JPH0363394B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0363394B2
JPH0363394B2 JP24996884A JP24996884A JPH0363394B2 JP H0363394 B2 JPH0363394 B2 JP H0363394B2 JP 24996884 A JP24996884 A JP 24996884A JP 24996884 A JP24996884 A JP 24996884A JP H0363394 B2 JPH0363394 B2 JP H0363394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
switching
tail
toy
dog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP24996884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61128992A (ja
Inventor
Hajime Takahashi
Eiichi Maeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwatani Corp
Original Assignee
Iwatani Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwatani Corp filed Critical Iwatani Corp
Priority to JP24996884A priority Critical patent/JPS61128992A/ja
Publication of JPS61128992A publication Critical patent/JPS61128992A/ja
Publication of JPH0363394B2 publication Critical patent/JPH0363394B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は犬玩具に係り、たとえば、、ダツクス
フンド犬のような犬動物に模して形成したものに
関する。
〔従来の技術〕 従来、犬動物に模した活動玩具体については、
各種のものが提案されているが、これまでのもの
は、通常、前後左右の脚体を前後動して前進歩行
する如き動作を所定の間行い、その後において前
進歩行動作を停止し、口を開閉しながら鳴々する
如き動作を所定の間行い、そして再び前進歩行動
作に移行するという動作構造となつている。〔発
明が解決しようとする問題点〕 上記従来の動作構造では、犬動物の生態動作か
らみれば単調で不十分であり、その全体的形態が
犬動物に模して形成されているとしても、それら
に対する興味感は一時的であつて飽き易い傾向が
あり、したがつて購買意欲を惹起増進せしめるに
は未だその動作構造に改良の余地を多く残してい
る。
そこで、本発明は上記点に鑑みなされたもの
で、犬動物の生態動作に模した活動動作を呈し極
めて興味深く、かつ飽き難い動作構造の犬玩具を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、玩具本体を犬の形態に模して形成し
この玩具本体の頚部上に口を開閉するように頭体
を上下動自在に連設するとともにその尻部に尾体
を左右方向回動自在に連設し、かつ前脚及び後脚
を前後動自在に支架し、この玩具本体内に上記頭
体の上下動時に連動されて鳴々される鳴奏機構を
設けるとともに上記玩具本体内に上記前脚及び後
脚を前後動させるとともに上記尾体を遅い速度で
左右動させる前進歩行機構を設け、上記玩具本体
内に上記鳴奏機構を連動しながら上記頭体を速い
速度で上下動させると同時に上記尾体を速い速度
で左右動させる吠動機構を設け、上記玩具本体内
に上記尾体の左右動を遅い速度と速い速度に切換
えるクラツチ機構を設けるとともに、上記玩具本
体内に上記前進歩行機構の動作と上記吠動機構の
動作とを切換える切換機構とを設けたことを特徴
とするものである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、電動機を
駆動するとこれに歯車連動機構を介して連動連結
した前進歩行機構が連動され、この前進歩行機構
の作動によつて前脚及び脚が前後動されるととも
に、尾体が左右動される。
したがつて、犬に模した玩具本体は、前進歩行
する如き動作を呈するとともに、この動作時に尾
体を遅い速度でゆつくり左右に振る動作を呈し、
犬が尾を振りながらあたかも散歩する如き動作状
態を所定の間呈する。
また、上記動作を所定の間行つた後において切
換機構が作動されると、前進歩行機構への動力伝
達が切換えられ、これに代つて吠動機構が連動駆
動される。
これにより玩具本体の前進歩行動作が停止され
るとともに、一時的に尾体の振動動作が停止され
る。
そして玩具本体の停止状態において吠動機構が
駆動されると、これに連動連結された鳴奏機構が
作動されるとともに頭体が上下動され、かつまた
この動作と同様に尾体が速い速度で左右動され
る。
したがつて玩具本体は尾体を勢いよく振動する
如き動作を呈するとともに、口を大きく、しかも
激しく開閉する如き動作を呈し、犬があたかも尾
を勢いよく振りながら激しく吠える如き動作状態
を所定の間呈する。そして切換機構の切換え動作
によつて上記動作を繰返し呈するものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において1はダツクスフンド犬のような犬の
形態に模して形成された玩具本体で、この玩具本
体1は、起毛被覆体2で被覆された胴体3、上下
動自在の頭体4、前後動自在の前脚5及び後脚6
並びに左右動自在の尾体7、大きい形状の耳体8
を備えて構成されている。
しかして、上記胴体3は、合成樹脂にて形成さ
れた二つ割の胴体枠9からなり、この胴体枠9の
上方部に形成した頚枠10の上端前方部には細長
い下顎11を構成した下顎枠12が一体に突出さ
れているとともに、上記頚枠10の後方両側部に
上下方向に長い案内口13が形成されている。
また上記頭体4は、合成樹脂にて形成された頭
体枠14からなり、この頭体枠14の顔部15の
前方部に上記下顎11に対する上顎16を構成し
た上顎枠17が一体に突出され、この頭体枠14
は上記頚枠10に支軸18を介して上下動自在に
枢着され、そしてその動作によつて上顎16が下
顎11に対して上下動され口19が開閉動作され
るようになつている。
また上記前脚5及び後脚6は、合成樹脂にて形
成された前脚枠20及び後脚枠21からなり、上
記前脚枠20は前進進行機構としてのクランクシ
ヤフト22のクランクアーム23に回動自在に軸
架されているとともに、その上端上下方向に形成
された案内長溝24内に支軸25の両端部が回動
自在に挿通され、この支軸25及び上記クランク
シヤフト22は上記胴体枠9内に設けた機枠26
の前端上下部に回動自在に支架されている。また
上記後脚枠21は上記胴体枠9の後方部に支軸2
7を介して回動自在に支架され、この後脚枠21
の上端部と上記前脚枠20の突片28との間に連
杆29が回動自在に連結されている。
さらに上記尾体7は上下に回動軸30を突出し
た駒体31に所定の長さのコイルスプリング32
の一端部を止着してなり、この駒体31が上記胴
体枠9の尻部に形成された取次凹部33に回動自
在に係合され、かつその上下の回転軸30が取付
凹部33の摺動孔34内に摺動自在に挿入されて
いる。
つぎに、機枠26の底部に電池35を収納した
電池ケース36が固着され、この電池ケース36
の開閉自在の蓋体37及びそのスイツチ38は玩
具本体1の腹部に配置されているとともに、この
電池ケース36及び上記機枠26は上記胴体枠9
に固着されている。
上記機枠26に上記電池35及びスイツチ38
に電気的に接続された電動機39が固着され、こ
の電動機39の出力軸に止着したピニオン40に
歯車連動機構41の減速歯車42が噛合され、こ
の歯車連動機構41の第1の中継歯車43が機枠
26に横架された中継軸44の一側部に回動自在
に支架されているとともに、この中継軸44の他
側部に第2の中継歯車45及び第3の中継歯車4
6が一体的に止着されている。
また上記機枠26に案内支軸47が横架され、
この案内支軸47の一側部に上記第2の中継歯車
45に噛合した連動歯車48を有する切換機構と
してのカム49が回動自在に取着されているとと
もに、このカム49の取付孔49a内に上記案内
支軸47に遊嵌した案内筒50aが回動自在に嵌
挿され、この案内筒50aの一端部に上記第3の
中継歯車46に噛合した出力歯車50が形成され
ている。上記カム49は、略円筒状に形成され、
その一端外周部に上記連動歯車48が形成されて
いるとともに、その他端面に押動面51が形成さ
れ、この押動面51と上記連動歯車48との間に
おける外側部に押動面51から連動歯車48側に
向つて略U字状に切込んだ解除凹部52が形成さ
れている。
また上記機枠26に摺動案内軸53が横架さ
れ、この摺動案内軸53に上記カム49に係合し
た切換機構としての係合輪54が軸架されている
とともにこの摺動案内軸53には横長の連動歯車
55及び切換機構及び前進歩行機構としての切換
歯車56が回動自在に軸架され、この切換歯車5
6と上記機枠26との間における上記摺動案内軸
53にはコイルスプリング57が捲装され、この
コイルスプリング57にて切換歯車56を介して
上記係合輪54が常時上記カム49に係合される
ようになつている。
また上記案内支軸47の略中間部に上記横長の
連動歯車55に噛合した大径の連動歯車58が上
記案内筒50aの内端部に形成されているととも
に、上記切換歯車56に噛合した横長の連動歯車
59が上記案内支軸47に回動自在に軸架され、
さらに案内支軸47の他端部において上記第1の
中継歯車43に噛合した上記連動歯車59と一体
の入力歯車60が回動自在に軸架されている。
さらに上記機枠26に尾振動機構としての駆動
軸61が回動自在に横架され、この駆動軸61の
略中間部に上記切換歯車56が係脱自在に噛合す
る駆動歯車62が止着され、この駆動軸61の一
端部には尾振動機構としての円盤63が一体に止
着されているとともに、この駆動軸61の他端部
に形成したストツパー64が機枠26の外方に突
出されている。
そして上記円盤63の偏心位置と上記尾体7の
コイルスプリング32を止着した駒体31の突片
65との間に尾振動機構としての連動杆66の両
端部が回動自在に挿着されている。
また上記駆動軸61のストツパー64に対する
位置における上記機枠26に吠動機構としてのベ
ルクランク状の作動板67の基部が機枠26に横
架された支杆68の一端部に回動自在に支架さ
れ、この作動板67の前方部に延在して膨出成形
された内側に開口する係止凹部69内に上記スト
ツパー64が挿入されて係合されるようになつて
いるとともに、この係止凹部69の前方部に受動
突起70が一体に突設されている。また上記作動
板67の前上方部に延在して突出された連動突起
71に吠動機構としての昇降片72の下端部が回
動自在に枢着され、その昇降片72の上端部に上
記頚枠10の案内口13及び上記頭体枠14の後
端下部を貫通した上下動自在の押動横杆73の一
端部が回動自在に係着され、この押動横杆73と
上記頚枠10の収容凹部74における底板75と
の間に鳴奏機構76が設けられている。この鳴奏
機構76は、上記押動横杆73によつて伸縮され
る伸縮箱77を有するとともにこの伸縮箱77に
連通した苗体78を有し、さらに上記伸縮箱77
内にこの伸縮箱77を常時膨出させるようにこれ
を附勢したコイルスプリング79が上下方向に内
蔵され、そしてこのコイルスプリング79によつ
て伸縮箱77を介して押動横杆73及び昇降片7
2が押し上げられ作動板67の係止凹部69がス
トツパー64に係合するようになつている。
さらに機枠26に回動軸80が回動自在に横架
され、この回動軸80の一端部に吠動機構として
の回動盤81が固着され、この回動盤81の内側
部に上記作動板67の受動突起70を断続的に押
動する押動突起82が一体に形成されている。ま
た上記回動軸80には、クラツチ機構としての爪
クラツチ83を有する第1のクラツチギヤ84が
固着されているとともに、クラツチ機構としての
上記爪クラツチ83に係脱する爪クラツチ85を
有する第2のクラツチギヤ86が軸方向進退自在
に軸架され、この第2のクラツチギヤ86と上記
機枠26との間における上記回動軸80にコイル
スプリング87が捲装され、このコイルスプリン
グ87によつて第2のクラツチギヤ86は常時は
第1のクラツチギヤ84の方向に附勢され、その
相互の爪クラツチ83,85が噛合するようにな
つている。また上記第1のクラツチギヤ84は、
上記切換歯車56が係脱自在に噛合した増速歯車
88及びこの増速歯車88と一体の連動歯車89
に噛合され、この増速歯車88および連動歯車8
9は上記前脚枠20を支架した支軸25に取着さ
れている。また上記第2のクラツチギヤ86は上
記駆動軸61の切換歯車56が係脱する駆動歯車
62に噛合されている。
また上記前脚枠20を支架したクランクシヤフ
ト22に前進歩行機構としての脚駆動歯車90が
止着され、この脚駆動歯車90には上記切換歯車
56が係脱自在に噛合するようになつている。
つぎに、上記構成の作用を説明する。
スイツチ38を閉成すると電動機39が起動さ
れ、この電動機39のピニオン40に噛合した歯
車連動機構41減速歯車42が噛合連動されると
ともに第1ないし第3の中継歯車43,45,4
6が連動回動される。
すなわち、第1の中継歯車43の回動によりこ
れに噛合した入力歯車60が回動され、以下順次
連動歯車59、切換歯車56、連動歯車55,5
8、出力歯車50、第3の中継歯車46及び第2
の中継歯車45が連動回動されるとともに、この
第2の中継歯車45に噛合した連動歯車48を介
してカム49が回動される。この場合、切換歯車
56と同軸の摺動案内軸53に軸架された係合輪
54がカム49の押動面51に係合されているの
で、切換歯車56は駆動歯車62及び脚駆動歯車
90に噛合することなく増速歯車88に噛合した
状態で連動回動される。
したがつてこの切換歯車56の回動により増速
歯車88及び連動歯車89を介してこれに噛合し
た第1のクラツチギヤ84が連動回動されるとと
もに、この第1のクラツチギヤ84にその相互の
爪クラツチ83,85を介して係合した第1のク
ラツチギヤ84と同軸に設けた第2のクラツチギ
ヤ86が連動回動され、さらにこの第2のクラツ
チギヤ86に噛合した駆動歯車62が速い速度で
連動回動される。
また上記駆動歯車62が回動されると、この駆
動歯車62を止着した駆動軸61が回動され、こ
の駆動軸61の一端部に止着した円盤63が速い
速度で回転されるとともに、上記第1のクラツチ
ギヤ84を止着した回動軸80を介してこの回動
軸80の一端部に止着した押動突起82を有する
回動盤81が速い速度で回転される。
そして、上記円盤63の回動によりこの円盤6
3の偏心位置に一端部を挿着した連動杆66がそ
れに連動されて前後動されるとともに、この連動
杆66の動作でこれの他端部に挿着した駒体31
が上下の回転軸30を中心として水平反転回動さ
れ、この駒体31の後方部に突出したコイルスプ
リング32が速い速度で左右方向に反転振動され
る。
また上記回動盤81の回動によりこの回動盤8
1に突設した押動突起82が作動板67の受動突
起70を鳴奏機構76のコイルスプリング79に
抗して断続的に押動するとともに、この作動板6
7は支杆68を中心として上下回動される。また
の作動板67が回動されると、これに連繋した昇
降片72が連動されて昇降動されるとともに昇降
片72の上端部に押動横杆73を介して連繋した
頭体枠14は、支軸18を中心として速い速度で
上下回動されるとともに、その上顎枠17が下顎
体12に対して速い速度で上下回動される。また
上記昇降片72の昇降動により頭対枠14の上記
動作と同時に押動横杆73が鳴奏機構76の伸縮
部77をコイルスプリング79に抗して速い速度
で押動伸縮するとともにその動作に関連して笛体
78が所定の音色を速い速度で断続的に発生す
る。この際、大きな耳体8がゆらゆらと振動され
る。
したがつて犬に模した玩具本体1は、前進歩行
を停止した状態において、下顎11に対して上顎
16を速い速度で動作して口19を開閉する如き
動作を呈するとともに、この開閉動作に関連して
吠音を発し、かつこの動作と同時に尾体7を速い
速度で左右方向に振動する如き動作を呈するもの
で、あたかも犬が尾を左右に勢いよく振りながら
口19を大きく開閉しつつ激しく吠える如き動作
を所定の間繰返し呈するものである。
つぎに、上記の場合第2の中継歯車45の回動
で連動歯車48を介してカム49は引続き回動さ
れているとともに、このカム49の押動面51に
係合した係合軸54が上記押動面51から外れる
と、蓄勢されたコイルスプリング57の復帰力に
よる押動作用によつて切換歯車56、横長連動歯
車55及び係合輪54は摺動案内軸53にそつて
摺動移動される。そして係合輪54はカム49の
押動面51から外れてこれに続く軸方向の解除凹
部52内に係合移動されるともに、切換歯車56
は、増速歯車88から外れ、この増速歯車88に
代つて駆動歯車62及び脚駆動歯車90に噛合さ
れかつまた横長連動歯車55は連動歯車58にま
た切換歯車56は連動歯車59にそれぞれ噛合し
たまま摺動される。
これにより玩具本体1の前記速い速度での各種
動作は中止され、かつまた切換歯車56が増速歯
車88から外れ駆動歯車62に噛合されるまでの
間の瞬間では尾体7への動力伝達が中断される。
そして上記のように、切換歯車56によつて駆
動歯車62及び脚駆動歯車90が回動されるとと
もに、この脚駆動歯車90を止着したクランクシ
ヤフト22が回動され、このクランクシヤフト2
2に支架した両側の前脚枠20が支軸25を中心
として前後動されるとともとに、この両側の前脚
枠20の動作に連杆29を介して両側の後脚枠2
1が連動されて前後動され、前進歩行する如き動
作を呈する。
また上記のように駆動歯車62に切換歯車56
が噛合すると、この駆動歯車62はギヤ比の関係
で比較的遅い速度で回動され、この駆動歯車62
を止着した駆動軸61を介して円盤63が遅い速
度で連動回動され、この円盤63の偏心位置に連
繋した連動杆66を介して駒体31が上下の回転
軸30を中心として水平反転回動され、この駒体
31の後方部に突出したコイルスプリング32が
比較的遅い速度で左右方向に反転振動される。
したがつて犬に模した玩具本体1は前脚5及び
後脚6を前後して所定の速度で前進歩行する如き
動作を呈するとともに、この動作時において尾体
7を比較的遅い速度で左右に振動する如き動作を
呈するもので、あたかも犬が尾をゆつくりと左右
に振りながら散歩する如き動作を所定の間繰返し
呈するものである。
つぎに、カム49がさらに回動され、その解除
凹部52に位置した係合輪54を、その解除凹部
52の回動方向の案内斜面によつて次第に押動す
ると、この係合輪54、横長連動歯車55及び切
換歯車56はコイルスプリング57に抗して摺動
案内軸53にそつてその軸方向に次第に移動され
る。そして係合輪54が解除凹部52から押動面
51に係合すると、切換歯車56は、駆動歯車6
2及び脚駆動歯車90から外れるとともに、これ
に代つて再び増速歯車88に噛合される。
これにより玩具本体1は前進歩行する如き動作
を停止しこの停止状態において再び玩具本体1は
速い速度で口19を開閉する如き動作を呈すると
ともに、この開閉動作に関連して吠音を発し、か
つこの動作と同時に尾体7を早い速度で左右方向
に振動する如き動作を所定の間繰返し呈するもの
である。
このように、係合輪54がカム49の押動面5
1に係合している所定の間は玩具本体1は、停止
状態において吠動機構が作動され、口19を開閉
して吠音を発する動作を呈するとともに、尾体7
を速い速度で振動する動作を呈し、また、係合輪
54がカム49の解除凹部52に係合している所
定の間は玩具本体1は前進歩行機構が作動され、
所定の速度で前進歩行する如き動作を呈するとと
もに尾体7を遅い速度で振動する如き動作を呈す
るものである。そしてカム49の複数の押動面5
1と解除凹部52とのピツチを異にして形成する
ことにより1サイクル中で各動作を異なつた間隔
で呈するようになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、入力した動力によつて切換機
構が作動され、この切換機構が前進歩行機構を駆
動すると玩具本体は前進歩行する如き動作を呈す
るとともに尾体を比較的遅い速度で左右動する如
き動作を呈し、したがつて犬が尾をゆつくりと左
右に振りながら散歩する如き動作を所定の間繰返
し呈するものである。また切換機構の切換動作に
より前進歩行機構の駆動を停止する一方、切換機
構が吠動機構を駆動すると、玩具本体は、前進歩
行動作を停止し、速い速度で口を開閉するととも
に吠音を発する如き動作を呈するとともに、速い
速度で尾体を左右動する如き動作を呈し、したが
つて犬が尾を左右に勢いよく振りながら口を大き
く開閉しつつ激しく吠える如き動作を所定の間繰
返し呈するものである。そして再び玩具本体は散
歩する如き動作に移行するので、そうして上記各
動作を順次繰返し呈するものである。したがつて
玩具本体は犬動物の生態動作に模した活動動作を
呈し極めて興味深く、かつ飽き難い動作構造の犬
玩具を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は
犬玩具の斜視図、第2図は同上内部機構を示す側
面図、第3図は同上A〜A線部の断面図、第4図
は同上B〜B線部の断面図、第5図は同上部機構
の分解斜視図、第6図は同上歯車機構の噛合状態
の断面図、第7図は同上カムの側面図である。 1……玩具本体、4……頭体、5……前脚、6
……後脚、7……尾体、22……前進歩行機構と
してのクランクシヤフト、90……前進歩行機構
としての脚駆動歯車、61……尾振動機構として
の駆動軸、63……尾振動機構としての円盤、6
6……尾振動機構としての連動杆、76……鳴奏
機構、61……吠動機構としての駆動軸、67…
…吠動機構としての作動板、72……吠動機構と
しての昇降片、81……吠動機構としての回動
盤、83,85……クラツチ機構としてのクラツ
チ爪、84……クラツチ機構としての第1のクラ
ツチギヤ、86……クラツチ機構としての第2の
クラツチギヤ、49……切換機構としてのカム、
54……切換機構としての係合輪、56……切換
機構兼前進歩行機構としての切換歯車、39……
電動機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 犬の形態に模して形成され口を開閉するよう
    に頭体を上下動自在に設けるとともに尾体を左右
    方向回動自在に設け、かつ前脚及び後脚を前後動
    自在に設けた玩具本体と、この玩具本体内に設け
    られ上記頭体の上下動時に連動されて鳴々される
    鳴奏機構と、上記玩具本体内に設けられ上記前脚
    及び後脚を前後動させるとともに上記尾体を遅い
    速度で左右動させる前進歩行機構と、上記玩具本
    体内に設けられ上記鳴奏機構を連動しながら上記
    頭体を速い速度で上下動させると同時に上記尾体
    を速い速度で左右動させる吠動機構と、上記玩具
    本体内に設けられ上記尾体の左右動を遅い速度と
    速い速度に切換えるクラツチ機構と、上記玩具本
    体内に設けられ上記前進歩行機構の動作と上記吠
    動機構の動作とを切換える切換機構とを具備した
    ことを特徴とする犬玩具。 2 切換機構は、電動機に連動連結されたカム及
    びこのカムによつて進退動される切換歯車を備え
    て構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の犬玩具。
JP24996884A 1984-11-27 1984-11-27 犬玩具 Granted JPS61128992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24996884A JPS61128992A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 犬玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24996884A JPS61128992A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 犬玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61128992A JPS61128992A (ja) 1986-06-17
JPH0363394B2 true JPH0363394B2 (ja) 1991-09-30

Family

ID=17200866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24996884A Granted JPS61128992A (ja) 1984-11-27 1984-11-27 犬玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61128992A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04128793U (ja) * 1991-05-20 1992-11-25 大振商易株式会社 河馬動作玩具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61128992A (ja) 1986-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4389811A (en) Bird action toy
JPH0434429B2 (ja)
JPH01107787A (ja) 動物活動玩具
JPS631874B2 (ja)
US3163960A (en) Walking toy figure
US6220921B1 (en) Movable frog toy
CA2285356C (en) Toy having jumping action
US4810226A (en) Calling device of motion toy and motion toy using said calling device
CN206061826U (zh) 一种新型逗猫棒
JPH0363394B2 (ja)
JPH0363399B2 (ja)
JPH087917Y2 (ja) 遠隔操縦動物玩具
JPS6121108Y2 (ja)
JP2512374Y2 (ja) 走行玩具
KR900007157Y1 (ko) 공놀이를 하는 동물활동완구
JPH042708Y2 (ja)
JPS60246780A (ja) 動物活動玩具
JPS6122631Y2 (ja)
CN201710971U (zh) 模拟动物动手动尾、动身体头动的玩具机芯
JPS6121107Y2 (ja)
JPH042707Y2 (ja)
JPH0421594Y2 (ja)
JPH0751119Y2 (ja) 遊泳動物玩具
KR870000304Y1 (ko) 활동 동물 완구
JPH0421581Y2 (ja)