JPH0357250B2 - - Google Patents

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JPH0357250B2
JPH0357250B2 JP24239284A JP24239284A JPH0357250B2 JP H0357250 B2 JPH0357250 B2 JP H0357250B2 JP 24239284 A JP24239284 A JP 24239284A JP 24239284 A JP24239284 A JP 24239284A JP H0357250 B2 JPH0357250 B2 JP H0357250B2
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JP
Japan
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water
chamber
standpipe
blocking
flanges
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JP24239284A
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JPS61122309A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はケーソン、ウエルの如き水中構造物の
内部の断面厚を増大する場合、或いは前記ケーソ
ンの上部にピアを構築する場合に使用される遮水
用スタンドパイプの止水方法に係るものである。
(従来の技術) 前記したように、ケーソン等の内部断面を増す
場合や、ケーソン上部にピアを構築する場合、遮
水用スタンドパイプを設置してその内部をドライ
アツプする必要がある。その際、同スタンドパイ
プの取付部の止水を完全に実施する必要がある。
第5図は従来のこの種の止水方法を示し、遮水
用スタンドパイプaの下端にフランジbを設け、
同フランジbとケーソンAに対するる前記スタン
ドパイプ据付面との間に止水ゴムガスケツトCを
介装し、これを締付ボルトdで締付けて止水する
方法が行なわれていた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の方法によれば、遮水用スタンドパイ
プの据付けに際し、ボルトの締付けがダイバーに
よる水中作業によつて行われるので、ボルトを十
分に締付けるのが困難であり、従つて止水ゴムガ
スケツトが十分に機能せず、完全な止水を期待で
きなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、下端外周面にチヤンバが
一体に設けられ、且つ同チヤンバの内外周に夫々
フランジを具えた遮水用スタンドパイプを水中構
造物上に前記各フランジとの間に止水用ガスケツ
トを介在するように据付けたのち、前記チヤンバ
内を排水して同チヤンバに静水圧を作用させて一
次止水を行ない、次いで前記チヤンバ内の空気を
排出して同チヤンバに大気圧を作用させ前記止水
用ガスケツトに大きな締付力を賦与することを特
徴とする遮水用スタンドパイプの止水方法に係る
ものである。
(作用) 本発明においては前記したように、パイプ下端
外周面にこれと一体にチヤンバを設け、同チヤン
バの内外周に夫々フランジを設けた遮水用スタン
ドパイプを使用し、同スタンドパイプを水中構造
物上に前記各フランジとの間に止水用ガスケツト
が介在するように据付けたのち、前記チヤンバ内
を排水するので同チヤンバには静水圧が作用して
前記各止水用ガスケツトに締付力が賦与され、一
次止水が行なわれる。
次いで前記チヤンバ内の空気を排出するように
したので、同チヤンバには前記静水圧に加えて大
気圧が作用し、前記止水用ガスケツトに大きな締
付力が賦与される。
(発明の効果) 本発明によれば前記したように、遮水用スタン
ドパイプの下端外周にチヤンバを一体に設け、そ
の内外周にフランジを設けて、同各フランジと水
中構造物における前記スタンドパイプ据付面との
間に止水用ガスケツトを介装し、前記チヤンバ内
の水を排水し、更に空気を排出して同チヤンバに
働く静水圧と大気圧とによつて前記止水用ガスケ
ツトにボルトの締付けでは得られないような大き
な締付力を賦与し、経済的に、しかも完全な止水
を得ることができる。
この際、前記チヤンバの幅や、真空圧力を調整
することによつて、自由に締付力を調整できる。
また止水用ガスケツトが前記チヤンバの内外両
フランジに設けられることによつて前記スタンド
パイプは二重に止水され、より安全な止水効果が
得られる。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
1は遮水用スタンドパイプで、その下端外周全
面に亘つてチヤンバ2が一体に設けられ、同チヤ
ンバ2の内外両周に夫々フランジ3,4が設けら
れている。
而して前記スタンドパイプ1をケーソン5上
に、前記各フランジ3,4との間に止水用ゴムガ
スケツト6,7が介装されるようにセツトし、外
周フランジ4をボルト8で仮締めして、前記スタ
ンドパイプ1の振れ止めを行なう。(第2図参照) 次いで前記チヤンバ2内の水を排水ポンプ9で
排除して、同チヤンバ2に静水圧p1を作用させ
る。この静水圧p1によつて止水用ゴムガスケツト
6,7が圧縮変形して一次止水が行なわれる。
(第3図参照) 次いで前記スタンドパイプ1内の水を排出して
内部をドライ状態として、前記スタンドパイプ1
の内側から内周フランジ3のボルト10を締付け
る。(第4図参照) 次いでチヤンバ2内の空気を真空ポンプ11に
よつて排出して同チヤンバ2内を真空状態とし、
同チヤンバ2に前記静水圧p1に加えて大気圧p2
作用させ、内外各フランジ2,3の下に取付けら
れた止水用ゴムガスケツト7,8を更に完全に圧
着する。更にこの圧着力を利用して内周のフラン
ジ3のボルト10の増し締めを行ない、止水を完
全なものとする。(第1図参照) このように前記実施例によれば、前記チヤンバ
2に作用する静水圧及び大気圧によつて、ボルト
の締付けでは得られないような大きな締付力を止
水用ゴムガスケツト6,7に賦与することがで
き、経済的に、完全な止水効果を挙げることがで
きる。また前記チヤンバ2の幅や、真空圧力を調
整することによつて締付力を自由に調整すること
ができる。更に内外両止水用ガスケツト6,7が
二重に配設されているので、より完全、確実な止
水効果が得られる。
またチヤンバ2内を真空にして同チヤンバ2に
作用する圧着力を利用して内周フランジ3のボル
ト10を締結できるので、大きな圧着力による増
し締めが可能となる。更に前記チヤンバ2の内外
フランジ3,4はボルト10,8を介してケーソ
ン5に取付けられるので、前記スタンドパイプ1
の取外しが容易に行なわれ、また外周フランジ4
のボルト締めは仮止めであるので、ダイバー作業
が容易である。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例についてのみ局限され
るものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲
内で種々の設計の改変を施しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る遮水用スタンドパイプの
止水方法の一実施例の最終工程を示す、縦断面
図、第2図及び第3図並に第4図は前記止水方法
の工程を示す縦断面図、第5図は従来の遮水用ス
タンドパイプの止水方法の実施状況を示す縦断面
図である。 1……遮水用スタンドパイプ、2……チヤン
バ、3……内周フランジ、4……外周フランジ、
5……ケーソン、6……止水用ゴムガスケツト、
7……止水用ゴムガスケツト、8……ボルト、9
……排水ポンプ、10……ボルト、11……真空
ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下端外周面にチヤンバが一体に設けられ、且
    つ同チヤンバの内外周に夫々フランジを具えた遮
    水用スタンドパイプを水中構造物上に前記各フラ
    ンジとの間に止水用ガスケツトが介在するように
    据付けたのち、前記チヤンバ内を排水して同チヤ
    ンバに静水圧を作用させて一次止水を行ない、次
    いで前記チヤンバ内の空気を排出して同チヤンバ
    に大気圧を作用させ前記止水用ガスケツトに大き
    な締付力を賦与することを特徴とする遮水用スタ
    ンドパイプの止水方法。
JP24239284A 1984-11-19 1984-11-19 遮水用スタンドパイプの止水方法 Granted JPS61122309A (ja)

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JPS61122309A JPS61122309A (ja) 1986-06-10
JPH0357250B2 true JPH0357250B2 (ja) 1991-08-30

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JP2005299222A (ja) * 2004-04-12 2005-10-27 Penta Ocean Constr Co Ltd 仮締切函体およびその設置方法
JP4941215B2 (ja) * 2007-10-03 2012-05-30 マツダ株式会社 エンジンクランク軸の潤滑装置
JP5322248B2 (ja) * 2011-08-22 2013-10-23 通博 大江 水中基礎および水中基礎の設置方法

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JPS61122309A (ja) 1986-06-10

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