JPH0361191B2 - - Google Patents

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JPH0361191B2
JPH0361191B2 JP61107353A JP10735386A JPH0361191B2 JP H0361191 B2 JPH0361191 B2 JP H0361191B2 JP 61107353 A JP61107353 A JP 61107353A JP 10735386 A JP10735386 A JP 10735386A JP H0361191 B2 JPH0361191 B2 JP H0361191B2
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JP
Japan
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signal
copy
key
paper
movable member
Prior art date
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JP61107353A
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JPS6258236A (ja
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Katsuichi Shimizu
Toshiaki Yagasaki
Hisashi Sakamaki
Shunichi Masuda
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61107353A priority Critical patent/JPS6258236A/ja
Publication of JPS6258236A publication Critical patent/JPS6258236A/ja
Publication of JPH0361191B2 publication Critical patent/JPH0361191B2/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は自己診断機能を有する原稿走査装置に
関する。 従来原稿走査のため往復動手段の位置を検知し
てレジスト等の制御をするものが知られている。
しかしその位置検知手段の破損等が生じると正常
な動作が望めない不都合が生じる。 しかしながら、位置検知手段の故障をチエツク
するために、原稿台ガラスをはずして位置検出手
段をチエツクする等、煩わしい操作をしなければ
ならなかつた。 本発明は上記の不都合に鑑みなされたもので、
原稿走査のための可動部材の位置を検知するセン
サの故障チエツクを正確、安全かつ容易に行える
ようにすることを目的とするものである。 即ち、本発明は透明な載置台上に載置された原
稿を露光走査する像形成装置において、像形成の
ために原稿を露光走査し、その移動状態が上記載
置台を介して視認可能に配置された可動部材と、
上記可動部材の移動路上の所定の位置に設けら
れ、上記可動部材の有無を検知する検知手段と、
上記可動部材により走査された原稿の画像を記録
媒体に形成する像形成手段と、上記可動部材をシ
ーケンス制御すると共に、上記検知手段からの出
力に基づいて上記像形成手段をシーケンス制御す
る制御手段と、上記検知手段が正常に検知動作を
行うか否かをチエツクするチエツクモードを設定
する手段と、チエツク動作の開始指令を入力する
手段と、上記入力手段よりのチエツク動作の開始
指令に応答して上記制御手段により上記可動部材
をシーケンス動作させ、上記可動部材が上記検知
手段へ到達する以前のタイミングでの上記検知手
段の出力の有無及び上記可動部材が上記検知手段
を通過する所定の時間帯での上記検知手段の出力
の有無とを判定し、上記タイミングで上記検知手
段が上記可動部材を検出していない状態であり、
かつ上記時間帯に上記検知手段が上記可動部材を
検出した場合以外は上記検知手段が異常であると
判定するチエツク手段と、上記チエツク手段によ
り上記検知手段の異常が検出されたとき、異常が
検出されたことを表示する手段とを有する像形成
装置の提供にある。 以下、本発明の実施例を主に複写装置の構成の
説明、各回路の説明、コントローラの動作の説明
に分けてそれぞれ図面を参照して説明する。 尚、本発明の特徴である光学系の有無を検出す
るセンサの診断については、主にコントローラの
動作の説明の中の特別な時間帯における故障診断
の項で説明する。 <複写装置の構成の説明> 第1図は本発明を適用し得る複写装置の断面図
である。 ドラム11の表面は、CdS光導電体を用いた三
層構成の感光体より成り、軸12上に回動可能に
軸支され、コピー命令により矢印13の方向に回
転を開始する。 ドラム11が定位置迄回転してくると、原稿台
ガラス14上に置かれた原稿は、第1走査ミラー
15と一体に構成された照明ランプ16で照射さ
れ、その反射光は、第1走査ミラー15及び第2
走査ミラー17で走査される。第1走査ミラー1
5と第2走査ミラー17は1:1/2の速比で動
くことによりレンズ18の前方の光路長が常に一
定に保たれたまま原稿の走査が行なわれる。 上記の反射光像はレンズ18、第3ミラー19
を経た後、第4ミラー20を経て露光部21で、
ドラム11上に結像する。 ドラム11は、一次帯電器22により帯電(例
えば+)された後、前記露光部21で、照明ラン
プ16により照射された像をスリツト露光され
る。 それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)の除電を除電器23で行ない、その後更に全
面露光ランプ24による全面露光により、ドラム
11上に高コントラストの静電潜像を形成する。
感光ドラム11上の静電潜像は、次に現像器25
により、トナー像として可視化される。 カセツト26−1もしくは26−2内の転写紙
27−1もしくは27−2は、給紙ローラ28−
1もしくは28−2により機内に送られ第1レジ
スタローラ29−1もしくは29−2で概略のタ
イミングをとり、光学系の特定通過位置を検知す
るスイツチ39から得られる信号により動かされ
る第2レジスタローラ30で正確なタイミングを
とつて、感光ドラム11方向に送出され紙とトナ
ー像との先端同志を一致させる。 次いで、転写帯電器31とドラム11の間を転
写紙27が通る間に該転写紙上にドラム11上の
トナー像が転写される。 転写終了後、転写紙は搬送ベルト32へガイド
され、更に定着ローラ対33−1,33−2へ導
かれ、加圧、加熱により定着され、その後、トレ
ー34へ排出される。 又、転写後のドラム11は弾性ブレードで構成
されたクリーニングブレード35で、その表面を
清掃し、次サイクルへ進む。 又以上の画像形成サイクルを各々の時点におい
て制御するためにドラム11の回転とともに回転
するクロツク盤11aのクロツク点を光学的に検
知するセンサ11bとによりドラムクロツクパル
スDCKを発生する。 又以上のコピーサイクルに立つて実行するサイ
クルとして電源スイツチMSW投入後、ドラム1
1を回転させ、前露光ランプ223や前AC除電
器222等によりドラム11の残留電荷やメモリ
を消去し、ドラム表面をクリーニングローラ、ク
リーニングブレード35によりクリーニングする
ステツプがある。以下前回転と称す。これはドラ
ム11の感度を適正にするとともにクリーンな面
に像形成するためである。尚上記前回転の時間
(数)は種々の条件により自動的に変化させるこ
とは可能である。 又数値キー50によりセツトされた数のコピー
サイクルが終了した後のサイクルとして、ドラム
11を数回転させAC帯電器23等によりドラム
の残留電荷やメモリを除去し、ドラム表面をクリ
ーニングするステツプがある。以下後回転と称
す。これはドラム11を静電的、物理的にクリー
ンにして放置するためである。41はドラム中央
部の表面電位を測定するためにドラムに近接して
設けた表面電位計で、これはカゴ型回転体を回転
して得られる交流波形により電位検出し、所定値
と比較し、現像器25の容器バイアス電圧を最適
設定するためのもので回転体を回転するモータを
有する。又不図示の光学系冷却フアンを第1図右
方、左方に有し、又機内を冷却するためのブロア
と吸気フアン排気フアンを有しこれらはプロセス
シーケンスとあいまつた制御作動をする。 又図示しないが本体(第1図)の上左ドアと前
ドアの両方が閉じることによりオンするドアスイ
ツチが設けられ、そのオフにより電源スイツチと
同様装置への電源供給がドラムヒータを除いて全
て絶たれる。しかしジヤム発生時はドアスイツ
チ、電源スイツチをオフしても表示用電源、制御
用電源が保持される様にされている。 又原稿カバー226の上下によりオフオンする
マイクロスイツチがカバーの上下支点近くに設け
られ、原稿忘れを表示するようにしている。 図中36,37はコピー紙の斜行及びカセツト
からの給紙ミスを検知するためのセンサ群で、各
センサ群として一列に3つの光電反射型センサが
配置される。35は転写部に至るまでの紙ジヤム
を検知するための光電反射型のセンサであり、4
0は定着部及び排出部附近の紙ジヤムを検出する
ためのセンサで、紙によつて可動なレバーの動き
を光電透過式に検知するフオトインタラプタであ
る。 42,43は上段、下段カセツトの有無及びカ
セツトサイズ判別のためのマイクロスイツチであ
り44−1,44−2は上段の45−1,45−
2は下段のカセツト中の紙の有無を検出するため
の各ランプとCdSによるセンサである。 46は定着ローラ表面の温度を一定制御するた
めのサーミスタ、47はジヤム等でコピー再開を
阻止した状態をリセツトするためのリセツトスイ
ツチである。 224は原稿未露光時点灯し、ドラム面をAC
と同時照射するドラム表面帯電ムラを除くための
ブランクランプである。225はドラム表面にト
ナーを付与するためのマグネツト内蔵のスリーブ
ローラである。 38は始動前の第1ミラー停止位置に対応する
所定位置に設けたホール素子、48,39は第1
ミラー往動パスの中途に設けたホール素子、第1
ミラーの移動に伴つてその基台に設けたマグネツ
トがそこに近づくと作動してハイレベルの信号を
出力するものであり、その信号は各、光学系の停
止制御、給紙ローラ作動と原稿照明ランプの点灯
制御、レジストローラの作動制御の条件となる。 第1−2図は、第1−1図の原稿カバー226
を除いて自動原稿送り装置80(以下ADFと称
す)を取付けたもので、ADFは複写機とメカ的
に脱着可能、電気的にコネクタで接続可能となる
ものである。 図中81は薄手原稿を載置するバスケツト部、
82は原稿を1枚給送するフイーダ部、83は原
稿を原稿台14上にセツトするセツタ部、89は
原稿搬送ベルト、86は原稿を停止させるストツ
パ、84,85,90,91は自動給送の制御に
寄与すべく原稿の到着、通過を検知する光電セン
サである。原稿をバケツト部81に収納し複写機
の電源を投入した後、ADF操作部のモードスイ
ツチをオンにする。複写機のウエイトタイムを過
ぎるとモードスイツチのランプが点灯しバケツト
部の原稿の1番下の原稿を分離ローラ87により
分離してフイードローラ88に至らしめる。ロー
ラ88を所定タイミングで1枚分給送するに要す
る時間作動して原稿プラテン14上で回動してい
るベルト89に原稿を送り込む。ベルト89に挟
み込んだ原稿は予め所定タイミングで降下してい
る爪86に至るまで送られ、そこに停止する。ベ
ルト89は更に少し回動し、所定タイミングで停
止する。ベルト89の停止まではベルト89は原
稿上を摺動する。そして複写機のランプ16、ミ
ラー15,17の往動が開始して原稿の走査露光
を行ない、前述の如くして転写紙上にコピーを得
る。後述の数値キー50でセツトした数のコピー
を終了すると、終了信号(ADFオフ信号)が
ADF80に送られ爪86を上げ、そしてベルト
89を再び回動し原稿をプラテン14上から排出
する。この排出作業とともにローラ87,88を
作動して次の原稿をベルト89に向けて送り込
む。以上の如くして次々に原稿を交換しては複写
を繰り返すものである。尚ADF80における9
0はバケツト部に原稿が載置されているか否かを
検出する検出器、84はセツタ部に原稿が斜行給
送されたかどうかを検出するための検出器、85
は露光位置の原稿を検出する検出器、91は原稿
の排出を検出するための検出器である。検出器8
4,85,90,91は1つの受光素子に対し発
光ダイオードを複数用いた反射型のものである。
が、透過型のものでもかまわないし、マイクロス
イツチ等の機械的センサでもよい。又ベルト89
は、原稿を挟持して搬送することによりベルトに
生じて蓄積される静電荷を除去すべく本体にアー
スされているものである。 又ADF80はプラテン14に対し離隔可能な
如く複写機に対し手前から向う側に回動自在にセ
ツトされるものである。そしてADF80を離隔
したとき自動的にADFの動作を解除するスイツ
チがADF80に設けられている。これによつて
誤つてADF80を作動しない様にしている。こ
の状態で厚手原稿を台14に載せてコピーをとる
ことができる。又薄手原稿を台14に載せADF
80を降してコピーボタンをオンするとセツト数
のコピーをし、その終了後その原稿を自動排出す
る。 第2図は本体操作部の平面図である。この説明
をする。50は希望のコピー枚数をセツトするた
めの数値キーであり、このキーにより2桁の置数
が可能となる。置数はコピー停止中、終了モード
(以後後回転モードと称する)に入ると可能とな
り、紙がジヤムしたとき及びサービスマンコール
(後述)の時はキーオンしても置数できない。置
数が実行されたとき発振音が発生し、セツト数表
示用のセグメント表示器72に数表示される。尚
置数とはメモリ(後述)にキーの数が記憶される
ことをさす。 56はストツプキーであり、コピー続行を中止
させるためのものであり、又コピー割込みを解除
させるためのものである。コピーキーによるコピ
ー開始後、初期モード(前回転と称す)中にこの
キーオンすると引続き後回転モードに移行し1回
転してドラム停止する。光学系の往動中にオンし
たときはそのときのコピープロセスを終了させて
ドラム停止する。光学系の往動中にオンしたとき
は次のコピーを1枚実行した後上記の如くしてド
ラム停止する。又割込みコピーを指令した後その
コピーを開始する前にこのキーをオンすると割込
み表示用のランプを消灯し、割込みキーにより退
避したセツト数、コピー数を読出し(以下リコー
ルと称す)表示させる。割込みコピー中このキー
をオンするとそのときのプロセスを実行終了させ
てドラム停止し上記と同様にしてリコール及表示
を行なう。 51は数値キーにより置数した数をクリアする
クリアキーで、これによりセツト数の表示及びコ
ピー数の表示いずれもクリアし各々1と0を代り
に表示する。 52は、上段の給紙カセツトから給紙させるた
めの上段指定キーであり、53は、下段の給紙カ
セツトから給紙コピーするための下段指定キーで
ある。この指定により給紙タイミングにおいて作
動させる給紙ローラを選択する。 54はコピー動作を開始させるためのコピーキ
ーであり、コピー不能な時間はこのキー入力はで
きない。これらのキー51,52,53の受付け
可能な時期は上記数値キーのそれと略同じであ
る。詳しくは後述する。 55はセツト数のコピー実行中複数コピーを割
込み実行するための割込みキーであり、ドラム停
止中キーオンすると表示器のセツト数、コピー終
了数をメモリに退避させ、代りに各1、0を表示
させる。コピー実行中キーオンするとそのときの
プロセスを終了させてドラムを停止させその後前
記と同様の退避と表示を行なう。その後前記数値
キーを入力して割込みコピーの数が更にセツトで
きる。その後コピーキーをオンして割込みコピー
が開始できる。 以上のキーは全て紙のジヤム及びサービスマン
コールのときはオンしても入力されない。又以上
のキーは受けつけられると数値キーの場合と同様
短時間発振音を出力する。 57は原稿の置忘れを警告表示するランプであ
り、プロセスが後回転に入つたとき点灯し、原稿
カバーを開けると消灯する。 58はトータルコピー数を計数するキーカウン
タを本体にセツトしてないとき表示するランプ
で、このランプ点灯時コピーキーを受付けない。
マルチコピー中点灯するとコピー動作を中断す
る。 59は機械本体に故障が生じたときそれを表示
するサービスマンコールランプであり、後述の如
く、シーケンス制御基板の故障、ハロゲンランプ
の安定器の故障、原稿台面の異常昇温等を検知す
ると動作して機械を停止させる。本体内部ではそ
の故障場所を発光ダイオードA〜F(第1図)で
表示する。 60はホツパ内のトナーが空のとき点灯するラ
ンプである、機械の動作には関係ない。67はキ
ー52又は53によつて指定されたカセツト段に
カセツトがセツトされていないとき点灯し、セツ
トされたカセツト内の紙がなくなつたとき点灯す
るランプである。 70は上段カセツト内のコピー紙サイズ、71
は下段カセツト内の紙サイズを示すためのランプ
である。 72はキー51によるセツト数を表示する7セ
グメント表示器で、電源投入時、割込み指令時、
置数クリア時は1表示し、ジヤム時メインスイツ
チをオフ、ドアスイツチをオフしたとき表示は消
えてもそれ以前の数値を保持する。又ストツプキ
ーオンでコピー停止後紙なしでコピー停止後それ
以前の数の表示保持をするが、ストツプキーオン
又は希望枚数に達してコピー停止後、30sec内に
コピーキーをオンせずに放置すると1を表示す
る。いずれの場合も上位桁の0を表示しない。更
に表示器72は本体基板に設けて、自己診断スイ
ツチにより行なうセンサの診断動作において検知
した故障センサをコード数で表示する。つまり上
段カセツトからの斜行送り検知センサを1〜3と
して、下段のそれを11〜13、転写センサを
4、排出センサを5、レジストセンサを6、異常
なしを88として表示する。 73はトレーに収納されたコピー紙の数を加算
表示する。光学系の反転時に数値変化し、紙なし
等のコピー中断によつては数変化しないがストツ
プキーによる中断後又は希望枚数に達しコピー停
止後30sec経つと0になる。又その時間内にコピ
ーキーオンすると以前の値を0にしてから加算し
て表示する。又、前記のストツプキーにより中断
停止、希望枚数に達してコピー停止後の場合以外
は、以前の値から+1する。電源投入時、割込み
時、クリア時は0を表示する。ジヤム時は−0又
は−1又は−2される。上位桁の0は表示されな
い。ジヤム時メインスイツチ、ドアスイツチのオ
フの時は、表示は消えるが、以前の値を保持す
る。 74は割込みキーが入力されたとき点灯する割
込みランプ、ストツプキーによる静止中の割込み
解除のときは同時に消灯し、サイクル中の割込み
解除のときはそのときのコピーサイクル終了後消
灯する。 75はコピーキーを入力させないためのウエイ
トランプで、定着器が低温のとき、点灯する。 64,76はコピー紙かその通路で給紙ミス又
は紙ずまりを生ずるといずれか一方が点灯するラ
ンプである。65〜69は上記いずれかのランプ
を点灯と同時に給紙ミス又は紙ずまりが発生した
場所を絵文字で表示すべく点滅するためのランプ
であり、そのうち66〜69のいずれか一つが点
滅し(他は点灯し放し)、具体的な発生個所を指
示すようになつている。この時セグメント表示器
73を−0、又は−1又は−2して、それ以前に
トレーに収納したコピー数の表示にし、本体動作
を中断し全てのキーを受付けない。 76は給紙口でカセツトからの給紙がされない
場合及び紙が斜行して送られた場合点灯し、且
つ、65〜69のランプが点灯し66が点滅す
る。そして複写再開を阻止する。この場合の阻止
解除は第1図のカセツト26を抜去し、紙検出セ
ンサ上の紙を除去することにより実行される。6
4は機械本体内に紙ずまりが発生した場合点灯
し、且つラインマーク65を点滅し紙がドラムに
至る経路でジヤムしているときは67を、ドラム
から定着器に至る経路でジヤムしているときは6
8を、定着器付近でジヤムしているときは69を
点滅させる。そして、複写再開を阻止する。この
場合の阻止解除は、本体のドアを開けジヤムして
いる紙を除去し、本体内のリセツトボタン47を
押し、そしてドアを閉じることによつて実行され
る。 77はコピー濃度を可変するための摺動式可変
抵抗であり、ハロゲンランプ16の通電量をこの
抵抗で変えることにより光量を変えて濃さを調節
する。 <各回路の説明> 第3図は本発明による像形成装置例の制御ブロ
ツク図である。本例では複写機の制御部にプログ
ラムCPU(ワンチツプマイクロコンピユータ)を
2つ用い、一方を複写プロセス動作の制御等主に
シークエンシヤル制御に用い、他方をコピーキー
等の入力判別、セグメント表示等のリアルタイム
制御に用いている。それによつて1つのプログラ
ムCPUで全てを行なう場合に生じがちな複写動
作制御中の表示のチラツキを少なくし、キーの誤
入力を防止でき、そして複写制御の該動作を防ぐ
ことができる。 図中Q1(CPU1)が上記リアルタイムの制御を
行なうためのCPU(以下管理コンピユータと称
す)であり、Q2(CPU2)が上記シケンシヤルの
制御を行なうためのCPU(以下シークエンス制御
用コンピユータと称す)である。そしてDKYは
第1図の複写操作部に設けた入力キーと各種表示
器である。 更に本例ではADFの作動制御のためにADF自
身にコンピユータQ3(CPU3)を設けこれを複写
機コンピユータ(管理コンピユータQ1)と接続
してADFの給送制御及び複写機のコピー制御を
行なうものであり、又排出された転写紙を製冊す
るソータの作動制御のためにソータ自身にコンピ
ユータQ4(CPU4)を設けこれを複写機コンピユ
ータ(シーケンス制御用コンピユータQ2)と接
続して紙の分配制御及び複写機のコピー制御を行
なうものである。それによつてADF、ソータ、
マイクロフイルムの拡大複写システム、受付像複
写(プリント)システム(フアクシミリ)及び大
型コンピユータのデータプリントアウトシステム
(プリンタ)等に複写機コンピユータを中央とす
る上記の如き端末コンピユータを設けることによ
り複写機へのアタツチメント化が容易に可能とな
る。 第4図は本発明の像形成装置側における制御内
容例であり、Q1,Q2,Q3及びQ4は第3図の各コ
ンピユータに対応する周知のワンチツプマイクロ
コンピユータで構成したコントローラであり、
各々、制御プログラムを記憶したメモリ
(ROM)、フラグ等の制御用データ、コピーセツ
ト数等の入力データ、シークエンス動作、表示等
のための出力データを一時的に記憶するメモリ
(RAM)キーによるセツト数等をCPUに入力せ
しめドラムモータ等の負荷作動信号を出力するた
めのラツチレジスタ(I/O)入力データを入力
ポートからCPUに読込んでRAMに記憶をしたり
判別したりして所定の出力を出力ポートから発生
させる演算処理部(ALU)を有し、それらを1
つの半導体素子として構成したものである。管理
コンピユータQ1におけるROMは、第11−1図
〜11−4図の如きフローチヤートで示す制御手
順(キーエントリ、セグメントのダイナミツク表
示、診断、ジヤム換算、シークエンス判断等)が
コード化されて記録された内容変換不能なマスク
ROMである。シークエンス制御用Q2における
ROMは、第12図の如きフローチヤートで示す
制御手順(ドラムクロツクカウント、ジヤム、斜
行等の紙トラブル検出等)及びタイミングデータ
プロセス負荷のオンオフや紙トラブル判別の基準
となるドラムクロツクカウント等)がコード化さ
れて記憶された、内容変更不能なマスクROMで
ある。各コンピユータのINは指令データ、検出
データをCPUにとり込む入力ポート、OUTは制
御データを出力する出力ポート、INTは入力割
込み用ポートである。図中101は16ケの操作キ
ーのデータを管理コンピユータQ1の入力ポート
0〜3に入力するためのマトリクス回路(マルチ
プレクサ)で、そのエントリのためのプローブ信
号(桁切換え信号)は出力ポート13〜16から出力
される。0〜9は数値キーの接点、C、STOP、
割込み、コピー、上、下は各クリアキー、ストツ
プキー、割込みキー、コピーキー、カセツト上段
指定キー、カセツト下段指定キーの接点であり、
キーのオンにより閉じる。Q4-1〜Q4-3,Q5-1
Q5-4,Q6-1,Q6-2は後述の診断テストを実行す
べく各センサ信号を、Q3-1〜Q3-4はシークエン
スコントローラQ2によるジヤム検出信号を管理
コンピユータQ1に入力するためのアンドゲード
であり、又102はセグメントLEDで構成した
周知の7セグメント表示器で72,73に対応し
て4桁分有する。103は表示のためにコード変
換するセグメントデコーダである。13〜16のプロ
ーブ信号は出力タイミングが互に重なることなく
くり返しパルス出力され、ダイナミツク入力、表
示に寄与する。例えば出力ポート14から1の出力
時、入力ポート0に1が入力されるのはテンキー
の4がオンされたことを意味する。又このプロー
ブ信号はセグメント表示器102の各桁に入力さ
れ、例えば設定のプローブパルス時期にポート14
の信号とポート9〜12の各1、1、1、0信号と
でセツト数表示器の2桁目に7を表示する。 この表示器は数値キー、スタートキー、ストツ
プキー、割込みキー、プロセスタイミング等に応
答して表示変化を行なう。 例えば23枚コピーの場合、電源スイツチSW2
をオンするとまずセツト数表示器20、コピー数
表示器22が各01、00を表示し、キー2、キー3
の順次オンにより順に03、00を表示し、23、00を
表示する。コピースタートキーのオンでは23、00
のままであり、1枚目コピーの光学系反転すると
23、01を表示し、以後n反転ごとに23、nを表示
し、23枚を給紙すると23、23を表示する。コピー
終了前にコピーキーが再びオンされていないとき
コピー動作を停止する。そして01、00を表示す
る。しかしコピーキーオンのときはオン時点で
23、00を表示する。 又上記コピー中10枚目で割込みキー55をオン
した場合は、01、00に23、10から表示変化する。
更なる数キー5をオンすると05、00を表示しスタ
ートキーにより5枚コピーを開始する。そして1
回反転すると05、01を表示し、5回反転すると
05、05を表示しその後自動的に23、10を再び表示
する。その後スタートキーで23、11……23、23を
表示することになる。 又5枚の割込みコピー実行中ストツプキー56
をオンするとその実行を中断し、表示器に割込み
前の23、10を表示し、その後スタートキーで残り
のコピーを実行する。 (入力操作) 電源スイツチ9を入れる。このとき定着ヒータ
の温度が規定値以下の場合、ウエイトランプ75
が点灯する。原稿台カバー226を上げ、原稿面
を下にしてガラス上に置き、プラテン14上のサ
イズ指標に合わせる。 カセツト選択キー52,53で、使用するカセ
ツトの入つている台(上段か下段か)を選択す
る。尚電源スイツチMSWをオフにし、次にオン
するとカセツト台は自動的に下段が選択される。
最も多く所用するカセツトを下段にセツトしてお
くと便利である。 原稿に応じて、コピー濃度レバー77を合わせ
る(標準は5、濃く淡くしたいときは各9、1)。
必要なコピー枚数(1〜99枚)をテンキー50で
設定し、カセツト枚数表示器72で確認して、ス
タートキー54をオンする。尚テンキーを押して
も設定できない場合、あるいはセツト枚数を誤つ
た場合、クリアキー51を押し、もう一度設定す
る。01、00を表示する。 コピー開始後、原稿照明ランプが点灯してから
最終コピーの光学系が反転するまでの間、クリア
キー、テンキー、上・下段カセツト選択キーを押
しても、それぞれ変更することはできない。 コピー途中にカセツト中の紙なし表示が点灯し
て、コピー動作が停止した場合、コピー用紙をセ
ツトして再びカセツトを本体にセツトした後、コ
ピースタートキーを押すと、残りの枚数が自動的
にコピーされる。 連続コピー中に、コピー動作を止めたい場合、
コピーストツプキーを押すと、その時点のコピー
動作を終えてから停止する。コピー枚数表示は、
そのときコピーした枚数を示して止まる。 次にコピースタートキーを押すと、コピー枚数
表示は00からはじまり、設定枚数だけ自動的にコ
ピーされる。 割込みコピーの場合は前述の如き動作、表示を
行なう。割込みキーによりそのときのコピー数、
セツト数及びカセツト段はCPUにおけるメモリ
RAMに納められる。コピー中断中に、原稿台カ
バーをあけて原稿を取換えて割込みセツト数を設
定するとともに、カセツトサイズ(段)も選択
(選択された段及びその段にあるカセツトサイズ
を表示)する。所定割込み数のコピーが終了する
と前述の如く自動的に表示器の表示内容をメモリ
に退避させた内容にする。又カセツトサイズ表示
器も元の段サイズを表示する。 連続コピー中にコピー動作を止めたい場合、コ
ピーストツプキーを押すと、その時点のコピー動
作を終えてから停止し、光学系が反転時、又は反
転時以降のときは瞬時にセツトコピー枚数表示、
サイズ表示、段表示は割込み前の表示に復帰す
る。割込みコピー中に割込みキーを押しても関係
ない。セツトコピー枚数表示が復帰した後で、 ●割込みキーを押せば、再び割込みコピーが可能
である。 ●クリアキーを押せば、01、00にクリアされる。 ●コピーストツプキーを押せば、セツトコピー枚
数表示は変化しないが、コピースタートキーを
押すと、コピー枚数表示は00からスタートす
る。 管理コントローラQ1のRAM内の設定番地にセ
ツト(1がたつ)されるフラグにつき説明する。
フラグは第11−1図〜第11−4図のフローチ
ヤート実行において制御ステツプの進路を決める
もので以下F/と略す。 フラグH0〜H5は桁信号切換フラグで出力ポー
ト13〜18の出力に応じてセツトリセツトされる。
F/JAMはジヤム検知したときセツトされるジ
ヤムクラグ、F/FULLはカセツトがフルサイズ
のときセツトされる。フルサイズフラグがリセツ
ト状態ではハーフサイズを意味する。F/STOP
はシークエンス動作がストツプモードになつたと
き(紙なし、ジヤム時)セツトされるストツプグ
ラグ、F/COPYはコピー開始後セツト数目の光
学系が反転開始するまでセツトされるコピーフラ
グ、F/DFはADFによるコピー開始から終了ま
でセツトされるフラグ、F/A、F/B、F/C
は第5−3図で各○た○さ○あの区間セツトするフラ
グ、F/Dはコピー終了時にセツト、その30秒後
にリセツト、F/Eは後回転中セツト、F/Fは
セツト数コピーの完了後の後回転中セツト、F/
Gは第5−3図で○かの区間セツト、F/Hはコピ
ー開始信号が入力されたときセツトするフラグ、
F/割込みは第5−3図で○たの間に割込みキーが
入力されたときセツト、F/割込みコピー中に割
込みキーが入力されたときセツトするフラグ、
F/OVF(F/OVF′は割込み後)は2回キーエ
ントリーするとセツト、F/INTL(F/
INTL′は割込み後)は1の入力がされたときセ
ツト、F/上・下はカセツト上段を指定したとき
セツト、F/KEY1〜F/KEY4はキー入力され
たときリセツト、各フラグのリセツトタイミング
は第11−1図〜第11−4図のフロー中に明ら
かである。又RAMにはコピーセツト数を8ビツ
トで記憶する。部分(カウンタSETと称す)コ
ピーずみ数を8ビツトでカウントし記憶する部分
(カウンタCOPYと称す)、ドラムクロツクパルス
CLを8ビツトでカウントし記憶する部分(カウ
ンタCNT)、ブザカウンタL等がある。 第5−1,5−2図は第4図の制御信号及び検
出信号等のタイムチヤートであり、ハイレベルの
とき制御対象、検出器の作動状態を示す。第5−
1図はハーフサイズで3枚連続コピー、第5−2
図はフルサイズで2枚連続コピーの場合である。 S1〜S15及OHP、RGは第4図のシーケンスコ
ントローラQ2の出力信号及入力信号に又CL、
CPOS、A、B、Cは管理、シーケンスコントロ
ーラの入力に対応する。CL1、CL2は前進クラツ
チ、後進クラツチの作動状態を示し、
COPYCNTはRAMにおけるコピー数のカウンタ
メモリで図中の数字が、そのときコピー数を示
す。これは表示器73で表示される。タイマT2
〜T6は給送路の各場所での紙ジヤムを判別する
ためのタイマで、T2は排出センサ40に至る遅
延ジヤムを図中の時期でチエツクするための、
T3はそのセンサ40上の滞留ジヤムをの時期
でチエツクするための、T4は給紙部センサ36,
37による斜行チエツクをの時期に行なうため
の、及びT5は転写部センサ35に至る遅延ジヤ
ムをの時期にチエツクするためのタイマカウン
タであり、シーケンスコントローラQ2中のメモ
リRAMの一部を用いる第5−2図中の数値はド
ラムクロツクCLのカウント数で、RAMにおける
シーケンスカウンタCNT、上記タイマカウンタ
T2,T5により得られる。かくの如きパルスのカ
ウント動作は後述フローチヤートに従つたプログ
ラム処理により行なわれる。 第4図において、シーケンスコントローラQ2
の出力信号S1はドラム11を回転制御させるため
メインモータ(不図示)をオンオフする信号で、
第10−1図のドライバー回路400を介してモ
ータを駆動する周知のモータ回路M1に入力され
ている。S2は常回転する給紙ローラ28−1又は
28−2をカセツト中に降下させるためのソレノ
イドをオンする信号で、第10−1図のドライバ
回路401を介してソレノイドS1に入力される。
S3,S4は第1レジストローラ29−1,29−
2、第2レジストローラ30を回転させるために
クラツチをオンする信号で、第10−1図のドラ
イバ回路402,403を介してクラツチC1
C2に指定される。S5はハロゲンランプ16を点
灯制御するための信号でドライバ403を介して
第10−5図のトライアツクTrcに入力される。
S6,S7は光学系、15,16,17をメインモー
タで往動、復動させるためにクラツチをオンする
信号で、各第10−1図のドライバ404,40
5を介してクラツチCL1CL2に入力される。S12
現像器25内のトナー撹拌モータを回転するため
の信号でドライバ406を介してそのモータ回路
M2に入力される。S8,S9は各ブランクランプ2
24、全面露光用ランプ24を点灯するための信
号で周知の点灯回路(不図示)に入力される。
S10はACコロナチヤージヤ23の放電状態を変え
るための信号で、AC高圧トランスのグリツド電
圧をオンオフする周知のスイツチ回路に入力され
る。S11は前ACコロナチヤージヤ222、一次コ
ロナチヤージヤ22、転写チヤージヤ31を差動
制御するための高圧トランスをオンオフする信号
で、そのトランス一次側をオンオフする周知のス
イツチ回路に入力される。S13は表面電位計41
の検知動作を制御する信号で、第10−4図の電
位計41の検知回路に入力される。S14は現像器
に印加するバイアス電圧を制御するための現像バ
イアス信号で撹拌信号S12に同期し、バイアス電
圧切換スイツチに入力される。尚メインモータ信
号S1は前露光ランプ223の作動信号、全てのフ
アンモータの作動信号、高圧ACトランスの一次
側作動信号及び現像バイアス作動信号にも兼用し
ている。又出力ポート12のWTはウエイトランプ
75を点灯するための信号で、11のHLMはハ
ロゲンランプが異常点灯したとき素子するための
信号でコールランプ59を点灯するとともに筐体
内のLEDFを点灯すべく周知の点灯回路に入力さ
れる。又出力ポート15〜18は各転写紙の排出部ジ
ヤム、定着部ジヤム、転写部ジヤム及び給紙部ジ
ヤムを検知したとき第2図の表示マーク69,6
8,67及び66を点滅するための信号で、周知
の表示器点滅回路に入力され、かつジヤムした紙
数を演算処理して表示器102で表示修正すべく
管理コントローラQ1の入力ポート0〜3に接続
のゲートQ3-1〜Q3-4に入力される。 次にシーケンスコントローラQ2の入力信号
OHP、RGは光学系往復動によつて得られる前述
ホール素子38,39からの停止位置及レジスト
位置の検出信号、CPOSB、CPOSCは転写部紙セ
ンサ35、排出部紙センサ40からの紙検知信
号、SWSはドアスイツチ、メインスイツチのオ
ンオフ状態を検知したスイツチ信号である。 CPOSは給紙部センサの内斜行検知の基準とな
る1つのセンサ36−1又は37−1からの紙検
知信号、CPOS2・3は他のセンサ36−2,3
6−3又は37−2,37−3からの順次入力さ
れる紙検知信号、RSはジヤム等で生じた複写阻
止状態を解除するためのジヤムリセツトスイツチ
47による信号で、第6図の回路から得られる。
WTSは定着ヒータが所定温度に達する迄複写阻
止するための信号である。カセツト信号〜は
カセツトの脱着、カセツトサイズを判別するため
のカセツト装着時スイツチ42又は43により得
られる信号で第8図に入力接続される。PEPは
カセツト内紙なしを検出した検知信号で受光器4
4−2又は45−2の回路に接続される。DCP
は受光素子11bからのくり返しパルスによるド
ラムクロツク検知信号である。上記各検知信号は
第7図の如き回路から得られる。このシーケンス
コントローラの入力信号CPOS(紙排出信号)は
ソータコントローラQ4にも入力されて、分配ビ
ン(ソータの棚)の制御に使用する。又ウエイト
信号WTSとして、ソータを接続の時は、ソータ
コントローラからの準備信号も入力して転写紙ソ
ータが完備状態で初めて複写開始するようにされ
ている。 次に管理コントローラQ1の出力信号BZはキー
回路101による入力毎に発振音を出すためのブ
ザー音信号で、周知のブザー発振回路に入力され
る。IRDはコピー割込みキー55が受付けられた
とき表示器74を点灯する信号、OFDはプラテ
ン14上に原稿を接置したとき表示器を点灯する
信号、CHDは診断キー49が受付けられたとき
そのキーを点灯する信号でいずれも周知のLED
点灯回路に入力される。CHBCは前述の各センサ
をチエツクするための信号でゲートQ6-1,Q6-2
に入力される。DFEはADFの動作可能であるこ
とを示すイネブル信号で、ADFコントローラに
入力される。ULは給送させるカセツト段を切換
えるための信号で第8図のカセツト制御回路に入
力される。STATはコピーキー等によるコピー
開始信号でシーケンスコントローラQ2の入力ポ
ート0に入力される。 管理コントローラQ1への入力信号としてキー
エントリ入力以外CALは各種負荷や回路の状態
異常を検知したとき入力される信号で台10−1
図の回路から得られる。STBはADFの準備が整
つたことを示すスタンバイ信号で、ADFコント
ローラQ3から得られる。OBは原稿設置をチエツ
クすべく原稿台カバーを開けたとき0入力される
信号、SIZはカセツトのフルサイズ、ハーフサイ
ズを検知した信号で第8図の回路から得られる。
CHEは設定時間にセンサチエツクすべく診断キ
ー49をオンしたとき0で入力される信号であ
る。又シーケンスコントローラQ2の出力信号S8
(ブランクランプ制御)、S10(ACトランス出力制
御)、S11(1次トランス制御)が、シーケンスモ
ード制御、キーエントリ制御、表示制御、ジヤム
減算等の処理のために管理コントローラQ1に入
力される。 ADFコントローラQ3におけるMOD、STOPは
モードスイツチ、ストツプキーからの信号、84
S,85S,90S,91Sは第1−2図のオリ
ジナルセンサからの信号で、管理コントローラか
らのイネブル信号DFEとともに、ADFコントロ
ーラQ3に入力される。STBはADFスタンバイ信
号、SM、FEM、PLSは各ベルト89駆動のセツ
タモータ、ローラ87,88駆動のフイードモー
タ、爪86を上下するプランジヤの制御信号、
DFJはジヤム表示信号である。各入出力に関与す
るセンサ、モータ、表示回路は前記の如きもので
十分である。 第6図はジヤムリセツト回路、診断スイツチ回
路であり、図中リセツトスイツチ47をオンする
と信号RSが0となつてリセツト信号を発生させ
る。又診断スイツチ49をオン(NO側)とする
と診断信号CHE1を発生させかつ信号RSを0に
する。つまりジヤムリセツトしたまま即ちジヤム
検出を禁止したまま診断プロセスを実行させる。 第7図は紙センサ、レジストセンサ等による各
検知信号を発生する回路で、受光器、ホール素子
の出力をトランジスタTr1で反転させて0信号を
検出信号とする。 第8図はカセツト制御回路、第9図はカセツト
段入口側から見たマイクロスイツチの配置図であ
る。上段スイツチ群42の42−1,42−2,
42−3,42−4、下段スイツチ群43の43
−1,43−2,43−3,43−4のオンオフ
の組合せでフルサイズ、ハーフサイズ及A3,A4
B4,B5,U1,U2を判別するため、各スイツチ信
号をセレクタMP1を介してコントローラQ2にカ
セツト信号として入力する。セレクタ
MP1はカセツト段信号ULの1で下段スイツチ信
号を出力選択すべく動作する。尚カセツト信号
はA3,B4,U1のフルサイズのとき1となるよう
に(A1,B1に対応するスイツチをオフ)してい
るのでフル、ハーフの区別信号SIZとして用い
る。又セレクタMP2はセンサ44−2,45−
2での紙なし検知信号を段指定に応じてコントロ
ーラQ2にPEPとして出力するものである。又
PEP信号又はカセツト信号全て1による
カセツトなし信号で62を点灯する。又デコーダ
D1,D2によりマイクロスイツチによる信号をサ
イズ信号にデコードして各段のサイズランプを常
時点灯するものである。 第10−1〜第10−5図は、常時電気的負荷
制御回路等を監視する診断回路である。 第14−1図はメインモータ等のシーケンス負
荷を駆動する(信号増巾する)ドライバ400〜
407の故障チエツクする回路である。メインモ
ータを例に説明する。図中G2は故障判別する排
他オアゲートであり、その入力の一方にメインモ
ータ駆動信号S1(A)を入力し他方にドライバ400
の出力(B)を入力する。このゲートG2は・B+
A・の論理で出力を生じるもので、その出力1
のときフリツプフロツプFF1をセツトしてアンプ
Q7を作動してリレーK2をオンする。このリレー
K2でコールマークを点灯し、コール信号CALの
1をTEにより出力する。他のドライバが故障し
たときも同様各ゲートG2の出力変化によつてフ
リツプフロツプFF1をセツトしてコールマーク、
コール信号を出力する、そしてドライバ故障マー
クLEDBを点灯する。このフリツプフロツプFF1
は電源スイツチ信号SWSの立上りでリセツトさ
れるまで、セツトされ複写中断させる。 第10−2図はメインモータ、ドラムクロツク
発生器の故障チエツク回路で、第10−3図はそ
の各部の動作タイムチヤートである。メインモー
タの動作信号(ゲートG10の出力が1)中にパル
スCLが出ていないとき(Q11の出力が1)フリツ
プフロツプFF2がセツトして第10−1図のアン
プQ7をしてコール信号を出力し、LEDAを点灯
する。FF2はSWSでリセツトされる。 第10−4図は表面電位計41の故障チエツク
回路で交流出力でオフ状態を検知してLEDC点灯
する。電位計41のロータの回転による、FET
からの交流信号はアンプQ20,Q21で増巾されQ23
で整流、C20で平滑されて比較器Q22で所定値と比
較され、正常時ではQ22から0を出力する。交流
信号がとだえがちになるとQ22から1を出力す
る。このときQ10からのメインモータ信号が1な
のでノアゲートG4が0に変化してフリツプフロ
ツプFF3はセツトされLEDCを点灯し、コール信
号をG7へ出力する。SWSでFF3はリセツトされ
る。 第10−5図はランプ16の温度ヒユーズTF
(プラテン14付近に設ける)の切断を検知して
コール信号を出力するもので、プラテンの過熱を
検知する。TFが切れるとphc2の出力がオンし
てトランジスタQ30をオンしLEDDを点灯し、ア
ンプQ7にコール信号を出力する。 又、サーミスタ46によるローラヒータの温調
回路があるが、このサーミスタ46とシリーズに
更に温度ヒユーズTF2をローラから離れて設け
る。そしてこの温度ヒユーズTF2の溶断を、上記
TF1切れの検知回路と同様な回路で検知し、コー
ル信号をアンプQ7へ出力しLEDFを点灯させてい
る。 このようにして複写機の安全上重要なプリント
基板や場所は常時チエツクしてコピー動作を即遮
断するようにしている。 <コントローラの動作の説明> 第11−1図は管理コントローラQ1のROMに
格納されたプログラムのシステムフローチヤート
である。 Q1の電源15Vをオンすると(ステツプ0)まず
Q1はキーエントリのためプロープ信号を出力し
診断キー49がオンされたかを判別する。オンを
検知すると続くコピーキーのオンを判別して紙を
上段、下段カセツトから順次送り出して通常のプ
ロセスを実行させ紙センサ、レジストセンサ等の
故障チエツクを行ない、そして故障センサが付い
ているプリント基板の番号をセグメント表示器7
3で表示する(ステツプ1.2.3)。 又数値キー、コピーキーのオンを判別して発振
音を出力し、コピー動作を開始させる信号
STATをシーケンスコントローラQ2に出力した
り、数表示したり、ADF動作可能信号DFEを
ADFコントローラQ3に出力したりする。(ステツ
プ4.5) 又ジヤム信号、、がシーケンスコントロ
ーラQ2から出力されたかを判別し、それまでの
コピー数の減算を行なつたり、その表示変更をし
たりする。(ステツプ6.7) 又サービスマンコール信号CALがQ1に入力さ
れたかを判別し、スタート信号STAT、イネブ
ル信号DFEをリセツトして即メインモータ等を
オフして機械停止する。(ステツプ8.10)又プロ
セスシーケンス経過中におけるシーケンスモード
とくに終了モード(後回転モード)を判別して、
数値キー、コピーキー、割込みキーのエントリ及
び表示の制御を行なうものである。 第11−2図〜第11−4図は管理コントロー
ラQ1の動作を示す詳細フローチヤートである。
15Vパワーオンの後メモリ、オーバーフローフラ
グ、ストツプフラグをクリアし、セツトカウン
タ、コピーカウンタに各1、0を入れ、セツト1
したことを示すフラグINTLをセツトしステツプ
4に進む。ステツプ4〜6は、キー検出後ここを
通過処理毎にブザカウンタLを+1して16回通過
でそのカウンタを0にしてブザー音をオフするス
テツプでありキーエントリ毎に短時間発振音を出
すためのものである。 ステツプ10〜14にてフラグH0〜H5はプローブ
信号の出力毎に順次セツトリセツトをくり返すの
で、同時にセツトされない。従つてあるタイミン
グではキー1つのオンに対して又ジヤム信号の1
つに対して入力ポート0〜3に1つのデータが対
応する。よつてフラグH0で0、1、2、3のど
れか、フラグH1で4、5、6、7のどれか、フ
ラグH2で8、9、C、上のどれかフラグH3
下、STOP、割込み、コピーのどれかを読取るこ
とになり、又フラグH4でサービスマンコール、
シーケンス判別をすることになる。即ち上記桁フ
ラグHの判別で行なう上記処理のサブフローが
各々C、D、E、F、Gに対応する。又このサブ
フローにてエントリ・表示制御、制御キーの判別
と故障表示等も実行する。又ステツプ15以下はジ
ヤムした紙の数をコピー数から減算して表示する
サブフローHである。 数エントリと表示につき説明する。各サブフロ
ーで数値キーのオンを判別するとキーフラグF/
KEYをセツトする。例えばサブフローCにてス
テツプ161〜164の実行にてF/KEY1をセツト
し、0、1、2、3のどれかが入力されたことを
示す。165にてその値をQ1中のメモリTMに格納
し、オーバフローフラグ、即ちセツト1か否かの
フラグを判別し(ステツプ166、167)、セツト1
であれば0キーを除いてセツトメモリSET1(1
桁目)にメモリTMの数を格納し、表示器72の
一桁目に表示しブザー信号BZをオンする。更に
同じ数キーをオンすると、ステツプ161を介して
ステツプ175でリセツトされたキーフラグF/
KEY1によつて、再びステツプ163〜172を実行す
る。メモリTMに格納したその数は、ステツプ
168でSET1の数をSET2へ移して空いたSET1へ
格納される(ステツプ171、172)。従つて表示器
72の一桁目にSET1の、2桁目にSET2の数を
表示する。ステツプ168でオーバフローフラグ
F/OVFをセツトするので、3回目の置数は受
付けられない。尚サブフローD、Eによるキー検
知によつてもこのステツプ165以後を実行し前述
の如き格納と表示及ブザ発生を行なう。桁パルス
が数μ秒周期で常時発生しているのでサブフロー
C〜Hをスキヤン方式で実行でき、かつキーオン
等の時間に間合つてキー等の入力をセンスするこ
とができる。 又ステツプ160において診断キーのオンを検
知したならば第11−4図のセンサ診断フローを
実行し、不良センサ基板をセグメント表示器72
で表示する。 又サブフローFにおけるステツプ106で割込
みキー検出してステツプ105で数等のデータを
退避した後は、割込みコピー終了後サブフローG
における終了モードの判別(ステツプ65〜72)
で、ステツプ105において退避していたデータを
再びRAM内のメモリSET、COPY等にリコール
する(ステツプ69)。割込みデータは退避して空
いたRAMのその場所(SET1、SET2等)に格納
するので前記の如く、割込みデータをセグメント
表示する。カセツトデータはステツプ77でUL信
号として出力し、表示に寄与する(ULが1のと
き下段表示)。 又サブフローHにおけるステツプ35でプラテン
上のスイツチオフでステツプ55で点灯した表示器
をオフする。 又サブフローGにおいてステツプ40でサービス
マンコール信号を検知すると、コピー開始信号
STAT、ADFイネブル信号のDFEオフしセグメ
ント表示をくり返し(ステツプ42、43′)キーエ
ントリーを不可にする。この中でタイマサブルー
チンは表示をコール時以外と同じ明るさにするべ
く点滅のデユーテイー比をサブルーチンのみに比
べて上げたものである。従つて警告を顕著にする
意味で通常より明るくすることも可能である。 ブランク露光信号S8とACトランス制御信号S10
(タイミング信号でプロセスシーケンスのモード
判別)との関連によりコピー状態を解読しプロセ
スシーケンスモードを判別する手順を第5−3
図、第11−2図〜第11−4図を参照して説明
する。この2つの信号状態は上記の図の如く○た→
○あ→○か→○さ→○か→○さ→○か→○あ→○たの順
に変化して
いく。この流れを管理コントローラQ1は監視す
ることによつてコピー状態を把握しキーエント
リ、ADFイネーブル条件を決定している。とく
に管理コントローラはコピーを開始した時点とし
て○イの瞬間、コピーカウンタのカウントアツプチ
エツクするためコピーサイクルの終了した時点と
して光学系が前進から後進へ切換る○ロの瞬間、後
回転サイクルに入つた○ハの瞬間コピー動作全てが
終了した○ニの瞬間をとらえるようになつている。
この正常コピー状態の推移は以下の如く示され
る。その結果第5−4図の如くプロセスシーケン
スの第1静止帯、第1コピーサイクル帯、後回転
帯、第2静止帯、第2コピーサークル帯を判別
し、キーエントリ、表示等を制御する。 以上の解読を管理コンピユータQ1に於いて具
体的にどう実施しているかをフローチヤートで説
明する。それはステツプ40〜79に示される。第1
静止モードを意味する○たの時間帯の流れは40−44
−61−63−64−78−79−73〜を通る流れである。
つまりステツプ44でシーケンスコンピユータQ2
からのブランク信号S8のオフ状態を判別しかつス
テツプ61でACトランス信号S10のオフを判別し、
そしてステツプ63で○たの時間帯であることをF/
AとしてRAMに記憶する。そしてF/C,F/
STOPはセツトされていないのでステツプ79にて
DFイネブル信号を出力ポード3から出力する。 次にコピー開始○イの瞬間は前記のF/Aを利用
して40→44→45→46→47→48を通る流れで検知さ
れる。つまりブランク信号S8のオンACトランス
信号S10のオフを判別(ステツプ44、45)して、
F/Cをセツトし、ステツプ122でコピー表示器
を0にする。 次に○あの瞬間は40→44→45→46→47→49→4を
通る流れである。 次に前回転モード○かの時間帯の流れは40→44→
45→56→57→4を通るつまりステツプ45で更に
ACトランス信号オンを判別しステツプ56でF/
Gを記憶する。 次の前進モード○さの時間帯は40→44→61→62→
4を通るルートであつて、その区間であることを
ステツプ62にてF/Bとして記憶する。 ○さから○かへ切換る瞬間(光学系反転時)○ロはブ
ランク信号、AC信号オンなので前記○さでセツト
されたF/Bを利用して40→44→45→56→57→58
→59を通るルートで検知される。それによつてコ
ピーカウンタを+1、セツトカウンタと一致して
いるかを判別する(ステツプ58、59)。一致して
いないときコピーがリピートされる場合には、○か
→○さ→○か→○さの時間帯が繰返され、コピーカウン
タを+1する動作が持続される。 ここで、セツト数完了、ストツプキーオン等で
コピーサイクルが終了して後回転へ入つて行く場
合は○ロの瞬間から2クロツク分だけ○かの時間帯を
つくりその後○ハの時点となるようにしている。○ハ
の瞬間は、○かの区内であることを記憶している
F/Gステツプ49を利用して、40→44→45→46→
47−49→50を通るルートで検知されスタートモー
ドでなければDFイネブル信号(ステツプ53)を
出力する。 続く○あの時間帯は前記の○あと同様のルートを通
る。そして、コピー動作の停止する瞬間である○ニ
の瞬間は○あの後であることを記憶している。F/
Cを利用して40−44−61−63−64−65を通るルー
トで検知される。 (終了モードの遅延判別) ACトランス制御信号S10のオフ(電圧切換え)
を○ロの瞬間から若干遅らせる理由につき説明す
る。 シーケンスコントローラによるコピープロセス
の続行を管理コントローラQ1からのコピー指令
信号STATによつて行なつており、○ロの時点で
はシーケンスコントローラは、管理コントローラ
ーからのコピー指令信号STATが1か0かを判
別し、1ならばコピー動作を続行し、0ならば、
前記後回転モードに入る。しかし、管理コントロ
ーラ側にしてみれば、○ロの瞬間を検知することス
テツプ58のコピーカウントをすることそしてステ
ツプ57の判断を行なうこと及びその3を済ました
後、シーケンスコントローラにコピー指令信号
STATを出すまでには、どうしてもある時間遅
れが生じる。すなわち、コピーカウンタとレツト
カウンタの一致を判別しコピー指令信号をリセツ
トするのに遅れを生じるからである。従つて、も
し、シーケンスコントローラが○ロの瞬間で、管理
コントローラの保持してきたリセツト前のコピー
指令信号を見てしまうと、1として判別し続けて
コピーサイクルへ実行することになり不都合を生
じる。そこで、シーケンスコントローラは○ロの瞬
間から2クロツク(約11msec)遅れた時点でコ
ピー指令信号を判別するようにしている。そし
て、この時点で、Q1からのコピー指令信号
STATが1ならば再び前進クラツチCL1をフルオ
ンしてコピーサイクルを実施し、0ならばACト
ランス制御信号S10をリセツトしてACチヤージヤ
ーの成分電圧を下げて後回転サイクルへ実行す
る。 後回転サイクルが、コピー中断モード(紙な
し、カセツトなし、キーカウンタなし等による)
で生じたのか、コピー終了モード(コピーカウン
タのカウントアツプ、ストツプキーオン等によ
る)で生じたのかを管理コントローラQ1が判別
する点を説明する。 第4図から明らかな様に、管理コントローラ
Q1には、コピー中断すべきかどうかを判別する
ための入力情報はない、その全てはシーケンスコ
ントローラQ2に入力されている。つまりカセツ
ト紙なし信号PEP、カセツト信号、、、
ウエイト信号WT等がポート14〜10に入力され
る。又、一方コピー終了モードであるかどうかを
判別する情報は全て管理コントローラQ1に入つ
ている。つまりSTOPキーがポート1に入力さ
れ、コピーカウンタCOPYのカウントアツプ信号
がQ1で判別されることから明らかである。 従つてコピー中断モードの場合は、反転2クロ
ツク後の○ハに達した時点で管理コントローラQ1
のコピー指令信号STATが1になつているにも
拘らずシーケンスコントローラQ2はACトランス
制御信号S10を一方的にリセツトするので、この
ことを検知することによつてコピー中断モードで
後回転に入つたことを判断できる。即ちフローチ
ヤートに於いて○ハの瞬間は前述の如くステツプ49
−50で検知される。そしてF/Hのコピー指令信
号フラグはリセツトされていないのでコピー中断
モードの時○ハの時点でもコピー指令信号は依然と
して1になつている。従つて51−52−4のステツ
プを実行する。その中で、ステツプ52に於いて
F/Stopはコピー中断モードであることを記憶
する為にあり、これをセツトすると供に、コピー
指令信号(STAT)とF/Hをリセツトする。 一方、コピー中にSTOPキーが押されると、そ
の時点でコピー指令信号(STAT)とF/Hを
リセツトする。即ちエントリフローFに於いてス
テツプ98−99−100のルートでそれぞれを行なう。
又○ロの時点でコピーカウンタとセツトカウンタと
が等しくなると、その時点で同じくコピー指令信
号とF/Hがリセツトされる。即ちフローチヤー
トG、Fにおいて56−57−58−59−60−100のル
ートでそれを行なう。尚ステツプ60にてADFイ
ネブル信号を出力する。従つて以上よりコピー終
了モードの場合は○ロに達する以前にコピー指令信
号とF/Hがリセツトするので、○ハの時点の判断
としてステツプ49−50−51−53のルートを通る。
よつてF/STOPをセツトしないで、後続のシー
ケンスでコピー終了モードと判断される。 ADFイネブル信号(DFE)の制御とADFスタ
ンバイ信号(STB)による通常コピー動作、
ADFコピー動作の説明をする。 ADFは基本的にそのコピーサイクルの終了
(光学系の走査のための前進終了時点)で作動を
開始し、後回転中に原稿を原稿台上に達し、残り
の後回転を省略し、すぐに次のコピーのための前
回転に入る様にして、コピースピードを高めてい
る。従つて、管理コントローラからADFを作動
させても良しという意味のADFイネブル信号
DFEは前記の○ハの時点で、色々の条件(いかな
る場合の○ハか等)を考慮し発生しなければならな
い。又このADFイネブル信号は次のコピー開始
時にリセツトする。この色々の条件は下記の場合
を示す。 (1) 第1静止時間帯 (1)−1 通常のMSWオン後は全てのキーを受け
つけ、DFF信号セツトする。 (1)−2 ジヤムのままMSWオンの後は全てのキ
ーが入らない。ジヤムリセツト後は(1)−1と
同じ。 (1)−3 サービスマンコールのままMSWオンの
後は全てのキーが入らない。 (2) 第1コピー時 (2)−1 コピーボタンによるときコピーカウンタ
を0にしDFE信号をリセツトする。 (2)−2 オリジナルスタンバイ信号STBのオン
によるときも(2)−1に同じ。 (3) コピーサイクル (3)−1 通常のコピーサイクルのときは(又はジ
ヤム解除後、STOPキー後、紙なし後、
CCPYカウントアツプ後)割込みキーと
STOPキーのみ受けつけられる。但し、割込
みキーが受けつけられるとメインモータ停止
まで全てのキーを受つけない。 (3)−2 割込みコピーサイクルのときはSTOPキ
ーのみ受けつけられる。 (3)−3 ADFコピーサイクルのときはSTOPキ
ーのみ受けつけられる。 以上の動作をフローチヤートにより説明する
と、 (1)−1の動作は、フローGにおいて40−44−61
−63−64−78−79を通るルートでステツプにより
通常このループを通つている間(第一静止時間)
イネブル出力がセツトされる。 (1)−2の動作は、フローHにおいて15−20−21
〜34へ至るルートで実施されかつステツプ31で常
時DFE出力がリセツトされる。 (1)−3の動作はフローGにおいて40−41−42−
43のルートで実行され常時DFE出力がリセツト
される。 (2)−1の動作は、フローG、フローKにおいて
40−44−45−46−47−48−120−122−123−124を
通るルートで実行され、DFE出力はステツプ123
でリセツトされる。 (2)−2の動作は15−16−17−35−37−38−39−
111−94を通るルートで実行されコピー指令信号
STATが出力される(ステツプ94)。尚ADFから
のスタンバイ信号STBは38で検知される。 (3)コピーサイクル中各フローにおいてコピーフ
ラグF/COPYが1なので割込みストツプのエン
トリ以外エントリセツトの動作していない。 (4)の後回転サイクル時のキーエントリ、ADF
イネブルについて。 ADFイネブルはコピーカウンタCOPYのカウ
ントアツプの時及びSTOPキーによる時にのみセ
ツトされるが、これは○ハの時点でF/Hすなわち
コピースタート信号がすでにリセツトされている
ことを判断して行なわれる。従つてステツプ50−
51−52を通り、51でF/Hが判別され、53でイネ
ブル信号DFEがセツトされる。 又、コピーサイクルの時は、割込みキーは受け
つけられないが表1のコピーサイクルでは割込み
キーは受けつけられる。割込みキーが押された時
点でF/Hはステツプ106〜100によつてリセツト
されるもので○ハの時点ですでにF/Hは0として
ステツプ処理する。従つてステツプ50−51−53を
通り51でF/Hが判別されステツプ53でDFEが
セツトされる。 又ストツプモード(紙なし、キーカウンタな
し、ジヤム等)でコピー停止中このモードを解除
した後クリアキーを押した場合、原稿台上にある
原稿に対するコピーはキヤンセルされたものとし
て、ADFイネブル出力をセツトする。この動作
はエントリフローチヤートEの135−136−3を実
行した後フローチヤートGの40−44−61−63−64
−78−79を実行する際に行なわれる。つまり3で
STOPモードあることを記憶しているF/STOP
をリセツトし、その後78でF/STOP=0を判別
し、79でDFEをセツトする。従つてADFは爪8
6を上げベルトモータ(ベルト89)を作動して
オリジナルを排出する。 (3)−1、(3)−2の動作について。 コピーサイクルであることを示すF/COPYは
第5−4図○イの瞬間つまりステツプ48でセツトさ
れる。そして0〜9、C、上(カセツト)のキー
がF/COPYが1の間エントリされない事実は、
ステツプ130から4、ステツプ147から4、ステツ
プ159から4へジヤンプすることで明らかである。 下、STOP、割込み、コピーキーについては、フ
ローチヤートにおいてステツプ80−81−82−83−
84−85−86−101へ通じるルートを通り、101〜
111の間で検知される。ここでF/Eとは後回転
状態を示すフラグであり、○ハの時点(ステツプ
50)でセツトされる。従つて101−108を通るルー
トは後回転中を指し、101−102−106を通るルー
トはコピーサイクル中を指し、101−102−103を
通るルートは静止中を指す。よつてコピーサイク
ル中に受けつけられるキーはステツプ106の割込
みキーとステツプ98のSTOPキーとなる。そして
コピーサイクル中に割込みキーが受けつけられる
と、ステツプ107でF/割込みがセツトされる。
そうすると、ステツプ126、143、155、84でフラ
グF/割込みが判別されるので、エントリを受付
けず全て4へジヤンプしてしまう。よつて何らの
キーが受けつけられなくなる。後回転終了してメ
インモータ停止後はステツプ65からステツプ66−
70−71−72を経てステツプ105を実行するもので
セツト数、コピー数、カセツト数、各フラグを
RAMの別の所へ退避させ割込みランプ74を点
灯する。従つて紙の排出を確認して表示を0にす
るのでジヤム判別、コピー数が正確となる。 (3)−3について ADFからのオリジナルSTAND−BY信号の検
知はステツプ38で行なわれ、以後のコピーサイク
ルがADFモードであることをF/DFとして記憶
するステツプ39。そしてこのF/DFはコピーサ
イクルと後回転の期間セツトされており、○ニの時
点でつまりステツプ65でリセツトされる。そし
て、8、9、C、上のキーは、ステツプ128−129
−4へ行くルート、ステツプ128−130−4へ行く
ルート、又ステツプ145−146−4へ行くルート、
ステツプ145−147−4へ行くルート、ステツプ
157−158−4へ行くルート、157−159−4へ行く
ルートで全て4へジヤンプしてしまうので、キー
フラグはセツトされず受け付けられない。更に、
下、STOP、割込み、コピーキーについては、後
回転中ステツプ86−87−4を実行するので同様に
全てを受けつけない。又コピーサイクル中はステ
ツプ86−87−88−98−99−100を通り4へジヤン
プするかステツプ98にてSTOPキーのみ受け付け
られるようになつている。それによつてADFコ
ピーにおける種々の諸動作や表示のはん雑さを可
能な限り少なくしている。尚ステツプ98にて割込
みキーも受付けるようにし割込みキーのときステ
ツプ106に進むようにすることも可能である。 (ジヤム枚数表示の補正) 第4図においてシーケンスコントローラQ2
ジヤム信号の、、及びは第2図操作部表
示マーク69,68,67及び66を点滅表示す
る。 第5図において、給紙口センサ36,37で給
紙ミス、斜行検知したときつまり、のタイミ
ングチエツクでジヤム検出したときジヤム信号4
をセツトし、3のタイミングチエツクで転写部ジ
ヤムを検出したときジヤム信号3を、4のチエツ
クで定着部ジヤム(センサ40への遅延)検出し
たときジヤム信号2を、5のチエツクで排出部ジ
ヤム(センサ40上の滞留)検出したときジヤム
信号1をセツトして出力する。そこで、コピーカ
ウンタCOPYは光学系の反転時(○ロの瞬間)に+
1されるので、ジヤムの発生する瞬間がそれより
前か、或いはどれだけ後かによつて減算する数が
異なつてくる。即ち、各ジヤム信号の出力に対し
て第5−1図、第5−2図から分かる如くハーフ
サイズの紙が出口滞留したとき最大2を感じ、給
紙部、転写部ジヤム時は減じない。更に他の条件
も考慮させねばならない。
【表】 すなわちジヤムによるコピー枚数保証の為の減
算はジヤムした場所(ジヤム信号〜)、紙サ
イズ、後回転中のタイミング(DCトランス切換
時期)の3つの要素により影響を受ける。 これらの減算はフローチヤートHにより行なわ
れる。第4図に於いてジヤム信号〜はセツト
パルスI1の所定タイミングでポート0〜3へ入力
されているので、このいずれかのジヤム信号がセ
ツトすると第11−2図、第11−3図に於いて
15−20−21〜34を通り再び15へ戻るルーチンを実
行する。22はコピーカウンタCOPYが0のとき
減算を禁止するためにある。給紙部ジヤム(給紙
ミス、斜行)転写部遅延ジヤム信号、はいず
れの場合も減算しないので15−20−21−22−23−
29−30を実行する。上記の場合は、23−24で−
1し25−26−27−28−30なので更に−1して計−
2する。の場合は、23−24−25−26−27−30の
ルートで−1する。、の場合は23−24−25−
30のルートで−1する。、、のケースは23
−29−28−30を実行して−1する。減算後表示ス
テツプ32によりカウンタCOPY内容をセグメント
表示する、尚ステツプ9、32の如きSUBDISPは
RAMのカウンタSET、カウンタCOPY内容をセ
グメント表示器72,73でダイナミツク表示さ
せる周知のサブルーチンである。 (特別な時間帯における機械の故障診断) 本発明の特徴である光学系の有無を検知するセ
ンサの診断動作について説明する。 本発明の目的の1つは、サービスマンがユーザ
から故障警報があつた場合、機械部品、電気部品
いずれかの故障で紙づまりが発生するのか更には
電気部品であればどのユニツトが故障しているの
かを明確にした警告が可能で持参すべき部品をサ
ービスマンに容易に指示できると供に、ユーザサ
イドでの故障チエツクを容易ならしめ不可動時間
を大幅に減少せしめることにある。具体的には、
本例に於いてチエツクする電気部品は、それに不
具合が生じた場合ジヤム表示にしてしまうもので
あつて、上段斜行センサ37(3つあるので以下
、、、とする)、下段斜行センサ36(3
つあるので以下、、、とする)、紙転写セ
ンサ35、第2レジストセンサ39、紙排出セン
サ40の9つである。 又、他の目的は、破損センサのついたプリント
基板がどれかを数でセツトカウンタのセグメント
表示器72に示すことである。 又、通常のコピー中では、これらの内紙センサ
36,37は給紙ミス、斜行及35,40はジヤ
ム検出用に用いているので、これらのセンサ自身
をチエツクしたいときはコピーサイクル以外の特
別な時間帯にその旨機械自体に情報を入れて行な
うものである。その時はジヤム検出機能を殺し、
これらのセンサ部の作動状態をチエツクすべく、
紙を上段から一枚送り、コピー動作を完了させ、
次に自動的に下段から一枚送り、そしてコピー動
作を実行させることにより、その過程で作動すべ
き以上各センサの動きを管理コントローラでモニ
ターするものである。そしてそのモニタで検出し
た故障しているプリント基板を予め決められた番
号でセツト枚数セグメント表示部72で示す。こ
の具体的な操作は第1図の全体外部の該当個所に
設けた自己診断ボタン49を押すとその自照式キ
ースイツチのランプが点灯されるとともにそれま
で点灯していたセグメント表示器72,73の表
示が消える。 第4図に於いて、診断スイツチ49を押すと管
理コントローラQ1の入力ポート9が0になつた
ことをQ1は検知し、診断モードとして出力ポー
ト4、5に出力セツトする。これにより第7図の
如く診断ボタンに設けたランプを点灯させると供
に、シーケンスコントローラQ2の入力ポート9
(これはジヤムリセツト端子であり筐体ドアが閉
じてドアスイツチオンのままではこのポートの0
でシーケンスコントローラQ2はジヤム殺しと判
別する)を0にする。つまり第4図でスイツチ信
号SWSが入力されかつジヤムリセツト信号RSが
入力して紙トラブル検出をオミツトするのであ
る。又、第4図のゼロサプレス用の出力ポート1
9もセツトされセグメント表示部72,73が消
える。 これを第11−3図、第11−4図のフローチ
ヤートにより説明するとまず診断スイツチ49が
押されるとエントリフローチヤートCにおいてス
テツプ155−156−157−158−159−160のルートが
実行されているとき、ステツプ160でそのオンが
検知され、第11−4図のSへステツプジヤンプ
する。管理コントローラは直ちにセグメント表示
部72,73を消す為出力ポート19の出力をセツ
トし(ステツプ176)そして177−178−179と進み
カセツトを上段指定し、診断ランプの点灯出力
(出力ポート5)をセツトする。その後ステツプ
180でコピーキーの押されるのを待ち、押された
のを入力したならば181でコピー指令信号STAT
を出力ポート1にセツトし、その信号をシーケン
スコントローラQ2は読取つてコピー開始せしめ
る。182では管理コントローラがブランク露光信
号S8の立上りを検知しコピー開始したかどうかを
検知している。開始したことを検知すると、184
でまず第2レジストセンサ39(第1図)の出力
状態を判別する。このセンサ出力はこの時点では
まだ1レベルになつているはずであるが、作動状
態の0であれば221−219−220のルートを通りそ
の旨の故障をセグメント表示する。一方正常なら
ば次に186でブランク露光信号S8が0になるのを
検知する。この時点は第5−1図、第5−2図の
タイムチヤートより明らかな様に給紙された紙が
上段斜行センサ、、上に達して既に1枚目
のコピーサイクルに入つている。そこでステツプ
187でコピー指令信号STATをリセツトし出力ポ
ート13の桁出力フラグをセツトしておき、且つ、
188、189、190で各斜行センサの動作状態をチエ
ツクする。これらのセンサは、本来紙検知してい
るとき0レベルになるはずで、1レベルのとき故
障とみなす。即ち斜行センサが異常なとき188
−222−219−220のルートで「3、0」を、斜行
センサが異常なとき189−223−219−220のルー
トで「1、0」を、斜行センサが異常なとき
190−224−219−220のルートで「2、0」を表示
する。もし上段斜行センサ、、が正常なら
ば188〜192を実行する。 この後、正常な場合は、ブランク露光信号が0
になつた時点から184ドラムクロツク計数する時
間内に第2レジストセンサが光学系によつて動作
され0レベルを出力するはずである。従つて
RAMのカウンタ域CNTに184を格納しその減算
計数と出力検知をステツプ193−197で行なつてセ
ンサチエツクしている。もし、CNTが0になる
までの時間内でレジスト信号RGが0となれば
194−195のルートでキヤリフラグCarryがセツト
される。それは、184クロツク計数後ステツプ198
で正常として判別される。もし、この期間内にレ
ジストセンサの出力0レベルが検知されないとス
テツプ198から225−219−220が実行され「6、
0」が表示される。 又、第5−2図から明らかな様に184ドラムク
ロツクを計数した時点は一枚目の紙が紙転写セン
サ35を作動している時間でありセンサ35は0
レベルを出力しているはずである。従つてステツ
プ200で、そのセンサの動作状態を判別して1レ
ベルならば200−226−219−221と進み「4、0」
を表示する。0ならば、201以降を実行する。 次のステツプ202は第5−3図○ハの時点にシー
ケンスが至つたことを検出するものでシーケンス
コントローラQ2のAC信号で判別する。この後
200ドラムクロツク計数した時点は、第5−2図
より明らかな様にコピー紙が紙排出センサ40に
達しているときである。従つてその計数が203〜
206で実行されステツプ208で紙排出センサの作動
状態がチエツクされる。本体このセンサはこの時
点で0レベルを出力するが、もし1ならば、故障
とみなして208−227−219−220を実行して「5、
0」を表示させる。0ならば正常とし209〜210へ
進む。 210は最後のコピー動作が終了するのを、ブラ
ンク露光信号のオフになることで検知するステツ
プである。211は、カセツトを下段に切換えると
共に、再びコピー指令信号STATを出力ポート
1から発生せしめ、シーケンスコントローラQ2
によるコピー動作を開始せしめる。そして212は
前記の186の場合と同様に、コピー紙が下段斜行
センサ群37に達する時点として、ブランク露光
信号のオフになるのを検知する。その後、214で
はすでにコピーサイクルに入つているので、コピ
ー指令信号STATを解除し、215、216、217で下
段斜行センサのチエツクを行なう。そして本来こ
の時点で0になつているはずのものが1ならば故
障と判断し下段の斜行センサが故障のとき215
−228−219−220のルートで「13、0」を同が
故障のとき216−229−219−220のルートで「11、
0」を、同が故障のとき217−230−219−220の
ルートで「12、0」を表示する。もし、これまで
の過程で全てのセンサが故障しなければ218−219
−220のルートで「88、00」を表示する。尚コピ
ーカウンターの表示器73は00を表示する(ステ
ツプ219)。 第12図はシーケンスコントローラQ2による
シーケンス制御のためのプログラムフローチヤー
トである第5−1図、第5−2図のタイムチヤー
トを参照して説明する。 メインスイツチオンによりCPUに電源投入さ
れると、RAMをクリアして、ウエイトランプを
点灯する(ステツプ0)。まずジヤムリセツト信
号RSが電源信号SWSとともに入力されていない
かを検知してジヤムチエツクステツプ等をオミツ
トするためのジヤム殺しを判別し、そうであると
きジヤム殺しフラグをセツトする。(ステツプ
1)。ジヤム殺しがないときジヤム検出用のセン
サ36,37,35,40上の紙検知を行ない、
紙があるときそのセンサ場所を前述の如く操作部
(第2図)の65〜69のマークで点滅表示する
(ステツプ3)。ジヤム殺しのときはこのステツプ
を実行しない。次にウエイト信号WTを検知して
ウエイトアツプするまで待機し、ウエイトアツプ
しても、カセツトなし、カセツトの紙なしのとき
そのループをぬけない(ステツプ3)。ジヤム殺
しのときはこのルーチンを実行せず、ウエイトラ
ンプオフ信号WTLをQ2から出力する。段指定さ
れたカセツト信号〜を検出してフル、ハーフ
の判別と各サイズ判別を行ない、各フラグセツト
する(ステツプ4)。次にスタート信号STATが
管理コントローラQ1から出力されたかを検出し、
スタートのときはメインモータ信号S、ブランク
ランプ信号S8、全面ランプ信号S9及び光学系の停
止位置に光学系をセツトするように後進信号S7
出力する。停止位置に有れば1次高圧信号S11
出力する(ステツプ6)。その後クロツクパルス
CLを30カウントするとACトランス信号S10を出
力しACの一成分を強張させる(ステツプ7)。更
に312クロツクカウントするとカセツトなし紙な
しの再チエツクのスタート信号STATがオフに
なつたかを検知しオフのとき信号S1、S8〜S10
オフしてステツプ1に戻る(ステツプ8)。スト
ツプでないとき給紙信号S2を出力してカセツトか
ら紙給紙し40クロツクカウント後信号S2のオフと
同時に第1レジスト信号S3をオンして、略タイミ
ングをとつて第2レジストローラへ向けて紙給送
する。 次に54クロツクカウントしてハロゲンランプ1
6を点灯する(スイツチ10)この間に、紙が給
紙口センサ36の1つに達して(信号CPOS1)
から他の1つに達する(信号CPOS2)に要する
までのドラムクロツクパズル数をカウント(タイ
マ4の作動)して、紙の斜め送り(斜行)をチエ
ツクする。つまり所定数以上のクロツク数のとき
斜行と判断してジヤム信号を出力し、かつ次の
給紙を停めプロセスを中断する。ハーフサイズの
ときはCPOS1の発生から上記他のセンサより短
い位置にある、更に他のセンサ(信号CPOS3)
に達するまでの上記パルスCL数をカウントして
以上の斜行チエツクを行なう。 次にランプオン後23クロツクパルスして光学系
前進信号S6、現像器駆動信号S12出力する。但し、
前進クラツチには徐々に電圧印加してシヨツクを
防止する(ステツプ11)。光学系停止位置から光
学系が離れると信号OHPを入力して、ブランク
ランプ信号S8をオフし再び第1レジストローラ信
号S3をオンしそして前進クラツチにフル電圧を印
加してスキヤンを印加する(ステツプ12)。尚ラ
ンプオンの時期に紙がセンサ36上を通過中のは
ずなのでランプ信号オンのときセンサ36をチエ
ツクして紙検知してないとき給紙ミスと判断しジ
ヤム信号を出力する。次にレジストセンサ39
光学系が達して信号RGを入力すると第2レジス
トローラ信号S4を出力する(ステツプ13)。OHP
オンから175クロツクカウントするとサイズフラ
グを判別して更にフルサイズ用のクロツクカウン
ト157をして信号S5、S6をオフしてランプを消し
前進を停め、S7、S8をオンして光学系を復動すべ
く後進開始とブランク点灯を行なう(ステツプ
14)。このブランク信号S8は管理コントローラQ1
に入力されAC信号S10の1の条件でコピーカウン
タCOPYを+1する。管理コントローラQ1は前
述の如くRAMのセツトカウンタSETとコピーカ
ウンタが等しいか否かを検知してコピー終了を判
別し、その一致のときスタート信号STATをオ
フしてシーケンスコントローラQ2を後回転制御
モードへ移す。Q2はS7、S8のオン後2クロツク
カウントし、STATのオフを判定してAC信号S10
をオフするもので、この理由は前述した。Q1の
コピーカウンタがカウントアツプしておらず
STATがオンのときは先の給紙ステツプ9へジ
ヤンプしくり返しコピーを続行する(ステツプ
15)。STATオン時は150クロツクカウントして
S11をオフしDCトランスを切り、更に260カウン
トしてS1をオフする。ACトランスはこのとき第
5−1図、第5−2図の如く徐々に電圧低下して
オフし急オフ時による表面電位のピークムラを防
止する(ステツプ16、17)。又S1をオフしてもド
ラムは若干回るのでそれを見込んで0.5秒のタイ
マを作動し、そのタイムアツプ後S8、S9をオフし
て極力ドラム停止時の電位ムラを防止している
(ステツプ18)。そしてジヤム殺しをリセツツトし
てステツプ1にジヤンプするものである。以上の
プロセス中クロツクパルスDCPをカンウトする
ことで時限動作するタイマT5を第5−1図、第
5−2図のタイミングで作動しそのカウントアツ
プ後センサ35の紙有無をチエツクし紙なしのと
き遅延ジヤムを出力する。又タイマT2を作動
してタイムアツプ後センサ40の紙有無をチエツ
クし紙なしのとき遅延ジヤムを出力する。又タ
イマT3を作動してタイムアツプ後センサ40に
紙有のとき滞留ジヤムを出力する。ジヤム信号
〜は管理コントローラに入力され前述の如く
表示減算の条件信号となる。そしてこの信号〜
のいずれ1かによりジヤムリレー(不図示)を
作動してCPU電源をコネクタ側から入力するよ
うにする。従つてドアを開いてもメインスイツチ
(MSW)をオフしてもRAM状態は保持される。
但し他の電源はカツトされるので表示は消える。
又ジヤムのときそのプロセスを完了させて第5−
4図示の後回転サイクル4にジヤンプし第2静止
状態に入る。尚リセツトスイツチ47(第1図)
をオンするとコントローラQ2は信号RSを読取つ
てジヤム出力〜をオフしてジヤム解除する、
又給紙部ジヤム信号はカセツトなしを読取つて
解除される。又管理コントローラQ1からのスタ
ート信号STATがストツプ、コール信号等でオ
フしたとき、カセツトなし紙なしがシーケンスコ
ントローラQ2で検知されたとき、そのときのプ
ロセスは中断せず最後まで実行しかつ後回転終了
せしめて初めて待期(静止)状態にするものであ
る。 以上説明した様に本発明によれば、可動部材の
有無を検出するセンサのチエツクを行うとき、可
動部材をシーケンス動作させて、可動部材がセン
サヘ到達する以前のタイミング及び可動部材がセ
ンサを通過する時間帯でのセンサの出力の有無に
基づいてセンサ異常のチエツクを行うので、適正
なタイミングでチエツクでき、チエツク結果の信
頼性が向上する。 また、自動的に可動部材が移動するので、チエ
ツクのための操作性が向上する。しかも、可動部
材の移動はシーケンス制御されているので、チエ
ツク動作の際に装置を破損させてしまうことも防
止できる。 また、チエツクモードを設定して、チエツク動
作の開始指令に応答してチエツク動作を開始する
ので、いつでも必要なときにセンサのチエツクを
実行できる。
【図面の簡単な説明】
第1−1図は本発明における複写機例の断面
図、第1−2図はADFの断面図、第2図は第1
図の操作部平面図、第3図は本発明における装置
の制御ブロツク図、第4図は第1図の作動制御回
路図、第5−1図〜第5−4図は第1図、第4図
の作動タイミング、制御信号のタイムチヤート
図、第6図はジヤムリセツト診断信号発生回路
図、第7図はセンサ信号発生回路図、第8図はカ
セツト回路図、第9図はカセツト挿着部断面図、
第10−1図はドライバ診断回路図、第10−2
図はメインモータ、クロツク源診断回路図、第1
0−3図は第14−2図の動作タイムチヤート
図、第10−4図は電位計診断回路図、第10−
5図はヒユーズ検知回路図、第11−1図〜第1
1−4図は管理制御フローチヤート図、第12図
はシーケンス制御フローチヤート図である。 図中、Q1……管理コントローラ、Q2……シー
ケンスコントローラ、Q3……ADFコントローラ、
52……テンキー、54……コピーボタン、55
……割込みキー、72,73……セグメント表示
器、65〜69……ジヤム表示器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明な載置台上に載置された原稿を露光走査
    する像形成装置において、 像形成のために原稿を露光走査し、その移動状
    態が上記載置台を介して視認可能に配置された可
    動部材と、 上記可動部材の移動路上の所定の位置に設けら
    れ、上記可動部材の有無を検知する検知手段と、 上記可動部材により走査された原稿の画像を記
    録媒体に形成する像形成手段と、 上記可動部材をシーケンス制御すると共に、上
    記検知手段からの出力に基づいて上記像形成手段
    をシーケンス制御する制御手段と、 上記検知手段が正常に検知動作を行うか否かを
    チエツクするチエツクモードを設定する手段と、 チエツク動作の開始指令を入力する手段と、 上記入力手段よりのチエツク動作の開始指令に
    応答して上記制御手段により上記可動部材をシー
    ケンス動作させ、上記可動部材が上記検知手段へ
    到達する以前のタイミングでの上記検知手段の出
    力の有無及び上記可動部材が上記検知手段を通過
    する所定の時間帯での上記検知手段の出力の有無
    とを判定し、上記タイミングで上記検知手段が上
    記可動部材を検出していない状態であり、かつ上
    記時間帯に上記検知手段が上記可動部材を検出し
    た場合以外は上記検知手段が異常であると判定す
    るチエツク手段と、 上記チエツク手段により上記検知手段の異常が
    検出されたとき、異常が検出されたことを表示す
    る手段とを有することを特徴とする像形成装置。
JP61107353A 1986-05-10 1986-05-10 像形成装置 Granted JPS6258236A (ja)

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