JPS6148362A - 車両用シ−トにおける肩叩きヘツドレスト機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 大発明は、車両用シートにおいて、運転者等の肩こり状
態を解消する為の肩叩き機構を兼ねたべ・ソドレスト装
罵に関する。

（礎来技術） 車両の運転操作に伴なう乗務員の肩こり等を軽誠するた
め、出願人は実願昭５９−７８５１１号において、肩叩
き機能を兼ね備えた新規なヘッドレスト装置を提案した
。

この装置は、ヘッドレスト本体を、ヘッドレストクッシ
ョン部が互いの対向する内側面を当接してへ・ソドレス
トとしての機能を果す第１の位置と、ヘッドレストクッ
ション部が着座者の肩幅間隔に離れ、駆動部材によって
交互に前後動されて肩叩き機能を発揮するｆ３’２の位
置との間で変位可能に配設して成るものである。

（発明の解決しようとする問題点） ところが、上記装置は、具体的には、ヘッドレストステ
ィの下部をシート／へツクフレームに横架された回動自
在な支持杆に固定し、該支持杆に巻回されたハネ部材等
によってヘッドレストスティを常時前傾状態に付勢する
一方、左右のヘッドレストスティの下端部にその後方か
らクランクブラケットを交互に接触させることによって
断続的にへ・ソドレストクッション部を立ち上がらせる
ものであることから、ヘッドレスト本体の上下方向の位
置調節が不可能であるばかりでなく、バネ部材等によっ
て前傾姿勢に復帰して肩叩きを行なう関係上、一連の動
作がスムースでなく叩打力が確実に伝わらない点でなお
改良の余地を残している。

（問題点を解決するための手段） 本発明はかかる点に鑑み、ヘッドレスト本体の上下方向
の位置調節が可能であると共に、一連の動作がスムース
に行なわれて叩打力を確実にシートクー２ジヨン部に付
与し得る車両用シートにおける肩叩きヘッドレスト機構
を提供することを目的とするもので、その＃徴とすると
ころは、ヘッドレストクッション部と該クッション部の
下部に延設されたステイとから成る１対のヘッドレスト
本体を、両クッション部か相対向する内側面を互いに当
接する第１の位置と着座者の肩幅間隔に離れた第２の位
置とに変位可能に配設し、両ヘッドレスト木体を上記第
２の位置において駆動部材によって交互に前後動させる
ようにして成るヘッドレスト機構において、シートバッ
クフレームの上部横杆下方に、両スティの下端部を上記
第２の位置において挿脱自在に保持すると共に該位置に
おいて作動リンク機構によって交互に前後動される下部
保持部材と、両スティの下端部を上記第１の位置におい
て着脱自在に支持する支持部とを設け、また、シートバ
ックフレームの上部に、ステイ上部を保持すると共に連
結リンクを介して上記下部保持部材と連結された上部保
持部材を設け、かつ該上部保持部材を上記＄１の位置に
おいて係脱自在に係止する係止部材を設けた点にある。

（実施例） 以下、図示した実施例に基づいて本発明を詳説する。

第１１５１５乃至第６図は、本発明の一実施例に係る装
置を示すもので１図中群号１．２は一対のヘッドレスト
本体で共に、着座者の後頭部を支えるヘッドレストク・
ノション部３，４と、このり・ソション部３，４の下部
から延設されたスティ５゜６から構成されている。

７は、上記へラドレスト本体１．２が取付けられるジー
ドパ・ツクフレームで、その上部横杆７ａの下方に支承
粁８が水平に固定されている。この支承杆８は、ヘッド
レスト本体１，２がヘッドレストとしての機能を果す第
１の位置、１４０ちへ一、ドレスト本体１，２のクッシ
ョン部３．４が互いにその内側面を接触させ、両スティ
５，６が平行状態にある位置において、両スティ５，６
の下端が当接する箇所に、両スティ５，６の下部を挿入
する支持穴９．１０が形成されている一方、ヘッドレス
ト本体１．２が肩叩き部材としての機能を発揮する第２
の位置、即ちヘッドレスト本体１，２がそのクッション
部３，４を着座者の肩幅間隔に離されて平行に配設され
た位置に、両スティ５゜６の各下部を保持する下部ホル
ダ１１．１２が取付けられている。

下部ホルダ１１．１２は、支承杆８の上面に設けた支持
片１３．１４に、支持ピン１５．１６を介して、起立状
態からシートバックフレームの前方へ傾斜する状態に回
動可能に取付けられ、後方に配設された作動リンク機構
１７によって動作するものである。

作動リンク機構１７はモータ１８と、このモータ１８か
ら駆動力を受けて回動するウオームギア１９と、このウ
オームギア１９と歯合するウオームホイール２０を介し
て回動する水平な作動軸２１と、作動軸２１の両端に固
定された回転プレート２２．２３と、後端が両回転プレ
ート２２．２３の板面上に１８０度位近位置らして枢支
される一方、前端が上記下部ホノＣダ１１．１２の上部
外側に枢支された２節リンク２４．２５とから構成され
ているうそして、２節リンク２４．２５は。

回転プレート２２．２３に枢支された後端が回転プレー
ト２２．２３の回動に伴ない後方に移動したときに下部
ホルダ１１．１２を起立させ、逆に後端が前方に移動し
たときに下部ホルダ１１．１２を前方に傾斜させるよう
、その長さ及び取付は位置を調整しである。尚、作動軸
２１は、図示しない公知の手段によって、回動自在に支
持されていることは言うまでもない。

また、下部ホルダ１１．１２の上部前面には、１ル結プ
レーｈ２６．２７の下端が枢支ビン２６ａ、２７ａによ
り枢支され、上方に延びた連結プレート２６．２７の上
端は、ステイ５，６の上部を保持する上部ホルダ２８．
２９の下部前面に固着されたブラケ〜ｚト２８ａ、２９
ａに枢支ピン２６ｂ、２７ｂにより夫々枢支されている
。

更に、シートバックフレーム７の上部横杆７ａには、ヘ
ッドレスト本体１，２が上記した第１の位置にあるとき
に、上部ホルダ２８．２９を係止するクランク型のスト
ッパ３０．３１が、またヘッドレスト本体１．２が上記
した第２の位置にあるときに、上部ホルダ２８．２９を
同様に係止し、外方への也げを防止するＬ型のスト、！
、ハ３２．３３か、それぞれ取付けられている。尚、上
部ホルダ２８．２９にステイ５．６の上下調節用のロー
ツク機構を設けることができる。

而して、本実施例に係るヘッドレストを木米の機能であ
る頭部後傾抑止まくらとして使用する場合には、第２図
に示すように両へ一ノドレスト木体１．２を上方に持上
げて両ステイ５，６の下部を下部ホルダ１１．１２から
引き抜き、上部ホルダ２８．２９を内側に移動させ、ス
テイ５，６の下部を支持穴９，１０に挿入すると共に上
部ホルダ２８．２９を内方ストッパ３０．３１に係止さ
せればヘッドレスト本体１．２は第１の位置に支持され
て（第３図）、追突時等における着座者の頭部を保護す
るものである。

次いで、肩叩き装置として使用する場合には、上記と同
様に両ステイ５，６の下部を支持穴９゜１０から引き抜
き、そのまま外方にずらしてこれを下部ホルダ１１．１
２内に挿入すると共に、上部ホルダ２８．２９を外方ス
トッパ３２．３３方向に移動させる。

この状態において（第１図参照）１図示しないスイッチ
をＯＮ　＋、てモータ１８を駆動させると、その駆動力
は、ウォームキア１９とウオームホイール２０を介して
作動軸２１に伝達され、回転プレート２２．２３を回転
させて２節リンク２４゜２５を作動させる。左右の２＠
リンク２４．２５は、回転プレート２２．２３が図中反
時計方向に回転しているとして、その後部枢支点が後方
に位置したときに下部ホルタ１１，１２を垂直に起立さ
せ、ここより前方に移動する間に下部ホルダ１１．１２
を徐々に傾斜させ、更に前方より後方に移動する間に下
部ホルダ１１．１２を起立させてゆ〈。この繰り返しに
よって、下部ホルダ１１゜１２内にスティ５，６が挿入
されたヘッドレスト本体１，２は、所定の角度内で前傾
起立の反復動を行なうが、左右の２節リンク２４．２５
が回転プレートに１８０度位置をずらして取付けである
ことから、左右のヘッドレスト本体１．２は、交互に前
傾、立上りを行なって、第６図に示す肩叩き動作を森続
するものである。

尚、肩叩き位置からヘッドレスト位置に移行させる際に
、例えば図中左側のヘッドレスト本体１が起立状態に右
側のヘッドレスト本体２が前傾状態にある場合でも、右
側のヘッドレスト本体２を手操作によって強制的に後方
に回動し起立させても、その動きは２節リンク２５の屈
折によって吸収されるから、作動軸２１及び左側のリン
ク２４を介して左側の下部ホルダ１１に伝わることなく
、両下部ホルダ１１．１２が起立した状態でステイ５．
６の下部を引き抜くことができるものである。従って、
再度肩叩き状態に戻す場合にも、両ステイ５，６を上方
から下方に挿入するだけでステイ５．６の下部を下部ホ
ルダ１１．１２に装着できることとなる。

（発明の効果） 以上述べたように大発明にによれば、ヘッドレスト本体
を、ヘッドレスト位置及び肩叩き状態の位１＆において
それぞれ着脱自在に保持するようにしているので、へ・
ンドレスト本体の上下方向への位置調節を行なうことが
でき、また肩叩き状態の位ｉ＋ｆｆにおいてヘッドレス
ト本体のスティ下部を保持する保持部材を、リンク機構
によって前傾起立させるように１７でいるので、肩叩き
状態の一連の動作をスムースに行なえ、しかも叩打力を
確実にへ−Ｉドレストクッション部に伝えることができ
るものであるう

【図面の簡単な説明】

第１１１は、本発明の一実施例に係る装置の主要部を示
す全体斜視図、第２図及び第３図はヘッドレスト本体の
肩叩き状態からヘッドレスト状態への移行を示す説明図
、第４図は肩叩き状態におけるシート全体の外観斜視図
、第５図はヘッドレスト状態におけるシート全体の外観
斜視図、第６図は肩叩き状態におけるヘッドレスト本体
の動きを示す、大発明機構を備えたシートの側面説明図
である。 図中１，２はヘッドレスト本体、３．４はヘッドレスト
クッション部、５．６はステイ、７はシートバーツクフ
レーム、８は支承杆９，１０は支持穴、１１．１２は下
部ホルダ、１７は作動リンク機構、１８はモータ、１９
はウオームキア、２０はウオームホイール、２１は作動
軸、２２　、２３は回転プレート、２４．２５は２節リ
ンク、２６．２７はｔ用語リンク、２８．２９は上部ホ
ルダ、３０．３１，３２．３３はストツノくである。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヘッドレストクッション部と該クッション部の下部に延
   設されたステイとから成る１対のヘッドレスト本体を、
   両クッション部が相対向する内側面を互いに当接する第
   １の位置と着座者の肩幅間隔に離れた第２の位置とに変
   位可能に配設し、両ヘッドレスト本体を上記第２の位置
   において駆動部材によって交互に前後動させるようにし
   て成るヘッドレスト機構において、シートバックフレー
   ムの上部横杆下方に、両ステイの下端部を上記第２の位
   置において挿脱自在に保持すると共に該位置において作
   動リンク機構によって交互に前後動される下部保持部材
   と、両ステイの下端部を上記第１の位置において着脱自
   在に支持する支持部とを設け、また、シートバックフレ
   ームの上部に、ステイ上部を保持すると共に連結リンク
   を介して上記下部保持部材と連結された上部保持部材を
   設け、かつ該上部保持部材を上記第１の位置において係
   脱自在に係止する係止部材を設けたことを特徴とする車
   両用シートにおける肩叩きヘッドレスト機構。