Ｃ４８
Ａ）Ｃ４８Ｂ）が取付けである。

以下に作用を説明する。

先ず円板状物（２）を取出す場合、取出そうとする複数
個の円板状物（ロ）のデータが制御部に与えられる。こ
れにより搬入山襞Ｎ（７）が走行し、そして受け台四が
上昇してクランプ装置側を取出そうとする円板状物亜に
対向させる。この状態で可動枠に）を棚（１）側に移動
させ、第８図、第４図実線ならびに第９図に示すように
、該当する円板状物（２）の両側にクランプ爪（８８Ａ
）（８８Ｂ）を位置させる。このときクランプ爪（８８
Ａ）（８ＢＢ）は長尺透面が縦方向となっており、した
がって円板状物（２）の両側への挿入は何んら支障な（
行なえる。次いで回転駆動装置−を作動させる。すなわ
ちモーターの駆動により扇形歯車（４１Ａ）（４１Ｂ）
を介して両軸部（８９Ａ）（８９Ｂ）を互いに逆回転さ
せ、第１θ図の実線から仮想線に示すように１両クラン
プ爪（８８Ａ）（８８Ｂ）を、緩衝体（４８Ａ）（４８
Ｂ）が円板状物（２）の側面に近づ（ように軸心（８８
ａ）（８８ｂ）の周りに互いに逆回転させる。これによ
りクランプ爪（８８Ａ）（８８Ｂ）は長尺透面が横方向
となり、緩衝体（４８Ａ）（４８Ｂ）を介して円板状物
（２）をクランプする。その際にクランプ爪（８８Ａ）
（８８Ｂ）の他端が隣接する円板状物（２）の側面に接
触するが。

この隣接する円板状物（財）は並列方向に揺れるゆとり
があることから問題はない。次いで可動枠に）を対応す
る棚（１）から離間すべ（移動させる。これにより、ク
ランプしてなる円板状物＠が受け板ＱＯ上から受け台に
）の案内面ａｌｌ上に引出され、そして第８図、第４図
仮想線に示すように子ヤリツジに）の仕切板に）間に位
置させる。その後、クランプ装置に）を非クランプ動さ
せることによって１個目の取出し作業を終了する。２４
１！目に取出しを行なおうとする円板状物（財）が前取
出し装置の近くであった場合には、スライド体６ρを移
動させて取出し作用位置の修正を行なう。また、取出し
位置がスライド体ＯＤの移動許容範囲外であったときに
は、搬入用装置（７）の走行と受け８四の昇降とによっ
て位置修正を行なう。クランプ爪（８８Ａ）（８８Ｂ）
の移動に際してキャリッジ四重の円板状物的に衝突する
恐れが生ずる場合がある。このような事態を回避するた
めには、揺動体（至）を介してクランプ装置に）を前後
軸心（Ｓ２ａ　）の周りに上動させればよい。かかる作
業の繰り返しによって、所定個数の円板状物Ｑ４をキャ
リッジ（ホ）にためることができるので、搬入用装置（
７）をホームポジションに戻すことな（、所定個数の円
板状物的の取出しを行なえる。所定個数の取出しを終え
た搬入用装置（７）はホームポジションに戻され、そし
てキャリッジ四がおろされる。

その後、空のキャリッジ翰が積込まれ、新たな取出し指
令がセットされる◎ 円板状物（２）の格納は前述したとは逆作用量こより可
能となる。その際に格納しようとする円板状物的を保持
してなるキャリッジ瞬がホームポジションにて積込まれ
、そして全ての円板状物（２）を格納したのち搬入用装
置（７）はホームポジションに戻るＯキャリッジに）と
クランプ装置に）とを一定経路（６）の方向に相対的に
移動させる構成として、実施例ではスライド体（ロ）を
設けてクランプ装置（２）を移動させる形式を述べたが
、これはキャリッジ（２）を移動させる形式、あるいは
両者を各別に移動させる形式であってもよ（、この場合
に一部ピッチ（Ｐｌ）と保持ピッチ（Ｐ２）とは必ずし
も等しくなくてもよ％ＮＯ なお、キャリッジの搬入用装置への積込み、卸しは自動
移載装置で行なうこともできる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は側面図、第２
図は平面図、第８図は要部の正面図、第４図は開平面図
、第５図は同拡大平面図、第６図は棚部の拡大縦断側面
図、第７図は要部の側面図・第８図はクランプ装置部の
一部切欠正面図、第９図は同横断平面図、第１Ｏ図はク
ランプ爪の作用説明図である。 （υ・・・棚、（６）・・・７定経路、（７ン・・・搬
入用装置、　（１１）・・・ガイド板、（６）−・・円
板状物、（４）・・・受は台、（ホ）・・・可動枠、　
（８２ａ）・・・前後軸心、（７）・・・揺動体、（２
）・・・クランプ装置、　Ｃ８８Ａ）ＣＢ８Ｂ）−・・
クランプ爪、　（８８ａ）（８８ｂ）−・・軸心、　（
８９Ａ）（８９Ｂ）・・・軸部、帥・・・回転駆動装置
、（４ＬＡ）（４１Ｂ）−・扇形歯車、＠々・・・モー
タ、　（４８Ａ）（４８Ｂ）・・・緩衝体 代理人　森本義弘 第１図 ２ 第３図 第５図 さ 第５図　鵬 ２ ｒｖ　ｎｔｉ　ｔｉｐ　／ＩＩ　ｔｒｐ第Ｂ図 １ 第９図 ２ 第１θ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　円板状物を、その外周面を介して支持し且つ側面
   を相対向させて巾方向に定ピッチ置きに保管する棚を設
   け、この棚に沿った一定経路上を走行する搬入用装置を
   設け、この搬入用装置は円板状物保持用の受け台を有し
   、この受け台に、前記棚に対して接近離間自在な可動枠
   を設け、この可動枠側に、前記円板状物をクランプ自在
   なりランプ装置を設け、このクランプ装置は、前記円板
   状物の両側面に対向する長板状のクランプ爪を一対有し
   、これらクランプ爪をその長さ方向の軸心・周りに回転
   自在に構成すると共に、互いに逆方向に連動回転させる
   回転駆動装置を設けたことを特徴とする円板状物用の自
   動倉庫設備。