JP3468717B2 - 低誘電率材料及び層間絶縁膜の製造方法 - Google Patents

低誘電率材料及び層間絶縁膜の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板の製造工
程で層間絶縁膜の形成に用いられる低誘電率材料及びそ
れを用いた層間絶縁膜の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体の製造工程で層間絶縁
膜の平坦化に使用される塗布材料として、シロキサンポ
リマーが用いられており、最近ではシルセスキオキサン
ポリマーが用いられている(特開昭58−66335号
公報)。しかしながら、これらのポリマーはいずれも分
子中にシラノール結合をもち、親水性を有するため、得
られる層間絶縁膜に水分が吸着され、誘電率の上昇やク
ラックが発生し易くなるという問題点があった。
【0003】このような問題点の防止策として、エッチ
ング工程の前にプラズマ処理等を行う方法が実施されて
いるが工程数の増加を招いている。また、プラズマ処理
を行うと層間絶縁膜の密着力が低下するという欠点があ
り、塗布前後の処理を最適化するために、別の工程が必
要になるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点に鑑
み、耐熱性及び密着性に優れ、低誘電率かつ低吸湿性を
有する半導体基板用層間絶縁膜を形成する低誘電率材料
並びに層間絶縁膜の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の低誘電率材料
は、一般式(1)、一般式(2)及び一般式(3)で表
される構成単位と、一般式(4)又は一般式(5)で表
される構成単位の少なくとも一方を分子中にもち、重量
平均分子量が1000〜500万であるカルボラン含有
ケイ素系重合体からなるこをことを特徴とする。
【0006】
【化6】
【0007】
【化7】
【0008】
【化8】
【0009】
【化9】
【0010】
【化10】
【0011】式中、R1 、R2 は、水素原子、炭素数1
〜20のアルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を
示し、それぞれ同じであっても異なっていてもよい。R
3 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は炭素数6〜3
0のアリーレン基を示すがなくてもよい。なお、R3
ない場合は、ケイ素原子にビニル基が直接結合してい
る。また、Zは、水素原子、炭素数1〜20のアルキル
基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数1〜20の
アルコキシ基を示す。なお、二つのエチニレン基のベン
ゼン環に対する位置は任意である。また、CBp Hq C
は、2価のかご状のホウ素化合物であるカルボランを表
し、p,qは3〜16の整数を示す。nは1〜20の自
然数を示す。
【0012】上記R1 〜R3 で表される炭化水素基の炭
素数は、脂肪族の場合多くなると結合が切れやすくなり
耐熱性が低下するため、芳香族の場合多くなると溶媒に
対する溶解性が低下するため、上記範囲に限定される。
【0013】上記R1 、R2 で表されるアルキル基とし
ては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基などが挙げられる。
【0014】上記R1 、R2 で表されるアリール基とし
ては、例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ビ
フェニル基、ナフチル基、アントラセニル基などが挙げ
られる。
【0015】上記R3 で表されるアルキレン基として
は、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、
ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、ヘプチレン
基、オクチレン基、ノニレン基、デシレン基、ウンデシ
レン基、ドデシレン基、トリデシレン基、テトラデシレ
ン基、ペンタデシレン基、ヘキサデシレン基、ヘプタデ
シレン基、オクタデシレン基、ノナデシレン基、エイコ
シレン基などが挙げられる。
【0016】上記R3 で表されるアリーレン基として
は、例えば、フェニレン基、トリレン基、キシリレン
基、ビフェニレン基、ナフタレニレン基、アントラセニ
レン基などが挙げられる。
【0017】上記Zで表される炭素数1〜20のアルキ
ル基及び炭素数6〜30のアリール基は、上記R1 、R
2 で表されるアルキル基及びアリール基と同様のものが
挙げられる。
【0018】上記CBp Hq Cで表されるカルボランと
しては、例えば、ドデカカルボラン(P=10)、デカ
カルボラン(P=8)、ヘプタカルボラン(P=5)、
ヘキサカルボラン(P=4)、ペンタカルボラン(P=
3)等が挙げられる。
【0019】上記R1 、R2 、R3 、Zは、以下につい
ても同様の炭化水素基を示し、上記CBp Hq Cは、以
下についても同様のカルボランを表す。
【0020】本発明で用いられるケイ素系重合体におい
て、一般式(1)で表される構成単位のモル比率は少な
くなっても多くなっても成形性が低下するため、10〜
80mol%が好ましい。また、一般式(2)、(3)
で表されるカルボラン含有構成単位のモル比率は、少な
くなると十分な耐熱性や低誘電率が得られず、多くなる
と成形性が低下するため15〜80mol%が好まし
い。さらに、一般式(4)、(5)で表される構成単位
のモル比率は少なくなっても多くなっても成形性が低下
するため、5〜70mol%が好ましい。
【0021】一般式(2)と(3)で表されるカルボラ
ン含有構成単位のモル比率は任意であるが、構成単位
(2)のモル比率が少なくなると十分な成形性が得られ
ないため、両者のモル比率は下式を満足する範囲が好ま
しい。 0.2<構成単位(2)/〔構成単位(2)+構成単位
(3)〕<0.9
【0022】また、一般式(4)と(5)で表される構
成単位のモル比率は任意であるが、構成単位(4)のモ
ル比率が少なくなると十分な成形性が得られないため、
両者のモル比率は下式を満足する範囲が好ましい。 0.2<構成単位(4)/〔構成単位(4)+構成単位
(5)〕<0.9
【0023】上記ケイ素系重合体の重量平均分子量は小
さくなると、十分な強度が得られなくなるため1,00
0以上に限定され、逆に大きくなると溶媒に対する溶解
性が低下し、塗布が困難になるため500万以下に限定
される。
【0024】上記ケイ素系重合体の製造方法は、特に限
定されないが、例えば、一般式(6)で表される炭化水
素基、一般式(7)で表される二重結合基含有シリレン
基を含むケイ素系ポリマー、一般式(8)で表されるビ
スシリルカルボラン誘導体、及び、一般式(9)で表さ
れる両末端にヒドロシリル基を含有するシロキサン化合
物を反応させることによって合成することができる。
【0025】
【化11】
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】
【化14】
【0029】上記一般式(6)で表される炭化水素基と
しては、例えば、1,3−ジエチニルベンゼン、1,4
−ジエチニルベンゼン等が挙げられる。また、上記一般
式(7)で表される二重結合基含有シリレン基として
は、例えば、メチルビニルシリレン、フェニルビニルシ
リレン、メチルアリルシリレン、フェニアリルシリレン
等が挙げられる。
【0030】上記一般式(8)で表されるビスシリルカ
ルボラン誘導体としては、例えば、ビス(ジメチルシリ
ル)カルボラン、ビス(ジフェニルシリル)カルボラ
ン、ビス(メチルフェニルシリル)カルボラン等が挙げ
られる。また、上記一般式(9)で表される両末端にヒ
ドロシリル基を含有するシロキサン化合物としては、例
えば、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン、
1,1,3,3−テトラフェニルジシロキサン、1,
1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン、
1,1,3,3,5,5−ヘキサフェニルトリシロキサ
ン等が挙げられる。
【0031】上記反応に使用される触媒としては、例え
ば、塩化白金酸〔H2 PtCl5 ・6H2 O)、ヘキサ
ロジウムヘキサデカカルボニル、ビス(ジビニルテトラ
メチルジシロキサン)白金{Pt[CH2=CHSi(CH3)2OSi(C
H3)2CH=CH2]2}等が挙げられる。
【0032】上記触媒の使用量は、少なくなると反応が
十分進行せず、多くなると合成後の重合体中に残存しや
すくなり、耐熱性が低下するため、ケイ素系重合体の構
成単位に対して0.001〜20mol%が好ましく、
より好ましくは0.01〜10mol%である。
【0033】上記反応に使用される溶媒は極性、無極性
いずれでもよいが、好ましくはトルエン、テトラヒドロ
フランなどの非プロトン性溶媒である。上記溶媒の使用
量は、ケイ素系重合体の構成単位の濃度で0.01〜5
0mol/L(リットル)が好ましく、より好ましくは
0.05〜5mol/Lである。
【0034】上記反応は室温から溶媒の沸点の間の温度
で行われる。また、この反応は空気中又は不活性ガス雰
囲気下のいずれでも行えるが、好ましくはアルゴンガス
又は窒素ガス雰囲気下である。上記反応の反応時間は短
すぎるとカルボランの導入反応が十分に進行しないため
耐熱性が向上せず、逆に長くなりすぎると架橋反応が進
行して溶媒に溶けなくなり、取り扱いが困難になるた
め、1〜72時間が好ましい。
【0035】合成反応の終了後、得られたカルボラン含
有ケイ素系重合体を精製する方法としては、再沈殿法又
はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)
による分取等が挙げられる。
【0036】本発明において、上記カルボラン含有ケイ
素系重合体を溶媒に溶解して半導体基板上に塗布後乾燥
し、次いで、150〜350℃で加熱して架橋させ、塗
膜を形成する方法により、半導体基板上に低誘電率の層
間絶縁膜を作製する。上記乾燥によって溶媒を除去す
る。上記加熱温度は、上記カルボラン含有ケイ素系重合
体のビニル基やエチニレン基を架橋させ、強固で密着力
の高い低誘電率の層間絶縁膜を形成するめに、150〜
350℃に限定される。
【0037】上記溶媒としては、例えば、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ジクロロベンゼン、テトラヒドロフ
ラン、N−メチルピロリドン等が用いられ、これらは単
独で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。
また、上記溶媒には、流動性や塗布性を改善するため
に、アルコール類、グリコールエーテル類等を組み合わ
せて用いてもよい。
【0038】上記カルボランケイ素系重合体を溶媒に溶
解した後、ガラス、セラミック、シリコンウェハー、回
路の形成されたシリコンウェハー等の基板上に塗布する
方法としては、例えば、浸漬法、スピンコート法等公知
の方法が用いられる。
【0039】(作用)一般的に、低誘電率材料は小さく
て軽い原子を用いて、低密度とすることにより得られ
る。本発明の低誘電率材料は、ホウ素はかご状分子構造
を有するカルボランを用いることに特徴がある。ホウ素
は軽い原子であり、そのかご状分子構造により、低密度
化を図ることができる。さらに、ケイ素系高分子と複合
化することにより、高い耐熱性と密着性を発現させるこ
とができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を説明す
る。
【0041】(実施例) アルゴン置換した還流管付500mlの4つ口フラスコ
に、ポリ(1,3−ジエチニルベンゼン・フェニルビニ
ルシリレン)10.26g(40.0mmol)を入
れ、トルエン250mlに溶解した。この反応液を50
℃に昇温した後、0.20mmolの触媒ビス(ジビニ
ルテトラメチルジシロキサン)白金のトルエン溶液を入
れ10分間撹拌した。次いで、1,7−ビス(ジメ
シリル)ドデカカルボラン5.21g(20.0mmo
l)、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン1.
35g(10.03mmol)のトルエン溶液80ml
を滴下後、オイルバスの温度を125℃に昇温し、7時
間加熱還流した。さらに、反応溶液を減圧留去した後、
メタノール1.7L中に投入した。得られた沈殿を濾別
し、黄白色の重合体(粉末)13.46gを得た。この
重合体の重量平均分子量はポリスチレン換算で27,7
00であった。
【0042】上記重合体の 1H−NMRスペクトル(ブ
ルカー社製「DRX300」で測定)を図1に、IRス
ペクトル(バイオラッド社製「FTS135システム」
で測定)を図2にそれぞれ示す。
【0043】図1において、0.7〜4ppmにかけて
カルボランに基づくプロトンのピーク、0〜0.6pp
mにかけてケイ素原子に結合したメチル基、メチレン基
に基づくプロトンのピーク、7〜8ppmにかけてフェ
ニル基に基づくプロトンのピーク、6〜6.5ppmに
かけてビニル基に基づくプロトンのピークがそれぞれ確
認された。図2において、2594cm-1にカルボラン
に起因する吸収がみられ、1050cm-1付近にシロキ
サン結合に起因する吸収がみられる。これらのことから
実施例の重合体は、一般式(10)の構造を持ち、カル
ボラン含有ケイ素系重合体であることを確認した。
お、Zは水素又はメトキシ基である。
【0044】
【化15】
【0045】上記ケイ素系重合体をテトラヒドロフラン
に溶解した後、アルミニウムを蒸着した基板上に滴下
し、スピンコートにより1μm厚の膜を形成した。常温
で乾燥後、これを250℃のオーブンに入れて熱架橋を
行い、強固な絶縁膜を形成した。次いで、絶縁膜上に銀
ペーストを塗布した後、アルミニウム下地層との間で誘
電率を測定したところ、周波数1MHzで2.7であっ
た。この値は既存の低誘電膜と比較して十分に低い値で
ある。次いで、この絶縁膜の耐久性試験を評価するため
に、121℃、2気圧、85%RHのプレッシャー・ク
ッカで100時間の試験を行なったが、クラックや剥離
は観察されなかった。
【0046】(比較例)従来から使用されているオルガ
ノシルセスキオキサンポリマーを用いて、アルミニウム
を蒸着した基板上に滴下し、スピンコートにより1μm
厚の膜を形成した後、200℃で熱処理して絶縁膜を形
成した。上記絶縁膜についで実施例と同様にして誘電率
を測定したところ、周波数1MHzで2.7であった。
次いで、上記絶縁膜について実施例と同様の耐久性試験
を行なったところ、全面にクラックや剥離が観察され
た。
【0047】
【発明の効果】本発明の低誘電材料は、上述の構成であ
り、カルボランを含有するケイ素系重合体を使用するこ
とにより、耐熱性、半導体基板との密着性に優れ、低誘
電率かつ低吸湿性を有する。従って、本発明の低誘電材
料を使用することにより、半導体回路基板に低誘電率の
層間絶縁膜を形成することができ、高速な半導体回路基
板を生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のケイ素系重合体の 1H−NMRスペク
トルを示す。
【図2】実施例のケイ素系重合体のIRスペクトルを示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/312 H01L 21/312 C (56)参考文献 特開 平11−1561(JP,A) 特開 平11−240956(JP,A) 特開 平11−240957(JP,A) 特開 平11−269270(JP,A) 特開2000−309635(JP,A) 特開 平1−300545(JP,A) 特開 昭50−44299(JP,A) 特開 平5−262878(JP,A) 特開 平6−49430(JP,A) 特開 平6−172712(JP,A) 特公 昭44−2240(JP,B1) 特表 平8−505649(JP,A) 特表 平8−507795(JP,A) 特表 平10−509750(JP,A) 米国特許5552505(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 77/00 - 77/62 C08G 79/00 - 79/14 H01L 21/312 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)、一般式(2)及び一般式
    (3)で表される構成単位と、一般式(4)又は一般式
    (5)で表される構成単位の少なくとも一方を分子中に
    もち、重量平均分子量が1000〜500万であるカル
    ボラン含有ケイ素系重合体からなることを特徴とする低
    誘電率材料。 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 (式中、R1 、R2 は、水素原子、炭素数1〜20のア
    ルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を示し、それ
    ぞれ同じであっても異なっていてもよい。R3 は、炭素
    数1〜20のアルキレン基又は炭素数6〜30のアリー
    レン基を示すがなくてもよい。なお、R3 がない場合
    は、ケイ素原子にビニル基が直接結合している。また、
    Zは、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数
    6〜30のアリール基又は炭素数1〜20のアルコキシ
    基を示す。なお、二つのエチニレン基のベンゼン環に対
    する位置は任意である。また、CBp Hq Cは、2価の
    かご状のホウ素化合物であるカルボランを表し、p,q
    は3〜16の整数を示す。nは1〜20の自然数を示
    す)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低誘電率材料を溶媒に溶
    解して基板に塗布後乾燥し、次いで、150〜350℃
    で加熱することを特徴とする層間絶縁膜の製造方法。
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