JPH05141967A - 照準装置 - Google Patents

照準装置

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JPH05141967A
JPH05141967A JP33573891A JP33573891A JPH05141967A JP H05141967 A JPH05141967 A JP H05141967A JP 33573891 A JP33573891 A JP 33573891A JP 33573891 A JP33573891 A JP 33573891A JP H05141967 A JPH05141967 A JP H05141967A
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JP
Japan
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automatic correction
pendulum
laser light
movable mirror
correction mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP33573891A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakayama
康之 中山
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MAIZOTSUKUSU KK
Original Assignee
MAIZOTSUKUSU KK
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Publication date
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Priority to JP33573891A priority Critical patent/JPH05141967A/ja
Publication of JPH05141967A publication Critical patent/JPH05141967A/ja
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動補正機構の許容範囲を越える作動を簡単
に検出できるようにする。 【構成】 可動ミラー17を吊り糸18に吊下された振
り子26に保持させ、レーザ光の出射方向に振り子26
を揺動させてレーザ光の光軸を水平となるように補正す
る自動補正機構12を備えた照準装置において、振り子
26から上方へ延ばした制動板27の揺動範囲に光セン
サ33、30を配置し、制動板27の動きから許容範囲
を越える可動ミラー17の揺動を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザー光を利用した
照準装置に係り、特に遠隔操作により水平の任意方向に
レーザー光を出射し得るようにした照準装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の照準装置は、図4に示すよう
に、基台1とこの基台1上に回動自在に支持されたテー
ブル2とを備え、このテーブル2上にレーザ発振器3と
後述する光学系4とを搭載している。基台1にはギヤ5
が一体に設けられており、このギヤ5にはテーブル2に
固定したモータ6の出力軸に取付けられたピニオンギヤ
7が噛み合わされている。モータ6は遠隔操作により左
回転または右回転するようになっており、テーブル2は
このモータ6の回転をピニオンギヤ7およびギヤ5を介
して基台1に伝えて該基台上を自転するようになる。
【0003】光学系4は、通常図5に示すように、レー
ザ発振器3から出射されたレーザ光Lを集光する集光レ
ンズ11と、この集光レンズ11を通過したレーザ光Lを水
平方向へ出射できるように補正する自動補正機構12と、
自動補正機構12からのレーザ光Lを基準点あるいは基準
線として目標に結像させる対物レンズ13と前記結像の焦
点を合わせる合焦レンズ14とから構成されている。な
お、前出の図5中、8は集光レンズ11と自動補正機構12
とを内蔵するケーシングを、9は対物レンズ13を保持し
かつ合焦レンズ14を保持する可動鏡筒(図示略)を内装
する固定鏡筒を、10は前記可動鏡筒を駆動する駆動装置
をそれぞれ表している。
【0004】しかして、上記自動補正機構12は、2つの
傾斜ミラー15、16と1つの可動ミラー17とを備えてい
る。可動ミラー17は複数(通常4本)の吊り糸18を用い
て前記ケーシング8に吊設されており、これがテーブル
2の揺動に応じてレーザ光の出射の前後方向へ揺動し、
レーザ光の光軸が常に水平となるように補正されるよう
になっている。ところで、かゝる自動補正機構12では、
その可動ミラー17の揺動範囲に一定の限界があり、した
がってその許容範囲を越えて可動ミラー17が揺動するよ
うな場合は、レーザ光Lが水平方向へ出射されないこと
となる。特に上記遠隔操作を可能とした照準装置におい
ては、測量者が照準装置から離れて測量作業を行うた
め、前記不具合の発生を事前に確認することができず、
誤測量の重大な原因となる。そこで従来、例えば実開昭
63−99214 号公報に記載された照準装置では、円形気泡
管の気泡の位置を光センサにて検出することにより、自
動補正機構12の許容範囲を越える作動を把握するように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された照準装置によれば、円形気泡管の気泡は
テーブル2の傾きに応じて水平面内のあらゆる方向に動
くため、その位置を特定する光センサの回路構成がきわ
めて複雑となり、その調整がきわめて面倒であるばかり
か、コスト負担の増大が避けられないという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、自動補正機構の許容範囲を越える作動を簡
単に把握できる照準装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、基台上に遠隔操作により回転するテーブル
を設けると共に、このテーブルにレーザー発振器と該レ
ーザ発振器からの出射光を目標に向けて案内する光学系
とを搭載し、かつ前記光学系内に、前記テーブルの傾き
に応じてレーザ光の出射の前後方向へ揺動する可動ミラ
ーを備え該可動ミラーの動きによりレーザー光の光軸を
水平となるように補正する自動補正機構を設けた照準装
置において、前記自動補正機構に、前記可動ミラーの許
容範囲を越える動きを検出する光センサを付設するよう
に構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記のように構成した照準装置においては、自
動補正機構の可動ミラーはレーザ光の出射の前後方向へ
揺動する単純な動きするので、その動きを監視する光セ
ンサとしては構造簡単なもので足りるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0010】図1〜図3は、本発明にかゝる照準装置を
示したものである。なお、本照準装置の全体構造は、前
出図4および図5に示したものと基本的に同一であるの
で、こゝでは本発明の要部である自動補正機構とその周
りの部分のみを示し、かつ前出と同一部分には同一符号
を付すこととする。図1〜図3において、自動補正機構
12を内装するケーシング8は角筒状の本体21と本体21上
に被蓋された蓋体22とから成っている。本体21には、そ
の一側にレーザ発振器3からのレーザ光Lを受入れる受
光用窓21aが、その他側に鏡筒9を装着しかつ鏡筒9に
向けてレーザ光Lを出射する出光用窓21bがそれぞれ設
けられている。ケーシング8内には、集光レンズ11を
保持する鏡筒23と、2つの傾斜ミラー15、16をぞれぞれ
保持するブラケット24、25と、可動ミラー17を保持する
振り子26とが配設され、これらは蓋体22に一括支持さ
れている。
【0011】振り子26は可動ミラー17を支持する受け台
26aと、この受け台26aの両側から上方へ延ばされた一
対のアーム部26bと、この一対のアーム部26bの上端に
橋架された架橋部26cとから成り、その受け台26aは蓋
体22から延ばした4本の吊り糸18に支持されている。レ
ーザ発振器3からのレーザ光Lは、集光レンズ11から一
方の傾斜ミラー15へ入射された後、可動ミラー17、他方
の傾斜ミラー16で反射されて出光用窓21bから鏡筒9へ
向けて出射され、この時、テーブル2が傾斜していれ
ば、振り子26がレーザ光Lの出射の前後方向へ揺動し、
レーザ光Lの光軸が水平に補正される。なお、振り子26
はテーブル2の傾斜方向(前後、左右)によらずレーザ
光Lの出射の前後方向に揺動するようになっている。
【0012】また、振り子26の架橋部26cにはT字形を
なす制動板27が、その板面をレーザ光Lの出射方向に平
行に延ばして固定されている。制動板27は、そのT字形
の脚部27aを蓋体22に設けたスリット22aを挿通して上
方へ延ばすと共に、そのT字形の梁部27bを蓋体22のわ
ずか上方に位置させている。これにより、可動ミラー17
を保持する振り子26の受け台26aのわずかの揺動は、振
り子26のアーム部26bと制動板27の脚部27aにより拡大
され、制動板27の梁部27bの大きな揺動に変換されるよ
うになっている。一方、蓋体22の上面には前記制動板27
の梁部27bを挟んで一対の保持板28が配置されており、
その一方にはレーザ光Lの出射方向に配列して一対の磁
石29が取付けられている(図3)。一対の磁石29は、レ
ーザ光Lの出射方向に直交する方向に磁極を向けて保持
板28に取付けられかつ相互に磁極の向きが反対方向とな
るように配置されている。この一対の磁石29は、磁力を
制動板27に作用させて振り子26の急速な揺動を抑えるも
ので、これによりテーブル2(図5)が急激に傾くよう
な場合に振り子26に加わる衝撃が緩和され、自動補正機
構12の損傷が防止される。
【0013】しかして、上記ケーシング8を構成する蓋
体22の上面には、そのスリット22aの両端部に位置し
て、コ字形をなす一対のフォトセンサ30が配置されてい
る。このフォトセンサ30は、ブラケット31により蓋体22
に固定されてそのコ字形内の溝を蓋体22のスリット22a
に整合させており、したがって、制動板27の梁部27bの
両端部がこのフォトセンサ30内に出入り可能となってい
る。フォトセンサ30には、そのコ字形内の溝を挟んで発
光素子と受光素子とが対向して内蔵されており、自動補
正装置12の作動許容範囲を越えて揺動する可動ミラー17
の動き、すなわち制動板27の動きを検出する機能を有し
ている。なお、自動補正装置12の信号はレーザ発振器3
とその電源との間に介装した遮断回路(図示略)に送出
されるようになっている。
【0014】上記のように構成した照準装置において
は、予め基台1すなわちテーブル2を水平に保ってレー
ザ発振器3を作動させると、レーザ発振器3からのレー
ザ光Lは、集光レンズ11から自動補正機構12内のミラー
群15、17、16を経て鏡筒9へ向けて出射され、この時、
テーブル2がわずか傾斜していれば、自動補正機構12内
の振り子26がレーザ光Lの出射の前後方向へ微小揺動
し、レーザ光Lの光軸が水平に補正されるようになる。
この時、振動、異物の衝突などによりテーブル2が大き
く傾くと、振り子26が大きく揺動し、この振り子26の上
の制動板27が一対のフォトセンサ30の何れか一方の溝内
に入り込み、可動ミラー17が許容範囲を越えて揺動した
ことが該センサにより検出される。すると、このフォト
センサ30の信号により上記遮断回路が作動し、レーザ発
振器3への電力供給が断たれ、測量者はレーザ光の出射
停止によりテーブル2の異常傾斜を把握できるようにな
る。
【0015】なお、上記実施例において、制動板27すな
わち振り子26の傾きを検出するセンサ(光センサ)とし
て発光素子、受光素子を内蔵するフォトセンサ30を用い
たが、これに代えて発光素子、受光素子を別個独立に設
けて良いことはもちろんである。また、この光センサは
受光量の変化に応じて起電力を変化させるものを用いて
も良く、この場合は振り子26の揺動量を定量的に把握す
ることができる。また、上記実施例において、光センサ
(フォトセンサ)を制動板の揺動範囲に設置したが、本
発明はこの光センサの設置箇所を限定するものでなく、
可動ミラー17の揺動を検出できればどの箇所に設置して
も良い。さらに、本発明は光センサからの信号の利用の
態様を問わないもので、上記実施例の如く遮断回路によ
りレーザ発振器3への給電を停止する方式に代え、例え
ば光センサの信号を無線伝送システムに送出して、測量
者に警報を無線伝送することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かゝる照準装置によれば、自動補正機構の可動ミラーの
単純な動きを検出するようにしたので、構造簡単な光セ
ンサを用いて許容範囲を越える自動補正機構の作動を把
握でき、耐久信頼性の向上はもとより、コスト低減を達
成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかゝる照準装置の要部構造を模式的に
示す斜視図である。
【図2】本照準装置の要部構造を示す断面図である。
【図3】図2に示した部分の平面図である。
【図4】照準装置の全体構造を示す斜視図である。
【図5】照準装置の光学系を示す系統図である。
【符号の説明】
1 基台 2 テーブル 3 レーザ発振器 12 自動補正機構 15 傾斜ミラー 16 傾斜ミラー 17 可動ミラー 18 吊り糸 26 振り子 27 制動板 29 磁石 30 光センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に遠隔操作により回転するテーブ
    ルを設けると共に、このテーブルにレーザー発振器と該
    レーザ発振器からの出射光を目標に向けて案内する光学
    系とを搭載し、かつ前記光学系内に、前記テーブルの傾
    きに応じてレーザ光の出射の前後方向へ揺動する可動ミ
    ラーを備え該可動ミラーの動きによりレーザー光の光軸
    を水平となるように補正する自動補正機構を設けた照準
    装置において、前記自動補正機構に、前記可動ミラーの
    許容範囲を越える動きを検出する光センサを付設したこ
    とを特徴とする照準装置。
JP33573891A 1991-11-25 1991-11-25 照準装置 Pending JPH05141967A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33573891A JPH05141967A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 照準装置

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JP33573891A JPH05141967A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 照準装置

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JP33573891A Pending JPH05141967A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 照準装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057347A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Sokkia Co Ltd 光路自動補正機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60135296A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 日本電気株式会社 通帳自動改頁装置
JPS63238420A (ja) * 1987-03-27 1988-10-04 Tadashi Iizuka 視準式及びレ−ザ−式自動水準儀

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JP4650939B2 (ja) * 2005-08-24 2011-03-16 株式会社 ソキア・トプコン 光路自動補正機構

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