JPS6015590Y2 - 付属肢可動玩具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は付属肢可動玩具に関するものである。

本考案は特定の付属肢に力を加えることにより、他の付
属肢をも動かすことの出来る新規の付属肢可動玩具を提
供しようとするものである。

以下に本考案の付属肢可動玩具を図面に示す実施例を用
いて詳細に説明する。

即ち、周縁部に付属肢突出穴形成溝４． ５． ６．
７および８が設けられ該付属肢突出穴形成溝４の内部縁
に軸受２を、そして中央部には嵌合突起３を設けである
左胴部１と、周縁部に付属肢突出穴形成溝１２，１３．
１４，１５および１６が設けられ該付属肢突出穴形成溝
１２の内部縁〔軸受２と対応する位置〕に軸受１０を、
そして中央部〔嵌合突起３と対応する位置〕には嵌合筒
１１を設けである右胴部９とを嵌合組立てして構成され
る胴体中に、弾性を有する素材より製作され、外側面に
付属肢２３，２４，２５および２６を有する板状の、一
端部に肉薄となして形成したヒンジ２７を介して両側垂
直方向に軸１９．２０を突設しである付属肢２１を連設
し、他端部にやはり肉薄となして形成したヒンジ２８を
介して軸孔１８を有する付属肢２２を連設する付属肢担
体１７を、 各付属肢が所定の付属肢突出穴より突出し、そして付属
肢２４に力を加えたときは各付属肢が連動して働くよう
に装置する付属肢可動玩具である。

上記の構成の本考案の付属肢可動玩具を組立てるには、
先ず、付属肢担体１７を付属肢２３，２４．２５．２６
を外にして撓め軸１９を軸孔１８に挿入し、次にこのも
のを例えば左胴部１中に、該付属肢担体１７の軸２０が
軸受２に嵌入するように組込みさらに右胴部９を嵌合突
起３が嵌合筒１１にそして該付属肢担体１７の軸１９が
該右胴部９の軸受１０に嵌入するように被せ適宜固定し
て完了するのである。

本考案の付属肢可動玩具は特定の付属肢に力を加えるこ
とにより他の付属肢も連動して働くように構成されてお
り、たとえば図面の実施例では付属肢２３．２４あるい
は２５に力を加えることにより連結部を肉薄となして付
属肢担体１７に結合する付属肢２６は外方に向かって伸
びるのであり、そして互いに噛合った状態に保たれてい
た付属肢２１と付属肢２２は軸１９．２０を支点にヒン
ジ２７，２Ｂで折曲がるので開き運動させることが可能
なのである。

そして付属肢２３．２４あるいは２５から力を除去する
と再び付属肢２６は体内に引込み、付属肢２１と付属肢
２２は再び噛合うのである。

本考案の付属肢可動玩具は、特定の付属肢に力を加える
ことにより、他の付属肢が力を加えられた付属肢とは全
く異なる種類あるいは方向の運動するものであり、幼児
等の興味を非常に強くひきつけるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の付属肢可動玩具の胴体の構成部分を示
すものであリイは左胴部内側の斜視図を、口は右胴部内
側の斜視図を示すものである。 第２図は胴体中に組込まれる付属肢担体を示すものであ
リハは組立てる前の状態の斜視図を、二は軸を軸孔に挿
入して組立てた状態の斜視図を示すものである。 第３図は組立てた付属肢担体を左胴部中に組込んだ状態
を示す斜視図である。 そして第４図ホは本考案の付属肢可動玩具の斜視図を、
へは特定の付属肢に力を加えたときの状態を示す斜視図
である。 １・・・・・・左胴部、２・・・・・・軸受、３・・・
・・・嵌合突起、４、５．６．７． 訃・・・・・付属
肢突出穴形成溝、９・・・・・・右胴部、１０・・・・
・・軸受、１１・・・・・・嵌合筒、１２．１３，１４
，１５．１６・・・・・・付属肢突出穴形成溝、１７・
・・・・・付属肢担体、１８・・・・・・軸孔、１９．
２０・・・・・・軸、２１，２２，２３，２４，２５．
２６・・・・・・付属肢、２７．２８・曲・ヒンジ。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 弾性を有する板材よりつくられ、両端部でそれぞれヒン
   ジを介して連設する付属肢のうち一方内部に設けた両側
   垂直方向に突出する軸と他方内部に設けた軸孔とが回動
   自在に結合した環状体で、かつ、外側面に１個以上の付
   属肢をさらに突設して成る付属肢担体を、前記各付属肢
   がそれぞれ対応し突出するよう設けた付属肢突出穴を有
   する中空体で、かつ、該付属肢突出穴のうち、前記軸と
   軸孔が結合した付属肢に対応する付属肢突出穴の内部縁
   に前記軸が取り付けられる軸受を有する胴体中に装着し
   た付属肢可動玩具。