JPH036179Y2 - - Google Patents

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JPH036179Y2
JPH036179Y2 JP15725785U JP15725785U JPH036179Y2 JP H036179 Y2 JPH036179 Y2 JP H036179Y2 JP 15725785 U JP15725785 U JP 15725785U JP 15725785 U JP15725785 U JP 15725785U JP H036179 Y2 JPH036179 Y2 JP H036179Y2
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grain
discharge
auger
discharge auger
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JP15725785U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コンバインやハーベスタ等で収獲
され、そして穀粒収納タンクに一時貯留された穀
粒を機外に排出する排出オーガの自動復帰装置に
関する。
〔従来の技術〕
排出オーガによる穀粒排出作業を終えた時は、
作業者は排出オーガを駆動する動力の伝動を断つ
てから元の位置に手動操作で戻していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
然し乍ら、このような構成では、伝動を断つて
操作と元位置に戻す操作を行なわなければなら
ず、操作が煩雑で手間を要し作業能率が低下す
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、排出オーガを元位置に自動復帰さ
せることによつて作業者の省力化を図ろうとする
ものであつて、つぎのような技術的手段を講じ
た。
即ち、穀粒が所定量以下になつたことを検出す
ることが出来る穀粒センサ1を底部に有する穀粒
収納タンク2と、穀粒を機外に排出することが出
来る排出オーガ3と、排出オーガ3を作業位置か
ら元位置に復帰させることが出来る復帰装置と、
排出オーガ3の駆動を停止する停止手段と、停止
手段から送られる停止情報と、穀粒センサ1から
送られる穀粒不足情報を入力し、且つ、復帰装置
へ駆動指令信号を出力することが出来る制御装置
5を備え、制御装置5が穀粒不足情報と停止信号
を入力した時に排出オーガ3を元位置に復帰させ
るべく、穀粒センサ1と復帰装置と停止手段を関
連構成してなる排出オーガ自動復帰装置の構成と
する。
〔作用〕
穀粒収納タンク2内に収納されている穀粒は排
出オーガ3によつて機外に排出される。そして、
収納穀粒が所定量以下になると、穀粒センサ1が
穀粒不足を検出して制御装置5に情報を出力す
る。また、この制御装置5に排出オーガ3の駆動
停止情報が入力されると、制御装置5は復帰装置
へ駆動指令信号を出力するので、排出オーガ3は
元位置に自動復帰する。
〔効果〕
排出作業を終了したら、排出オーガ3を自動的
に元位置に復帰出来るので、作業者はその都度元
位置に復帰させる操作を必要としない。従つて、
穀粒排出後の操作手間の省力化を図れ、作業能率
が向上する。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。
まず、その構成について説明すると、収獲機6
は走行装置7を具備する車台に両側から刈取部8
と脱穀部9を備えると共に、該脱穀部9に隣接し
て穀粒収納タンク2を設けている。そして、該穀
粒収納タンク2は搬送装置(図示せず)を介して
脱穀部9と連通していると共に、底部に穀粒が所
定量以下になつた時検出することが出来る穀粒セ
ンサ1を設けている。
排出オーガ3は基部を前記穀粒収納タンク2の
近くに立設した揚穀ケース10の上端に上下方向
に回動可能に設けた排出ケースと、この排出ケー
ス内に回転可能に設けた排出ラセンを備えてい
る。そして、該排出ケース10の外周面には、回
転可能に架設した軸11に取付けてなるベベルギ
ア12と、噛合するベベルギア13を設けてい
る。また、該軸11には旋回シリンダ14のピス
トン15先端部に設けたラツク16と噛合するピ
ニオン17を設けている。従つて、揚穀ケース1
0は、ピストン15の伸縮に関連して、ラツク1
6とピニオン17とベベルギア12,13を介し
て軸芯を中心にして回動する。そして、揚穀ケー
ス10内には、穀粒収納タンク2の底部に設けた
送り出しラセン18で移送されて来た穀粒を揚穀
する揚穀ラセン(図示せず)を回転可能に内装し
ている。
なお、前記シリンダ14は脱穀部9の外壁に取
付けており、前記排出オーガ3を上下回動するシ
リンダ19は固定板に枢着すると共に、このシリ
ンダ19に設けたピストン20の先端部を排出ケ
ースに枢着している。従つて、排出オーガ3は前
記ピストン20の伸縮に関連して上下回動すると
共に、前記揚穀ケース10の回動に関連して横方
向に回動する。
21は穀粒排出部(排出オーガ、揚穀ラセン、
送り出しラセン18)の駆動を「入」「切」する
排出クラツチレバーであつて、近くに、この排出
クラツチレバー21の「入」「切」操作に関連し
て「ON」「OFF」するスイツチ22を設けてい
る。即ち、スイツチ22は排出クラツチレバー2
1を「入」にすると「OFF」になり、「切」にす
ると「ON」になる。また、23は前記揚穀ケー
ス10が元位置に位置した時に「ON」になるス
イツチ、24は前記脱穀部9の機枠に設けたU型
の受部を有するオーガ受体25のこの受部底面に
設けてなるスイツチである。そして、揚穀ケース
10が元位置に位置し、この状態で排出オーガ3
を下動させると、該排出オーガ3は前記オーガ受
体25の受部内に嵌入するように、揚穀ケース1
0とオーガ受体25を関連構成している。26は
上下用ソレノイドバルブ、27は左右用ソレノイ
ドバルブであつて、前記シリンダ14,19に連
通可能に設けている。なお、28は上げ用ソレノ
イド、29は下げ用ソレノイド、30は左旋回用
ソレノイド、31は右旋回用ソレノイドである。
さらに、この実施例では、排出オーガ3で揚穀を
排出する場合には、左旋回スイツチを操作して排
出オーガ3を操作者が位置する側とは反対側の方
向、、即ち左側に旋回するように構成している。
第8図のブロツク回路を説明すると、5は必要
データや制御プログラムを有するメモリを備えて
なるマイクロコンピユータの制御装置(以下、
CPUと呼ぶ)であつて、算術論理演算及び比較
演算等を行なうことが出来る。そして、該CPU
5に入力される情報としては、穀粒センサ1から
出力される穀粒不足情報と、排出クラツチレバー
21の「切」情報と、揚穀ケース10の元位置復
帰情報と、排出オーガ3の復帰情報がある。ま
た、該CPU5から出力される駆動指令信号とし
ては、上げ用ソレノイド28や、下げ用ソレノイ
ド29や左旋回用ソレノイド30や右旋回用ソレ
ノイド31を励磁する励磁信号がある。CPU5
は以下の機能を有する。排出クラツチレバー2
1が「切」状態にある情報を入力すると、一定時
間の間、上げ用ソレノイド28に励磁信号を出力
する。の時間の満了後、右旋回用ソレノイド
31に励磁信号を出力する。揚穀ケース10が
元位置に復帰した情報を入力すると(この場合、
の励磁信号の出力を停止する)、下げ用ソレノ
イド29に励磁信号を出力する。排出オーガ3
の元位置復帰情報を入力すると、の励磁信号の
出力を停止する。
つぎに、その作用を説明する。
穀粒収納タンク2内に収納されている穀粒は、
送り出しラセン18によつて揚穀ケース10側に
送り出される。そして、揚穀ラセンによつて揚穀
された後、さらに排出ラセンに引継れて排出オー
ガ3の排出側に移送され排出口から排出される。
そして、穀粒収納タンク2内の穀粒が所定量以下
になると、穀粒センサ1は「ON」になつて穀粒
不足情報を出力する。この時、作業者も目視して
排出クラツチレバー21を「切」にする。する
と、CPU5は、前記情報と共にクラツチレバー
「切」情報を取り込んで上げ用ソレノイド28に
所定時間励磁信号を出力するので、ピストン20
は伸びて排出オーガ3を上昇させる。つぎに、
CPU5は右旋回用ソレノイド31に励磁信号を
出力するので、ピストン15は縮むが、この時ラ
ツク16もそれと同方向に移動する。すると、こ
のラツク16と噛合しているピニオン17も回転
してベベルギア12を回転させるので、ベベルギ
ア13を介して揚穀ケース10と排出オーガ3は
右側に回転する。
そして、揚穀ケース10が元位置に復帰すると
スイツチ23は「ON」になつて、CPU5から右
旋回用ソレノイド31に出力されている励磁信号
を停止させるので、揚穀ケース10と排出オーガ
3の回転も停止する。その後、CPU5から下げ
用ソレノイド29に励磁信号が出力されてピスト
ン20を縮めるので、排出オーガ3は下動してオ
ーガ受体25上に格納される。そして、所定位置
に格納されると、スイツチ24は「ON」になつ
て、前記CPU5の励磁信号の出力を停止する。
従つて、排出オーガ3の駆動停止情報と穀粒不足
情報が入力された場合には、排出オーガ3を元位
置に自動的に復帰出来るので、穀粒排出作業終了
後作業者がその都度手動操作でもつて排出オーガ
3の復帰作業を行なう必要がないので、省力化を
図れる。
【図面の簡単な説明】
図は、この考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は収獲機の側面図、第2図は排出オー
ガの上昇図、第3図は排出オーガを収納した図、
第4図は揚穀ケースの平面図、第5図はオーガ受
体の正面図、第6図は穀粒収納タンクの側面図、
第7図はその正面図、第8図はブロツク回路図、
第9図は油圧回路図である。 1は穀粒センサ、2は穀粒収納タンク、3は排
出オーガ、5は制御装置を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀粒が所定量以下になつたことを検出すること
    が出来る穀粒センサ1を底部に有する穀粒収納タ
    ンク2と、穀粒を機外に排出することが出来る排
    出オーガ3と、排出オーガ3を作業位置から元位
    置に復帰させることが出来る復帰装置と、排出オ
    ーガ3の駆動を停止する停止手段と、停止手段か
    ら送られる停止情報と、穀粒センサ1から送られ
    る穀粒不足情報を入力し、且つ、復帰装置へ駆動
    指令信号を出力することが出来る制御装置5を備
    え、制御装置5が穀粒不足情報と停止信号を入力
    した時に排出オーガ3を元位置に復帰させるべ
    く、穀粒センサ1と復帰装置と停止手段を関連構
    成してなる排出オーガ自動復帰装置。
JP15725785U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH036179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15725785U JPH036179Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP15725785U JPH036179Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Publications (2)

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JPS6265056U JPS6265056U (ja) 1987-04-22
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Family

ID=31079634

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JP15725785U Expired JPH036179Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613678Y2 (ja) * 1986-12-11 1994-04-13 株式会社クボタ コンバインの穀物搬出装置
JPH07110179B2 (ja) * 1988-01-12 1995-11-29 井関農機株式会社 コンバインの穀粒取出装置

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JPS6265056U (ja) 1987-04-22

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