JP2602832B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2602832B2
JP2602832B2 JP62136320A JP13632087A JP2602832B2 JP 2602832 B2 JP2602832 B2 JP 2602832B2 JP 62136320 A JP62136320 A JP 62136320A JP 13632087 A JP13632087 A JP 13632087A JP 2602832 B2 JP2602832 B2 JP 2602832B2
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば原稿の所要の部分を指定し、その
部分を他の部分と異なる色によって現像することが可能
な現像形成装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、原稿台にセットされた原稿の所要の部
分をスポット光源等の指定手段によって指定し、その部
分を他の部分と異なる色によって現像することが可能な
電子複写機が種々開発されている。
この種の電子複写機においては、第12図(a)に示す
如く、第1の露光走査時に例えば原稿Gの指定された部
分(斜線で示す部分)以外の画像が現像され、指定され
た部分の画像は、消去アレイと称する電荷の消去手段に
よって、感光体ドラム上から消去されて現像されないよ
うになっている。この現像された画像は用紙に転写され
た後、定着器を介して多重複写ユニットと称する用紙の
搬送装置に導かれる。
一方、第2の露光走査時には、指定された部分の画像
(斜線で示す部分)のみが現像され、指定された部分以
外の画像は、消去アレイによって消去され、現像されな
いようになっている。そして、この現像された画像は、
前記多重複写ユニットから供給される前記指定部分以外
の画像が複写された用紙に転写される。このような動作
が行われることにより、所要の部分を所要の色によって
複写することができるものである。
ところで、原稿画像を部分的に指定して色を変える場
合において、第12図(b)に示す如く、原稿Gの露光走
査方向(y方向)と直交する方向(x方向)の全画像の
色を変えるように指定する場合がある。従来は、このよ
うな指定が行われた場合においても、上述したように、
2回露光走査を行い、指定された部分と指定されない部
分とを別々の工程によって現像するようにしていた。こ
のため、複写に要する時間が長いものであった。また、
一度目の画像形成工程において用紙が定着器を通るた
め、用紙にカールが生じ、二度目の画像形成工程におい
て、多重複写ユニットからこの用紙を給紙した場合、感
光体ドラムの基準位置に正確に接触させることが難し
く、二度目の画像形成工程における画像と、一度目の画
像形成工程で形成された画像とに位置ずれが発生する等
の不都合を有していた。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、原稿画像の指定範囲に係わらず、二度の
画像形成工程を行うことによる問題を解決するものであ
り、その目的とするところは、原稿の走査方向と直交す
る全領域が指定された場合、一度の画像形成工程によっ
て指定された部分の画像と、それ以外の画像を形成する
ことにより、画像形成に要する時間を短縮することが可
能であるとともに、指定された部分の画像と、それ以外
の画像のずれを防止することが可能な画像形成装置を提
供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、上記課題を解決するため、原稿に対して
光を照射しつつ所定の露光走査方向に走査する露光走査
手段と、この露光走査手段により露光走査された原稿の
画像に対する潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段
と、それぞれ異なる現像剤を有した第1、第2の現像器
を有し、前記潜像形成手段により形成された前記像担持
体上の潜像に対して現像剤を供給することによって現像
剤像を形成する現像手段と、この現像手段により前記像
担持体上に形成された現像剤像を記録媒体上に転写する
転写手段と、前記原稿の所定の範囲を指定する指定手段
と、この指定手段により前記露光走査方向と直交する方
向の原稿の全領域が指定された場合、前記露光走査手段
による露光走査中に前記現像手段中の第1、第2の現像
器を切り換えて使用することにより、指定範囲の画像と
指定範囲以外の画像とを色を換えて前記像担持体上に形
成し、前記転写手段による1度の転写動作で記録媒体上
に複数色の画像を形成する第1の制御手段と、前記指定
手段により前記露光走査方向と直交する方向の原稿の全
領域よりも小さい領域が指定された場合、この指定領域
内の画像を前記現像手段中の第1の現像器で現像して像
担持体上に形成し、この像担持体上に形成された前記指
定領域内の画像を前記転写手段により記録媒体上に転写
した後、前記指定領域外の画像を前記現像手段中の第2
の現像器で現像して前記像担持体上に形成し、この像担
持体に形成された前記指定領域外の画像を前記転写手段
により前記指定領域内の画像が形成された前記記録媒体
に転写させて前記記録媒体上に複数色の画像を形成する
第2の制御手段とを具備している。
(作用) この発明は、指定手段によって原稿の露光走査方向と
直交する全領域が指定された場合、第1の制御手段によ
り1度の画像形形成工程において、第1、第2の現像器
を切換えて現像することにより、記録媒体上に指定領域
の画像と、指定領域以外の画像とを色を変えて形成可能
としている。また、指定手段により原稿の露光走査方向
と直交する方向の原稿の全領域よりも小さい領域が指定
された場合、第2の制御手段により、先ず、指定領域内
の画像を第1の現像器で現像して像担持体上に形成し、
この像担持体上に形成された指定領域内の画像を転写手
段により記録媒体上に転写した後、指定領域外の画像を
第2の現像器で現像して像担持体上に形成し、この像担
持体に形成された指定領域外の画像を転写手段により前
記指定領域内の画像が形成された記録媒体に転写させて
前記記録媒体上に複数色の画像を形成可能としている。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第8図、第9図はこの発明の画像形成装置、例えば電
子複写機を概略的に示すものである。即ち、1は複写機
本体で、この本体1の上面には原稿を支承する原稿台
(透明ガラス)2が固定されている。この原稿台2には
原稿のセット基準となる固定スケール21が設けられ、さ
らに、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿カバー11およ
びワークテーブル12が設けられている。そして、上記原
稿台2に載置された原稿は、露光ランプ4、ミラー5、
6、7からなる光学系が原稿台2の下面に沿って矢印a
方向に往復動することにより、露光走査されるようにな
っている。この場合、ミラー6、7は光路長を保持する
ようにミラー5の1/2の速度にて移動する。上記光学系
の走査による原稿からの反射光、つまり露光ランプ4の
光照射による原稿からの反射光は上記ミラー5、6、7
によって反射された後変倍用レンズブロック8を通り、
更にミラー91、92、93によって反射されて感光体ドラム
10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結像さ
れるようになっている。
上記感光体ドラム10は図示矢印c方向に回転し、先ず
帯電用電器11によって表面が帯電され、しかる後画像が
スリット露光されることにより、表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は例えば赤あるいは黒のトナーが
それぞれ収容され、所要に応じて選択的に動作される現
像器121、122によってトナーが付着されることにより可
視像化されるようになっている。これら現像器121、122
は感光体ドラム10に対して独立に接離可能とされてい
る。
一方、用紙(被転写材)Pは、選択された上段給紙カ
セット131、中段給紙カセット132、あるいは下段給紙カ
セット133から送出ローラ141、142、143およびローラ対
151、152、153によって一枚ずつ取出され、用紙案内路1
61、162、163を通ってレジストローラ対17へ案内され、
このレジストローラ対17によって転写部へ案内されるよ
うになっている。ここで、上記給紙カセット131、132
133は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けられてい
て、後述する操作パネルにおいていずれか一方が選択で
きるようになっている。尚、上記各給紙カセット131、1
32、133はそれぞれカセットサイズ検知スイッチ601、60
2、603によってカセットサイズが検知されるものであ
る。このカセットサイズ検知スイッチ601、602、603
サイズの異なるカセットの挿入に応じてオン−オフされ
る複数のマイクロスイッチにより構成されている。
上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯電器18の部
分で感光体ドラム10の表面と密着することにより、上記
帯電器18の作用で感光体ドラム10上のトナー像が転写さ
れる。この転写された用紙Pは、剥離用帯電器19の作用
で感光体ドラム10から静電的に剥離されて搬送ベルト20
で搬送され、その終端部に設けられた定着器としての定
着ローラ21へ送られ、ここを通過することにより転写像
が定着される。そして、定着後の用紙Pは、送出ローラ
対22、実線のように動作された振分ゲート23、排紙ロー
ラ対24によって本体1外のトレイ25にされるようになっ
ている。また、転写後の感光体ドラム10は、クリーナ26
で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ランプ27に
よって残像が消去されることにより、初期状態に戻るよ
うになっている。尚、29は本体1内の温度上昇を防止す
るための冷却ファンである。
一方、複写機本体1の下方には一枚の用紙に両面複写
したり、同一面に多重複写を行なうことを可能とする多
重複写ユニット28が設けられている。このユニット28に
は、前述した振分けゲート23、排紙ローラ対24をはじめ
として、前記振分けゲート23によって取込まれた用紙を
集積部28aへ導く複数のローラ対28b、28c、28dが設けら
れている。また、前記集積部28aには集積部28aに一時収
納された用紙を送出す送出しローラ28eが設けられてい
る。この送出しローラ28eは収納された用紙の厚み(枚
数)に応じて、図示矢印のように上下動可能とされてい
る。送出しローラ28eによって送出された用紙は用紙を
1枚づつ分離して送出す分離ローラ対28fを介して制御
ゲート28gに案内される。この制御ゲート28gは多重複写
を行なう場合、図示矢印M方向に回動され、用紙を搬送
ローラ対28h、用紙案内路28iを介して前記レジストロー
ラ対17へ案内するようになされる。また、両面複写を行
なう場合は図示状態とされ、用紙を搬送ローラ対28jを
介して反転部28kへ案内するようになされる。用紙が反
転部28kに収納されると、制御ゲート28gは図示矢印T方
向に回動され、搬送ローラ対28jで送られる用紙を前記
搬送ローラ対28h、用紙案内路28iを介して前記レジスト
ローラ対17へ案内するようになされる。
さらに、前記露光ランプ4、ミラー5は、第1キャリ
ッジ411に設けられ、ミラー6、7は第2キャリッジ412
に設けられている。前記第1キャリッジ411には、第1
キャリッジ411の移動方向と直交方向に移動可能とされ
たスポット光源131が設けられており、原稿画像の所要
の部分を指定する場合、操作パネル30に設けられたキー
の操作に応じてスポット光源が点灯された状態で移動す
るようになされている。
また、前記帯電用帯電器11と、現像器121の相互間に
は、消去アレイが設けられている。この消去アレイ150
は、感光体ドラム10の長手方向に複数の発光素子が配列
された構成とされており、この発光素子が画像形成時に
例えば前記スポット光源131で指示された範囲に応じて
点灯されることにより、感光体ドラム10に帯電された電
荷が消去される。この電荷が消去された部分は、その後
露光されても潜像が形成されないため、画像が消去され
たこととなる。
第10図は、複写機本体1の表面に設けられた操作パネ
ル30を示すものである。301は複写開始を指令する複写
キー、302は複写枚数の設定等を行なうテンキー、303
部の動作状態や用紙のジャム等を表示する表示部、304
は上段,中段、下段給紙カセット131、132、133を選択
するカセット選択キー、305は選択されたカセットを表
示するカセット表示部、306は複写の拡大、縮小倍率を
所定の関係で設定する倍率設定キー、307は拡大、縮小
倍率を無段階に設定するズームキー、308は設定された
倍率を表示する表示部、309は複写濃度を設定する濃度
設定部、30a、30b、30c、30dはそれぞれ後述する原稿の
消去位置を示すスポット光源を移動させる操作キー、30
eはスポット光源が示す座標位置を入力する位置指定キ
ー、30f、30gはそれぞれ指定された位置における消去範
囲を指定する消去範囲指定キー、30hは色変更指定キ
ー、30iは色変更指定キー30hが操作されていることを示
す発光表示素子、30jは例えば赤のトナーが収容された
現像器121を指定する赤指定キー、30kは例えば黒のトナ
ーが収容された現像器122を指定する黒指定キーであ
る。
一方、第11図は、現像器121、122の駆動部を示すもの
である。ここで、現像器121、122には、それぞれリンク
部材51、52が設けられており、このリンク部材51、52は
カム53、54はトレースするようになされている。このカ
ム53、54は、例えばパルスモータ55、56によって独立に
回動されるようになっており、現像器121、122が感光体
ドラム10に対して独立に接離可能とされている。
第1図は制御系の構成を概略的に示すものである。制
御部61は複写機本体1の全体的な動作を制御するもので
あり、この制御部61には前記操作パネル30、消去アレイ
150を駆動するアレイ駆動部62、前記露光ランプ4を駆
動するランプレギュレータ63、帯電用帯電器11等が接続
される高圧トランス64、感光体ドラム10を駆動するパル
スモータ65、現像器121、122を駆動する前記パルスモー
タ55、56等を駆動するモータ駆動部66、前記用紙サイズ
を検知するマイクロスイッチ601、602、603等からなる
スイッチセンサ67等が接続されている。
上記構成において、動作について説明する。
第2図に示す如く、原稿Gを原稿台2にセットした状
態において、操作パネル30の操作キー30a〜30dを操作し
てスポット光源131を移動し、原稿の色変更範囲を対角
点の座標Sa(x1、y1)、Sb(x2、y2)で指定し、この状
態で、操作パネル30の例えば消去範囲指定キー30g、お
よび複写キー301を操作すると、制御部61では第3図に
示すような動作が行われる。
制御部61では、先ず、指定された色変更範囲と、選択
されている用紙サイズとが比較され、第2図に示す如く
指定された色変更範囲の露光走査と直交する方向の長さ
(x方向の長さと称す)l1が、用紙Pの幅l2より長いか
否かが判別される(ステップST1、2)。この結果、指
定された色変更範囲のx方向の長さl1が用紙Pの幅方向
の長さl2より短い場合は、前述したような多重複写ユニ
ット28を使用した、通常のカラー多重複写動作が行われ
る(ステップST3)。
また、指定された色変更範囲のx方向の長さl1が用紙
Pの幅方向の長さl2より長い場合は、感光体ドラム10の
回転タイミング、原稿の露光走査に対応して現像器1
21、122を接離して一度の画像形成工程によるカラー多
重複写動作が行われる(ステップST4)。
即ち、第4図に示す如く、現像器121は、感光体ドラ
ム10が帯電、露光された部分が到達する時間t1+t2遅れ
て感光体ドラム10に接触され、この現像器121によって
原稿GのB1で示す範囲の画像が例えば赤のトナーによっ
て現像される。この後、感光体ドラム10がt3時間回転し
た状態において、現像器122が感光体ドラム10に接触さ
れ、現像器122によって原稿GのAで示す範囲の画像が
例えば黒のトナーによって現像される。この現像途中に
おいて、再び、現像器121が感光体ドラム10に接触さ
れ、原稿GのB2で示す範囲の画像が赤のトナーによって
現像される。このようにして現像された画像は、用紙に
転写された後、剥離、定着されて複写機本体外に排出さ
れる(ステップST5、6)。
上記実施例によれば、指定された色変更範囲のx方向
の長さl1が、選択されている用紙の幅方向の長さl2より
長い場合、一度の画像形成工程において、現像器121、1
22を駆動することにより、カラー多重複写を行うように
している。したがって、このような指定の場合、従来に
比べて複写時間を短縮することができるものである。
また、一度の画像形成工程でカラー多重複写を行うた
め、定着によってカールが生じた用紙に再び画像を転写
する必要がなく、画像の位置ずれを防止して、複写画像
の画質劣化を防止することが可能なものである。
次に、この発明の他の実施例について説明する。尚、
上記実施例と同一部分には同一符号を付す。
上記実施例では、現像器を切換える場合、現像器その
ものを感光体ドラム10に対して接離する構成としたが、
これに限定されるものではない。
第5図は、磁気ローラを使用した現像器をこの発明に
適用した状態を示すものである。現像器71、72にはそれ
ぞれ磁気ローラ73が内臓されたスリーブ74が設けられて
いる。前記磁気ローラ73はそれぞれ図示せぬソレノイド
が駆動されることによって所定の角度に回動可能とさ
れ、スリーブ74はそれぞれ図示せぬ駆動手段によって回
転されるようになっている。
この種の現像器は、磁気ローラ73に設けられた磁極N2
が、第6図(a)に示す如く、現像器内部に設けられた
例えば一部磁性体によって構成されたレベラー75に対向
された状態において、現像剤のブロックが形成され、ス
リーブ74が回転された場合においても現像剤が供給され
ないようになっている。この状態において、磁気ローラ
73を回動し、磁極N2とレベラー75の位置関係を同図
(b)に示す如く設定すると、スリーブ74の回転に伴っ
て現像剤が搬送可能とされ、感光体ドラム10に形成され
た潜像が現像がされる。したがって、指定された色変更
範囲のx方向の長さが選択されている用紙の幅方向の長
さより長い場合、感光体ドラム10の回転、および原稿の
露光走査に応じて、制御部61により、磁気ローラ73の回
転位置を制御し、現像器71、72を選択的に動作すること
により、一度の画像形成工程によって、上記実施例と同
様にカラー多重複写を行うことができるものである。
一方、第7図は、現像剤の供給をブレードによって制
御する現像器をこの発明に適用した状態を示すものであ
る。
現像器81、82の内部には、それぞれ図示矢印方向に回
転されるスリーブ83、84が設けられており、このスリー
ブ83、84にはそれぞれ図示せぬソレノイドによって駆動
されるブレード85、86が接離可能とされている。
この種の現像器は、ブレード85、86がスリーブ83、84
に接触されている場合は、スリーブ83、84に現像剤が付
着されないため、現像動作が行われず、ブレード85、86
がスリーブ83、84から離間された状態において、スリー
ブ83、84に現像剤が付着され、現像が可能とされる。し
たがって、指定された色変更範囲のx方向の長さが選択
されている用紙の幅方向の長さより長い場合、感光体ド
ラム10の回転、および原稿の露光走査に応じて、制御部
61により、ブレード8、86のスリーブ83、84の接離を制
御し、現像器81、82を選択的に動作することにより、一
度の画像形成工程によって、上記実施例と同様にカラー
多重複写を行うことができるものである。
尚、上記実施例では、原稿の色変更範囲をスポット光
源を用いて指定する場合について説明したが、指定手段
としてはこれに限定されるものではない。
その他この発明の要旨を変えない範囲において種々変
形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 以上、詳述したようこの発明によれば、指定手段によ
って原稿の露光走査方向と直交する全領域が指定された
場合は、第1の制御手段により1度の画像形成工程にお
いて、第1、第2の現像器を切換えて現像することによ
り、記録媒体上に指定領域の画像と、指定領域以外の画
像とを色を変えて形成可能としている。したがって、指
定手段によって原稿の露光走査方向と直交する全領域が
指定された場合、1度の画像形成工程で複数色の画像を
形成できるため、画像の形成時間を短縮できるととも
に、形成された画像の位置ずれを防止でき、画質の劣化
を抑えることができる。
また、指定手段により原稿の露光走査方向と直交する
方向の原稿の全領域よりも小さい領域が指定された場合
は、第2の制御手段により、先ず、指定領域内の画像を
第1の現像器で現像して像担持体上に形成し、この像担
持体上に形成された指定領域内の画像を転写手段により
記録媒体上に転写した後、指定領域外の画像を第2の現
像器で現像して像担持体上に形成し、この像担持体に形
成された指定領域外の画像を転写手段により前記指定領
域内の画像が形成された記録媒体に転写させて前記記録
媒体上に複数色の画像を形成可能としている。したがっ
て、通常の多重画像形成動作により、複数色の画像を形
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すものであり、制御系
の構成を示す図、第2図乃至第4図はそれぞれこの発明
の動作を説明するために示す図、第5図乃至第7図はそ
れぞれこの発明の他の実施例を示すものであり、第5図
は要部を取出して示す側面図、第6図は第5図の動作を
説明するために示す図、第7図は要部を取出して示す側
面図、第8図、および第9図はそれぞれこの発明が適用
される画像形成装置を示すものであり、第8図は外観斜
視図、第9図は側断面図、第10図は操作パネルの構成を
示す平面図、第11図は第9図の要部を取出して示す側面
図、第12図は色変更範囲の指定動作を説明するために示
す図である。 1……本体、2……原稿台、10……感光体ドラム、1
21、122、71、72、81、82……現像器、30……操作パネ
ル、30a〜30d……操作キー、30e……位置指定キー、30h
……色変更指定キー、61……制御部、150……消去アレ
イ、P……用紙、Ph……露光部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に対して光を照射しつつ所定の露光走
    査方向に走査する露光走査手段と、 この露光走査手段により露光走査された原稿の画像に対
    する潜像を像担持体上に形成する潜像形成手段と、 それぞれ異なる現像剤を有した第1、第2の現像器を有
    し、前記潜像形成手段により形成された前記像担持体上
    の潜像に対して現像剤を供給することによって現像剤像
    を形成する現像手段と、 この現像手段により前記像担持体上に形成された現像剤
    像を記録媒体上に転写する転写手段と、 前記原稿の所定の範囲を指定する指定手段と、 この指定手段により前記露光走査方向と直交する方向の
    原稿の全領域が指定された場合、前記露光走査手段によ
    る露光走査中に前記現像手段中の第1、第2の現像器を
    切り換えて使用することにより、指定範囲の画像と指定
    範囲以外の画像とを色を変えて前記像担持体上に形成
    し、前記転写手段による1度の転写動作で記録媒体上に
    複数色の画像を形成する第1の制御手段と、 前記指定手段により前記露光走査方向と直交する方向の
    原稿の全領域よりも小さい領域が指定された場合、この
    指定領域内の画像を前記現像手段中の第1の現像器で現
    像して像担持体上に形成し、この像担持体上に形成され
    た前記指定領域内の画像を前記転写手段により記録媒体
    上に転写した後、前記指定領域外の画像を前記現像手段
    中の第2の現像器で現像して前記像担持体上に形成し、
    この像担持体に形成された前記指定領域外の画像を前記
    転写手段により前記指定領域内の画像が形成された前記
    記録媒体に転写させて前記記録媒体上に複数色の画像を
    形成する第2の制御手段と を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP62136320A 1987-04-30 1987-05-30 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2602832B2 (ja)

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JPS62293264A (ja) * 1986-06-12 1987-12-19 Canon Inc 同一原稿像を複数色で現像する画像形成装置
JPS63197969A (ja) * 1987-02-12 1988-08-16 Minolta Camera Co Ltd 多色系像形成装置

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