JPH0368587A - 芳香族ポリイミドシラノール、その前駆物質及びそのポリマー - Google Patents

芳香族ポリイミドシラノール、その前駆物質及びそのポリマー

Info

Publication number
JPH0368587A
JPH0368587A JP2154174A JP15417490A JPH0368587A JP H0368587 A JPH0368587 A JP H0368587A JP 2154174 A JP2154174 A JP 2154174A JP 15417490 A JP15417490 A JP 15417490A JP H0368587 A JPH0368587 A JP H0368587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
chemical
group
formulas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2154174A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0747596B2 (ja
Inventor
Thomas K Dougherty
トーマス・ケー・ドーファーテイ
Thomas W Giants
トーマス・ダブリュ・ジャイアンツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Raytheon Co
Original Assignee
Hughes Aircraft Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hughes Aircraft Co filed Critical Hughes Aircraft Co
Publication of JPH0368587A publication Critical patent/JPH0368587A/ja
Publication of JPH0747596B2 publication Critical patent/JPH0747596B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • C08G77/54Nitrogen-containing linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0834Compounds having one or more O-Si linkage
    • C07F7/0836Compounds with one or more Si-OH or Si-O-metal linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/0896Compounds with a Si-H linkage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/10Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、−船釣に、シリコン含有化合物、このような
化合物の調製方法、及びそのポリマーに関する。より具
体的には、本発明は、シラノール末端の芳香族イミドオ
リゴマー その異性体の調製方法、及びこのようなオリ
ゴマーとシロキサン化合物とのコポリマーに関する。本
発明はまた、前述したオリゴマーを生成するのに有用な
、シリル末端の芳香族イミド化合物及びシリル基で保護
されたアミノシリル化合物に関する。
〔従来の技術〕
ポリイミドは、電子及び航空宇宙産業において、例えば
コーティング剤、接着剤、集積回路における層間絶縁体
として、また複合材や他の構造材を形成するために、広
く用いられている。このようなポリイミドの1つは、カ
プトン(ピロメリティックジアンヒドリドとジアミノフ
ェニルエーテルとのポリマーに対するE、]、デュポン
・デ・ネモアスの商標)である。しかし、カプトンは、
着色しており(このことはその光学的特性を劣化させる
)、かつ原子状酸素による劣化の影響を受は易い(この
ことはそれを低空地球軌道における宇宙応用に対して不
適当にする)という欠点がある。
これまで使用されてきたカプトンに対する代替品の1つ
は、テフロン(ポリ(テトラフルオロエチレン)に対す
るE、1.デュポン・デ・ネモアスの商標)である。テ
フロンは良好な光学的特性を有しているけれども、接着
が悪いという重大な問題があって不利である。これまで
使用されてきた更に他の代替的な物質は、シリコーンで
ある。しかし、シリコーンは、その良好な光学的特性及
び原子状の酸素に対する耐性にもかかわらず、機械的特
性が悪いため、非実用的である。最後に、シロキサン−
ポリイミドが開発されてきている(例えばポリカスドロ
(Policastro)らにより、r層間絶縁への応
用のためのシロキサンポリイミドj (ポリメリック・
マテリアルズのAC9部門の会報:サイエンス・アンド
・エンジニアリング、59巻、1988年、ロサンジエ
ルス、カリフォルニア、209〜213頁)という刊行
物において記載されている)。しかし、このようなポリ
マーは着色しており、しかもポリアルキレン基の弱い結
合を含んでいる(このことはポリマーの熱酸化特性を劣
化させる)。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、現在、良好な光学的特性、良好な熱酸化安定
性、原子状酸素による劣化に対する耐性、良好な機械的
特性、及び良好な加工特性を兼ね備えたポリマーに対す
る要望がある。
本発明の一般的な目的は、新規なシラノール末端の芳香
族イミドオリゴマー(このオリゴマーから新規なポリ(
イミド−シロキサン)ポリマー及び他のポリマーが調製
され得る)を提供することにある。これらのポリマーは
、前述した従来のポリマーの長所のほとんど(全てでは
ないにしても)を有し、一方でそれらの前述した重大な
欠点を克服している。
〔課題を解決するための手段〕
前述した本発明の一般的な目的は、第1に、下記の式I
を有するシラノール末端の芳香族イミド化合物を調製す
ることにより達成される。
(ここで、R1及びR2は各々C1〜c4のアルキル基
である。) を有する化合物を生成させる。
(b) (a)工程で生成された化合物をn−ブチルリ
チウムと反応させ、引き続き選択されたハロゲン化アル
キルシラン化合物との反応により、式■〒3 式I (ここで、R,及びR4は各々01〜c6のアルキル基
、非置換のアリール基及び置換されたアリール基からな
る群より選択され、Zは2価の基である。) 式Iの化合物は、以下のようにして調製される:(a)
ブロモアニリン化合物を選択されたシリル化試薬と反応
させて下式 式■ (ここで、RI  R2、R3及びR4は前記で定義さ
れた通りである。) を有する化合物を生成させる。
(C,) (b)工程で生成された式■を有する化合物
を下式 (ここで、Zは2価の基である。) を有するジアンヒドリド化合物と反応させて式■式■ (ここで、R,、R4及びZは前記で定義された通りで
ある。) を有する化合物を生成させる。
(d) (c)工程で生成された式■の化合物を加水分
解して、式■の化合物を生成させる。
式Iの化合物は、単独重合することもできるし、例えば
シラノール化合物又は式Iのシラノール基と反応する他
の化合物とともに共重合することもできる。本発明に従
って好ましいコポリマーは、式Iの化合物を下式 R−C,〜C6のアルキル基、置換されたアリール基、
又は非置換のアリール基、 y−−o−又は ])−1〜10) を有するシリコン化合物と重合させることにより生成さ
れる。
これらのコポリマーは酸素プラズマによる浸食に対して
耐性であることが見出されている。
本発明のシラノール末端の芳香族イミドオリゴマーは、
下記の式工によって表わされる。この式は、シリコン含
有基が、芳香環にオルソ、メタ、又はパラ位で結合して
いることを意味している。
メタ及びパラ異性体が好ましい。
(ここで、R1及びR4は前記で定義された通り、X−
ハロゲン、0HSORSNRR,又はウレイド、 式I (ここで、R,及びR4は各々C8〜C6のアルキル基
、非置換のアリール基及び置換されたアリール基からな
る群より選択され、Zは2価の基である。) 式Iの化合物の合成は、本発明に従って下記の式■及び
■の化合物(これらもまた本発明に従って新規な化合物
である)によって達成される。
3 式■ (ここで、R1及びR2は各々Cl−C4のアルキル基
;R1及びR4は前記で定義された通りである。) 式■ (ここで、R,、R4及びZは前記で定義された通りで
ある。) 式Iの化合物を生成させるための一連の反応は、メタ及
びパラ異性体について本質的に同一である。
しかし、この反応シーケンスを達成するために用いられ
る化学プロセスは、下記でより詳細に議論されるように
、2つの異性体で異なっている。
式■の化合物の合成は、ブロモアニリン(化合物1)を
シリル化試薬と反応させ、対応するシリル化ブロモアニ
リン化合物(化合物2)(この化合物ではアミノ基の窒
素原子がアルキルシリル基で保護されている)を生成さ
せることから始まる。
(1) (2−) (ここで、R1及びR2は各々C1〜C4のアルキル基
である。) 次に、化合物2中の臭素を、シリル化試薬との反応によ
り、シラン含有基と置換し、化合物3(この化合物は前
記の式Hに対応する)を生成させる。
(ここで、R1及びR2は前記で定義された通りであり
;R3及びR4は各々C0〜C6のアルキル基、非置換
のアリール基又は置換されたアリール基である。) 次いで、化合物3を、ジアンヒドリド化合物(化合物4
)と反応させ、ジシリル末端のイミドオリゴマー(化合
物5)(この化合物は前記の弐■に対応する)を生成さ
せる。
(ここで、RI  R2、R3、Ra及びZは前記で定
義された通りである。) 化合物4及び5に関しては、Zは2価の基として定義さ
れる。Zとして好ましい基は、−C(CF3 )2  
 Co5SO2、O,又ハシアミノ−ジアンヒドリド付
加物である。後者の用語は、ジアミンを過剰のジアンヒ
ドリドと反応させることにより得られる、アンヒドリド
が末端に形成されたイミドを意味することを意図してい
る。
例えば、化合物4は、下記に示すように、ジアミンと反
応できる。
(3) (4) ↓ (ここで、Zは前記で定義された通りであり、Mは2価
の基である。) 注記したように、Mは、フェニレン又はアルキレン例え
ばエチレンのような、2価の基である。
最後に、ジシリル末端の化合物5は、ジシラノール末端
のイミドオリゴマー(化合物6)(この化合物は前記の
式工に対応する)まで加水分解される。
(ここで、Rs 、R4及びZは前記で定義された通り
である。) さて、前記で示された反応シーケンスのより具体的な詳
細に転じて、最初に式Iのメタ異性体の調製を議論し、
引き続き式■のパラ異性体の調製を議論する。式Iのメ
タ異性体の調製に関しては、前述した化合物1から化合
物2への変換において、出発物質(化合物1)が3−ブ
ロモアニリンであり、シリル化試薬が1.1,4.4−
テトラメチル−1,4−ビス(N、N−ジエチル−アミ
ノ)−ジシラブタンのようなジシラン化合物である。使
用できる他のシリル化試薬は、クロロトリメチルシラン
、いずれかのトリアルキルクロロシラン、又はいずれか
のトリアリールクロロシランを含むが、これらに限定さ
れるものではない。次に、化合物2のメタ異性体から化
合物3(すなわち式■)のメタ異性体への変換において
、シリル化は、化合物2のメタ異性体をn−ブチルリチ
ウムと反応させ、引き続きクロロジメチルシランのよう
なハロゲン化シラン化合物との反応により、達成される
。式■の化合物を生成させるためのこの方法は、この技
術において新規であると思われる。次いで、化合物3の
メタ異性体を、4.4’−(ヘキサフルオロイソプロピ
リデン)−ビスフタリックアンヒドリドのようなジアン
ヒドリドに対して過剰に加え、還流して、化合物5(す
なわち式■)のメタ異性体を生成させる。
式■のイミド化合物を生成するこの方法は、化合物3中
の窒素を保護するアルキルシリル基がジアンヒドリド(
化合物4)との反応に先立って除去されず、この変換が
シラン(S 1−H)基がある状態で行われるため、こ
の技術において新規であると思われる。最後に、ジシラ
ン化合物5(メタ異性体)を、pH7のリン酸緩衝溶液
中、5%パラジウム/カーボンの存在下で、加水分解し
、化合物6のメタ異性体を生成する。−船釣に、式Iの
化合物のメタ異性体は、パラ異性体よりも、合威し取り
扱うのが容易である。これは、パラ異性体と比較して、
化合物5を生成するための化合物3(メタ)がより活性
であり、化合物6(メタ)がより安定で精製するのが容
易なためである。
式Iのパラ異性体の調製に関しては、前述した化合物1
のパラ異性体から化合物2のパラ異性体への変換におい
て、出発物質(化合物1)が4−ブロモアニリンであり
、そしてシリル化は最初に化合物1をn−ブチルリチウ
ムと反応させ、引き続きクロロトリメチルシランのよう
なハロゲン化シラン化合物との反応により、達成される
。次に、化合物2のパラ異性体から化合物3(すなわち
式■)のパラ異性体への変換において、シリル化は最初
に化合物2のパラ異性体をn−ブチルリチウムと反応さ
せ、引き続きクロロジメチルシランのようなハロゲン化
シラン化合物との反応により、達成される。式■の化合
物を生成させるためのこの方法は、この技術において新
規であると思われる。次いで、化合物3のパラ異性体を
、4.4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)−ビ
スフタリックアンヒドリドのような選択されたジアンヒ
ドリド中に溶解し、還流して化合物5(すなわち式■)
のパラ異性体を生成させる。前述したように、式■のイ
ミド化合物を生成するこの方法は、化合物3中の保護用
のアルキルシリル基がジアンヒドリド(化合物4)との
反応に先立って除去されず、この変換がシラン(S 1
−H)基がある状態で行われるため、この技術において
新規であると思われる。
最後に、ジシラン化合物5(パラ異性体)を、pH7の
リン酸緩衝溶液中、5%パラジウム/カーボンの存在下
で、加水分解し、化合物6のパラ異性体を生成させる。
式Iの化合物は、ポリマー及びコポリマーを生成するの
に有用である。特に有用なコポリマーの一つは、式■の
化合物のパラ異性体をシロキサン化合物(7)と反応さ
せて、式■のポリ(イミド−シロキサン)ポリマー(こ
こで、シリコン原子は芳香環にパラ位で結合され、Yは
酸素である)を生成させることにより生成される。
換のアリール基、又は置換されたアリール基、p−1〜
10) 式■ (ここで、R,、R4、Z、及びpは前記で定義された
通り、 Y−一〇−又は (7) (ここで、X−ハロゲン、0HSOR,NRR。
又はウレイド、 R−C,〜C6のアルキル基、非置換のアリール基、又
は置換されたアリール基、 R3及びR4−C,〜C6のアルキル基、装置n=1か
ら約1000) 式■のポリマー(ここで、シリコン原子が芳香環にメタ
位で結合され、Yが−SiR,R4−である)は、式I
の化合物のメタ異性体をシラン化合物(8)と反応させ
ることにより生成される。
(8) (ここで、R3、R4、X、及びpは前記で定義された
通りである。) 化合物(7)及び(8)は、下記−竣成で表わすことが
できる。
(ここで、R3、R4、Xl及びpは前記で定義された
通り、 Yは一〇−又は である。) 式■のブロックコポリマーは、公知の方法により生成さ
れる(例えばマーカー(Merker)らによる「ポリ
(テトラメチル−p−シラフェニレン−シロキサン)と
ポリジメチル−シロキサンとのランダム及びブロックコ
ポリマー」という表題の刊行物(ジャーナル・オブ・ポ
リマー・サイエンス、パートA、2巻、1964年、3
1〜44頁)において記載されている)。式■のコポリ
マーは、イミドポリマーとシロキサンポリマーの両者の
最良の特性を持っている。芳香族イミド結合はこの構造
体の熱的及び機械的特性を向上させ;シロキサン部分は
この構造体の加工性を非常に改善させる。加えて、公知
のポリイミド−シロキサンにおいて見られるポリアルキ
レン結合を取り除いていることにより、式■のコポリマ
ーは、改善された熱酸化安定性を有している。更に、式
■のコポリマーは、高い光学的透過性を有する(すなわ
ち無色である)。このことは太陽電池の高い効率のため
には不可欠である。これらのコポリマーは、実施例5に
記載されているように、原子状酸素及び紫外線に対する
良好な耐性をも有している。このことは低空地球軌道に
おける宇宙応用に対して不可欠である。
式工の化合物は、シラノール化合物を重合するための公
知の方法を用いて、単独重合することもできる(例えば
、前記で参照された、マーカーらによる「ポリ(テトラ
メチル−p−シリフェニレン−シロキサン)とポリジメ
チル−シロキサンとのランダム及びブロックコポリマー
」という表題の刊行物において記載されている)。式I
の化合物のホモポリマーは、シロキサン基に対して多量
のイミドを有する。このことは、高い融点、良好な溶媒
耐性、及び優れた機械的特性(引張り強度)が要求され
るところで、これらのホモポリマーを有用な材料にさせ
る。
式Iの化合物の合成における有用性に加えて、本発明に
従って新規な式■の化合物は、置換されたアミンとして
使用することができ、例えば水と反応させて対応するア
ミンを生成させることができる。新規な式■の化合物は
、例えばビニル基又は他の不飽和基を含む化合物との付
加反応によって、イミド−シラン化合物及びポリマーを
生成するために代替的に使用することができる。後者の
化合物は、室温加硫(room temperatur
e vulcani−zation (RTV))シス
テム及び他の応用における架橋剤として有用である。
〔実施例〕
本発明の実際の例は下記に記載されている。次に示す一
般的な操作は、全ての例に対して用いられた。
実施例の一般的な説明 全ての反応は乾燥−窒素雰囲気下で標準的な合成手法を
用いて行われた。空気感応性の反応は、シュライバーと
ドライゼン(Shriver and Dreizde
n)により「空気感応性の化合物の取扱いJ  (Wi
ley& 5ons、1988年)という標題の書籍に
おいて記載された装置を用いて行われた。ゲル・パーミ
ェーション・クロマトグラムは、ポリスチレン標準で標
準化されたスタイラゲル(Styragel)カラムを
備えたウォーターズ(Water3)・クロマトグラフ
ィー・システムを用いて取られた。プロトンNMRスペ
クトルは200MHzでブルーカー(Bruker) 
A C200スベリトロメータ上に記録された。CDC
ll5溶媒中の残存プロトンは、NMRスペクトル中に
テトラメチルシランの余分のシリコンビークが加わると
いう錯綜状態のせいで、7.27ppm+のレファレン
スとして用いられた。カーボン−i3NMRスペクトル
は、50.323MHzで同一の装置上に記録された。
これらのスペクトルは、溶媒CDCρ3の炭素ピークに
対してレファレンスされた。液体及びポリマーのIRス
ペクトルは、NaCjl板上の薄膜から取られた。固体
のIRスペクトルはKBr感光乳剤中で観察された。全
てのIRスペクトルは、ニコレット(Nicolet)
 M X−1フ一リエ変換NMRスペクトロメータ上に
記録された。熱分析は、デュポン951TGA及び91
0DSC上で、1090データ・アクイジション・ステ
ーションを用いて行われた。
実施例1 この実施例は、式Iの化合物(ここで、R1−R4= 
−CHs 、Z −C(CF s ) 2−であり、シ
リコン原子が芳香環にパラ位で結合している)の合成に
用いられた一連の工程を記述している。
A、N、N−ビス(トリメチルシリル)−4−ブロモア
ニリンの調製 ブラット(J、R,Pratt)らにより、「有機シリ
コン化合物。XX、  トリメチルシリル基で保護して
いるアニリン中間体を経由する芳香族ジアミンの合成」
 (ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(
J、 Org、 Chei、) 、40巻、8号、19
75年、1090〜1094頁)という表題の刊行物に
おいて記載されている一般的な操作は、ここに記載され
るようにいくつかの修正を伴った。0℃まで冷却された
、p−ブロモアニリン(106,0g50.82モル)
のテトラヒドロフラン(500ml)溶液に、1時間か
けてn−ブチルリチウム(825ml 、 1 、3モ
ル)を加えた。
この反応混合物は茶色に変ったが、均一溶液のままであ
った。この反応混合物を2時間還流してメタル化を完了
させ、氷の温度まで冷却し、次いで反応温度が15℃を
超えないようにクロロトリメチルシラン(180ml 
、 1 、4モル)を加えた。この反応混合物を室温ま
で暖め、−晩還流した。シュレンク(Schlenk)
法によりろ過し、ガスクロマトグラム(G C)を取っ
た。溶媒を蒸発し、残留物を蒸留して3種の留分を得た
。留分1−沸点25〜89℃10 、5TOrrq 2
2.Og (、:の初留分を廃棄シt:、):留分2−
沸点90〜b によれば純度95%(不純物はモノーTMS付加物であ
る);留分3−沸点108〜109℃/ 0 、5To
rr。
122.4g5GCによれば純度99%;生成物の留分
2及び3は、合計で79%の収率になった。IR(Na
CJ7板’)  ; 2940.1470.1250.
1220.940゜900、860゜HI NMR(C
DCR3) :7.9(dd。
AA’MM、4H)、 0.5(s、18H)。
で仕上げた。このサンプルのGC分析では、メタル化が
完了していることが示されていた。全て0℃で、反応フ
ラスコ内の内容物をダブルニードル法を用いて、ジメチ
ルクロロシラン(8,0m1) /エーテル(40ml
)へ移した。この反応混合物を室温まで暖め、−晩撹拌
した。次いで、この反応混合物を同容のへキサンで希釈
し、シュレンク装置を用いてろ過し、溶媒を蒸発させた
。残留物をGC及びNMHによって分析し、蒸留して9
2〜98℃10 、4Torrで沸騰する留分(12,
2g、 80%)を得た。
HL NMR(CD C1l s ) :7.fi(d
d、AA’MM、4H)。
4.8(septet、IH)、 0.85(d、8H
)、 0.5(s、18H)。C1C13N (CD 
CJI’ s ) ;149.12.134.28.1
3144゜129.72.2.15.−3.58゜0℃
で、前記A工程で調製された化合物(15,8g、 0
.052モル)/エーテル(140ml)に、n−ブチ
ルリチウム(ヘキサン中2.1M溶液28m1.0.0
55モル)を加えた。この反応混合物をこの温度で1時
間撹拌した。少量のサンプルを取り出し、水中前記B工
程で調製された、ビス−トリメチルシリル基で保護され
たシリルアミン(5,0g、 0.017モル)を、ヘ
キサフルオロ−イソプロピリデン−4,4’−ビスフタ
リックアンヒドリド(6F−ジアンヒドリド)(3l1
g、0.007モル)とともに、N−メチルピロリジノ
ン(NMP)  (10ml)及びトルエン(40ml
)中に溶解した。この反応混合物をディーンースターク
(Dean−9tark) トラップを用いて12時間
還流し、−晩冷却した。反応をモニターするために、3
メートルのキャピラリーカラムによるGC分析を用いた
。翌日、この反応混合物を水(100ml)中に注ぎ、
塩化メチレン(100ml)で抽出し、Na2SO4上
で乾燥した。この溶液を蒸発させ、すりつぶした(1:
Lメタノール/水混合溶液50m1)。得られた固体(
3,2g、 82%)は、270℃以下では溶融しなか
ったが、非常に溶解しやすく、目標とする構造がIR及
びNMR分析によって確認された。I R(K B r
 ) ;2970.2120゜1780、1720.1
370,1250.1220.1190.1150゜1
100、870.720oHI NMR(DMS O−
d 6 );9.0−8.0(Im、14H)、 5.
0(septet、2H)、 0.85(d、12M)
D、 N、N“−ビス[4−(ジメチルヒドロキシシリ
ル)調製 前記C工程で調製された、6F−ジイミドジシラ> (
15,0g、 0.021モル) / T HF (8
0ml) ニ、pH7の緩衝水溶液(16ml、リン酸
塩タイプ)とパラジウム/カーボン(5%金属、l O
Oig)とを加えた。反応後、薄層クロマトグラフィー
(TLC)(2:1塩化メチレン/THFSRfジシラ
ン−0,7、Rfジシラノール−0,2〉が行われた。
反応は一晩撹拌され、完了したように見えた。ジシラノ
ール生成物の自己縮合を防止するために、この段階では
非常に注意が払われるべきである。このジシラノールを
ろ過により単離し、Na2S○4上で乾燥した。得られ
た黄色の溶液を加熱せずに約30m1まで濃縮し、ただ
ちにシリカゲルのカラムにかけた(100%CHCN3
溶出液中の最初の画分、CHCρ、中の5%THFから
の生成物画分)。
得られた画分をTLCにより分析し、生成物画分を加熱
せずに注意深く濃縮した。残留物をトルエンを用いてす
りつぶし、淡黄色の固体を得た(7.。
g、 44%) 、  I R(−ニー ))  ; 
3500(brd)、  2950゜1740、177
0.1375.1750.880.840゜HI NM
R;8.03(d、2H)、 7.91(s、2H)、
 7.99(d、2H)、 7.74(d。
4H)、 7.42(d、4H)、 1.95(brd
 s、2H)、 0.42(s、12H)。
C1C13N 、 16B、03.1B5.89.13
9.95.139.15゜135.88.134.02
.132.62.132.31.126.21゜125
.72(2炭素)、 125.39.124.18.1
23.34(quartet、J(C,F)−287H
z)、 84.15(septet、J(C,P)−2
6)1z)、 0.02゜ 実施例2 この実施例は、式Iの化合物(ここで、R1−R,−−
CHs 、Z−−C(CF3 )2−であり、シリコン
原子が芳香環にメタ位で結合している)の合成に用いら
れた一連の工程を記述している。
3−ブロモアニリン(77g、 0.45モル)を過剰
の1.1.4.4−テトラメチル−1,4−ビス(N、
N−ジエチルアミノ)ジシラブタン(150g)に加え
た。後者は、グッゲンハイム(T、L、Guggenh
efa+)の方法により生成することができる(「置換
されたアニリンの1゜1.4.4−テトラメチル−1,
4−ビス(N、N−ジメチルアミノ)ジシラエチレンに
よる保護」(テトラヘドロン・レターズ(Tetrah
edron Letter3) 、 25巻。
12号、 1984年、 1253〜1254頁)とい
う表題の刊行物に記載されている)。反応混合物を19
0℃まで8時間にわたって加熱し、この温度で一晩撹拌
した。反応混合物を蒸留して、生成物を無色の液体とし
て得た(109.3g 、理論値の70%、沸点94〜
98”C/ 0.25Torr)。この化合物は、更に
特性評価することなしに、次の反応(B工程)へ引き継
いだ。
ンの調製 前記A工程で調製された、保護されたブロモアニリン(
15gSO,048モル)をジエチルエーテル(125
ml)に溶解し、0℃まで冷却した。n−ブチルリチウ
ム/ヘキサン(30mL O,083モル)をこの溶液
に30分かけて加えた。この反応混合物を更に30分間
撹拌し、次いで0℃で、メタル化された保護されたアニ
リンの反応混合物を、ダブルニードル法によりクロロジ
メチルシラン(9ml、 0.08モル)/エーテル(
50ml)に加えた。この反応混合物を室温まで暖め、
次いでシュレンツ法により口過し、明黄色の溶液を得た
。この混合物を濃縮し、蒸留して、92〜94℃で沸騰
する留分を得た(8.4g、理論値の62%)。HI 
NMR(CDCIIs ): 7.4−7.0(ra、
4H)、4.55(m、IH)、1.OO(m、4H)
、 0.48(IIl、8H>。
0J7(+、12H) 、 C1C13N ; 148
.88.137.83゜128.71.128.58.
125.67、123.9B、 8.4B、 0.08
゜−3,77゜S i29NMR(CDCj) s )
  ; 13.49゜−17,22゜IRに−ト)  
; 2954. 2916. 28g9゜2118、1
581.15B2.1250.910.789.780
゜メチルシランアニリン(5,0g)を、4.4’−(
ヘキサフルオロプロピリデン)ビスフタリックアンヒド
リド(3,02g、 0.068モル)/トルエン(5
0ml)に加えた。この反応混合物をディーンースター
クトラップを用いて20時間還流した。この反応混合物
を濃縮し、粗生成物をフラッシュ・カラム・クロマトグ
ラフィーにかけた(シリカゲル、ジクロロメタン/ヘキ
サン溶出液)。薄い黄色の固体の重量は2.21 gで
あった(理論値の45%)。HlNMR(CD Cl3
 s )  ; 8.10−7.95(煩、8)1)、
 7゜67−7.39(i、8)1)、 4.57(s
eptet、2H,J−3,8Hz)、 0.42(d
12H,J−3,8H2)。C1C13N (CDCj
7 * )(Hlデカップル’)  ; 1B5.93
.1B5.75.139.80,138.86゜135
.70.133.89.132.54.132.26.
131.72゜130.85.128.57.127.
18.125.09.123.89゜128.95(q
uartet、I(C,F)=288.8)、 68.
20C5eptet。
J”28.2H2)、−4,17、S i 29HMR
(CD CR、) ;−1fi、41.  I R(K
 B r )  ; 2942.2122.17g2゜
1720、13B9.1253. fill、 895
.721゜前記B工程で調製された、過剰の保護された
ジD、 N、N’−ビス(3−ヒドロキシジメチルシリ
ル)前記C工程で調製された、ジイミドジシラン(2,
0g、 0.0028モル)をTHF(20ml)に溶
解した。これに、pH7のリン酸緩衝溶液(LOml)
と5%パラジウム/カーボン(150℃1g)を加えた
。この反応混合物を6時間撹拌した。この反応混合物の
TLC分析(シリカゲル/クロロホルム−THF溶出液
)は、加水分解が完了していることを示していた。この
反応混合物をシーライト(celite)を通してろ過
し、エーテル中に溶解し、NaCj7飽和水溶液で洗浄
してNa25o4上で乾燥した。
乾燥エーテル溶液を濃縮し、薄い黄色の固体1.4g(
理論値の88%)を得た。IR(KBr);3500(
brd)、  2945.1782.1720.137
3.1254゜892、72L HL NMR(CD 
Cfl 3) ;8.12−7.82(a+、6H)、
 7.68−7.32(+g、8)()、 0.44(
s、12H)。C13HMR(CD Cfl s ) 
 ; 1BB、18.186.07.141.25゜1
39.0g、 135.87.133.L9.132.
33.131.04゜130.80,128.75.1
27.57,126.19(Q、J(C,F)−287
,3Hz)、125.26,124.06.87.81
(n)、−0,15゜SiSi29N  (CD Cf
l  s  )  ; −6,744゜実施例3 この実施例は、式■のコポリマー(ここで、R1及びR
4は各々−CH3、 Z−−C(CF3 )2−であり、シリコン原子が芳香
環にパラ位で結合しており、Yは酸素である)の調製を
記述している。
前記の実施例1、D工程で調製された6F−ジイミドジ
シラノールモノマー(3,828g、 0.00528
モル)を−晩乾燥しく50℃/ (1,05Torr)
 、次いでドライボックス中に置いた。このモノマーを
、マグネチックスターラーを用いて、クロロベンゼン(
LOml)に溶解した。この反応混合物を、テトラメチ
ルビスウレイドシロキサン(NMRで分析されたストッ
ク溶液12.5ml、0.00515モル)を20時間
かけてゆっくりと加えている間、室温でゆっくりと撹拌
した。翌日、この反応溶液をNMRに一ト/ロック溶媒
なし)によって分析し、ウレイド部分をわずかに過剰に
含むことを見出した。本発明のシラノールモノマー(5
0mg)を等量ずつ2つにわけて24時間かけて加え、
反応混合物をボックスから取り出してクロロベンゼン溶
液をメタノール中で沈殿させることにより仕上げ、メタ
ノール(100ml)中でもう一度沈殿させた。黄色の
ポリマーをろ過し、塩化メチレン(25ml)中に溶解
し、メタノール(200ml)中でもう一度沈殿させた
。黄色の固体の重量は1.9g(48%)であった。I
R(薄膜) ;2950.1740.1340.12B
0.1175.1080゜800゜HI NMR(CD
CD3)  ; 8.00(d、2H,J−7,7Hz
)、 7.92(s、2H)、 7.84(d、2H,
J=7.7Hz)、 7.69(d、4H,J−8J)
Iz)、 7.39(d、4H,J−8,3Hz)、 
0J4(s。
12H)、 0.072(s、L2H)。Tg (DS
C);130℃。
粘度、 0.291 、重量平均分子量/数平均分子量
すなわちMw/ M n (G P C)  ; 42
000/ 28000゜実施例4 この実施例は、式■のコポリマー(ここで、R3及びR
4は各々−−CH,、 Z −−C(CFi ) 2−であり、シリコン原子が
芳香環にメタ位で結合しており、Yは単結合である)の
調製を記述している。
前記の実施例2、D工程で調製された6F−ジイミドジ
シラノールモノマー(2,0g 、 0.0027モル
)を、ドライボックス中でクロロベンゼン(15ml)
に溶解した。これに、2つに分けたジメチルビスウレイ
ドシラン(1,2g 、 0.0027モル)を加えた
これは、ヘダヤ・ら(Hedaya et at、)の
方法により生成される(「D2−メタ−カルボラン−シ
ロキサン。■、I状の高分子量ポリマーの合成」 (ジ
1977年、2229〜2238頁。)という表題の刊
行物に記載されている)。この反応混合物を2時間撹拌
し、次いで少量のサンプルを取り出しNMRによって分
析した。NMRではウレイドモノマーがないことが明ら
かであり、したがって更にジメチルビスウレイドモノマ
ー少1(150mg)を加えた。反芯温合物を1時間撹
拌した。NMRでは過剰のウレイドが示され、ジシラノ
ール(80ml)を加えた。
反応混合物を1時間撹拌した。この混合物のNMRでは
、ウレイドがないことが示されていた。次いで、この反
応混合物をウレイドモノマーで逆滴定した(100mg
、 14時間、シリンジポンプ)。翌日、反応混合物を
ボックスから取り出し、メタノール中で沈殿させ、メタ
ノールで洗浄し、クロロホルム中に溶解し、再びメタノ
ール中で沈殿させ、乾燥しく60℃、8時間)、薄い黄
色の固体を得た(1.8g、理論値の83%)。G P
 C,88000/41000゜UV−V r S (
1,2−ジクロロエタン);380nmで50%カット
オフ。I R(K B r )  ; 2957.17
82゜1724、1373.13B8.1258.10
44.795゜HI NMR(CD Cl33 )  
: 8.03−7.83(+、8H)、 7.84−7
.34(i、8H)、 0.32(s、12H)、 0
.07(s、8H) 、 C13N M R(CD C
ff 3 )  ; 1BB、18.188.00.1
41.48゜139.08. L35.85.133.
18.132.71.132.41゜130゜91.1
30.77、128.6B、 t28.24. t25
.to(qJ(C,P)=283.3Hz)、 125
.29.124.0B、 87.81(a+)。
0、e5.−1.28  。 S  i29NMR(C
DC夏 、);−2,42,−18,55。
実施例5 この実施例は、実施例3で1戊されたコポリマーを試験
して、その酸素プラズマ(このプラズマは原子状酸素を
含んでいる)による浸食に対する耐性を決定することを
記述している。
試験用の4つの試料を、実施例3のコポリマーの層を4
つのグラファイト/エポキシ基板(1インチ(2,54
cm) x 2インチ(5,08cm) X O,31
0〜0J70インチ(0,787〜0.940cm)の
寸法を有し、ニーニスポリメリック(U、S、Poly
Igerlc)から得られる、E 42−1/ GY7
0)の各々の上に形成することにより調製した。コーテ
ィングの厚さは、0.0016インチ(0,004(7
))であった。基板は、溶媒キャスティングによりコー
トされた。プラズマの曝露の前に、下記に記述される曝
露後の測定と同じ方法で、各試料の重量及び光学的測定
を行った。
試料を一度に2つプラズマブレツブU (plasma
Prep  If)プラズマアッシャ−内に置いた。各
々の曝露の間にプラズマが一致することを保証するため
に、−片のカプトン(Kapton)を各試料ベアとと
もに入れた。第1の曝露によるカプトンの浸食量が第2
の曝露によるそれと一致するならば、プラズマの環境は
両方のペアについて一致していると仮定できる。両方の
曝露によるカプトンの浸食量は、低空地球軌道において
等価な原子状酸素の影響レベルを決定するために用いた
。サンプルを、アッシャ−内で72時間、原子状酸素に
曝露した。
これは、5 X 10”at/ am 2という等価な
影響に対応する。アッシャ−内の圧力は、おおよそ25
マイクロメータであった。
サンプルは、脱水によりカプトンサンプルの重量測定の
正確さを増すために、プラズマの曝露に先立って真空下
に48時間放置した。サンプルは、脱水後に、io−’
 gまで正確な天秤上で重量測定した。曝露後に、サン
プルをアッシャ−から取り出し、速やかに重量測定して
、アッシング後のサンプルの重量損失を決定した。最後
の光学的特性評価はパーキン・エルマー・ラムダ9 U
V/V I S/NIRスペクトロフォトメータを用い
て行い、プラズマブレツブ■プラズマアッシャ−内での
原子状酸素への曝露後の反射率及び透過率を決定した。
重量損失についての試験結果を下記の第1表に示す。表
かられかるように、酸素プラズマへの曝露後に、実質的
な試料の重量損失はない。これらの結果は、酸素プラズ
マ(例えば外界の低空地球軌道において遭遇するような
酸素プラズマ)による浸食に対して耐性を有する保護コ
ーティング及び構造材を提供するのに、本発明のコポリ
マーが適していることを示している。しかし、これらの
試料は、酸素プラズマ(これは、その光学的性能を劣化
させ、それを光学的コーティングとしては不適当にする
)への曝露後に、太陽光の正透過率に変化を来たすこと
が注意を引いた。
第  1  表 プラズマ浸食結果 式■を有する本発明の他のコポリマー(ここで、R3、
R,、Z、及びYは、これより前に特定された他の種類
である)は、この実施例において特定された具体的なコ
ポリマーと同様な、酸素プラズマによる浸食に対する耐
性を示すことが期待される。
実施例6 調製する一つの方法を示している。
丸底フラスコ(100ml)内で、実施例2で調製され
たジシラノール(5,0g、 0.0087モル)を乾
燥トルエン(20ml)中に溶解した。この溶液に、触
媒のn−ヘキシルアミン−2−エチルヘキソエートを加
えた。この反応混合物を24時間還流し、メタノール(
200ml)中へ注ぎ、真空中で乾燥することにより処
理した。このポリマーの1i量は4.2g(88%)で
あり、その構造に一致するNMR及びIRを有していた
。G P C(M w / M n ) ;48000
/ 29000゜以上のように本発明の典型的な具体例
が記載されているが、当業者はその開示は単に典型的で
あるだけであり、様々な他の選択、適用及び修正が本発
明の範囲内でなされ得ることを注意すべきである。した
がって、本発明は、ここに示された特定の具体例に限定
されず、特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ 式 I (ここで、R_3及びR_4は各々C_1〜C_6のア
    ルキル基、非置換のアリール基及び置換されたアリール
    基からなる群より選択され、Zは2価の基である。) を有する化合物。
  2. (2)(a)シリコン含有基が、芳香環にパラ位で結合
    している、 (b)R_3及びR_4が各々メチル、かつ(c)Zが
    −C(CF_3)_2− である請求項(1)記載の化合物。
  3. (3)(a)シリコン含有基が、芳香環にメタ位で結合
    している、 (b)R_3及びR_4が各々メチル、かつ(c)Zが
    −C(CF_3)_2− である請求項(1)記載の化合物。
  4. (4)以下の工程、 (a)ブロモアニリン化合物を選択されたシリル化試薬
    と反応させて下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は各々C_1〜C_4のア
    ルキル基である。) を有する化合物を生成させる工程、 (b)(a)工程で生成された化合物をn−ブチルリチ
    ウムと反応させ、引き続き選択されたハロゲン化アルキ
    ルシラン化合物との反応により、式II▲数式、化学式、
    表等があります▼ 式II (ここで、R_1、R_2、R_3及びR_4は前記で
    定義された通りである。) を有する化合物を生成させる工程、 (c)(b)工程で生成された式nの化合物を下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Zは前記で定義された通りである。)を有す
    るジアンヒドリド化合物と反応させて式III▲数式、化
    学式、表等があります▼ 式III (ここで、R_3、R_4及びZは前記で定義された通
    りである。) を有する化合物を生成させる工程、 (d)(c)工程で生成された式IIIの化合物を加水分
    解して、式 I の化合物を生成させる工程を具備した、
    請求項(1)に記載された式 I の化合物の生成方法。
  5. (5)式II ▲数式、化学式、表等があります▼ 式II (ここで、R_1及びR_2は各々C_1〜C_4のア
    ルキル基であり、R_3及びR_4は各々C1〜C_6
    のアルキル基、非置換のアリール基及び置換されたアリ
    ール基からなる群より選択される。) を有する化合物。
  6. (6)以下の工程、 (a)プロモアニリン化合物を選択されたシリル化試薬
    と反応させて下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_は前記で定義された通りであ
    る。) を有する化合物を生成させる工程、 (b)(a)工程で生成された化合物をn−ブチルリチ
    ウムと反応させ、引き続き選択されたハロゲン化アルキ
    ルシラン化合物との反応により、式IIを有する化合物を
    生成させる工程 を具備した、請求項(5)に記載された式IIの化合物の
    生成方法。
  7. (7)式III ▲数式、化学式、表等があります▼ 式III (ここで、R_3及びR_4は各々C_1〜C_6のア
    ルキル基、非置換のアリール基及び置換されたアリール
    基からなる群より選択され、Zは2価の基である。) を有する化合物。
  8. (8)以下の工程、 (a)プロモアニリン化合物を選択されたシリル化試薬
    と反応させて下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_1及びR_2は各々C_1〜C_4のア
    ルキル基である。) を有する化合物を生成させる工程、 (b)(a)工程で生成された化合物をn−ブチルリチ
    ウムと反応させ、引き続き選択されたハロゲン化アルキ
    ルシラン化合物との反応により、式II▲数式、化学式、
    表等があります▼ 式II (ここで、R_1、R_2、R_3及びR_4は前記で
    定義された通りである。) を有する化合物を生成させる工程、 (c)(b)工程で生成された式IIの化合物を下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、Zは前記で定義された通りである。)を有す
    るジアンヒドリド化合物と反応させて式IIIを有する化
    合物を生成させる工程 を具備した、請求項(7)に記載された式IIIの化合の
    生成方法。
  9. (9)請求項(1)に記載された式 I の化合物の単独
    重合により生成されるポリマー。
  10. (10)請求項(1)に記載された式 I の化合物を下
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_3及びR_4は前記で定義された通り、
    X=ハロゲン、OH、OR、NRR、又はウレイド、 R=C_1〜C_6のアルキル基、置換されたアリール
    基、及び非置換のアリール基からなる群より選択される
    、 Y=−O−又は ▲数式、化学式、表等があります▼ p=1〜10) を有する化合物と反応させることにより生成されるコポ
    リマー。
  11. (11)基板の表面に、請求項(10)に記載されたコ
    ポリマーの層を形成する工程を具備した、酸素からなる
    プラズマによる浸食から基板表面を保護するための方法
JP2154174A 1989-06-14 1990-06-14 芳香族ポリイミドシラノール、その前駆物質及びそのポリマー Expired - Lifetime JPH0747596B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/365,868 US5021585A (en) 1989-06-14 1989-06-14 Aromatic polyimide silanol compounds, precursors and polymers thereof
US365,868 1989-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0368587A true JPH0368587A (ja) 1991-03-25
JPH0747596B2 JPH0747596B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=23440707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2154174A Expired - Lifetime JPH0747596B2 (ja) 1989-06-14 1990-06-14 芳香族ポリイミドシラノール、その前駆物質及びそのポリマー

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5021585A (ja)
EP (1) EP0402632B1 (ja)
JP (1) JPH0747596B2 (ja)
DE (1) DE69017522T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128518A (ja) * 2014-12-04 2016-07-14 信越化学工業株式会社 末端にアミノ基を有するポリアルキレングリコール誘導体の製造方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5262246A (en) * 1989-12-26 1993-11-16 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Material for use in spacecraft parts
US5286890A (en) * 1992-04-16 1994-02-15 Hughes Aircraft Company Aromatic amine terminated silicone monomers, oligomers, and polymers therefrom
US5451655A (en) * 1994-05-27 1995-09-19 International Business Machines Corporation Process for making thermostable coating materials
US6395124B1 (en) * 1999-07-30 2002-05-28 3M Innovative Properties Company Method of producing a laminated structure
JP4891536B2 (ja) * 2004-10-04 2012-03-07 東レ・ダウコーニング株式会社 アミノアリール基含有有機ケイ素化合物の製造方法、並びに、その中間体の製造方法
US10377775B2 (en) 2014-12-04 2019-08-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for producing polyalkylene glycol derivative having amino group at end
US9708350B2 (en) 2014-12-04 2017-07-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for producing polyalkylene glycol derivative having amino group at end, polymerization initiator for use in the same, and alcohol compound as raw material for the polymerization initiator
CN110372739A (zh) * 2019-07-25 2019-10-25 上海应用技术大学 一种三甲基硅基化合物的制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1153132A (en) * 1965-07-27 1969-05-21 Univ Sussex N-Silylamines, N-Silylimines and their use in Organometallic Syntheses
CA1204760A (en) * 1982-11-18 1986-05-20 Hong-Son Ryang Silicone-polyimide copolymers, condensation vulcanizable compositions obtained therefrom, and methods for making
JPS62223228A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 Sumitomo Bakelite Co Ltd 耐熱性樹脂の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016128518A (ja) * 2014-12-04 2016-07-14 信越化学工業株式会社 末端にアミノ基を有するポリアルキレングリコール誘導体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0402632A3 (en) 1991-05-15
DE69017522T2 (de) 1995-09-21
US5021585A (en) 1991-06-04
EP0402632A2 (en) 1990-12-19
DE69017522D1 (de) 1995-04-13
EP0402632B1 (en) 1995-03-08
JPH0747596B2 (ja) 1995-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3213001B2 (ja) 光硬化性シクロブタレーン組成物
US4931540A (en) Polymers prepared from 4,4'-bis[2-(3,4-(dicarboxyphenyl)hexafluoroisopropyl] diphenyl ether dianhydride
JP3321548B2 (ja) 感光性ポリイミド前駆体組成物、およびそれを用いたパターン形成方法
JPH0368587A (ja) 芳香族ポリイミドシラノール、その前駆物質及びそのポリマー
JP2536628B2 (ja) 半導体素子保護用組成物
JP2606402B2 (ja) 硬化性樹脂及びその製造方法
JPH036226A (ja) ポリイミド樹脂の製造方法
CN117209528B (zh) 一种含卟啉结构化合物和负型感光性树脂组合物及其制备方法和应用
US7192999B2 (en) Polyimides for use as high refractive index, thin film materials
JPS5849717A (ja) 光又は放射線硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
US5055550A (en) Polymers prepared from 4,4'-bis(2-[3,4(dicarboxyphenyl)hexafluoroisopropyl] diphenyl ether dianhydride
EP0719818B1 (en) Method of polyimide resin preparation
US5075475A (en) Aromatic polyimide silanol compounds, precursors and polymers thereof
US5081201A (en) Aromatic polyimide silanol compounds, precursors and polymers thereof
JPH04264132A (ja) ヒドロフェニルポリシラン及びその製造方法
US5914354A (en) Radiation-sensitive resin composition
EP0554040A2 (en) Photosensitive resin compositions, their preparation and use
JP2005105011A (ja) ポリアミド酸エステル組成物
JP3468717B2 (ja) 低誘電率材料及び層間絶縁膜の製造方法
CN116880123B (zh) 一种聚苯并噁唑类感光性树脂组合物及其制备方法和应用
JPH03170549A (ja) 感光性樹脂組成物
JPS6120031A (ja) レジスト材料およびその製造方法
EP0553971A2 (en) Curable resins, solutions thereof, processes for making them, and electronic part protective coatings
JPH0456975B2 (ja)
Liao et al. Synthesis, characterization, and platinum-catalyzed cross-linking of 1, 4-bis (1-methyl-1-silacyclobutyl) benzene, co-oligo (1-silacyclobut-1-ylidene-1, 4-phenylene), and co-oligo (1-silacyclobut-1-ylidene-4, 4′-diphenylene)