JPH0365536A - ガラス繊維用含浸剤 - Google Patents

ガラス繊維用含浸剤

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JPH0365536A
JPH0365536A JP1199808A JP19980889A JPH0365536A JP H0365536 A JPH0365536 A JP H0365536A JP 1199808 A JP1199808 A JP 1199808A JP 19980889 A JP19980889 A JP 19980889A JP H0365536 A JPH0365536 A JP H0365536A
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Masato Sekiguchi
真人 関口
Akinobu Okamura
岡村 昭信
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はガラス繊維用の含浸剤および該含浸剤に由来す
る被膜を有するガラス繊維コードに関する。さらに詳し
くは、タイミングベルトの如く、走行中に熱および外力
の両方を受ける製品に強化材として使用されるガラス繊
維コード等の含浸剤として好適なガラス繊維用の含浸剤
およびそれに由来する被膜を有するガラス繊維コードに
関する。
〈従来の技術〉 従来、タイミングベルト用の芯線(強化材)としてのガ
ラス繊維コードは、タイミングベルトの基材ゴム中に埋
設される前に、レゾルシンホルマリンラテックス(RF
L)処理が行なわれるのが普通である。
特開昭50−3184号公報には、レゾルジノル−ホル
ムアルデヒド樹脂2〜10重量部、ブタジェン−スチレ
ン−ビニルビリジンターポリマー20〜60重量部、カ
ルボキシル化ブタジェンスチレン樹脂15〜40重量部
および非相溶性ワックス(例えばパラフィンワックス)
3〜30重量部から成るガラス繊維用含浸剤が開示され
ている。
また特公昭47−37513号公報、特開昭53−70
196号公報あるいは特開昭54−69192号公報に
は、基材ゴムとの接着性、柔軟性、耐熱性あるいは耐水
性等を向上させようとして、含浸剤ラテックス中のゴム
成分として例えば天然ゴムラテックス、ネオブレンラテ
ックス、ポリブタジェンラテックスあるいはポリアクリ
ロニトリルラテックス等を用いた含浸剤が提案されてい
る。
しかしながらこれらの含浸剤を使用した処理法は、含浸
剤自身の耐熱性が不十分なため耐熱耐屈曲球労に優れた
ゴム製品が得難い欠点を有していた。
近年、自動車エンジン付近の温度上昇にともないタイミ
ングベルトの補強材として使用された場合、この欠点は
さらに大きくなり易く、工業的に満足すべき処理剤は知
られていながった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、新規な組成のガラス繊維用含浸剤を提
供することにある。
本発明の他の目的は、イソブチレン−イソプレン共重合
物を、含浸剤としてのゴム成分の一つとして含有する新
規な組成のガラス繊維用含浸剤を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、熱および外力の双方を一緒
に受ける製品に使用されるガラス繊維コドに使用して、
該製品に優れた耐熱性、耐屈曲疲労性および柔軟性を付
与することのできるガラス繊維コード用の含浸剤を提供
することにある。
本発明のさらに他の目的および利点は以下の説明から明
かとなろう。
〈課題を解決するための手段〉 本発明によれば、本発明の上記目的および利点は、 固形分重量%で表わして、 (1)レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂2〜15重量
% (2)ブタジエンースチレンービニルピリジンーターボ
リマ−15〜80重量%、 および (3〉イソブチレン−イソプレン共重合物15〜70重
量% を含有してなるガラス繊維用含浸剤によって達成される
本発明の含浸剤は、上記成分<1)、 (2)および(
3)の3成分を必須成分として含有することを特徴とす
る。
本発明の含浸剤の好ましいff!様では、補強材とゴム
との接着力をさらに大きくするためにレゾルシン−クロ
ロフェノール−ホルムアルデヒド樹脂(5〉を、上記成
分(1)のレゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂の一部に
替えて用いられる。すなわち、〈1)レゾルシン−ホル
ムアルデヒド樹脂 1〜15重量%、より好ましくは3
〜12重量%、(5)レゾルシン−クロロフェノール−
ホルムアルデヒド樹脂 0〜14重量%、好ましくは1
〜14重量%、ただし上記成分(1)と上記成分〈5〉
の合計は3〜12重量%である。また同様にジカルボキ
シル化ブタジェン−スチレン樹脂(4)を、上記成分(
2)のターポリマーの一部に代えて用いられる。すなわ
ち(2)ブタジエンースチレンービニルピリジンーター
ボリマ−2〜80重量%、より好ましくは20〜70重
量%、(4)ジカルボキシル化ブタジェン−スチレン樹
脂 0〜72重量%、より好ましくは10〜30重量%
、上記成分(2)と上記成分(4)の合計は15〜80
重量%、より好ましくは40〜70重量%である。
次に、本発明をさらに具体的に説明する。
成分(1)のレゾルシン−ホルマリン樹脂としては、レ
ゾルシンとホルマリンを水酸化アルカリ、アミンなどの
アルカリ性触媒の存在下で反応させて得られるレゾール
型の水溶性付加縮金物が好適に使用できる。特に好まし
くは、レゾルシンとホルマリンの反応モル比が1対1〜
3である0例えば固形分5〜10重量%、例えば固形分
8重量%の水溶液として好適に使用される。
成分(2)のブタジエンースチレンービニルビリジンタ
ーボリマー(以下VPと呼ぶ)としては、当業界の技術
者によく知られている多数のその種のVP類を使用でき
る。その種のvp類は約60〜80重量%のブタジェン
、10〜20重量%のスチレン、10〜20重量%のビ
ニルピリジンを含有しているものが特に適している。V
P類は、例えば固形分約40重量%のラテックスとして
好適に使用される0代表的な適するvp類はNip。
1 2518FS(商標名、日本ゼオン社製)、JSR
O650(商標名、日本合成ゴム社製〉、およびPyr
atex  J−1904<商標名、住友ノーガタック
社製)等が挙げられる。
成分〈3〉のイソブチレン−イソプレン共重合物は、イ
ソブチレンにイソプレンを1.5〜4.5%の割合で混
合して重合させた物で、例えば固形分約40重量%のラ
テックスとして好適に使用される。
その中で特にハロゲン化イソブチレン−イソプレン共重
合物が好ましい、このハロゲン化イソブチレン−イソプ
レン共重合物は、イソブチレン−イソプレン共重合物を
塩素または臭素でハロゲン化したもので、ハロゲンの含
有率が1.1〜2.4重量%である。ハロゲン化イソブ
チレン−イソプレン共重合物は、例えば固形分約40重
量%のラテックスとして好適に使用される。成分(3)
は、ブチルゴムラテックスおよびハロゲン化ブチルゴム
ラテックスとして製鉄化学(株)より入手する事ができ
る。
成分(4)のジカルボキシル化ブタジェン−スチレン樹
脂としては、例えばマレイン酸の如きエチレン性不飽和
ジカルボン酸の少量の存在下、ブタジェンとスチレンと
を共重合せしめることによって製造される。ジカルボキ
シル化ブタジェン−スチレン樹脂としては、例えばブタ
ジェン20〜80重量%、スチレン5〜70重量%およ
びエチレン性不飽和ジカルボン酸1〜10重量%を含有
するものが有利に用いられる。
成分(4)のジカルボキシル化ブタジェン−スチレン樹
脂は、例えば固形分30〜60重量%、例えば固形分約
40重量%のラテックスとして好適に用いられる。代表
的な適するジカルボキシル化ブタジェン−スチレン樹脂
は、 N1po12570X5 (商標名、日本ゼオン
社製)、JSRO668、JSR0691あるいはJS
R0697(商標名、日本合成ゴム社製)等が挙げられ
る。
成分〈5)のレゾルシン−クロロフェノール−ホルムア
ルデヒド樹脂は、レゾルシン、クロロフェノールおよび
ホルムアルデヒドを水溶液として反応して得られる水溶
性付加縮金物であり、固形分約20重量%の水溶液とし
て、バルカボンドEの商標名でICI社より入手できる
成分(2)〜〈5)の上記の如きラテックスは、当業界
の技術者に周知されている乳化剤を含有することができ
る。
本発明のガラス繊維用含浸剤は、上記成分(1)。
(2)をよび(3)または(4)を、これら3成分の固
形分の合計重量を基準として、成分(1)を2〜15重
量%、成分(2〉を15〜80重量%および成分(3)
または成分(4)を15〜70重量%で含有する。成分
(1)の量が2重量%未満ではマトリックスゴムとの接
着が不十分となり、15重量%を越えると含浸剤の被膜
が硬くなり屈曲疲労性が低下する。成分(2〉の量が1
5重量%未満では成分(1)と同様に、マトリックスゴ
ムとの接着が不十分となり、80重量%を越えると含浸
剤の被膜が柔らがくなりすぎて硝子繊維フィラメントを
保護する機能が十分に果たされず、屈曲疲労が生じ易く
なる。成分(3)または成分(4)の量が15重量%未
満では本発明の目的である耐熱性、耐屈曲疲労性及び柔
軟性が得られず、70重量%を越えるとマトリックスゴ
ムとの接着性を著しく低下させる。上記重量割合のより
好ましい範囲は、成分(1)については5〜10重量%
、成分(2)については35〜65重量%および成分(
3)または(4)については20〜50重量%である。
3成分の上記重量割合の確保は本発明の前記目的を達成
する上で重要である。
成分(4)を含有する本発明の好ましい含浸剤は、成分
(2〉の上記重量範囲において、成分(2)の重量割合
の10〜90%、好ましくは20〜50%を置換するこ
とができる。
成分(5〉を含有する本発明の好ましい含浸剤は、成分
(1)の上記重量範囲において、成分(1)の重量割合
の20〜80%、好ましくは20〜50%を置換するこ
とができる。
本発明のガラス繊維用含浸剤は、必要に応じ、pHを調
整するため塩基例えばアンモニアを含有することができ
、さらに酸化防止剤等を含有することができる0本発明
のガラス繊維用含浸剤は通常固形分含量15〜30重量
%の水性ラテックスとして好適に使用することができる
。この濃度があまり小さいと硝子繊維への付着が不充分
となり、また濃度があまり大きいと含浸剤の安定性が悪
くなりゲル化しやすくなる0本発明のガラス繊維用含浸
剤は、その中にガラス繊維ストランドを浸漬し、過剰分
を除去し、ついで必要により乾燥することによって、ガ
ラス繊維ストランドに施される。
その際、ガラス繊維ストランドには、ガラス繊維の紡糸
時に施される集束剤が施されていても、いなくてもいず
れでもよい、ガラス繊維ストランドは次いで所望の本数
を集めて、通常撚りが施されてガラス繊維コードが得ら
れる。このガラス繊維コードは未加硫のゴム基材中に、
それ自体公知の方法で埋め込まれ、加圧下で加熱加硫さ
れる。
上記方法において、本発明の含浸剤は、ガラス繊維コー
ドに対し、固形分比で通常10〜30重量%に相当する
量で施され、ガラス繊維コードに該含浸剤の被膜を与え
る。
該含浸剤の被膜はゴム基材中に埋設される前に通常熱処
理を受は固体被膜を与える。固体被膜はガラス繊維に対
し固形分換算で10〜30重量%を占めることが好まし
い。
本発明の含浸剤をほどこされたガラス繊維コードは種々
のゴム、特にクロロプレンゴム、等に対して特に優れた
接着性を示す、自動車タイミングベルト用のゴムは、ク
ロロブレンゴムが一般的であるが近年、自動車のエンジ
ン付近の温度上昇に伴いタイミングベルト用のゴムとし
て、クロロスルホン化ポリエチレンや水素化ニトリルゴ
ムの様な耐熱性のゴムが使用されるようになってきた。
このような耐熱性のゴムに対する接着性も十分であるが
、より好ましくは本発明の含浸剤組成物を施されたガラ
ス繊維コードに、更にハロゲン含有ポリマー、インシア
ネート化合物を含む処理液で処理する。
またこれらの得られたゴム製品は耐熱性、対屈曲疲労性
及び柔軟性に優れる。それ故、本発明の含浸剤は熱およ
び外力の双方を一緒に受ける例えばタイミングベルトに
使用されるガラス繊維コード用の含浸剤としてきわめて
好適に使用することができる。
以下実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1 (1)直径9μmの無アルカリガラスのフィラメントを
紡糸し、これを集束剤により集束して33.7テツクス
のガラスストランドを得、これを3本合糸させ下記組成
、 *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂水溶液 (レゾル
シンとホルマリンの反応モル比が1対2、固形分含量8
重量%>−−−−一〜−−−−−30重量部*ブタジエ
ンースチレンービニルピリジンターボリマーラテックス
 (、約70重量%のブタジェン、15重量%のスチレ
ン、15重量%のビニルピリジンを含有、固形分含jL
40重量%、JSR。
G650 ) −−−−−−−−−−−−−−一−−−
− 45重量部*ブチルゴムラテックス(イソブチレン
−イソプレン共重合物で、インブチレンにイソプレンを
約3%の割合で混合して重合させたもの、固形分含量4
0重量%) −−−−−−−−−−−−−−−20重量
部*25%アンモニア水−−−−−−−一−−= 1重
量部*水−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−4重量部からなる含浸剤中を浸漬して通過
させ、次いで過剰の含浸剤を、ガラスコードに対し固形
分が約20重量%となるまで抜取り、さらに約250″
Cの温度で2分間熱処理して含浸剤処理ガラス繊維バン
ドルを得た0次にこのガラス繊維バンドルに1インチ当
り2.1回のZ方向(S方向)の下撚りを与えた。
(2)この下撚りを与えたガラス繊維バンドルを13本
合わせて1インチ当り2.1回のS方向(Z方向)の上
撚りを加え、ECG1503/13 2、l5(Z)の
コードを得たやこのコードを120mmの長さに切断し
、表−1の配合の未加硫クロロブレンゴムシートの上に
20本平行に並べ(全幅25m・m)、これを上下方向
がら5150°Cで25分間、プレスして加硫した。
加硫後、コードの尖端部とゴムの尖端部とを強固に把持
し、互いに反対方向に引っ張って、コードをゴムから引
き剥して接着性を調べ、次の基準によって判定した。
◎;ゴム破壊、 01374以上ゴム破壊、 △;1/2以上ゴム破壊、 ×;ゴム破壊せず、 接着力は、◎が最大で、順次○、Δおよび×と低下する
また、ナイロン帆布を円筒ドラム上に巻き付け、その上
に該処理コードをS撚り品とZ撚り品を交互にスピニン
グし、さらに表−1のゴム配合物の未加硫シートを積層
して、上記条件で加硫した。
次に該円筒状物をインチ幅にカットしタイミングベルト
を製造した。該タイミングベルトを、直径40wll1
1のプリー2個の間に装着して、80°Cの雰囲気中で
1000時間走行させた後、ベルトをコードに沿って切
断し、切断面のコードの状態を電子顕微鏡で観察し、次
の基準によって含浸剤(R,P L )の状態を判定し
た。
◎;未走行と変わらず、 ○、RFLが硬くなりa2集破壊を始めた状態、Δ;1
i集破壊が進行し石状に砕ける、×:さらに凝集破壊が
進行し砂状になる、また、走行後のベルトの強力保持率
を以下に記述する方法で調べた。
即ち、上下クランプにプリーを備えた引っ張り試験機に
本タイミングベルトを装着して引っ張りタイミングベル
ト破断時の強力を測定した0次に以下の算出式を用いて
タイミングベルト走行試験後の強力保持率を求めた。
走行試験後の強力 強力保持率(%)=           X100走
行試験前の強力 結果を表−3に示す。
実施PA (2> *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂水溶液(固形分含
量8重量%) −一−−−−−−−−−− 30重量部
*ブタジエンースチレンービニルピリジンターボリマー
ラテックス (固形分含量40重量%。
JSR0650)〜−−−−−−−−−−− 30重量
部*ブチルゴムラテックス(固形分含量40重量%〉−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−一−−−−−−
−−− 20重量部*ジカルボキシル化ブタジェン−ス
チレン樹脂ラテックス(ブタジェン50重量%、スチレ
ン45重量%およびエチレン性不飽和ジカルボン酸5重
量%を含有するもの、(固形分含量40重量%。
N1po1 2570X5)−−−−15重量部*25
%アンモニア水−−−−−−−−一−−− 1重量部*
水−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一−−− 4重量部からなる含浸剤を用いて、実施例(
↓)と同様にして処理を行なった。結果を表−3に示す
実施例 (3) *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂ラテックス(固形
分含量8重量%)−−−−22,5重量部*レゾルシン
ークロロフェノール−ホルムアルデヒド樹脂水溶液 (
バルカボンドE 固形分含量20重量%)−−−−−−
一−−−−−−−−−−−−− 3重量部本ブタジェン
−スチレン−ビニルビリジンターポリマーラテックス 
(固形分含量40重量%、J S RO650) −−
−−−−−−−−−−30重量部*ブチルゴムラテック
ス(固形分含fL40重量%)20重量部 *ジカルボキシル化ブタジェンースチレン樹脂ラテック
ス(固形分含量40重量%、N1po12570 X 
5 )−−−−−−−−−−−−−−−−15重量部*
25%アンモニア水−−−−−−−−−一−−1重量部
*水−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−8,5重量部からなる含浸剤を用いて、実施例(1)
と同様にして処理を行なった。結果を表−3に示す。
実施例 (4) *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂水溶液 (固形分
含量8重量%) −−−−−−−−−−−−−30重量
部*ブタジエンースチレンービニルピリジンターボリマ
ーラテックス(固形分含量40重量%、J S RO6
50) −−−−−−−−−−−−−30重量部*クロ
ロブチルゴムラテックス (イソブチレンイソプレン共
重合物を塩素でハロゲン化したもので、塩素の含有率が
1.8重量%、固形分含量40重量%) −−−−−−
−−−−−−−−−−−−−20重量部イ;ジカルボキ
シル化ブタジェン−スチレン樹脂ラテックス(固形分含
量40重量%、N1po1 2570X5)−−−−1
5重量部*25%アンモニア水−−−−−−−−−−−
−−1重量部*水−−−−−−−−−−−−−−−−−
−一一−−−−−−−− 4重量部からなる含浸剤を用
いて、実施例(1)と同様にして処理を行なった。結果
を表−3に示す。
実施例 〈5) 実施例(2)で得たECG150  3/132、l5
(Z)のコードに下記組成の処理液を、不揮発分の付着
量が2.5〜3.5重量%となるように塗布し、有機溶
剤を蒸発、除去して二次被覆層を備えた硝子繊維コード
を得た。
*クロロスルホン化ポリエチレン TS−340(TO
S○■ 製) −−−−−−−−5、25重量部*メチ
レンビス(4−フェニルイソシアネート)−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−一−−−− 4 、5重量
部*P−ジニトロソベンゼン−2,25重量部*カーボ
ンブラックーー−−−−−−−3、0重量部本キシレン
−−−−−−−−−−−−−一−51、0重量部*トリ
クロロエチレンーー−−−34,0重量部この硝子繊維
コードを用いて、表−2のゴム配合の未加硫の水素化ニ
トリルゴムシートを用いる池は実施例(1)と同様にし
て試験した。ただしタイミングベルト走行試験の雰囲気
温度は120°Cで実施した。結果を表−3に示す。
比較例 (1) *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂水溶液(固形分含
!8重量%) −−−−−−−30重量部本ブタジエン
−スチレン−ビニルピリジンターポリマーラテックス(
固形分含量40重量%、J S R0650) −−−
−−−−−一一−−30重量部*ジカルボキシル化ブタ
ジェン−スチレン樹脂ラテ1クス(固形分含量40重i
 %、N1po12570 X 5 ) −−一−−−
−−−−−−−− 35重量部本25%アンモニア水−
−−−−−−−−−−−1重量部本水−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−4重量部か
らなる含浸剤を用いて、実施例(1)と同様にして処理
を行なった。結果を表−3に示す。
比較例 (2〉 *レゾルシンーホルムアルデヒド樹脂水溶液〈固形骨含
量8重量%)〜−−−−−−−−−−− 30重量部*
ブチルゴムラテックス(固形分含i40重量%)−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
65重量部*25%アンモニア水−−−−−−−−−−
−−1重量部*水−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−4重量部からなる含浸剤を用い
て、実施例(1)と同様にして処理を行なった。結果を
表−3に示す。
比較例 (3) 比較例(1)で得たガラス繊維コード用いる他は実施例
(5)と全く同様に実施した。結果を表−3に示す。
表−2 ゴム配合 表−1 ゴム配合

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固形分重量%で表わして、 (1)レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂2〜15重量
    % (2)ブタジエン−スチレン−ビニルピリジン−ターポ
    リマー15〜80重量%、 および (3)イソブチレン−イソプレン共重合物15〜70重
    量% を含有してなるガラス繊維用含浸剤。 2)固形分重量%で表わして、 (1)レゾルシン−ホルムアルデヒド樹脂1〜15重量
    % (2)ブタジエン−スチレン−ビニルピリジン−ターポ
    リマー2〜80重量%、 (3)イソブチレン−イソプレン共重合物15〜70重
    量% (4)ジカルボキシル化ブタジエン−スチレン樹脂0〜
    72重量%、 および (5)レゾルシン−クロロフェノール−ホルムアルデヒ
    ド樹脂0〜14重量%、 ただし上記成分(1)と上記成分(5)の合計は2〜1
    5重量%であり、上記成分(2)と上記成分(4)の合
    計は15〜80重量%である、 を含有してなるガラス繊維用含浸剤。 3)上記成分(3)がハロゲン化イソブチレン−イソプ
    レン共重合物である特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の含浸剤。 4)固形分含量が15〜30%の水性ラテックス混合物
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の含浸剤
    。 5)上記成分(1)が3〜12%であり、上記成分(2
    )が20〜70%であり、上記成分(3)が20〜40
    %である特許請求の範囲第1項記載の含浸剤。 6)上記成分(1)が3〜12%であり、上記成分(2
    )が20〜70%であり、上記成分(3)が20〜40
    %でり、上記成分(4)が10〜30%であり、上記成
    分(5)が0〜5%であり、ただし上記成分(1)と上
    記成分(5)の合計は3〜12重量%であり、上記成分
    (2)と上記成分(4)の合計は30〜70重量%であ
    る、特許請求の範囲第2項記載の含浸剤。 7)特許請求の範囲第1項または第2項記載の含浸剤の
    皮膜を有するガラス繊維コード。8)固体皮膜を固形分
    換算で、ガラス繊維に対し10〜30重量%の量で被覆
    された特許請求の範囲第7項記載のガラス繊維コード。
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