JPH036394Y2 - - Google Patents

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JPH036394Y2
JPH036394Y2 JP1983065089U JP6508983U JPH036394Y2 JP H036394 Y2 JPH036394 Y2 JP H036394Y2 JP 1983065089 U JP1983065089 U JP 1983065089U JP 6508983 U JP6508983 U JP 6508983U JP H036394 Y2 JPH036394 Y2 JP H036394Y2
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JP
Japan
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bearing member
main body
joint
halves
bearing
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JP1983065089U
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JPS59172492U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人形玩具における関節部の動きを円
滑に行なえるようにした人形玩具の関節装置に関
する。
人形玩具(ロボツト玩具、動物玩具等を含めて
総称する)は、手や足の各関節部が自由に動くこ
とによつよりて一層楽しみが増すところから、人
形の外部を形成する本体を二つ割にし、この二つ
割の本体を合体させて組立てる所謂プラスチツク
モデル等の人形玩具においても、関節部は自由に
動くように構成されている。しかし、この場合、
関節部の回動軸の軸受は、二つ割した本体の合体
部にまたがつて形成してあり、本体を合体するこ
とにより形成されるため、本体の合体を精度よく
行なわないと、合体の際の本体のずれにより軸受
が歪んで形成され、関節部の回転軸が円滑に回動
しないといつた欠点があつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
二つ割の本体を合体させて構成し、軸受を二つ割
本体の合体部間にまたがつて形成する人形玩具の
関節装置において、本体と別個に軸受部材を形成
し、軸受部材は関節部の回動軸を回動自在に軸装
する円筒状をなし、その半径方向の両側面に係止
突起を突出させてなり、二つ割本体の合体部のそ
れぞれに受部を形成し、軸受部材を挟持し、上記
受部は、軸受部材の係止突起を合体方向の両側か
ら挟持する受座と、該受座の周囲から立上がつ
て、挟持した係止突起の二つ割本体の合体方向と
直交方向の動きを規制する壁体とを有し、軸受部
材に関節部の回動軸を二つ割本体の合体方向と直
交するように軸装することを目的とする。
以下、図面に示す実施例について説明する。
第1図は本考案の関節装置を適所に用いたロボ
ツト玩具の全体図である。第1図において、10
は胴部、20は上腕部、30は前腕部、40は脚
部であり、これら各部の本体は二つ割に形成さ
れ、合体させることにより完成した本体を構成す
る。
第2図は、第1図のロボツト玩具の胴部と上腕
部の関節部の分解斜視図である。上腕部20の本
体21は対称に形成されており、その本体21の
内部一側には係止溝23を有する円筒状の軸受2
2が形成してある。24は上腕部本体21と別個
に形成されたピース材で、両外側に係止溝23と
係合する係止突起25を有し、且つ軸受22の内
径より僅かに小さい外径の円筒状をなしている。
この場合、ピース材24は2個用意されている。
26は回動円板で、その中心部両側に軸部27を
突設してある。この回動円板26は、一側縁に軸
杆28を形成しロボツト玩具の胴部10に回動自
在に支承されている。
したがつて、上腕部20を組立てるときは、二
つ割した本体21のそれぞれの軸受22に、係止
溝23と係止突起25が係合するようにしてピー
ス材24を嵌合し、次いで、回動円板26の軸部
27をビース材24に軸装させた状態で二つ割し
た本体21を合体させる。このように合体して組
立てることにより、ピース材24は本体21にし
つかりと固定された状態で、回動円板26の回動
軸を円滑回動可能に支承する。この上腕部20に
設けた関節装置によつて、上腕部20は、ロボツ
ト玩具の腕全体を円滑に開いたり閉じたりする。
第3図は、第1図のロボツト玩具の前腕部とこ
ぶしの関節部に本考案関節装置の一実施例を用い
た状態の分解斜視図である。前腕部30の本体3
1は対称に形成されており、それぞれの本体31
のこぶし32側端面の合体部側には半円状の切欠
き33が形成してある。又、半円状の切欠き33
の内側には、軸受部材36の受座34及び受座3
4の周囲から立上がる壁体39が切欠き33と一
体的に形成されている。この場合、受座34とそ
の周囲の壁体39によつて受部38を形成する。
さらに、前腕部30二つ割本体31の上腕部側端
部には、上腕部本体21の外側面端部に形成され
た軸穴29に軸装される軸35が形成されてい
る。一方、軸受部材36は、両側に係止突起37
を有する円筒状に、前腕部本体31と別個に形成
されている。この軸受部材36には、軸受部材3
6の内径と略同径の外径からなるこぶし32の回
動軸32aが、回動可能且つ脱落しないように軸
装される。
したがつて、前腕部30を組立てるときは、二
つ割本体31の一方の本体の、受座34及び壁体
39かななる受部38に軸受部材36を嵌込み、
次いで、両本体の軸35をそれぞれ上腕部20の
軸穴29に軸装しつつ、両本体を合体して組立て
る。これにより軸受部材36は、その係止突起3
7を介して前腕部本体31の受部38にしつかり
と固定される。この場合、二つ割本体31が多少
ずれていても、軸受部材36によつてずれは矯正
され、ずれのない状態で合体される。このように
して前腕部30に固定された軸受部材36に、こ
ぶし32の回動軸32aを軸装する。これによつ
て、こぶし32は前腕部30に、円滑に回動し且
つ脱落しないように組込まれる。
なお、本考案の関節装置は上述した胴部と上腕
部、及び前腕部とこぶし間の関節部のみならず、
脚部における関節部、胴部と脚部間の関節部等
種々の関節部に利用できることは勿論である。
以上の如く本考案によれば、人形の本体と別個
に軸受部材を形成し、この軸受部材を二つ割した
本体の軸受で挟持して固定し、この軸受部材に関
節部の回動軸を二つ割本体の合体方向と直交方向
に軸装しているので、回動軸は常に円滑な回動を
行なうことができ、人形玩具の関節部の作動を円
滑に行なわしめる。又、軸受部材は、本体と別個
に形成してあるので、本体と異つた摩擦係数の小
さい材料を用いることができ、このようにすると
人形玩具の材質のいかんに拘わらず、関節部には
常に円滑な作動を行なわせることができる。
さらに、円筒状の本体自体を挟持せずに、軸受
部材に形成した係止突起を挟持して固定している
ので、軸受部材の円筒状の本体部分、すなわち関
節部の回動軸の軸装部分が圧力を受けて変形する
ようなことがなく、軸装した関節部の回動軸の円
滑な回動を妨げるといつたことがない。
また、上記のように関節部の軸装部分を挟持し
ないことから、係止突起を強く挟持することが可
能となり、別部材で構成した軸受部材が完全に固
定され、ぐらつくことがない。
さらに、受座の周囲に壁体を形成したので、係
止突起の二つ割本体の合体方向と直交方向の動き
が規制され、関節部の回動軸の抜き差し等の際に
力が加わつても軸受部材が受部から外れることが
ないと共に、より安定的に軸受部材が保持される
といつた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案人形玩具の関節装置を適所に用
いたロボツト玩具の全体図、第2図は第1図のロ
ボツト玩具の胴部と上腕部の関節部に本考案の一
実施例を用いた状態の分解斜視図、第3図は前腕
部とこぶしの関節部に本考案の一実施例を用いた
状態の分解斜視図である。 10……胴部、20……上腕部、21……(上
腕部)本体、22……軸受、24……ピース材、
26……回動円板、27……軸部、30……前腕
部、31……(前腕部)本体、32……こぶし、
32a……回動軸、33,34……軸受、36…
…軸受部材、37……係止突起、38……受部、
39……壁体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二つ割の本体を合体させて構成し、軸受を二つ
    割本体の合体部間にまたがつて形成する下記要件
    を備えたことを特徴とする人形玩具の関節装置。 (イ) 本体と別個に軸受部材を形成すること。 (ロ) 軸受部材は関節部の回動軸を回動自在に軸装
    する円筒状をなし、その半径方向の両側面に係
    止突起を突出させてなること。 (ハ) 二つ割本体の合体部のそれぞれに受部を形成
    し、軸受部材を挟持すること。 (ニ) 上記受部は、軸受部材の係止突起を合体方向
    の両側から挟持する受座と、該受座の周囲から
    立上がつて、挟持した係止突起の二つ割本体の
    合体方向と直交方向の動きを規制する壁体とを
    有すること。 (ホ) 軸受部材に関節部の回動軸を二つ割本体の合
    体方向と直交するように軸装すること。
JP6508983U 1983-05-02 1983-05-02 人形玩具の関節装置 Granted JPS59172492U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6508983U JPS59172492U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 人形玩具の関節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6508983U JPS59172492U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 人形玩具の関節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59172492U JPS59172492U (ja) 1984-11-17
JPH036394Y2 true JPH036394Y2 (ja) 1991-02-18

Family

ID=30195284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6508983U Granted JPS59172492U (ja) 1983-05-02 1983-05-02 人形玩具の関節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59172492U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139671U (ja) * 1974-09-18 1976-03-24
JPS5498839A (en) * 1977-11-21 1979-08-04 Cpg Prod Corp Constitution portion material for frame of limbs of doll
JPS5652960U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139671U (ja) * 1974-09-18 1976-03-24
JPS5498839A (en) * 1977-11-21 1979-08-04 Cpg Prod Corp Constitution portion material for frame of limbs of doll
JPS5652960U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59172492U (ja) 1984-11-17

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