JPH0367900A - 移動物体の制動装置 - Google Patents

移動物体の制動装置

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JPH0367900A
JPH0367900A JP20205289A JP20205289A JPH0367900A JP H0367900 A JPH0367900 A JP H0367900A JP 20205289 A JP20205289 A JP 20205289A JP 20205289 A JP20205289 A JP 20205289A JP H0367900 A JPH0367900 A JP H0367900A
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JP
Japan
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guide shaft
eccentric
moving object
eccentric brake
brake members
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JP20205289A
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Akio Matsui
明男 松井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、上下動或は水平移動などを行う各種の機械装
置に使用され、ガイドシャフトに沿って直線的に移動す
る移動物体を任意の位置で停止させる制動装置に関する
〈従来の技術〉 例えば、昇降ヘッド、昇降テーブル等をモータ駆動によ
り昇降させる装置では、ボールねじに螺合した昇降部に
ヘッドやテーブルを連結させ、或は先端を昇降ヘッド等
に連結したチェーンをスプロケットで駆動してヘッドや
テーブルを上下動させる構造が採られている。昇降ヘッ
ドや昇降テーブル等の移動機構は、停止時にヘッドやテ
ーブルの自重による落下を防止するために、駆動するモ
−タにブレーキモータを使用したり、モータの出力軸に
電磁式ブレーキを取付け、モータ停止時に電気的或は機
械的に制動をかけ、昇降ヘッドや昇降テーブルが自然落
下しないようにしている。
〈発明が解決しようとする課題〉 、しかし、一般に使用されている電磁式ブレーキは、使
用頻度が高い場合、ディスク形、ドラム形共に発熱や摺
動部の摩耗が激しく、寿命が短いために、一定期間毎に
取り替えなければならない課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので
、比較的簡単な構造で、摩耗や発熱が少なく、長期に渡
って使用することができる移動物体の制動装置を提供す
ることを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を遠戚するために、本発明の移動物体の制動
装置は、移動物体が他に固定されたガイドシャフトを摺
動しながら移動する制動装置であって、移動物体に固定
されたケーシング内につづみ形で摩擦車状に形成された
偏心ブレーキ部材が偏心して軸支され、2対の偏心ブレ
ーキ部材がガイドシャフトの両側を挟むように且つその
シャフトの外周部に当接可能にそのシャフトの軸方向と
直角に配設され、多対の偏心ブレーキ部材はその偏心方
向が相反する向きに配設され、さらに、シャフトを挟む
両側の偏心ブレーキ部材のより厚内部分がガイドシャフ
トとの間に進入する方向に回動付勢するばねが設けられ
、そのばねが付勢する方向と反対方向に2対の偏心ブレ
ーキ部材を回動させるためのアクチュエータが配設され
て構成される。
く作用〉 アクチュエータが作動しない状態で、ばねは、2対の偏
心ブレーキ部材をガイドシャフトの外周部に押し付ける
方向に回動させるように付勢している。このため、移動
物体が一方に移動を開始する際、制動装置のケーシング
が一方の偏心ブレーキ部材の偏心方向に移動しようとす
る。このとき、両側の偏心ブレーキ部材がシャフトに従
動するように回動し、そのより肉厚部分がガイドシャフ
トとの間に進入して食い込むように作用する。このため
、ガイドシャフトの両側に配設された一方の1対の偏心
ブレーキ部材によりガイドシャフトは強力に挟持され、
制動装置に連結された移動物体はその方向に対しロック
される。移動物体が他方、に移動を開始する際、同様に
ケーシングが他方の偏心ブレーキ部材の偏心方向に移動
しようとし、その偏心ブレーキ部材がシャフトに従動す
るように回動し、そのより肉厚部分がガイドシャフトと
の間に進入して食い込むように作用する。このため、ガ
イドシャフトの両側に配設された他方の1対の偏心ブレ
ーキ部材によりガイドシャフトは強力に挟持され、制動
装置に連結された移動物体はその方向に対しロックされ
る。
一方、移動物体が移動する場合は、アクチュエータが作
動する。アクチュエータの作動により2対の偏心ブレー
キ部材がばねの付勢方向と反対方向に回動されると、ガ
イドシャフトと2対の偏心ブレーキ部材間に隙間が生じ
、或はその間の摩擦抵抗が極めて小さくなり、制動装置
はガイドシャ 5− ブト上を自在に移動できる状態となって、制動装置のブ
レーキが解除され、移動物体は移動可能な状態となる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は制動装置の縦断面図を、第2図はそのII −
II線断面図を示し、この図で水平に配置されたガイド
シャフト30は、図示しない固定物に固定され、そのガ
イドシャフト30に図示しない移動物体の制動装置(案
内部を兼ねている)が摺動・停止可能に係合している。
図示しない移動物体は、制動装置のケーシング9に連結
部等を介して固定され、例えばボールねじ、チェーン等
の駆動機構によりガイドシャフト30に沿って移動する
ケーシング9内には、ガイドシャフト30を両側から挟
むように、2対のつづみ形摩擦車状の偏心ブレーキ部材
1.1.11.11が配設され、その中央に偏心ブレー
キ部材をブレーキ解除方向 6− に付勢する電磁ソレノイド式のアクチュエータ10が配
置される。
2対の偏心ブレーキ部材1.1.11.11は、金属製
で、ガイドシャフト30の外周面と同じ曲率の局面をも
って当接するつづみ形の胴部を有し、ガイドシャフト3
0の両側に立設された2対の軸2.2.12.12に各
々偏心して固定される。その右側の偏心ブレーキ部材1
.1は軸2.2に対し図の右方向に偏心し、その左側の
偏心ブレーキ部材11.11は軸12.12に対し図の
左方向に偏心している。各軸2.2.12.12はその
上部と下部をケーシング9の孔部にメタル軸受を介して
回転自在に支持されている。
軸2.2の上部にはビン3.3が、軸12.12の上部
にはビン13.13が各々外側に向けて水平に突設され
、両側のビン3.3と13.13間に小形のコイルばね
4と14が各々ガイドシャフト30を横断するように掛
けられる。このコイルばね4は、両ビン3.3間を引張
り、軸2.2と偏心ブレーキ部材1.1を第4図の矢印
方向に回動させ、それをシャフトの表面に接触させるよ
うに掛けられ、偏心ブレーキ部材1.1におけるより厚
内部分がガイドシャフト30との間に進入する方向(ブ
レーキがかかる方向)に偏心ブレーキ部材1.1を回動
させる方向に付勢する。
また、コイルばね14は、左側の両ピン13.13間を
引っ張り、軸12.12と偏心ブレーキ部材11.11
を第5図の矢印方向に回動させ、それをシャフトの表面
に接触させるように掛けられ、偏心ブレーキ部材11.
11におけるより厚内部分がガイドシャフト30との間
に進入する方向(ブレーキがかかる方向)に偏心ブレー
キ部材11.11を回動させる方向に付勢する。
なお、コイルばね4.14は、偏心ブレーキ部材をガイ
ドシャフト30の表面に押し当てる作用を行うのみであ
り、直接ブレーキ力を生じさせるものではないため、小
形のばねで充分である。
さら□に、2対の軸2.2.12.12の上部外周部に
は、内側(ビン3.13と反対側)に向けてレバー5.
5.15.15が水平に突設され、これらのレバー5.
5.15.15の先端に、アクチュエータ10の基部1
0aとプランジャ先端部10bが各々リンク結合される
。そして、アクチュエータ10が非作動状態(非通電時
)では、第2図にように、各レバー5.5.15.15
をシャフトにそって並行に保持し、作動時(通電時)に
は、第6図のように各レバー5.5.15.15を回動
させ、偏心ブレーキ部材1.1、をコイルばね4による
付勢方向と反対方向(ブレーキ解除方向)に回動させ、
偏心ブレーキ部材11.11をコイルばね14による付
勢方向と反対方向(ブレーキ解除)方向に回動させるよ
うに動作する。
なお、アクチュエータ10は、ブレーキを解除する際、
小形のコイルばね4.14に抗して偏心ブレーキ部材を
回動させればよいため、比較的小形の電磁ソレノイドで
も充分使用可能である。
ガイドシャフト30はケーシング9内を横方向に貫通し
、ケーシング9内におけるシャフトの支持部(接触箇所
)にはメタル軸受16が取付けら 9− れ、アクチュエータ10が作動する非制動時、ケーシン
グ9(制動装置)はメタル軸受16を介してガイドシャ
フト30上を摺動可能である。
上記構成の制動装置は、ガイドシャフト30に沿って移
動する移動物体に取付けられ、第2図のようにアクチュ
エータ10の非作動時、2対の偏心ブレーキ部材1.1
.11.11によりガイドシャフト30が移動方向に対
し強力に挟持され、制動がかけられ、移動物体は停止す
る。
即ち、制動装置が第4図の矢印方向(右方向)に移動す
る力を受けた場合、右側の偏心ブレーキ部材1.1がそ
れに従動して矢印方向に回転力を受け、その厚肉部分が
ガイドシャフト30との間に進入するように作用する。
これによって、偏心ブレーキ部材1.1とガイドシャフ
ト30間に大きな摩擦力が生じ、ガイドシャフト30の
外周部が両側から挟持するようにロックされる。
また、制動装置が第5図の矢印方向(左方向)に移動す
る力を受けた場合、左側の偏心ブレーキ部材11.11
がそれに従動して矢印方向に回転−10− 力を受け、その厚肉部分がガイドシャフト30との間に
進入するように作用する。これにより、偏心ブレーキ部
材11.11とガイドシャフト30間に大きな摩擦力が
生じ、ガイドシャフト30の外周部が両側から挟持する
ようにロックされる。
このため、第2図のような状態の制動装置はどちらの方
向にもブレーキがかかり移動できない。
一方、ブレーキを解除する場合、アクチュエータ10に
通電し、そのプランジャを突出させる。
すると、各レバー5.5.15.15を介して2対の偏
心ブレーキ部材1.1.11.11が第4図、第5図の
矢印方向とは反対方向に回動され、つまり、第6図のよ
うにコイルばね4.14の付勢力に抗して偏心ブレーキ
部材を回動させ、これにより、偏心ブレーキ部材1.1
.11.11とガイドシャフト30の間に隙間が生じ、
或はその間の摩擦抵抗が極めて小さくなる。従って、制
動装置はガイドシャフト30上を自在に摺動可能な状態
となる。
なお、上記の実施例では、制動装置が移動物体に連結さ
れてガイドシャフト30上を移動するようにしたが、制
動装置を固定物に固定し、ガイドシャフトを移動物体に
連結して、静止する制動装置内を摺動するように使用す
ることもできる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明の移動物体の制動装置によ
れば、ガイドシャフトの両側につづみ形で摩擦車状の偏
心ブレーキ部材を配設し、偏心ブレーキ部材の従動回転
に伴うその厚肉部分の食い込みにより、ブレーキをかけ
るようにしたから、コイルばねやアクチュエータが直接
ブレーキ力を付与するものではないため、使用するコイ
ルばねやアクチュエータを従来のものに比べ、きわめて
小形化することができる。また、ブレーキ作動時やブレ
ーキ解除時にそれ程大きな作動力を必要としないため、
アクチュエータの寿命を伸ばし、長期間にわたり部品交
換をせずに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、 第1図は制動装置の縦断面図、 第2図は第1図のII −If断面図、第3図は第1図
のIII −III断面図、第4図と第5図はブレーキ
作動時の動作説明図第6図はブレーキ解除時の第2図に
対応した断面図である。 1・11・・・偏心ブレーキ部材、 2・12・・・軸、 4・14・・・コイばね、 9・・・ケーシング、 10・・・アクチュエータ、 30・・・ガイドシャフト。 特  許  出  願  人 第 3 図 第 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動物体が他に固定されたガイドシャフト上を摺
    動しながら移動する移動物体の制動装置であつて、該移
    動物体に連結固定されたケーシング内につづみ形で摩擦
    車状に形成された偏心ブレーキ部材が偏心して軸支され
    、2対の偏心ブレーキ部材がガイドシャフトの両側を挟
    むように且つそのシャフトの外周部に当接可能に該シャ
    フトの軸方向と直角に配設され、各対の該偏心ブレーキ
    部材はその偏心方向が相反する向きに配設され、さらに
    、該ガイドシャフトを挟む両側の該偏心ブレーキ部材の
    より厚肉部分が該ガイドシャフトとの間に進入する方向
    に回動付勢するばねが設けられ、該ばねが付勢する方向
    と反対方向に前記2対の偏心ブレーキ部材を回動させる
    ためのアクチュエータが配設されたことを特徴とする移
    動物体の制動装置。
  2. (2)制動装置の前記ケーシングが固定物に固定され、
    移動物体に対し前記ガイドシャフトが移動方向に沿つて
    取付けられ、該ケーシング内に前記ガイドシャフトが摺
    動可能に挿入される請求項1記載の移動物体の制動装置
JP20205289A 1989-08-03 1989-08-03 移動物体の制動装置 Pending JPH0367900A (ja)

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