JPH0358311B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリンタのハンマ駆動機構、特にハン
マスプリングにより活字ドラムに打印衝撃される
ハンマを有しかつ複数桁のハンマを単一の電磁手
段で共通に制御しこの時のハンマの印字選択が桁
選択カムにより行われるプリンタのハンマ駆動機
構の改良に関するものである。

背景技術 計算機あるいは電卓等に用いられる小型かつ低
廉なプリンタとして活字ドラムに向つてハンマを
打印するプリンタが周知である。この種のプリン
タは、活字ドラムに対向して設けられた複数のハ
ンマに打印衝撃力を与えるハンマスプリングを係
合し、このスプリング付勢力を所望の印字指令に
より制御される電磁手段によつて放出し、所望の
ハンマを活字ドラムに向つて打印することにより
記録紙上に所望の印字作用を行うことができる。
そして、ハンマスプリングによつて打印されたハ
ンマを電磁手段と係合するロツク状態に復帰させ
るためカム等からなるリセツト機構が設けられて
いる。そして前記電磁手段を小型化するために従
来より複数桁のハンマを単一の電磁手段で制御す
る駆動機構が用いられており、この場合、前記リ
セツト機構は各電磁手段に共通するハンマ群例え
ば３個のハンマから所望のハンマのみをロツク解
除する機能を含み、従来、活字ドラムと同期回転
する桁選択カムにより前記ハンマ群内での選択が
行われている。

前述したプリンタでは、電磁手段の小型化によ
つて小型かつ消費電流の少ない電池駆動可能なプ
リンタを得ることができるが、従来装置では、各
ハンマと桁選択カムとの接触による摩擦損失が大
きく、また１行印字中に桁選択カムが複数回ハン
マをロツク状態に持上げる動作を繰返す場合が生
じ、ハンマ駆動力を損失するとともに前記摩擦接
触あるいはカムによるハンマ持上げ時に大きな騒
音が発生するという欠点があつた。

第１図には従来のプリンタにおけるハンマ駆動
機構が示され、またその要部側面が第２図に示さ
れている。外周に複数の活字が形成された活字ド
ラム１０は図示していない駆動モータに連結さ
れ、印字時に定速回転を行う。活字ドラム１０の
活字面には記録紙１２及びインクリボン１４が対
向して装着され、活字ドラム１０の各桁ごとに隣
接して配置された複数のハンマ１６を前記インク
リボン１４及び記録紙１２を介して活字ドラム１
０に打印衝撃することにより記録紙１２上に所望
の印字を行うことができる。前記各ハンマ１６に
はそれぞれハンマスプリング１８が設けられ、各
ハンマ１６に活字ドラム１０に向かう衝撃付勢力
が与えられている。そして、各ハンマ１６をロツ
ク状態及びロツク解除状態に制御するため、桁選
択カム２０が設けられ、ハンマ１６のリセツト端
１６ａが桁選択カム２０の落込部２０ａと係合し
た時にハンマ１６のロツクを解除可能とし、一
方、桁選択カム２０の乗上部２０ｂがハンマ１６
のリセツト端１６ａと係合する時に該乗上部２０
ｂはハンマスプリング１８の付勢力に抗してハン
マ１６をロツク方向に回動制御してロツク状態へ
のリセツトを行う。

前記桁選択カム２０は歯車２２，２４及びピニ
オン２６，２８によつて活字ドラム１０と連結さ
れており、この結果、桁選択カム２０は活字ドラ
ム１０と同期回転して各ハンマ１６を活字ドラム
１０の対向する活字桁に合わせてロツクあるいは
ロツク解除することができる。

従来装置では、前記ハンマ１６は隣接する複数
個ごとに直接電磁手段３０と係合し、第１，２図
においては、ソレノイド３２にて吸引駆動される
揺動板３４がハンマ１６のロツク端１６ｂと係脱
することによりハンマ１６をロツク状態に保持
し、あるいはロツク状態を解除することを可能と
する。

従つて、このような従来装置では、複数の、図
において３個のハンマ１６が直接電磁手段３０の
揺動板３４によつて制御されることから、ハンマ
１６と揺動板３４との係脱は複数桁同時に行われ
ることとなり、この結果、不要な摩擦損失あるい
は騒音を生じるという欠点があつた。

第３図には、第１のハンマ１６−１が活字ドラ
ム１０に向つて打印衝撃された状態が示され、こ
の印字作用を得るために第１ハンマ１６−１のリ
セツト端１６ａ−１が桁選択カム２０の落込部２
０ａに対向した時に電磁手段３０のソレノイド３
２には印字指令が供給され、ロツク端１６ｂ−１
が揺動板３４から解除され、ハンマスプリング１
８の付勢力によつてハンマ１６−１が活字ドラム
１０に向つて衝撃駆動されることが理解される。
そして、揺動板３４のロツク解除は他のハンマ１
６−２、１６−３に対しても同様に行われ、この
結果、他のリセツト端１６ａ−２，１６ａ−３は
桁選択カム２０の乗上部２０ｂと接触することと
なり、以降各ハンマ１６と桁選択カム２０との摩
擦接触は桁選択カム２０がほぼ120゜回転して全部
のハンマ１６をロツク位置まで押上げる期間継続
することとなり、この間に大きな摩擦損失及び騒
音が生じるという問題があつた。すなわち、第３
図から明らかなように、揺動板３４は印字指令が
断たれた後においても、全ハンマ１６のロツク端
１６ｂが揃つてロツク位置に整列しなければ揺動
板３４はロツク端１６ｂ係合することができず、
この間、各リセツト端１６ａは不要に桁選択カム
２０と接触しこの間に大きな摩擦損失が生じると
ともに高速プリンタでは大きな騒音発生の原因と
なつていた。

また、第４図で示されるように、各ハンマ１６
のロツク端１６ｂに図のような斜面部１６ｃを設
け、このことによつて、揺動板３４で斜面部を押
退けてハンマ１６を鎖線位置まで回動させ、これ
によつてハンマ１６と桁選択カム２０とを離脱さ
せようとしても、第３図に示されるように、打印
駆動されたハンマ１６−１のロツク端１６ｂ−１
が揺動板３４のロツク方向への揺動を妨げるた
め、第４図のような機構が有効に作用しないとい
う欠点が生じていた。

発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑み為されたもので
あり、その目的は、摩擦損失及び騒音発生を減少
することのできる改良されたプリンタ用のハンマ
駆動機構を提供することにある。

発明の構成 上記目的を達成するために、本発明は、外周に
複数の活字が形成された活字ドラムの各桁ごとに
対向して配置された複数のハンマと、各ハンマを
活字ドラムに向つて付勢するハンマスプリング
と、活字ドラムと同期回転し各ハンマを対向する
桁の活字配列に合わせて所定のタイミングで印字
可能な状態にロツク解除する落込部と印字機に各
ハンマをロツク状態にリセツトする乗上部とを有
する桁選択カムと、各ハンマに係合してハンマを
ロツク状態に保持するハンマロツク部材と、複数
桁の隣接するハンマに対して設けられた複数のロ
ツク部材と係合し印字指令の印加によつて対応す
るハンマロツク部材をロツク解除状態に駆動する
電磁手段と、を含み、各ハンマはそれぞれ対応す
るハンマロツク部材によつて別個にそのロツク状
態が保持され、また、前記桁選択カムの乗上部は
回転方向に従つて径が徐々に増加するリセツト面
と該リセツト面に継続して回転方向に従つて径が
徐々に減少する戻し面とを有し、リセツト後にハ
ンマとハンマロツク部材とを軟接触させて騒音を
減少させたことを特徴とする。

実施例 以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説
明する。

本発明は基本的に第１図に示したインクリボン
型プリンタに用いられ、複数のハンマ群ごとに電
磁手段が設けられ全体の小型化が図られており、
更にハンマ群内での選択を行うため桁選択カムが
設けられている。従つて、第５図の実施例におい
ては、前述した従来装置と異なる本発明の特徴的
な機構のみが示されている。

第５図から明らかなように、本発明における第
１の特徴事項はハンマ１６が直接電磁手段３０と
係合することなくハンマ１６を個別にロツクする
ために各ロツク端１６ｂと係合するハンマロツク
部材３６が設けられていることであり、各ハンマ
１６と対応してそれぞれハンマロツク部材３６が
配置されている。これらのハンマロツク部材３６
は実施例において第６図に示されるように、各ハ
ンマ１６と対応して１個づつ設けられており、支
軸３８によつて揺動自在に軸支されている。そし
て、ハンマロツク部材３６はバネ受け４０に固定
されたバネ４２によつて反時計方向へ付勢され、
ハンマロツク部材３６に設けられているロツクア
ーム３６ａを前記ハンマ１６のロツク端１６ｂに
向つて付勢している。更にハンマロツク部材３６
には解除アーム３６ｂが設けられており、該解除
アーム３６ｂが前記電磁手段３０の揺動板３４と
係合している。従つて、各ハンマロツク部材３６
はそれぞれハンマ１６と対応して設けられること
となり、他の桁とは別個に独自にハンマ１６をロ
ツクしあるいはロツク解除することが可能とな
る。そして、本発明においては、前記複数のハン
マロツク部材３６を一群として実施例においては
３個のハンマロツク部材３６が電磁手段３０によ
つて共通に制御されるが、ソレノイド３２への印
字指令の印加が解除された後は各ハンマロツク部
材３６は別個に対応するハンマ１６と協動し、プ
リンタの摩擦損失及び騒音発生を除去することが
可能となる。

更に、本発明においては、前記桁選択カム２０
のカム形状が特有の形状に形成されており、第５
図には１個のハンマ１６と対応するカム部分のみ
が示されている。基本的に、桁選択カム２０は従
来と同様にハンマ１６を対向する桁の活字配列に
合わせて所定のタイミングで印字可能な状態にロ
ツク解除する落込部１００と印字後に各ハンマを
ロツク状態にリセツトする乗上部２００とを有す
るが、更にこの乗上部２００は回転方向に従つて
径が徐々に増加するリセツト面２００ａと該リセ
ツト面に継続して回転方向に従つて径が徐々に減
少する戻し面２００ｂとを有し、これによつてリ
セツト後にハンマ１６とハンマロツク部材３６と
を軟接触させて騒音を減少させる効果を達成す
る。実施例において、戻し面２００ｂはリセツト
面２００ａの最大径から回転方向に従つてｄだけ
径が減少するカム形状を有する。

実施例の作用 以下に本実施例の作用をハンマロツク部材３６
による作用と乗上部２００の戻し面２００ｂによ
る作用とに分けて詳細に説明する。

第７図には、任意のハンマ１６−１が印字の必
要な活字と対向した状態を示し、桁選択カム２０
はその落込部２００とハンマ１６−１のリセツト
端１６ａ−１とが対向する位置に回転しており、
この状態で電磁手段３０のソレノイド３２に印字
指令が印加されると揺動板３４は図の反時計方向
へ回動し、この結果揺動板３４と係合する３個の
ハンマロツク部材３６はその解除アーム３６ｂが
揺動板３４によつてその右方向に移動制御される
ので、そのロツクアーム３６ａはハンマ１６のロ
ツク端１６ｂから離脱する。従つて、ハンマ１６
−１はそのリセツト端１６ａ−１が桁選択カム２
０の落込部１００に落込み、ハンマスプリング１
８の付勢力によつて活字ドラムに向つて打印衝撃
され、所望の印字作用を得ることができる。もち
ろん、この時、他のハンマ１６−２，１６−３も
従来と同様に、ハンマロツク部材３６から離脱し
てそのリセツト端１６ａ−２，１６ａ−３が桁選
択カム２０の乗上部２００と接触する。

しかしながら、本発明においてはハンマ１６と
直接係脱する部材が従来の電磁手段ではなく各ハ
ンマロツク部材３６であり、かつハンマロツク部
材３６が各ハンマ１６ごとに設けられていること
から、前記印字作用に供されなかつたハンマ１６
と桁選択カム２０との接触を短時間に解消するこ
とができる。すなわち、第８図には前記印字作用
が完了した直後の状態を示し、電磁手段３０のソ
レノイド３２への印字指令印加が断たれるため、
揺動板３４は各ハンマロツク部材３６の解除アー
ム３６ｂから離脱する。この時、ハンマ１６−１
と対向するハンマロツク部材３６はそのロツクア
ーム３６ａがロツク端１６ｂと当接した位置に留
まるが、他のハンマ１６−２，１６−３に対向す
るハンマロツク部材３６はそれぞれのロツクアー
ム４２がロツク端１６ｂ−２，１６ｂ−３と係合
して、ハンマ１６−２，１６−３の各リセツト端
１６ａ−２，１６ａ−３を桁選択カム２０の乗上
部２００から離しこれらの接触部から生じる摩擦
損失あるいは騒音発生を効果的に減少させること
が可能となる。すなわち、本発明においては、ハ
ンマ１６のロツクおよびロツク解除を行うハンマ
ロツク部材３６が各ハンマごとに別個に設けられ
ているため、各ハンマ１６の状態に応じてロツク
及びロツク解除を各桁ごとに制御することが可能
となり、従来のように、電磁手段３０の揺動板３
４によつて各ハンマ１６が共通位置に到達した時
にのみロツクあるいはロツク解除が全ハンマ１６
に対して共通に行われるということがなく、摩擦
及び騒音を著しく低減することができるという利
点を有する。

第８図の状態から、桁選択カム２０が更に回転
すると、ハンマ１６−１は桁選択カム２０によつ
てそのロツク端１６ｂ−１がハンマロツク部材３
６と係合する位置まで図の時計方向に回転し、第
５図の状態に復帰することができる。

以上のように、ハンマロツク部材３６をハンマ
１６ごとに設けることにより、従来より摩擦及び
騒音の減少を図ることができるが、更に、本発明
においては、桁選択カム２０の乗上部２００を前
述した構造とすることにより、ハンマ１６とハン
マロツク部材３６との間に生じる騒音をも減少さ
せる効果を有する。すなわち、ハンマ１６のリセ
ツト完了後、リセツト端１６ａが桁選択カム２０
の落込部１００に落込む時、ハンマ１６のロツク
端１６ｂはロツクアーム３６ａとの間のクリアラ
ンスによつて僅かな量落込み移動し、この時にハ
ンマ１６のロツク端１６ｂとロツクアーム３６ａ
との間で衝撃音が発生するが、本発明において
は、桁選択カム２０に設けられている乗上部２０
０の戻し面２００ｂによつてこのような騒音発生
が防止されている。

第９図には桁選択カム２０の乗上部２００によ
つてハンマ１６をリセツトした状態が示されてい
るが、第９図でリセツト端１６ａはリセツト面２
００ａの終端部に一致しており、この時、確実な
リセツトを行うためハンマ１６のロツク端１６ｂ
とロツクアーム３６ａとの間にはクリアランスα
が設定されている。従つて、このクリアランスα
が存在する状態でリセツト端１６ａが落込部１０
０に侵入すればクリアランスα分のハンマ１６の
移動が生じ、これによつて衝撃音が発生すること
となる。

しかしながら、本発明においては、前記リセツ
ト面２００ａに継続して回転方向に従つて径が
徐々に減少する戻し面２００ｂが設けられている
ため、第１０図で示されるようにリセツト端１６
ａが戻し面２００ｂの終端部に対向する時にはす
でに前記クリアランスαは０となつており、これ
によつて、落込部１００による落込み移動の騒音
が確実に除去されることとなる。従つて、本発明
によれば、ハンマ１６とハンマロツク部材３６と
の間からもほとんど騒音の発生がない極めて静粛
なプリンタを提供することが可能となる。

変形例 前述した第８図において、ハンマロツク部材３
６のロツクアーム３６ａにてハンマ１６を回動さ
せ、そのリセツト端１６ａを桁選択間２０から離
脱するリセツト作用をスムーズに行うため、ハン
マロツク部材３６の形状は任意に選択され、これ
によつて印字作動タイミングと対応して最適タイ
ミングでハンマ１６と桁選択カム２０との接触を
離脱させることが可能となる。

ハンマロツク部材３６によつてハンマ１６をリ
セツト時に僅かに回動させてスムーズなリセツト
作用を行うための好適な実施例が第１１図に示さ
れており、第１１図では、ハンマロツク部材３６
のロツクアーム３６ａがカム斜面３００を有し、
この結果、ハンマロツク部材３６が矢印Ａ方向へ
回動した時、カム斜面３００がロツク端１６ｂと
係合し、ハンマ１６を矢印Ｂ方向へ示される方向
へ僅かに回動させリセツト端１６ａを桁選択カム
２０の乗上部からスムーズに離脱させることが可
能となる。

また、前述した実施例において、桁選択カム２
０は各ハンマごとに１個づつの落込部１００及び
乗上部２００を有し、桁選択カム２０の１回転に
て１回のロツク及びロツク解除を行うが、本発明
の他の実施例として第１２図に示されるように桁
選択カム２０の半周ごとにそれぞれ落込部１００
−１，１００−２及び乗上部２００−１，２００
−２を有するカム形状とすることも可能であり、
この実施例にによれば、桁選択カム２０の１回転
にてハンマ１６を２回ロツク及びロツク解除制御
することが可能となる。

発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、各ハン
マを独立してロツク及びロツク解除制御し、また
ロツク状態においてハンマロツク手段とハンマと
の軟接触を行うことにより、ハンマ駆動機構から
生じる摩擦損失及び騒音の発生を著しく減少する
ことができ、特に電池駆動される小型プリンタに
は極めて好適なハンマ駆動機構を提供することが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の小型プリンタを示す要部斜視
図、第２図は第１図の要部側面図、第３図は第２
図の作用説明図、第４図は第３図の要部拡大図、
第５図は本発明に係るハンマ駆動機構の要部を示
す側面図、第６図は第５図のハンマとハンマロツ
ク部材との関係を示す要部斜視図、第７，８図は
第５図の作用説明図、第９，１０図は本発明に係
る桁選択カムの乗上部形状によるハンマロツク部
材とハンマとの軟接触作用を示す説明図、第１１
図は第５図の実施例におけるハンマロツク部材の
他の変形例を示す要部拡大図、第１２図は本発明
における桁選択カムの他のカム形状を示す説明図
である。 １０……活字ドラム、１６……ハンマ、１６ａ
……リセツト端、１６ｂ……ロツク端、１８……
ハンマスプリング、２０……桁選択カム、３０…
…電磁手段、３４……揺動板、３６……ハンマロ
ツク部材、３６ａ……ロツクアーム、３６ｂ……
解除アーム、１００……落込部、２００……乗上
部、２００ａ……リセツト面、２００ｂ……戻し
面。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 外周に複数の活字が形成された活字ドラムの
   各桁ごとに対向して配置された複数のハンマと、
   各ハンマを活字ドラムに向つて付勢するハンマス
   プリングと、活字ドラムと同期回転し各ハンマを
   対向する桁の活字配列に合わせて所定のタイミン
   グで印字可能な状態にロツク解除する落込部と印
   字後に各ハンマをロツク状態にリセツトする乗上
   部とを有する桁選択カムと、各ハンマに係合して
   ハンマをロツク状態に保持するハンマロツク部材
   と、複数桁の隣接するハンマに対して設けられた
   複数のロツク部材と係合し印字指令の印加によつ
   て対応するハンマロツク部材をロツク解除状態に
   駆動する電磁手段と、を含み、各ハンマはそれぞ
   れ対応するハンマロツク部材によつて別個にその
   ロツク状態が保持され、また、前記桁選択カムの
   乗上部は回転方向に従つて径が徐々に増加するリ
   セツト面と該リセツト面に継続して回転方向に従
   つて径が徐々に減少する戻し面とを有し、リセツ
   ト後にハンマとハンマロツク部材とを軟接触させ
   て騒音を減少させたことを特徴とするプリンタの
   ハンマ駆動機構。