JPH0363458B2 - - Google Patents

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JPH0363458B2
JPH0363458B2 JP10156086A JP10156086A JPH0363458B2 JP H0363458 B2 JPH0363458 B2 JP H0363458B2 JP 10156086 A JP10156086 A JP 10156086A JP 10156086 A JP10156086 A JP 10156086A JP H0363458 B2 JPH0363458 B2 JP H0363458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
welding
seat
plane
view
Prior art date
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Expired
Application number
JP10156086A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62259676A (ja
Inventor
Takao Yamada
Akira Imashiro
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Daihatsu Kogyo KK filed Critical Daihatsu Kogyo KK
Priority to JP10156086A priority Critical patent/JPS62259676A/ja
Publication of JPS62259676A publication Critical patent/JPS62259676A/ja
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  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は車両用シートのシートフレーム組立
工程等において使用される部材の溶接方法に関す
る。
(従来の技術とその問題点) 車両用シートのシートフレームでは、シートバ
ツク内にパイプ状のフレームが組み込まれてお
り、もちろんフレームのロア部分もパイプ部材で
構成されている。ところが、例えば荷台付きのピ
ツクアツプ車のようにシートバツクの厚みが薄く
形成されいてると、パイプ状のロアフレームが乗
員に異物感を与え乗り心地を悪くするという問題
を有していた。そこで乗り心地を良くするため
に、シートバツク内のロアフレームを帯板部材で
構成したシートが提案されるに致つた。このシー
ト4は、第6図に一部を破断した斜視図で示すよ
うに、逆U字状に折り曲げたパイプフレーム1の
左右の圧屈平坦部1a間に帯板状ロアフレーム2
を差し渡してシートバツクフレーム3を構成して
いる。
この種の従来のフレーム構造では、上記ロアフ
レーム2をパイプフレーム1の圧屈平坦部1aに
結合するのに、第7図に示すように圧屈平坦部1
aの平面に対接するロアフレーム2の端面縁部の
方形をなす稜線に沿つて溶接ビード5を溶着して
いた。
ところで、このようにパイプフレーム1の圧屈
平坦部1aに帯板状のロアフレーム2を結合した
フレーム構造の場合ねじり剛性が低く、例えば自
動車のコーナリング動作時などにおいてパイプフ
レーム1の圧屈平坦部1aに対し第8図に矢印で
示すようにシート4の幅方向から荷重が加わる
と、同図に仮想線で示すような屈曲変形が生じや
すい。またロアフレーム2が帯板状であるため、
第9図に矢印で示すようにシート4の前方から加
えられる荷重に対して、同図に仮想線で示すよう
な変形も生じやすい。これらの変形により上記パ
イプフレーム1とロアフレーム2の結合部には大
きなねじり応力が集中することになるが、この結
合部の溶接処理を従来例のようにしたのではこれ
らの変形に十分に耐えられず、上記結合部に亀裂
が生じ、ついには破断してしまうという問題を有
する。
このような問題は、シートフレームの溶接ばか
りでなく、第1の帯板部材の端面と第2の帯板部
材の平面との対接部を上記方法により溶接した場
合にも同様に生じる。
(発明の目的) この発明は、上記問題を解決するためになされ
たもので、第1の帯板部材の端面と第2の帯板部
材の平面との対接部における溶接強度を高めるこ
とのできる部材の溶接方法を提供することを目的
とする。
(目的を達成するための手段) この発明の部材の溶接方法は、第1の帯板部材
の端面と第2の帯板部材の平面との対接部におけ
る溶接において、上記第2の帯板部材の平面に対
接する前記第1の帯板部材の端面縁部の長手方向
稜線に沿つて施す溶接ビードを、その長手方向稜
線の上記第2の帯板部材の平面上への延長線上に
追加するように構成している。
(実施例) 第1図はこの発明の第1の実施例である溶接方
法が適用されるシートバツクフレーム6の正面図
を示し、第2図はその溶接処理部の拡大斜視図
を、また第3図はその溶接処理部の一部を破断し
た拡大側面図をそれぞれ示す。
この溶接方法は、第1図に示すように逆U字状
に折り曲げたパイプフレーム7と、このパイプフ
レーム7の左右下半部に形成される圧屈平坦部7
a間に差し渡される帯板状ロアフレーム8とから
なるシートバツクフレーム6の、上記圧屈平坦部
7aとロアフレーム8との溶接をつぎのように行
うものである。
第1図に示すように、上記パイプフレーム7の
圧屈平坦部7aの平面7a1はシートの前後方向に
平行となるように形成されており、この平面7a1
に対して上記帯板状ロアフレーム8が垂直になる
ように、つまりロアフレーム8は水平姿勢に配置
され、またロアフレーム8の幅方向は上下方向に
揃うように設定される。そして、圧屈平坦部7a
の平面7a1に対接する上記ロアフレーム8の端面
縁部の方形稜線の全周に沿うように、溶接ビード
9が溶着される。上記ロアフレーム8の端縁の長
手方向すなわち幅方向の稜線に沿う溶接ビード9
aは、さらにその稜線の圧屈平坦部7aの平面7
a1上への延長線上つまり上下方向に、第2図およ
び第3図に符号9a1で示すように延長される。こ
の延長寸法は、例えば15mm程度とするのが良い。
このように、ロアフレーム8の幅寸法を越えて溶
接ビード9aの延長部9a1が追加されることによ
り、パイプフレーム7とロアフレーム8との結合
部近傍にエンボスやリブを加工したものと同等の
補強機能を上記溶接ビード9aが担うことにな
る。したがつて、上記結合部へ加えられる荷重に
よつてパイプフレーム7が変形するなどの現象は
防止され、変形に伴う亀裂や破断の発生も回避さ
れる。
第4図はこの発明の第2の実施例である溶接方
法が適用されるシートバツクフレームの溶接処理
部の斜視図を示し、第4図はその溶接処理部の一
部を破断した拡大側面図を示す。この実施例が上
記第1の実施例(第1図ないし第3図)と相違す
る点は、上記第1の実施例が溶接ビード9をロア
フレーム8の端面縁部の方形稜線の全周に沿うよ
うに溶着しているのに対し、この実施例では第4
図および第5図に示すように、溶接線ビート9
a′をロアフレーム8の端面縁部の片側の方形、稜
線に沿うように設け、その溶接ビード9a′に連続
して延長部9a1′を形成している。その他の構成
は上記第1の実施例と同様であり、上記実施例と
同様の効果を達成できる。
以上は、この発明を、シートバツクフレームの
溶接部に適用した場合について説明したが、この
発明はシートバツクフレームの溶接箇所に限定さ
れず、第1の帯板部材の端面と第2の帯板部材の
平面との対接部を溶接処理する場合に広く適用可
能である。
(発明の効果) 以上のように、この発明の部材の溶接方法によ
れば、第1の帯板部材の端面と第2の帯板部材の
平面との結合部にエンボスやリブなどの加工を追
加することなく、この結合部の溶接処理において
溶接ビードを従来例の場合より少しだけ延長する
だけでエンボスやリブと同等の補強機能を付与す
ることができ、上記結合部における変形や、それ
に伴う亀裂、破断の発生を確実に防止できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の第1の実施例
であるシートフレームの溶接方法を示し、そのう
ち、第1図はその方法の適用されるシートバツク
フレームの正面図、第2図および第3図はそれぞ
れシートバツクフレームの結合部の拡大斜視図お
よび一部を破断した拡大側面図を示す。第4図お
よび第5図はこの発明の第2の実施例であるシー
トフレームの溶接方法を示し、そのうち、第4図
はシートバツクフレームの結合部の拡大斜視図を
示し、第5図は同部分を一部破断した拡大側面図
を示す。第6図ないし第9図は従来例を示し、そ
のうち第6図は従来例の適用されるシートの一部
を破断した斜視図、第7図はそのシートバツクフ
レームの結合部の一部を破断した拡大側面図、第
8図はその結合部の正面図、第9図はそのシート
バツクフレームの水平断面図を示す。 6……シートバツクフレーム、7……パイプフ
レーム、7a……圧屈平坦部、7a1……平面、8
……帯板状ロアフレーム、9……溶接ビード、9
a1……溶接ビードの延長部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の帯板部材の端面と第2の帯板部材の平
    面との対接部における溶接において、前記第2の
    帯板部材の平面に対接する前記第1の帯板部材の
    端面縁部の長手方向稜線に沿つて施す溶接ビード
    を、その長手方向稜線の前記第2の帯板部材の平
    面上への延長線上に追加することを特徴とする部
    材の溶接方法。
JP10156086A 1986-04-30 1986-04-30 部材の溶接方法 Granted JPS62259676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10156086A JPS62259676A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 部材の溶接方法

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JP10156086A JPS62259676A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 部材の溶接方法

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JPS62259676A JPS62259676A (ja) 1987-11-12
JPH0363458B2 true JPH0363458B2 (ja) 1991-10-01

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ID=14303801

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5695942B2 (ja) * 2011-03-11 2015-04-08 株式会社東芝 制御盤用組立式筐体及びその組立方法
JP6005367B2 (ja) * 2011-06-22 2016-10-12 デルタ工業株式会社 溶接ビードを用いた板構造体の補強方法
CN104520059B (zh) * 2012-11-29 2017-03-08 新日铁住金株式会社 角焊缝电弧焊接头的形成方法以及角焊缝电弧焊接头

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JPS62259676A (ja) 1987-11-12

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