JPH0358861A - 静電記録用電極基板 - Google Patents
静電記録用電極基板Info
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- JPH0358861A JPH0358861A JP19517089A JP19517089A JPH0358861A JP H0358861 A JPH0358861 A JP H0358861A JP 19517089 A JP19517089 A JP 19517089A JP 19517089 A JP19517089 A JP 19517089A JP H0358861 A JPH0358861 A JP H0358861A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、静電記録装置の記録ヘッドに用いられる静電
記録用電極基板に関するものである。
記録用電極基板に関するものである。
{従来の技術〕
第4図は従来の静電記録用電極基板の概略部分斜視図で
ある.同図において1及び2はガラスエポキシなどの絶
縁体よりなる基板であり、基板1及び基板2の表面には
銅の電極3が平行に多数形威されている.更に、基板1
と基板2はその背面同士が接着剤4で接合され一体的に
形威されている. 第4図の静電記録用電極基板50は、先ず接合前の各々
の基板1・2の片面に銅の薄膜を形成し、これをフォト
リソグラフィー技術によって電極となる部分を被覆した
後、不要な部分をエッチングによって除去する.こうし
て得られた基仮1及び基板2を、第4図に示すように一
方の基板の電極と電極の間に、他方の基板の電極が位置
するように配置し、接着剤4によって接合することによ
り両面に電極を有する静電記録用電極基板50を得る. かかる静電記録用電極基板50て静電記録を行う場合に
は、記録祇Aを第4図の破線で示すように基板1・2及
び電極3の端面に摺接させ、各電極3とその近傍に設け
られた補助電極(図示せず〉との間に信号電圧を印加し
て記録紙A上に静電パターンを生しさせ、この静電バク
ーンに応じて記録祇Aにインクを付着させて記録する。
ある.同図において1及び2はガラスエポキシなどの絶
縁体よりなる基板であり、基板1及び基板2の表面には
銅の電極3が平行に多数形威されている.更に、基板1
と基板2はその背面同士が接着剤4で接合され一体的に
形威されている. 第4図の静電記録用電極基板50は、先ず接合前の各々
の基板1・2の片面に銅の薄膜を形成し、これをフォト
リソグラフィー技術によって電極となる部分を被覆した
後、不要な部分をエッチングによって除去する.こうし
て得られた基仮1及び基板2を、第4図に示すように一
方の基板の電極と電極の間に、他方の基板の電極が位置
するように配置し、接着剤4によって接合することによ
り両面に電極を有する静電記録用電極基板50を得る. かかる静電記録用電極基板50て静電記録を行う場合に
は、記録祇Aを第4図の破線で示すように基板1・2及
び電極3の端面に摺接させ、各電極3とその近傍に設け
られた補助電極(図示せず〉との間に信号電圧を印加し
て記録紙A上に静電パターンを生しさせ、この静電バク
ーンに応じて記録祇Aにインクを付着させて記録する。
また、第4図に示すように静電記録用電極基板50の両
面に電極を設けることにより、記録密度の向上を図るこ
とができる。すなわち、先ず基板2上の電極3に信号電
圧を印加した後、記録祇Aを矢印方向にr9電記録用電
極基板の厚さに相当する距離だけ移送し、次に基板l上
のt極3に信号電圧を印加する。これにより、電極3が
片面にのみ形威されているものに比べて、2倍の記録密
度が得られる。尚、本発明に関連するものとして特開昭
53−20929号公報に記載のものがある。
面に電極を設けることにより、記録密度の向上を図るこ
とができる。すなわち、先ず基板2上の電極3に信号電
圧を印加した後、記録祇Aを矢印方向にr9電記録用電
極基板の厚さに相当する距離だけ移送し、次に基板l上
のt極3に信号電圧を印加する。これにより、電極3が
片面にのみ形威されているものに比べて、2倍の記録密
度が得られる。尚、本発明に関連するものとして特開昭
53−20929号公報に記載のものがある。
ところで、静電記録用電極基板50の厚さ方向の誤差は
できる限り小さく抑える必要がある。特に、静電記録用
電極基仮50を平行に3つ又は4つ配置してカラー印刷
を行う場合には、各静電記録用電極基板50の厚さ方向
の誤差が大きいと記録された画像に色むらや色の滲み等
が生じ、画質が悪くなる。
できる限り小さく抑える必要がある。特に、静電記録用
電極基仮50を平行に3つ又は4つ配置してカラー印刷
を行う場合には、各静電記録用電極基板50の厚さ方向
の誤差が大きいと記録された画像に色むらや色の滲み等
が生じ、画質が悪くなる。
しかしながら、従来の静電記録用電極基板50では、2
枚の基板1・2を単に接着剤4で接合しているだけであ
るので、その幅が大きい場合、たとえば静電記録用電極
基板50の幅が36インチである場合には、接着剤4の
厚さを、その大きな基板l・2全体に亘って均一に塗付
することは極めて困難である。このため、従来の静電記
録用電極基板50では、接着剤4の厚さに不均一な部分
が生じ、静電記録用電極基板50の厚さ方向に誤差が生
しるという問題があった。
枚の基板1・2を単に接着剤4で接合しているだけであ
るので、その幅が大きい場合、たとえば静電記録用電極
基板50の幅が36インチである場合には、接着剤4の
厚さを、その大きな基板l・2全体に亘って均一に塗付
することは極めて困難である。このため、従来の静電記
録用電極基板50では、接着剤4の厚さに不均一な部分
が生じ、静電記録用電極基板50の厚さ方向に誤差が生
しるという問題があった。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、基板
の幅が大きくても、厚さ方向の誤差が少ない静電記録用
電極基板を提供することを目的とするものである. 〔課題を解決するための手段〕 前記の目的を遁威するための本発明は、片面に電極が形
威された2枚の基板の該電極が形威された面の裏面同士
を、均一形状の多数のフィラーを含有する接着剤で接合
したことを特徴とするものである。
の幅が大きくても、厚さ方向の誤差が少ない静電記録用
電極基板を提供することを目的とするものである. 〔課題を解決するための手段〕 前記の目的を遁威するための本発明は、片面に電極が形
威された2枚の基板の該電極が形威された面の裏面同士
を、均一形状の多数のフィラーを含有する接着剤で接合
したことを特徴とするものである。
本発明は前記の構成により、2枚の基板に多数のフィラ
ーを含有する接着剤を塗付し、電極が形或された面を両
側から適当な力で一様に押圧すると、各フィラーは接着
剤とともに基板全体に広がり両基板と接する。したがっ
て、フィラーは両基板間の距離を規制し、この距離は基
板全体に亘って均一となる。
ーを含有する接着剤を塗付し、電極が形或された面を両
側から適当な力で一様に押圧すると、各フィラーは接着
剤とともに基板全体に広がり両基板と接する。したがっ
て、フィラーは両基板間の距離を規制し、この距離は基
板全体に亘って均一となる。
以下に本発明の1実施例を第1図乃至第3図を参照して
説明する。第1図は本実施例の静電記録用電極基板の概
略部分斜視図である。本実施例の静電記録用電極基板1
0は、基板lと基板2との間に、第3図(a)に示すよ
うに球状のフィラー5が配置されている。フィラー5の
材質は、たとえば石英(SiOt)である。尚、第4図
と同一の部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
説明する。第1図は本実施例の静電記録用電極基板の概
略部分斜視図である。本実施例の静電記録用電極基板1
0は、基板lと基板2との間に、第3図(a)に示すよ
うに球状のフィラー5が配置されている。フィラー5の
材質は、たとえば石英(SiOt)である。尚、第4図
と同一の部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省
略する。
フィラー5は第2図に示すように硬化前のエボキシ系の
接着剤4の容器6に入れた後、よく混合する.これを各
基板1・2に塗付して両基仮1・2の裏面を接合し、平
行平面の治具(図示せず)によって両側から適当な力で
押圧する。これにより、フィラー5は第1図に示すよう
に基板1・2間の全体に均一に広がり、両方の基板1・
2と接するようになる。したがって、基板1と基板2は
フィラー5の直径によって規制される均一な距離だけ離
隔される。また、これにより接着剤4の厚さが均一とな
るので、両基板1・2の接着強度も基板1・2の全体に
亘って均一になる。フィラー5の直径は所望の静電記録
用電極基板10の厚さから基板1・2及び電極3の厚さ
を差し引いた値とし、たとえば静電記録用電極基板10
の厚さを2.3nとし、基板1・2の厚さを1璽真、静
電記録用の電極の厚さを100・μmとした場合には、
フィラー5の直径は100I1mとなる。
接着剤4の容器6に入れた後、よく混合する.これを各
基板1・2に塗付して両基仮1・2の裏面を接合し、平
行平面の治具(図示せず)によって両側から適当な力で
押圧する。これにより、フィラー5は第1図に示すよう
に基板1・2間の全体に均一に広がり、両方の基板1・
2と接するようになる。したがって、基板1と基板2は
フィラー5の直径によって規制される均一な距離だけ離
隔される。また、これにより接着剤4の厚さが均一とな
るので、両基板1・2の接着強度も基板1・2の全体に
亘って均一になる。フィラー5の直径は所望の静電記録
用電極基板10の厚さから基板1・2及び電極3の厚さ
を差し引いた値とし、たとえば静電記録用電極基板10
の厚さを2.3nとし、基板1・2の厚さを1璽真、静
電記録用の電極の厚さを100・μmとした場合には、
フィラー5の直径は100I1mとなる。
また、フィラー5はフィラー5同士が重なりにくいこと
、フィラー5と基板1・2この間に接着剤4が入り込め
ないこと等を考慮すると、その形状は球体であることが
望ましい。しかし、完全な球体で、しかも均一な直径の
フィラーを多数生産することが難しい場合がある。この
場合には、第3図(b)に示すように円柱状のフィラー
7を用いることも可能である。この場合も材質は石英(
Sing)である。円柱状のフィラー7は断面が略円形
なのでその側面が基板1・2と直線的に接し、フィラー
7と基坂1・2との間に接着剤4が入り込むことは殆ど
なく、球形のフィラー5の場合と同様に基板1・2間の
距離を均一にすることができる。
、フィラー5と基板1・2この間に接着剤4が入り込め
ないこと等を考慮すると、その形状は球体であることが
望ましい。しかし、完全な球体で、しかも均一な直径の
フィラーを多数生産することが難しい場合がある。この
場合には、第3図(b)に示すように円柱状のフィラー
7を用いることも可能である。この場合も材質は石英(
Sing)である。円柱状のフィラー7は断面が略円形
なのでその側面が基板1・2と直線的に接し、フィラー
7と基坂1・2との間に接着剤4が入り込むことは殆ど
なく、球形のフィラー5の場合と同様に基板1・2間の
距離を均一にすることができる。
上記のように球状又は棒状のフィラーの代わりに、たと
えば板状のフィラーを用いることもできるが、この場合
にはフィラー同士が重なる可能性があること、フィラー
と基板との間に接着剤が残って厚さ方向の誤差を生しる
原因となることから、球状又は棒状のフィラーに比較す
ると好ましくな?。断面が略円形状で、基板と点接触ま
たは線接触する部材が好ましい。
えば板状のフィラーを用いることもできるが、この場合
にはフィラー同士が重なる可能性があること、フィラー
と基板との間に接着剤が残って厚さ方向の誤差を生しる
原因となることから、球状又は棒状のフィラーに比較す
ると好ましくな?。断面が略円形状で、基板と点接触ま
たは線接触する部材が好ましい。
尚、上記の本実施例では、石英(SiO■)よりなるフ
ィラーを用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、十分な硬さの絶縁体であれ
ば、その他のものを使用してもよい. 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、フィラーによって
2枚の基板の間の距離を基板全体に亘って均一にするこ
とができ、厚さ方向の誤差を小さく抑えることができる
ので、記録幅を大きくすることができると共に、特にカ
ラー印刷に用いる場合に色むらや滲み等を軽減して画質
の向上を図ることができる静電記録用電極基板を提供す
ることができる.
ィラーを用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、十分な硬さの絶縁体であれ
ば、その他のものを使用してもよい. 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、フィラーによって
2枚の基板の間の距離を基板全体に亘って均一にするこ
とができ、厚さ方向の誤差を小さく抑えることができる
ので、記録幅を大きくすることができると共に、特にカ
ラー印刷に用いる場合に色むらや滲み等を軽減して画質
の向上を図ることができる静電記録用電極基板を提供す
ることができる.
第l図は本発明の1実施例の静電記録用電極基板の概略
部分斜視図、第2図は接着剤とフィラーとを混合する様
子を示す図、第3図はフィラーの形状を示す図、第4図
は従来の静電記録用電極基板の概略部分斜視図である。 1・2・・・基板、3・・・電極、4・・・接着剤、5
・7・・・フイラー 10・・・静電記録用電極基板。
部分斜視図、第2図は接着剤とフィラーとを混合する様
子を示す図、第3図はフィラーの形状を示す図、第4図
は従来の静電記録用電極基板の概略部分斜視図である。 1・2・・・基板、3・・・電極、4・・・接着剤、5
・7・・・フイラー 10・・・静電記録用電極基板。
Claims (4)
- (1)片面に電極が形成された2枚の基板の該電極が形
成された面の裏面同士を、均一形状の多数のフィラーを
含有する接着剤で接合したことを特徴とする静電記録用
電極基板。 - (2)請求項1において、前記フィラーは、断面円形状
のフィラーであることを特徴とする静電記録用電極基板
。 - (3)請求項1において、前記フィラーは、前記基板と
点接触することを特徴とする静電記録用電極基板。 - (4)請求項1において、前記フィラーは、前記基板と
線接触することを特徴とする静電記録用電極基板。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19517089A JPH0358861A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 静電記録用電極基板 |
US07/556,728 US5079572A (en) | 1989-07-27 | 1990-07-25 | Electrostatic recording head and method of making the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19517089A JPH0358861A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 静電記録用電極基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0358861A true JPH0358861A (ja) | 1991-03-14 |
Family
ID=16336605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19517089A Pending JPH0358861A (ja) | 1989-07-27 | 1989-07-27 | 静電記録用電極基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0358861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020046258A (ko) * | 2002-05-13 | 2002-06-20 | 이상미 | 다용도 태극 반지. |
KR100785761B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-12-18 | 정경수 | 주차장용 차단장치 |
-
1989
- 1989-07-27 JP JP19517089A patent/JPH0358861A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020046258A (ko) * | 2002-05-13 | 2002-06-20 | 이상미 | 다용도 태극 반지. |
KR100785761B1 (ko) * | 2005-11-16 | 2007-12-18 | 정경수 | 주차장용 차단장치 |
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