JPH0358815A - プラスチック製のチェーンの成形方法 - Google Patents

プラスチック製のチェーンの成形方法

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JPH0358815A
JPH0358815A JP19404989A JP19404989A JPH0358815A JP H0358815 A JPH0358815 A JP H0358815A JP 19404989 A JP19404989 A JP 19404989A JP 19404989 A JP19404989 A JP 19404989A JP H0358815 A JPH0358815 A JP H0358815A
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JP
Japan
Prior art keywords
molding
ring
primary
side ring
molded
Prior art date
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Pending
Application number
JP19404989A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuo Kurosaki
黒崎 睦雄
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Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、無端状に連続した各リングを、相互につな
がった状態で成形するプラスチー,ク製チェーンの成形
方法に関する。
[従来の技術コ 従来、この種の成形方法としては、四つ割りの金型を使
用して、一回の成形で各リングが相互につながった状態
のチェーンを形戒していた(例えば特公昭49−207
45号公報、特開昭48−95353号公報及び実開昭
50− 153266号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし,上記した従来の成形方法では、金型が四つ割り
になるため、金型にスライダ機構が必要となり,金型の
構造が複雑で、金型の製造費が高価に付き、成形費が嵩
むという問題点があった。
本発明は、上記した従来の成形方法の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、二面割り
金型を使用することで、成形費を低減しようとするもの
である。
[課題を解決するための千段] そこで、本発明は上記目的を達戊するためのものであり
、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明す
る。
請求項lに記載の成形方法は、 二面割りの一次成形金型(lla,llb)を使用して
一次側リング(2a)を成形する一次成形工程と,二面
割りの二次成形金型(15a, 15b)を使用し、こ
の二次成形金型に一次成形した一次側リングをインサー
トした状態で、二次側リング(2b)を成形する二次成
形工程から戊り 一次側リングの成形樹脂の融点を、二次側リングの成形
樹脂の融点より高く設定すると共に、二次成形工程にお
いて、一次側リングに対し二次側リングをX字形に交叉
させ、一次側リングに一部接した状態で成形するように
したことを特徴とする。
請求項2に記載の成形方法は、 一次側リング(2a)と二次側リング(2b)との成形
樹脂に混入する顔料の色を相互に異ならせたことを特徴
とする。
[作 用コ 請求項lに記載の成形方法によれば,二次成形工程にお
いて、一次側リング(2a)に対し二次側リング(2b
)をX字形に交叉させ、一次側リングに一部接した状態
で成形するようにしているため、二次成形金型(15a
,15b)の二面割りが可能となる。
又、一次側リング(2a)の成形樹脂の融点を、二次側
リング(2b)の成形樹脂の融点より高く設定したのは
、二次成形時に、一次側リングと二次側リングの融合を
防止するためである。
請求項2に記載の成形方法によれば、交互に色違いのリ
ング(2a,2b)を成形することができる。
[実 施 例] 以下に本発明を図面に示した実施例に基づき説明する。
第1図中、lは、木成形方法により成形したプラスチッ
ク製のチェーンを示し、このチェーン1は、相互に順次
つながった複数のリング2から構戊する。
上記各リング2は、第2〜6図に示すように、角が丸々
った長方形枠形を威し、対角状に位置する一対の角部3
,4を、他方の対角状に位置する一対の角部5,6より
高くし、対角状に位置する角部同志3と4、5と6は同
じ高さにする。
相対向する一対の長片7,8は、高い位置にある角部3
,4から低い位置にある角部5,6に向って夫々下り傾
斜させ、互いの傾斜方向を逆にする。
又、相対向する一対の短片9,10も同様に、高い位置
にある角部3,4から低い位置にある角部5,6に向っ
て夫々下り傾斜させ、互いの傾斜方向を逆にする。
隣接するリング2a,2b同志は、第1.7.8図に示
すように、チェーンlの長手方向に同じ向きに配置し、
両者の隣接する短片9bと10a , 9aと10bが
お互いのリング2a , 2b内に夫々入り込んだ状態
で、X字形に交叉して接するように配設する。こうして
配設すると、リング2a , 2bの高い方の角部3a
, 3b, 4a, 4bと低い方の角部5a , 5
b ,6a,6bが上下に交叉しながら一部接する。
尚、各角部3〜6の交叉対向面には、第2,3図に示す
ように、互いに嵌り合う浅く切欠いた溝3′〜6′を形
或することで、角部3〜6の上下の高低差を小さくする
ことができる。
つぎに、上記構戊を有するチェーンlの成形方法につい
て説明する。
まず、チェーン1のリング2a,2bをlつおきに、プ
ラスチックの射出成形技術を用いて一次成形する。こ〜
では、チェーン1の両側のリング2aを一次成形する。
一次成形するリング2aの高さ中央が、パーティングラ
イン文となるように、二面割りの一次成形側の金型11
a  , Ilbの両対向面に、リング2a,2bの片
半部を夫々形成するキャビイ12a , 12bを相対
向して刻設し、キャビイ12a , 12bを除く両対
向面には・相対向して半円形に窪み、一端が開放したラ
イナ溝13a  , 13bを相対向して刻設し,両対
向面のいずれか一方の対向面には、ライナ溝13aの他
端からキャビイ12a内に開放する細いゲート溝l4を
刻設する(第9〜11図)。
成形に際しては、両全型11a , Ilbを射出成形
機(図示せず)に夫々固定し、型締めした後、両ライナ
溝13a  , 13bの開放端から溶融原料をゲート
溝l4を介して両キャビイ12a  , 12b内に充
填し、冷却した後、型開きを行い、キャビイ12a12
bから一次成形品を突き出せばよい(第12.13図)
こうして、一次成形した一次側リング2aに、二次側リ
ング2bを相互につながった状態で二次成形する。こ覧
では、左右一対の一次側リング2a,2aの間に、二次
側リング2bを形成する。
つぎに、二次成形側の金型15a , 15bについて
説明すると、この金型15a , 15bも二面割りの
金型を使用し、そのパーティングライン文を、前記成形
状態のチェーンlの高さ中央に設定する(第7図)。
二次成形側の両金型15a , 15bの対向面には、
そのほぐ中央に、二次側リング2bの片半部を夫々形戊
する成形用のキャビイ16a , 16bを相対向して
刻設し、その両側には先に一次成形した一次側リング2
aの片半部が夫々嵌り込む大きさのインサート用のキャ
ビイ17a , 1?bを相対向して刻設する(第14
〜16図)。成形用キャビイ+6a  , +6bとイ
ンサート用キャビイ17a , 17bは、一次側リン
グ2aと二次側リング2bに相互に接した面があること
から、互につながっており、両サイドのインサート用キ
ャビイ17a , 17bに、先に一次成形した2個の
一次側リング2aを夫々嵌め込むことで、成形用キャビ
イ16a  , 16bが二次側リング2bの片半部の
外面形状に一致する(第18図)。
そして、両全型15a  , 15bのキャビイ16a
16b , 17a , 17bを除く両対向面には、
相対向して半円形に窪み、一端が開放したライナ溝18
a18bを相対向して刻設すると共に、ライナ溝18a
 , 18bの各他端からキャビ4 16a , 16
b内に開放した細いゲート溝19a , 19bを相対
向して刻設する。
二次側リング2bの成形樹脂の融点は、一次側リング2
aの成形樹脂の融点より低く設定する。すなわち、一次
側リング2aと二次側リング2bの隣接する短片9bと
10a . 9aと10bが相前後して接し又、角部同
志4aと5b、3bと68、4bと5a、3aと6bが
」二下に交叉しながら一部接するため,二次成形特に二
次成形側の両金型15a , 15bにインサートした
一次側リング2aが溶けて融合するのを防止するためで
ある。融点の高低差は、例えば5〜10℃以上であれば
よい。
尚、一次側リング2aと二次側リング2bの成形樹脂に
、融点が同じか若しくは融点の差が5℃未満の同種のも
のを使用した場合にも、一次側成形品を充分に冷却し、
且つ両者の接する面積を少なくすれば、両者の樹脂の極
端な融合は起こらず、手で引き離そうとすれば可能であ
るが、引き離した面が荒れて成形品の外観を損ねるおそ
れがある。
又、成形上、両者の接する面積を少なくしようとすると
、リングが極度に細くなったり、型の肉厚が薄くなり、
型が破損し易くなる欠点がある。これに対し,融点の差
が5〜10℃以上あれば、一次側成形品が充分に冷却す
る前に連続的に成形できるので、成形時間を短縮できる
ばかりでなく次成形品の冷却スペースが少なくて済む。
又、次側成形品と二次成形品の接触面積を大きくとれる
ので、リングの形状について自由に設計できるばかりで
な〈、型の肉厚も充分にとれるので、型の強度低下を来
さない。
そして、二次側リング2bの成形樹脂に混入する顔料を
、一次側リング2aの成形樹脂に混入する顔料と色を変
え、成形状態のチェーン1のリング2a,2bが一つお
きに色が異なるようにする。勿論、顔料の色を同じくし
てもよい。
二次成形に際しては、両金型15a , 15bを射出
成形!j&(図示せず)に夫々固定し、両サイドのイン
サート用のキャビイ17a , 17b内に先に一次成
形した2個の一次側リング2a,2aを夫々嵌め込み、
型締めした後、両ライナ溝18a , 18bの開放端
から溶融原料をゲート溝19a , 19bを介して成
形用キャビイ16a  , 16b内に充填し、冷却し
た後、型開きを行い、キャビイ16a + i6b ,
 1.7a1?bから一次側リング2aと二次側リング
2bをともに突き出せばよい。
二次側リング2bは、隣接する一次側リング2aの短片
9a, 10a ,及び角部3a〜6aと接する面が型
の一部となり、しかも一次側リング2aの成形樹脂の融
点が、二次側リング2bの成形樹脂の融点より高いこと
から、一次側リング2aと分離可能な状慾で、その両側
に一次側リング2aが夫々一連につながった状態で成形
される。
尚、図面に示した実施例では、一次側リング2aと二次
側リング2bとを同一形状としたが、両者の形状を異な
らせてもよい。
第19図以降は、木成形方法により成形したチェーン2
0の他の実施例を示すもので、チェーン20を構成する
各リング21は、第20.21図に示すように、角が丸
々った長方形枠形を威し、相対向する一対の短片22,
23を共に同じ向きに傾斜させ、一方の長片24を高く
、他方の長片25を低くする。
隣接するリング21a,2lb同志は,第19 . 2
223図に示すように、チェーン1の長さ方向に沿って
交互に180度旋回させた状態で配置し,両者の隣接す
る短片22bと22a , 23aと23bがお互いの
リング21a,2lb内に入り込んだ状態で、X字形に
交叉して接するように配設する。こうして配設すると、
リング21a,2lbの高い方の角部26a26b ,
 2?a , 27bと低い方の角部28a,28b2
9a,29bがと下に交叉しながら一部接する。
尚、各角部26〜29の交叉対向面には、第20図に示
すように、互いに嵌り合う浅く切欠いた溝26′〜29
′を形戊することで、角部26〜29の上下の高低差を
小さくすることができる。
したがって、本実施例によるチェーン20においても、
隣接するリング21a,2lbの各角部26bと28a
 . 26a と28b , 2?b と29a , 
27a と29bが−1二下に交叉しながら一部接する
ため、横からのスライダによる型抜きが不要であり、二
面割りの金型を使用できる。
尚、本実施例においては、一次,二次側の金型について
の説明は省略するが、先に説明した実施例のものと同様
に型割りが可能である。
[発明の効果] 本発明は、上述のとおり構戊されているので、次に記載
する効果を奏する。
請求項1に記載の成形方法によれば、四つ割りの金型を
使用して成形した場合と比較して、次,二次成形金型を
合せても、各金型が二面割りで済むので、金型の製造費
を著しく低減でき,ひいては成形単価を低減することが
できる。
請求項2に記載の成形方法によれば、交互にリングの色
を変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1〜18図は本
発明の第1実施例を示し、第1図は成形状態のチー−ン
の平面図、第2図はリングの斜視図、第3図は同平面図
、第4図は同正面図、第5図は同側面図、第6図は第3
図のA−A線に泊ラ断面図、第7図はチェーンの正面図
、第8図は第1図のB−B線に泊う断面図、第9図は一
次成形金型を開いた状態の斜視図、第10図は片側の金
型の平面図、第11図は両金型の縦断面図、第12図は
成形状態を示す両全型の一部欠截した側面図第13図は
一次側リングを成形した状態を示す片側の金型の斜視図
、第14図は二次成形金型を開いた状態の斜視図,第1
5図は片側の金型の平面図、第16図は両全型の縦断面
図、第17図は成形状態を示す両全型の縦断面図、第1
8図は一次側リングを嵌め込んだ状態を示す片側の金型
の斜視図、第19〜23図はチェーンの他の実施例を示
すもので、第19図はチェーンの平面図、第20図はリ
ングの平面図、第21図は同側面図、第22図はチェー
ンの側面図、第23図は第19図のC−Cviに泊う断
面図である。 l・・・チェーン、2a・・・一次側リング、2b・・
・二次側リング、lla,llb・・・一次成形金型、
15a , +5b・・・二次成形金型。 第12図 第10図 第11図 第16図 第17@ 第18図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端状に連続した各リングを、相互につながった
    状態で成形するプラスチック製チェーンの成形方法にお
    いて、 二面割りの一次成形金型を使用して一次側リングを成形
    する一次成形工程と、 二面割りの二次成形金型を使用し、この二次成形金型に
    一次成形した一次側リングをインサートした状態で、二
    次側リングを成形する二次成形工程から成り、 一次側リングの成形樹脂の融点を、二次側リングの成形
    樹脂の融点より高く設定すると共に、二次成形工程にお
    いて、一次側リングに対し二次側リングをX字形に交叉
    させ、一次側リングに一部接した状態で成形するように
    したことを特徴とするプラスチック製のチェーンの成形
    方法。
  2. (2)一次側リングと二次側リングとの成形樹脂に混入
    する顔料の色を相互に異ならせたことを特徴とする請求
    項(1)に記載のプラスチック製のチェーンの成形方法
JP19404989A 1989-07-28 1989-07-28 プラスチック製のチェーンの成形方法 Pending JPH0358815A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114161735A (zh) * 2021-11-05 2022-03-11 广联航空工业股份有限公司 一种链条环固化工装及连接链条环成为链条索具的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114161735A (zh) * 2021-11-05 2022-03-11 广联航空工业股份有限公司 一种链条环固化工装及连接链条环成为链条索具的方法
CN114161735B (zh) * 2021-11-05 2023-08-18 广联航空工业股份有限公司 一种链条环固化工装及连接链条环成为链条索具的方法

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