JPH0367708B2 - - Google Patents

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JPH0367708B2
JPH0367708B2 JP1189122A JP18912289A JPH0367708B2 JP H0367708 B2 JPH0367708 B2 JP H0367708B2 JP 1189122 A JP1189122 A JP 1189122A JP 18912289 A JP18912289 A JP 18912289A JP H0367708 B2 JPH0367708 B2 JP H0367708B2
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JP
Japan
Prior art keywords
thin film
pine
nozzle
fluid
porous face
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1189122A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0355059A (ja
Inventor
Koichi Motonami
Nobuaki Tsuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Original Assignee
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd filed Critical Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Priority to JP18912289A priority Critical patent/JPH0355059A/ja
Publication of JPH0355059A publication Critical patent/JPH0355059A/ja
Publication of JPH0367708B2 publication Critical patent/JPH0367708B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、噴射流体の流体圧を利用し、かつ、
被マツサージ体を濡らさないマツサージ器であつ
て、詳しくは、液槽と、この液槽内の液体を圧送
するポンプと、このポンプから圧送された液体を
被マツサージ体に向けて空中で噴射するノズル
と、被マツサージ体に密接自在で、かつ、ノズル
からの噴射流体を受けて流体圧を被マツサージ体
に伝える可撓性薄膜とからなるマツサージ器に関
する。
〔従来の技術〕
従来、液体圧利用のマツサージ器は、ノズルと
可撓性薄膜との間に何も設けずにノズルからの噴
射流体の流体圧を被マツサージ体に伝えていた
(例えば実開昭62−113547号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、ノズルからの噴射流体は、空気抵抗等
を受けるため、ノズル噴射口から離れるにつれて
互いに流体が分散していき、その表面張力によつ
て水粒になろうとする。従つて、ノズルの噴出口
に近接した箇所では噴射流体が途切れなく続き、
噴射流体から受ける衝撃圧の変化はほとんどな
い。他方、ノズル噴射口から一定距離離れた箇所
では噴射流体が断続的になり、噴射流体から受け
る衝撃圧の変化が大きくなる。つまり、ノズル噴
射口に近接した箇所よりも噴射口から一定の距離
離れた箇所の方が、流体によつて受ける圧力の変
化が大きのでマツサージ効果も大きくなる。
しかし、従来の構成では、可撓性薄膜のみで被
マツサージ体による荷重を受けると、その荷重に
よつて可撓性薄膜が大きくたわむ。その結果、可
撓性薄膜がノズル噴出口に近接しすぎたり接触し
たりして、被マツサージ体に流体によつて受ける
大きな圧力変化を伝えることができない場合があ
つた。
本発明の目的は、被マツサージ体による荷重が
加わつても被マツサージ体に大きな圧力変化を伝
えるマツサージ器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明によるマツサ
ージ器は、ノズルを多数設け、前記ノズルから噴
射される流体を挿通させる多数の孔を備え、か
つ、前記ノズルに近づく薄膜を支持して前記薄膜
の前記ノズルに対する最小離間距離を一定に保つ
多孔面体を設け、前記ノズルの夫々を、前記多孔
面体の孔を臨む位置に固定してあることを特徴と
する。
〔作用〕
つまり、ポンプから圧送されてノズル噴出口か
ら噴出した流体は、空気等の抵抗を受け分散して
水粒になりながら、多孔面体の多数の孔を通り抜
けて可撓性薄膜に衝突し、被マツサージ体に流体
が断続的に衝突することに起因する大きな圧力変
化を与える。
この場合、ノズルを多数設けてあるから、被マ
ツサージ体の広い範囲にわたつて前記圧力変化を
同時に与えることができ、しかも前記ノズルの
夫々を、多孔面体の孔を臨む位置に固定してある
から、ノズル噴出口から噴出した流体は、多孔面
体の本体部分に衝突しにくくなつて、可撓性薄膜
に達するまでその勢いが衰えることなく、そのた
めに、被マツサージ体に前記圧力変化を効率よく
確実に与えることができる。
また、可撓性薄膜が被マツサージ体による荷重
でたわんでも、多孔面体でその荷重を支えてノズ
ル噴出口に一定の距離以上近接しないので被マツ
サージ体は、常に断続的な噴射流体を受ける。
〔発明の効果〕
従つて、可撓性薄膜が被マツサージ体による荷
重でたわんでも、被マツサージ体の広い範囲にわ
たつて流体が断続的に衝突することに起因する大
きな圧力変化を効率よく確実に与えることができ
るから、被マツサージ体に常に刺激を与えること
ができ、マツサージ効果を良好に維持できるよう
になつた。
なお、多孔面体と薄膜とを一体に形成した場合
は、組み付けが容易となる。
〔実施例〕
第1図に示すように、液槽1内にポンプ2とこ
のポンプ2から圧送される液体を、液槽上方に向
けて空中で噴射するノズル3とを収納し、液槽上
部には前記ノズル3から噴射される流体を挿通さ
せる金網4を設け、この金網4から一定の距離に
ある液槽上部を軟質樹脂製の薄膜5で覆つて密閉
したマツサージ器を構成してある。
前記薄膜5が足6による荷重を受けてたわみ、
その荷重が金網4に働いても、金網4は、ノズル
3の噴出口に一定距離以上近接しない強度を備え
ている。
第4図に示すように、金網4がないと足6を載
せた前記薄膜5がその荷重でたわみ、ノズル3の
噴出口に近接しすぎる。そして、噴射流体は分散
する前であつて、かつ、水粒になろうとする前に
前記薄膜5に衝突し、前記薄膜5に載つている足
6は途切れなく続く流体を受けるので、足6が流
体によつて受ける圧力の変化は大きくない。しか
し、第2図に示すように、金網4があれば、その
金網で足6を載せた前記薄膜5を支え、ノズル3
の噴出口に近接しすぎることがない。従つて、噴
射流体は分散し、水粒になりつつある状態で前記
薄膜5に衝突し、前記薄膜5に載つている足6は
断続的な流体を受けるので、足6が流体によつて
受ける圧力の変化は大きいのである。
なお、前記薄膜5は足の裏全面を載せることが
できる面積を有する。
〔別実施例〕
前記金網4に代えて、パンチングメタル、ハニ
カム構造のもの、ナイロン網、スリツトを多数形
成した板であつてもよく、それらを多孔面体と総
称する。
また、前記薄膜5は流体圧を被マツサージ体に
伝えることができれば、軟質ビニール製やゴム
製、その他軟質の合成樹脂製のものであつてもよ
く、それらを可撓性薄膜と総称する。
マツサージの対象には足の裏に限られず、膝、
背中、腰等、身体の全てが含まれ、それらを被マ
ツサージ体と総称する。
前記マツサージ器の形状は、どのようなもので
あつてもよく、箱型に限られない。第3図に椅子
型形状のマツサージ器を示す。すなわち、背もた
れ7、座8、足載せ9の夫々の部分において、ノ
ズル3と可撓性薄膜5との間に多孔面体4を設け
る。
前記ポンプ2は、液槽外に設けてもよい。な
お、ポンプ2を、脈動流体の圧送が可能な構造と
すれば、脈動による流体の圧力変化が加わるので
マツサージ効果がさらに向上する。
さらに、液体の温度調節装置を受けてもよい。
第5図イに示すように、前記多孔面体4の孔を
薄膜で寒ぎ、前記多孔面体4と前記薄膜5とを一
体に形成してもよい。前記薄膜5は適度にたるん
でいるため、ノズル3からの液体圧は、前記多孔
面体4に載せられて前記薄膜5のたわみを妨げて
いる被マツサージ体6に、前記薄膜5を介して伝
わる。
前記多孔面体4と前記薄膜5との材質は、第5
図ロに示すように、同一であつてもよいが、被マ
ツサージ体6による荷重が大きいために、それに
応じた強度を多孔面体4に持たせたいとき等は、
第6図、第7図に示すように両者の材質を異なら
せてもよい。なお、第6図は前記多孔面体4を前
記薄膜5で覆つた場合を、第7図はこれら両者を
接着した場合を示している。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るマツサージ器の実施例を示
し、第1図はマツサージ器の断面図、第2図はマ
ツサージ器の要部を示す断面図、第3図は別実施
例の断面図、第4図はマツサージ器の要部を示す
断面図、第5図イは別実施例の斜視図、第5図
ロ、第6図、第7図は夫々別実施例の断面図であ
る。 1……液槽、2……ポンプ、3……ノズル、4
……多孔面体、5……可撓性薄膜、6……被マツ
サージ体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 液槽1と、この液槽内の液体を圧送するポン
    プ2と、このポンプ2から圧送された液体を被マ
    ツサージ体6に向けて空中で噴射するノズル3
    と、被マツサージ体6に密接自在で、かつ、ノズ
    ル3からの噴射流体を受けて流体圧を被マツサー
    ジ体6に伝える可撓性薄膜5とからなるマツサー
    ジ器であつて、前記ノズル3を多数設け、前記ノ
    ズル3から噴射される流体を挿通させる多数の孔
    を備え、かつ、前記ノズル3に近づく前記薄膜5
    を支持して前記薄膜5の前記ノズル3に対する最
    小離間距離を一定に保つ多孔面体4を設け、前記
    ノズル3の夫々を、前記多孔面体4の孔を臨む位
    置に固定してあるマツサージ器。 2 前記多孔面体4と前記薄膜5とが別体に形成
    してあり、前記多孔面体4を、前記ノズル3と前
    記薄膜5との間に配置してある請求項1記載のマ
    ツサージ器。 3 前記多孔面体4と前記薄膜5とが一体に形成
    してある請求項1記載のマツサージ器。
JP18912289A 1989-07-21 1989-07-21 マッサージ器 Granted JPH0355059A (ja)

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JPH0355059A JPH0355059A (ja) 1991-03-08
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JPH0355059A (ja) 1991-03-08

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