JPH0367838A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば画像形成部に対する用紙の傾き（ス
キュー）補正を行うことが可能な画像形成装置に関する
。

（従来の技術） 一般に、原稿の画像を複写する電子複写機においては、
通常、給紙カセットから取出された用紙は、レジストロ
ーラ対に搬送され、このレジストローラ対の表面に用紙
の先端を当接して用紙の搬送方向に対する傾きが補正さ
れる。この後、この用紙は、レジストローラ対によって
挟持され、画像の転写部に供給される。

ところで、レジストローラ対によって用紙を挟持した状
態で搬送する場合においても、用紙にスキューが生じる
。

しかし、従来の複写機においては、レジストロ一対に用
紙を挟持した状態においては、用紙のスキューを補正す
ることができないものであり、用紙に対して、原稿の画
像が傾いて複写されるという不都合を有していた。

（発明が解決しようとする課題） この発明は、用紙のスキューを十分補正することが困難
であるという課題を解決するものであり、その目的とす
るところは、用紙のスキューを十分に補正することが可
能な画像形成装置を提供しようとするものである。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） この発明は、上記課題を解決するために、被転写材に画
像を形成する画像形成手段と、被転写材を挟持して前記
画像形成手段に搬送する搬送手段と、この搬送手段を被
転写材の搬送方向に沿う面内で回動する回動手段と、前
記搬送手段によって搬送される被転写材の幅方向に所定
間隔離間して配設され、被転写材の有無を検出する第１
、第２の検出手段と、この第１の検出手段によって被転
写材が検出された場合、第２の検出手段によって被転写
材が検出されるまで前記回動１段を駆動して搬送手段を
回動する制御手段とを設けている。

（作用） すなわち、この発明は、搬送手段によって被転写材を画
像形成手段に搬送する際、第１の検出手段によって被転
写材が検出された場合、第２の検出手段によって被転写
材が検出されるまで、制御手段によって回動手段を駆動
して搬送手段を同動することにより、搬送手段によって
挟持された被転写材の傾きを補正可能としている。

（実施例） 以下、この発明の一丈施例について図面を参照して説明
する。

第２図、第３図はこの発明に係わる画像形成装置、例え
ば電子複写機をに示すものである。

複写機本体１の上面には原稿を支承する原稿台（透明ガ
ラス）２が固定されている。この原稿台２には原稿のセ
ット基準となる固定スケール２が設けられ、さらに、原
稿台２の近傍には開閉自在の原稿カバーＩ＋およびワー
クテーブル］２が設けられている。

上記原稿台２の下面側には露光ランプ４、ミラー５．６
．７からなる光学系が設けられている。

原稿台２に載置された原稿は、露光ランプ４、ミラー５
．６．７が原稿台２に沿って矢印ａ方向に往復動するこ
とにより、露光走査される。この場合、ミラー６．７は
光路長を保持するようにミラ５の１／２の速度にて移動
する。上記光学系の走査による原稿からの反射光、つま
り露光ランプ４の光照射による原稿からの反射光は、上
記ミラー５．６．７によって反射された後、変倍用レン
ズブロック８を通り、史にミラー９１９□、９３によっ
て反射されて感光体ドラム１０に導かれ、感光体ドラム
１０の表面に結像される。

上記感光体ドラム１０は図示矢印Ｃ方向に回転され、先
ず帯電用帯電器１１によって表面が帯電される。この後
、画像がスリット露光されることにより、表面に静電潜
像が形成される。この静電潜像は例えば赤あるいは黒の
トナーがそれぞれ収容され、所要に応じて選択的に動作
される現像器１２１．１２２によってトナーが付着され
ることにより可視像化される。

一方、用紙（被転写祠）Ｐは、選択された上段給紙カセ
ット１３０、中段給紙カセット１３□、あるいは下段給
紙カセット１３３から送出ローラ１４＋　、１４２．１
４３およびローラ対１５３．１５２．１５３によって一
枚ずつ取出され、用紙案内路１６．．１６□、１６３を
通ってレジストローラ対１７へ案内され、このレジスト
ローラ対１７によって転写部へ案内される。ここで、上
記給紙カセット１３１．１３２．１３３は、本体１の右
側下端部に着脱口７［に設けられており、後述する操作
パネルにおいていずれか一方が選択できるようになって
いる。

上記各給紙カセット１３＋　、１３２．１３３はそれぞ
れカセットサイズ検知スイッチ３０１．３０２．３０３
によってカセットサイズが検知される。このカセットサ
イズ検知スイッチ３０　＋、３０２．３０３はサイズの
異なるカセットの１−１人に応じてオン−オフされる複
数のマイクロスイッチにより構成されている。

上記転写部に送られた用紙Ｐは、転写用帯電器１８の部
分で感光体ドラム１０の表面と密着することにより、」
二記シ１）電器１８の作用で感光体ドラム１０上のトナ
ー像が転写される。この転写された用紙Ｐは、剥離用帯
電器１９の作用で感光体ドラム１０から静電的に剥離さ
れて搬送ベルト２０で搬送され、その終端部に設けられ
た定着器としての定着ローラ２１へ送られ、ここを通過
することにより転写像が用紙に定着される。定着が終了
した用紙Ｐは、送出ローラ対２２、実線のように動作さ
れた振分ゲート２３、排紙ローラ対２４によって本体１
外のトレイ２５に排出される。

また、転写後の感光体ドラム］０は、クリーナ２６によ
って表面の残留トナーが除電され、さらに除電ランプ２
７によって残像か消去されることにより、初期状態に復
帰される。尚、２つは本体１内の温度上前を防止するた
めの冷却ファンである。

一方、複写機本体１の下方には一枚の用紙の両面に複写
したり、同一面に多重複写を行なうことを可能とする多
重複写ユニット２８か設けられている。この多重複写ユ
ニット２８には、前述した振分はゲート２３、排紙ロー
ラ対２４をはじめとして、前記振分はゲート２３によっ
て取込まれた用紙を集積部２８ａへ導く複数のローラ対
２８ｂ、２８ｃ、２８ｄが設けられている。また、前記
集積部２８ａには集積部２８ａに一時収納された用紙を
送出す送出しローラ２８ｅか設けられている。

この送出しローラ２８ｅは収納された用紙の厚み（枚数
）に応して、図示矢印のように上下動可能とされている
。送出しローラ２８ｅによって送出された用紙は、用紙
を１枚づつ分離して送出す分離ローラ対２８ｆを介して
制御デー１−２８　ｇに案内される。この制御デー１−
２８　ｇは多重複写を行なう場合、図示矢印Ｍ方向に回
動され、用紙を搬送ローラ対２８ｈ、用紙案内路２８ｉ
を介して前記レジストローラ対１７へ案内する。

また、両面複写を行なう場合は図示状態とされ、用紙を
搬送ローラｔＪ　２８　ｊを介して反転部２８１（へ案
内する。用紙が反転部２８ｋに収納されると、制御ゲー
ト２８ｇは図示矢印Ｔ方向に回動され、搬送ローラ対２
８ｊで送られる用紙を前記搬送ローラ対２８ｈ１用紙案
内路２８ｉを介して前記レジストローラ対１７へ案内す
る。

さらに、前記露光ランプ４、ミラー５は、第１キャリッ
ジ４］−に設けられ、ミラー６．７は第２キヤリツジ４
２に設けられている。前記第１キヤリツジ４］には、第
１キヤリツジ４１の移動方向と直交方向に移動可能とさ
れたスポット光源４３が設けられている。このスポット
光源４３は、原稿画像の所要の部分を指定する場合、後
述する操作パネル４４に設けられたキーの操作に応じて
、点灯された状態で移動する。

また、前記帯電用布電器１１と、現像器１２゜の相互間
には、消去アレイ４５が設けられている。

この消去アレイ４５は、感光体ドラム１０の長手方向に
複数の発光ダイオードが配列された構成とされており、
この発光ダイオードが画像形成時に例えば前記スポット
光源４３で指示された範囲に応じて点灯されることによ
り、感光体ドラム１０に帯電された電荷が消去される。

この電荷が消去された部分は、その後露光されても潜像
が形成されないため、画像が消去されたこととなる。

第４図乃至第７図は前記レジストローラ対１７を示すも
のである。

レジストローラ対１７と前記転写用帯電器１８の相互間
には、第４図、第５図に示すごとく、レジストローラ対
１７の長手方向に所定間隔離間して、例えばフォトカッ
プラからなる用紙位置センサ５１．５２が設けられてい
る。これら用紙位置センサ５１．５２は、レジストロー
ラ対１７によって搬送される用紙の傾き（スキュー）を
検出するものである。

また、前記レジストローラ対１７は、主動ローラ１７ａ
、従動ローラ１７ｂによって構成されている。これら主
動ローラ１７ａ１従動ローラ１、７　ｂの一端部１７ｃ
、１７ｄは、後述する自動調心軸受け６６ａを介して第
１のフレーム５３に回転自在に設けられている。

０ 主動ローラ１７ａの一方の軸部１７ｃで、第１のフレー
ム５３から突出した部分には歯車５５が設けられており
、この歯車５５にはタイミングベルト５６を介して歯車
５７が連結されている。この歯車５７はパルスモータ５
８によって駆動される。したがって、パルスモータ５８
が駆動されることにより、主動ローラ１７ａが駆動され
、この主動ローラ１７ａに圧接された従動ローラ１７ｂ
が駆動される。

また、主動ローラ１７ａ１従動ローラ１７ｂの他方の軸
部１７ｅ、１７ｆは第２のフレーム５４に設けられた長
孔５４　ａ、５４ｂに貫通されている。この軸部１７ｅ
、１７１’の長孔５４ａ１５４ｂから突出した部分は、
後述する自動調心軸受け６６ａを介して可動プレート５
つに回転自在に設けられている。この可動プレート５９
の移動方向両端部には、ガイドピン６０．６１が設けら
れており、これらガイドピン６０，６１は、前記第２の
フレーム５４に設けられた長孔５４ｃ１５４ｄに貫通さ
れている。

１ 前記可動プレート５９の移動方向一端部上部には、第６
図に示すごとく、ラックギア５９ａが設けられており、
このラックギア５９ａには、ピニオン６２が噛合されて
いる。このピニオン６２にはウオームギア６３に噛合さ
れたギア６４が連結されており、前記ウオームギア６３
はパルスモータ６５によって駆動される。したがって、
パルスモ、−タ６５が駆動されることにより、可動プレ
ート５９が水平方向に移動され、レジストローラ苅１７
は、第１のフレーム５３を支点として水平方向に回動さ
れる。

第６図は前記自動調心軸受け６６ａを示すものである。

これら自動調心軸受け６６ａは全て同一構成であるため
、主動ローラ１７ａの自動調心軸受け６６ａについての
み説明する。

同図において、自動調心軸受け６６ａは、例えば断面が
円弧状の保持部６６ｂの内部にボールベアリング６６ｃ
が設けられており、このボールベアリング６６ｃに軸部
１７ｃ、］７ｅが設けられている。前記保持部６６ｂの
外周面中央部にはフ２ ランシロ６ｄが設けられており、このフランジ６６ｄの
外側の部分に位置する保持部６６ｂが第１のフレーム５
３、あるいは可動プレート５つに設けられた透孔５３ａ
、５９ｂにそれぞれ回動自在に嵌合されている。したが
って、前記可動プレート５９が第２のフレーム５４に設
けられた長孔５４　ｃ、５４　ｄの長手方向に移動され
ると、これに伴って自動調心軸受け６６ａの保持部６６
ｂが透孔５３ａ、５９ｂ内で回動され、主動ローラ１７
ａは第１のフレーム５３の自動調心軸受け６６ａを中心
として回動される。

第１図は制御系の構成を概略的に示すものである。

制御部７１は複写機本体１の全体的な動作を制御するも
の、であり、この制御部７１には前記操作パネル４４、
前記露光ランプ４を駆動するランプレギュレータ７２、
前記帯電用帯電器１１等を駆動する高圧トランス７３、
前記スポット光源４３、前記感光体ドラム１０等を駆動
するパルスモータ７４、前記レジストローラ対１７を駆
動するパル　３ スモーク５８、前記可動プレート５９を駆動するパルス
モータ６５等を駆動するモータ駆動部７５、前記用紙を
検出する用紙位置センサ５１．５２、前記消去アレイ４
５を駆動するアレイ駆動部７６、制御部７１の動作に必
要なプログラムや各種の情報が記憶されるメモリ７７等
が接続されている。

前記操作パネル４４には、複写開始を指部する複写キー
４４ａ１前記スポツト光源４３を移動するための移動キ
ー４４ｂ１例えば用紙の同−而に同一の原稿の所定の範
囲のみ色を変えて複写することが可能な多重複写モード
を設定するためのモード設定キー４４ｃの他、複写枚数
を設定するためのテンキー、複写濃度を設定するための
濃度設定キー、各種情報を表示する表示部等が設けられ
ている。

前記消去アレイ４５は複数の発光ダイオードによって構
成され、アレイ駆動部７６はスポット光源４３によって
指定された範囲に応じて、消去アレイ４５の対応する発
光ダイオードを点灯するものである。

　４ 上記構成において、第８図を参Ｉ［ｔ　して動作につい
て説明する。

原稿台２に原稿をセットした後、複写キー４４ａを＋Ｘ
作すると（ＳＴ１］）、給紙カセット］３．〜１３３の
うち、選択されている給紙カセットから用紙が取出され
、この取出された用紙はレジストローラ対１７に搬送さ
れる（ＳＴ１２）。

用紙がレジストローラ対１７に搬送されると、パルスモ
ータ５８が駆動され、レジストローラ対１７によって用
紙が挟持された状態で搬送される（　Ｓ　Ｔ　］、　３
　）。この後、用紙位置センサ５１．５２によって用紙
Ｐか検出されたか否かがｉｉｌ別される（ＳＴ１４．１
５）。

この結果、第９図に示すごとく、用紙位置センサ５１に
よって用紙Ｐが検出されたものと判別された場合、パル
スモータ５８が停止されて、レジストローラ対１７が停
止される（Ｓ　Ｔ　１６）。この状態において、パルス
モータ６５が駆動され、用紙位置センサ５２によって用
紙Ｐが検出されるまで、レジストローラ対１７が第１０
図に示す矢５ 巾方向に回動される（ＳＴ１７．１８）。用紙位置セン
サ５２によって用紙Ｐが検出されると、パルスモータ６
５が停止され、スキュー補正か終了される（ＳＴ１９）
。このようにして用紙のスキュー補正が終了されると、
パルスモータ５８が駆動され、レジストローラ対１７が
回転されて、用紙が転写部に供給される（ＳＴ２０）。

一方、これにタイミングを合わせて前記露光ランプ４、
感光体ドラム１０等が動作され、前記レジストローラ対
１７によって搬送される用紙に原稿の画像が形成される
（　Ｓ　Ｔ　２　］、　’Ｉ。この画像が形成された用
紙は、定着ローラ２１によって画像が定着された後、本
体１外のトレイ２５に排出される　（Ｓ　Ｔ　２２）。

また、前記ステップＳ　Ｔ　１．５において、先ず、第
１１図に示すごとく、用紙位置センサ５２によって用紙
Ｐが検出されたものと判別された場合、用紙位置センサ
５１によって用紙Ｐが検出されたか否かが判別される（
ＳＴ２３）。この結果、用紙位置センサ５１によって用
紙Ｐが検出された場６ 合、パルスモータ５８か停止されて、レジストローラ対
１７が停止される（ＳＴ２４）。この状態において、パ
ルスモータ６５が駆動され、用紙位置センサ５２によっ
て用紙Ｐが検出されなくなるまで、レジストローラ対１
７が第１２図に示す矢印方向に回動される（ＳＴ２５．
２６）。用紙位置センサ５２によって用紙Ｐが検出され
なくなると、前述したようにパルスモータ６５が停止さ
れ、スキュー補正が終了される（Ｓ　Ｔ　１９）。

以下、上記同様にこのスキュー補正された用紙に原稿の
画像が形成され、本体１外のトレイ２５に排出される（
ＳＴ２０〜２２）。

上記実施例によれば、レジストローラ対１７によって用
紙を挟持した状態で搬送し、この搬送途中において、用
紙位置センサ５１あるいは５２によって用紙が検出され
た場合、パルスモータ６５を駆動して、用紙位置センサ
５２あるいは５１によって用紙が検出されるまで、レジ
ストローラ対１７を回動し、用紙のスキューを補正して
いる。

したがって、レジストローラ対１７によって搬送７ 途中の用紙のスキューを補正することができるものであ
る。

また、用紙のスキュー量を求める演算を必要としないた
め、簡単な制御によって用紙のスキュー補正を行うこと
ができるものである。

さらに、自動調心軸受け６６ａを使用しているため、レ
ジストローラ対１７の回動角を大きくすることが可能で
ある。

尚、上記実施例では、自動調心軸受け６６ａを使用した
が、レジストローラ対１７の回動範囲が狭い場合は、自
動調心軸受け６６ａの代えて、主動ローラ１７ａ１従動
ローラ１７ｂの軸部をポルベアリングのみによって支承
しても、スキュー量に応じてレジストローラ対１７を回
動することができる。

また、レジストローラ対］７と感光体ドラム１０等は別
々のモータによって駆動したが、これに限定されるもの
ではなく、これらを一つのモタによって駆動することも
可能である。

さらに、上記実施例では、レジストローラ対８ １７をフレーム５３を支点として回動可能としたが、こ
れに限定されるものではなく、レジストローラ対１７の
フレーム５３側にも可動プレート５つおよびこれを駆動
するパルスモータ６５を設ければ、先に用紙位置センサ
５２によって用紙が検出された場合、フレーム５３側の
パルスモータ６５によって可動プレート５９を駆動し、
フレーム５４側を支点としてレジストローラ対１７を回
動することができきるため、先に用紙位置センサ５１に
よって用紙が検出された場合と同様の制御により、用紙
のスキューを補正することができる。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において種々変
形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明によれば、搬送手段によ
って被転写材を画像形成手段に搬送する際、第１の検出
手段によって被転写材が検出された場合、第２の検出手
段によって被転写材が検出されるまで、制御手段によっ
て回動手段を駆動し、搬送手段を回動することにより、
搬送手段により１つ 能な画像形成装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例を示すものであり、制御系
を示す＋ｆｉ成図、第２図、第３図はそれぞれこの発明
が適用される画像形成装置を示すものであり、第２図は
外観斜視図、第３囚は側断面図、第４図は第３図の一部
を取出して示す斜示図、第５図は用紙位置センサを説明
するために示す要部の側面図、第６図は第４図の一部を
取出して示す側面図、第７図は第４図の一部を取出して
示す側面図、第８図乃至第１２図はそれぞれこの発明の
詳細な説明するために示す図である。 １・・・複写機本体、２・・・原稿台、１０・・・感光
体ドラム、１７・・・レジストローラ対、５１．５２・
・・用紙位置センサ、５８．６５・・・パルスモータ、
７１・・・制御部、７７・・・メモリ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被転写材に画像を形成する画像形成手段と、 被転写材を挟持して前記画像形成手段に搬送する搬送手
   段と、 この搬送手段を被転写材の搬送方向に沿う面内で回動す
   る回動手段と、 前記搬送手段によって搬送される被転写材の幅方向に所
   定間隔離間して配設され、被転写材の有無を検出する第
   １、第２の検出手段と、 この第１の検出手段によって被転写材が検出された場合
   、第２の検出手段によって被転写材が検出されるまで前
   記回動手段を駆動して搬送手段を回動する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記搬送手段は、自動調心軸受けを介して回動自
   在に設けられていることを特徴とする請求項１記載の画
   像形成装置。