JPH0361896A - 原子力発電施設 - Google Patents
原子力発電施設Info
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- JPH0361896A JPH0361896A JP1196866A JP19686689A JPH0361896A JP H0361896 A JPH0361896 A JP H0361896A JP 1196866 A JP1196866 A JP 1196866A JP 19686689 A JP19686689 A JP 19686689A JP H0361896 A JPH0361896 A JP H0361896A
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- buildings
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 13
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は原子力発電施設に係り、
特に建屋の
構造を簡素化し、建屋内の機器配置空間を有効に利用す
ることができる原子力発電施設に関する。
ることができる原子力発電施設に関する。
(従来の技術)
原子力発電施設においては、原子炉建屋、タービン建屋
、制御建屋、廃棄物処理建屋、復水処理建屋、補助ボイ
ラ建屋など数多くの建屋設備が相互に隣接するように建
設されている。これらの建屋設備は耐震基準、炉型式、
出力、地形地質等の条件によってレイアウトおよび構造
形式が定められている。
、制御建屋、廃棄物処理建屋、復水処理建屋、補助ボイ
ラ建屋など数多くの建屋設備が相互に隣接するように建
設されている。これらの建屋設備は耐震基準、炉型式、
出力、地形地質等の条件によってレイアウトおよび構造
形式が定められている。
例えば各建屋設備は地震により発生する可能性のある放
射線による環境への影響を防止する観点から、その各設
備が有する機能の重要度に応じて複数のクラスに分類さ
れ分類毎に定められた基準に沿って設計施工されている
。そして地震時等において建屋間相互に干渉作用が働か
ないように、隣接する建屋間にはある程度の間隙部が形
成されている。
射線による環境への影響を防止する観点から、その各設
備が有する機能の重要度に応じて複数のクラスに分類さ
れ分類毎に定められた基準に沿って設計施工されている
。そして地震時等において建屋間相互に干渉作用が働か
ないように、隣接する建屋間にはある程度の間隙部が形
成されている。
第3図は従来の原子力発電施設の配置例を示す平断面図
である。原子力発電施設は、原子炉圧ヵ容器1を収納す
る原子炉建屋2と、タービン及び復水器3を設置するた
めのタービン建屋4と、中央制御室が設置される制御建
屋5等とを備えて構成される。
である。原子力発電施設は、原子炉圧ヵ容器1を収納す
る原子炉建屋2と、タービン及び復水器3を設置するた
めのタービン建屋4と、中央制御室が設置される制御建
屋5等とを備えて構成される。
各建屋2. 4. 5は、所定幅の間隙部12を形成し
て相互に隣接するように配設される。この間隙部12に
は、隣接する各建屋の階床を水平方向に連絡する連絡′
アクセス通路6が設けられる。
て相互に隣接するように配設される。この間隙部12に
は、隣接する各建屋の階床を水平方向に連絡する連絡′
アクセス通路6が設けられる。
一方、各建屋2. 4. 5内には、各階床を上下方向
に連絡する専用の直通階段7が複数箇所に配設されてい
る。
に連絡する専用の直通階段7が複数箇所に配設されてい
る。
運転員等は連絡アクセス通路6を通り隣接する建屋へ移
動することが可能であり、また直通階段7を昇降して建
屋内の他の階床へ移動することができる。
動することが可能であり、また直通階段7を昇降して建
屋内の他の階床へ移動することができる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら従来の原子力発電施設においては、隣接す
る建屋間を移動するための連絡アクセス通路と、直通階
段を個別に形成していたため、建屋構造が複雑化し、建
屋内の機器配置スペースが制約される問題点があった。
る建屋間を移動するための連絡アクセス通路と、直通階
段を個別に形成していたため、建屋構造が複雑化し、建
屋内の機器配置スペースが制約される問題点があった。
特に各建屋内の複数箇所に配置される直通階段は、防災
上の要求から耐火性の厚いコンクリート壁によって階段
部を囲んだ強固な構造とする必要がある。そのため建屋
内に敷設する配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト等と
レイアウト上干渉し易く、配管等を迂回して敷設する必
要があり、設計施工が煩雑となる要因のひとつとなって
いた。
上の要求から耐火性の厚いコンクリート壁によって階段
部を囲んだ強固な構造とする必要がある。そのため建屋
内に敷設する配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト等と
レイアウト上干渉し易く、配管等を迂回して敷設する必
要があり、設計施工が煩雑となる要因のひとつとなって
いた。
また直通階段の占有容積は比較的に大きいため、建屋内
に配置する他の機器の配置空間を大きく、制約してしま
う問題点があった。
に配置する他の機器の配置空間を大きく、制約してしま
う問題点があった。
さらに建屋内において火災等が発生した場合には、運転
員等が迅速に屋外に出て直接地上まで避難するルートが
なく、運転員は連絡アクセス通路を通って隣りの建屋へ
移動し、さらに直通階段を降りて地上まで達するという
長いルートで移動したり、または建屋内の雰囲気が充満
した直通段階を降りて移動する必要があった。
員等が迅速に屋外に出て直接地上まで避難するルートが
なく、運転員は連絡アクセス通路を通って隣りの建屋へ
移動し、さらに直通階段を降りて地上まで達するという
長いルートで移動したり、または建屋内の雰囲気が充満
した直通段階を降りて移動する必要があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
あり、建屋内に配設する直通階段を削減して建屋の構造
を簡素化するとともに、建屋内の機器配置空間の有効利
用を図り、また火災等が発生した非常時において運転員
等がより迅速に避難することが可能な避難ルートを確保
することができる原子力発電施設を提供することを目的
とする。
あり、建屋内に配設する直通階段を削減して建屋の構造
を簡素化するとともに、建屋内の機器配置空間の有効利
用を図り、また火災等が発生した非常時において運転員
等がより迅速に避難することが可能な避難ルートを確保
することができる原子力発電施設を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明は、原子炉圧力容器を
収納する原子炉建屋、タービンおよび復水器を設置する
タービン建屋、中央制御室を設置する制御建屋等の複数
の建屋を相互に隣接するように配置した原子力発電施設
において、上記隣接する建屋の各階床を水平方向に連絡
する連絡アクセス通路を兼用し、かつ各建屋の各階床を
上下方向に連絡する直通階段を、隣接する建屋の間の間
隙部に共用するように配設したことを特徴とする。
収納する原子炉建屋、タービンおよび復水器を設置する
タービン建屋、中央制御室を設置する制御建屋等の複数
の建屋を相互に隣接するように配置した原子力発電施設
において、上記隣接する建屋の各階床を水平方向に連絡
する連絡アクセス通路を兼用し、かつ各建屋の各階床を
上下方向に連絡する直通階段を、隣接する建屋の間の間
隙部に共用するように配設したことを特徴とする。
(作用)
上記構成に係る原子力発電施設によれば、隣接する建屋
の各階床を水平方向に連絡する連絡アクセス通路を兼用
し、かつ各建屋の各階床を上下方向に連絡する直通階段
を、隣接する建屋間の間隙部に共用するように配置して
いるため、従来連絡アクセス通路とは別個に建屋内に設
けていた直通階段を削減することができる。
の各階床を水平方向に連絡する連絡アクセス通路を兼用
し、かつ各建屋の各階床を上下方向に連絡する直通階段
を、隣接する建屋間の間隙部に共用するように配置して
いるため、従来連絡アクセス通路とは別個に建屋内に設
けていた直通階段を削減することができる。
そのため削減された直通階段が占有していた建屋内空間
に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト等
を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、配
管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され、
建屋内空間の有効利用を図ることができる。
に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト等
を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、配
管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され、
建屋内空間の有効利用を図ることができる。
また連絡アクセス通路を兼用した直通階段は、隣接する
両建屋で共用して活用できるため、階床が異なる建屋間
の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス性も極め
て優れる。
両建屋で共用して活用できるため、階床が異なる建屋間
の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス性も極め
て優れる。
さらに、建屋内において火災等が発生した場合には、運
転員等は、上記直通階段に出ることにより迅速に屋外に
移動することが可能であり、以後、隣りの建屋に避難す
ることも可能であり、またはそのまま直通階段を降りて
地上に達することもできる。すなわち従来は建屋内の直
通階段を利用して上下階方向に避難するか、または連絡
アクセス通路を通り、隣りの建屋に移動するかのいずれ
かの選択が必要であったが、本発明によれば、状況に応
じて水平方向および上下方向のいずれの方向へも迅速に
避難することが可能であり、より安全な避難ルートが確
保される。
転員等は、上記直通階段に出ることにより迅速に屋外に
移動することが可能であり、以後、隣りの建屋に避難す
ることも可能であり、またはそのまま直通階段を降りて
地上に達することもできる。すなわち従来は建屋内の直
通階段を利用して上下階方向に避難するか、または連絡
アクセス通路を通り、隣りの建屋に移動するかのいずれ
かの選択が必要であったが、本発明によれば、状況に応
じて水平方向および上下方向のいずれの方向へも迅速に
避難することが可能であり、より安全な避難ルートが確
保される。
(実施例)
次に本発明の一実施例について添付図面を参照して説明
する。第1図は本発明に係る原子力発電施設の一実施例
を示す平断面図である。なお第3図に示す従来例と同一
要素には同一符号を付して、その重複した説明を省略す
る。
する。第1図は本発明に係る原子力発電施設の一実施例
を示す平断面図である。なお第3図に示す従来例と同一
要素には同一符号を付して、その重複した説明を省略す
る。
すなわち本実施例に係る原子力発電施設は、原子炉圧力
容器1を収納する原子炉建屋2、タービンおよび復水器
3を設置するタービン建屋4、中央制御室を設置する制
御建屋5等の複数の建屋を相互に隣接するように配置し
た原子力発電施設において、上記隣接する建屋の各階床
を水平方向に連絡する連絡アクセス通路を兼用し、かつ
各建屋の各階床を上下方向に連絡する直通階段8を、隣
接する建屋間の間隙部12に共用するように配設して構
成される。
容器1を収納する原子炉建屋2、タービンおよび復水器
3を設置するタービン建屋4、中央制御室を設置する制
御建屋5等の複数の建屋を相互に隣接するように配置し
た原子力発電施設において、上記隣接する建屋の各階床
を水平方向に連絡する連絡アクセス通路を兼用し、かつ
各建屋の各階床を上下方向に連絡する直通階段8を、隣
接する建屋間の間隙部12に共用するように配設して構
成される。
また上記直通階段8は、例えば第2図に示すように、原
子炉建屋2の各階床Fl、F2・・・と、タービン建屋
4の各階床F11” 12・・・とをそれぞれ水平方向
に連絡する連絡アクセス通路A t 、 A 2・・・
が設けられ、この各連絡アクセス通路At。
子炉建屋2の各階床Fl、F2・・・と、タービン建屋
4の各階床F11” 12・・・とをそれぞれ水平方向
に連絡する連絡アクセス通路A t 、 A 2・・・
が設けられ、この各連絡アクセス通路At。
A2を上下方向に連絡する階段要素Sを連結して形成さ
れる。また各連絡アクセス通路A I 、 A 2・・
・の側端および各階段要素Sの側端と各建屋2゜4の外
壁との間には、一定幅dのクリアランスが設けられてい
る。そのため地震発生時における各建屋間の相対変位は
上記クリアランスによって吸収されるため、直通階段8
自体に、建屋2,4からの外力が作用しないように構成
されている。
れる。また各連絡アクセス通路A I 、 A 2・・
・の側端および各階段要素Sの側端と各建屋2゜4の外
壁との間には、一定幅dのクリアランスが設けられてい
る。そのため地震発生時における各建屋間の相対変位は
上記クリアランスによって吸収されるため、直通階段8
自体に、建屋2,4からの外力が作用しないように構成
されている。
本実施例によれば第1図および第2図に示すように直通
階段8に一体に形成された連絡アクセス通路A 、A2
を使用することにより、隣接した建屋2.4間を双方向
に移動できる連絡アクセスルート9が確保されると同時
に、各階段要素Sを上下方向に昇降して移動できる避難
ルート10が確保される。そのため火災等が発生した場
合に建屋内にいた運転員は直通階段8まで移動すること
により、迅速に屋外に出ることが可能であり、以後は連
絡アクセス通路A 、A2・・・を通り隣接する建屋
へ移動するか、または階段要素Sを使用して上下方向に
避難するか、状況に応じて自由に選択することができる
。
階段8に一体に形成された連絡アクセス通路A 、A2
を使用することにより、隣接した建屋2.4間を双方向
に移動できる連絡アクセスルート9が確保されると同時
に、各階段要素Sを上下方向に昇降して移動できる避難
ルート10が確保される。そのため火災等が発生した場
合に建屋内にいた運転員は直通階段8まで移動すること
により、迅速に屋外に出ることが可能であり、以後は連
絡アクセス通路A 、A2・・・を通り隣接する建屋
へ移動するか、または階段要素Sを使用して上下方向に
避難するか、状況に応じて自由に選択することができる
。
また従来のように連絡アクセス通路6および直通階段7
を個別に設置していた場合とは異なり、本実施例では両
者を一体にして隣接する建屋間の間隙部12に形成して
いるため、従来と比較して建屋内に設ける直通階段7の
設置数を大幅に削減することが可能となる。例えば第1
図に示す配置例において仮想線で示すエリア11は、第
3図に示す従来例において直通階段7が設けられていた
スペースを示す。すなわち本実施例においては従来の連
絡アクセス通路6と近接して設けられていた6箇所の直
通階段7を削除することができる。
を個別に設置していた場合とは異なり、本実施例では両
者を一体にして隣接する建屋間の間隙部12に形成して
いるため、従来と比較して建屋内に設ける直通階段7の
設置数を大幅に削減することが可能となる。例えば第1
図に示す配置例において仮想線で示すエリア11は、第
3図に示す従来例において直通階段7が設けられていた
スペースを示す。すなわち本実施例においては従来の連
絡アクセス通路6と近接して設けられていた6箇所の直
通階段7を削除することができる。
一方策3図に示す従来の配置例において連絡アクセス通
路6から大きく離れて配設されていた直通階段7につい
ては、第1図に示す本実施例の場合についても存続され
ている。
路6から大きく離れて配設されていた直通階段7につい
ては、第1図に示す本実施例の場合についても存続され
ている。
このように本実施例によれば、建屋内に設けていた多数
の直通階段7を部分的に削減することができる。
の直通階段7を部分的に削減することができる。
そのため削減された直通階段7が占有していた建屋内空
間に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト
等を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、
配管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され
、建屋内空間の有効利用を図ることができる。
間に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト
等を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、
配管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され
、建屋内空間の有効利用を図ることができる。
また建屋内の機器配置および建屋自体の構造が簡略化す
るため、配管等に要する空間容積も減少し、建屋容積の
低減を計ることもできる。
るため、配管等に要する空間容積も減少し、建屋容積の
低減を計ることもできる。
また連絡アクセス通路を兼用した直通階段8は、隣接す
る両建屋2.4で共用して活用できるため、階床が異な
る建屋間の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス
性も極めて優れる。
る両建屋2.4で共用して活用できるため、階床が異な
る建屋間の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス
性も極めて優れる。
以上説明の通り本発明に係る原子力発電施設によれば、
隣接する建屋の各階床を水平方向に連絡する連絡アクセ
ス通路を兼用し、かつ各建屋の各階床を上下方向に連絡
する直通階段を、隣接する建屋間の間隙部に共用するよ
うに配置しているため、従来連絡アクセス通路とは別個
に建屋内に設けていた直通階段を削減することができる
。
隣接する建屋の各階床を水平方向に連絡する連絡アクセ
ス通路を兼用し、かつ各建屋の各階床を上下方向に連絡
する直通階段を、隣接する建屋間の間隙部に共用するよ
うに配置しているため、従来連絡アクセス通路とは別個
に建屋内に設けていた直通階段を削減することができる
。
そのため、削減された直通階段が占有していた建屋内空
間に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト
等を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、
配管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され
、同時に建屋内空間の有効利用を図ることができる。
間に、他の機器、配管、ケーブルトレイ、空調用ダクト
等を容易に敷設することが可能となり、建屋内の機器、
配管類のレイアウト設計および施工が大幅に簡素化され
、同時に建屋内空間の有効利用を図ることができる。
また連絡アクセス通路を兼用した直通階段は、隣接する
両建屋で共用して活用できるため、階床が異なる建屋間
の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス性も極め
て優れる。
両建屋で共用して活用できるため、階床が異なる建屋間
の移動も極めて容易になり、機器へのアクセス性も極め
て優れる。
さらに、火災等が発生した場合には、運転員等は、上記
直通階段に出ることにより迅速に屋外に移動することが
可能であり、以後、隣りの建屋に避難することも可能で
あり、またはそのまま直通階段を降りて地上に達するこ
ともできる。すなわち従来は建屋内の直通階段を利用し
て上下階方向に避難するか、または連絡アクセス通路を
通り、隣りの建屋に移動するかのいずれかの選択が必要
であったが、本発明によれば、状況に応じて水平方向お
よび上下方向のいずれの方向へも迅速に避難することが
可能であり、より安全な避難ルートが確保することがで
きる。
直通階段に出ることにより迅速に屋外に移動することが
可能であり、以後、隣りの建屋に避難することも可能で
あり、またはそのまま直通階段を降りて地上に達するこ
ともできる。すなわち従来は建屋内の直通階段を利用し
て上下階方向に避難するか、または連絡アクセス通路を
通り、隣りの建屋に移動するかのいずれかの選択が必要
であったが、本発明によれば、状況に応じて水平方向お
よび上下方向のいずれの方向へも迅速に避難することが
可能であり、より安全な避難ルートが確保することがで
きる。
第1図は本発明に係る原子力発電施設の一実施例を示す
平断面図、第2図は第1図における■■矢視拡大断面図
、第3図は従来の原子力発電所施設の配置例を示す平断
面図である。 ■・・・原子炉圧力容器、2・・・原子炉建屋、3・・
・復水器、4・・・タービン建屋、5・・・制御建屋、
6・・・連絡アクセス通路、7・・・直通階段、9・・
・連絡アクセスルート、10・・・避難ルート、11・
・・エリア、12・・・間隙部。
平断面図、第2図は第1図における■■矢視拡大断面図
、第3図は従来の原子力発電所施設の配置例を示す平断
面図である。 ■・・・原子炉圧力容器、2・・・原子炉建屋、3・・
・復水器、4・・・タービン建屋、5・・・制御建屋、
6・・・連絡アクセス通路、7・・・直通階段、9・・
・連絡アクセスルート、10・・・避難ルート、11・
・・エリア、12・・・間隙部。
Claims (1)
- 原子炉圧力容器を収納する原子炉建屋、タービンおよび
復水器を設置するタービン建屋、中央制御室を設置する
制御建屋等の複数の建屋を相互に隣接するように配置し
た原子力発電施設において、上記隣接する建屋の各階床
を水平方向に連絡する連絡アクセス通路を兼用し、かつ
各建屋の各階床を上下方向に連絡する直通階段を、隣接
する建屋の間の間隙部に共用するように配設したことを
特徴とする原子力発電施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196866A JP2624845B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 原子力発電施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196866A JP2624845B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 原子力発電施設 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0361896A true JPH0361896A (ja) | 1991-03-18 |
JP2624845B2 JP2624845B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16364952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196866A Expired - Fee Related JP2624845B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 原子力発電施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624845B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000077188A (ko) * | 1999-05-11 | 2000-12-26 | 이한조 | 공기챔버를 가진 필터담배 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1196866A patent/JP2624845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000077188A (ko) * | 1999-05-11 | 2000-12-26 | 이한조 | 공기챔버를 가진 필터담배 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2624845B2 (ja) | 1997-06-25 |
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