JPH02310414A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH02310414A
JPH02310414A JP13222689A JP13222689A JPH02310414A JP H02310414 A JPH02310414 A JP H02310414A JP 13222689 A JP13222689 A JP 13222689A JP 13222689 A JP13222689 A JP 13222689A JP H02310414 A JPH02310414 A JP H02310414A
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camera shake
signal
shake
distance measuring
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JP13222689A
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Masanori Otsuka
正典 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、手振れ検出装置を利用して測距動作の制御を
行なう測距装置に関するものである。
[従来の技術] 従来カメラの測距装置は、撮影をするにあたって、ti
影者が写そうとする被写体にカメラを向けて、レリーズ
スイッチを押すことにより撮影直前□に測距動作を行な
っていた。
この測距装置には、大きく分けて2つの方式があり、被
写体に光を投射して反射した光の強度、あるいは時間遅
れ、反射角度の違いにより距離を求めるいわゆるアクテ
ィブ・タイプの測距装置と、被写体からの光を2つに分
けて、そのズレ量を計算したり、被写体からの光のボケ
量等を計算する、いわゆるパッシブ・タイプの測距装置
がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例の測距装置では、アクティブ
方式にしてもパッシブ方式にしても、測距動作に時間が
かかり、そのため測距中に手振れが発生すると測距精度
が極端におちたり、場合によっては、全く測距不能とな
る場合があった。すなわち、たとえば、アクティブ方式
の二重積分型三角測距式測距装置では、二重積分中にカ
メラに手振れが生じると、手振れ量に応じて受光素子に
受光される全光量、および受光素子上でのスポット位置
が変化し、意図している被写体との距離データと大きく
異なるし、又パッシブ方式の被写体光を2つに分割して
そのズレを検出する測距装置では、演算中にカメラに手
振れが発生すると相関がランダムになり測距精度が低下
してしまっていた。また被写体が測距対象となる測距ゾ
ーンからはみでてしまう稚子娠れしている場合には、全
く別の被写体を測距してしまい、意図している被写体距
離と全く異なってしまう場合もあった。
本発明の目的は、上記した従来の問題点を解決し、測距
中に手振れ等によって測距手段が振れても正確な測距を
行える測距装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明の目的を
達成するための手段及びその作用は被測定体までの距離
を光電変換手段を用いて測距するアクティブ方式または
パッシブ方式の測距手段と、該測距手段の振れを検知す
る振れ検知手段と、少なくとも被測定体から該測距手段
の光電変換手段に入射する光の入射光路を変更可能とす
る光路変更手段と、該振れ検知手段からの振れ情報に基
づき該光路変更手段を駆動制御する制御手段とを備え、
該制御手段は、測距に供する光が該測距手段の光電変換
手段の一定位置に入射するように、該振れ検知手段で検
知した振れ量に応じて該光路変更手段を駆動制御するこ
とを特徴とする測距装置にある。
[実  施  例コ 第1図は本発明をカメラに通用した測距装置の一実施例
を示すブロック図である。
1は1RED等の投光素子2によって被写体に赤外光を
投光する投光回路、3は被写体からの反射光をPSD等
のスポット位置検出用受光素子4により受光する受光回
路、6は、受光回路3よりの信号により、距離データを
演算する測距演算回路、5は、投光回路1、受光回路3
、測距演算回路5に制御信号を送りおのおのの回路を動
作制御させる測距制御回路で、これらの各回路1.3,
5.6と投光素子2及び受光素子4にて、アクティブ方
式の測距装置Aを構成し、カメラ本体(不図示)に取付
けられている。7は例えばカメラを手持した場合測距装
置Aが振れているか否か、そしてどの程度振れているか
を検出する手撮れ検出装置で、カメラ本体又はレンズ鏡
筒に取付けられている。8は、測距装置A1手振れ検出
装置7、そして通常のカメラ撮影動作の為のカメラ撮影
回路9を制御するCPU等で構成されたシーケンス制御
回路、10は警告用の表示素子である。
16は投光素子2及び受光素子3の前面に配置された頂
角を可変可能とする可変頂角プリズム(以下VAPと略
す)で、カメラ本体に固定された固定部16aに対して
可動部16bが頂角を可変とするように動くことで測距
用の投光・受光光学系の光路を可変可能とする。
13はVAP 16を駆動するボイスコイルで、VAP
lBの可動部1f+bに取付けられ、VAI’駆動回路
11により駆動制御される。VAP駆動回路11は、手
振れ検出装置7からの手振れ信号に基づき、シーケンス
制御回路8からの信号によって制御される。また、VA
PlBの可動部16bの移動量は、該可動部16bに取
付けられた位置検出素子(PSD)14に対しカメラ本
体に取付けられた1RED等の投光素子15からの光を
スリットSを通して照射することで頂角の変化として検
出している。このPSD14からのデータは位置検出回
路12に出力されてVAPlBの位置の検出の演算が行
なわれ、そのデータをVAP駆動回路11に出力する。
そして、手振れ検出装置?、VAP駆動回路11、VA
P位置検出回路12.ボイスコイル13 、 l’5D
14 、投光素子15VAP16により測距補正光学シ
ステムを構成している。
なお、VAPlBは可動部16bの可動範囲の中間が中
立位置としている。
次に、第1図のブロック図の動作を第2図のフローチャ
ートを用いて説明する。まず不図示のレリーズスイッチ
がオンされるとシーケンス制御回路8は、測距装置Aに
測距開始信号を送る(#201)。それとともに手振れ
検出回路7にも手振れ開始信号を送る(#202)とと
もに、VAPlBの駆動を開始させるよう、VAP駆動
回路11に信号を送る(#203)。すると手振れ検出
回路7は測距中の手振れの状態を検出し、VAP駆動回
路11に、その手振れ量信号を送りボイスコイル13を
駆動する。すると、ボイスコイル13の駆動力によりV
AP 16は駆動され2枚の透明な板は、平行状態から
ある頂角にて傾く。
その傾きを、VAPlBの可動部16に取付けられたP
SD14 ノIRED15(7) スリット位置により
VAP角度位置検出回路12にて検出される。その検出
信号は、補正されて、VAP駆動回路11に出力される
。これをVAP駆動回路11は手振れ検出回路7よりの
手振れ信号とVAP角度位置検出回路12よりの傾き信
号とを比較して、両者の和が一定になるよう、すなわち
手振れを打ち消すようにボイスコイル13を駆動し続け
る。尚、手振れ検出および防振についての詳しい説明は
後述する。
この期間に測距装置Aでは測距をし続け、測距動作が終
了すると、シーケンス制御回路8に測距終了信号を送り
、シーケンス制御回路8はその信号を受は取って(#2
05)、測距動作を停止させる(#207)とともに、
 VAP駆動の停止(#20B)手振れ検出の停止(#
209)させるべく各回路に信号を送る。
尚、測距期間中に、VAP駆動回路11で手振れ信号と
、傾き信号が一致しない、すなわち防振機能が働かなく
なった場合には、シーケンス制御回路8に信号を伝達し
、シーケンス制御回路では、現在防振がうまくいってい
ない、すなわち、現在行なわれている測距は正しいもの
でない可能性があると判断して(#204)警告表示(
LEDIOの点灯#206)を行なう。
次に第1図の測距装置Aの手振れのない場合、手振れの
あった場合及び測距補正光学システムを駆動して測距用
役受光光学系を補正した場合について、被写体および受
光素子4上のスポット光位置と測距信号を用いて第3図
を参照しながら説明する。
ここでの測距装置Aは、従来のアクティブ方式の二重積
分型三角測距方式の測距装置であり、受光素子4の両端
の信号IA +I11により、 I^ 1、+ IB にて、距離情報を演算するようになっている。この方式
は周知の技術なので、詳しい説明を省くが、第3図(A
)に示すように、まず所定時間Tにて受光素子4に当た
っている全・光電流1.+1.に相当した電流にて上昇
積分し、その後■あに相当した電流にて下降積分し、ゼ
ロクロスした時点の時間1.により距離情報を求める。
ところが、測距動作l、+ 1.の上昇積分後に手振れ
が生じ、投光素子からのスポット光が被写体の反射率の
より高い部分に当たると、[第3図(C)中、領域(a
)から領域(b)に当る]、第3図(B)に示す如く、
■、+r、の上昇積分中よりもIAの電流は大きくなり
、実際よりも至近側に距離データが出てしまうことにな
る。
この時に測距系補正光学システムが作動すると、測距用
投受光光学系の光路をVAP16によって手振れした量
に相当する量だけ補正し、Ia+Iaの上昇積分期間中
のスポット位置と同一の位置になるようにする[第3図
(C)]。このことによって測距期間中に手振れを生じ
ても、被写体に対するスポット位置は変化せず、第3図
(^)に示した正しい測距結果が得られることになる。
以上のように、本実施の測距装置は、第2図のフローチ
ャートに示す如く、測距を開始すると、測距系補正光学
システムが測距終了まで動作し、カメラが手撮れ等によ
り振れても、測距系の投光素子2からのスポット光が被
写体の一定位置に当り正確な測距が行なわれる。
第4図は、手振れ検出装置7の具体例を示す。−例とし
て、振動ジャイロを手振れセンサーとして使用した際の
手振れ検出装置を示す、51は、4側面に圧電素子54
−a、54−b。
54−c、54−dを固着したバータイプの振動子であ
り、圧電素子54−aにより、振動駆動されかつ、角速
度が検出される。また振動子51は支持部材52.53
により不図示の支持ケース等に保持もされている。この
支持部材52.53は振動子51の節の部分に設けるこ
とが望ましい。
そして、これら振動子51、支持部材52゜53及び圧
電素子54等により手振れセンサーIIを構成している
。55はバータイプ振動子駆動回路で、圧電素子54−
aにより振動子51を駆動させる。57は共振点検出回
路で、振動子51の共振周波数(同一駆動電圧にて振動
子が最大振幅になる最小の周波数)を検出し、保持させ
る回路である。58はバータイプ振動子駆動回路55に
より振動子51がどの程度振動しているかを圧電素子5
4−bから検出するバータイプ振動子変位検出回路であ
り、この信号を基に、共振点検出回路57により共振点
を求めるとともに、その後一定振幅制御回路56により
一定振幅にして角速度信号の正規化を行なっている。5
9は振動安定化判定回路で、振動子51の共振点を見つ
けた後に、一定振幅制御回路56が振励子51の振幅を
一定にしようとするが、その時点で、振動子51の振幅
が安定したか否かを検出する回路であり、アナログスイ
ッチ64を制御し適正振幅状態になフて初めて、手振れ
角速度信号を伝達し始めるとともに、シーケンス制御回
路8に手振れ信号検出開始を伝達する。そして、これら
の各回路55〜59により手振れセンサー制御駆動回路
Iを構成している。60は振動子51に駆動用圧電素子
54−8と垂直に対した圧電素子54−c、54−dの
信号から手振れによる角速度成分のみを検出するデモシ
ュレータおよびフィルター回路であり、その手振れ角速
度信号は補償回路61により、温度補償及びオフセット
補償される。そして、これらの回路60.61により手
振れ量検出回路IIIを構成している。この手振れ角速
度は、撮動安定化検出回路59により共振点にて一定振
幅で駆動されるようになフてからアナログスイッチ64
がオンして信号伝達される。この信号は、積分回路62
を経て、手振れ変位となり、正規化回路63により実際
何μm変位したかを表わす手振れ変位量となる。そして
、これらの回路62.63により手撮れ量絶対変位量変
換回路II+を構成している。65は手振れ検出系用の
電源、66は電源65より手振れ検出系に電源供給・す
るか否かを制御する制御回路、67は電源投入・制御回
路66からの信号により手振れ検出系を初期設定させる
初期設定回路である。
次に、以上のように構成された手振れ検出装置7の動作
を第5図のフローチャートに従って説明する。
第1図に於いて撮影者がカメラのレリーズボタンを半押
しするほどの操作により、測距装置Aが測距動作を開始
すると、シーケンス制御回路8は、手振れ検出装置にス
タート信号を送信する(#501)。すると、第4図に
於いて電源没入制御回路66は、電源65より手振れ検
出装置に電源を供給しく#502)、また初期設定回路
67より初期設定信号を出力する(#503)。この信
号に基づいて、手振れ検出装置の全回路はリセットされ
る。リセット解除された後、バータイプ振動子駆動回路
55は初期設定値に応じた電圧を設定しく#504)振
動子駆動周波数も初期設定値に設定しく#505)圧電
素子54−aを駆動することで、振動子51は1辰勅を
開始する。振動子51の振動により駆動用圧電素子54
−aと 180°対をなした圧電素子54−bは振動子
51の振動状態を出力する(#506)。この信号から
振動子変位信号検出回路58により振動子51の変位量
を検出する(#507)。そこで、その周波数が共振点
であるか否かを検出回路57にて検出しく#508)、
共振点であればその振動周波数を記憶固定し、共振点で
なければもう一度振動子駆動周波数を変化させ(#50
9)、共振点が見つかるまで同様の動作をくり返す。次
に、共振周波数が検出されると再び振動子51の変位量
を検出しく#510)、所定の変位量か否かを判断しく
#511)、異なっていれば圧電素子54−aの駆動電
圧を変化させ(#512)、所定の変位量になるまでく
り返す、その後振動子51の振動安定待ちおよびドリフ
ト安定待ちの為、一定時間後(j513)にシーケンス
制御回路8、および振動安定化判定回路59によりアナ
ログスイッチ64をオンさせる。
次に、実際に手振れが発生した場合の動作について説明
する。
ここで振動ジャイロによる角速度検出の原理は公知であ
るため詳しい説明を省くが、安定振動している振動子5
1にその振動方向に垂直に力が働くとコリオリカにより
、力、振動方向と垂直方向に力が発生する為、その力を
圧電素子54−c、54−dにより検出する(#514
)。この信号からデモシュレータ・フィルター回路60
によryl′l純粋な角速度成分のみを検出しく#51
5.51B)、補償回路61によりアンプのオフセット
、温度ドリフト等を除去($517)した後に、角度成
分(変位成分)にする為に積分する。その際、シーケン
ス制御回路8からの信号により、現在行なわれている手
振れ検出系の検出帯域を設定しく#518)、それによ
って積分定数を設定する(#519,520)。たとえ
ば、シャッター速度が早い場合(すなわち明るい場合)
には積分定数を小さく L (#519)、レリーズに
対して即応答できるようにし、シャッター速度が遅い場
合(すなわち、暗い場合)には、撮影者に警告してレリ
ーズを待フてもらうとともに、積分定数を大きくしく#
520)、ゆっくりした手振れも検出可能にする。
こうして角速度信号を角度信号に変換しく#521)、
そして正規化しく#522)、手振れ変位量としてシー
ケンス制御回路8へ高速A/D変換してデータを送信す
る(#523)。その後、シーケンス制御回路8より手
振れ検出停止信号が来ているか否かを判断しく#524
)、もし来ていないなら#51Oに戻り、再び同様の動
作を行なう。また測距終了あるいは撮影終了等によりシ
ーケンス制御回路8が手撮れ検出停止信号を送信すると
、それを判断しく$524)、振動子の駆動を停止させ
て(#525)、電源65よりの電源供給を断って(#
5Z6)、手振れ検出動作を終了させる。
第6図は、第4図で説明したような、手振れ検出装置を
含んだ第1図の測距系補正光学システム部分の詳細を示
すブロック図である(第1図と対応する箇所には同一の
符合が付しである)。
手撮れ検出回路7は第4図にてすでに説明済みであるの
で省略する。70は、測距系補正光学システムの動作周
波数を決定するフィルター切換回路であり、手振れ量−
変位量変換回路■の積分回路62と位相補償回路73と
ともに、所定の手プレ周波数問は適正な測距系の補正が
行なえるようにし、その他の周波数はカットする。これ
は、積分回路62と同様に、シーケンス制御回路8にて
カットオフ周波数を制御できつるような構成となってい
る。71は手振れ変位量のレベル判定回路であり、例え
ばシーケン大制御回路8において予め設定した所定の手
振れ量よりも大きな手振れ量が来た時には、シーケンス
制御回路8に信号を伝達するとともに、測距光路を変更
させうるVAP16からなる補正光学系の保持制御回路
79にも信号伝達する。
72は手振れ変位補正回路であり、シーケンス制御回路
8あるいは、補正変位量変換回路77により、実際の手
振れ補正量に制御電圧、あるいはオフセット電圧が加え
られる。73は、補正光学システムの系を安定させ、発
振等の不都合を生じさせない為の位相補償回路である。
75は位相補正回路73からの信号により直接ボイスコ
イル13によりVAP16を駆動する補正光学系駆動回
路である。12は、補正光学系が、  実際にどの程度
移動したかその・絶対変位を検出するVAP位置検出回
路であり、77は補正光学系の絶対位置を手振れ変位補
正回路72にフィードバックして、フィードバック制御
させるとともにその■^P位置検出回路12からの信号
に重み付けを行ない、センタリング等の動作を行なわす
べく手振れ変位補正回路72に信号を伝達したり、現在
の補正状況をシーケンス制御回路8に知らせる補正変位
量変換回路である。79は、実際の補正光学系動作を抑
制したり、完全に固定させたりする、補正光学系保持制
御回路であり、78はその補正光学系保持制御回路79
からの信号により、補正光学系を保持すべく不図示のア
クチュエータを駆動する補正光学系保持駆動回路である
。80は、補正光学システムへの電源を供給する測距系
補正光学システム電源供給制御回路であり、防振SW、
あるいはシーケンス制御回路8からの制御信号によって
制御される。
次に、第7図のフローチャートに基づき測距系補正光学
システムの動作を説明する。
まず、撮影者のレリーズボタン半押しくSWIオン)な
どの操作により撮影動作が開始されると、シーケンス制
御回路8は、測距系補正光学システム電源供給制御回路
80に信号伝達し、同システムに電源を供給する(#7
01)。それとともに、初期設定の為のリセット信号を
同システムに伝達しく#702)、手振れ量検出装置7
の初期設定を行なうとともに(#703)、補正光学系
保持制御回路79、駆動回路78により補正光学系の保
持部材を解除しく#704)、補正光学系駆動回路75
により■^P16系を初期位置にセットしく#7Q5)
、測距系補正の為の準備を行なう。
測距系補正の為の初期設定が終了すると、第4図のブロ
ック図、第5図のフローチャートに従って、手振れ量の
検出を行なう(#706)。この手振れ量をシーケンス
制御回路8に信号伝達しく1707)、もし一定期間手
振れ量が、補正可能な限界を越える予め設定された所定
量より大きければ(1708,709)、警告を発する
(#710,711)とともに、手振れ変位量レベル判
定回路71、補正光学系保持制御回路79、補正光学系
保持駆動回路78を介して、保持部材を駆動し補正光学
系を保持して(#712)、補正光学系に過度の負荷が
かかつてシステムが破壊するのを防ぐ。
また、手振れ量が補正可能限界内であれば(#708)
、補正光学系保持解除して(#163)、シーケンス制
御回路8内のアルゴリズムにより、手振れを補正する為
の防振周波数帯域を設定する(#714)。それととも
に補正光学系移動量検出回路76により補正光学系の絶
対位置を検出しく#716)、補正光学系の位置が補正
限界に近ければ(#717)、補正変換量変換回路77
を介して手振れ量変位補正回路72により補正光学系を
中心位置(初期位置)に除々に戻す、いわゆるセンタリ
ングの為の電圧を加算する(#718)。そして、シー
ケンス制御回路8からの制御信号により補正光学系を調
整・制御するとともに、位相補償を行なう(#719,
720)。ここでシーケンス制御回路8では防振SWあ
るいはアルゴリズムにより補正するか否かの判断を行な
い(#721)、もし補正しない場合には各種調整され
た手振れ信号をカットしく#722)、補正光学系を電
気的に固定駆動する(71723)。補正する場合には
、補正光学系駆動回路75を介して補正光学系を駆動す
る(#724)。そして、補正光学系の位置をVAP位
置検出回路12により検出しく#725)、手撮れ量に
対する補正光学系の制御位置と実際の補正光学系の絶対
位置の差をとってフィードバック制御を行う(#726
,727,728)とともに、シーケンス制御回路8に
補正光学系の絶対位置信号を伝達する。
以上が概略の測距系補正光学システムの動作である。
測距動作が終了すると、シーケンス制御回路8は補正終
了と判断しく#729)、補正光学系を初期位置にセッ
トする(#730)とともに、補正光学系保持制御回路
79に信号伝達し、補正光学系を完全に固定すべく不図
示のアクチュエータを駆動する(#731)。モして測
距系補正光学システム電源供給制御回路80により、測
距系補正光学システムへの供電をカットして(#732
)、動作を終了する。
なお、本発明は以上説明してきた実施例に限定されるも
のではなく、以下に述べるようなものであってもよい。
まず、第1図における測距装置Aは、説明ではアクティ
ブ方式二重積分型三角測距方式を採用したが、パッシブ
方式のズレ検出方法など、測距にある程度の時間を要す
るものは、すべて含まれ、また同様の効果を得ることが
できる。
さらに、第1図における手振れ検出装置7は、本発明で
は振動ジャイロによる角速度検出方式を採用したが、こ
れも、振れセンサー、液体中にミラーを置いたハイドロ
センサー等を用いた角度検出方式でも(角)加速度によ
る物体のひずみを利用して、手振れを検出する角加速度
検出方式でもかまわない。
そしてまた、シーケンス制御回路8も、マイコン等のC
PUを用いても、ロジックの組み合わせで作っても良く
、警告用の表示素子1oもLED、LCD、発音体等表
示して警告できつるものであれば何でも良い。
また、本発明の光路変更手段は、上記した実施例のVA
P16以外に、測距光学系に補正光学系を設はフィルム
面上の像振れを補正する、いゎゆる像振れカメラの、該
補正光学系の1部であっても同様の効果を生むのは、言
うまでもない。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、測距装置の
測距中の手振れ量を検出して、例えば測距投受光系の光
路を補正することにより、測距精度のいちじるしい劣化
、測距不能という事態なしに、常に正しい測距データが
得られその効果は絶大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をカメラに適用した一実施例を示すブロ
ック図、第2図は第1図の動作を示すフローチャート、
第3図(^) 、 (B)は受光素子から出力される信
号から距離情報を求める方法を説明するための図で、第
3図(A)は正常時、第3図(B)は手振れが生じた場
合を示している。第3図(C)は投光素子からのスポッ
ト光が被写体の反射率のより高い部分に当フた状態を示
す図である。第4図は手撮れ検出装置のブロック図、第
5図は手振れ検出装置の動作を説明するフローチャート
、第6図は測距系補正光学システムのブロック図、第7
図は測距系補正1・・・投光回路    2・・・投光
素子3・・・受光回路    4・・・受光素子5・・
・測距制御回路  6・・・測距演算回路7・・・手振
れ検出装置 8・・・シーケンス制御回路 9・・・カメラ撮影回路 1o・・・警告用の表示素子
11・・・VAP駆動回路  12・・・VAP位置検
出回路13・・・ボイスコイル 14・・・位置検出素子(PSD) 15・・・投光素子    A・・・測距装置16・・
・ VAP 他4名 第2図 第3図 (C) (被写体)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定体までの距離を光電変換手段を用いて測距す
    るアクティブ方式またはパッシブ方式の測距手段と、該
    測距手段の振れを検知する振れ検知手段と、少なくとも
    被測定体から該測距手段の光電変換手段に入射する光の
    入射光路を変更可能とする光路変更手段と、 該振れ検知手段からの振れ情報に基づき該光路変更手段
    を駆動制御する制御手段とを備え、 該制御手段は、測距に供する光が該測距手段の光電変換
    手段の一定位置に入射するように、該振れ検知手段で検
    知した振れ量に応じて該光路変更手段を駆動制御するこ
    とを特徴とする測距装置。 2 被測定体までの距離を光電変換手段を用いて測距す
    るパッシブ方式の測距手段と、該測距手段の振れを検知
    する振れ検知手段と、被測定体から該測距手段の光電変
    換手段に入射する光の入射光路を変更可能とするカメラ
    の撮影光学系の一部をなす光路変更手段と、 該振れ検知手段からの振れ情報に基づき該光路変更手段
    を駆動制御する制御手段とを備え、 該制御手段は、測距に供する光が該測距手段の光電変換
    手段の一定位置に入射するように、該振れ検知手段で検
    知した振れ量に応じて該光路変更手段を駆動制御するこ
    とを特徴とする測距装置。
JP13222689A 1989-05-25 1989-05-25 測距装置 Pending JPH02310414A (ja)

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