JPH0362046A - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

Info

Publication number
JPH0362046A
JPH0362046A JP1199069A JP19906989A JPH0362046A JP H0362046 A JPH0362046 A JP H0362046A JP 1199069 A JP1199069 A JP 1199069A JP 19906989 A JP19906989 A JP 19906989A JP H0362046 A JPH0362046 A JP H0362046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
document
turned
transfer
paper feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1199069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2795914B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Taguchi
田口 泰彦
Seiichi Shigeta
誠一 繁田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1199069A priority Critical patent/JP2795914B2/ja
Publication of JPH0362046A publication Critical patent/JPH0362046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2795914B2 publication Critical patent/JP2795914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等の静電記録装置に関する。
従来の技術 一般に、ディスクトップ型の静電記録装置では、コンパ
クト設計が要求され、同時に、操作性も重視される。従
来、この種の静電記録装置でコンパクト設計したものと
しては、例えば特開昭60−12563号公報に示され
るものがある。これは、装置本体に開閉自在に配設して
閉塞時には装置本体力バーの一部をなす転写紙給紙台を
備え、複写時にこの給紙台を開放させることにより、給
紙台内部の転写紙が順次供給されて複写され得るように
して、全体を小型・軽量化したものである。
発明が解決しようとする課題 ところが、その操作を考えると、複写に際しては、転写
紙給紙台を開放させてから1を源スイッチを投入して(
又は、逆の順)、コピー動作を可能とし、コピー終了後
には電源スィッチを切ってから転写紙給紙台を閉塞させ
(又は、逆の順)、不使用保管状態とさせるのが一般で
ある。即ち、据置型のものと異なり、転写紙給紙台の開
閉動作を必要とする他、電源スィッチのオン・オフ操作
も必要となり、面倒である。特に、電源スィッチの投入
を後で行った場合には(これが、−数的であるが)、転
写紙が既にセットされているにも拘らず、電源投入後の
蛍光灯ヒータ、定着ヒータ等の予熱時間を要し、実際に
コピー可能となるまでに時間がかかってしまう。さらに
は、使用後には電源スィッチを切り忘れてしまうことも
多々ある。
課題を解決するための手段 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
上に静電潜像を形威し、この静電潜像を現像手段により
顕像化し、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段によ
り給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、転
写紙に転写された画像を定着手段により定着させるよう
にした静電記録装置において、前記感光体の周囲に、前
記帯電手段と原稿給紙搬送手段と露光光学系と前記現像
手段と前記転写手段と前記定着手段と前記転写紙給紙搬
送手段との各プロセスユニットを配設して本体ケース内
に設け、前記原稿給紙搬送手段の原稿給紙部に原稿給紙
テーブルを開閉自在に設けるとともに、前記転写紙給紙
搬送手段の転写紙給紙部に転写紙給紙テーブルを開閉自
在に設け、前記原稿給紙テーブルの給紙位置への開放に
よりオンする第1電源スイッチと前記転写紙給紙テーブ
ルの給紙位置への開放によりオンする第2電源スイッチ
とを設けた。
作用 原稿給紙搬送手段の原稿給紙テーブル及び転写紙給紙搬
送手段の転写紙給紙テーブルは、ともに給紙部において
開閉自在に設けられており、記録時には原稿、転写紙を
各々セットさせるために意図的かつ必然的に開放させる
ことになる。このような意図的かつ必然的なテーブルの
開放操作により、第1.2電源スイッチがオンするので
、電源投入のために別個専用の操作を要せず、がっ、不
用意に電源投入されることがなく、操作性のよいものと
なる。そして、テーブル上への用紙セットに先行してヒ
ータ予熱等を開始させることもできる。また、記録終了
後の不使用時には、これらのテーブルを閉塞保管状態に
閉じることにより、第1.2電源スイッチがオフするの
で、電源の切り忘れも防止される。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1図ないし第3図により全体の概略構成及び作
用を説明する。第1図はプロセス構成の概略を示す断面
構造図、第2図は未使用時の全体外観を示す斜視図、第
3図はそのコピー処理待機状態の外観を示す斜視図であ
る。本実施例の複写機は第2図等に示すように主として
壁に沿って立て掛けて使用する縦型・薄型複写機として
構成したものである。
本実施例の複写機は、外観的には、第2図に示すように
、各々本体ケースなる外装カバーを兼用する原稿給紙テ
ーブル1と、前カバー2と、転写紙給紙テーブル3と、
左右の側面カバー4,5と、背面カバー6により囲まれ
ている。左右の側面カバー4,5には各々ルーバ7が設
けられている。
このような未使用時状態からコピー処理待機状態にする
には、まず、開閉自在な原稿給紙テーブルlの外面側上
部に設けた把手8を持ち手前側に開放回動させて、第3
図に示すように所定の給紙可能位置まで開く。このよう
に開かれた状態では原稿給紙テーブルl内面側の一対の
サイドガイド9が露出し、原稿のセット挿入のガイドと
なる。
一対のサイドガイド9は双方が連動して接近・離反し、
原稿幅に合わせ得るものである。原稿給紙テーブルlの
最奥部側には原稿サイズ及びセンタ用の位置を示すサイ
ズマーク10が付されており、原稿の挿入セットの目安
とされる。また、原稿給紙テープ刃用の開放回動により
、内部表面に位置する排紙コロ11や、原稿搬送カバー
を兼用する原稿排紙テーブル12が、第3図図示の如く
露出する。
一方、開閉自在に設けられた転写紙給紙テーブル3はそ
の外面を押すと、ロック手段(後述する)が解除され、
支点部に設けたダンパー手段(後述する)によりリニア
に開放回動し、第3図に示すように所定の給紙可能位置
で開放固定される。この転写紙給紙テーブル3は表面上
にコピーすべき転写紙を積載セットさせるものであり、
原稿給紙テーブル1と同様に用紙サイズに合わせて連動
して接近・離間し、用紙先端カールをガイドする一対の
サイドガイド13が設けられている。転写紙給紙テーブ
ル3の手前側位置には用紙サイズ及びセンタ用の位置を
示すサイズマーク14が付されており、転写紙の挿入セ
ットの目安とされる。また、この転写紙給紙テーブル3
の最奥部中央には呼出しコロ15に対向接触するフリク
ションパッド16が設けられている。転写紙給紙テーブ
ル3を開放させると、その内部表面に設けられて定着部
等を覆うインナカバー17が露出する。
このように原稿給紙テーブルlと転写紙給紙テーブル3
とを開放させると、本機のメイン電源が起動し、約20
秒で待機状態となる。そこで、この起動からコピー終了
までの動作を第1図により説明する。
ここに、静電記録方式の複写機の基本として、概略的に
は第1図に示すように、無端帯ベルト状の感光体20が
設けられ、この感光体20の周囲には静電写真プロセス
に従い、帯電チャージャ(帯電手段)21.露光光学系
22、現像装置(現像手段)23、転写チャージャ(転
写手段)24、定着装置(定着手段)25、クリーニン
グ装置26及び除電LEDアレイ27の各プロセスユニ
ットが順に設けられている。また、露光光学系22によ
る露光位置上に対しては原稿給紙搬送装置(原稿給紙搬
送手段)28が設けられ、転写チャージャ24による転
写位置下に対しては転写紙給紙搬送装置(転写紙給紙搬
送手段)29が設けられている。本実施例では、感光体
20をケース内のほぼ中央位置に縦長でベルト内の中央
部の間隔が幅狭となる状態に設け、上記の各プロセスユ
ニットがこのような感光体20の周囲に上方から下方に
順に幅狭状態のまま配設されている。クリーニング装置
26の下部には冷却ファン30も設けられている。
まず、原稿給紙テーブルlを開放回動させると、この開
放は第1電源スイッチとなる原稿給紙テーブル開閉スイ
ッチ31により検知される。また、転写紙給紙テーブル
3を押すとロック手段が解除され、ダンパー手段により
半自動的に転写紙給紙テーブル3が開放状態となると、
この開放が第2電源スイッチとなる転写紙給紙テーブル
開閉スイッチ32により検知される。これらの開閉スイ
ッチ31.32のANDをとることにより、自動的に本
機の電源が入り、ウオームアツプが開始される。よって
、別個に電源スィッチ及び電源スイッチ投入操作を要せ
ず、そのままコピー動作に移行できる。この時、テーブ
ル1,3の開放操作はコピー動作のために操作者により
意図的に行われるものであり、不用意に電源が投入され
るという事態はまれであるが、より確実なため、操作者
に対しては表示及びブザー音により電源が入りコピー可
能状態となったことが報知される。また、これによりテ
ーブル1.3の開放が不十分な場合には報知されないの
でセットミスも判る。ここに、定着ヒータ33、蛍光灯
ヒータ34及び前記冷却ファン30が約20秒後にウオ
ームアツプを完了する。このような状態で、原稿と同じ
サイズ又はコピーしたいサイズの転写紙を転写紙給紙テ
ーブル3上でサイドガイド13をガイドとして先端ガイ
ド35に突き当てセットする。すると、転写紙給紙テー
ブル3に設けられた用紙有無センサ36がオンして表示
部に用紙がセットされた旨が表示される。これにより、
コピー可能状態となり、原稿の挿入セットを待つ。
そこで、サイドガイド9及びサイズマーク10をガイド
として原稿を原稿面下向きに−して原稿給紙テーブル1
上に挿入セットし、一対の原稿搬送ローラ37,38に
突き当てる。このような原稿挿入セットは入口ローラ3
7の手前に設けた原稿有無センサ39により検知される
。この検知後、一定パルス時間を経て搬送ローラ37,
38が駆動され、原稿搬送が開始される。即ち、原稿有
無センサ39出力が搬送ローラ37,38の駆動開始時
間を規制するものであり、この待ち時間が原稿先端をレ
ジストローラに追従させるものとなる。
つまり、スキュー補正時間が確保されることになる。も
っとも、原稿先端が搬送方向に対し直角のものに限られ
る。
搬送ローラ37,38により搬送される原稿は、さらに
、内部の原稿押え板40により押えられつつコンタクト
ガラス41上を奥方に搬送される。
この搬送時に、原稿先端はコンタクトガラス41の下部
に設けた原稿先端検知センサ42により検知される。こ
のセンサ42による原稿先端検知を行わせるため、原稿
押え板40のセンサ42に対向する位置には丸孔又は切
欠が形成されている。
このようなセンサ42の下流側に、前記露光光学系22
が設けられている。露光光学系22はコンタクトガラス
41上を搬送される原稿の原稿面を露光する蛍光灯43
と、蛍光灯43の光の一部を効率よく原稿面に反射させ
る反射板44と、原稿面からの反射光を前記感光体20
上に集光照射させるリンス(結像光学素子)45とから
なる。
一方、前記搬送ローラ37,38により挿入搬送された
原稿は、コンタクトガラス41よりも奥側に設けられた
一対の搬送ローラ46,47により搬送を引継がれ、内
側ガイド48と外側ガイド49とにより形成された反転
搬送路50を経て、排紙コロ11により原稿排紙テーブ
ル12上に排出される。前記外側ガイド49は背面カバ
ー6の一部により形成され、外装カバーを兼用する。こ
れらのローラ11,37,38,46,47、反転搬送
路50及びテーブル1,12等により、前記原稿給紙搬
送装置28が構成されている。
原稿有無センサ39による原稿検知によって駆動モータ
と連動して感光体20の駆動が開始されるのに同期して
、転写チャージャ24、除電LEDアレイ27及び前記
蛍光灯43がオンされる。
原稿先端がリンス45の光軸に達する位置に対応する感
光体20の位置が、駆動開始から帯電チャージャ21の
位置に達する前のタイミングで、この帯電チャージャ2
1がオンされ、感光体20の表面を一様帯電、即ち、均
一な電位を付与する。
そして、リンス45により原稿からの反射光が感光体2
0上に結像されて静電潜像が形成される。
この静電潜像は現像装置23により現像され、顕像化さ
れたこのトナー像は、転写チャージャ24位置にて転写
紙上に転写される。転写後で、感光体20上に残留した
トナーはクリーニング装置26のブレード51により掻
き落とされる。さらに、感光体20表面の残留電位は除
電LEDアレイ27の光照射により除去される。
ここに、感光体20は継目を有するもので、継目位置に
またがって画像が形成されないように、感光体20の表
面端部に設けた反射マーク(図示せず)及び現像装置2
3の下部に設けた継目センサ53により感光体20のホ
ームポジションを検知し、ベルト駆動、即ち、駆動モー
タをオフさせる構成とされている。
一方、原稿有無センサ39の検知信号により駆動モータ
と連動して給紙テーブル側のクラッチに駆動が伝達され
、原稿先端検知センサ42の検知信号により給紙ソレノ
イドがオンし、かつ、上記クラッチ軸に係合する給紙ロ
ーラ55及び呼出しコロ15により転写紙給紙テーブル
3上に積載された転写紙が給紙搬送される。この時、給
紙ローラ55に圧接させたフリクションパッド56によ
り積載転写紙の最上位1枚だけが分離搬送される。
また、呼出しコロ15の下降給紙動作に連動するタイミ
ングで先端ガイド35も下方退避位置に下降変位する。
給紙ローラ55により搬送された転写紙は、内側ガイド
57と外側ガイド58とよりなり反転搬送路59を通り
、反転される状態で感光体20の転写位置に向かう。こ
こに、転写位置前にはレジストローラ60、従動ローラ
61が設けられており、転写紙は一旦、これらのローラ
60,61位置で停止し、感光体20上の画像先端と一
致するようにタイミング制御される。即ち、レジストロ
ーラ60の軸に係合しているクラッチは、上記の給紙ク
ラッチの駆動伝達と同様に駆動モータと連動し、原稿先
端検知センサ42の検知信号によりレジストローラ60
に駆動伝達され、顕像との同期がとられる。また、レジ
ストスタート信号としては継目センサ53の検知信号を
利用することも可能である。また、レジストローラ60
直前の位置にはジャム検知を行う用紙有無検知センサ6
2が設けられている。
レジストローラ60により所定タイミングで搬送された
転写紙は転写チャージャ24により感光体20上のトナ
ー像の転写を受ける。その後、転写紙は定着装置25の
定着ローラ63・加圧ローラ64対により熱定着されつ
つ搬送され、剥離爪65により剥離案内され、排紙コロ
66により機外に排出される。即ち、本実施例の転写紙
給紙搬送装置29における転写紙搬送経路は、転写紙給
紙テーブル3、呼出しコロ15、給紙ローラ55及びフ
リクションパッド56による給紙手段の給紙経路と、反
転搬送路59と、レジストローラ60・従動ローラ61
対と、転写チャージャ24による転写経路と、定着ロー
ラ63・加圧ローラ64対と、排紙コロ66による排紙
経路とよりなり、原稿給紙搬送装置28の場合と同じく
、操作側(手前側)が用紙挿入及び用紙排紙側となるよ
うに設定されている。
即ち、反転搬送路50.59は第1図においてともに時
計回りに用紙を反転搬送させるものであり、反時計方向
に回転される感光体20に対し、原稿給紙搬送装置28
側では反転前に露光に供し、転写紙給紙搬送装置29側
では反転後に転写に供することにより、原稿及び転写紙
の移動方向が各々の作用位置では感光体移動方向と一致
するようにされている。よって、原稿及び転写紙の操作
を全て装置の操作側のみで行うことができ、操作性のよ
いものとなる。
この時、排紙コロ66の近傍に設けた排紙検知センサ6
7の検知信号を用いてレジスト部のセンサ63からのジ
ャム検知を行い、そのオフ信号(後端通過時)により継
目センサ53に信号を与え、感光体20上の反射マーク
を検知し、駆動モータをオフさせる。駆動モータのオフ
に同期して転写チャージャ24、除電LEDアレイ27
及び蛍光灯43がオフされる。
また、帯電チャージャ21は原稿有無検知センサ39が
オフした位置がリンス45の光軸に達した時に対応する
感光体20の位置でオフする。給紙ソレノイドはレジス
トソレノイドのオンと同期してオフし、レジストソレノ
イドは排紙検知センサ67のオフと同期してオフされる
これにより、コピー処理動作が終了し、待機状態となる
。そこで、原稿給紙テーブルl及び転写紙給紙テーブル
3を第2図に示すような状態に閉じることにより、各々
の開閉スイッチ31.32がオフし、電源が切られるの
で、これに同期して定着ヒータ33、蛍光灯ヒータ34
及び冷却ファン30がオフする。
ところで、本実施例の感光体20について第4図を参照
して説明する。無端帯ベルト状の感光体20はその内周
側に位置させた複数のローラ、即ち駆動ローラ70とク
リーニングローラ71と転写ローラ72とにより逆三角
形状なる縦長状態に支持され、かつ外周面に対しては現
像ローラ73とテンションローラ74とを凹状に食い込
む形で当接することによりベルト内の中央部の間隔が狭
くなる状態とされている。駆動モータ75がオンすると
、駆動ローラ70に係合する駆動ギヤ(図示せず)が連
動し、感光体20を原稿搬送ローラ37と等速で回転駆
動させる。ここに、駆動ローラ70はゴムローラ、植毛
ローラ等の摩擦抵抗の大きい材質からなり、感光体20
に対しリンス45による結像位置よりも下流であるが、
現像ローラ73よりも上流位置に設けられている。この
ような位置に駆動ローラ70を設けることにより、感光
体20は結像位置に常に平面性を与えるための引張りが
付与され、かつ、現像ローラ73側がゆるみ側となり、
現像ローラ73と感光体20とのニップ部のストレスが
和らげられ、双方の追従性が得られる。
転写ローラ72は現像ローラ73よりも下流であって転
写チャージャ24に対向する位置に配置されている。こ
れらの上下同一直線上のほぼ同一位置に位置する駆動ロ
ーラ70、現像ローラ73及び転写ローラ72により感
光体20は、凹状に凹まされ、現像ローラ73における
現像ニップが広く確保されているとともに、中間の現像
ローラ73を食い込ませて感光体2oの内周側の空きス
ペースを極力少なくしているため、装置は薄型化される
クリーニングローラ71は駆動ローラ7oと同一高さ位
置、即ち、駆動ローラ70に対向して感光体20の結像
部分がリンス45による結像光軸に対して直交する状態
となる位置に配置されている。このクリーニングローラ
71には前記プレード51が対向している。テンション
ローラ74はクリーニングローラ71と転写ローラ72
との中間外周位置にて感光体20を凹状に凹ませる状態
に押圧されて配置されている。このようにして、感光体
20は縦長状態であって、かつ、その中央部が極力凹ま
された幅狭状態で設けられていることになる。
ここに、テンションローラ74の位置が転写位置より下
流であって帯電位置よりも上流であり、感光体20上の
潜像及び顕像に影響を与えることがないため、導体であ
っても絶縁体であってもよい。また、転写ローラ72は
表面が平滑で低摩擦のものが用いられている。
次に、原稿給紙搬送装置28について、第5図ないし第
7図を参照して説明する。原稿給紙搬送装置28は感光
体20の上方の最上位に配置されている。まず、外面が
外装カバーを兼用する原稿給紙テーブルlをマニアルで
押すと、その内部に設けたロック90が解除され、把手
8を把持して持ち上げると、中継支点91、回動支点9
2、アーム93を経て回動変位し、原稿給紙テーブルl
は設定開放位置に導かれる。
原稿給紙テーブルl上に設けられた一対のサイドガイド
9は、第6図に示すように、各々に結合され内部に配設
されたラックギヤ94.95と、中央に位置してこれら
のラックギヤ94.95に噛合するピニオンギヤ96と
により、片方のサイドガイド9を動かすと、他方のサイ
ドガイド9も連動して同じ量だけ逆方向に移動するよう
に構成されている。
内部においては、本体側板85に軸受を介して回動自在
に支持された搬送ローラ37,46がコンタクトガラス
41の前後位置に設けられている。
これらの搬送ローラ37,46の上部には従動回転する
従動ローラ38,47が設けられている。
コンタクトガラス41上面に位置する原稿押え板40は
従動ローラ47の軸受に対して回動自在に支持されて自
重によりコンタクトガラス41上に位置するように設け
られている。また、原稿押え面40の下面は白色とされ
、かつ、低摩擦材料により形成されている。
また、外側ガイド49は本体の背面カバー6のリブによ
りガイドフィンとして形成されている。
そして、外側ガイド49に対して一定間隔を持ちローラ
46,47対により搬送される原稿を排紙側へ案内する
内側ガイド48が設けられている。
また、これらのガイド48,49による反転搬送路50
を搬送される原稿を、原稿給紙搬送装置28側に取付け
られた排紙コロ11と、本体の背面カバー6側に取付け
られて排紙コロ11に圧接する複数の従動コロ97とに
より排出させるものである。
原稿搬送排出経路が上記の如く、簡略・短縮化されてい
るため、最大複写原稿をコピー処理する場合に転写紙が
レジスト位置以降での搬送途中でトラブルを生じジャム
検知が働いて駆動モータ75が停止したとしても、原稿
は排出完了してしまうので、転写紙ジャム時の原稿につ
いてのメンテナンスが不要となる。また、転写紙のレジ
スト位置以前の給紙途中でジャムが生じた場合には、原
稿はその搬送途中であるので原稿給紙搬送装置28内に
存在することになるが、この場合にはインナカバーをな
す原稿排紙テーブル12をヒンジ98を中心に開放回動
し、さらに、原稿押え板40もその把手を持って従動ロ
ーラ47軸周りに持ち上げることにより、コンタクトガ
ラス41ないしは外側ガイド49部分が開放露出し、原
稿除去が可能となる。また、コンタクトガラス41上の
クリーニングも可能となる。
第7図は、原稿給紙テーブルlを開放させることにより
オンし、原稿給紙テーブル1を閉じることによりオフす
る開閉スイッチ31の配置を示す。
この開閉スイッチ31は原稿給紙搬送装置28の側板9
9に取付けられている。
また、転写紙給紙搬送装置29の給紙部について第8図
ないし第13図を参照して説明する。転写紙給紙搬送装
置29は感光体20の直下に位置して設けられている。
まず、転写紙給紙テーブル3は両側のユニット側板10
0に支持軸lotを介して回動開閉自在に支持されてい
る。この時、支持軸101上にはセクタギヤ]、 02
が設けられ、前記ユニット側板100に固定支持された
オイルダンパギヤ103に噛合して、ギヤダンパ構成と
されている。また、ユニット側板100にはロック部材
104が設けられ、前記転写紙給紙テーブル3の両側に
突出形成されたフック105が係脱することにより、ロ
ック又はロック解除されて開放し得るように構成されて
いる。即ち、閉じられた転写紙給紙テーブル3の外面を
マニアルで押すと、フック105がロック部材104か
ら外れてロック解除となり、転写紙給紙テーブル3は支
持軸101を回動中心とし、かつ、セクタギヤ102と
オイルダンパギヤ103との噛合により、リニアに半自
動的に開放状態とされる。転写紙給紙テーブル3を閉じ
た状態では第11図(a)に示すように転写紙給紙テー
ブル3先端に切欠き形成された逃げ部106aによりオ
フしている開閉スイッチ32が、転写紙給紙テーブル3
を開放させることによりその先端の逃げ部106aに連
続して形成した凸部106bにより第11図(b)に示
すように押されてオンする。この開閉スイッチ32がオ
ンすると、開閉スイッチ31のオンとのANDにより本
体の電源が入すウォームアップ状態となる。また、転写
紙給紙テーブル3はその先端側一部に取付けたクツショ
ン部材107が本体側に設けたストッパ10gに当接す
ることにより開放状態の位置決めがなされる。
ここに、開放された転写紙給紙テーブル3にあっては、
原稿給紙テーブル1の場合と同様に、−対のサイドガイ
ド13がラックギヤ109,110とピニオンギヤ11
1との組合せにより、連動して幅方向に移動するように
構成されている。また、転写紙給紙テーブル3の最奥部
中央に設けられたフリクションパッド16は呼出しコロ
15と対となり、積載された転写紙を最後の1枚まで確
実に給紙させるためのものである。
そして、分離給紙動作については、まず、先端フェンス
35が前方に倒され、呼出しコロ15が転写紙給紙テー
ブル3上の転写紙に接触する。この呼出しコロ15の回
転が転写紙に伝わり、フリクションパッド16によって
転写紙給紙テーブル3から1枚のみ給紙される。給紙さ
れた転写紙は給紙ローラ55によってそのまま搬送が継
続される一方、カム機構により呼出しコロ15は転写紙
から離れ、また、先端フェンス35も起き上がり、次の
転写紙の送り出しが防止される。そして、レジストセン
サ62の検知により一定のたるみを持たせた状態で給紙
ソレノイドをオフさせ、感光体20上の顕像と同期させ
るため待機する。
また、未使用時には、マニアルにそのまま転写紙給紙テ
ーブル3を持ち上げて閉じる方向に回動させることによ
り、フック105がロック部材104に係合して閉じた
状態にロックされる。また、開閉スイッチ32は第11
図(a)に示すようにオフし、電源が切られる。
さらに、電装パーツ及びその回路構成について第12図
を参照して説明する。まず、AC電源120に対するA
Cラインには転写紙、原稿等のジャム時に装置本体を開
放させた場合の安全のためのインタロックスイッチ12
1、ノイズフィルタ122を経て前記開閉スイッチ31
.32が直列に接続され、AND回路構成の電源スイッ
チ回路123とされている。よって、開閉スイッチ31
゜32がともにオンすることにより、はじめて電源が投
入されることになる。さらに、後段にはトライアック1
24、前記定着ローラ63に対して設けたサーモスタッ
ト125、定着ヒータ33、駆動モータ75及び2つの
冷却ファン3oが接続されている。また、ACラインに
対して電源トランス126を介して接続されたDC電源
127によるDCラインには転写チャージャ24用のパ
ワーパック128が接続されている。また、DC22V
ラインは、中継基板129を介してトータルカウンタ1
301給紙ソレノイド131、レジストソレノイド13
2に対し出力される。前記中継基板129はメインPC
基板133がらの出力を受けて上記22Vラインに接続
された蛍光灯43及び蛍光灯安定器134、パワーパッ
ク135、除?[LEDアレイ27、蛍光灯ヒータ34
の出力制御を行う。パワーパック135はバリスタ13
6を介して前記帯電チャージャ21に電源を供給するも
のである。DC5Vラインには、中継基板l29を介し
て給紙部センサ36、排紙センサ67及び前記定着ロー
ラ63に対して設けたサーミスタ137が接続されてい
る。また、22Vラインにも同様にメインPC基板13
3より自動調光センサ13g、回収トナーセンサ139
、継目センサ53、パルスジェネレータ140及びトナ
ーエンドセンサ151に対する出力制御がなされる。
さらには、前記開閉スイッチ31.32のオンに伴う電
源投入・セット完了状態を報知させるための表示器14
2、ブザー143もメインPC基板133に接続されて
いる。
第13図は、前述した動作についての各部の動作タイジ
ングを示すタイミングチャートである。
開閉スイッチ31.32のオンにより電源が投入され、
蛍光灯ヒータ34等のウオームアツプが開始される様子
が示される。
なお、転写紙給紙搬送装置29側に設ける開閉スイッチ
150としては、第14図に示すように、側板100に
取付けて、開閉スイッチ31の場合(第7図)と同様に
転写紙給紙テーブル3面によリオン・オフされるように
したものでもよい。
発明の効果 本発明は、上述したように、原稿給紙搬送手段、転写紙
給紙搬送手段において各々開閉自在に設けられた原稿給
紙テーブル、転写紙給紙テーブルの開閉に応じてオン・
オフする第1.2電源スイッチを設けたので、記録時に
原稿、転写紙を各々セットさせるために意図的かつ必然
的にテーブルを開放させる操作を行うだけで、第1.2
電源スイッチがオンして電源投入状態となるため、電源
投入のために別個専用の操作を要しないとともに、不用
意に電源投入されることもなくて、操作性のよいものと
なり、かつ、テーブル上への用紙セットに先行してヒー
タ予熱等を開始させることもでき、また、記録終了後の
不使用時には、これらのテーブルを閉塞保管状態に閉じ
るだけで、第1゜2電源スイッチがオフするので、電源
の切り忘れも防止できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の概略側
面図、第2図は未使用時の外観斜視図、第3図は使用可
能状態の外観斜視図、第4図は感光体を主体として示す
概略側面図、第5図は原稿給紙搬送装置の概略側面図、
第6図は原稿搬送テーブル部分の平面図、第7図はその
一部の開放状態の概略斜視図、第8図は一部を切欠いて
示す転写紙給紙部付近の概略側面図、第9図は給紙テー
ブル付近の平面図、第10図はその一部の開放状態の概
略斜視図、第11図は開閉スイッチのオフ・オン動作を
示す概略側面図、第12図は電装パーツ及びその回路構
成を示すブロック図、第13図はタイミングチャート、
第14図は変形例を示す概略斜視図である。 l・・・原稿給紙テーブル、3・・・転写紙給紙テーブ
ル、20・・・感光体、21・・・帯電手段、22・・
・露光光学系、23・・・現像手段、24・・・転写手
段、25・・・定着手段、28・・・原稿給紙搬送手段
、29・・・転写紙給紙搬送手段、31・・・第1電源
スイッチ、32・・・第2電源スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端帯ベルト状の感光体表面を帯電手段により一様帯電
    した後、原稿給紙搬送手段により給紙搬送される原稿を
    露光光学系により露光してその反射光により前記感光体
    上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段により
    顕像化し、顕像化された画像を転写紙給紙搬送手段によ
    り給紙搬送される転写紙上に転写手段により転写し、転
    写紙に転写された画像を定着手段により定着させるよう
    にした静電記録装置において、前記感光体の周囲に、前
    記帯電手段と原稿給紙搬送手段と露光光学系と前記現像
    手段と前記転写手段と前記定着手段と前記転写紙給紙搬
    送手段との各プロセスユニットを配設して本体ケース内
    に設け、前記原稿給紙搬送手段の原稿給紙部に原稿給紙
    テーブルを開閉自在に設けるとともに、前記転写紙給紙
    搬送手段の転写紙給紙部に転写紙給紙テーブルを開閉自
    在に設け、前記原稿給紙テーブルの給紙位置への開放に
    よりオンする第1電源スイッチと前記転写紙給紙テーブ
    ルの給紙位置への開放によりオンする第2電源スイッチ
    とを設けたことを特徴とする静電記録装置。
JP1199069A 1989-07-31 1989-07-31 静電記録装置 Expired - Lifetime JP2795914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199069A JP2795914B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 静電記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1199069A JP2795914B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 静電記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0362046A true JPH0362046A (ja) 1991-03-18
JP2795914B2 JP2795914B2 (ja) 1998-09-10

Family

ID=16401594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1199069A Expired - Lifetime JP2795914B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 静電記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2795914B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04338764A (ja) * 1991-05-15 1992-11-26 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH05155473A (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 Laurel Bank Mach Co Ltd 紙葉類計数機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04338764A (ja) * 1991-05-15 1992-11-26 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH05155473A (ja) * 1991-11-29 1993-06-22 Laurel Bank Mach Co Ltd 紙葉類計数機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2795914B2 (ja) 1998-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0137734B2 (ja)
JPH0362046A (ja) 静電記録装置
JP5761592B2 (ja) 回動開閉するドア機構、及び画像形成装置
JP2790667B2 (ja) 静電記録装置
JPH0616194B2 (ja) 電子写真装置
JP3184732B2 (ja) 原稿搬送装置を備えた画像形成装置
JPH0459536A (ja) 画像形成装置の転写紙搬送装置
JP2839198B2 (ja) 画像形成装置
JPS623241A (ja) 画像形成装置
JPH0667497A (ja) 画像形成装置
JP3184734B2 (ja) 画像形成装置
JP2680120B2 (ja) 画像形成装置
JPH03279966A (ja) 静電記録装置
JPH0323141A (ja) 画像形成装置
JP3666652B2 (ja) 画像形成装置
JPH07206199A (ja) 給紙装置の重送防止機構
JPS61178339A (ja) 給紙装置
JP2788378B2 (ja) 電子写真装置
JPH082675Y2 (ja) 静電記録装置
JPH0722673Y2 (ja) 画像形成装置
JP2004252324A (ja) 画像形成装置
JPH05278881A (ja) 電子写真記録装置
JPH0358060A (ja) 静電記録装置
JPH01145953A (ja) 給紙装置
JP2000198571A (ja) 画像形成装置