JPH0359146A - 多色ジェットルームにおける緯入れ制御装置 - Google Patents

多色ジェットルームにおける緯入れ制御装置

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JPH0359146A
JPH0359146A JP19312889A JP19312889A JPH0359146A JP H0359146 A JPH0359146 A JP H0359146A JP 19312889 A JP19312889 A JP 19312889A JP 19312889 A JP19312889 A JP 19312889A JP H0359146 A JPH0359146 A JP H0359146A
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洋一 牧野
Kinpei Mitsuya
三矢 金平
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、緯糸カラー選択パターンに従って複数の緯糸
のうちのいずれか1つを選択して緯入れする多色ジェッ
トルームにおける緯入れ制御装置に関するものである。
[従来の技術] 緯入れ用補助ノズルへの圧力流体供給系統が1つしかな
い場合の多色ジェットルームでは、種類の異なる緯糸の
うちの飛走速度の最も遅い緯糸に合わせて緯入れ用補助
ノズルの噴射圧を設定する必要がある。飛走速度の速い
緯糸に合わせて噴射圧を設定した場合には飛走速度の遅
い緯糸の先端が緯入れ末端に到達する時期が遅れ、緯入
れ不良となる。しかしながら、飛走速度の最も遅い緯糸
に合わせて噴射圧を設定した場合にも飛走速度の速い緯
糸が適正速度よりも異常に速くなってしまい、糸切れ、
圧力流体の浪費が避けられない。
このような問題を解消しようとした緯入れ制御方式が特
開昭58−126344号公報、特開昭59−1259
42号公報及び特開昭59−130348号公報に開示
されている。
特開昭58−126344号公報及び特開昭59−12
5942号公報では緯入れ用補助ノズルの圧力流体供給
系統として圧力の異なる複数系統が緯入れ用補助ノズル
に並列接続されており、緯入れされる緯糸の種類に合わ
せて複数の圧力流体供給系統のうちの1つが緯入れ用補
助ノズルに選択接続されるようになっている。
特開昭59−130348号公報では緯入れ用補助ノズ
ルの系列が緯糸種類毎に用意されていると共に、各系列
が圧力の異なる圧力流体供給系統に別々に接続されてお
り、緯入れされる緯糸種類に応じて複数の緯入れ用補助
ノズル系列のうちの1つが選択使用されるようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、特開昭59−125942号公報では圧
力流体供給タンクを緯糸種類毎に用意して複数の圧力流
体供給系統を構成しているためにこれらの設置スペース
の負担増、及び配管構造の複雑化が避けられない、特開
昭58−126344号公報でも圧力流体供給タンクと
緯入れ用補助ノズルとの間に複数の圧力制御弁を並列介
在して複数の圧力流体供給系統を構成すると共に、各供
給系統に!磁バルブを介在しているため、コスト増及び
配管構造の複雑化が避けられない。
特開昭59−130348号公報では緯入れ用補助ノズ
ル数の増加も加わっており、前記のような問題が一層大
きい。
又、緯糸チーズの径が小さくなるにつれてその解舒抵抗
が大きくなってゆくために径変化と共に緯糸の到達時期
が徐々に遅くなるが、前記各従来の緯入れ制御方式では
この径変化に起因する緯糸先端到達時期の変化に対処で
きない。
本発明はこのようなコスト増、設置スペースの負担増、
配管構造の複雑化を回避しつつ良好な多色緯入れを達成
し得る緯入れ制御装置を提供することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、緯入れ用補助ノズル用の圧力流
体供給源の圧力を調整する圧力調整手段と、 所定の緯入れ位置に到達する緯糸先端の到達時期を検出
する緯糸先端到達時期検出手段と、前記圧力調整手段の
調圧内容データ、緯入れ用補助ノズルへの圧力流体供給
を制御する!磁パルプの開閉タイミング、緯入れ用メイ
ンノズルへの圧力流体供給を制御する電磁バルブの開閉
タイミング等の緯入れ制御用タイミングデータ、所定の
緯入れ位置に到達する緯糸先端の目標到達時期データ、
及び緯糸カラー選択パターンデータを記憶する記憶手段
と、 前記緯入れ制御用タイミングの駆動制御及び前記圧力調
整手段の調圧駆動制御を指令する駆動制御手段とにより
緯入れ制御装置を構威し、記憶設定された緯糸カラー選
択パターンを機台1回転毎に読み出し、この読み出し結
果に基づいて割り出される緯糸に関してその検出された
緯糸先端到達時期と目標到達時期とを比較する第1の制
御機能と、 特定の緯糸に関する検出到達時期と目標到達時期との差
が許容範囲外の場合には前記調整内容を選択変更して前
記圧力調整手段を制御する第2の制御機能と、 この第2の制御機能の遂行によって特定の緯糸に関する
検出到達時期・と目標到達時期との差が許容範囲内に収
束したときにも残りの緯糸に関する検出到達時期と目標
到達時期との差が許容範囲外にある場合には前記緯入れ
制御用タイミングを選択変更する第3の制御機能とを前
記駆動制御手段に付与した。
[作用] 特定の緯糸に関する検出到達時期と目標到達時期との差
が許容範囲外の場合には駆動制御手段がこの差に応じた
調圧内容データを選択変更し、この選択変更された調圧
内容データに基づいて圧力調整手段を駆動する。これに
より緯入れ用補助ノズルへ供給される圧力流体の圧力が
調圧内容データに一致し、緯入れ用補助ノズルの噴射圧
が変更される。この噴射圧変更は特定の緯糸に関する検
出到達時期と目標到達時期との差が許容範囲内に収束す
るまで行われる。
噴射圧変更によって特定の緯糸に関する検出到達時期と
目標到達時期との差が許容範囲内に収束した後、残りの
緯糸に関する検出到達時期と目標到達時期との差が許容
範囲外の場合には駆動制御手段は前記緯入れ制御用タイ
ミングデータの選択変更を行い、この選択変更された緯
入れ制御用タイミングデータに基づいて駆動制御を行う
、タイミングデータの選択変更としては例えば飛走速度
の遅い緯糸に対しては緯入れ用補助ノズルの噴射期間を
拡げ、飛走速度の速い緯糸に対しては噴射期間を狭める
といった設定が行われる。
[実施例] 以下、本発明を2色ジェットルームに具体化した一実施
例を図面に基づいて説明する。
巻付方式の緯糸測長貯留装置14にて測長された大番手
の緯糸Ylは緯入れ用メインノズル1−からの圧力エア
噴射によって射出されると共に、巻付方式の緯糸測長貯
留装置15にて測長された細番手の緯糸Y2は緯入れ用
メインノズル2からの圧力エア噴射によって射出緯入れ
される。射出緯入れされた緯糸Yl、Y2は複数の緯入
れ用補助ノズル群3,4,5,6,7,8,9.10の
リレー噴射へと受は継がれる。緯入れが良好に行われた
場合には所定の機台回転角度範囲にて緯糸が緯糸検出器
16によって検出され、織機運転が継続される。緯糸検
出器16が所定の機台回転角度範囲で緯糸有りを検出し
なかった場合には織機運転が停止される。
緯糸測長貯留装置14の糸巻付面14aからの緯糸Yl
の引き出し解舒及び停止は係止ビン17aを駆動する電
磁ソレノイド17の励消磁によって行われ、緯糸測長貯
留装置15の糸巻付面15aからの緯糸Y2の引き出し
解舒及び停止は係止ピン18aを駆動するtmソレノイ
ド18によって行われる。
緯入れ用メインノズル1.2における圧力エア噴射は電
磁バルブv1.v2の開閉により制御され、緯入れ用補
助ノズル群3〜10における圧力エア噴射は電磁バルブ
v3.V4.v5.vs。
v7 、  Ve 、  vg 、  Vl(1(7)
開閉により制御される。
!磁パルプv1.v2は互いに独立した圧力エア供給タ
ンク11.12に接続されており、電磁バルブ■3〜V
IOは単一の圧力エア供給タンク13に接続されている
。圧力エア供給タンク13と図示しない元圧タンクとの
間には圧力調整用の電磁レギュレータ19が介在されて
いる。
これら各電磁バルブVt、v2.v3〜VtOの開閉駆
動制御及びimレギュレータ19の調圧駆動制御は織機
制御コンピュータCからの指令により行われ、織機制御
コンピュータCはロータリエンコーダ21からの検出信
号に基づいて各電磁バルブVl、V2.V3〜VtOの
開閉を指令する。
緯糸Y1.Y2の選択緯入れは入力設定装置22によっ
て織機制御コンピュータCの中央演算処理部CPUを介
してデータメモリC1に入力設定された緯糸カラー選択
パターンに従って遂行される。
中央演算処理部CPUはロータリエンコーダ21の検出
信号から把握される特定の機台回転角度e毎にデータメ
モリC1から緯糸カラー選択パターンを読み取り、この
読み取り結果に基づいて次回緯入れされる緯糸に対応す
る!磁ソレノイド17又は18の励消磁、及び電磁バル
ブv1又は■2の開閉を次回の緯入れで指令する。
織機制御コンピュータCのデータメモリc1には電磁バ
フLz7”Vt 、  V2 、  V2十、、 (i
= 1〜8)の標準開閉タイミング、緯入れされた緯糸
の先端が緯糸検出器16の設置位置に到達する目標時期
Tω、目標時期Tωに関する許容誤差ρ、電磁ソレノイ
ド17.18の標準励消磁タイミング、及び圧力エア供
給タンク13の標準圧力poが入力設定装置20によっ
てデータメモリc1に入力設定されており、中央演算処
理部CPUはこれら各入力データ及びプログラムメモリ
C2に入力設定されている緯入れ制御プログラムに基づ
いて第3図(a)〜(C)に示すフローチャートで示す
緯入れ制御を遂行する。
電磁バルブ■1の開閉による緯入れ用メインノズル1の
標準噴射タイミングは第2図(a)に示すように〔T1
.δ1〕で設定されており、電磁バルブv2の開閉によ
る緯入れ用メインノズル2の標準噴射タイミングは〔T
2.δ2〕で設定されている。電磁バルブ■2+Z’の
開閉による緯入れ用補助ノズル群3〜10の噴射タイミ
ングは第2図(a)に示すように大番手の緯糸Y1に対
して(αH+  βti)(i=1〜8)で設定されて
おり、第2図(b)に示すように細番手の緯糸Y2に対
して(α21+  β2i)(i=1〜8)で設定され
ている。曲線D1は緯糸Y1に関する理想的な飛走曲線
、曲’Ita D 2は緯糸Y2に関する理想的な飛走
曲線を表す。
又、圧力エア供給タンク13の標準圧力はpo、tmソ
レノイド17の標準励消磁タイミングは〔εl−Δθ2
.ζ1−Δθ2〕 (Δθ2は応答遅れ角度を表す)1
を磁ソレノイド18の励消磁タイミングは(a2−Δθ
2.ζ2−Δθ2〕に設定されている。
機台回転角度がeになると、中央演算処理部CPUはデ
ータメモリC1から緯糸カラー選択パターンを読み出し
、次回緯入れされる緯糸種類を把握する。緯糸Y1が次
回緯入れされる場合、中央演算処理部CPUは記憶部C
1から電磁ソレノイド17の励消磁タイミング、電磁バ
ルブVl、V2v2+iの開閉タイミングを読み出し、
次回の緯入れにおいてこの励消磁タイミング及び開閉タ
イミングを指令する。
中央演算処理部CPUは、緯糸Y1に関する前の緯入れ
における緯糸検出器16からの検出情報に基づいて緯糸
Ylの緯糸先端到達時期Tω1を把握し、誤差ITωt
−’rω1=1ΔTω11を算出する。
又、緯糸Y2に関してもその先端到達時期Tω2を把握
しており、誤差1ΔTω11及び誤差法ω2−Tω1=
1ΔTω2Iがいずれも許容誤差0以内の場合には中央
演算処理部cpuはこの時点の圧力エア供給タンク13
の圧力、!磁バルブVl、V2゜■2+iの開閉タイミ
ングで以後の緯入れを遂行する。
誤差ΔTω11が許容誤差ρを超える場合、中央演算処
理部cpuはp−po +kl −ΔTω1(klは設
定された定数である)を算出し、この算出圧力に対応す
る圧力調整をtmレギュレータ19に指令する。この圧
力調整は緯糸Y1の先端到達時期Tωlが許容範囲、即
ちITω−ρ内に収束するまで行われる。第2図(c)
は圧力調整状態を示し、曲線D3は緯糸Ylの飛走曲線
を表す。
緯糸Y1の先端到達時期Tω1が許容範囲Wω−ρ1に
収束した後、中央演算処理部CPUは緯糸Y2に関する
誤差ITω2−Tω1=1ΔTω21が許容誤差ρ以下
であればこの時点の圧力エア供給タンク13の圧力、!
磁バルブVB 、 V2 、 V2+、’の開閉タイミ
ングで以後の緯入れを遂行すると共に、前記と同様の誤
差1ΔTω11,1ΔTω21と許容誤差ρとの比較を
行なう。
緯糸Y2の誤差ΔTω2が許容誤差ρを超えている場合
、中央演算処理部cpuは閉放タイミング(β2i−Δ
θ1+に2・ΔTω2)(Δθ1は応答遅れ角度、k2
は設定された定数を表す)を算出し、次回の緯入れにお
ける電磁バルブV2+。
の開放を機台回転角度(α2i−Δθ1)で指令すると
共に、閉成を機台回転角度(β21−Δθ1+に2・Δ
Tω2)で指令する。例えば大番手の緯糸Y1の到達時
期が許容到達時期(Tω+ρ)を過ぎる場合(即ち1Δ
Tωll>ρ、かつΔTω1が正の場合)には圧力エア
供給タンク13の圧力Pは増大方向に調整され、緯糸Y
1の到達時期Tω2は許容到達時期(Tω−ρ)よりも
早くなる(即ち、ΔTω2〉ρ、かつΔTω2が負とな
る)。
従って、緯入れ用補助ノズル群3〜10の噴射が第2図
(d)に示すように〔α21.  β2i + k 2
ΔTω2〕にわたって行われ、緯糸Y2に対する緯入れ
用補助ノズル群3〜10の噴射停止タイミングが前回よ
りも早くなる。第2図(d)の曲線D4は緯糸Y2の飛
走曲線を表す。
緯糸Y2に関する誤差1ΔTω21が許容誤差ρ以下に
なった場合には中央演算処理部CPUはこの時点の圧力
エア供給タンク13の圧力、電磁バルブVl 、  V
2 、  V2寸iの開閉タイミングで以後の緯入れを
遂行すると共に、前記と同様の誤差1ΔTω11゜ΔT
ω21と許容誤差ρとの比較を行なう。
緯糸Y2に関する誤差1ΔTω21が許容誤差ρをまだ
超える場合、中央演算処理部cpuは電磁バルブ■2の
閉成タイ逅ング(δ2−Δθ1+に3・ΔTω2)(k
3は設定された定数を表す)を算出し、機台回転角度が
(γ2−Δθl)になると電磁バルブ■2の開放を指令
すると共に、機台回転角度が(δ2−Δθ1+に3 ・
ΔTω2)になると電磁バルブv2の閉成を指令する。
これにより第2図(e)に示すように緯入れ用メインノ
ズル2の噴射は〔T2.ε2+に3 ・ΔTω2〕にわ
たって行われ、緯糸Y2の到達時期がまだ早すぎる場合
には緯入れ用メインノズル2の噴射停止時期が前回より
も早くなる。第2図(a)に示す曲線D5は緯糸Y2の
飛走曲線を表す。
緯糸Y2に関する誤差ΔTω2が許容誤差ρ以下になっ
た場合には中央演算処理部CPUはこの時点の圧力エア
供給タンク13の圧力、電磁パル7’V1.V2 、V
2+7の開閉タイミングで以後の緯入れを遂行すると共
に、前記と同様の誤差ΔTω、1,1ΔTω21と許容
誤差ρとの比較を行なう。
緯糸Y2に関する誤差1ΔTω21が許容誤差ρをまだ
超える場合、中央演算処理部CPUはtmソレノイド1
8の励磁タイミング(ε2−Δθ2+に4 ・ΔTω2
)(k4は設定された定数を表す)を算出し、機台回転
角度が(ε1−Δθ2+に4・ΔTω2)になると11
磁ソレノイド18の励磁を指令すると共に、機台回転角
度が(ζ2−Δθ2)になると消磁を指令する。これに
より係止ピン18aが機台回転角度(ε2+に4 ・Δ
Tω2)で緯糸測長貯留装置15の糸巻付面15aから
離間すると共に、機台回転角度ζ2で係合し、第2図(
f)に示すように緯糸Y2は機台回転角度(ε2+に4
・ΔTω2)で引き出し開始されると共に、機台回転角
度ζ2で引き出し停止する。即ち、緯糸Y2の到達時期
がまだ早すぎる場合には係止ピン18aの係止開放時期
が前回よりも早くなる。第2図(f)の曲ycD6は緯
糸Y2の飛走曲線を表す。
緯糸Y2に関する誤差ΔTω2が許容誤差ρ以下になっ
た場合には中央演算処理部CPUはこの時点の圧力エア
供給タンク13の圧力、電磁バルブvl、v2.v2→
iの開閉タイミングで以後の緯入れを遂行すると共に、
前記と同様の誤差1ΔTω11゜1ΔTω21と許容誤
差ρとの比較を行なう。
緯糸Y2に関する誤差1ΔTω21が許容誤差ρをまだ
超える場合、中央演算処理部CPUは電磁ソレノイド1
8の励磁タイミングの調整後の誤差1ΔTω2の許容誤
差超え回数が設定値Nになった場合には機台停止を指令
すると共に、警報を発する。
緯入れ用補助ノズル3〜10に関して1つの圧力エア供
給系統しかない場合のこの圧力調整を大番手の緯糸Y1
の到達時期の把握に基づいて行い、細番手の緯糸Y2の
到達時期が許容範囲から外れる場合には緯糸Y2に対す
る緯入れ用補助ノズル群3〜10の噴射タイミングを調
整、緯入れ用メインノズル2の噴射タイミング調整、さ
らには電磁ソレノイド18の励磁タイミングを調整する
本実施例の緯入れ制御によれば、大番手の緯糸Y1は緯
入れ用補助ノズル3〜10に関して最適の噴射圧でリレ
ー牽引され、細番手のY2は少なくとも緯入れ用補助ノ
ズル3〜10に関して最適の噴射タイミングでリレー牽
引されることになる。即ち、飛走速度の遅い大番手の緯
糸Y1の飛走速度が異常に遅くなることはなく、飛走速
度の速い細番手の緯糸Y2の飛走速度が異常に速くなる
ことはない、従って、大番手の緯糸ytが異常に遅く飛
ぶことに起因する緯入れ不良、細番手の緯糸Y1が異常
に速く飛ぶことに起因する糸切れもなくなり、圧力エア
の消費量も抑制される。
又、緯糸チーズの径が減少するに伴ってその解舒抵抗が
増大してゆき、緯糸先端到達時期が緯糸チーズの径変化
に伴って徐々に遅くなってゆくが、径変化に起因するこ
の緯糸先端到達時期の変化にも本実施例の緯入れ制御方
式は対処することができる。
このような緯入れ制御方式は緯入れ用補助ノズル群3〜
10用の圧力エア供給タンクの増設、配管数の増加を不
要とし、設置スペース増の負担、コスト増の問題なく良
好な緯入れを達成することができる。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば3色以上の多色ジェットルームにおいて最速の
緯糸と最遅の緯糸との中間の特定の緯糸に合わせて前記
のような圧力調整を行なうと共に、噴射タイミング、緯
糸係止開放タイミングといった緯入れ制御用タイミング
の調整を他の緯糸に関して行なうようにしたり、全ての
緯糸に関して緯入れ制御用タイミング調整を行なうよう
にした実施例も可能である。又、前記実施例における電
磁バルブ■2汁、の開放タイミングも緯糸種類に合わせ
て変更するようにしたり、噴射タイミング、緯糸係止開
放タイミングといった緯入れ制御用タイミングのデータ
を算出選択する代わりに多数のタイ兆ングデータを記憶
しておいてこのうちから適切なデータを選択するように
してもよい。
さらには前記実施例における緯入れ用補助ノズル群10
の圧力エア供給タンクと他の緯入れ用補助ノズル群3〜
9の圧力エア供給タンクとを別にし、緯入れ用補助ノズ
ル群10の噴射圧を他よりも高めるようにしたジェット
ルームにも本発明を通用することができる。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明は、機台1回転毎に読み出さ
れる緯糸カラー選択パターンに基づいて割り出される緯
糸に関してその検出された緯糸先端到達時期と目標到達
時期とを比較し、特定の緯糸に関する検出到達時期と目
標到達時期との差が許容範囲外の場合には前記調圧内容
を選択変更して前記圧力調整手段を制御し、この調圧制
御の遂行によって特定の緯糸に関する検出到達時期と目
標到達時期との差が許容範囲内に収束したときにも残り
の緯糸に関する検出到達時期と目標到達時期との差が許
容範囲外にある場合には前記緯入れ制御用タイミングを
調整するようにしたので、各緯糸に関して適切な緯入れ
制御条件を設定することができ、コスト、設置スペース
に関して問題となる圧力流体供給系統の増設を行なうこ
とな(良好な緯入れを達成することができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図は路
体正面図、第2図(a)〜(e)は噴射タイミング及び
緯糸飛走状態を示すグラフ、第2図(f)は緯入れ開始
及びタイミング並びに緯糸飛走状態を示すグラフ、第3
図(a)〜(c)は緯入れ制御プログラムを示すフロー
チャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 緯糸カラー選択パターンに従って複数の緯入れ用メ
    インノズルのうちのいずれか1つを選択して緯糸を射出
    緯入れすると共に、この緯入れされた緯糸を複数の緯入
    れ用補助ノズルの噴射作用によってリレー牽引する多色
    ジェットルームにおいて、 緯入れ用補助ノズル用の圧力流体供給源の圧力を調整す
    る圧力調整手段と、 所定の緯入れ位置に到達する緯糸先端の到達時期を検出
    する緯糸先端到達時期検出手段と、前記圧力調整手段の
    調圧内容データ、緯入れ用補助ノズルへの圧力流体供給
    を制御する電磁バルブの開閉タイミング、緯入れ用メイ
    ンノズルへの圧力流体供給を制御する電磁バルブの開閉
    タイミング等の緯入れ制御用タイミングデータ、所定の
    緯入れ位置に到達する緯糸先端の目標到達時期データ、
    及び緯糸カラー選択パターンデータを記憶する記憶手段
    と、 前記緯入れ制御用タイミングの駆動制御及び前記圧力調
    整手段の調圧駆動制御を指令する駆動制御手段とからな
    り、 記憶設定された緯糸カラー選択パターンを機台1回転毎
    に読み出し、この読み出し結果に基づいて割り出される
    緯糸に関してその検出された緯糸先端到達時期と目標到
    達時期とを比較する第1の制御機能と、 特定の緯糸に関する検出到達時期と目標到達時期との差
    が許容範囲外の場合には前記調圧内容を選択変更して前
    記圧力調整手段を制御する第2の制御機能と、 この第2の制御機能の遂行によって特定の緯糸に関する
    検出到達時期と目標到達時期との差が許容範囲内に収束
    したときにも残りの緯糸に関する検出到達時期と目標到
    達時期との差が許容範囲外にある場合には前記緯入れ制
    御用タイミングを選択変更する第3の制御機能とを前記
    駆動制御手段に付与した多色ジェットルームにおける緯
    入れ制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102587006A (zh) * 2011-01-13 2012-07-18 津田驹工业株式会社 空气喷射式织机的织造方法
JP2012224959A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Tsudakoma Corp 空気噴射式織機におけるサブノズルの噴射角度位置の調整方法及び装置
CN103820923A (zh) * 2012-11-19 2014-05-28 株式会社丰田自动织机 用于设定空气喷射织机中的纬纱插入条件的设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2671514B2 (ja) 1997-10-29

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