JPH0359701B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0359701B2
JPH0359701B2 JP16990784A JP16990784A JPH0359701B2 JP H0359701 B2 JPH0359701 B2 JP H0359701B2 JP 16990784 A JP16990784 A JP 16990784A JP 16990784 A JP16990784 A JP 16990784A JP H0359701 B2 JPH0359701 B2 JP H0359701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
stays
holding member
shoulder
holders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16990784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6148362A (ja
Inventor
Mikio Fujiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP16990784A priority Critical patent/JPS6148362A/ja
Publication of JPS6148362A publication Critical patent/JPS6148362A/ja
Publication of JPH0359701B2 publication Critical patent/JPH0359701B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用シートにおいて、運転者等の
肩こり状態を解消する為の肩叩き機構を兼ねたヘ
ツドレスト装置に関する。
(従来技術) 車両の運転操作に伴なう乗務員の肩こり等を軽
減するため、出願人は実願昭59−78511号におい
て、肩叩き機能を兼ね備えた新規なヘツドレスト
装置を提案した。
この装置は、ヘツドレスト本体を、ヘツドレス
トクツシヨン部が互いの対向する内側面を当接し
てヘツドレストとしての機能を果す第1の位置
と、ヘツドレストクツシヨン部が着座者の肩幅間
隔に離れ、駆動部材によつて交互に前後動されて
肩叩き機能を発揮する第2の位置との間で変位可
能に配設して成るものである。
(発明の解決しようとする問題点) ところが、上記装置は、具体的には、ヘツドレ
ストステイの下部をシートバツクフレームに横架
された回動自在な支持杆に固定し、該支持杆に巻
回されたバネ部材等によつてヘツドレストステイ
を常時前傾状態に付勢する一方、左右のヘツドレ
ストステイの下端部にその後方からクランクブラ
ケツトを交互に接触させることによつて断続的に
ヘツドレストクツシヨン部を立ち上がらせるもの
であることから、ヘツドレスト本体の上下方向の
位置調節が不可能であるばかりでなく、バネ部材
等によつて前傾姿勢に復帰して肩叩きを行なう関
係上、一連の動作がスムースでなく叩打力が確実
に伝わらない点でなお改良の余地を残している。
(問題点を解決するための手段) 本発明はかかる点に鑑み、ヘツドレスト本体の
上下方向の位置調節が可能であると共に、一連の
動作がスムースに行なわれて叩打力を確実にシー
トクツシヨン部に付与し得る車両用シートにおけ
る肩叩きヘツドレスト機構を提供することを目的
とするもので、その特徴とするところは、ヘツド
レストクツシヨン部と該クツシヨン部の下部に延
設されたステイとから成る1対のヘツドレスト本
体を、両クツシヨン部が相対向する内側面を互い
に当接する第1の位置と着座者の肩幅間隔に離れ
た第2の位置とに変位可能に配設し、両ヘツドレ
スト本体を上記第2の位置において駆動部材によ
つて交互に前後動させるようにして成るヘツドレ
スト機構において、シートバツクフレームの上部
横杆下方に、両ステイの下端部を上記第2の位置
において挿脱自在に保持すると共に該位置におい
て作動リンク機構によつて交互に前後動される下
部保持部材と、両ステイの下端部を上記第1の位
置において着脱自在に支持する支持部とを設け、
また、シートバツクフレームの上部に、ステイ上
部を保持すると共に連結リンクを介して上記下部
保持部材と連結された上部保持部材を設け、かつ
該上部保持部材を上記第1の位置において係脱自
在に係止する係止部材を設けた点にある。
(実施例) 以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳説
する。
第1図乃至第6図は、本発明の一実施例に係る
装置を示すもので、図中符号1,2は一対のヘツ
ドレスト本体で共に、着座者の後頭部を支えるヘ
ツドレストクツシヨン部3,4と、このクツシヨ
ン部3,4の下部から延設されたステイ5,6か
ら構成されている。
7は、上記ヘツドレスト本体1,2が取付けら
れるシートバツクフレームで、その上部横杆7a
の下方に支承杆8が水平に固定されている。この
支承杆8は、ヘツドレスト本体1,2がヘツドレ
ストとしての機能を果す第1の位置、即ちヘツド
レスト本体1,2のクツシヨン部3,4が互いに
その内側面を接触させ、両ステイ5,6が平行状
態にある位置において、両ステイ5,6の下端が
当接する箇所に、両ステイ5,6の下部を挿入す
る支持穴9,10が形成されている一方、ヘツド
レスト本体1,2が肩叩き部材としての機能を発
揮する第2の位置、即ちヘツドレスト本体1,2
がそのクツシヨン部3,4を着座者の肩幅間隔に
離されて平行に配設された位置に、両ステイ5,
6の各下部を保持する下部ホルダ11,12が取
付けられている。
下部ホルダ11,12は、支承杆8の上面に設
けた支持片13,14に、支持ピン15,16を
介して、起立状態からシートバツクフレームの前
方へ傾斜する状態に回動可能に取付けられ、後方
に配設された作動リンク機構17によつて作動す
るものである。
作動リンク機構17はモータ18と、このモー
タ18から駆動力を受けて回動するウオームギア
19と、このウオームギア19と歯合するウオー
ムホイール20を介して回動する水平な作動軸2
1と、作動軸21の両端に固定された回転プレー
ト22,23と、後端が両回転プレート22,2
3の板面上に180度位置をずらして枢支される一
方、前端が上記下部ホルダ11,12の上部外側
に枢支された2節リンク24,25とから構成さ
れている。そして、2節リンク24,25は、回
転プレート22,23に枢支された後端が回転プ
レート22,23の回動に伴ない後方に移動した
ときに下部ホルダ11,12を起立させ、逆に後
端が前方に移動したときに下部ホルダ11,12
を前方に傾斜させるよう、その長さ及び取付け位
置を調整してある。尚、作動軸21は、図示しな
い公知の手段によつて、回動自在に支持されてい
ることは言うまでもない。
また、下部ホルダ11,12の上部前面には、
連結プレート26,27の下端が枢支ピン26
a,27aにより枢支され、上方に延びた連結プ
レート26,27の上端は、ステイ5,6の上部
を保持する上部ホルダ28,29の下部前面に固
着されたブラケツト28a,29aに枢支ピン2
6b,27bにより夫々枢支されている。
更に、シートバツクフレーム7の上部横杆7a
には、ヘツドレスト本体1,2が上記した第1の
位置にあるときに、上部ホルダ28,29を係止
するクランク型のストツパ30,31が、またヘ
ツドレスト本体1,2が上記した第2の位置にあ
るときに、上部ホルダ28,29を同様に係止
し、外側への逃げを防止するL型のストツパ3
2,33が、それぞれ取付けられている。尚、上
部ホルダ28,29にステイ5,6の上下調節用
のロツク機構を設けることができる。
而して、本実施例に係るヘツドレストを本来の
機能である頭部後傾抑止まくらとして使用する場
合には、第2図に示すように両ヘツドレスト本体
1,2を上方に持上げて両ステイ5,6の下部を
下部ホルダ11,12から引き抜き、上部ホルダ
28,29を内側に移動させ、ステイ5,6の下
部を支持穴9,10に挿入すると共に上部ホルダ
28,29を内方ストツパ30,31に係止させ
ればヘツドレスト本体1,2は第1の支持位置に
されて(第3図)、追突時等における着座者の頭
部を保護するものである。
次いで、肩叩き装置として使用する場合には、
上記と同様に両ステイ5,6の下部を支持穴9,
10から引き抜き、そのまま外方にずらしてこれ
を下部ホルダ11,12内に挿入すると共に、上
部ホルダ28,29を外方ストツパ32,33方
向に移動させる。
この状態において(第1図参照)、図示しない
スイツチをONしてモータ18を駆動させると、
その駆動力は、ウオームギア19とウオームホイ
ール20を介して作動軸21に伝達され、回転プ
レート22,23を回転させて2節リンク24,
25を作動させる。左右の2節リンク24,25
は、回転プレート22,23が図中反時計方向に
回転しているとして、その後部枢支点が後方に位
置したときに下部ホルダ11,12を垂直に起立
させ、ここより前方に移動する間に下部ホルダ1
1,12を徐々に傾斜させ、更に前方より後方に
移動する間に下部ホルダ11,12を起立させて
ゆく。この繰り返しによつて、下部ホルダ11,
12内にステイ5,6が挿入されたヘツドレスト
本体1,2は、所定の角度内で前傾起立の反復動
を行なうが、左右の2節リンク24,25が回転
プレートに180度位置をずらして取付けてあるこ
とから、左右のヘツドレスト本体1,2は、交互
に前傾、立上りを行なつて、第6図に示す肩叩き
動作を継続するものである。
尚、肩叩き位置からヘツドレスト位置に移行さ
せる際に、例えば図中左側のヘツドレスト本体1
が起立状態に右側のヘツドレスト本体2が前傾状
態にある場合でも、右側のヘツドレスト本体2を
手操作によつて強制的に後方に回動し起立させて
も、その動きは2節リンク25の屈折によつて吸
収されるから、作動軸21及び左側のリンク24
を介して左側の下部ホルダ11に伝わることな
く、両下部ホルダ11,12が起立した状態でス
テイ5,6の下部を引き抜くことができるもので
ある。従つて、再度肩叩き状態に戻す場合にも、
両ステイ5,6を上方から下方に挿入するだけで
ステイ5,6の下部を下部ホルダ11,12に装
着できることとなる。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、ヘツドレス
ト本体を、ヘツドレスト位置及び肩叩き状態の位
置においてそれぞれ着脱自在に保持するようにし
ているので、ヘツドレスト本体の上下方向への位
置調節を行なうことができ、また肩叩き状態の位
置においてヘツドレスト本体のステイ下部を保持
する保持部材を、リンク機構によつて前傾起立さ
せるようにしているので、肩叩き状態の一連の動
作をスムースに行なえ、しかも叩打力を確実にヘ
ツドレストクツシヨン部に伝えることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る装置の主要
部を示す全体斜視図、第2図及び第3図はヘツド
レスト本体の肩叩き状態からヘツドレスト状態へ
の移行を示す説明図、第4図は肩叩き状態におけ
るシート全体の外観斜視図、第5図はヘツドレス
ト状態におけるシート全体の外観斜視図、第6図
は肩叩き状態におけるヘツドレスト本体の動きを
示す、本発明機構を備えたシートの側面説明図で
ある。 図中1,2はヘツドレスト本体、3,4はヘツ
ドレストクツシヨン部、5,6はステイ、7はシ
ートバツクフレーム、8は支承杆、9,10は支
持穴、11,12は下部ホルダ、17は作動リン
ク機構、18はモータ、19はウオームギア、2
0はウオームホイール、21は作動軸、22,2
3は回転プレート、24,25は2節リンク、2
6,27は連結リンク、28,29は上部ホル
ダ、30,31,32,33はストツパである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヘツドレストクツシヨン部と該クツシヨン部
    の下部に延設されたステイとから成る1対のヘツ
    ドレスト本体を、両クツシヨン部が相対向する内
    側面を互いに当接する第1の位置と着座者の肩幅
    間隔に離れた第2の位置とに変位可能に配設し、
    両ヘツドレスト本体を上記第2の位置において駆
    動部材によつて交互に前後動させるようにして成
    るヘツドレスト機構において、シートバツクフレ
    ームの上部横杆下方に、両ステイの下端部を上記
    第2の位置において挿脱自在に保持すると共に該
    位置において作動リンク機構によつて交互に前後
    動される下部保持部材と、両ステイの下端部を上
    記第1の位置において着脱自在に支持する支持部
    とを設け、また、シートバツクフレームの上部
    に、ステイ上部を保持すると共に連結リンクを介
    して上記下部保持部材と連結された上部保持部材
    を設け、かつ該上部保持部材を上記第1の位置に
    おいて係脱自在に係止する係止部材を設けたこと
    を特徴とする車両用シートにおける肩叩きヘツド
    レスト機構。
JP16990784A 1984-08-16 1984-08-16 車両用シ−トにおける肩叩きヘツドレスト機構 Granted JPS6148362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16990784A JPS6148362A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 車両用シ−トにおける肩叩きヘツドレスト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16990784A JPS6148362A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 車両用シ−トにおける肩叩きヘツドレスト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148362A JPS6148362A (ja) 1986-03-10
JPH0359701B2 true JPH0359701B2 (ja) 1991-09-11

Family

ID=15895177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16990784A Granted JPS6148362A (ja) 1984-08-16 1984-08-16 車両用シ−トにおける肩叩きヘツドレスト機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6148362A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310992Y2 (ja) * 1988-03-24 1991-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6148362A (ja) 1986-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4223495B2 (ja) 乗物シートおよびそのようなシートを備えた乗物
JP2627240B2 (ja) 車両用シート
JPH07156704A (ja) リクライニング・シート
JPH09118160A (ja) 格納式補助シート
JP2003521415A (ja) 乗物シート用ヘッドレスト
JP2003125891A (ja) ランバーサポート装置
JP2008526611A (ja) 車両シート
JPH10138811A (ja) 乗物用ヘッドレスト装置
JPH10138812A (ja) 乗物用ヘッドレスト装置
JP2003127741A (ja) 車両用シート構造
JPH0359701B2 (ja)
JP3173700B2 (ja) 車両用シート
JPS5873446A (ja) 車両等の座席構造
JPH0537703Y2 (ja)
JP3322982B2 (ja) ヘッドレストの前後調整装置
JPH0614599Y2 (ja) ヘツドレスト装置
JPH0612703Y2 (ja) 自動車シート
JPH09224776A (ja) 後部座席のヘッドレスト
JP3889107B2 (ja) 座席のサスペンション装置
JP2541429B2 (ja) 車両用シ―トの可倒式ヘッドレスト装置
JP2548489B2 (ja) ヘッドレスト装置
KR100318078B1 (ko) 자동차용 리어 시트의 틸팅 조절장치
JPH0321638Y2 (ja)
JP2992805B2 (ja) 車両用シート
JPH0236246B2 (ja)