JPH044177Y2 - - Google Patents

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JPH044177Y2
JPH044177Y2 JP1983119096U JP11909683U JPH044177Y2 JP H044177 Y2 JPH044177 Y2 JP H044177Y2 JP 1983119096 U JP1983119096 U JP 1983119096U JP 11909683 U JP11909683 U JP 11909683U JP H044177 Y2 JPH044177 Y2 JP H044177Y2
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suspension member
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surveying
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JP1983119096U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、セオドライト、オートレベル、自
動鉛直視凖機、二次元レベル等の測量機械の傾き
誤差を自動的に補正する装置において、その補正
限界を警告報知するための警告装置に関するもの
である。
一般に測量機械においては、機械の据え付け誤
差や測量中の機械変動による鉛直軸の傾き等によ
り望遠鏡視凖光路が変動し、これによつて測量誤
差を生ずるため、例えばオートレベルにおいては
望遠鏡光学系中に頂部を揺動自在に枢着された懸
垂部材の下端部に取付けてなる補正反射面を設け
て目盛読取り光路の変動を自動的に補正する補正
装置を設けているが、補正できる懸垂部材の振れ
には一定の限界があり、この限界以上の振れを生
ずる傾き誤差に対しては補正することが不可能と
なる。
そのため従来、補正限界を越える懸垂部材の振
れを生じた場合にこれを測定作業者に警告報知す
るために、懸垂部材の振れの補正限界点として懸
垂部材の中間部に電気接点を設け、この電気接点
に懸垂部材の電気接点が接触したとき両接点間に
通電されてブザー等の警告報知器が付勢され、警
告を発するようにした警告装置が知られている。
しかしながら上記従来の警告装置においては、
電気接点が振れの小さい懸垂部材の中間点に設け
てあるから、振れの補正限界点を正確に検出する
のが困難な問題があつた。また、永年使用による
腐食などにより接点部が接触不良をおこした場合
にも、警告作動が行われない故障を生じ易い。ま
た、通例として、懸垂部材は接触抵抗を少なくす
るためベアリング等により懸垂されているため、
これを接点に使用した場合、接触不良をおこし易
い欠点がある。
そこで、この考案は、前記従来の課題を解決す
るために、機体に頂部を揺動自在に枢着した懸垂
部材1により補正反射部材4を懸垂し、これを機
体の傾きに応じて揺動させることによりその下方
の機体に固定して設けた固定反射部材11との間
で測量用光束を反射して測量機械の傾き誤差を自
動的に補正する装置において、前記懸垂部材1の
下方の前記補正反射部材4を中間に介して更に固
定反射部材11を迂回した下方に、該懸垂部材1
の下方延長部を設けると共に、該懸垂部材の下方
延長部にその揺動方向と平行方向に遮蔽板5を設
ける一方、該遮蔽板5の揺動域を間に介して発光
素子6と受光素子7を相対して機体に設け、前記
懸垂部材1が補正限界を越える振れを生じたと
き、前記発光素子6からの光束を前記受光素子7
において発光又は遮光させることにより電気信号
を発して警告報知手段を作動させるように構成し
てなることを特徴とする測量機械の傾き誤差自動
補正装置における警告装置を提供しようとするも
のであり、機体と補正反射部材4の相対的な傾き
誤差の限界を、補正反射部材4よりも遥かに大き
く振れることとなるその下方の固定反射部材11
より更に下方の懸垂部材の下方延長部に設けた遮
蔽板5の振れで検出することができることとな
り、且つ、懸垂部材にリード線を接続することな
く、しかも無接点で補正限界を正確かつ確実に警
告報知することを可能とした警告装置を提案する
ものである。
以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、第1図はオートレベルにおける傾き誤差
自動補正装置に実施した一例を示したもので、懸
垂部材1はその上端のベアリング2により機体に
支持した回転軸3に左右に揺動自在に枢着され、
その中間部にはプリズム等の補正反射部材4が取
付けられ、また、その下方の固定反射部材11よ
り更に下方の下方延長部には所定巾の遮蔽板5が
設けられている。
懸垂部材1の揺動方向と直交方向には、遮蔽板
5を間に介して発光素子6とこの光束を発光する
受光素子7とが相対して機体に設置されている。
この発光素子6と受光素子7の設置の際には、そ
れぞれ単独のものを組合わせて対向状に配置して
もよいが、図示のように予めこれらを組合わせた
ホトインタラプタ8を使用すれば簡単かつコンパ
クトに設置することができる。
図示の実施例においては、懸垂部材1が補正限
界点を越えるまでは発光素子6から射出した光束
が遮蔽板5に遮光されて受光素子7に受光されな
いように構成され、そのため発光素子6と受光素
子7は機体が水平位に正しく据え付けられた状態
において遮蔽板5の中心に相対して設置されてい
る。そして、懸垂部材1に懸垂された補正反射部
材4が補正限界点を越えたとき発光素子6の光束
が受光素子7に受光されるように、そのときの懸
垂部材1の振れの角度及び発光素子6の光束の巾
に応じて遮光板5の横巾及び発光素子6と受光素
子7の位置が設定されている。
発光素子6と受光素子7には第4図に示す電気
回路が接続され、発光素子6の光束を受光素子7
が受光したときこの回路に通電されて警告表示灯
9を点灯すると共に、ブザー等の警告器10を鳴
らすように構成されている。
補正反射部材4の下方には、機体に固定された
プリズム等の固定反射部材11が設けられ、対物
レンズ12から入射して補正反射部材4の前側反
射面で反射した入射光束を補正反射部材4の後側
反射面に射出し、傾き誤差を補正するように構成
されており、後側反射面で反射した光束はレンズ
13を通つて焦点板14に結像し、この像を接眼
レンズ15で視認するようになつている。
以上の構成において、今第3図に示すように、
機体が傾斜して懸垂部材1に懸垂された補正反射
部材が補正限界点を越える振れを生ずると、補正
反射部材4よりも遥かに下方の固定反射部材11
より更に下方の懸垂部材の下方延長部に設けた遮
蔽板5は、補正反射部材4より遥かに大きく振れ
ることとなり、それまで遮蔽板5によつて遮光さ
れていた発光素子6からの光束は大きく確実に開
放されて受光素子7に受光され、これによつて表
示灯9が正確に点灯すると共に、警報器10が警
報音を発して作業者に自動的に報知する。
なお、発光素子6と受光素子7を懸垂部材1が
補正限界点を越える振れを生じたときの遮蔽板5
の移動位置に設置し、発光素子6と受光素子7間
が遮蔽板5で遮蔽されたとき表示灯9及び警報器
10に通電されてこれらが作動するように構成し
てもよい。
以上の通り、この考案に係る測量機械の傾き誤
差自動補正装置における警告装置よれば、機体に
頂部を揺動自在に枢着した懸垂部材1により補正
反射部材4を懸垂し、これを機体の傾きに応じて
揺動させることによりその下方の機体に固定して
設けた固定反射部材11との間で測量用光束を反
射して測量機械の傾き誤差を自動的に補正する装
置において、前記懸垂部材1の下方の前記補正反
射部材4を中間に介して更に固定反射部材11を
迂回した下方に、該懸垂部材1の下方延長部を設
けると共に、該懸垂部材の下方延長部にその揺動
方向と平行方向に遮蔽板5を設ける一方、該遮蔽
板5の揺動域を間に介して発光素子6と受光素子
7を相対して機体に設け、前記懸垂部材1が補正
限界を越える振れを生じたとき、前記発光素子6
からの光束を前記受光素子7において発光又は遮
光させることにより電気信号を発して警告報知手
段を作動させるように構成してなることを特徴と
するから、機体の傾きにより懸垂部材1に懸垂さ
れた補正反射部材4が傾斜すると、補正反射部材
4よりも遥かに大きく振れることとなるその下方
の固定反射部材11より更に下方の懸垂部材の下
方延長部に設けた遮蔽板5の大きな振れを、発光
素子6と受光素子7により検出することとなるか
ら、補正反射部材4が補正限界を越える振れを生
じたとき、遮蔽板5は大きく振れて、発光素子か
らの光束を受光素子なにおいて受光又は遮光させ
ることとなり、補正限界を正確かつ確実に警告報
知することを可能とした警告装置を提供する効果
があり、且つ、懸垂部材にリード線を接続するこ
となく、しかも無接点で補正限界を検出すること
ができるから、永年使用による腐食などにより接
点部が接触不良をおこしたり、振れが小さいため
警告作動が行われない故障等を除去することがで
き、且つ懸垂部材の揺動を拡大し、極めて微妙な
懸垂部材の振れにも正確に応答する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、
第2図は同縦断正面図、第3図は補正限界時にお
ける作動状態を示すこの考案の要部の縦断側面
図、第4図はこの考案に係る電気回路図である。 1……懸垂部材、4……補正反射部材、5……
遮蔽板、6……発光素子、7……受光素子、9…
…警告表示灯、10……警報器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体に頂部を揺動自在に枢着した懸垂部材1に
    より補正反射部材4を懸垂し、これを機体の傾き
    に応じて揺動させることによりその下方の機体に
    固定して設けた固定反射部材11との間で測量用
    光束を反射して測量機械の傾き誤差を自動的に補
    正する装置において、前記懸垂部材1の下方の前
    記補正反射部材4を中間に介して更に固定反射部
    材11を迂回した下方に、該懸垂部材1の下方延
    長部を設けると共に、該前記懸垂部材の下方延長
    部にその揺動方向と平行方向に遮蔽板5を設ける
    一方、該遮蔽板5の揺動域を間に介して発光素子
    6と受光素子7を相対して設け、前記懸垂部材1
    が補正限界を越える振れを生じたとき、前記発光
    素子6からの光束を前記受光素子7において受光
    又は遮光させることにより電気信号を発して警告
    報知手段を作動させるように構成してなることを
    特徴とする測量機械の傾き誤差自動補正装置にお
    ける警告装置。
JP11909683U 1983-07-30 1983-07-30 測量機械の傾き誤差自動補正装置における警告装置 Granted JPS6027311U (ja)

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JP11909683U JPS6027311U (ja) 1983-07-30 1983-07-30 測量機械の傾き誤差自動補正装置における警告装置

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JPS6027311U JPS6027311U (ja) 1985-02-23
JPH044177Y2 true JPH044177Y2 (ja) 1992-02-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010410A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sokkia Co Ltd 電子レベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH049537Y2 (ja) * 1985-09-04 1992-03-10
JPH089607Y2 (ja) * 1989-03-31 1996-03-21 株式会社ソキア 簡易自動水準儀

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099952U (ja) * 1974-01-14 1975-08-19
JPS5781506U (ja) * 1980-11-08 1982-05-20

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JP2007010410A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Sokkia Co Ltd 電子レベル

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JPS6027311U (ja) 1985-02-23

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