JPH0363383A - 削孔装置 - Google Patents

削孔装置

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JPH0363383A
JPH0363383A JP19904089A JP19904089A JPH0363383A JP H0363383 A JPH0363383 A JP H0363383A JP 19904089 A JP19904089 A JP 19904089A JP 19904089 A JP19904089 A JP 19904089A JP H0363383 A JPH0363383 A JP H0363383A
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drilling
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JP19904089A
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Isamu Moriya
勇 守屋
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Raito Kogyo Co Ltd
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Raito Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ケーシングに回転と打撃力を与えながら削孔
する装置に関する。
〔従来の技術〕
土木工事において、削孔は重要な位置を占める。
この削孔に際しては、(1)削孔水を送りながら回転削
孔機によりケーシングを回転させることにより削孔する
、(2)ダンザホールハンマーによりエア削孔する、(
3)ドリフタ−を用いながらロータリーパーカッション
方式により削孔するなどの方法が採られている。
前記(1)の方法は、礫や転石が現れたときに削孔速度
が極端に低下する。また、(2)の方法は、粘性土など
の場合、削孔が事実上困難である。
これに対して、(3)の方法は前記の問題がほとんどな
く優れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記(3)の方法は、たとえば急傾斜地においては、第
11図のように、足場1を組み、この足場1にガイドセ
ル2を対象地山とある角度をもって設置し、このガイド
セル2に、その長手方向に、図示しないチェーンにより
ドリフタ−3を移動自在に配設し、ドリフタ−3の出力
によりケーシング4に回転と打撃力を与えて削孔するも
のである。5は削孔水を供給するためのスイベル、6は
スイベルシュー 7は先端ガイドである。また、前記ド
リフタ−3では、シャンクロッド3Aの後方からピスト
ン3Bにより打撃力を与えるとともに、回転力をシャン
クロッド3Aを介して与えることで削孔を行っている。
かかる削孔機を用いる場合、第12図のように、ある長
さ削孔したならば、先のケーシング4に対して、後続の
ケーシング4Aをスイベルシュー6との間に持込み、新
たな回転および打撃による削孔を行う。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この種の削孔装置では、前段の削孔が終わった
ならば、先のケーシング4に対して、後続のケーシング
4Aをスイベルシュー6との間に持込むので、第11図
に示す寸法Llが5m程度、11が3〜4m程度と長く
なり、このために、たとえば急傾斜地では、足場1を組
むのに多大な費用を要するとともに、場合により足場1
組みが困難なことがある。
そこで、本発明の主たる目的は、狭い足場で足りるとと
もに、足場を組むのが容易である、さらに鋼棒、PC鋼
線または注入管などの挿入を円滑に行うことができる削
孔装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、ケーシングの周囲に配置されたシャンク管
と、このシャンク管に周方向の回転力を与える回転駆動
手段と、前記シャンク管の後方から前方へ打撃力を与え
る打撃ピストン手段とを備え、前記ケーシングの外面に
は回転方向の回転壁および給進方向の給進壁が形成され
、前記シャンク管の内面には係合部が一体的に突出して
または別体として出没自在に設けられ、このシャンク管
内にケーシングが挿入自在とされ、この挿入状態におい
て前記係合部が前記回転壁および給進壁に対面するよう
に構成したことで解決できる。
〔作用〕
本発明では、ケーシングの周囲にシャンク管を配設し、
かつケーシングの外面には回転方向の回転壁および給進
方向の給進壁を形成するとともに、シャンク管に係合部
設け、この係合部を回転壁および給進壁に対面するよう
に構成したので、シャンク管を回転すると、ケーシング
を回転させることができるとともに、シャンク管を後方
から打撃することで、ケーシングに打撃力を作用させる
ことができる。
したがって、ケーシングを継ぎ足す際には、ドリフタ−
が前進している状態で、先のケーシングに後続のケーシ
ングを接続させることで行うことができ、もって第2図
の寸法として、L、が3m程度、tlaが2m程度とき
わめて短くできる。
〔実施例〕
以下本発明を図面に示す実施例によりさらに詳説する。
本発明においても、足場1を組み、ガイドセル2に沿っ
てドリフ2−ioを給進させなから削孔を行うことは従
来と同様である。
しかるに、本発明においては、ドリフタ−10の構造お
よびケーシング2oの形状が大きく異なる。
すなわち、第4図〜第7図のように、ケーシング20は
、単なる円管状のものではなく、その外面に挿入溝21
および係合段部22が形成されている。挿入溝21は開
き角がたとえば60度をもって両側に長手方向に連続し
て形成され、保合段部22は、挿入溝21に連続すると
ともに、長手方向にたとえば500mmピッチPで、開
き角がたとえば60度、長さたとえば100mmで形成
されている。この係合段部22の存在により、回転方向
の回転壁22Aおよび給進方向の給進壁22Bおよび引
き抜き壁22Cが形成されている。
他方、ドリフタ−10は、第1図の構造を有している。
すなわち、ガイドセル2に沿ってチェーンなどにより前
後進される環状本体11内にシャンク管12が設けられ
、このシャンク管12の後方にあって、環状本体11内
にピストン13も配設されている。さらに、シャンク管
12を周方向に回転させるために、油圧モータ14が取
り付けられ、そ゛の出力軸には原動ギア15が連結され
、この原動ギア15は従動ギア16と噛合している。
従動ギア16は、シャンク管12の外面とスプライン方
式で係合している。
さらに、シャンク管12の内面の180度反対部分に、
前記保合段部22.22に係合する係合部12A、12
Aが内方に突設されている。また、ピストン13の後方
段部および前方段部には、油圧源にバルブ17を介して
前進用油供給路18A。
後退用油供給路18Bが連通している。
このように構成された削孔装置においては、油圧モータ
14による回転力がシャンク管12に伝達され、このシ
ャンク管12が回転すると、係合部12A、12Aがケ
ーシング20の係合段部22.22と係合関係にあるた
め、係合部12Aの側部が回転壁22Aに衝突し、ケー
シング20を回転させる。また、この回転とともに、油
圧がピストン13の後方から前進用油供給路18Aを通
して作用し前方に押圧され、所定時間後、油圧が後退用
油供給路18Bを介して作用するためピストン13が後
退し、これらの繰り返しによりケーシング20に打撃力
が作用する。
一方、ケーシング20の継ぎ足しに際しては、第2図の
状態から第3図の状態に削孔が進行したならば、先のケ
ーシング20に対して、その後方に新たなケーシング2
OAを持込み、両者を連結し、さらにドリフタ−10を
後退させ、次の削孔に移行できる。ドリフタ−IOの後
退の際には、予めたとえば60度シャンク管12を逆回
転させることで、係合部12Aが挿入溝21に沿って直
線的に後退させることができる。また、次の削孔時には
、シャンク管12を正回転させて係合部12Aを係合段
部22に係合させた後、前述と同様に回転および打撃に
よる削孔を行う。
ところで、ケーシング10を後退もしくは引き抜きする
場合には、係合部12Aが引き抜き壁22Cに当接させ
ながらドリフタ−10を後退させることにより行うこと
ができる。
なお、本発明において、係合部はシャンク管12と別体
であってもよい。たとえば、第8図のように、係合部5
0を常時放射方向に図示しないスプリングなどにより付
勢しておき、その係合部50を係合段部22に係合させ
る場合には、スライド筒51を後退させ、その押し込み
シュー52により係合部50を中心方向に押し込むよう
にすることができ′る。
さらに、第9図のように、1本のケーシング10ごと、
係合ブロック60をシャンク管12に対してボルト61
固定することもできるし、第1O図のように、スクリュ
ーネジ71を正逆転させ、係合ブロック70の係脱する
こともできる。
これら第8図〜第10図の例のように、本発明において
、挿入溝21は必須ではない。ケーシング20の引き抜
きまたは後退を必要としない場合には、引き抜き壁22
Cも必須ではない。
他方、削孔のために、ケーシング20または20Aの後
方にスイベル40を取付け、削孔水を供給するが、この
スイベル40を外して、ケーシング内に鋼棒、PC鋼線
または注入管などを挿入してアンカーエやロックボルト
エなどに利用できる。
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明によれば、狭い足場で足りるとと
もに、足場を組むのが容易である、さらに鋼棒、PC鋼
線または注入管などの挿入を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置のドリフタ一部分の縦断面図、第2
図および第3図は削孔状態概要図、第4図はケーシング
の要部正面図、第5図はそのVV線矢視図、第6図はV
I−VI線矢視図、第7図は斜視図、第8図〜第1O図
は係合部の他の例の縦断面図、第11図および第12図
は従来例の概要図である。 l・・・架台、2・・・ガイドセル、10・・・ドリフ
タ−12・・・シャンク管、12A・・・係合部、13
・・・ピストン、工4・・・油圧モータ、20・・・ケ
ーシング、21・・・挿入溝、22・・・係合段部、2
2A・・・回転壁、22B・・・給進壁、50・・・係
合部、60.70・・・係合ブロック。 第 4 図 第 図 第 図 第 9 図 第 0 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングの周囲に配置されたシャンク管と、こ
    のシャンク管に周方向の回転力を与える回転駆動手段と
    、前記シャンク管の後方から前方へ打撃力を与える打撃
    ピストン手段とを備え、前記ケーシングの外面には回転
    方向の回転壁および給進方向の給進壁が形成され、前記
    シャンク管の内面には係合部が一体的に突出してまたは
    別体として出没自在に設けられ、このシャンク管内にケ
    ーシングが挿入自在とされ、この挿入状態において前記
    係合部が前記回転壁および給進壁に対面するように構成
    したことを特徴とする削孔装置。
JP1199040A 1989-07-31 1989-07-31 削孔装置 Expired - Fee Related JPH0768836B2 (ja)

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JPH0363383A true JPH0363383A (ja) 1991-03-19
JPH0768836B2 JPH0768836B2 (ja) 1995-07-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290589A (ja) * 1990-04-07 1991-12-20 Kanobooring:Kk ボーリング装置
US5159079A (en) * 1991-12-20 1992-10-27 Eli Lilly And Company 2-piperidones as intermediates for 5-deaza-10-oxo- and 5-deaza-10-thio-5,6,7,8-tetrahydrofolic acids

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290589A (ja) * 1990-04-07 1991-12-20 Kanobooring:Kk ボーリング装置
US5159079A (en) * 1991-12-20 1992-10-27 Eli Lilly And Company 2-piperidones as intermediates for 5-deaza-10-oxo- and 5-deaza-10-thio-5,6,7,8-tetrahydrofolic acids

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JPH0768836B2 (ja) 1995-07-26

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