JPH0525678Y2 - - Google Patents

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JPH0525678Y2
JPH0525678Y2 JP19433186U JP19433186U JPH0525678Y2 JP H0525678 Y2 JPH0525678 Y2 JP H0525678Y2 JP 19433186 U JP19433186 U JP 19433186U JP 19433186 U JP19433186 U JP 19433186U JP H0525678 Y2 JPH0525678 Y2 JP H0525678Y2
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JP
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elastic plate
doll
opening
closing
head
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は簡単な操作によつて人形の前後部を同
時に開閉させることができる人形の開閉構造に関
する。
(従来技術とその問題点) 従来、人形胴部を構成する基部材に対し取着さ
れている開閉部材を自動的に開閉させる機構は、
基部材と開閉部材との間にコイルスプリングを設
け、該コイルスプリングの弾発力によつて開閉部
材を開閉する構成のものが多い。ところが、コイ
ルスプリングを組付けるにあたつては、その両端
の曲げ部を基部材と開閉部材とに設けられた取付
け部に係止させなければならないので、この作業
が非常に煩わしいものであつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は前記の点に鑑みて成立したものであつ
て、特に簡単な構造によつて人形の前後を同時に
開閉することができる人形の開閉構造を提供する
ことをその課題とする。
(課題を解決するための技術的手段) 前記課題を解決するため、本考案に係る人形の
開閉構造は、下記要件を備えることを特徴とす
る。
(イ) 人形は前面と背面にそれぞれ開口部を有する
基部材を形成する胴部を有すること (ロ) 胴部の開口部を開閉するように下部が軸によ
つて軸着された支持部材の嵌合部材に嵌合され
た前部材と後部材とを有すること (ハ) 前部材と後部材との間には弾性板状体が配設
され、該弾性板状体の両端は上記支持部材に形
成された凹部に挿嵌支持されていること (ニ) 上記前部材と後部材は上記弾性板状体により
常時閉じる方向に付勢されていること (考案の作用、効果) 前記構成によれば、前部材を軸を中心に開き方
向に回動させると、支持部材も回動するので、弾
性板状体の一端を支持する凹部の角度が変わり、
そのため、弾性板状体は全体的に弯曲する。弾性
板状体が全体に弯曲すると、弾性板状体の他端も
上記一端と同じ角度になるから、後部材の支持部
材も軸を中心に回動させられ、したがつて後部材
も開き方向に回動する。逆に、前部材を閉じ方向
に回動させたときは、弾性板状体の復元力により
元の形状になるから、前部材も閉じ方向に回動す
る。先に後部材を開閉回動させたときも、前部材
は同時に開閉回動する。
このように、本考案によれば、簡単な構造によ
つて前部材と後部材を同時に開閉することができ
る。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る人形の開閉
構造が適用された頭部交換人形を示す。この頭部
交換人形Aは前面と背面にそれぞれ開口部2,3
を有した基部材を形成する胴部1と、この胴部1
の開口部2,3を開閉するように下部が軸4a,
4aによつて軸着された支持部材4,4の嵌合凹
部12,13に嵌合された開閉部材を形成する前
部材5及び後部材6と、上記胴部1の対向し合う
内壁1a,1a間に渡架され、回転自在に支持さ
れた回転軸7と、この回転軸7に固定された首部
材8及びこの首部材8の両端部に固定された顔の
表情が異なる頭部材9,10によつて形成される
とともに、上記回転軸7の一端は胴部1の一側よ
り突出され、且つ、この部分に腕部材11が取着
されている。また、上記前部材5と後部材6との
間の下部には弾性板状体16が配設されるととも
に、この弾性板状体16の両端は上記支持部材
4,4に形成された凹部14,14に挿嵌支持さ
れている。この弾性板状体16はバネ、ゴム、可
撓性樹脂等によつて形成するのが好ましいが、弾
性があればこれに限定されるものではない。
頭部交換人形は上述のように構成されているの
で、頭部材9が胴部1より出た状態にあるときに
腕部材11を回転させると、首部材8及び頭部材
9,10も回転するので、弾性板状体16によつ
て閉止されていた前部材5と後部材6は首部材8
及び頭部材9,10に係合して押圧されるので開
放される。前部材5を軸4aを中心に開き方向に
回動させると、支持部材4も回動するので、弾性
板状体16の一端を支持する凹部の角度が変わ
り、そのため、弾性板状体16は全体的に弯曲す
る。弾性板状体16が全体に弯曲すると、弾性板
状体16の他端も上記一端と同じ角度になるか
ら、後部材6の支持部材4も軸4aを中心に回動
させられ、したがつて後部材6も開き方向に回動
する。逆に、前部材5を閉じ方向に回動させたと
きは、弾性板状体16の復元力により元の形状に
なるか、前部材5も閉じ方向に回動する。そし
て、開閉部材が開いたときは、首部材8及び頭部
材9,10の回転を許容して、他方の頭部材10
が突出したときに上記前後部材5,6は弾性板状
体16の復帰によつて再び閉止するので、頭部材
は変換する。
上述のように人形の開閉構造を適用した頭部交
換人形は簡単な構造によつて頭部を変化すること
ができるとともに、これに対応して胴部の開口部
を開閉するように設けた前後部材の開閉も同時に
行うことができる。また、開閉部材を構成する前
部材及び後部材は支持部材の凹部に嵌挿すること
によつて装着することができるので、装着作業が
楽である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る人形の開閉構造が適用さ
れた頭部変換人形の斜視図、第2図及び第3図は
第1図の内部構成説明図である。 符号A……頭部変換人形、1……胴部、2,3
……開口部、5……前部材、6……後部材、16
……弾性板状体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の要件を備えることを特徴とする人形の開
    閉構造。 (イ) 人形は前面と背面にそれぞれ開口部を有する
    基部材を形成する胴部を有すること (ロ) 胴部の開口部を開閉するように下部が軸によ
    つて軸着された支持部材の嵌合部材に嵌合され
    た前部材と後部材とを有すること (ハ) 前部材と後部材との間には弾性板状体が配設
    され、該弾性板状体の両端は上記支持部材に形
    成された凹部に挿嵌支持されていること (ニ) 上記前部材と後部材は上記弾性板状体により
    常時閉じる方向に付勢されていること
JP19433186U 1986-12-17 1986-12-17 Expired - Lifetime JPH0525678Y2 (ja)

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JP19433186U JPH0525678Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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JPS63100090U JPS63100090U (ja) 1988-06-29
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