JPH036883Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH036883Y2 JPH036883Y2 JP19849383U JP19849383U JPH036883Y2 JP H036883 Y2 JPH036883 Y2 JP H036883Y2 JP 19849383 U JP19849383 U JP 19849383U JP 19849383 U JP19849383 U JP 19849383U JP H036883 Y2 JPH036883 Y2 JP H036883Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hologram
- relief
- reflective layer
- protective layer
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 13
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920006332 epoxy adhesive Polymers 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 238000007733 ion plating Methods 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 238000009281 ultraviolet germicidal irradiation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、レリーフ型ホログラムにおいて、偽
造を防止した構造に関する。
造を防止した構造に関する。
ホログラフイー技術の応用として、ホログラム
を、証券、通帳、クレジツトカード、身分証明書
など(以下、一括して「カード類」という)に添
付して、カード類の偽造を防止することが一般に
行なわれている。この目的に用いるホログラム
は、製造の容易さと目視の際の見やすさとから、
主としてレリーフ型ホログラムの表面に反射層を
設けたものである。
を、証券、通帳、クレジツトカード、身分証明書
など(以下、一括して「カード類」という)に添
付して、カード類の偽造を防止することが一般に
行なわれている。この目的に用いるホログラム
は、製造の容易さと目視の際の見やすさとから、
主としてレリーフ型ホログラムの表面に反射層を
設けたものである。
ところが、レリーフ型ホログラムは、その表面
凹凸を、メツキやプラスチツク材料を利用した賦
型により複製し、同様なレリーフホログラムを偽
造することが可能である。
凹凸を、メツキやプラスチツク材料を利用した賦
型により複製し、同様なレリーフホログラムを偽
造することが可能である。
複製の防止策として、反射層の上に保護層を設
けることが行なわれるが、物理的または化学的方
法によりこれを剥離することが企てられ、複製防
止に有効とはいえない。
けることが行なわれるが、物理的または化学的方
法によりこれを剥離することが企てられ、複製防
止に有効とはいえない。
本考案は、このような表面凹凸の複製を不可能
にし、もつて偽造を防止したレリーフ型ホログラ
ムを提供する。
にし、もつて偽造を防止したレリーフ型ホログラ
ムを提供する。
図面に示すように、本考案のホログラム1は、
レリーフ型ホログラム2、反射層3および保護層
4からなり、反射層3内に設けた開口部31を通
してレリーフ型ホログラム2と保護層3とが直接
結合していることを特徴とする。
レリーフ型ホログラム2、反射層3および保護層
4からなり、反射層3内に設けた開口部31を通
してレリーフ型ホログラム2と保護層3とが直接
結合していることを特徴とする。
本考案は、従来既知のすべての種類のレリーフ
型ホログラムに適用可能である。レリーフ型ホロ
グラムの製造には、たとえば、熱可塑性樹脂のシ
ートに金型を加熱プレスする方法、原型とプラス
チツクシートの間に電子線または紫外線で硬化す
る樹脂を充填して電子線または紫外線を照射して
硬化させ、型どりする方法などがあり、そのいず
れの方法で製造したものでもよい。
型ホログラムに適用可能である。レリーフ型ホロ
グラムの製造には、たとえば、熱可塑性樹脂のシ
ートに金型を加熱プレスする方法、原型とプラス
チツクシートの間に電子線または紫外線で硬化す
る樹脂を充填して電子線または紫外線を照射して
硬化させ、型どりする方法などがあり、そのいず
れの方法で製造したものでもよい。
反射層3の形成は、常法に従つて、蒸着やスパ
ツタリング、イオンプレーテイングあるいはメツ
キにより、金属膜をつくればよい。
ツタリング、イオンプレーテイングあるいはメツ
キにより、金属膜をつくればよい。
開口部31を設けるには、ホログラム面上にマ
スクを置いて蒸着やスパツタリングを行ない、そ
の部分の金属膜の形成を妨げる手法によつてもよ
いし、ホログラム全面に金属膜を与えてから、そ
の一部を選択的にエツチングする手法を採用して
もよい。開口部の形態は、反射層の欠落がレリー
フホログラムの画像形成に実質上支障をきたさな
い限りで、任意にえらぶことができる。実際に
は、ホログラム以外の部分に開口部を有する形態
たとえばリング状、枠状などが好適である。な
お、ホログラム2と保護層4との間に、十分な接
着力を確保できる面積が得られるように配慮す
る。
スクを置いて蒸着やスパツタリングを行ない、そ
の部分の金属膜の形成を妨げる手法によつてもよ
いし、ホログラム全面に金属膜を与えてから、そ
の一部を選択的にエツチングする手法を採用して
もよい。開口部の形態は、反射層の欠落がレリー
フホログラムの画像形成に実質上支障をきたさな
い限りで、任意にえらぶことができる。実際に
は、ホログラム以外の部分に開口部を有する形態
たとえばリング状、枠状などが好適である。な
お、ホログラム2と保護層4との間に、十分な接
着力を確保できる面積が得られるように配慮す
る。
保護層4は、レリーフ型ホログラム2を構成す
る材料と接着性を有する材料で形成するか、また
は接着性が得られる方法で形成しなければならな
い。もちろん、ホログラムや反射層を損うもので
あつてはならないし、透明であることを要する。
る材料と接着性を有する材料で形成するか、また
は接着性が得られる方法で形成しなければならな
い。もちろん、ホログラムや反射層を損うもので
あつてはならないし、透明であることを要する。
製造の実例を示せば、まずレリーフホログラム
を常法に従つて形成し、その型面に紫外線硬化性
樹脂液(旭化成工業、「APR」)をスクリーン印
刷法により50μの厚さでコーテイングしてからポ
リエステルのシート(旭化成工業、「APR用ベー
スシート」)を重ね、ポリエステル側から紫外線
を照射して樹脂液を硬化させることにより、レリ
ーフホログラムに対し凹凸がポジとネガの関係に
ある樹脂型を得る。この樹脂型の表面に上記と同
じ樹脂液をコーテイングしてポリエステルシート
を重ね、紫外線照射して硬化させたのち樹脂型を
剥し、レリーフホログラムの複製物をつくる。
を常法に従つて形成し、その型面に紫外線硬化性
樹脂液(旭化成工業、「APR」)をスクリーン印
刷法により50μの厚さでコーテイングしてからポ
リエステルのシート(旭化成工業、「APR用ベー
スシート」)を重ね、ポリエステル側から紫外線
を照射して樹脂液を硬化させることにより、レリ
ーフホログラムに対し凹凸がポジとネガの関係に
ある樹脂型を得る。この樹脂型の表面に上記と同
じ樹脂液をコーテイングしてポリエステルシート
を重ね、紫外線照射して硬化させたのち樹脂型を
剥し、レリーフホログラムの複製物をつくる。
この複製ホログラムに枠状のマスクをかけ、ア
ルミニウムを厚さ1000Åとなるように蒸着して、
ホログラムの周囲をかこむ開口部を有する反射層
を形成する。この反射層の上にエポキシ系接着剤
(セメダイン、「セメダインハイスーパー30」)を
コーテイングして硬化させ、保護層の形成、およ
びレリーフホログラムと保護層の反射層開口部を
通しての結合を行なう。
ルミニウムを厚さ1000Åとなるように蒸着して、
ホログラムの周囲をかこむ開口部を有する反射層
を形成する。この反射層の上にエポキシ系接着剤
(セメダイン、「セメダインハイスーパー30」)を
コーテイングして硬化させ、保護層の形成、およ
びレリーフホログラムと保護層の反射層開口部を
通しての結合を行なう。
上記のような構造をもつ本考案のホログラム
は、レリーフ型ホログラムと保護層とが部分的に
直接結合しているので、保護層を剥離してレリー
フを複製することは事実上不可能であつて、偽造
が防止できる。それゆえ、本考案のホログラムは
カード類に添えるに適している。
は、レリーフ型ホログラムと保護層とが部分的に
直接結合しているので、保護層を剥離してレリー
フを複製することは事実上不可能であつて、偽造
が防止できる。それゆえ、本考案のホログラムは
カード類に添えるに適している。
図面は、本考案のホログラムの構造を説明する
ための、模式的な断面図である。 1……偽造を防止したホログラム、2……レリ
ーフ型ホログラム、3……反射層、31……開口
部、4……保護層。
ための、模式的な断面図である。 1……偽造を防止したホログラム、2……レリ
ーフ型ホログラム、3……反射層、31……開口
部、4……保護層。
Claims (1)
- レリーフ型ホログラム2、反射層3および保護
層4からなり、反射層3内に設けた開口部31を
通してレリーフ型ホログラムと保護層3とが部分
的に直線結合していることを特徴とする偽造を防
止したホログラム1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19849383U JPS60107902U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 偽造を防止したホログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19849383U JPS60107902U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 偽造を防止したホログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60107902U JPS60107902U (ja) | 1985-07-23 |
JPH036883Y2 true JPH036883Y2 (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=30757529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19849383U Granted JPS60107902U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 偽造を防止したホログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60107902U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0438792Y2 (ja) * | 1985-10-09 | 1992-09-10 | ||
JP2884328B2 (ja) * | 1995-06-26 | 1999-04-19 | 株式会社麗光 | 熱収縮性ホログラムフイルム |
DE102008017652A1 (de) * | 2008-04-04 | 2009-10-08 | Leonhard Kurz Stiftung & Co. Kg | Sicherheitselement sowie Verfahren zur Herstellung eines Sicherheitselements |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP19849383U patent/JPS60107902U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60107902U (ja) | 1985-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4893887A (en) | Holographic image transfer process | |
US4758296A (en) | Method of fabricating surface relief holograms | |
US5948199A (en) | Surface relief holograms and holographic hot-stamping foils, and method of fabricating same | |
CN105313516B (zh) | 一种具有3d效果的防伪烫印膜及其制备方法 | |
JPS60169887A (ja) | ホログラム画像再生用転写シ−ト及び物品表面にホログラム画像を再生する方法 | |
JPH036883Y2 (ja) | ||
JPS616782A (ja) | ホログラム付きカードの製造方法 | |
JP6891695B2 (ja) | 偽造防止媒体 | |
JPS58144879A (ja) | ホログラムの複製方法 | |
JPH03129382A (ja) | ホログラム及び回折格子柄付カード | |
JPH047022B2 (ja) | ||
JPH0349898Y2 (ja) | ||
JPS6147425B2 (ja) | ||
JPH0792635B2 (ja) | ホログラム転写シート | |
JP2013205750A (ja) | 転写箔の製造方法及び転写箔 | |
JPH0138610Y2 (ja) | ||
JP5526946B2 (ja) | 体積ホログラム転写箔の製造方法、体積ホログラム積層体の製造方法および体積ホログラム転写箔 | |
JPH01235988A (ja) | ホログラム及びその製造方法 | |
JP2548912B2 (ja) | エンボス加工用シ−トの製造法 | |
JPS6299132A (ja) | エンボス加工用シ−トの製造法 | |
JPH0487960A (ja) | 密封用パッケージ | |
JPH0531670Y2 (ja) | ||
JP3034003B2 (ja) | 擬似エッチング化粧フィルム及びその製造方法 | |
JPH0622864Y2 (ja) | ホログラム転写シート | |
JPH07199780A (ja) | ホログラフィ格子効果を有する樹脂挟層透光ガラス |