JPH0363614B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0363614B2
JPH0363614B2 JP22080183A JP22080183A JPH0363614B2 JP H0363614 B2 JPH0363614 B2 JP H0363614B2 JP 22080183 A JP22080183 A JP 22080183A JP 22080183 A JP22080183 A JP 22080183A JP H0363614 B2 JPH0363614 B2 JP H0363614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
wall
chevron
crane
inverted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP22080183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60115774A (ja
Inventor
Yoshio Endo
Kentaro Maki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanko Metal Industrial Co Ltd filed Critical Sanko Metal Industrial Co Ltd
Priority to JP22080183A priority Critical patent/JPS60115774A/ja
Publication of JPS60115774A publication Critical patent/JPS60115774A/ja
Publication of JPH0363614B2 publication Critical patent/JPH0363614B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、重量物である壁部大型山形材を簡易
且つ迅速で、しかも安全に据付けることができる
壁部大型山形材の据付工法に関する。
従来より、出願人が研究,開発した長大スパン
(長さ略十数m乃至略数十m)で、大型(高さ略
1m乃至略1.5m)の山形屋根材が工場生産され、
これを現場に運搬して、そこの構造物又は基礎上
に大型クレーン等で一つ一つ吊り上げ、その構造
物上部の対向する梁材間又は基礎間上に亘つて載
置固着し、隣接する大型山形材を並列に揃えて相
互に緊結して屋根葺成していた。さらにその大型
山形材をフランジを介して略左右対称的に山形に
設けもので、より強固になるような構成にした所
謂、マンサードタイプの大型山形屋根を施工して
いる。その壁部を構成する壁部大型山形材でも高
さは数mであるが依然として重量物であるため、
その壁部大型山形材を現場に運搬した後に大型ク
レーンを使用しなければならず、特にその壁部大
型山形材は急傾斜状に立上げて据付けるので、そ
のクレーンの使用法、段取りの最善策や、壁部大
型山形材への損傷の発生の防止及び安全なる作業
等が要求されている。
そこで発明者は、前記要望点を解決すべく鋭
意,研究を重ねた結果、本発明を、断面略山形状
の壁部大型山形材をクレーンにて吊り上げ、この
状態にて力骨の端等に設けたL形金具に、力骨部
養生台の逆L形突片を係止し、さらに前記壁部大
型山形材の下端に設けたピンシユー部材に下部ピ
ンシユー部材を軸支し、この状態にて適宜の現場
に下ろし、次いで壁部大型山形材の上端をクレー
ンにて吊り上げて適宜の角度に立上げて据付ける
ことにより、重量物である壁部大型山形材を簡易
且つ迅速で、しかも安全に据付けることができ前
記の要望点等を解決し、その目的を達成したもの
である。
以下、図面の実施例に基づき本発明の据付工法
を説明する。
まず、主要な部材について述べると、第1図,
第2図,第7図に示すように壁部大型山形材A
は、金属製で断面台形山形状をなし、この両側下
端の底部より外方上側に傾斜縁が形成され、比較
的長尺(約数m)で、その断面全体の高さ約1m
乃至1.5mで、幅約2mに形成され、その壁部大
型山形材Aの外皮材1の裏面には長手方向に適宜
の間隔をおいて力骨2が複数固着されている。該
力骨2の両端にL形金具3,3がそれぞれ固着さ
れている。該L形金具3、第2図左側に示すよう
に力骨2とは別の斜設した骨組材の端部付近に設
けられることもある。その壁部大型山形材Aの長
手方向で据付後に上部側なる端面にフランジ4が
設けられ、該フランジ4には複数のボルト孔が穿
設されている。その壁部大型山形材Aの長手方向
で据付後に下側なる端部には、力骨2箇所を含め
て骨組構造の構成部材の下端にピンシユー部材5
が固着されている。該ピンシユー部材5は、板片
5aの下側に垂下板5bが設けられている。又、
その外皮材の裏面には、断熱材,照明器具取付
材,空調関係取付材,化粧板等が予め工場にて取
付けられているが、図面では省略した。Bは力骨
部養生台であつて、バタ角材6の上面に逆L形突
片7が固着され、該逆L形突片7の水平片とバタ
角材6上面との間に間隙部が形成されている。実
施例では、第4図に示すように短いバタ角材6の
上面に1つの逆L形突片7が設けられたり、或い
は第3図,第5図に示すように比較的長さの長い
バタ角材6の上面に複数(図面では2つ)の逆L
形突片7が設けられている。この力骨部養生台B
の間隙部が前記L形金具3に挿入されつつ逆L形
突片7の水平片が前記L形金具3に係止されるも
のである。8はバタ角材片、9は下部ピンシユー
部材であつて、板座9aの上面に立上り片9b,
9bが前記垂下板5bの厚さに相当する間隔を有
して固着されている。その下部ピンシユー部材9
が前記バタ角材片8の上面に着脱自在に設けら
れ、このようにしたものが脚部養生台と指称され
る。
第1図に示すように現場にて前記壁部大型山形
材Aをクレーンにて吊り上げ、そして適宜の高さ
位置(作業員が作業できる高さ)まで下ろし、こ
の状態にて第2図に示すように力骨2の端等に設
けたL形金具3,3に、力骨部養生台Bの逆L形
突片7を係止し、さらに前記壁部大型山形材Aの
下端に設けたピンシユー部材5に、下部ピンシユ
ー部材9を軸支する。即ち、実施例においての具
体的な取付は、その力骨部養生台Bの間隙部を前
記L形金具3に挿入しつつ逆L形突片7の水平片
を前記L形金具3に係止し、さらに下部ピンシユ
ー部材9の立上り片9b,9b間を前記垂下板5
bに挿入してピンにて回転可能に軸支する。
そして、この状態にてそこの現場に下ろし、次
いでクレーンのワイヤー端のフツクを掛け替え
て、壁部大型山形材Aの上端側の係止突片1aに
掛け、次いでクレーンにて吊り上げて前記壁部大
型山形材Aを前記下部ピンシユー部材9の軸支点
を中心に回動させて適宜の角度(急傾斜状)に立
上げて据付ける。
以上の据付工法においては、まず、力骨部養生
台Bの逆L形突片7をL形金具3に係止し、そし
てピンシユー部材5に、下部ピンシユー部材9を
軸支している順序であるが、この逆に下部ピンシ
ユー部材99を軸支した後に、力骨部養生台Bの
逆L形突片7を係止してもよく、さらに、これら
を同時に行つてもよい。
なお、前記壁部大型山形材A,Aを対向して据
付けた後に、断面が壁部大型山形材Aと同一で長
大スパン(約十数m乃至約数十m)の屋根部大型
山形材が載置されてマンサード形の大型山形屋根
が施工される。
次に作用効果について説明する。
本発明においては、断面略山形状の壁部大型山
形材Aをクレーンにて吊り上げ、この状態にて力
骨2の端等に設けたL形金具3,3に、力骨部養
生台Bの逆L形突片7を係止し、さらに前記壁部
大型山形材Aの下端に設けたピンシユー部材5,
5に下部ピンシユー部材9,を軸支し、この状態
にて適宜の現場に下ろし、次いで壁部大型山形材
Aの上端をクレーンにて吊り上げて適宜の角度に
立上げて据付けることにより、第1に重量物であ
る壁部大型山形材Aを簡易且つ迅速で、しかも安
全に据付けることができるし、第2にその壁部大
型山形材Aを何等損傷するなく据付けることがで
きる等の作用効果を奏する。
該作用効果を詳述すると、まず、壁部大型山形
材Aを現場に搬入したトラツク等から直接にその
現場の基礎等の上に据付けることは実際には不可
能であり、一旦そこの地上等に置いていたが、そ
の現場によつては、高精度に工場生産された壁部
大型山形材Aを損傷するようなことが多い。しか
るに、本発明では、まず、壁部大型山形材Aを現
場に搬入したトラツク等から略平行にクレーンに
て吊り上げて、その積層された他の壁部大型山形
材Aやそれ自体を傷つけたりして損傷を与えずに
安全且つ迅速にできるし、さらにその後には、L
形金具3,3に、力骨部養生台Bの逆L形突片7
を係止し、現場の地表面に傷つけやすいものが散
乱等していても、その力骨部養生台Bの存在にて
壁部大型山形材Aを損傷等を与えることなく整然
と置くことができるものである。
そして、現場の基礎等の据付けるときには、前
記壁部大型山形材Aの下端に設けたピンシユー部
材5,5に、脚部養生台Cの下部ピンシユー部材
9,9が軸支されているため、クレーンのワイヤ
ー端のフツクを掛け替えて、壁部大型山形材Aの
上端側の係止突片1aに掛けてクレーンにて吊り
上げることで、下部ピンシユー部材9の軸支点を
中心に回動させ、その壁部大型山形材Aを適宜の
角度(急傾斜状)に立上げて据付けることが簡単
でしかも安全にでき、且つ迅速なる据付が可能で
ある。さらに、そのピンシユー部材5と下部ピン
シユー部材9とは、大型山形屋根を施工後には、
ピンシユーとしての役割をなすものである。
以下の工法は、重量物で高精度の壁部大型山形
材Aに対するクレーンの作業法,段取り等を最善
なものとし、さらに壁部大型山形材Aへの損傷の
発生の防止及び安全なる作業等を略全て満足させ
ることができる大きな特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は壁部大型山形材を単に吊り下げた状態
の略示図、第2図は本発明の据付途中の側面図、
第3図は力骨部養生台をL形金具に係止した正面
図、第4図,第5図は力骨部養生台の斜視図、第
6図は脚部養生台の斜視図、第7図は壁部大型山
形材を立上げ据付けした状態の側面図である。 A……壁部大型山形材、B……力骨部養生台、
2……力骨、3……L形金具、5……ピンシユー
部材、9……下部ピンシユー部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面略山形状の壁部大型山形材をクレーンに
    て吊り上げ、この状態にて力骨の端等に設けたL
    形金具に、力骨部養生台の逆L形突片を係止し、
    さらに前記壁部大型山形材の下端に設けたピンシ
    ユー部材に下部ピンシユー部材を軸支し、この状
    態にて適宜の現場に下ろし、次いで壁部大型山形
    材の上端をクレーンにて吊り上げて適宜の角度に
    立上げて据付けることを特徴とした壁部大型山形
    材の据付工法。
JP22080183A 1983-11-25 1983-11-25 壁部大型山形材の据付工法 Granted JPS60115774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22080183A JPS60115774A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 壁部大型山形材の据付工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22080183A JPS60115774A (ja) 1983-11-25 1983-11-25 壁部大型山形材の据付工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60115774A JPS60115774A (ja) 1985-06-22
JPH0363614B2 true JPH0363614B2 (ja) 1991-10-01

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ID=16756772

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JPS60115774A (ja) 1985-06-22

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