JPH035907Y2 - - Google Patents

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JPH035907Y2
JPH035907Y2 JP1984136810U JP13681084U JPH035907Y2 JP H035907 Y2 JPH035907 Y2 JP H035907Y2 JP 1984136810 U JP1984136810 U JP 1984136810U JP 13681084 U JP13681084 U JP 13681084U JP H035907 Y2 JPH035907 Y2 JP H035907Y2
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pendulum rod
light
acceleration
light emitting
emitting element
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JP1984136810U
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JPS6152269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は加速度検出装置、特に前後及び左右方
向における加速度を検出することができる加速度
検出装置に関するものである。
〔考案の背景〕
従来、この種の加速度検出装置としては、例え
ば第4図及び第5図に示すようなものがある。こ
れは、フレーム1内の上端部中央の前後方向に支
持軸2を固定し、この支持軸2を支点として振子
杆3を該フレーム1の左右方向に揺動自在に吊り
下げたもので、該振子杆3の下端には左右方向に
分れ中央にスリツト4を有する二股部5が形成さ
れると共に、該二股部5の上部には鍾り6がリベ
ツト7により振子杆3に取付けられている。8は
前記フレーム1の下端部に前記二股部5を挟み込
むようにして取付けられた断面凹状の溝型フオト
センサで、対向する側壁面に発光素子と受光素子
とが前記支持軸2の鉛直線と一致するようにして
設けられ、常時は発光素子からの光スリツト4を
通して受光素子に達し、スイツチ回路がオン状態
に保持され、また振子杆3が揺動して二股部5が
発光素子からの光を遮断するとスイツチ回路がオ
フ状態に保持されるようになつている。すなわ
ち、フレーム1が取付けられる車両、例えば自動
車に、振子杆3の揺動方向に対して加速度が加わ
ると、該振子杆3が揺動し、その加速度が比較的
小さい場合には、振子杆3の振れが少ないため、
溝型フオトセンサ8の発光素子からの光が二股部
5によつて遮断されず、従つてスイツチ回路がオ
ン状態に保持され、また加速度が大きい場合には
振子杆3の振れが大きくなり、発光素子からの光
が二股部5によつて遮断されて、スイツチ回路が
オフ状態となり加速度が検出される。9は溝型フ
オトセンサ8の駆動回路基板、10は鍾り6の外
周に取付けられた“0”リングで、振子杆3が揺
動した際に鍾り6が直接フレーム1に当ることに
より異音が発生するのを防止するようになつてい
る。11はフレーム1の蓋板でねじ12によりフ
レーム1にねじ止めされる。
しかしながら、このような従来の加速度検出装
置にあつては、振子杆3の揺動方向が一方向に規
制されているため、特定方向の加速度のみしか検
出できず、前後及び左右の両方向の加速度を検出
する場合には各方向毎に加速度検出装置を必要と
し、全体としてコスト高となる問題点があつた。
また、加速度検出装置の取付けに際しては、振
子杆3の揺動方向を、検出しようとする加速度の
作用方向に一致させなければならないことから取
付方向(位置)が限定されるため、取付けの自由
度がないという問題点があつた。
さらに、振子杆3の二股部5が溝型フオトセン
サの対向する発光素子と受光素子間を横切るよう
にして往復移動するため、振子杆3の揺動支点に
ガタがあると、二股部5が発光素子又は受光素子
に引掛り作動不良の原因となるので、振子杆の取
付け精度を上げなければならないという問題点が
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、取付方向が限定されず、しかも
前後及び左右の両方向の加速度を検出することが
できる加速度検出装置を提供することを目的とす
るものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ている。図中、20は円筒状のフレームで、上端
部中央には後述する振子杆のボール部21を前後
及び左右の両方向に亘り回転自在に支承する軸受
22が設けられている。そして、この軸受22の
下端部には、後述する振子杆3の上端部が遊嵌さ
れる透孔23が穿設されている。24は上端にボ
ール部21が形成されると共に、下端部に鍾り2
5が固定された振子杆で、該ボール部21を支点
として、前記フレーム20内に揺動可能に吊り下
げられている。すなわち、振子杆24はボールジ
ヨイント機構にて前後及び左右の両方向に回動自
在に吊り下げられている。26は球面体の一部か
らなる球面状の反射鏡で、その球面中心を前記振
子杆24の揺動中心線と一致させかつ外面を下向
きにして該振子杆24の下端に取付けられてい
る。この反射鏡26の曲率半径rは、該反射鏡2
6の外周面までを含む振子杆24の揺動半径Rと
等しく形成されている。また、この反射鏡26の
外面は、第2図に示すように、外周縁部が環状の
無反射面27に形成されると共に、該無反射面2
7の内側が円状の鏡面28に形成されている。2
9は前記反射鏡26の下方に配設された支持板3
0上に取付けられたフオトセンサで、振子杆24
の揺動支点を通る鉛直線を挟んで発光素子29a
と受光素子29bが設けられ、該発光素子29a
からの光が反射鏡26の鏡面28に反射して受光
素子29bへ入射するようになつている。31は
前記ボール部21を下方に押圧するばね力の弱い
コイルスプリングで、振子杆24の跳動を防止し
ている。
以上が本実施例の構造であるが、次にその作用
について説明する。振子杆24は、その上端部に
形成されたボール部21とフレーム20の上端部
に設けられた軸受22とからなるボールジヨイン
ト構造により吊り下げられているため前後及び左
右の両方向に回動自在なので、ケース20が取付
けられる被検出面、例えば自動車に加速度が加わ
ると、その方向に揺動する。その際、振子杆24
の揺動半径Rと反射鏡26の曲率半径rとが等し
いことから、振子杆24の揺動に伴なつて反射鏡
26が揺動しても、フオトセンサ29の発光素子
29aからの光は反射鏡26の鏡面28に反射し
て受光素子29bに入射し、スイツチ回路がオン
状態に保持される。また、加速度が大きくなると
振子杆24の揺動幅も大きくなるので、発光素子
29aからの光が反射鏡26の無反射面27に当
たるため、受光素子29bには発光素子29aか
らの光が入射されずスイツチ回路がオフ状態に保
持され、加速度が検出される。
したがつて、振子杆24がボールジヨイント機
構により前後及び左右の両方向に回動自在にケー
ス20内に吊り下げられ、さらに振子杆24の下
端に取付けられた反射鏡の外面に発光素子29a
からの光が反射して受光素子29bに入射するか
又は入射しないかによつて加速度を検出するよう
にしたので、ケース20の取付方向(位置)に関
係なく前後及び左右方向の加速度を検出すること
ができる効果が得られる。
また、反射鏡26とフオトセンサ29の発光素
子29aおよび受光素子29bは離隔しているの
で、これら両者が接触することによる作動不良が
ないため、従来のように振子杆の取付精度を高く
する必要がなくなる他、フオトセンサ29を反射
鏡26に接近させることができるので装置をコン
パクト化することができる効果が得られる。
なお、本実施例では振子杆24をボールジヨイ
ント機構によりケーシ20内に前後及び左右の両
方向に回動自在に吊り下げているが、ユニバーサ
ルジヨイント機構により前後及び左右の両方向に
回動自在に吊り下げるようにしてもよい。
第3図に示す実施例は、振子杆24の上端に反
射鏡26を取り付けると共に、振子杆24の下端
に鍾り25を取り付け、反射鏡26と鍾り25と
の間にボール部21を形成し、フオトセンサ29
をケース20の蓋板32の裏面に取付けている。
〔考案の概要〕
被検出面に固定されるフレーム20に、下部に
錘り25が設けられて鉛直軸心をもつて安定する
振子杆24を前後及び左右方向に回動自在に取付
け、該振子杆24に、その回動中心を中心とする
球面体の一部からなり、かつ外周が鏡面の反射鏡
26を設け、さらに発光素子29a及びこの発光
素子29aから出て前記反射鏡26で反射した光
を検知する受光素子29bを前記フレーム20に
設けたことを特徴とする加速度検出装置である。
〔考案の効果〕 したがつて、本考案による加速度検出装置によ
れば、振子杆24は前後方向及び左右方向の両方
向に亘り回動自在であり、さらに受光素子29b
により反射鏡26からの反射光の有無を検知して
加速度を検出するようにしたので、ケース20の
取付け方向に関係なく前後及び左右の両方向の加
速度を検出することができるばかりか、検出加速
度の検出レベルが球面の面積を変えることで自由
に設定できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による加速度検出装置の一実施
例を示す断面図、第2図は同上の実施例に使用さ
れる反射鏡の平面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す断面図、第4図は従来の加速度検出装置
の一部切欠正面図、第5図はその断面図を示して
いる。 20……ケース、21……ボール部、22……
軸受、23……透孔、24……振子杆、25……
鍾り、26……反射鏡、27……無反射面、28
……反射面、29……フオトセンサ、29a……
発光素子、29b……受光素子、30……支持
板、31……コイルスプリング、32……蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検出面に固定されるフレーム20に、下部に
    錘り25が設けられて鉛直軸心をもつて安定する
    振子杆24を前後及び左右方向に回動自在に取付
    け、該振子杆24に、その回動中心を中心とする
    球面体の一部からなり、かつ外周が鏡面の反射鏡
    26を設け、さらに発光素子29a及びこの発光
    素子29aから出て前記反射鏡26で反射した光
    を検知する受光素子29bを前記フレーム20に
    設けたことを特徴とする加速度検出装置。
JP1984136810U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH035907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984136810U JPH035907Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP1984136810U JPH035907Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6152269U JPS6152269U (ja) 1986-04-08
JPH035907Y2 true JPH035907Y2 (ja) 1991-02-14

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ID=30695250

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JP1984136810U Expired JPH035907Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627674B2 (ja) * 1976-07-31 1981-06-26
JPS5890173A (ja) * 1981-11-25 1983-05-28 Tokyo Keiki Co Ltd 加速度計の偏位検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627674U (ja) * 1979-08-08 1981-03-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627674B2 (ja) * 1976-07-31 1981-06-26
JPS5890173A (ja) * 1981-11-25 1983-05-28 Tokyo Keiki Co Ltd 加速度計の偏位検出装置

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JPS6152269U (ja) 1986-04-08

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