JP2000298284A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2000298284A
JP2000298284A JP10682799A JP10682799A JP2000298284A JP 2000298284 A JP2000298284 A JP 2000298284A JP 10682799 A JP10682799 A JP 10682799A JP 10682799 A JP10682799 A JP 10682799A JP 2000298284 A JP2000298284 A JP 2000298284A
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JP
Japan
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adhesive
liquid crystal
spherical
crystal display
spacer
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Pending
Application number
JP10682799A
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English (en)
Inventor
Keiichi Ota
圭一 太田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペーサを挟んで2枚の基板を対向させ、そ
の基板間のギャップに液晶層を形成してなる液晶表示装
置において、スペーサを形成する球状物質と接着剤との
接着性を強めることにより、スペーサの移動による液晶
層の不均一化を防止する。 【解決手段】 スペーサとして、球状物質5の表面に、
ほぼ均一に複数の微小な窪み7を形成したものを核と
し、その周りに接着剤6を付着させた接着性スペーサ4
を使用する。窪み分だけ球状物質と接着剤との接触面積
が増加し、接着力を強めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚の基板の間に
スペーサを挟み、そのギャップ部に液晶層を形成してな
る液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の液晶表示装置は、図2に
示したように、球状の物質22を核とし、その周りに接
着剤6を付着させた接着性スペーサ23が使用されてお
り、それによって基板2,3と接着性スペーサ23の接
着性を保つようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、基板2,3と接着材6との接着性が高い
場合でも、接着材6と接着性スペーサ23の核となる球
状の物質22との間の接着力が弱い場合は、基板とスペ
ーサの接着力は結果的に弱くなり、接着性スペーサ23
の効果が弱くなる。そのため、スペーサが外力により移
動し、2枚の基板間の間隔が不均一になり、液晶表示装
置の画質を著しく損なっていた。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、接着性スペーサの核となる球状物質と接
着材との接着力を大きくして、スペーサの移動を低減さ
せ、2枚の基板間の液晶層を均一にした高品位の液晶表
示装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の基本的な手段は、球状の物質の表面に、ほ
ぼ均一に複数の微小な凹凸を形成した物質を核とし、そ
の周りに接着性物質を付着させている接着性スペーサを
使用するようにしたものである。これによって、核とな
る物質の接着材に対する接触面積を大きくし、接着力を
より大きくしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで、請求項1記載の発明は、
スペーサを挟んで2枚の基板を対向させ、その基板間の
ギャップに液晶層を形成してなる液晶表示装置におい
て、前記スペーサは、球状物質の表面にほぼ均一に複数
の微小な凹凸が形成されたものを核とし、その周りに接
着性物質が付着されている接着性スペーサであることを
特徴とするものである。これにより、核となる物質の接
着材に対する接触面積が大きくなり、接着力をより大き
くすることができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、スペーサと
して、球状物質の表面にほぼ均一に、前記球状物質の表
面積の10%以上、70%以下の割合で、前記球状物質
の半径の0.1%以上、10%以下の半径をもつ複数の
微小な窪みが形成されたものを核とし、その周りに接着
性物質が付着されている接着性スペーサを用いるもので
あり、これにより、核となる物質の接着材に対する接触
面積が窪みの分だけ大きくなり、接着力をより大きくす
ることができる。
【0008】さらに、請求項3記載の発明は、スペーサ
として、球状物質の表面にほぼ均一に、前記球状物質の
表面積の10%以上、70%以下の割合で、前記球状物
質の半径の0.1%以上、10%以下の半径をもつ複数
の微小な突起が形成されたものを核とし、その周りに接
着性物質が付着されている接着性スペーサを用いるもの
であり、これにより、核となる物質の接着材に対する接
触面積が突起の分だけ大きくなり、接着力をより大きく
することができる。
【0009】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態における液晶
表示装置1の要部を示したものであり、2および3は対
向させた一対の基板で、特に、下側の基板2には、画素
電極等による凹凸がある。4は、基板2,3間に散布さ
れた接着性スペースで、核となる球状物質5の周囲に接
着剤6が付着されており、基板2,3間のギャップを形
成する。8はそのギャップに充填された液晶である。こ
こで、核となる球状物質5は、図3に示したように、そ
の表面に複数の窪み7を有することを特徴とする。接着
材6は、球状物質5の窪み7の部分に密着して入り込ん
でおり、さらに下側基板2にも密着している。
【0011】このような構成においては、窪み7のある
球状物質5と接着材6との接触面積が大きくなるため、
両者間の接着強度も大きくなり、接着性スペーサは動き
にくくなる。したがって、スペーサの移動による液晶表
示装置の表示むらは低減され、高品位の液晶表示装置を
提供することができる。
【0012】なお、上記実施形態では、核となる球状物
質に窪みを形成したが、図4に示したように、窪みの代
りに複数の微小な突起13を形成した球状物質12を用
いてもよい。これにより、球状物質12と接着材6との
接触面積が増加し、接着力は大きくなる。したがって、
スペーサ移動による液晶表示装置の表示むらを低減し、
高品位の液晶表示装置を提供することができる。
【0013】次に、具体的な実施例についてさらに説明
する。
【0014】(実施例1)図1において、凹凸をもつ下
側の基板2と、凹凸のない平坦な上側の基板3の間に、
半径が2.2μmの球の表面に、半径が0.1μmの半
球状の窪み7を1000個もつ球状物質5を核とし、そ
の周りに接着材6を付着させた接着性スペーサ4を分散
させる。接着材6は核となる球状物質5全体を厚さが
0.2μmで覆っており、半径0.1μmの半球状の窪
み7は接着材6で埋まっている。接着材6と球状物質5
との接着強度は単位面積当たり1kg/mm とする。
【0015】この実施例の場合、表1に示すように、窪
みのない単なる球状のスペーサに比較して、接着材6と
球状物質5との接触面積は1.52倍となり、したがっ
て、接着力も1.52倍とすることができた。
【0016】
【表1】 (実施例2)凹凸をもつ下側の基板2と、凹凸のない平
坦な上側の基板3の間に、半径が2.2μmの球の表面
に、半径が0.1μmの半球状の突起13を1000個
もつ球状物質12を核として、その周りに接着材6を付
着させた接着性スペーサ11を分散させる。接着材6は
核となる球状物質12全体を厚さが0.2μmで覆って
おり、半径0.1μmの半球状の突起13は接着材6で
埋まっている。
【0017】この実施例2の場合も、実施例1と同様
に、表1に示したように、接着材6と球状物質12との
接触面積は1.52倍となり、したがって、接着力も
1.52倍とすることができた。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、接着性スペーサの核となる球状物質とし
て、球状物質の表面にほぼ均一に複数の微小な凹凸を設
けることにより、接着材と球状物質との接触面積を大き
くすることができるために、より接着力の大きいスペー
サを形成することができる。したがって、接着材と接着
性スペーサの核となる球状物質とのはがれによるスペー
サの移動が起こりにくくなり、液晶表示装置の表示むら
を低減し、高品位の液晶表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における液晶表示装置の断
面図
【図2】従来例の液晶表示装置の断面図
【図3】本発明の窪みを有する球状物質を用いた接着性
スペーサの断面図
【図4】本発明の突起を有する球状物質を用いた接着性
スペーサの断面図
【図5】従来の単なる球状物質用いた接着性スペーサの
断面図
【符号の説明】
1 液晶表示装置 2,3 基板 4,11 接着性スペーサ 5,12 球状物質 6 接着材 7 窪み 13 突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサを挟んで2枚の基板を対向さ
    せ、その基板間のギャップに液晶層を形成してなる液晶
    表示装置において、 前記スペーサは、球状物質の表面にほぼ均一に複数の微
    小な凹凸が形成されたものを核とし、その周りに接着性
    物質が付着されている接着性スペーサであることを特徴
    とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 スペーサを挟んで2枚の基板を対向さ
    せ、その基板間のギャップに液晶層を形成してなる液晶
    表示装置において、 前記スペーサは、球状物質の表面にほぼ均一に、前記球
    状物質の表面積の10%以上、70%以下の割合で、前
    記球状物質の半径の0.1%以上、10%以下の半径を
    もつ複数の微小な窪みが形成されたものを核とし、その
    周りに接着性物質が付着されている接着性スペーサであ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 スペーサを挟んで2枚の基板を対向さ
    せ、その基板間のギャップに液晶層を形成してなる液晶
    表示装置において、 前記スペーサは、球状物質の表面にほぼ均一に、前記球
    状物質の表面積の10%以上、70%以下の割合で、前
    記球状物質の半径の0.1%以上、10%以下の半径を
    もつ複数の微小な突起が形成されたものを核とし、その
    周りに接着性物質が付着されている接着性スペーサであ
    ることを特徴とする液晶表示装置。
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