JPH0361035A - 蛇腹部をもつ物品の製造方法 - Google Patents

蛇腹部をもつ物品の製造方法

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JPH0361035A
JPH0361035A JP19706389A JP19706389A JPH0361035A JP H0361035 A JPH0361035 A JP H0361035A JP 19706389 A JP19706389 A JP 19706389A JP 19706389 A JP19706389 A JP 19706389A JP H0361035 A JPH0361035 A JP H0361035A
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bellows
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spot
thin
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Shigeru Yabutani
薮谷 茂
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は蛇腹状のブーツをもつヘッドレストなど、蛇腹
部をもつ物品の製造方法に関する、。
[従来の技術」 自動車のヘッドレストとして、シートとの一体感を向上
させ見映えを向上させるために、ヘッドレストとシート
との間に蛇腹状のブーツを介在させたものが知られてい
る。このブーツの内部にはヘッドレストから延びシート
に係合されるステーが挿通され、ブーツの両端はそれぞ
れヘッドレストおよびシートに固定されている。これに
よりステイを表出させることなく、ヘッドレストの高さ
の調整および角度の調整が可能となっている。なお、ヘ
ッドレストをシートから取外ず場合もあるため、ブーツ
はヘッドレストに一体的に固定され、シート側の端部に
はシートに着脱自在とするための取付金具などが固定さ
れている。
ところでブーツはデザイン上の制約などから、断面が真
円形状ではなく異形断面のものが多い。
そのため取付位置がずれた場合、ブーツの伸縮時に極端
に見映えが悪くなるという不具合がある。
したがってブーツをヘッドレストに固定するときの位置
決めを特に正確に行なう必要があった。
[発明か解決しようとする課題] ブーツをヘッドレストに固定づる場合、ブーツの端面を
ヘッドレストに縫製などで直接固定する方法がある。こ
の場合の位置決め方法として4.4.、ブーツとヘッド
レストのそれぞれに目印を設(ブF1視で位置を合わせ
るのが一般的である。しかしこの方法では人為的誤差が
生じる場合がある。
また、ブーツの端面に硬質の取付プレートを固定し、そ
の取付プレートを介してブーツをヘッドレストに固定す
る方法も考えられる。この場合、取付プレートとヘッド
レストとの位置決めは比較的精度高く行なうことができ
るか、ブーツと取付プレートとの位置決めがかなり困難
である。すなわち、ブーツは通常銅山成形で製造される
が、中子を成形体から抜くときに圧縮空気を成形体内に
吹き込み、成形体を膨張させることで中子を抜いている
(特開昭61−197209号〉。したがって成形体に
穴が存在すると膨張が回動となるため、穴のない成形体
とすることか心束である。そのためブーツには位置決め
穴などを設けることかてきない。また、後加丁で位置決
め穴を穿設することはT数の増大となり好ましくないし
、目印による方法では前述した人為的誤差が生じる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
蛇腹部に穴を設【′Jることなく、物品への取イ1け時
の位置決め精麿を向上させることを目的とする。
[課題を解決でるための手段4 本発明の蛇腹部をもつ物品の製造方法は、一端面に複数
のスポット状薄肉部をもつ蛇腹部を成形にまり形成する
蛇腹部形成]二程と、一面側に突出する複数のカイトピ
ンをもち蛇腹部の内周形状に対応する形状の取付プレー
トのガイドピンを蛇腹部の内側からスポット状薄肉部を
破って外側へ突出させその後取付プレー1〜と蛇腹部と
を一体的に結合する結合工程と、蛇腹部より突出するガ
イドピンを物品の位置決め孔に挿入して位置決めし取イ
」プレートを物品に固定することで物品と蛇腹部とを一
体的に取付ける取付工程と、よりなることを特徴とする
蛇腹部形成工程では成形により蛇腹部が形成される。蛇
腹部は肉厚が薄く戊形材利の流れも複利[であるので、
通常、削出成形法が用いられる。そして従来と同様に、
中子とともに蛇腹部が形成され、圧縮空気などで膨張さ
せることにより中子が抜かれる。
本工程の一つの特徴は、蛇腹部の一端面に複数のスポッ
ト状薄肉部を形成するところにある。このスポット状薄
肉部は、後)ボの結合工程でガイドピンが突刺される部
位であり、取付プレートの位置決め用として設けられる
。したがって取イ」ブレートのガイドピンと少なくとし
同数で、それぞれのガイドピンと対応する位置に形成さ
れる。このスポット状薄肉部の肉厚は、圧縮空気の圧力
で破れることかなく、カイトピンで容易に破ることがで
きる厚さとされる。蛇腹部の′)rA質がオレフィン系
樹脂の場合はo、3mm程度が適当である。スボッ1へ
状薄肉部の肉厚をこのように構成することで、膨張時に
空気が逃げることがなく中子を容易に抜くJと/)<で
き、かつガイドピンで破って位置す 決めを容易に行なうことができる。
なお、蛇腹部の材質としては、各種軟質樹脂、ゴムある
いは樹脂とゴムの混合物など、従来と同様のものを用い
ることができる。
結合工程は、蛇腹部の物品に固定される側の端面に取付
プレートを固定する工程である。取付プレートは蛇腹部
の内周形状に対応する形状をなし、一面側に突出する複
数のガイドピンをもつ。そして蛇腹部の内側からガイド
ピンをスポット状薄肉部に押圧して破り、外側へ突出さ
ける。スポット状薄肉部以外の部分は肉厚が厚くガイド
ピンで破ることか困難であるので、ガイドピンは正確に
スポット状薄肉部と係合する。これにj;り取付プレー
トは正確な位置で蛇腹部と位置決めされる。なお、ガイ
ドピンの数は、2本以上あれば位置決めかでき特に制限
されない。
そして、その位置で取(=Jプレートと蛇腹部とは一体
的に結合される。この結合は、接着、溶着、あるいは機
械的な結合など種々選択できる。
取付工程は、蛇腹部と結合された取付プレー1〜を物品
に取イ1(プる工程である。このときも取付プレー1〜
のガイドピンが物品の位置決め穴に挿入されることで位
置決めされ、取付プレートは物品に固定される。固定手
段としては、機械的係合、ホルト・ナツトによる結合、
ネジ止めなど各種選択できる。これにより蛇腹部は+E
確な位置で物品と一体的に取付けられる。
[発明の作用および効果] 本発明の製造方法では、蛇腹部の成形時にスポット状薄
肉部が形成される。このスポット状薄肉部は取付プレー
トのガイドピンが押圧されることにより破られ、位置決
め手段として機能でる。また、蛇腹部の成形時には穴は
存在Lノないため、圧縮空気の導入ににる膨張により、
中子を容易に抜くことができる。
そして取付プレー1〜と蛇腹部とが一体的に固定され、
物品への固定時にもガイドピンが位置決め手段として機
能する。
したがって本発明の製造方法によれば、蛇腹部と物品の
取イ」【プ位置の位置決めを容易に、かつ精度高く行な
うことかできる。また蛇腹部の成形は従来通りの成形法
で行なうことかでき、カイト穴を穿設する工程も不要で
あるので工数の増大もない。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。本実施例は、第
1図に示すような蛇腹形状のブーツ1をもつ自動車用ヘ
ッドレスト2の製造に本発明を適用したものである。こ
のヘッドレスト2は1−ツ1と固定され、ブーツ1はシ
ート3に着脱自在に固定される。
(蛇腹部形成工程〉 EPDM(エチレン・プロピレンゴム)とPP(ポリプ
ロピレン〉との混合材料から、射出成形により第2図に
断面を示す蛇腹状の成形体1−を形成する。この成形体
1−は金型のゲート部から形成された筒部10と、筒部
10の軸方向に対して直交する方向へ延びる厚肉の板状
部11と、板状部11の周縁部から筒部10の軸方向に
延びる蛇腹部12と、から構成されている。
この成形体1′を成形するには、筒部10を形成する金
型のグー1〜部から、蛇腹部12を形成勺るキャビティ
内へ溶融樹脂を剣山する。ここで蛇腹部12を形成する
キャビティは外型と中子とから形成されている。そして
溶融樹脂が冷却・固化後、外型を外し、特開昭61−1
97209号公報に示されたような治具を用い、成形体
と中子との間に空気を導入する。成形体1′には空気の
逃げ通がないので、蛇腹部12は払径するように膨服し
中子との間が拡がる。これにより中子を抜くことができ
る。
成形体1−の板状部11と蛇腹部12との境界部分には
、リング状の溝部13が形成されている。
この溝部13は薄肉のため手で容易に裂くことができ、
手むしりにて筒部10とともに板状部12が蛇腹部12
から分離される。なお、蛇腹部12の一端部には、4個
のスポット状薄肉部14が形成されている。このスポッ
ト状薄肉部14はそれぞれ円形であり、蛇腹部12の一
般肉厚は1.2mm、スポット状薄肉部14の肉厚は0
.3mmとされている。ちなみに、蛇腹部12は意匠上
の観点から断面異形に形成されてい、る。
(結合工程) 硬質のPPから別に形成された取付プレート4を川魚す
る。この取付プレート〜4は、第3図に示ずにうに蛇腹
部12の内周形状に対応する形状をなし、一面側に突出
する4本のガイドピン40をもつ。このガイドピン40
の位置は蛇腹部12のスポット状薄肉部14の位置に対
応している。また取付プレート4にはビスが挿通される
複数のビス穴41、およびヘッドレス1〜2から延びる
ステーが挿通されるステー穴42が形成されている。
この工程では、上記取付プレート4が蛇腹部12の一端
面側に配置され、ガイドピン40をスポット状薄肉部1
4に内側から対向させる。そしてスポット状薄肉部14
とガイドピン40とを近接する方向に押圧すると、スポ
ット状薄肉部14が破れてガイドピン40が外側へ突出
する。このときガイドピン40が正確にスポット状薄肉
部1/lに対向していない場合には、蛇腹部12の一般
肉0 厚が厚いため破ることができない。したかって万イドピ
ン40は確実にスポット状薄肉部14の位置で蛇腹部1
2と係合する。これにより取付プレート4と蛇腹部12
とを精度高く位置決めづることかできる。
その位置で取付プレート4と蛇腹部12とが一体的に結
合される。この結合は蛇腹部12一端部と取付プレート
4とを溶着することにより行なう。
接着で行なってもよい。なお、本実施例の場合は超音波
溶着法を用いた。形成された取付プレート4をもつ蛇腹
部12の斜視図を第4図に示す。
(取付工程〉 次に第5図に示すように、ヘッドレスト2に固定された
バックボード20の位置決め穴21にガイドピン40を
位置させる。位置決め穴21はガイドピン40に対応し
て所定位置に設けられている。これにより取付プレート
4の位置決めかなされ、ビス穴41にビス43が挿通さ
れバツクボド20に螺子されることにより、取付プレー
ト4とバックボード20とが一体的に固定される。な1 お、ヘッドレスト2から延びる図示しないスデがステー
穴42に挿通される。
したがって蛇腹部12およびバックボード20は、それ
ぞれガイドピン40で位置決めされて取付プレート4と
一体的に固定される。これによりヘッドレスト2と蛇腹
部12とは位置決め精度高く固定され、ブーツ1として
の見映えが向上する。
そして取付プレート4と反対側の蛇腹部12の端部には
、シート3の固定部と保合する取付金具などが固定され
、ヘッドレスト2はブーツ1を介してシート3に着脱自
在に固定される。
づなわら本実施例の”IJ込方法で1qられたブーツ1
をもつヘッドレスト2は、ブーツ1の取付は位置の精度
か高いので、高さを種々変更してブーツ1を伸縮させた
場合に見映えがよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例の製造方法に関し、第1図は製
造されたブーツ(蛇腹部〉をもつヘッドレスト(物品)
の要部正面図、第2図は蛇腹部を形成するための成形体
の要部断面図、第3図は取2 付プレートの斜視図、第4図は結合工程後の状態を示す
蛇腹部の要部斜視図、第5図は取付部り程後の蛇腹部の
取付部分の要部断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端面に複数のスポット状薄肉部をもつ蛇腹部を
    成形により形成する蛇腹部形成工程と、一面側に突出す
    る複数のガイドピンをもち該蛇腹部の内周形状に対応す
    る形状の取付プレートの該ガイドピンを該蛇腹部の内側
    から該スポット状薄肉部を破って外側へ突出させその後
    該取付プレートと該蛇腹部とを一体的に結合する結合工
    程と、該蛇腹部より突出する該ガイドピンを物品の位置
    決め孔に挿入して位置決めし該取付プレートを該物品に
    固定することで該物品と該蛇腹部とを一体的に取付ける
    取付工程と、よりなることを特徴とする蛇腹部をもつ物
    品の製造方法。
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