JPS5823416Y2 - 泡沫状噴霧器 - Google Patents
泡沫状噴霧器Info
- Publication number
- JPS5823416Y2 JPS5823416Y2 JP14503976U JP14503976U JPS5823416Y2 JP S5823416 Y2 JPS5823416 Y2 JP S5823416Y2 JP 14503976 U JP14503976 U JP 14503976U JP 14503976 U JP14503976 U JP 14503976U JP S5823416 Y2 JPS5823416 Y2 JP S5823416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- piston
- check valve
- container
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばシェービングクリーム等、発泡性液体を
泡沫状に噴霧する為の泡沫状噴霧器に関するもので、容
器内部における液体と空気の置換を有効に行ない液体の
吸上げ過程で空気との混合を計り、泡化を促進すると共
に、多孔性部材の不規則な微細孔を加圧状態で押出され
る時の抵抗によって空気との混合を更に促進し、微細な
泡化を得られるように設けたものである。
泡沫状に噴霧する為の泡沫状噴霧器に関するもので、容
器内部における液体と空気の置換を有効に行ない液体の
吸上げ過程で空気との混合を計り、泡化を促進すると共
に、多孔性部材の不規則な微細孔を加圧状態で押出され
る時の抵抗によって空気との混合を更に促進し、微細な
泡化を得られるように設けたものである。
以下本考案の実施例を示した図面について説明すれば、
上端を開口して有底状に形成したシリンダ１は、底壁に
おける吸上げ孔２に逆止弁３を介在して吸上げ管４を垂
設し形成され、頂壁５及び該頂壁周縁から周壁６を垂設
して下側部を装着筒部７に設けて容器１０の口頚部１１
に装着されるように形成された支持体８に嵌着してシリ
ンダ１は吊持されると共に、その周壁９と、支持体の周
壁６との間に空気溝１２が後述するピストンの上部室す
と容器１０内部を連通して設けられ、又上記シリンダ１
の下側部には、逆止弁３を吸上げ孔２と併用するように
空気溝１３がシリンダ内部と容器内部を連通すべく設け
られている。
上端を開口して有底状に形成したシリンダ１は、底壁に
おける吸上げ孔２に逆止弁３を介在して吸上げ管４を垂
設し形成され、頂壁５及び該頂壁周縁から周壁６を垂設
して下側部を装着筒部７に設けて容器１０の口頚部１１
に装着されるように形成された支持体８に嵌着してシリ
ンダ１は吊持されると共に、その周壁９と、支持体の周
壁６との間に空気溝１２が後述するピストンの上部室す
と容器１０内部を連通して設けられ、又上記シリンダ１
の下側部には、逆止弁３を吸上げ孔２と併用するように
空気溝１３がシリンダ内部と容器内部を連通すべく設け
られている。
シリンダ１には、支持体８における頂壁５の取付孔１４
を貫通して配置した噴射管１５め下端部にピストン１６
が固設されて嵌挿されると共にスプリング１７の弾撥力
を、ピストン１６及び噴射管１５の押上げ力として賦勢
し、ピストンの下部室を加圧室ａに形成し、該加圧室に
は、圧縮変形可能で且つ元形に復帰可能なウレタンゴム
等の多孔性部材１８が内装されている。
を貫通して配置した噴射管１５め下端部にピストン１６
が固設されて嵌挿されると共にスプリング１７の弾撥力
を、ピストン１６及び噴射管１５の押上げ力として賦勢
し、ピストンの下部室を加圧室ａに形成し、該加圧室に
は、圧縮変形可能で且つ元形に復帰可能なウレタンゴム
等の多孔性部材１８が内装されている。
上記加圧室ａと、噴射管１５におけるノズル孔１９を連
通する通路２０には逆止弁２１が設けられている。
通する通路２０には逆止弁２１が設けられている。
又上記ピストン１６は、中央部から係嵌筒２２を起立垂
設して噴射管１５の下端部に係嵌して相互に連結される
と共に、係嵌筒２２の外周方向において、係嵌筒と同心
円状に、支持体の頂壁５裏面に接着する上記空気溝１２
遮断用としての環状突部２３が設けられている。
設して噴射管１５の下端部に係嵌して相互に連結される
と共に、係嵌筒２２の外周方向において、係嵌筒と同心
円状に、支持体の頂壁５裏面に接着する上記空気溝１２
遮断用としての環状突部２３が設けられている。
又上記ピストン上部室すは、取付孔１４をして外部と連
通保持されている。
通保持されている。
尚上記逆止弁３及び２１は、弁座付き弁孔に装発を遊嵌
して形成した一例を示したが、本考案は上記構成の逆止
弁構造に限定的であることはなく、公知の適宜構造の逆
止弁構造を包含するものである。
して形成した一例を示したが、本考案は上記構成の逆止
弁構造に限定的であることはなく、公知の適宜構造の逆
止弁構造を包含するものである。
而して上記構成において、噴射管１５をしてピストン１
６が、スプリング１７及び多孔性部材１８の弾撥力に抗
して押下けられることによって加圧室ａは加圧される為
、予め加圧室ａに後述するように突気と共に吸引されて
いる発泡性液体は、多孔性部材の不規則な微細孔を通過
して噴射管の通路２０へ逆止弁２１を押上げ開弁して押
出される過程で且つ多孔性部材の圧縮変形も加わわって
抵抗を大きく受ける為、空気との混合は促進され、従っ
て通路２０を経てノズル孔１９から微細な泡化となって
噴射される。
６が、スプリング１７及び多孔性部材１８の弾撥力に抗
して押下けられることによって加圧室ａは加圧される為
、予め加圧室ａに後述するように突気と共に吸引されて
いる発泡性液体は、多孔性部材の不規則な微細孔を通過
して噴射管の通路２０へ逆止弁２１を押上げ開弁して押
出される過程で且つ多孔性部材の圧縮変形も加わわって
抵抗を大きく受ける為、空気との混合は促進され、従っ
て通路２０を経てノズル孔１９から微細な泡化となって
噴射される。
このようにして吸引液体が噴射され、噴射管１５の押下
げ解除によって該噴射管とピストン１６は上昇復帰する
から、その時加圧室ａの容積拡大に伴なって容器内の発
泡性液体は吸上げ管４を経て吸上げ孔２から逆止弁３を
押上げ開弁しつつ加圧室ａに吸引されると同時に容器内
における液面上部の空気は空気溝１３から逆止弁３を押
上げ開弁しつつ液体と共に加圧室ａへ混合されながら吸
引される。
げ解除によって該噴射管とピストン１６は上昇復帰する
から、その時加圧室ａの容積拡大に伴なって容器内の発
泡性液体は吸上げ管４を経て吸上げ孔２から逆止弁３を
押上げ開弁しつつ加圧室ａに吸引されると同時に容器内
における液面上部の空気は空気溝１３から逆止弁３を押
上げ開弁しつつ液体と共に加圧室ａへ混合されながら吸
引される。
又この時、ピストン１６の上昇復帰によりピストンの・
上部室すはその容積が縮小されることによって、内部空
気は、空気溝１２を経て容器内へ強制送気され、吸引さ
れた液体と置換される為、容器の負圧化は防止されると
共に、液体と共に空気は充分量吸気されて、液体は泡化
に不可欠な空気混合が有効に行なわれることとなる。
上部室すはその容積が縮小されることによって、内部空
気は、空気溝１２を経て容器内へ強制送気され、吸引さ
れた液体と置換される為、容器の負圧化は防止されると
共に、液体と共に空気は充分量吸気されて、液体は泡化
に不可欠な空気混合が有効に行なわれることとなる。
又液体吸引終了時或は非噴射時はピストンの上昇復帰に
より、その環状突部２３が支持体における頂壁に接着保
持される為、上記空気溝１２は遮断されてピストン上部
室すと容器内部、即ち容器内部と外気は遮断されるから
、空気溝１２をして液体の洩漏を生じることはないもの
である。
より、その環状突部２３が支持体における頂壁に接着保
持される為、上記空気溝１２は遮断されてピストン上部
室すと容器内部、即ち容器内部と外気は遮断されるから
、空気溝１２をして液体の洩漏を生じることはないもの
である。
以上のように本考案の泡沫状噴霧器は構成し、作動する
ものであるから、液体は吸引過程で充分に空気と混合さ
せながら加圧室に吸引された後、加圧室の加圧操作に伴
なう多孔性部材の圧縮変形によって、加圧状態でその不
規則な微細孔を通過する時に受ける大きい抵抗によって
予め吸気された空気との混合は更に促進され、よって微
細な優れた泡化を得られると共に、液体の噴霧に伴ない
、空気溝１２をして容器内部の液体吸引量に見合う空気
置換が行なわれる為、容器内部の負圧化防止と共に液体
の吸引と空気の吸気並びに両者の混合を有効に行ない得
て泡化を促進し得る等の効果がある。
ものであるから、液体は吸引過程で充分に空気と混合さ
せながら加圧室に吸引された後、加圧室の加圧操作に伴
なう多孔性部材の圧縮変形によって、加圧状態でその不
規則な微細孔を通過する時に受ける大きい抵抗によって
予め吸気された空気との混合は更に促進され、よって微
細な優れた泡化を得られると共に、液体の噴霧に伴ない
、空気溝１２をして容器内部の液体吸引量に見合う空気
置換が行なわれる為、容器内部の負圧化防止と共に液体
の吸引と空気の吸気並びに両者の混合を有効に行ない得
て泡化を促進し得る等の効果がある。
添付図面は本考案の泡沫状噴霧器を示した側縦断面図で
ある。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・吸上げ孔、３
，２１・・・・・・逆止弁、４・・・・・・吸上げ管、
８・・・・・・支持体、１０・・・・・・容器、１１・
・・・・・容器口頚部、１２．１３・・・・・・空気溝
、１４・・・・・・取付孔、１５・・・・・・噴射管、
１６・・・・・・ピストン、１７・・・・・・スプリン
グ、１９・・・・・・多孔性部材、１９・・・・・・ノ
ズル孔、２０・・・・・・通路、ａ・・・・・・加圧室
、ｂ・・・・・・ピストン上部室。
ある。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・吸上げ孔、３
，２１・・・・・・逆止弁、４・・・・・・吸上げ管、
８・・・・・・支持体、１０・・・・・・容器、１１・
・・・・・容器口頚部、１２．１３・・・・・・空気溝
、１４・・・・・・取付孔、１５・・・・・・噴射管、
１６・・・・・・ピストン、１７・・・・・・スプリン
グ、１９・・・・・・多孔性部材、１９・・・・・・ノ
ズル孔、２０・・・・・・通路、ａ・・・・・・加圧室
、ｂ・・・・・・ピストン上部室。
Claims (1)
- 下部吸上げ孔２へ逆止弁３を介在して吸上げ管４を吊持
してなるシリンダ１を、容器口頚部１１へ装着される支
持体８に支承させ、上記支持体の頂壁における取付孔１
４を貫通して配置される噴射管１５の下端部にピストン
１６を固定して前記シリンダへ、スプリング１７の弾撥
力をピストン及び噴射管押上げ力として賦勢させて嵌挿
し加圧室ａを形成すると共に、該加圧室へ圧縮変形可能
で且つ適当に復元性を有する多孔性部材１８を内装し、
その加圧室と上記噴射管のノズル孔１９を結ぶ通路２０
上へ逆止弁２１を設け、又前記シリンダの下側部と、側
壁部には、前記逆止弁３を吸上げ孔と併用する空気溝１
３と、シリンダのピストン上部室すと容器１０内を連通
ずると共にピストンにより開閉される空気溝１２を夫々
設けて成ることを特徴とする泡沫状噴霧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14503976U JPS5823416Y2 (ja) | 1976-10-28 | 1976-10-28 | 泡沫状噴霧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14503976U JPS5823416Y2 (ja) | 1976-10-28 | 1976-10-28 | 泡沫状噴霧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5361808U JPS5361808U (ja) | 1978-05-25 |
| JPS5823416Y2 true JPS5823416Y2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=28753628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14503976U Expired JPS5823416Y2 (ja) | 1976-10-28 | 1976-10-28 | 泡沫状噴霧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823416Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-10-28 JP JP14503976U patent/JPS5823416Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5361808U (ja) | 1978-05-25 |
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