JPH0367462B2 - - Google Patents
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- JPH0367462B2 JPH0367462B2 JP60119716A JP11971685A JPH0367462B2 JP H0367462 B2 JPH0367462 B2 JP H0367462B2 JP 60119716 A JP60119716 A JP 60119716A JP 11971685 A JP11971685 A JP 11971685A JP H0367462 B2 JPH0367462 B2 JP H0367462B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/068—Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces
- B22D11/0685—Accessories therefor for cooling the cast product during its passage through the mould surfaces by cooling the casting belts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、ベルト式連続鋳造機におけるモール
ド冷却装置に関する。
ド冷却装置に関する。
（従来の技術）
近年、圧延の合理化を一環として、例えば、ホ
ツトストリツプミルへ供給する被圧延材（スラ
ブ）をホツトストリツプ製品厚さ近く薄肉化する
ことにより、粗延工程を含む大幅な圧延工程の省
略ならびに省エネルギ効果を期待せんとしてい
る。
ツトストリツプミルへ供給する被圧延材（スラ
ブ）をホツトストリツプ製品厚さ近く薄肉化する
ことにより、粗延工程を含む大幅な圧延工程の省
略ならびに省エネルギ効果を期待せんとしてい
る。
このため、種々の形式の金属薄板連続鋳造機が
提案されているが、ここではベルト式連続鋳造機
（ベルトキヤスタ）に関連して以下に述べる。
提案されているが、ここではベルト式連続鋳造機
（ベルトキヤスタ）に関連して以下に述べる。
第６図は、従来のベルトキヤスタにおけるモー
ルド冷却装置の側面断面図、第７図は、第６図の
Ａ−Ａ線矢視図である。
ルド冷却装置の側面断面図、第７図は、第６図の
Ａ−Ａ線矢視図である。
第６図、第７図の如く、従来のモールド装置
１′は、、溶融金属１０（以下、溶湯と呼ぶ）の入
つたタンデイシユ９の下方に一対のテンシヨンプ
ーリ２，２′を、その下方にドライブプーリ３，
３′を、それらのプーリ２，２，３，３′の後方に
それぞれステアリングプーリ４，４′を配設し、
プーリ２，３，４にスチールベルト５がまたプー
リ２′，３′，４′にスチールベルト５′が捲装さ
れ、該ベルト５，５′の対向面間には鋳片７の厚
さＴに相当する間〓を置いて並設されると共に、
図示されない動力駆動装置によりドライブプーリ
３，３′を介して互いに反応方向（矢印Ｂ方向）
に同期的に回動されるようになつている。上記間
〓部の上方には、ベルト５，５′の幅方向の両端
部の対に短辺モールド８を配設し、上記テンシヨ
ンプーリ２，２′とドライブプーリ３，３′間の溶
湯１０におけるメニスカス部２４のベルト５，
５′の背面にはそれぞれ複数個（例示は２個）の
フインロール１７，１７′を当接する如く対設さ
れている。また、前記テンシヨンロール２，２′
の外周には、少なくとも鋳片７の全幅にわたつて
並列して穿設した多数の環状溝１２にそれぞれ捲
装した冷却水間の噴流管１３からなる噴流式冷却
器４０を装着し、さらに前記メカニスカス部２４
下流の鋳造区域２５のベルト５，５′の背面に少
なくとも鋳片７の全幅を覆う一対の密閉箱形の冷
却パツド４１，４１′を対向する如く基台１８に
固設している。該冷却パツ状ド４１，４１′はベ
ルト５，５′側の壁４４に所定の高さ（例えば数
mm）に突出した水平隔壁２８ａと突出しない水平
隔壁２８ｂによつて上下方向に複数室〔例示は４
室４２ａ，４２ｂ，４３ａ，４３ｂ〕に仕切ら
れ、ベルト５，５′側の壁４４に冷却水給排出用
スリツト３６，３７と複数の縦隔壁４５から成る
矩形状の溝４６を設け、反対側の壁４７には冷却
水供給管３３と配水管３４を接続してなる密閉式
冷却器４８を装置している。
１′は、、溶融金属１０（以下、溶湯と呼ぶ）の入
つたタンデイシユ９の下方に一対のテンシヨンプ
ーリ２，２′を、その下方にドライブプーリ３，
３′を、それらのプーリ２，２，３，３′の後方に
それぞれステアリングプーリ４，４′を配設し、
プーリ２，３，４にスチールベルト５がまたプー
リ２′，３′，４′にスチールベルト５′が捲装さ
れ、該ベルト５，５′の対向面間には鋳片７の厚
さＴに相当する間〓を置いて並設されると共に、
図示されない動力駆動装置によりドライブプーリ
３，３′を介して互いに反応方向（矢印Ｂ方向）
に同期的に回動されるようになつている。上記間
〓部の上方には、ベルト５，５′の幅方向の両端
部の対に短辺モールド８を配設し、上記テンシヨ
ンプーリ２，２′とドライブプーリ３，３′間の溶
湯１０におけるメニスカス部２４のベルト５，
５′の背面にはそれぞれ複数個（例示は２個）の
フインロール１７，１７′を当接する如く対設さ
れている。また、前記テンシヨンロール２，２′
の外周には、少なくとも鋳片７の全幅にわたつて
並列して穿設した多数の環状溝１２にそれぞれ捲
装した冷却水間の噴流管１３からなる噴流式冷却
器４０を装着し、さらに前記メカニスカス部２４
下流の鋳造区域２５のベルト５，５′の背面に少
なくとも鋳片７の全幅を覆う一対の密閉箱形の冷
却パツド４１，４１′を対向する如く基台１８に
固設している。該冷却パツ状ド４１，４１′はベ
ルト５，５′側の壁４４に所定の高さ（例えば数
mm）に突出した水平隔壁２８ａと突出しない水平
隔壁２８ｂによつて上下方向に複数室〔例示は４
室４２ａ，４２ｂ，４３ａ，４３ｂ〕に仕切ら
れ、ベルト５，５′側の壁４４に冷却水給排出用
スリツト３６，３７と複数の縦隔壁４５から成る
矩形状の溝４６を設け、反対側の壁４７には冷却
水供給管３３と配水管３４を接続してなる密閉式
冷却器４８を装置している。
このような従来のベルト式連続鋳造機のモール
ド冷却装置の作用を説明すると、互いに反対方向
（矢印Ｂ方向）に回動しているベルト５，５′間
に、タンデイシユ９から注入された溶湯は、上記
メカニスカス部２４で、噴流管１３，１３′から
ベルト５，５′背面に噴射される冷却水で冷却さ
れ、凝固シエルを形成しつつ冷却パツド４１，４
１′まで降下して、ここで、該冷却パツド４１，
４１′のスリツト３６から流出し、矩形状の溝４
６に沿つて上昇する冷却水により更に冷却されて
薄板鋳片７となつてガイドロール１１及びピンチ
ロール（図示せず）を介して下方へ導出される。
この場合、メニスカス部２４の冷却水は冷却パツ
ド４１，４１′上部のスリツト３７から戻り管路
である配水管３４へ回収され、さらにベルト５，
５′背面を流下した冷却水は、ドライブプーリ３，
３′の環状溝２２を介して戻り管路２３へ回収さ
れる。
ド冷却装置の作用を説明すると、互いに反対方向
（矢印Ｂ方向）に回動しているベルト５，５′間
に、タンデイシユ９から注入された溶湯は、上記
メカニスカス部２４で、噴流管１３，１３′から
ベルト５，５′背面に噴射される冷却水で冷却さ
れ、凝固シエルを形成しつつ冷却パツド４１，４
１′まで降下して、ここで、該冷却パツド４１，
４１′のスリツト３６から流出し、矩形状の溝４
６に沿つて上昇する冷却水により更に冷却されて
薄板鋳片７となつてガイドロール１１及びピンチ
ロール（図示せず）を介して下方へ導出される。
この場合、メニスカス部２４の冷却水は冷却パツ
ド４１，４１′上部のスリツト３７から戻り管路
である配水管３４へ回収され、さらにベルト５，
５′背面を流下した冷却水は、ドライブプーリ３，
３′の環状溝２２を介して戻り管路２３へ回収さ
れる。
しかし、この従来の装置は冷却パツド４１，４
１′に縦隔壁４５を設けてベルト５，５′を支持し
ているので、前記ベルト５，５′に作する溶鋼静
圧を縦隔壁４５を受けるため、該縦隔壁４５と前
記ベルト５，５′間に摺動抵抗が生じ、該ベルト
５，５′及び駆動系に振動を生じる等の欠点があ
つた。
１′に縦隔壁４５を設けてベルト５，５′を支持し
ているので、前記ベルト５，５′に作する溶鋼静
圧を縦隔壁４５を受けるため、該縦隔壁４５と前
記ベルト５，５′間に摺動抵抗が生じ、該ベルト
５，５′及び駆動系に振動を生じる等の欠点があ
つた。
（発明が解決しようとする問題点）
ベルトと冷却パツドのパツドフインとの摺動抵
抗のため生じるベルトと駆動系の振動により、メ
ニスカス部の溶湯が上下に変動し、鋳片の表面に
横じわや二重肌を発生させていた。そこで、本発
明は振動防止を計り、良好な表面性状の鋳片を得
ることができるベルト式連続鋳造機のモールド冷
却装置を提供することを目的とする。
抗のため生じるベルトと駆動系の振動により、メ
ニスカス部の溶湯が上下に変動し、鋳片の表面に
横じわや二重肌を発生させていた。そこで、本発
明は振動防止を計り、良好な表面性状の鋳片を得
ることができるベルト式連続鋳造機のモールド冷
却装置を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、上記目的を達成する手段として、従
来のパツド冷却式装置をがベルトをパツドフイン
で支持していたのを、フインロールを使用し、ベ
ルトを支持するようにしたものであり、これによ
つて、ベルトとの摺動抵抗がコロガリ抵抗とな
り、振動の発生をなくするようしたものである。
来のパツド冷却式装置をがベルトをパツドフイン
で支持していたのを、フインロールを使用し、ベ
ルトを支持するようにしたものであり、これによ
つて、ベルトとの摺動抵抗がコロガリ抵抗とな
り、振動の発生をなくするようしたものである。
すなわち、本発明は、ベルト式連続鋳造機のベ
ルト背面に設けるモールド冷却装置において、上
記ベルトと一定の〓間を設けて配置した冷却水ガ
イドと、該冷却水ガイドに設けた複数の切欠溝
と、該切欠溝にその先端が挿入され、上記ベルト
を支持するフインロールと、該フインロールと前
記冷却水ガイドとを支持する密閉箱状の冷却パツ
ドとを有することを特徴とするモールド冷却装置
である。
ルト背面に設けるモールド冷却装置において、上
記ベルトと一定の〓間を設けて配置した冷却水ガ
イドと、該冷却水ガイドに設けた複数の切欠溝
と、該切欠溝にその先端が挿入され、上記ベルト
を支持するフインロールと、該フインロールと前
記冷却水ガイドとを支持する密閉箱状の冷却パツ
ドとを有することを特徴とするモールド冷却装置
である。
以下、第１〜５図に基づいて本発明を詳細に説
明する。
明する。
第１図は本発明の実施例であるベルト式連続鋳
造機の側面断面図、第２図は本発明の実施例であ
る密閉式冷却器を表わす側面断面の詳細図、第３
図は第２図のＣ−Ｃ線矢視図、第４図は第３図の
Ｅ−Ｅ線断面図、第５図は第３図のＤ−Ｄ線断面
図を示す。
造機の側面断面図、第２図は本発明の実施例であ
る密閉式冷却器を表わす側面断面の詳細図、第３
図は第２図のＣ−Ｃ線矢視図、第４図は第３図の
Ｅ−Ｅ線断面図、第５図は第３図のＤ−Ｄ線断面
図を示す。
本発明の装置は第１図に示すように、溶融金属
１０〔以下溶湯と呼ぶ〕を留めているタンデイツ
シユ９の下方に一対のモールド装置１が設けられ
ている。該モールド装置１は、鋳片７の厚さＴに
相当する間〓を置いて、上方にテンシヨンプーリ
２，２′、下方にドライブプーリ３，３′、後方に
ステアリングプーリ４，４′が、それぞれ基台
（図示せず）に配設され、前記プーリー２，３，
４にスチールベルト５が、また前記プーリ２′，
３′，４′にスチールベルト５′がエンドレスに捲
装されている。前記テンシヨンプーリ２，２′の
外周に多数の環状溝１２を軸方向に並設し、各溝
１２には噴流管１３を捲着し、該噴流管１３はヘ
ツダ１４に接続されている。上記テンシヨンプー
リ２，２′とドライブプーリ３，３′間の前記ベル
ト５，５′の背面には、テンシヨンプーリ２，
２′直下にフインロール１７，１７′が溶湯１０の
メニスカス部２４のベルト５，５′に当接する如
く設けられ、また該フインロール１７，１７′の
直下の前記メニスカス部２４下流の鋳造区域２５
に本発明の密閉状箱型の冷却パツド５３，５３′
が設けられている。第２図に示す如く（一対の冷
却パツドの片半分は省略する）、該冷却パツド５
３はベルト５の背面に当接した水平隔壁２８ａと
当接しない水平隔壁２８ｂにより上下方向に複数
室（実施例では４室４２ａ，４２ｂ，４３ａ，４
３ｂ）に仕切られている。前記水平隔離２８ｂの
ベルト５側先端部には、冷却水ガイド５１がベル
ト５と一定の〓間を設けて固着され、該水平隔壁
２８ｂの略中間位置にはベルト５と平行に縦隔壁
５０が設けてある。前記冷却水ガイド５１の上端
または下端と前記縦隔壁５０の上端までは下端
に、水平隔壁２８ａの上または下端縁の傾斜面に
沿つてベルト５の幅方向に上部スリツト３７、下
部スリツト３６を設け、該縦隔壁５０と、前記冷
却水ガイド５１との間には、軸５２ａとフイン５
２ｂからなるフインロール５２が複数（実施例で
は各室に２〜３個）設けてある。第３図〜第５図
の如く、該フインロール５２は、前記冷却水ガイ
ド５１に設けられた切欠溝５１ａに挿入され、該
フインロール５２のフイン５２ｂは上記ベルト５
に当接する如く設けられている。第４図の如く、
冷却水ガイド５１と縦隔壁５０の間には仕切５５
が複数（実施例では２個）設けられ、冷却水ガイ
ド５１に固着されている。第２図の如く上記冷却
パツド５３の反ベルト側の壁４７には上から順に
冷却水排出管３４と冷却水供給管３３が交互に設
けられている。
１０〔以下溶湯と呼ぶ〕を留めているタンデイツ
シユ９の下方に一対のモールド装置１が設けられ
ている。該モールド装置１は、鋳片７の厚さＴに
相当する間〓を置いて、上方にテンシヨンプーリ
２，２′、下方にドライブプーリ３，３′、後方に
ステアリングプーリ４，４′が、それぞれ基台
（図示せず）に配設され、前記プーリー２，３，
４にスチールベルト５が、また前記プーリ２′，
３′，４′にスチールベルト５′がエンドレスに捲
装されている。前記テンシヨンプーリ２，２′の
外周に多数の環状溝１２を軸方向に並設し、各溝
１２には噴流管１３を捲着し、該噴流管１３はヘ
ツダ１４に接続されている。上記テンシヨンプー
リ２，２′とドライブプーリ３，３′間の前記ベル
ト５，５′の背面には、テンシヨンプーリ２，
２′直下にフインロール１７，１７′が溶湯１０の
メニスカス部２４のベルト５，５′に当接する如
く設けられ、また該フインロール１７，１７′の
直下の前記メニスカス部２４下流の鋳造区域２５
に本発明の密閉状箱型の冷却パツド５３，５３′
が設けられている。第２図に示す如く（一対の冷
却パツドの片半分は省略する）、該冷却パツド５
３はベルト５の背面に当接した水平隔壁２８ａと
当接しない水平隔壁２８ｂにより上下方向に複数
室（実施例では４室４２ａ，４２ｂ，４３ａ，４
３ｂ）に仕切られている。前記水平隔離２８ｂの
ベルト５側先端部には、冷却水ガイド５１がベル
ト５と一定の〓間を設けて固着され、該水平隔壁
２８ｂの略中間位置にはベルト５と平行に縦隔壁
５０が設けてある。前記冷却水ガイド５１の上端
または下端と前記縦隔壁５０の上端までは下端
に、水平隔壁２８ａの上または下端縁の傾斜面に
沿つてベルト５の幅方向に上部スリツト３７、下
部スリツト３６を設け、該縦隔壁５０と、前記冷
却水ガイド５１との間には、軸５２ａとフイン５
２ｂからなるフインロール５２が複数（実施例で
は各室に２〜３個）設けてある。第３図〜第５図
の如く、該フインロール５２は、前記冷却水ガイ
ド５１に設けられた切欠溝５１ａに挿入され、該
フインロール５２のフイン５２ｂは上記ベルト５
に当接する如く設けられている。第４図の如く、
冷却水ガイド５１と縦隔壁５０の間には仕切５５
が複数（実施例では２個）設けられ、冷却水ガイ
ド５１に固着されている。第２図の如く上記冷却
パツド５３の反ベルト側の壁４７には上から順に
冷却水排出管３４と冷却水供給管３３が交互に設
けられている。
（作用）
第１図に示す如く各ベルト５，５′は、図示外
の駆動装置によりドライブプーリ３，３′を介し
て、互いに反対方向（矢印Ｆ方向）に同期的に回
動され、該ベルト５，５′対向面間には、タンデ
イツシユ９から溶湯１０が注入されている。溶湯
１０は該ベルト５，５′間から外側への洩れた第
４図に示す短辺モールド５６により防止されなが
ら、メニスカス部２４付近ではベルト５，５′背
面に噴射される冷却水で、フインロール１７，１
７′を回動させ冷却する。さらに溶湯１０は凝固
シエルを形成しつつ降下し、メニスカス部２４下
流の鋳造区域２５では、第２図に示す如くフイン
ロール５２と冷却水ガイド５１を有した冷却パツ
ド５３により冷却される。ここで該冷却パツド５
３の冷却水供給管３３から注入した冷却水は、該
冷却パツド５３の壁４７と縦隔壁５０との間の室
４２ａまたは室４３ａに入り、下部スリツト３６
を通つて冷却水ガイド５１と上記ベルト５間をス
ムースに上昇し、第１図に示す如く鋳造区域２５
をさらに冷却して薄板鋳片７となつてガイドロー
ル１１を介して下方へ導出される。このときフイ
ンロール５２をベルト５の回動方向と同一方向に
回転させながら、溶鋼静圧を受けるベルト５を該
フインロール５２のフイン５２ｂで支持し、第２
図に示す如く冷却水は、上部スリツト３７を通つ
て室４２ｂまたは室４３ｂに入り排出管３４から
排出され、さらにベルト背面を流下した冷却水
は、第１図に示すドライブプーリ３の環状溝を介
して戻り管路２３に回収される。
の駆動装置によりドライブプーリ３，３′を介し
て、互いに反対方向（矢印Ｆ方向）に同期的に回
動され、該ベルト５，５′対向面間には、タンデ
イツシユ９から溶湯１０が注入されている。溶湯
１０は該ベルト５，５′間から外側への洩れた第
４図に示す短辺モールド５６により防止されなが
ら、メニスカス部２４付近ではベルト５，５′背
面に噴射される冷却水で、フインロール１７，１
７′を回動させ冷却する。さらに溶湯１０は凝固
シエルを形成しつつ降下し、メニスカス部２４下
流の鋳造区域２５では、第２図に示す如くフイン
ロール５２と冷却水ガイド５１を有した冷却パツ
ド５３により冷却される。ここで該冷却パツド５
３の冷却水供給管３３から注入した冷却水は、該
冷却パツド５３の壁４７と縦隔壁５０との間の室
４２ａまたは室４３ａに入り、下部スリツト３６
を通つて冷却水ガイド５１と上記ベルト５間をス
ムースに上昇し、第１図に示す如く鋳造区域２５
をさらに冷却して薄板鋳片７となつてガイドロー
ル１１を介して下方へ導出される。このときフイ
ンロール５２をベルト５の回動方向と同一方向に
回転させながら、溶鋼静圧を受けるベルト５を該
フインロール５２のフイン５２ｂで支持し、第２
図に示す如く冷却水は、上部スリツト３７を通つ
て室４２ｂまたは室４３ｂに入り排出管３４から
排出され、さらにベルト背面を流下した冷却水
は、第１図に示すドライブプーリ３の環状溝を介
して戻り管路２３に回収される。
（発明の効果）
本発明は、以上詳記したように、冷却パツド内
にフインロールを設けこのフインロールでベルト
を支持し、フインロールの中心よりベルト側に冷
却水ガイドを設け、冷却水をこの冷却水ガイドと
ベルト間を流れるようにしたので、従来の冷却パ
ツドに直接フインを設けた構造に比べて、ベルト
とフインの摺動がコロガリ抵抗となり、ベルト及
び駆動系に振動の発生がなく、横じわ及び二重肌
のない良い表面性状の鋳片が得られる。また、冷
却水の流れがスムースになり従来のパツドフイン
方式と同等の冷却効果が得られる。
にフインロールを設けこのフインロールでベルト
を支持し、フインロールの中心よりベルト側に冷
却水ガイドを設け、冷却水をこの冷却水ガイドと
ベルト間を流れるようにしたので、従来の冷却パ
ツドに直接フインを設けた構造に比べて、ベルト
とフインの摺動がコロガリ抵抗となり、ベルト及
び駆動系に振動の発生がなく、横じわ及び二重肌
のない良い表面性状の鋳片が得られる。また、冷
却水の流れがスムースになり従来のパツドフイン
方式と同等の冷却効果が得られる。
第１図は本発明の実施例であるベルト式連続鋳
造機の側面断面図、第２図は本発明の実施例であ
る密閉式冷却器を表わす側面断面の詳細図、第３
図は第２図Ｃ−Ｃ線矢視図、第４図は第３図Ｅ−
Ｅ線断面図、第５図は第３図Ｄ−Ｄ線断面図を示
す。第６図は従来のベルト式連続鋳造機における
モールド冷却装置の側面断面図、第７図は第６図
Ａ−Ａ線矢視図である。
造機の側面断面図、第２図は本発明の実施例であ
る密閉式冷却器を表わす側面断面の詳細図、第３
図は第２図Ｃ−Ｃ線矢視図、第４図は第３図Ｅ−
Ｅ線断面図、第５図は第３図Ｄ−Ｄ線断面図を示
す。第６図は従来のベルト式連続鋳造機における
モールド冷却装置の側面断面図、第７図は第６図
Ａ−Ａ線矢視図である。
Claims (1)
- １ ベルト式連続鋳造機のベルト背面に設けるモ
ールド冷却装置において、上記ベルトと一定の〓
間を設けて配置した冷却水ガイドと、該冷却水ガ
イドに設けた複数の切欠溝と、該切欠溝にその先
端が挿入され、上記ベルトを支持するフインロー
ルと、該フインロールと前記冷却水ガイドとを支
持する密着箱状の冷却パツドとを有することを特
徴とするモールド冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11971685A JPS61279341A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ベルト式連続鋳造機のモ−ルド冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11971685A JPS61279341A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ベルト式連続鋳造機のモ−ルド冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61279341A JPS61279341A (ja) | 1986-12-10 |
| JPH0367462B2 true JPH0367462B2 (ja) | 1991-10-23 |
Family
ID=14768341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11971685A Granted JPS61279341A (ja) | 1985-06-04 | 1985-06-04 | ベルト式連続鋳造機のモ−ルド冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61279341A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102022100509A1 (de) | 2021-02-04 | 2022-08-04 | Fujifilm Corporation | Röntgensystem, röntgenvorrichtung, informationsverarbeitungsvorrichtung und informationsverarbeitungsverfahren |
| EP4183346A1 (en) | 2021-11-17 | 2023-05-24 | FUJIFILM Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and image processing program |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1315518C (en) * | 1987-12-23 | 1993-04-06 | Keiichi Katahira | Twin belt type continuous casting machine |
| JP2761087B2 (ja) * | 1990-08-07 | 1998-06-04 | 新日本製鐵株式会社 | ベルト式連続鋳造機 |
| US5363902A (en) * | 1992-12-31 | 1994-11-15 | Kaiser Aluminum & Chemical Corporation | Contained quench system for controlled cooling of continuous web |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59159253A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-08 | Kawasaki Steel Corp | ベルト式連続鋳造機 |
-
1985
- 1985-06-04 JP JP11971685A patent/JPS61279341A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59159253A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-08 | Kawasaki Steel Corp | ベルト式連続鋳造機 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102022100509A1 (de) | 2021-02-04 | 2022-08-04 | Fujifilm Corporation | Röntgensystem, röntgenvorrichtung, informationsverarbeitungsvorrichtung und informationsverarbeitungsverfahren |
| EP4183346A1 (en) | 2021-11-17 | 2023-05-24 | FUJIFILM Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and image processing program |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61279341A (ja) | 1986-12-10 |
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