JP2013205750A - 転写箔の製造方法及び転写箔 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写機などで複製できない高い偽造防止性能と、真贋判断が目視で容易にできる、意匠性の高い偽造防止用の転写箔を提供することを目的としている。
【解決手段】第一基材の一方の面に回折構造を形成する工程と、その全面に第一コート層、第一金属反射層を形成する工程と、更に少なくとも1色以上の着色層をパターン形成する工程と、エッチングで着色層以外の領域の第一金属反射層を除去する工程と、その全面に第二コート層を形成する工程と、前記第二コート層と第二基材とを熱圧着により仮接着する工程と、第一基材上の前記回折構造形成層と第一コート層との界面で剥離する工程と、前記第二基材上の第一コート層の全面に第二金属反射層を形成する工程と、その上にマスク層を形成し、マスク層のない露出した第二金属反射層をエッチングにより除去する工程と、その全面に接着層を形成する工程とを順次行なうことを特徴とする転写箔の製造方法。
【選択図】図1
【解決手段】第一基材の一方の面に回折構造を形成する工程と、その全面に第一コート層、第一金属反射層を形成する工程と、更に少なくとも1色以上の着色層をパターン形成する工程と、エッチングで着色層以外の領域の第一金属反射層を除去する工程と、その全面に第二コート層を形成する工程と、前記第二コート層と第二基材とを熱圧着により仮接着する工程と、第一基材上の前記回折構造形成層と第一コート層との界面で剥離する工程と、前記第二基材上の第一コート層の全面に第二金属反射層を形成する工程と、その上にマスク層を形成し、マスク層のない露出した第二金属反射層をエッチングにより除去する工程と、その全面に接着層を形成する工程とを順次行なうことを特徴とする転写箔の製造方法。
【選択図】図1
Description
物品の偽造防止、真贋判定、意匠性を高めるために用いられる転写箔の製造方法及び転写箔に関する。
従来より、光の干渉を用いて立体画像を再生し得るホログラムが開発されている。ホログラムは高度な製造技術を要し、且つ箔状に形成可能なことから、偽造防止手段としてクレジットカード、有価証券、証明書などに貼着して使用されている。これらのホログラムを貼着する方法として、ホログラムを転写箔として形成し、被転写体に転写する方法が提案されている。
例えば、一枚の転写箔の中にホログラムに加えて、インキ層(印刷画像)を組み込んだ転写箔(特許文献1)、ホログラムの機能をより明確にするため用いられている下地の金属反射層を、単なるシルバー色から色彩を施すことで偽造防止機能や意匠性を向上させた転写箔(特許文献2)、さらには発光材料や吸光材料を用いた検証機能層を設けた転写箔(特許文献3)が提案されている。
しかしながら、一方で、複写機などの技術革新によって、偽造技術も巧妙に進化しつつあり、上記のような従来の偽造防止対策に対して改良、改善が求められている。
複写機などで複製できない高い偽造防止性能と、真贋判断が目視で容易にできる、意匠性の高い偽造防止用の転写箔を提供することを目的としている。
本発明の請求項1に係る発明は、第一基材の一方の面に回折構造形成層を形成する工程と、前記回折構造形成層と回折構造とを有するスタンパを熱圧下で積層する工程と、前記第一基材の他方の面側から紫外線照射する工程と、前記スタンパを剥離して回折構造を形成する工程と、その全面に第一コート層、第一金属反射層を形成する工程と、更に少なくとも1色以上の着色層をパターン形成する工程と、エッチングで着色層以外の領域の第一金属反射層を除去する工程と、その全面に第二コート層を形成する工程と、前記第二コート層と第二基材とを熱圧着により仮接着する工程と、第一基材上の前記回折構造形成層と第一コート層との界面で剥離する工程と、前記第二基材上の第一コート層の全面に第二金属反射層を形成する工程と、その上にマスク層を形成し、マスク層のない露出した第二金属反射層をエッチングにより除去する工程と、その全面に接着層を形成する工程とを順次行なうことを特徴とする転写箔の製造方法である。
また、本発明の請求項2に係る発明は、一方の面に回折構造形成層と、回折構造形成層上の第二金属反射層とが形成された第一基材と、第一基材の他方の面の第一金属反射層と、第一金属反射層上の着色層と、を少なくとも備え、第一金属反射層と着色層とが同一パターンであることを特徴とする転写箔である。
また、本発明の請求項3に係る発明は、形成された前記回折構造と金属反射層及び着色層からなるパターン形成が、転写箔の厚み方向に対して、少なくとも重ならない領域を有することを特徴とする請求項2に記載の転写箔である。
本発明の請求項1及び請求項2から、一つの転写箔の中に回折構造と、同時に金属光沢を有する複数の着色層の絵柄を形成することができるため、従来ない複雑な意匠の表現が可能となり、且つ、回折構造による偽造防止性能を提供することできる。
また、請求項3から、共に金属反射層を下地に有する回折構造と着色層の絵柄が少なくとも重ならない領域があるため、電子写真方式などの複写機によるコピーに対して、回折構造の下地にある重ならない領域の金属反射層が、コピー時の露光の光を反射することで正確な画像を複写することができず、高い偽造防止性能を提供することができる。
また、請求項3から、共に金属反射層を下地に有する回折構造と着色層の絵柄が少なくとも重ならない領域があるため、電子写真方式などの複写機によるコピーに対して、回折構造の下地にある重ならない領域の金属反射層が、コピー時の露光の光を反射することで正確な画像を複写することができず、高い偽造防止性能を提供することができる。
以下に、図に基づいて本発明の詳細な説明をする。
図1は本発明の一実施形態である転写箔の断面概略図である。図1に示すように、本発明に係る転写箔20は、第二基材8(最終形態である転写箔の基材)に金属反射層5を下地に有する複数の着色層6が形成された第二コート層7、金属反射層9を下地に有する回折構造が形成された第一コート層4、接着層11が順次積層された構造からなり、熱圧下で被転写体30に転写することで偽造防止効果を提供するものである。
図1は本発明の一実施形態である転写箔の断面概略図である。図1に示すように、本発明に係る転写箔20は、第二基材8(最終形態である転写箔の基材)に金属反射層5を下地に有する複数の着色層6が形成された第二コート層7、金属反射層9を下地に有する回折構造が形成された第一コート層4、接着層11が順次積層された構造からなり、熱圧下で被転写体30に転写することで偽造防止効果を提供するものである。
以下、図2に示す本発明の一実施形態である転写箔の製造プロセスのフロー図を用いて、より詳しく説明する。
本発明の転写箔は、図2(2−1)の工程で第一基材1(仮の基材)に回折構造を形成するための回折構造形成層2を設ける。次に図2(2−2)の工程で、回折構造が形成されたスタンパ(母型)と前記回折構造形成層2とを熱圧下で重ねて、その後剥離して回折構造3を形成する。次に、図2(2−3)の工程で、前記回折構造3を形成した回折構造形成層2全面に第一コート層4を形成し、その上に図2(2−4)の工程で、真空蒸着法によりアルミニウム等の金属薄膜の金属反射層5を設ける。
次に、図2(2−5)の工程で、前記金属反射層5の上に印刷法を用いて複数の着色層6を形成し、その後、図2(2−6)の工程で、着色層の下地の金属反射層5以外はエッチングにより除去する。
その後、図2(2−7)の工程で、第二コート層7を前記着色層を含めて第一コート層4の全面に形成し、さらに、図2(2−8)の工程で、前記、第二コート層7と第二基材8とを熱圧下で重ねて仮接着する。
次に、図2(2−9)の工程で、回折構造形成層2と第一コート層4との界面で剥離し、回折構造3が第一コート層4の最表面に形成された構造物を得る。図2(2−10)の工程で、この構造物の前記第一コート層4の全面に、真空蒸着法によりアルミニウム等の金属薄膜の金属反射層9を設ける。
次に、図2(2−11)の工程で、前記金属反射層9の下地に位置する回折構造3上にエッチングマスク層10を設けて、図2(2−12)の工程で、エッチングして不要な金属反射層9を除去し、さらに、図2(2−13)の工程で、接着層11を設けることで本発明の転写箔20を作製することができる。
上記の工程により作製した転写箔20と、対象となる被転写体30とを重ねて熱圧処理することで、高い意匠性と優れた偽造防止機能を付与することができる。
本発明に係る第一基材1及び第二基材8としては、セロファン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリアセタール、ポリフェニレンエーテル、液晶ポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エチル、ポリスチレンなどの半合成、若しくは合成樹脂フィルムを、単層あるいは複合体として使用することができる。
また、本発明に係る回折構造形成層2は、回折構造を形成したスタンパ(母型)と重ね合わせて、熱圧処理により回折構造を形成するものである。したがって、この層に用いる材料は、熱圧により可塑性を呈し、スタンパ(母型)に形成されている回折構造3を正確に再現できること。加えて、成形後の強度を保つための硬さがひつようであるため、電離放射線の照射により架橋密度の向上が期待できる電離放射線硬化型樹脂が好ましい。
また、第一コート層4は、回折構造形成層2に形成された回折構造3を、反転形状として形成する層であり、また、図2(2−9)の工程で、回折構造形成層2と第一コート層4との界面での剥離が容易にできる機能を兼ね備えた層である。したがって、この層に用いる材料は、熱圧により可塑性を呈し、スタンパ(母型)に形成されている回折構造3を正確に再現でき、且つ、回折構造形成層2との易剥離性を有する熱可塑性樹脂が好ましいが、特に限定するものではない。
また、第二コート層7は、図2(2−8)に示すように、熱圧下で第二基材8と仮接着するものであり、且つ、転写箔20として被転写体30に用いられた時、第二基材8と容易に剥離して、最終的には耐久性や信頼性を補う保護層としての機能を有している。したがって、第二コート層7として用いる材料は、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性を有する熱可塑性樹脂であれば特に限定するものではない。
また、接着層11は被転写体30と熱圧下で接着する機能を有しているため、対象となる被転写体30の最表面層となる材料との接着性を有する熱可塑性樹脂であれば特に限定するものではない。
また、金属反射層5,9には一般的にはアルミニウムを用いるが、この他にスズ、亜鉛、ニッケル、クロムなどの金属を単体や混合物として用いることができる。なお、金属反射層5,9の厚みは、一般的には250〜1000オングストロームが好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
第一基材である厚さ25μmの透明なPETフィルムの一方の面に、グラビア印刷法を用いて下記組成物を厚さ3μmで塗布し、110℃で乾燥させて回折構造形成層を設けた。
<回折構造形成層用の組成物>
不飽和基含有ウレタン樹脂 100重量部
光重合開始剤 1.5重量部
離型剤 5重量部
メチルエチルケトン(MEK) 400重量部
第一基材である厚さ25μmの透明なPETフィルムの一方の面に、グラビア印刷法を用いて下記組成物を厚さ3μmで塗布し、110℃で乾燥させて回折構造形成層を設けた。
<回折構造形成層用の組成物>
不飽和基含有ウレタン樹脂 100重量部
光重合開始剤 1.5重量部
離型剤 5重量部
メチルエチルケトン(MEK) 400重量部
次に、上記の回折構造形成層と回折構造を有するニッケルスタンパ(母型)を、温度130℃、線圧500N/cmの条件下で加熱圧接し、その状態でPETフィルムの他方の面側から、メタルハライドランプを用いて200mJ/cm2の光量を照射して硬化させ、その後、ニッケルスタンパから剥離して回折構造が形成されたフィルムを得た。更に、このフィルムの回折構造面側に窒素雰囲気下、高圧水銀ランプを用いて300mJ/cm2の光量を照射し硬化を完了した。
次に、上記PETフィルムの回折構造側の全面に、グラビア印刷法を用いて下記組成物を厚さ2μmで塗布し、温度110℃で乾燥して第一コート層を形成した。
<第一コート層形成用の組成物>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物 25重量部
MEK 70重量部
トルエン 30重量部
<第一コート層形成用の組成物>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物 25重量部
MEK 70重量部
トルエン 30重量部
次に上記第一コート層の全面に、真空蒸着法により膜厚80nmのアルミニウム薄膜層を形成して金属反射層を得た。
その後、上記金属反射層上に下記組成の3色の着色インキを用いてパターン印刷し、膜厚2μmの着色層を設けた。さらにその着色層をマスクとして、着色層形成領域以外の余分な金属反射層(アルミニウム薄膜層)をエッチングにより除去した。
<着色層:緑色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
緑色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
<着色層:黄色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
黄色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
<着色層:青色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
青色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
<着色層:緑色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
緑色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
<着色層:黄色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
黄色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
<着色層:青色>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 2重量部
低粘性ニトロセルロース 12重量部
青色染料 1重量部
MEK 30重量部
トルエン 30重量部
次に、上記処理を施した全面に、グラビア印刷法を用いて下記組成物を厚さ2μmで塗布し、温度110℃で乾燥して第二コート層を形成した。
<第二コート層形成用の組成物>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 70重量部
ポリエステル樹脂 25重量部
イソプロピルアルコール(IPA) 100重量部
<第二コート層形成用の組成物>
ポリメチルメタクリル樹脂(PMMA) 70重量部
ポリエステル樹脂 25重量部
イソプロピルアルコール(IPA) 100重量部
次に、上記の第二コート層と第二基材である厚さ25μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)の一方の面とを重ねて、温度130℃、線圧500
N/cmの条件下で仮接着し、その後、第一基材及びその上層の回折構造形成層を剥離して前記第二コート層上に回折構造を転写した。
N/cmの条件下で仮接着し、その後、第一基材及びその上層の回折構造形成層を剥離して前記第二コート層上に回折構造を転写した。
次に、第二基材上の上記第二コート層の全面に、真空蒸着法により膜厚80nmのアルミニウム薄膜層を形成して金属反射層を得た。
次に、第二コート層上に転写した回折構造上の上記金属反射層に、下記組成物からなるエッチングマスクを形成し、その後エッチングにより不要な金属反射層(エッチングマスクが形成されていない部分)を除去した。
<エッチングマスク形成用の組成物>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物 25重量部
MEK 70重量部
トルエン 30重量部
<エッチングマスク形成用の組成物>
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とウレタン樹脂の混合物 25重量部
MEK 70重量部
トルエン 30重量部
次に、上記第二コート層の全面に下記組成物を、グラビア印刷法を用いて塗布膜厚4μm、乾燥温度110℃の条件で接着層を形成し、転写箔を作製した。
<接着層形成用の組成物>
ポリエステル樹脂 30重量部
トルエン 40重量部
メチルエチルケトン 40重量部
<接着層形成用の組成物>
ポリエステル樹脂 30重量部
トルエン 40重量部
メチルエチルケトン 40重量部
本発明は、偽造、改ざん等の不正を防止する対策に関する、例えば、商品券やクレジットカードなどの有価証券類の偽造防止対策とか、ブランド品や高級品等の一般に高価なものへの適用希望が多い真正品であることの証明の為の偽造防止対策などに適用できる。また従来にない高い意匠性を付与することができる。
1 ・・・第一基材
2 ・・・回折構造形成層
3 ・・・回折構造
4 ・・・第一コート層
5 ・・・金属反射層
6 ・・・着色層
7 ・・・第二コート層
8 ・・・第二基材
9 ・・・金属反射層
10 ・・・エッチングマスク層
11 ・・・接着層
20 ・・・転写箔
30 ・・・被転写体
2 ・・・回折構造形成層
3 ・・・回折構造
4 ・・・第一コート層
5 ・・・金属反射層
6 ・・・着色層
7 ・・・第二コート層
8 ・・・第二基材
9 ・・・金属反射層
10 ・・・エッチングマスク層
11 ・・・接着層
20 ・・・転写箔
30 ・・・被転写体
Claims (3)
- 第一基材の一方の面に
回折構造形成層を形成する工程と、
前記回折構造形成層と回折構造とを有するスタンパを熱圧下で積層する工程と、
前記第一基材の他方の面側から紫外線照射する工程と、
前記スタンパを剥離して回折構造を形成する工程と、
その全面に第一コート層、第一金属反射層を形成する工程と、
更に少なくとも1色以上の着色層をパターン形成する工程と、
エッチングで着色層以外の領域の第一金属反射層を除去する工程と、
その全面に第二コート層を形成する工程と、
前記第二コート層と第二基材とを熱圧着により仮接着する工程と、
第一基材上の前記回折構造形成層と第一コート層との界面で剥離する工程と、
前記第二基材上の第一コート層の全面に第二金属反射層を形成する工程と、
その上にマスク層を形成し、マスク層のない露出した第二金属反射層をエッチングにより除去する工程と、
その全面に接着層を形成する工程と
を順次行なうことを特徴とする転写箔の製造方法。 - 一方の面に回折構造形成層と、回折構造形成層上の第二金属反射層とが形成された第一基材と、
第一基材の他方の面の第一金属反射層と、
第一金属反射層上の着色層と、を少なくとも備え、
第一金属反射層と着色層とが同一パターンであることを特徴とする転写箔。 - 形成された前記回折構造と金属反射層及び着色層からなるパターン形成が、転写箔の厚み方向に対して、少なくとも重ならない領域を有することを特徴とする請求項2に記載の転写箔。
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---|---|---|---|
JP2012076884A JP2013205750A (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 転写箔の製造方法及び転写箔 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111739046A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-02 | 百度在线网络技术(北京)有限公司 | 用于模型更新和检测图像的方法、装置、设备和介质 |
JP2021047411A (ja) * | 2020-10-21 | 2021-03-25 | 凸版印刷株式会社 | 転写箔及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012076884A patent/JP2013205750A/ja active Pending
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