JP3378160B2 - 泡噴出用ポンプ容器 - Google Patents
泡噴出用ポンプ容器Info
- Publication number
- JP3378160B2 JP3378160B2 JP35853096A JP35853096A JP3378160B2 JP 3378160 B2 JP3378160 B2 JP 3378160B2 JP 35853096 A JP35853096 A JP 35853096A JP 35853096 A JP35853096 A JP 35853096A JP 3378160 B2 JP3378160 B2 JP 3378160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- small
- cylinder
- fitted
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
- B05B7/0025—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1087—Combination of liquid and air pumps
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は泡噴出用ポンプ容器
に係る。 【０００２】 【従来の技術】例えば、国際公開番号Ｗ092/08657(特願
平2-515082号）の容器が知られている。該容器は、口頸
部を起立する容器体と、上部外面に付設した外向きフラ
ンジを容器体口頸部の上面へ係合させて容器体内へ大径
シリンダを垂設すると共に、該大径シリンダ下端から上
内方への折返し筒部を介して吸込み弁付きの小径シリン
ダを垂下するシリンダ部材と、上記口頸部外面へ嵌合さ
せた筒部上端の内向きフランジで上記外向きフランジを
口頸部上端との間で挟持するキャップ状部材と、上記小
径シリンダ内へ嵌合させた小径筒状ピストンから小径ス
テムを起立して該ステムの上端部に吐出弁を設けると共
に上記大径シリンダ内へ嵌合させた大径筒状ピストンか
ら上記小径ステム外面へ嵌着させて大径ステムを起立す
る作動部材と、上記大径ステムを上下動自在に貫通させ
た頂壁外周から大径シリンダの上端部外面へ嵌合させて
周壁を垂下するキャップ状部材と、上記大径ステムの上
部外面へ嵌着させた、前方突出するノズル付きの押下げ
ヘッドとを有し、該押下げヘッドから垂下して大径ステ
ム外面へ嵌着させた嵌合筒部内へ、上下両面に発泡ネッ
トを張設した短筒を嵌着させると共に、上記作動部材を
スプリングで上方付勢させ、かつ上記大径筒状ピストン
の頂板部に設けた空気吸入弁と大小両ステム間に穿設し
た空気流通路とを介して、上記吐出弁とネット付き短筒
との間の大径ステム部分内へ開口する外気吸入路を設け
ている。 【０００３】上記容器は、付勢に抗して押下げヘッドを
押下げすると、小径筒状ピストンと大径筒状ピストンと
が共に小径および大径シリンダ内を下降することで、小
径シリンダ内の液体は吐出弁を通って、又大径シリンダ
内の空気は大小両ステム間の空気流通路を通って大径ス
テムの上端部内で混合し、かつネットを通過することで
発泡した状態でノズルから放出し、又該作動部材の押下
げを解放すると、大小両筒状ピストン上昇により空気吸
入弁が開いて大径シリンダ内へ外気が、又吐出弁が閉じ
かつ吸込み弁が開くことで小径シリンダ内へ容器体内液
体が、それぞれ流入するよう設けている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の泡噴出用ポ
ンプ容器は、小径ステム上端部の吐出弁と発泡ネットと
の間で、その吐出弁を通過した液体と大小両径のステム
間とを通過した空気とが混合し、共に発泡ネットを通過
することで発泡しノズルから噴出するよう設けられてい
る。 【０００５】上記発泡ネットを張設させた短筒は、押下
げヘッドから垂下する大径ステム嵌着用の嵌合筒部内へ
嵌着させ、かつ押下げヘッドから垂下するその嵌合筒部
に対してノズルは押下げヘッドから前方へ突出させるた
め、上記ネットにより発泡した泡は嵌合筒部孔の上端に
達し圧接した後、更に屈折してノズル孔内へ入りノズル
孔先端の口部から噴出することとなるものであった。そ
のため圧力抵抗により噴出された泡が不均一となること
があり、噴出された泡が美観を損ねることがあった。 【０００６】本発明は上記小径ステムの上端部内に、吐
出弁を通って吸上げられた液体を分流させるシャワーエ
レメントを設けると共に、上記発泡ネットを張設した短
筒としての発泡部材を小径ステム上端とノズルとの間の
吐出路部分内へ嵌着させるほか、ノズル孔に整泡ネット
を張設することで、そのノズル孔から噴出された泡が均
一となるよう設けたものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】容器体１と、該容器体口
部へ上部を固定させて容器体内へ大径シリンダ４を、か
つ大径シリンダの底壁中心から小径シリンダ６を、それ
ぞれ垂下するシリンダ部材２と、上記両シリンダ内へ嵌
合させた大径および小径の筒状ピストン16、17から大径
および小径ステム18、19を、大径ステム内へ小径ステム
を嵌着させて起立し、大径ステム上端に前方突出するノ
ズル付きのヘッド21を嵌着させて、シリンダ部材に対し
て上方付勢させた作動部材15と、上記大径ステム18を上
下動自在に貫通させた頂壁31外周から、大径シリンダ上
部へ嵌着させて周壁32を垂下するキャップ状部材30とを
有し、上記作動部材の上下動で大径ステム下端と大径筒
状ピストンとを連結するフランジ状板が有する外気吸入
弁22、大径シリンダ内、および大小両径のステム間を通
って外気が、又小径シリンダおよび小径ステム内を通っ
て容器体内液体が、それぞれ上記小径ステム上端とノズ
ル20との間の吐出路部分内へ嵌着させた発泡部材26を共
に通過することにより混合し、発泡してノズル20から噴
出する泡噴出用ポンプ容器において、上記小径ステム19
の上端部内に、中央部に透孔36を穿設した頂板37外周か
ら周壁38を垂下し、かつ該周壁外面に複数の液体通溝39
を縦設したシャワーレメント35を嵌着させ、かつノズル
孔に整泡ネット28を張設した。 【０００８】 【発明の実施の形態】まず図１が示す第１実施例につい
て説明すると、１は口頸部を起立する容器体である。２
はシリンダ部材で、上記容器体口頸部の上端面へ、外向
きフランジ３を係合させて大径シリンダ４を容器体１内
へ垂設し、かつ該大径シリンダ底壁５の中心から小径シ
リンダ６を更に垂下する。小径シリンダ底部内には吸込
み弁７を設け、かつ下端からは吸上げパイプ８を垂下し
ている。図示例では吸込み弁体９を棒状物で形成してい
る。尚大径シリンダ上部には容器体内への外気供給孔10
を穿設し、かつ該孔を弾性閉塞する弾性筒11を大径シリ
ンダ上部外面へ嵌合させ、該弾性筒上端に付設した外向
きフランジを口頸部上端面と大径シリンダの外向きフラ
ンジ３との間に介在させている。これ等両外向きフラン
ジは容器体口頸部外面へ螺合させた装着筒12上端の内向
きフランジ13と口頸部上端面との挟持により固定させて
いる。 【０００９】15は作動部材で、上記両シリンダ内へ嵌合
させた大径および小径の筒状ピストン16、17から大径お
よび小径のステム18、19を、大径ステム内へ小径ステム
を嵌着させて起立し、大径ステム上端を小外径部として
ノズル20付きのヘッド21を嵌着させている。大径筒状ピ
ストン16と大径ステム18とを連結するフランジ状板には
外気吸入弁22を設け、又大径ステムと小径ステムとの間
には大径シリンダ内から小径ステム19の上端上方の大径
ステム内へ連通する空気通路23を設ける。小径ステム19
の上端部内にはシャワーエレメント35を嵌着させてい
る。そのシャワーエレメントは、図２が示すように、中
央部に透孔36を穿設した頂板37外周から周壁38を垂下
し、該周壁外面に複数の液体通溝39を縦設している。更
に大径ステム上端の小外径部と小径ステム上端との間の
大径ステム部分内へ、上下両端面へ一次整泡ネット24と
起泡ネット25とを張設した筒状の発泡部材26を嵌着させ
ている。図示例において小径筒状ピストン17は別に設け
た筒状部材17a の筒部下端に付形してその筒部を小径ス
テム19の下部内へ嵌着させ、かつ筒部上端を上内方へ突
出する弾性テーパ状部17b とし、該テーパ状部先端内へ
吸込み弁体９上部の棒状部を水密に嵌合させており、そ
の小径ステム内上部には吐出弁27を設けている。ノズル
付きヘッド21は、ヘッドとノズルとを別部材としてヘッ
ド前面から大径ステム嵌合筒21a と連通するノズル差込
孔を穿設し、該差込孔内へ、基端開口部に整泡ネット28
を張設したノズル基端部を嵌着させている。そのネット
は筒端面に張設してその筒をノズル孔内へ嵌着させても
よい。29は作動部材付勢用のスプリングである。 【００１０】30はキャップ状部材で、大径ステム18を上
下動自在に貫通させた頂壁31外周から、大径シリンダ上
部へ嵌着させて周壁32を垂下する。大径ステム貫通孔周
縁からは雌ねじ筒33を起立して、ヘッド21から垂下する
大径ステム嵌合筒21a 下部を螺合可能にすることが望ま
しい。 【００１１】 【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、作動部
材15の上下動で、外気吸入弁22、大径シリンダ４、大小
両径のステム間を通って外気が、又小径シリンダおよび
小径ステム内を通って容器体内液体が、それぞれ小径ス
テム上端とノズルとの間の吐出路部分内へ嵌着させた発
泡部材26を共に通過することにより混合し、発泡してノ
ズルから噴出する泡噴出用ポンプ容器において、小径ス
テム19の上端部内に、中央部に透孔36を穿設した頂板37
外周から周壁38を垂下し、かつ該周壁外面に複数の液体
通溝39を縦設したシャワーエレメント35を嵌着させたか
ら、作動部材15押下げにより吐出弁27を通った液体は、
シャワー状にそれ等透孔および各液体通溝に分かれてシ
ャワーエレメント上方へ噴出することとなり、よって複
数条となって上方噴出する液体と、大小両径のステム間
空気通路23を通過した空気とが混合し易く、続いて発泡
部材26を通過するため発泡機能を高めることが出来る。
更にノズル孔内へ整泡ネット28を張設させたから、その
整泡ネット28を通過した泡は、そのままノズル孔を通過
して噴出されることとなり、よって既述従来例のように
嵌合筒部孔内で発泡した後、更に屈折してノズルから噴
出する場合の圧力抵抗がなく、よって整泡効果を高める
ことが出来る。
に係る。 【０００２】 【従来の技術】例えば、国際公開番号Ｗ092/08657(特願
平2-515082号）の容器が知られている。該容器は、口頸
部を起立する容器体と、上部外面に付設した外向きフラ
ンジを容器体口頸部の上面へ係合させて容器体内へ大径
シリンダを垂設すると共に、該大径シリンダ下端から上
内方への折返し筒部を介して吸込み弁付きの小径シリン
ダを垂下するシリンダ部材と、上記口頸部外面へ嵌合さ
せた筒部上端の内向きフランジで上記外向きフランジを
口頸部上端との間で挟持するキャップ状部材と、上記小
径シリンダ内へ嵌合させた小径筒状ピストンから小径ス
テムを起立して該ステムの上端部に吐出弁を設けると共
に上記大径シリンダ内へ嵌合させた大径筒状ピストンか
ら上記小径ステム外面へ嵌着させて大径ステムを起立す
る作動部材と、上記大径ステムを上下動自在に貫通させ
た頂壁外周から大径シリンダの上端部外面へ嵌合させて
周壁を垂下するキャップ状部材と、上記大径ステムの上
部外面へ嵌着させた、前方突出するノズル付きの押下げ
ヘッドとを有し、該押下げヘッドから垂下して大径ステ
ム外面へ嵌着させた嵌合筒部内へ、上下両面に発泡ネッ
トを張設した短筒を嵌着させると共に、上記作動部材を
スプリングで上方付勢させ、かつ上記大径筒状ピストン
の頂板部に設けた空気吸入弁と大小両ステム間に穿設し
た空気流通路とを介して、上記吐出弁とネット付き短筒
との間の大径ステム部分内へ開口する外気吸入路を設け
ている。 【０００３】上記容器は、付勢に抗して押下げヘッドを
押下げすると、小径筒状ピストンと大径筒状ピストンと
が共に小径および大径シリンダ内を下降することで、小
径シリンダ内の液体は吐出弁を通って、又大径シリンダ
内の空気は大小両ステム間の空気流通路を通って大径ス
テムの上端部内で混合し、かつネットを通過することで
発泡した状態でノズルから放出し、又該作動部材の押下
げを解放すると、大小両筒状ピストン上昇により空気吸
入弁が開いて大径シリンダ内へ外気が、又吐出弁が閉じ
かつ吸込み弁が開くことで小径シリンダ内へ容器体内液
体が、それぞれ流入するよう設けている。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の泡噴出用ポ
ンプ容器は、小径ステム上端部の吐出弁と発泡ネットと
の間で、その吐出弁を通過した液体と大小両径のステム
間とを通過した空気とが混合し、共に発泡ネットを通過
することで発泡しノズルから噴出するよう設けられてい
る。 【０００５】上記発泡ネットを張設させた短筒は、押下
げヘッドから垂下する大径ステム嵌着用の嵌合筒部内へ
嵌着させ、かつ押下げヘッドから垂下するその嵌合筒部
に対してノズルは押下げヘッドから前方へ突出させるた
め、上記ネットにより発泡した泡は嵌合筒部孔の上端に
達し圧接した後、更に屈折してノズル孔内へ入りノズル
孔先端の口部から噴出することとなるものであった。そ
のため圧力抵抗により噴出された泡が不均一となること
があり、噴出された泡が美観を損ねることがあった。 【０００６】本発明は上記小径ステムの上端部内に、吐
出弁を通って吸上げられた液体を分流させるシャワーエ
レメントを設けると共に、上記発泡ネットを張設した短
筒としての発泡部材を小径ステム上端とノズルとの間の
吐出路部分内へ嵌着させるほか、ノズル孔に整泡ネット
を張設することで、そのノズル孔から噴出された泡が均
一となるよう設けたものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】容器体１と、該容器体口
部へ上部を固定させて容器体内へ大径シリンダ４を、か
つ大径シリンダの底壁中心から小径シリンダ６を、それ
ぞれ垂下するシリンダ部材２と、上記両シリンダ内へ嵌
合させた大径および小径の筒状ピストン16、17から大径
および小径ステム18、19を、大径ステム内へ小径ステム
を嵌着させて起立し、大径ステム上端に前方突出するノ
ズル付きのヘッド21を嵌着させて、シリンダ部材に対し
て上方付勢させた作動部材15と、上記大径ステム18を上
下動自在に貫通させた頂壁31外周から、大径シリンダ上
部へ嵌着させて周壁32を垂下するキャップ状部材30とを
有し、上記作動部材の上下動で大径ステム下端と大径筒
状ピストンとを連結するフランジ状板が有する外気吸入
弁22、大径シリンダ内、および大小両径のステム間を通
って外気が、又小径シリンダおよび小径ステム内を通っ
て容器体内液体が、それぞれ上記小径ステム上端とノズ
ル20との間の吐出路部分内へ嵌着させた発泡部材26を共
に通過することにより混合し、発泡してノズル20から噴
出する泡噴出用ポンプ容器において、上記小径ステム19
の上端部内に、中央部に透孔36を穿設した頂板37外周か
ら周壁38を垂下し、かつ該周壁外面に複数の液体通溝39
を縦設したシャワーレメント35を嵌着させ、かつノズル
孔に整泡ネット28を張設した。 【０００８】 【発明の実施の形態】まず図１が示す第１実施例につい
て説明すると、１は口頸部を起立する容器体である。２
はシリンダ部材で、上記容器体口頸部の上端面へ、外向
きフランジ３を係合させて大径シリンダ４を容器体１内
へ垂設し、かつ該大径シリンダ底壁５の中心から小径シ
リンダ６を更に垂下する。小径シリンダ底部内には吸込
み弁７を設け、かつ下端からは吸上げパイプ８を垂下し
ている。図示例では吸込み弁体９を棒状物で形成してい
る。尚大径シリンダ上部には容器体内への外気供給孔10
を穿設し、かつ該孔を弾性閉塞する弾性筒11を大径シリ
ンダ上部外面へ嵌合させ、該弾性筒上端に付設した外向
きフランジを口頸部上端面と大径シリンダの外向きフラ
ンジ３との間に介在させている。これ等両外向きフラン
ジは容器体口頸部外面へ螺合させた装着筒12上端の内向
きフランジ13と口頸部上端面との挟持により固定させて
いる。 【０００９】15は作動部材で、上記両シリンダ内へ嵌合
させた大径および小径の筒状ピストン16、17から大径お
よび小径のステム18、19を、大径ステム内へ小径ステム
を嵌着させて起立し、大径ステム上端を小外径部として
ノズル20付きのヘッド21を嵌着させている。大径筒状ピ
ストン16と大径ステム18とを連結するフランジ状板には
外気吸入弁22を設け、又大径ステムと小径ステムとの間
には大径シリンダ内から小径ステム19の上端上方の大径
ステム内へ連通する空気通路23を設ける。小径ステム19
の上端部内にはシャワーエレメント35を嵌着させてい
る。そのシャワーエレメントは、図２が示すように、中
央部に透孔36を穿設した頂板37外周から周壁38を垂下
し、該周壁外面に複数の液体通溝39を縦設している。更
に大径ステム上端の小外径部と小径ステム上端との間の
大径ステム部分内へ、上下両端面へ一次整泡ネット24と
起泡ネット25とを張設した筒状の発泡部材26を嵌着させ
ている。図示例において小径筒状ピストン17は別に設け
た筒状部材17a の筒部下端に付形してその筒部を小径ス
テム19の下部内へ嵌着させ、かつ筒部上端を上内方へ突
出する弾性テーパ状部17b とし、該テーパ状部先端内へ
吸込み弁体９上部の棒状部を水密に嵌合させており、そ
の小径ステム内上部には吐出弁27を設けている。ノズル
付きヘッド21は、ヘッドとノズルとを別部材としてヘッ
ド前面から大径ステム嵌合筒21a と連通するノズル差込
孔を穿設し、該差込孔内へ、基端開口部に整泡ネット28
を張設したノズル基端部を嵌着させている。そのネット
は筒端面に張設してその筒をノズル孔内へ嵌着させても
よい。29は作動部材付勢用のスプリングである。 【００１０】30はキャップ状部材で、大径ステム18を上
下動自在に貫通させた頂壁31外周から、大径シリンダ上
部へ嵌着させて周壁32を垂下する。大径ステム貫通孔周
縁からは雌ねじ筒33を起立して、ヘッド21から垂下する
大径ステム嵌合筒21a 下部を螺合可能にすることが望ま
しい。 【００１１】 【発明の効果】本発明は既述構成とするもので、作動部
材15の上下動で、外気吸入弁22、大径シリンダ４、大小
両径のステム間を通って外気が、又小径シリンダおよび
小径ステム内を通って容器体内液体が、それぞれ小径ス
テム上端とノズルとの間の吐出路部分内へ嵌着させた発
泡部材26を共に通過することにより混合し、発泡してノ
ズルから噴出する泡噴出用ポンプ容器において、小径ス
テム19の上端部内に、中央部に透孔36を穿設した頂板37
外周から周壁38を垂下し、かつ該周壁外面に複数の液体
通溝39を縦設したシャワーエレメント35を嵌着させたか
ら、作動部材15押下げにより吐出弁27を通った液体は、
シャワー状にそれ等透孔および各液体通溝に分かれてシ
ャワーエレメント上方へ噴出することとなり、よって複
数条となって上方噴出する液体と、大小両径のステム間
空気通路23を通過した空気とが混合し易く、続いて発泡
部材26を通過するため発泡機能を高めることが出来る。
更にノズル孔内へ整泡ネット28を張設させたから、その
整泡ネット28を通過した泡は、そのままノズル孔を通過
して噴出されることとなり、よって既述従来例のように
嵌合筒部孔内で発泡した後、更に屈折してノズルから噴
出する場合の圧力抵抗がなく、よって整泡効果を高める
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明ポンプ容器の半断面図である。
【図２】ポンプ容器に使用するシャワーエレメントの斜
視図である。 【符号の説明】 ２…シリンダ部材 15…作動部材 30…キャ
ップ状部材
視図である。 【符号の説明】 ２…シリンダ部材 15…作動部材 30…キャ
ップ状部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B05B 11/00
B65D 47/06
B65D 47/34
B65D 83/00
B65D 83/76
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 容器体１と、該容器体口部へ上部を固定
させて容器体内へ大径シリンダ４を、かつ大径シリンダ
の底壁中心から小径シリンダ６を、それぞれ垂下するシ
リンダ部材２と、上記両シリンダ内へ嵌合させた大径お
よび小径の筒状ピストン16、17から大径および小径ステ
ム18、19を、大径ステム内へ小径ステムを嵌着させて起
立し、大径ステム上端に前方突出するノズル付きのヘッ
ド21を嵌着させて、シリンダ部材に対して上方付勢させ
た作動部材15と、上記大径ステム18を上下動自在に貫通
させた頂壁31外周から、大径シリンダ上部へ嵌着させて
周壁32を垂下するキャップ状部材30とを有し、上記作動
部材の上下動で大径ステム下端と大径筒状ピストンとを
連結するフランジ状板が有する外気吸入弁22、大径シリ
ンダ内、および大小両径のステム間を通って外気が、又
小径シリンダおよび小径ステム内を通って容器体内液体
が、それぞれ上記小径ステム上端とノズル20との間の吐
出路部分内へ嵌着させた発泡部材26を共に通過すること
により混合し、発泡してノズル20から噴出する泡噴出用
ポンプ容器において、上記小径ステム19の上端部内に、
中央部に透孔36を穿設した頂板37外周から周壁38を垂下
し、かつ該周壁外面に複数の液体通溝39を縦設したシャ
ワーレメント35を嵌着させ、かつノズル孔に整泡ネット
28を張設したことを特徴とする泡噴出用ポンプ容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35853096A JP3378160B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 泡噴出用ポンプ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35853096A JP3378160B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 泡噴出用ポンプ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187692A JPH09187692A (ja) | 1997-07-22 |
| JP3378160B2 true JP3378160B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=18459806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35853096A Expired - Fee Related JP3378160B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 泡噴出用ポンプ容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3378160B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4674056B2 (ja) * | 2004-05-10 | 2011-04-20 | 河野樹脂工業株式会社 | 泡噴出ポンプ容器装着用ノズルヘッド |
| GB2437510A (en) | 2006-04-26 | 2007-10-31 | Packaging Innovation Ltd | Dispenser mechanism |
| WO2009037417A1 (en) | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Packaging Innovation Limited | Dispenser mechanism |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35853096A patent/JP3378160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09187692A (ja) | 1997-07-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3652426B2 (ja) | 泡放出用ポンプ容器 | |
| JPH11276944A (ja) | 噴霧容器 | |
| CA2077436A1 (en) | Squeeze bottle foam dispenser with threshold pressure valve | |
| JP2583061Y2 (ja) | 泡噴出用ポンプ容器 | |
| JP3378160B2 (ja) | 泡噴出用ポンプ容器 | |
| JP3209404B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP3213249B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
| JP3323330B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP3238855B2 (ja) | 泡噴出ポンプ付き容器 | |
| JP2586811Y2 (ja) | 泡噴出用ポンプ容器 | |
| JP2502508Y2 (ja) | 泡沫スプレ―装置 | |
| JPH0657837U (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP3217719B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP3278023B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JPH0654556U (ja) | 泡噴出用ポンプ容器 | |
| JP3278022B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP2007230578A (ja) | 泡噴出器 | |
| JPH082116Y2 (ja) | 泡沫スプレー装置 | |
| JPH0654550U (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP3329581B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP2564024Y2 (ja) | 泡射出容器 | |
| JP2585621Y2 (ja) | 泡噴出容器 | |
| JP2592480Y2 (ja) | 泡放出用ポンプ容器 | |
| JPS6242777Y2 (ja) | ||
| JP2596844Y2 (ja) | 泡放出用ポンプ容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091206 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101206 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111206 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |