JPH036559B2 - - Google Patents

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JPH036559B2
JPH036559B2 JP57032961A JP3296182A JPH036559B2 JP H036559 B2 JPH036559 B2 JP H036559B2 JP 57032961 A JP57032961 A JP 57032961A JP 3296182 A JP3296182 A JP 3296182A JP H036559 B2 JPH036559 B2 JP H036559B2
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JP
Japan
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article
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cassette
returned
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Application number
JP57032961A
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English (en)
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JPS57168393A (en
Inventor
Jon Angasu Mashiuaa Kenesu
Arasutea Mashiuaa Rauuru
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JORAA ENTAAPURAIZU Inc
Original Assignee
JORAA ENTAAPURAIZU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JORAA ENTAAPURAIZU Inc filed Critical JORAA ENTAAPURAIZU Inc
Publication of JPS57168393A publication Critical patent/JPS57168393A/ja
Publication of JPH036559B2 publication Critical patent/JPH036559B2/ja
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  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物品の賃貸装置に係り、特にビデオカ
セツト、フイルム等の物品を短期間賃貸し、返却
された物品を再度賃貸可能であるように再格納す
る物品の賃貸装置に係る。
従来の装置は、特開昭56−74769号公報に開示
されているように、利用者が所望のビデオカセツ
トプログラムを選択及び注文し得るように構成さ
れたターミナルを有する。このターミナルは、利
用者が選択したプログラムに対応するコード信号
を打込むためのキーボード等からなるプログラム
選択部を有る。このキーボードはシステム制御の
一部をなすメモリーに結合される。メモリーは選
択部からのコード信号を受信しストアする。ター
ミナルはさらにメモリーに結合されたコードリー
ダ等の、顧客認識部を有する。このリーダはクレ
ジツトカード等からの顧客認識情報を受けとつ
て、これを選択されたカセツトプログラムに関す
る記憶情報に対応するメモリー位置に伝達する。
ターミナルは顧客の注文を処理する処理ステーシ
ヨンに、通信リンクを介して結合される。ターミ
ナルメモリーにストアされた注文と顧客情報は処
理ステーシヨンに送られる。処理ステーシヨンに
おいては情報が分析され、プログラム物が顧客に
送付されると共に料金が請求される。
従つて、上述のようなターミナルにおいては、
ターミナルからの物品及び料金が送出され得る
が、賃貸の際に必要な、貸出した物品をチエツク
して再格納し、賃貸期間の延長に応じて利用者の
賃貸料金を算出し延長料金を請求するような物品
の管理手段が備えられていないという問題があ
る。
本発明は上述の問題を解決するためのものであ
り、その目的は賃貸用の物品の出入れ及び料金の
算出等を自動的に行い得る物品の賃貸装置を提供
することにある。
本発明によれば前記目的は、コードが付された
ハイヤートークンを保有する利用者に物品を賃貸
する賃貸装置であつて、互いに異なるコードを付
した複数個の前記物品の夫々を個々のコンパート
メントに格納する物品格納手段と、前記ハイヤー
トークンを受容し、前記受容したハイヤートーク
ンのコードを識別するハイヤートークン識別手段
と、前記ハイヤートークン識別手段が前記受容し
たハイヤートークンの前記コードを識別してのち
前記物品格納手段に格納された物品の一つが選択
されるのを許容する物品選択手段と、前記物品選
択手段により選択された物品のコードを記憶する
コード記憶手段と、前記コード記憶手段が前記選
択された物品のコードを記憶してのち前記選択さ
れた物品が外部に取り出されるのを許容する物品
分与手段と、前記物品が返却されたときに、前記
返却された物品のコードと前記コード記憶手段に
記憶されたコードとの一致を検証する物品検証手
段と、前記物品検証手段が前記一致を検出しての
ち前記返却された物品を前記物品格納手段の空の
コンパートメントに再格納する物品再格納手段
と、物品が外部に取り出されていた時間を計時す
る計時手段を備えており、前記再格納された物品
の賃貸料を勘定する勘定手段と、支払いトークン
を受容して前記計時手段の計時を始動させる支払
いトークン受容手段と、外部に取り出された物品
が返却されてのち、前記計時手段によつて計時さ
れた時間が所定の時間内である場合には少なくと
も前記物品検証手段が前記一致を検出するまで前
記ハイヤートークン識別手段が受容したハイヤー
トークンを保持し、前記計時手段によつて計時さ
れた時間が所定の時間を超過している場合に前記
支払いトークン受容手段が所定の時間を超過した
時間に対応する額のトークンを受容しないときは
前記ハイヤートークンを前記賃貸装置の内部に保
持するハイヤートークン保持手段とを含む物品の
賃貸装置によつて達成される。
本発明においては、ハイヤートークン識別手段
がハイヤートークンのコードを識別し、物品検証
手段が物品の返却時にコード記憶手段に記憶され
た物品のコードと返却物品のコードとの一致を確
認し、計時手段が物品の外部に取り出された時間
を計時し、ハイヤートークン保持手段が計時手段
によつて計時された時間が所定の時間を超過して
いる場合に支払いトークン受容手段が所定の時間
を超過した時間に対応する額のトークンを受容し
ないときはハイヤートークンを賃貸装置の内部に
保持するが故に、顧客が所定の時間を超過して物
品を賃貸した場合でも不足の賃貸料を確実に回収
し得、超過時間に対応する額の賃貸料の管理を適
切に行い得、更に、コード記憶手段にコードが記
憶された時に、物品選択手段により選択された物
品が物品分与手段により外部に取り出され、返却
された物品のコードとコード記憶手段に記憶され
たコードとの一致が物品検証手段により検証さ
れ、返却された物品が物品再格納手段により物品
格納手段の空のコンパートメントに再格納される
ので、賃貸用の物品の管理を効率的かつ自動的に
行い得る。
以下、本発明を図面に示す好ましい具体例を用
いて詳述する。
物品の賃貸装置10は、垂直軸14の周囲に回
転するべく設置されており、カセツトを格納しか
つ運搬する物品格納手段としての回転式の運搬体
12を含む。運搬体12は円周に沿つて配置され
た複数個のコンパートメント16を有し、コンパ
ートメント16の中に選択されるべき一群のカセ
ツト18が格納される。
運搬体12は、モータ20によつて回転し、モ
ータ20は物品選択手段としての押しボタン式の
ノン−ラツチスイツチ22を介して電源から給電
され得、スイツチ22は使用時にストツパ23に
も通電して運搬体12を解放する。スイツチ22
が押されると直ちにストツパ23は運搬体12を
解放し、これによつて運搬体12は回転し得る。
スイツチ22が復帰されると直ちにモータ20は
給電されない状態となつて運搬体12が停止し、
ストツパ23は運搬体12に係合して、これによ
つて運搬体12を所定位置に位置決めして停止さ
せる。ストツパ23はばねによつて所定位置に付
勢されており、スイツチ22の閉鎖によつて給電
される(図示されない)コイルによつて解放され
る。
第2図において、カードの形態のハイヤートー
クン24は、装置10のハイヤートークン受容手
段26内へ挿入され、ハイヤートークン24は借
り主を特定し得、また装置10の光学的または磁
気的なセンサ28によつて読取り可能なコード2
4.1が付されている。ハイヤートークン受容手
段26は、ハイヤートークン24のコード24.
1を読取るべく構成されたハイヤートークン識別
手段としての光学的または磁気的なセンサ28を
有する。コード24.1がセンサ28によつて識
別されると、スイツチ22に接続された回路が能
動化され、次いでスイツチ22の閉鎖によつて給
電されるべき状態となる。コード24.1はハイ
ヤートークンコード保持手段としての第1の記憶
手段(図示せず)によつて記憶される。コード2
4.1がセンサ28によつて識別されない場合、
回路は能動化されず、スイツチ22を押しても回
路は給電されない。
回路が能動化された場合、借り主はスイツチ2
2を押し、これによつてスイツチ22は上述の如
くストツパ23を解放し、モータ20が運搬体1
2を回転させる。スイツチ22は所望のカセツト
18が送り出し室30に対応する位置に来るまで
押し続けられ、この状態になつた時点でボタン2
2は復帰され、その結果ストツパ23が運搬体1
2を、所望のカセツト18が送り出し室30に対
応している位置に停止させる。
次に、1個または複数個の硬貨の形態であつて
もよい支払いトークンが支払いトークン受容手段
34内へ挿入される。このような支払いトークン
の受容によつて計時回路が始動され、またハイヤ
ートークン保有手段36が給電されてハイヤート
ークン24は装置10内で保有されかつ確保され
る。ハイヤートークン保有手段36の作動によ
り、物品分与手段としてのカセツトエジエクシヨ
ンレバー38に通電するためのリミツトスイツチ
がトリガされ、これによつてレバー38は、第3
図及び第4図に示す如く、回動ピン40の軸の周
囲に回動する。このようなレバー38の回動運動
によつて、選択されたカセツト18が装置10の
送り出し室30内へと押し出される。
カセツト18は送り出し室内へ移動する際に、
カセツト18上のコード18.1を読取るセンサ
42を通過する。このようなコード18.1はコ
ード記憶手段としての第2の記憶手段(図示せ
ず)によつて記憶される。
一定時間後、借り主が自己の賃借したカセツト
を返却したいと思つた場合、借り主はカセツトを
送り出し室30の中へ手動で戻し、やはり手動
で、その上端が送り出し室30の一端に位置する
返却プレート48と接続されているばね4の下端
44を押し下げる。ばね46の下端44をこのよ
うに押し下げることによつて返却プレート48が
その下端の軸の周囲に回動して、カセツト18を
物品検証手段としてのセンサ42を通過して押し
入れ、センサ42はカセツト上のコードを読取つ
て、読取られたコードを第2の記憶手段によつて
記憶されているコードと比較する。読取られたコ
ードが先に読取られ第2の記憶手段に保持されて
いたコードと一致すると、押しボタンスイツチ2
2によつて通電され得る回路が能動化される。次
にスイツチ22を押すと物品再格納手段としての
運搬体12のモータ20が給電され、このモータ
20により運搬体12は、返却されたカセツトの
コンパートメント16が送り出し室30に対応す
る位置に来るまで回転する。
この後回路は給電されない状態となり、ストツ
パ23は運搬体12を上記位置にロツクするべく
動作する。運搬体12は、第2の記憶手段のメモ
リに記憶されたコードがセンサ42によつて読取
られたカセツト18のコードと一致するまで回転
する。
この動作モードにおいて、回路はスイツチ22
をバイパスする。前記コードが合致する時、スト
ツパ23用のコイルは給電されない状態となり、
ストツパ23は運搬体12を所定位置にロツクす
る。同時に運搬体12のモータ20も給電状態で
なくなる。
この動作段階で勘定手段としての計時回路が、
カセツト18が装置外にあつた期間の継続時間を
検査する。カセツト18が許容期間内に返却され
ていれば回路が、ばねを備えたゲート50を開く
ためのコイルに通電して、返却されたカセツト1
8がばね46の運動に従つて動く返却プレート4
8により、運搬体12におけるカセツト自身のコ
ンパートメント16内へ押し入れられることを可
能にする。ばね46の下端44が離されると、返
却プレート48はばね48.1の運動に従いその
直立位置(第1図,第3図及び第4図に示す)ま
で再び立ち上がる。同時に、回路はストツパ52
用のコイルに通電し、このストツパ52はハイヤ
ートークン保有手段36を解除してハイヤートー
クン24を借り主へ返還する。
カセツト18が許容時刻を過ぎた時刻に返却さ
れた場合でも、回路はゲート50開開放用のコイ
ルに通電することによつて、カセツトが運搬体1
2における自己のコンパートメント16へ返却さ
れることを可能にする。返却プレート48は、第
1図と第3図と第4図とに示されたような所定位
置に戻る。しかしストツパ54をロツクするため
のコイルが給電され、ストツパ54はハイヤート
ークン24が借り主へ返還されるのを阻止すべく
ハイヤートークン保有手段36を保持する。同時
に信号56が給電されて、ペナルテイ支払いの必
要があることを指示する。ペナルテイの額も示さ
れる。支払いトークン受容手段34へ適当な支払
いトークンを提供することによつてストツパ54
の動作用コイルが給電され、ハイヤートークン保
有手段36が解除されてハイヤートークンは借り
主へと放出される。
ペナルテイとしての支払いトークンが提供され
ない時ハイヤートークンは、後の確認及び処理の
ための容器内へ落下する。
取扱い外のカセツトが返却され、送り出し室3
0内に置かれ、ばね46の端44が押し下げられ
ると、カセツトはセンサ42によつて確認されな
い。即ち、センサ42はメモリに記憶されたコー
ドに一致するコードを見出さない。従つてゲート
50は開かれず、運搬体12も回転しない。
所望であれば、装置10は賃貸された物品とそ
の借り主の永久記録を提供する印刷手段をも具備
し得る。これによつて、物品を損傷した、あるい
は物品を返却しない借り主が追跡され得る。
ハイヤートークン24は、所定のデポジツトが
なされている場合にのみ借り主にとつて有効であ
るようにされ得る。
特典を有する借り主、あるいはハイヤートーク
ン24に関しプレミアムを払う用意のある借り主
のための改良として、装置10は賃借物品の送り
出しを実現するのに必要な支払いトークンの提供
を免除するように変形され得る。このような場
合、装置10は単にハイヤートークンを受取るだ
けで物品を送り出すように調整され得る。ハイヤ
ートークンは、物品の返却によつて解放される時
まで装置10によつて確保される。この時、装置
10は借り主及び借り主に賃貸された物品のデー
タの永久記録を保持し、これによつて取引き勘定
が借り主へ定期的に送付され得る。
第7図において、カセツトエジエクシヨンレバ
ー38はモータ60によつて駆動される。モータ
60はまたクランク軸62も駆動し、このクラン
ク軸62は、両端に自在継手66を有して別のク
ランク軸68の駆動を可能にする駆動軸64を駆
動する。これによつてハイヤートークン保有手段
36は、カセツトエジエクシヨンレバー38と同
時的に駆動され得る。
第8図にはハイヤートークン24が借り主によ
りスロツト70に挿入された後、装置の電気回路
に電力を供給するためスイツチ72を始動させる
ハイヤートークン20が図示されている。
第9図に示されたクランク軸68が動き始める
と、運搬体12から開放されるべきカセツトに関
連する正しい位置にハイヤートークン24を導く
ためのキヤリヤ74が持上げられる。
第10図に示されたようにクランク軸68が更
に動き続けるとハイヤートークン24の先端はば
ねクリツプ76の運搬体12に乗り上げる。
第11図及び第12図にはクランク軸68の連
続回転段階が示されており、ハイヤートークン2
4はばねクリツプ76の下で充分に差し込まれ
る。第11図及び第12図ではキヤリヤ74はば
ねを備えたカード返却シユート78を係合させ、
従つてキヤリヤ74を安定させる。
第13図及び第14図ではその最初の位置に戻
されたキヤリヤ74が示されており、シユート7
8は、客がカセツトを戻すとカードを返却し得る
ように配置されている。
第15図及び第16図には客がカセツトを戻し
た後のハイヤートークン24の開放が示されてい
る。前記のように、カセツトが戻されると、運搬
体12はコンパートメント16をカセツトを受容
するための正しい位置に配置するため回転させら
れる。又これにより自動的に適当なハイヤートー
クン24が返却シユート78上に配置される結果
となる。カセツトが所定の時間限度内で戻された
とするとソレノイド80は給電され、それにより
ピボツト軸86の周りのばね84によりバイアス
されたレバー82を枢軸回転させる。レバー82
はハイヤートークン24を開放するためばねクリ
ツプ76を動かすフツク部材88を始動させ、ハ
イヤートークンは重力下でシユート78に沿つて
開口部90の外へ落ちる。
第17図と第18図には、カセツトが所定の時
間限度を過ぎて戻されたときの、従つてペナルテ
イの支払いを必要とするときの装置の操作が示さ
れている。所定の時間限度を過ぎてカセツトが戻
され、ペナルテイが支払われると、ハイヤートー
クン24は第15図及び第16図で説明したよう
に戻される。しかしペナルテイが支払われない
と、ラツチ部材96にラツチレバー94を掛ける
ためのソレノイド92が給電される。ラツチレバ
ー94はばね98によりそのラツチ部材96に掛
けられた位置に保持される。
ラツチレバー94とラツチ部材96とは運搬体
12の回転方向に関し、レバー82の前に配置さ
れる。
従つてペナルテイが支払われないとハイヤート
ークン24はばねクリツプ76により保持された
ままであり、借り主には返却されない。次の利用
者が運搬体12を始動させるまでハイヤートーク
ン24はこの位置に保持される。その時運搬体1
2の回転はフツク部材88をばねクリツプ76を
開放すべくラツチレバー94の前方部分に乗り上
げさせ、それによりハイヤートークン24が重力
下でトークン保持シユート100上に落ちるよう
に、装置10に保持されるようにする。更に運搬
体12を回転させると第19図に示されたように
ラツチ部材96が運搬体12上のカム102と係
合させられ、それによりラツチレバー94を中立
の位置に開放される。
第20図には装置の変形例が図示されている。
この変形例では運搬体12の各々のコンパートメ
ント16にはカウンタ104が与えられている。
あるカセツトがそのコンパートメント16から取
出される度毎に、カウンタ104がトリガされ、
それによりカセツトが賃借される回数が永久に記
録される。カウンタ104はL.E.D.デイスプレイ
のような電気デイスプレイを始動させるように配
備されており、従つて統計上の情報が容易に集め
られる。
第21図には装置10の制御回路が図示されて
いる。制御回路には電力源106から電力が送ら
れ、様々な集積回路があり、その中には中央処理
装置108、アドレスデコーダ110、入力/出
力インタフエース112、タイマクロツク11
4、リレー及びランプ用ドライバーユニツト11
6、入力バツフア及び光検出器118、第1の位
置検出器120及び第2の位置検出器122が含
まれている。制御回路はEPROM記憶装置エレメ
ント124によりプログラム化される。
中央処理装置108はセンサ28へのハイヤー
トークンの挿入を絶えずチエツクする。センサ2
8がハイヤートークンの挿入を検知するとき、、
モータ20は運搬体12を回転させるため給電さ
れる。運搬体12は位置検出器120及び122
の制御下で最初のスタート位置にまで回転させら
れる。
この時借り主はスイツチ22.1を閉じている
押しボタンスイツチ22を押すと、運搬体12を
選択された位置にまで駆動させるためモータ20
は再び給電される。運搬体12の最終的な停止位
置は位置検出器122により決定される。適当な
支払いトークンがコイン受容デバイスに挿入され
ると、スイツチ128により数えられ、正しい額
が挿入されると、運搬体12から正しいカセツト
を出すためのカセツトエジエクシヨンレバー38
を枢軸回転させるべく、第7図のモータ60に給
電するリレー用のソレノイド130が給電され
る。同時に、タイマクロツク114は上記処理が
生じた時間を記憶する。モータ60がそのサイク
ルを完了したとき、即ち第14図に示されたよう
にキヤリヤ74がその最初の位置に戻されたと
き、そのサイクルが完了されたということを制御
回路に伝えるためスイツチ132は閉じられる。
客がカセツトを返却するとカセツトの返却によ
りスイツチ134が閉じられ、カセツトのコード
が読取装置136により読取られる。正しいカセ
ツトが戻されるなら、運搬体12をカセツトを正
しい位置に回転させるべく、モータ20は再び給
電される。適当なコンパートメント16が第1図
の送り出し室30と一直線に配列させられるとき
位置検出器120及び122はこれを制御回路に
知らせる。この時、タイマーにカセツトが取出さ
れた時間とカセツトが戻された時間とを比較せる
返却リレー用のソレノイド138が給電される。
これが所定の時間限度内ならば、ハイヤートーク
ン24を解放するため第15図及び第16図のソ
レノイド80を給電させるための解除リレー用の
ソレノイド140が給電される。
しかし所定の時間限度の後カセツトが返却され
るなら、解除リレー用のソレノイド140は給電
されず、その代り保持リレー用のソレノイド14
2が給電される。次に客は正しい金額のペナルテ
イを入れなくてはならず、このペナルテイは再び
スイツチ128の動作により数えられる。正しい
額のペナルテイを入れた後、解除リレー138は
ハイヤートークン24を解放するため給電され
る。
借り主に適当な時に支払いトークン又はペナル
テイを挿入しなくてはならないことを指示するた
め、制御回路は指示ランプ114及び146を含
む。
第22図には装置10の他の変形例が示されて
おり、これは1個の装置から幾つかの同じカセツ
トのコピーが賃借されるのを許容するように構成
されている。この変形例では運搬体12はハイヤ
ートークンを保持し、且つそれらを適当な時に解
放するためにのみ設けられている。
第22図の具体例ではハイヤートークンをスロ
ツト70に挿入すると、運搬体12は空の位置を
探し、次にトークンを受容し、該トークンの上に
示された識別コードを記録し、それを記憶装置に
とどめる。次に客が賃借料を払わなければならな
いということを指示するためライト144が照明
される。次にコインの形状の支払いトークンがス
ロツト150に挿入される。正しい金額が挿入さ
れると制御回路は客がカラム152に含まれるカ
セツトの束の底から1個のカセツトを取り出すこ
とを可能にする。このカセツトのコードは制御回
路により読取られた記憶装置に記録される。
カセツトを返却するためにはカセツトをカラム
152のいずれかの上部にすべり込ませる。する
と再びコードは読取られる。制御回路は適当なハ
イヤートークンを開口部90と一直線に配置させ
るため運搬体12を回転させる。カセツトが所定
時間限度内で返却されたなら、ハイヤートークン
は返却される。所定時間限度を過ぎているなら、
指示ランプ146が照明され、客がペナルテイを
払うことを要求する。ペナルテイが支払われない
なら、ハイヤートークンは客には返却されず、装
置の中に保持される。
第23図には更に他の変形例が図示されてい
る。この例ではハイヤートークン24は適当なス
ロツト70.1,70.2等にすべり込ませら
れ、充分に挿入されると適当なスロツトがゲート
154により閉鎖される。次に支払トークンがス
ロツト150に挿入され、その後カセツトを放出
させるためゲート156は開かれる。カセツト上
に保持されたコードは読取られ、制御回路により
記憶装置に記憶され、放出の時間が記憶される。
カセツトを戻すとき、カセツトは貯蔵室158
に挿入される。従つて読取装置136はどのカセ
ツトが返却されるかを決定し得る。次に制御回路
はカセツトが再び入れられるようにするため適当
なゲート156を開く。カセツトが所定時間内に
戻され、ゲート156が閉鎖されたならば、ハイ
ヤートークンはゲート154を開くことにより開
放される。所定の時間限度を超過したなら、ハイ
ヤートークンが放出される前にペナルテイを支払
うことができる。ペナルテイが支払われないな
ら、ハイヤートークンは装置の中に保持される。
第24図及び第25図には装置10の更に他の
変形例が図示されている。第24図はカセツトが
戻されている間のカセツト貯蔵部の一部分を示す
第3図及び第4図に似た側面正面図であり、第2
5図は第24図に図示された装置の端部の正面図
である。
カセツトが戻され、ばね46の下端44が押し
下げられると、レバー49も同時に押し下げられ
る。レバー49はリンク49.2へ枢軸接続部4
9.1を有しており、リンク49.2はゲート4
9.3に接続されている。ゲート49.3は軸4
9.4で枢軸回転し、従つてレバー49が押し下
げられるとゲート49.3は送り出し室30の口
を閉鎖し、カセツトが動かされるのを防止する。
前記のように、ばね46が押し下げられると返
却プレート48はカセツト18のコードがセンサ
42により読取られるようにする(第24図及び
第25図には図示されず)。
コードが読取られ、制御回路がコイル51に給
電し、それによりラツチ51.1を始動させ、ラ
ツチ51.1は運搬体12上の正しい位置が確立
されるまで戻し機構を引張り状態に維持する。そ
の時、ゲート50の始動に続いて、コイル51の
給電が中止され、ラツチ51.1はばね51.2
により停止位置に戻される。
これにより借り主が運搬体12に戻す前に送り
出し室からカセツトを取り出すことを防止する。
第26図には上述の具体例の操作上の様々な段
階を示すフローチヤートが図示されている。この
図は装置からビデオカセツトを賃貸する際の段階
を示している。又ペナルテイを払つて或いは払わ
ずにビデオカセツトを装置に戻す段階も示されて
いる。フローチヤートは当業者には容易に理解さ
れ得るものであり、更にここで説明はしない。
第27図には第21図の変形例の制御回路が図
示されている。同じ符号が同じ部分を指す。制御
回路はEPROM記憶装置124に記憶されたプロ
グラムにより様々なエレメントの操作を制御する
ためにプログラム化された中央処理装置(CPU)
108を含んでいる。CPU108は、又入力/
出力(I/O)インタフエース112及び113
に接続されたアドレスデコーダ110により
EPROM124に接続されている。これらのI/
Oインタフエース112及び113は又CPU1
08に接続されている。制御回路には適当な電源
から電力が供給される。
I/Oインタフエース112には磁気カード読
取装置28及び光検出器120,122,13
6,200及び132から入力が供給される。図
示されているように、光検出器120及び122
はバツフア118を介してI/Oインタフエース
112に接続されている。検出器120及び12
2は、運搬体12の開始位置と、カセツトエジエ
クトスロツトに関する回転運搬体の位置とをモニ
タする位置検出器120及び122である。操作
上それらは反射式の位置マーカ123と協働す
る。光検出器136はカセツトのバーコードを読
取り、光検出器200は磁気カードが充分に挿入
されたかどうかを検出し、光検出器123はカセ
ツトをはじき出すためのエジエクトアームがその
開始位置に戻つたかどうかを検出する。
CPU108には又3つの機械的スイツチ22.
1,134及び128からの入力が供給される。
スイツチ22.1は前述の押しボタンスイツチと
同様、運搬体12を回転させるため手で操作され
る。スイツチ134はカセツトが戻されると閉じ
られる。スイツチ128はコイン受容装置にコイ
ンが挿入されたかどうかを検出する。
CPU108は又2つの質問スイツチ210及
び212を介して信号が送られる。これらの目的
については以下で説明する。
CPU108は幾つかの出力信号を以下のエレ
メントに供給する。即ち、ピン142.1を引込
め(以下でより詳しく説明する)それにより磁気
カード24の形状のハイヤートークンが装置内に
落ちるようにさせるべく、ソレノイド142及び
ピン140.1(又後で説明する)を引込ませ、
磁気カードがシユート143(又後で説明する)
を通つて落ちるようにさせ、借り主に返却される
ようにする解除リレー用ソレノイド140と、返
却されたカセツトを運搬体12のコンパートメン
トに収納させるための返却機構を動作させるソレ
ノイド138と、送り出し室30を閉鎖し、返却
機構を始動させるためのプレートを移動するソレ
ノイド228と、カセツトをはじき出すため、及
びリレー130のためのモータ60と、運搬体1
2を回転させるためのモータ20と、2つの指示
ランプ144及び146とである。ランプ144
はコインが挿入されるべき時を指示し、ランプ1
46はペナルテイが支払われるべき時を指示す
る。
ソレノイド142,140及び138はドライ
バーユニツト116から電流が供給され、他のエ
レメントは駆動トランジスタから供給される。
制御回路は又タイマクロツク114と、デコー
ダ214と、2デイジツトLEDデイスプレイ2
16と、2デイジツトデイスプレイ218とラツ
チ220とを含む。
更に、磁気カードをカード受容装置からはじき
出すための或いはカードをスロツトに挿入するた
めのモータ204がある。モータ204は変圧器
ワインデイング222から給電される。モータ2
04はリレー130により作動されるノーマルオ
ープンの接触部130.1と直列であるダイオー
ド224を介して給電されるならば一方向に駆動
され得るが、ダイオード224に反対の極性で接
続されているダイオード226により構成された
他の給電ルートを介して給電されるなら反対方向
にも駆動され得る。ダイオード226はノーマル
オープンの押しボタンスイツチ202とノーマル
クローズの接触部130.2とに直列である。
CPU108はEPROM124に記憶されたプ
ログラムにより前記のように作動するためプログ
ラム化される。連続した動作は第26図のフロー
チヤートに図示されている。
様々なレジスタが初期状態にされ、位置検出器
120が運搬体12がその開始位置にあるのを検
出するまで運搬体12は回転させられる。次に
CPU108は磁気カード(ハイヤートークン2
4)がカード受容装置に挿入されたかどうかを連
続的にチエツクする(ハイヤートークン受容手段
26)。カードがカード受容手段26に挿入され
ると、これはスイツチ200により検出される。
スイツチ22.1が押されたことが検出され、モ
ータ20に給電し、それにより運搬体12を回転
させる。この操作の間、借り主が気持を変え、カ
セツトを借りたくないと思つたならば、借り主は
ノーマルオープンの押しボタンスイツチ202を
押し下げるとよい。これによりカードをカード受
容装置26からはじき出すべくモータ204が給
電される。
前記のように、借り主は自分が望むカセツトが
送り出し室30に到達されるまで押しボタン2
2.1を押し下げる。運搬体12の回転の程度は
位置検出器122によりモニタされる。従つて送
り出し室30で記録されている。カセツトのコー
ドはいつでもモニタされ、CPU108により記
憶される。次に適当な数のコイン(支払トーク
ン)32がコイン受容手段34の中に挿入され、
挿入されたコインの数はスイツチ128により数
えられる。正しい額のお金が挿入されるとモータ
60とリレー130とに給電される。その結果、
リレー接触部130.1は閉じられ、それにより
磁気カードをカード受容手段26から運搬体12
の記憶装置スロツトにまで動かすべくモータを駆
動させるようにモータ204に給電する。モータ
60は、送り出し室に到達したカセツトを、運搬
体12から送り出し室にまではじき出すためカセ
ツトエジエクシヨンレバー38を枢軸回転させる
クランク軸62を回転させる。同時に、タイマク
ロツク114により指示された時間は記憶され
る。
モータ60がそのサイクルを完了したとき、即
ち第14図に図示されたようにキヤリヤ74がそ
の最初の位置に戻されたとき、これはスイツチ1
32により検出され、適当な信号がCPU108
に供給される。次に運搬体12は、位置検出器1
20により検出されたように、その開始位置まで
回転させられる。
カセツトが借り主により返却されると、カセツ
トの返却によりスイツチ134が作動させられ
る。カセツトが送り出し室30に挿入されると、
コードは読取装置136により読取られる。正し
いカセツトが返却されるとソレノイド228は給
電され、送り出し室30が閉鎖され、返却機構が
作動させられ、モータ20は、運搬体12を正し
い位置に回転させるため給電される。この時、ソ
レノイド138はカセツトを回転運搬体内の正し
いコンパートメントに戻されるため給電される。
次にカセツトが返却されたときの時間がカセツト
が引き出されたときの時間と比較される。これが
所定時間限度内なら、解除リレー用ソレノイド1
40に給電され、それによりカードを放出し、カ
ードが客に返却されるようにする。
しかしカセツトが所定時間限度の後戻されるな
ら、CPU108はどれだけのペナルテイが支払
われるべきかを決定し、指示ランプ146に給電
する。客が、スイツチ128により数えられる適
当な数のコインをコイン受容装置に挿入するな
ら、ソレノイド148が給電され、カードが戻る
ようにする。所定の時間後、適当な数のコインが
コイン受容装置に挿入されないなら、ソレノイド
142が給電され、カードが装置の中に落ちるよ
うになる。
デイスプレイ216及び218はカセツトが賃
借された回数を、或いは賃借期間が120時間を超
過しているかどうかを指示する。スイツチ210
を閉じるとCPU108はあるコンパートメント
内に収納されているカセツトが賃借された回数を
デイスプレイ218上に示す。スイツチ212を
閉じるとカセツトの賃借期間が所定時間を超過し
ているかどうかを示すべく適当なコードがデイス
プレイ218上に示される。
これまでキヤツシユモードに対する装置の操作
について説明した。しかし、装置がクレジツトモ
ードで操作されるなら、ハイヤートークンは保持
されたり又はそのままにされている必要はない。
従つて保持リレー用ソレノイド142は必要とさ
れない。
その代りに、バンククレジツトカード(又は磁
気カード24)のような適当なハイヤートークン
がカード読取装置250に挿入され、カード読取
装置はクレジツトアカウントプロセツサ252に
接続されている。クレジツトが借主の勘定で得ら
れるなら、スイツチ200を操作させるため信号
がアカウントプロセツサ252から送られ、それ
により運搬体12のモータ20が手動操作し得る
スイツチ22.1を介して給電されるようにす
る。
回路の他の部分はアカウントプロセツサから指
示があり次第完了する。これ以後連続操作はカセ
ツトの送り出しまでキヤツシユ操作モードと同じ
である。
カセツトを返却すると、カード24はカード読
取装置と記録装置に挿入される。カセツトを返却
すると、スイツチ134が始動され、バーコード
読取用センサ42,136はカセツトのコードを
読取る。次にソレノイド138は返却機構を作動
させ、返却されたカセツトが運搬体12のコンパ
ートメントに収納されるようにする。
適当な信号がCPU108から受信されると、
ソレノイド142及び140が給電され、それに
より借り主の勘定に賃貸料とペナルテイを借方に
記入するため指示がアカウントプロセツサに送ら
れる。ペナルテイが払われないと借り主の借方に
賃貸料だけ記入させる指示がアカウントプロセツ
サに送られる。
第28図から第31図までには、前記装置の具
体例を発展させたものが図示されている。この装
置は前の具体例で説明したのと同様な構造を有し
ており、同様に作動する。主な相異な運搬体12
の駆動機構と、カセツト送り出し及び返却室30
の構造及び作動にある。運搬体12は軸14の周
りで回転するために軸受13上に回転するように
装着されており、運搬体12のモータ20によ
り、減速歯車箱20.1を介し、摩擦ホイール2
0.2を介し、運搬体12の駆動トラツク12.
2と係合しながら駆動される。
カセツトエジエクシヨンレバー38はモータ6
0により回転されるエジエクシヨンレバークラン
ク62により作動される。装置はドローワ
(drawer)30.1を有しており、この部材はカ
セツトを装置から引出すため、或いはカセツトを
装置に戻すため、外側に及び内側に矢印30.2
の方向に動かし得る。
装置を利用するとき磁気カード24の形状のハ
イヤートークンは装置に挿入される。一度これが
認識されると、運搬体駆動回路は使用可能にされ
る。運搬体駆動用スイツチ22.1を押すと運搬
体12のモータ20が給電され、運搬体12がそ
の軸の周りで回転させられる。所望のカセツトが
透明なドーム11上に設けられたカセツト選択テ
ンプレート12.4に対応する位置まで移動され
ると、スイツチ22.1は放される。運搬体12
は選択されたカセツトがカセツト送り出し室近く
の所定の位置に移動するまで回転し続ける。この
位置の検知は位置検出器122によりおこなわれ
る。キヤツシユ操作モードでは次にライト144
がつけられ、「賃貸料支払」(pay rental)サイン
55が照明される。そこで適当な数のコインのよ
うな支払いトークンが支払トークン受容装置34
に提示されると、カセツトエジエクシヨンレバー
38は適当な形で給電され、所望のカセツトをカ
セツト送り出し室30に押し出す。同時にカード
送り出し摩擦ホイール262を有するカード送り
出し用モータ204は磁気カード24を、選択さ
れたカセツトが除去されたコンパートメントに対
応する運搬体12の貯蔵コンパートメントに送り
出す。カード24は第28図と、更に第31図d
に指示された位置に横たわる。
カセツトのコード18.1はバーコード読取装
置又はセンサー42(136)により読取られ、
この情報は正しく記録され記憶される。次に送り
出し室のドローワ301が矢印30.2により示
されたように外側に引張られると、カセツト18
は取除かれる。ドローワ30.1にはばねがつけ
られており、カセツトを取除くと、ドローワはそ
のばねバイアスの下で閉まる。
クレジツト操作モードでは借り主にクレジツト
が得られるなら、ライト144をつけるかわり
に、カセツトエジエクシヨンレバーが作動させら
れ、カードを選択されたカセツトに対応する運搬
体12のコンパートメントに送り出すためカード
送り出し用モータ204が作動させられる。借り
主の勘定には適当な金額が借方に記入される。装
置は借り主によりカセツトが返却された時にのみ
借方に記入するようにしても良い。その場合借り
主がカセツトを取り出したという記録がなされる
であろう。
カセツトを戻すと、送り出し室30のドローワ
30.1が開かれ、カセツトが挿入される。バー
コード18.1が読取装置又はセンサ42(13
6)により読取られるか又は検知される。バーコ
ードが識別されると、運搬体駆動装置が作動させ
られ、運搬体12の適当なコンパートメント16
をカセツト送り出し室30まで移動する。これが
起きると、コツキングレバー264は解放され
て、第28図に示す矢印266の方向に移動可能
となる。それによりカセツト返却ピン269がパ
ス280の矢印270の方向に動くようにし、返
却されたカセツト18を運搬体12の適当なコン
パートメント16に収納し得るようにする。歯車
のついたラツクと小歯車装置とを介して駆動さ
れ、コツキングレバー264から駆動されるホイ
ールの回転軸に対しカセツト返却ピン269が中
心を離れて与えられている。カセツト返却ピン2
69は第28図に示されているように最初の位置
にバイアスされる。
キヤツシユモード操作では、カセツトが許され
た貸出し期間内に戻されたなら、カード返却ロツ
ク140.1が引張られ、カード24は第31図
eに示されたように送り出しシユート143に落
ち、借り主のところに送られる。しかし、許され
た貸出し時間を超過すると、カード返却ロツクピ
ン140.1はその位置にとどまり、ペナルテイ
を払わなくてはいけないというサイン56を照明
するため指示ランプ146が照明される。適当な
ペナルテイを払うと、カード返却ロツクピン14
0.1はソレノイド140により作動させられ、
カードは借り主の手に返却されるためシユート1
43に落ちる。
しかし所定期間内に支払われるべきペナルテイ
が支払われないと、カード保持用ロツクピン14
2.1はソレノイド142により引張られ、カー
ドは装置の中に落ち、第31図fに示されたよう
に装置により保持される。
特に第30図にはハイヤートークン受容手段2
6の詳細な分解図が示されている。この説明に関
しては第28図の説明と第31図の説明とを参照
されたい。
カード装置として言及されたハイヤートークン
受容手段26はカード送り出し用モータ204を
有しており、摩擦ホイール262は該ホイールが
カード入口通路268を通過するのを許容する開
口部266を有するカード装置カバー上に装着さ
れている。摩擦ホイール262はカード入口通路
268を横切るようにカード装置主ボデイ272
に与えられた凹所270内で回転する。コード読
取装置カバー275に装着されたバーコード読取
装置又はセンサ42(136)を収容すべく開口
部274が設けられている。更に装置は歯車箱を
有するカード送り出し用モータ204と摩擦ホイ
ール262とを覆うモータ歯車箱カバー276を
含んでいる。モータ歯車箱カバー276は更に第
27図で説明された押しボタンスイツチ202を
有しており、借り主が心を変え、カセツトを借り
出したくないと考えたなら、借り主はこのボタン
を押すとよい。これによりモータが逆転させら
れ、第31図cに示されたようにカード入口通路
268から矢印278の方向にカードがはじき出
される。カード入口通路268の内側の端にはカ
ード支持バー141が与えられており、このバー
は、カードが入口通路268に関し内側の最も奥
の位置にあるとき、該カードの下端を支持するよ
うに構成されている。入口通路の内側の端には又
カード返却ロツクピン140.1が与えられてお
り、このピンはソレノイド140により作動さ
れ、それによりカード24が第31図eに示され
た点線の位置から、同じ図の実線の位置まで落ち
るようにさせる。しかし、借り主にカードが返却
されないなら、ソレノイド140は給電されない
ままであり、ピン140.1はカードが出口通路
143の上端に落ちるのを防止するためその位置
にとどまる。その代りに、ピン142.1はソレ
ノイド142の操作により引張られ、それにより
カードが第31図fに示されたように運搬体12
それ自身に落ちるようにする。カードは後で回収
され、そのカードの所有者である借り主はペナル
テイ又は同様のものを払う。
装置から賃貸するための物品がいつでも入手で
きることは上述の具体例による装置の利点であ
る。同様に、物品は更にいつでも返却される。装
置に返却されたカセツトは最小の遅延で再び貸出
すことができる。クレジツト操作モードでは中央
処理ステーシヨンで賃貸状況が記録されており、
このステーシヨンからクレジツトが受容されてい
る選択された借り主に定期的に勘定書が送られ
る。
装置は管理の目が行き届く様々の店や他の場所
に置かれ、管理者には装置の操作を監視する仕事
に対し手当が払われるであろう。
この明細書ではコイン又は紙幣という用語の使
用は一般に支払用又は価値のあるトークンを指す
ものとして意図されている。
本発明の物品賃貸用装置においては、上述の如
く、物品を賃借した顧客の保有するハイヤートー
クンのコードが装置内に記憶されるので、装置の
管理者は、いずれの顧客がどの物品を賃借してい
るかを迅速に調べることが可能であるので物品の
管理が行き届き、また物品の出し入れ、賃貸料金
の計算が自動的に行なわれることと相俟つて、僅
かの人手により、多数の物品及び顧客を対象とし
た物品の賃貸業務を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図の線−における、本発明具
体例の軸方向部分側面図、第2図は第1図に対応
する平面図、第3図はカセツト貯蔵部から送り出
し室へ進入するカセツトの部分的断面側面図、第
4図は送り出し室内に位置するカセツトの部分的
断面側面図、第5図は送り出し室内に返却された
カセツトの部分的断面側面図、第6図は送り出し
室からカセツト貯蔵部へ移送されるカセツトの部
分的断面側面図、第7図はカセツト貯蔵部の平面
図、第8図〜第14図はハイヤートークン保持手
段の連続する動作諸段階を示す、第7図のカセツ
ト貯蔵部の一部の概略的断面図、第15図及び第
16図はハイヤートークンのハイヤートークン保
持手段からの解放の間における連続する動作諸段
階を示す、カセツト貯蔵部の部分的断面側面図、
第17図,第18図及び第19図は賃貸物品が所
定の時限後に返却された時のハイヤートークン保
持手段の動作を示す、カセツト貯蔵部の同様の部
分的断面側面図、第20図は賃貸物品の利用頻度
を記録する手段を備えたカセツト貯蔵部の一部の
概略的側面図、第21図は本発明の装置に使用さ
れる電気及び電子回路の概略的回路図、第22図
はカセツト貯蔵部の他の変形例の立体図、第23
図はカセツト貯蔵部の更に別の変形例の概略的立
体図、第24図はカセツト貯蔵部の一部の変形例
を示す、第3図及び第4図と同様の側面図、第2
5図は第24図の変形例の端面図、第26図は本
発明による装置の典型的な動作シーケンスの流れ
図、第27図は第21図の改良を示す回路図、第
28図は第1図の具体例の改良を示す第1図と同
様の側面図、第29図は第28図の具体例の、第
2図と同様の平面図、第30図は第28図の具体
例のハイヤートークン受容手段の分解図、第31
図aからfはハイヤートークン受容手段の様々な
段階を示す側面図である。 10…賃貸用装置、12…回転運搬体、16…
コンパートメント、18…ビデオカセツト、2
0,60…モータ、22…押しボタンスイツチ、
24…ハイヤートークン、26…ハイヤートーク
ン受容手段、30…送り出し室、34…支払いト
ークン受容手段、36…ハイヤートークン保持手
段、38…カセツトエジエクシヨンレバー、48
…返却プレート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コードが付されたハイヤートークンを保有す
    る利用者に物品を賃貸する賃貸装置であつて、互
    いに異なるコードを付した複数個の前記物品の
    夫々を個々のコンパートメントに格納する物品格
    納手段と、前記ハイヤートークンを受容し、前記
    受容したハイヤートークンのコードを識別するハ
    イヤートークン識別手段を、前記ハイヤートーク
    ン識別手段が前記受容したハイヤートークンの前
    記コードを識別してのち前記物品格納手段に格納
    された物品の一つが選択されるのを許容する物品
    選択手段と、前記物品選択手段により選択された
    物品のコードを記憶するコード記憶手段と、前記
    コード記憶手段が前記選択された物品のコードを
    記憶してのち前記選択された物品が外部に取り出
    されるのを許容する物品分与手段と、前記物品が
    返却されたときに、前記返却された物品のコード
    と前記コード記憶手段に記憶されたコードとの一
    致を検証する物品検証手段と、前記物品検証手段
    が前記一致を検出してのち前記返却された物品を
    前記物品格納手段の空のコンパートメントに再格
    納する物品再格納手段と、物品が外部に取り出さ
    れていた時間を計時する計時手段を備えており、
    前記再格納された物品の賃貸料を勘定する勘定手
    段と、支払いトークンを受容して前記計時手段の
    計時を始動させる支払いトークン受容手段と、外
    部に取り出された物品が返却されてのち、前記計
    時手段によつて計時された時間が所定の時間内で
    ある場合には少なくとも前記物品検証手段が前記
    一致を検出するまで前記ハイヤートークン識別手
    段が受容したハイヤートークンを保持し、前記計
    時手段によつて計時された時間が所定の時間を超
    過している場合に前記支払いトークン受容手段が
    所定の時間を超過した時間に対応する額のトーク
    ンを受容しないときは前記ハイヤートークンを前
    記賃貸装置の内部に保持するハイヤートークン保
    持手段とを含む物品の賃貸装置。 2 前記勘定手段は、物品が外部に取り出される
    ときに取り引き勘定の借り方に賃貸額を記入し、
    外部に取り出された物品が返却され、前記物品検
    証手段により前記一致が検証されたときに取り引
    き勘定の貸し方に前記賃貸額が記入されるように
    構成されている特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。 3 前記勘定手段は、取り引き勘定の借り方に前
    記所定の時間を超過した時間に対応する超過額を
    記入するように構成されている特許請求の範囲第
    2項に記載の装置。 4 前記物品分与手段は、前記支払いトークン受
    容手段が賃貸額に対応するトークンを受容しての
    ち、物品が前記賃貸装置の外部へ取り出されるこ
    とを許容するように構成されている特許請求の範
    囲第1項から第3項のいずれか一項に記載の装
    置。 5 前記物品格納手段は、中心軸に関して回転可
    能に設置されており、円周に沿つて仕切られた複
    数のコンパートメントを有する回転式の運搬体を
    備えかつ、前記コンパートメントの中に格納され
    ている物品が装置の外部から確認し得るように構
    成されているおり、前記物品選択手段は前記運搬
    体を回転させるためのモータと該モータを制御す
    るためのスイツチとを備えている特許請求の範囲
    第1項から第4項のいずれか一項に記載の装置。
JP57032961A 1981-03-03 1982-03-02 Method of hiring article by hiring machine and machine for hiring article, article coded and hire token coded Granted JPS57168393A (en)

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