JPH035713A - 自動焦点調節装置 - Google Patents
自動焦点調節装置Info
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- JPH035713A JPH035713A JP1139183A JP13918389A JPH035713A JP H035713 A JPH035713 A JP H035713A JP 1139183 A JP1139183 A JP 1139183A JP 13918389 A JP13918389 A JP 13918389A JP H035713 A JPH035713 A JP H035713A
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Landscapes
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビデオカメラなどに用いて好適な自動焦点調
節装置に係わり、特に、赤外光を用いて測距する自動焦
点調節装置に関する。
節装置に係わり、特に、赤外光を用いて測距する自動焦
点調節装置に関する。
(従来の技術〕
従宋、ビデオカメラの自動焦点調節装置として、赤外光
の発光部と2分割センサからなる赤外光の受光部とから
構成されるものが知られている。これは、発光部から周
期的に赤外光を発光させ、被写体から反射されるこの赤
外光を受光部で受光させるようにし、この受光部の2分
割センサでの赤外光受光状態からこの被写体に合焦して
いるか否か、合焦していなければ、合焦点に対して被写
体が遠方にあるか(前ピン)近くにあるか(後ピン)を
検出するものであり、受光部の出力信号により、合焦、
非合焦を表わすデータ(以下、合焦/非合焦データとい
う)と合焦点に対する被写体の方向を表わすデータ(以
下、方向データという)とが生成され、これに応じてフ
ォーカスレンズの位置が調整される。
の発光部と2分割センサからなる赤外光の受光部とから
構成されるものが知られている。これは、発光部から周
期的に赤外光を発光させ、被写体から反射されるこの赤
外光を受光部で受光させるようにし、この受光部の2分
割センサでの赤外光受光状態からこの被写体に合焦して
いるか否か、合焦していなければ、合焦点に対して被写
体が遠方にあるか(前ピン)近くにあるか(後ピン)を
検出するものであり、受光部の出力信号により、合焦、
非合焦を表わすデータ(以下、合焦/非合焦データとい
う)と合焦点に対する被写体の方向を表わすデータ(以
下、方向データという)とが生成され、これに応じてフ
ォーカスレンズの位置が調整される。
いま、受光部における2分割センサの−・方のセンサの
受光量をA、他方のセンサの受光量をBとすると、合焦
状態ではA−Bであり、非合焦状態ではA≠Bである。
受光量をA、他方のセンサの受光量をBとすると、合焦
状態ではA−Bであり、非合焦状態ではA≠Bである。
そして、非合焦状態が前ピンときA>Bとすると、後ピ
ンではA<Bとなる。
ンではA<Bとなる。
したがって、これら受光量の差A−Bを求めることによ
り、この差の絶対値から合焦/非合焦データを得ること
ができ、この差の極性(正、負)から方向データが得ら
れる。
り、この差の絶対値から合焦/非合焦データを得ること
ができ、この差の極性(正、負)から方向データが得ら
れる。
これら合焦/非合焦データ、方向データを求める1つの
方法では、2分割センサの2つのセンサ出力をASBと
して表わすと、これらの和信号(A+B)と差信号(A
−B)とを得、この和信号(A+B)を積分してその積
分値が予め設定された闇値に達するまでの時間Tを測定
し、差信号(A−B)をこの時間Tだけ積分する。この
差信号(A−B)の積分値は、合焦状態ではAζBであ
るから、零または零の近傍であり、前ピンではA>Bで
あるから正値、後ピンではA<Bであるから負値となる
。和信号(A+B)の積分値が閾値に達する時間Tだけ
差信号(八−B)を積分するのは、被写体までの距離や
被写体の反射率によって受光部での反射赤外光の聴受光
量が異なるが、この聴受光量に関係なく差信号(A−B
)の積分値の絶対値が合焦点から被写体までの距離に一
対一に対応させるためである。
方法では、2分割センサの2つのセンサ出力をASBと
して表わすと、これらの和信号(A+B)と差信号(A
−B)とを得、この和信号(A+B)を積分してその積
分値が予め設定された闇値に達するまでの時間Tを測定
し、差信号(A−B)をこの時間Tだけ積分する。この
差信号(A−B)の積分値は、合焦状態ではAζBであ
るから、零または零の近傍であり、前ピンではA>Bで
あるから正値、後ピンではA<Bであるから負値となる
。和信号(A+B)の積分値が閾値に達する時間Tだけ
差信号(八−B)を積分するのは、被写体までの距離や
被写体の反射率によって受光部での反射赤外光の聴受光
量が異なるが、この聴受光量に関係なく差信号(A−B
)の積分値の絶対値が合焦点から被写体までの距離に一
対一に対応させるためである。
このようにして、差信号(A−B)の積分値により、合
焦/非合焦データと方向データとが得られる。
焦/非合焦データと方向データとが得られる。
なお、被写体が無限遠にあるときには、この被写体から
の反射赤外光量はほとんど零である。したがって、和信
号(A+B)の積分値が上記時間Tよりも充分長い時間
経過しても上記闇値に達しないときには、被写体は無限
遠にあるものと判定され、フォーカスレンズは無限遠位
置に設定される。
の反射赤外光量はほとんど零である。したがって、和信
号(A+B)の積分値が上記時間Tよりも充分長い時間
経過しても上記闇値に達しないときには、被写体は無限
遠にあるものと判定され、フォーカスレンズは無限遠位
置に設定される。
ところで、かかる自動焦点調節装置においては、赤外光
を用いるものであるから、太陽や照明灯などの外部光源
からの赤外光も受光部が受光してしまい、2分割センサ
の各センサの出力信号にランダムなノイズが発生する。
を用いるものであるから、太陽や照明灯などの外部光源
からの赤外光も受光部が受光してしまい、2分割センサ
の各センサの出力信号にランダムなノイズが発生する。
この2分割センサはフォーカスレンズの移動とともに、
反射赤外光の光軸に垂直な方向に位置を変える。また、
赤外光を反射する被写体の位置によってこの反射赤外光
の2分割センサでの受光状態が異なるから、2分割セン
サの位置や外部光源の位置により、外部光源からの赤外
光の2分割センサへの受光状態が異なることになり、こ
の2分割センサの2つのセンサでの外部光源からの赤外
光の受光量は異なる。
反射赤外光の光軸に垂直な方向に位置を変える。また、
赤外光を反射する被写体の位置によってこの反射赤外光
の2分割センサでの受光状態が異なるから、2分割セン
サの位置や外部光源の位置により、外部光源からの赤外
光の2分割センサへの受光状態が異なることになり、こ
の2分割センサの2つのセンサでの外部光源からの赤外
光の受光量は異なる。
このために、これら2つのセンサの出力信号には夫々互
いに相関のないランダムノイズが混入することになり、
これらの差信号(A−B)もランダムノイズによって影
響されて、自動焦点調節装置に誤動作が生ずることにな
る。
いに相関のないランダムノイズが混入することになり、
これらの差信号(A−B)もランダムノイズによって影
響されて、自動焦点調節装置に誤動作が生ずることにな
る。
これを防止するための方法としては、赤外光の発光部と
してはこの赤外光を周期的なパルス光として発光するが
、この発光パルスのデユーティを小さくして発光時間を
短かくし、これによって反射赤外光の受光時間を短か<
L、てラング1.ノイズが飛び込むチャンスを確率的
に小さくする方法が知られているが、これでもランダム
ノイズが混入することを禁止することができず、したが
って、ランダムノ・Cズによる誤動作を完全に防止する
ことができなかった。
してはこの赤外光を周期的なパルス光として発光するが
、この発光パルスのデユーティを小さくして発光時間を
短かくし、これによって反射赤外光の受光時間を短か<
L、てラング1.ノイズが飛び込むチャンスを確率的
に小さくする方法が知られているが、これでもランダム
ノイズが混入することを禁止することができず、したが
って、ランダムノ・Cズによる誤動作を完全に防止する
ことができなかった。
また、合焦状態にあっても、差信号(A−B)の積分値
がほぼ零である場合、いずれかの方向を示す方向データ
が得られ、これによってもフォーカスレンズの移動が指
示されるが、合焦状態であることから、フォーカスレン
ズを1多動させるための信号が発注されず、フォーカス
レンズは停止状態に保持される。
がほぼ零である場合、いずれかの方向を示す方向データ
が得られ、これによってもフォーカスレンズの移動が指
示されるが、合焦状態であることから、フォーカスレン
ズを1多動させるための信号が発注されず、フォーカス
レンズは停止状態に保持される。
しかしながら、合焦状態にあるときに、上記ランダムノ
イズによって差信号(A−B)の積分値の絶対値が零よ
りも充分大きくなる場合もあり、この場合には、合焦状
態にあるにもかかわらず非合焦状態とする合焦/非合焦
データ(以下、これを偽合焦/非合焦データという)や
これに対する方向データ(以下、これを偽方向データと
いう)が発生し、偽合焦/非合焦データによって誤って
非合焦状態と判定され、偽方向データで指示される方向
に誤ってフォーカスレンズが移動してしまうことになる
。
イズによって差信号(A−B)の積分値の絶対値が零よ
りも充分大きくなる場合もあり、この場合には、合焦状
態にあるにもかかわらず非合焦状態とする合焦/非合焦
データ(以下、これを偽合焦/非合焦データという)や
これに対する方向データ(以下、これを偽方向データと
いう)が発生し、偽合焦/非合焦データによって誤って
非合焦状態と判定され、偽方向データで指示される方向
に誤ってフォーカスレンズが移動してしまうことになる
。
これに対して、本出願人は、先に、同一方向を表わす方
向データが予め設定された個数連続して発生されたとき
のみ、この方向をフォーカスレンズの移動方向とする自
動焦点調節装置を提案した。
向データが予め設定された個数連続して発生されたとき
のみ、この方向をフォーカスレンズの移動方向とする自
動焦点調節装置を提案した。
これによると、この設定個数をある程度多くしておくこ
とにより、合焦状態時、ランダムノイズなどによって偽
方向データが発生しても、この設定個数連続して発生さ
れる偽方向データが全て同一方向を表わすことはほとん
ど有り得ないから、誤動作が生ずることはない。
とにより、合焦状態時、ランダムノイズなどによって偽
方向データが発生しても、この設定個数連続して発生さ
れる偽方向データが全て同一方向を表わすことはほとん
ど有り得ないから、誤動作が生ずることはない。
しかし、その反面、成る被写体から他の被写体へ被写体
を代えるなどして合焦状態から非合焦状態へと移行した
場合、上記設定個数同一方向を表わす方向データが連続
して発生しなければフォーカスレンズは移動開始せず、
応答性が充分ではない。
を代えるなどして合焦状態から非合焦状態へと移行した
場合、上記設定個数同一方向を表わす方向データが連続
して発生しなければフォーカスレンズは移動開始せず、
応答性が充分ではない。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、外部からのラ
ンダムノイズによる合焦、非合焦状態での誤動作を完全
に防止するとともに、合焦状態から非合焦状態へ移行し
たときの応答性を高めることができるようにした自動焦
点調節装置を提供することにある。
ンダムノイズによる合焦、非合焦状態での誤動作を完全
に防止するとともに、合焦状態から非合焦状態へ移行し
たときの応答性を高めることができるようにした自動焦
点調節装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、非合焦状態時開
一方向を表わす方向データが予め設定された所定個数発
生したとき該方向をフォーカスレンズの移動方向とする
制御信号を発生し合焦状態時該制′a信号の発生が禁止
される第1の手段と、合焦状態時発生した非合焦を表わ
す合焦/非合焦データが真の合焦/非合焦データかラン
ダムノイズなどによる偽合焦/非合焦データかを判定す
る第2の手段と、該第2の手段の判定が該真の合焦/非
合焦データであるとするときのみ該第1の手段で該所定
個数よりも少ない連続した方向データが同一方向を表わ
すときに該制御信号を発生させる第3の手段とを設ける
。
一方向を表わす方向データが予め設定された所定個数発
生したとき該方向をフォーカスレンズの移動方向とする
制御信号を発生し合焦状態時該制′a信号の発生が禁止
される第1の手段と、合焦状態時発生した非合焦を表わ
す合焦/非合焦データが真の合焦/非合焦データかラン
ダムノイズなどによる偽合焦/非合焦データかを判定す
る第2の手段と、該第2の手段の判定が該真の合焦/非
合焦データであるとするときのみ該第1の手段で該所定
個数よりも少ない連続した方向データが同一方向を表わ
すときに該制御信号を発生させる第3の手段とを設ける
。
0作 用〕
非合焦状態時、方向データがランダムノイズによって誤
った方向を表しても、かかる方向データが上記所定個数
続けて発生することはほとんど有り得ないから、上記所
定個数の方向データのうち少なくとも1つが残りとは異
なる方向を表わすことになり、フォーカスレンズは、移
動方向が指示されず、停止状態におかれる。
った方向を表しても、かかる方向データが上記所定個数
続けて発生することはほとんど有り得ないから、上記所
定個数の方向データのうち少なくとも1つが残りとは異
なる方向を表わすことになり、フォーカスレンズは、移
動方向が指示されず、停止状態におかれる。
合焦状態時では、非合焦を表わす偽合焦/非合焦データ
が発生すると、誤って非合焦状態と判定される。そして
、これとともに偽方向データが発生するが、その後上記
所定個数の同一方向を表わす方向データが発生しない限
り、フォーカスレンズの移動は禁止される。この所定個
数を適宜設定することにより、同一方向を表わす偽方向
データがこの所定個数続けて発生することがないように
することができ、また、非合焦状態とする偽合焦/非合
焦データがなくなると、合焦状態を表わす正しい合焦/
非合焦データが再び発生するから、合焦状態では、誤っ
てフォーカスレンズが移動することはない。
が発生すると、誤って非合焦状態と判定される。そして
、これとともに偽方向データが発生するが、その後上記
所定個数の同一方向を表わす方向データが発生しない限
り、フォーカスレンズの移動は禁止される。この所定個
数を適宜設定することにより、同一方向を表わす偽方向
データがこの所定個数続けて発生することがないように
することができ、また、非合焦状態とする偽合焦/非合
焦データがなくなると、合焦状態を表わす正しい合焦/
非合焦データが再び発生するから、合焦状態では、誤っ
てフォーカスレンズが移動することはない。
さらに、合焦状態時、非合焦を表わす真の合焦/非合焦
データが発生すると、被写体の方向を表わす方向データ
が連続して発生し、これらの方向データは同一方向を表
わす。そして、これら方向データが上記所定個数よるも
少ない個数だけ連続して同一方向を表わしていると、フ
ォーカスレンズはその方向に移動を開始する。これによ
り合焦状態から非合焦状態に移行したとき、フォーカス
レンズはこれに迅速に応答する。
データが発生すると、被写体の方向を表わす方向データ
が連続して発生し、これらの方向データは同一方向を表
わす。そして、これら方向データが上記所定個数よるも
少ない個数だけ連続して同一方向を表わしていると、フ
ォーカスレンズはその方向に移動を開始する。これによ
り合焦状態から非合焦状態に移行したとき、フォーカス
レンズはこれに迅速に応答する。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による自動焦点調節装置の一実施例を示
すブロック図であって、lは分周回路、2はパルス発生
回路、3はモードカウンタ、4はPWMデユーティ作成
回路、5はインターバル制御回路、6は無限遠検出回路
、7はラッチ/コンパレータ回路、8はモードデコーダ
回路、9はタイミング発生カウンタ、10は合焦、/
P W Mデコーダ回路、11は合焦、/PWM判定回
路、12はモータ制御回路、13は遠近方向カウンタ、
14.15は入力端子である。但し、この実施例は、前
述の赤外光を用いた方式によるものとする。
すブロック図であって、lは分周回路、2はパルス発生
回路、3はモードカウンタ、4はPWMデユーティ作成
回路、5はインターバル制御回路、6は無限遠検出回路
、7はラッチ/コンパレータ回路、8はモードデコーダ
回路、9はタイミング発生カウンタ、10は合焦、/
P W Mデコーダ回路、11は合焦、/PWM判定回
路、12はモータ制御回路、13は遠近方向カウンタ、
14.15は入力端子である。但し、この実施例は、前
述の赤外光を用いた方式によるものとする。
第2図は第1図における各部の信号を示すタイミングチ
ャートであって、第1図に対応する信号には同一符号を
つけている。但し、第2図(イ)は2分割センサの各セ
ンサ出力の和、差信号の処理モードを表わしている。ま
た、合焦/PWMデコーダ回路10の出力信号eは、第
2図e、〜e、で示す異なるタイミングの信号からなっ
ているが、第1図では、これらを信号eとまとめて示し
ている。
ャートであって、第1図に対応する信号には同一符号を
つけている。但し、第2図(イ)は2分割センサの各セ
ンサ出力の和、差信号の処理モードを表わしている。ま
た、合焦/PWMデコーダ回路10の出力信号eは、第
2図e、〜e、で示す異なるタイミングの信号からなっ
ているが、第1図では、これらを信号eとまとめて示し
ている。
第3図は第1図に示した実施例の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
次に、この実施例の動作を説明する。
第1図および第2図において、入力端子15から入力さ
れる基準クロックCLKが分周回路1に供給され、各種
クロックが所定のタイミングで発生される。また、この
分周回路1はカウンタでもって構成され、そのカウント
値をパルス発生回路2がデコードして所定のカウント個
毎にパルスを発生する。このパルスはオア回路、ナント
ゲートを介しクロックaとしてモードカウンタ3に供給
される。このモードカウンタ3のカウント値すはモード
デコーダ回路8でデコードされ、このカウント値すに応
じて第2図(イ)に示すような各モードを設定する各種
信号が発生される。
れる基準クロックCLKが分周回路1に供給され、各種
クロックが所定のタイミングで発生される。また、この
分周回路1はカウンタでもって構成され、そのカウント
値をパルス発生回路2がデコードして所定のカウント個
毎にパルスを発生する。このパルスはオア回路、ナント
ゲートを介しクロックaとしてモードカウンタ3に供給
される。このモードカウンタ3のカウント値すはモード
デコーダ回路8でデコードされ、このカウント値すに応
じて第2図(イ)に示すような各モードを設定する各種
信号が発生される。
以下、第3図(81,(blに沿って各モードでの動作
を説明する。
を説明する。
まず、装置の起動時には、各部を所定の初期状態に設定
するイニシャライズが行なわれる(第3図+81のステ
ップ101)。ここで、2分割センサ(図示せず)の2
つのセンサの出力をA、Bとすると、次に、第2図(イ
)に示す和信号(A+B)のための処理動作が行なわれ
る。
するイニシャライズが行なわれる(第3図+81のステ
ップ101)。ここで、2分割センサ(図示せず)の2
つのセンサの出力をA、Bとすると、次に、第2図(イ
)に示す和信号(A+B)のための処理動作が行なわれ
る。
この処理動作では、まず、モードデコーダ回路8のリセ
ットモード信号により、積分回路(図示せず)がリセッ
トされる(ステップ102)とともに、積分回路の出力
信号が供給されるコンパレータ(図示せず)の基準レベ
ルが和信号(A+B)に対して所定に設定され、発光部
(図示せず)が赤外光を発光する。被写体(図示せず)
から反射されたこの赤外光は受光部の2分割センサで受
光され、積分回路で和信号(A+B)の積分が開始され
る(ステップ103)。この積分電圧は上記コンパレー
タを通り、入力端子14からラッチ/コンパレータ回路
7に供給され、予め設定された闇値と比較される。この
積分電圧がこの閾値に達すると、第2図(イ)の和信号
(A+B)の処理のホールドモードに入り(ステップ1
04)、積分開始から積分電圧がこの闇値に達するまで
の時間T(第2図)がこのラッチ/コンパレータ回路7
にラッチされる。
ットモード信号により、積分回路(図示せず)がリセッ
トされる(ステップ102)とともに、積分回路の出力
信号が供給されるコンパレータ(図示せず)の基準レベ
ルが和信号(A+B)に対して所定に設定され、発光部
(図示せず)が赤外光を発光する。被写体(図示せず)
から反射されたこの赤外光は受光部の2分割センサで受
光され、積分回路で和信号(A+B)の積分が開始され
る(ステップ103)。この積分電圧は上記コンパレー
タを通り、入力端子14からラッチ/コンパレータ回路
7に供給され、予め設定された闇値と比較される。この
積分電圧がこの閾値に達すると、第2図(イ)の和信号
(A+B)の処理のホールドモードに入り(ステップ1
04)、積分開始から積分電圧がこの闇値に達するまで
の時間T(第2図)がこのラッチ/コンパレータ回路7
にラッチされる。
以上の和信号(A+B)の処理期間では、モードデコー
ド回路8から遠近方向カウンタ13に“H”(高レベル
)の信号lが供給されている。
ド回路8から遠近方向カウンタ13に“H”(高レベル
)の信号lが供給されている。
なお、この和信号(A+B)の積分電圧がこの時間Tよ
り充分長い限界時間を経ても上記閾値に達しないときに
は、これを無限遠検出回路6が検出し、被写体(図示せ
ず)は無限遠にあるために和信号(A+B)が略零とな
っていると判定し、PWMデユーティ形成回路4を制御
する(ステップ106)。これにより、PWMデユーテ
ィ形成回路4は、モータ制御回路12からフォーカスレ
ンズ(図示せず)を高速に無限遠位置に移動させるため
のモータ(図示せず)のデユーティが大きい駆動信号+
、3を発生させる。
り充分長い限界時間を経ても上記閾値に達しないときに
は、これを無限遠検出回路6が検出し、被写体(図示せ
ず)は無限遠にあるために和信号(A+B)が略零とな
っていると判定し、PWMデユーティ形成回路4を制御
する(ステップ106)。これにより、PWMデユーテ
ィ形成回路4は、モータ制御回路12からフォーカスレ
ンズ(図示せず)を高速に無限遠位置に移動させるため
のモータ(図示せず)のデユーティが大きい駆動信号+
、3を発生させる。
ラッチ/コンパレータ回路7で和信号(Δ十B)の積分
電圧が上記閾値に達するまでの時間Tがラッチされると
、次に、第2図に示す差信号(AB)の処理のための動
作に移る(ステップ107)。
電圧が上記閾値に達するまでの時間Tがラッチされると
、次に、第2図に示す差信号(AB)の処理のための動
作に移る(ステップ107)。
このステップ107は第3図(blに示す一連の処理か
らなっている。
らなっている。
すなわち、まず、モードデコーダ回路8でリセットモー
ドが設定されて上記図示しない積分回路がリセットされ
(第3図(blのステップ201)、上記の図示しない
:】ンパレータの基準レベルが零レベルに設定される。
ドが設定されて上記図示しない積分回路がリセットされ
(第3図(blのステップ201)、上記の図示しない
:】ンパレータの基準レベルが零レベルに設定される。
これとともに、モードデコーダ回路8の出力信号eは“
L” (低レベル)となる。
L” (低レベル)となる。
次に、差信号(A−B)がこの積分回路で積分される(
ステップ202)。この積分モードは、ラッチ/コンパ
レータ回路7にラッチされている時間Tを表わすデータ
でもってこの時間Tだけナントゲートをオフにし、パル
ス発生回路2からモートカウンタ3にパルスaが供給さ
れないようにすることにより、時間Tだけ持続するよう
にする。これにより、差信号(A−B)は時間Tだけ積
分され、この積分が終ると、モードデコーダ回路8はホ
ールドモードを設定しく第2図(イ))、積分回路でこ
の時間Tの期間積分された差信号(A−B )の積分電
圧がホールドされる(ステップ203)。このホールド
モードで合焦、非合焦の判定、非合焦時での合焦点に対
する被写体位置のずれ量、ずれ方向が検出される。
ステップ202)。この積分モードは、ラッチ/コンパ
レータ回路7にラッチされている時間Tを表わすデータ
でもってこの時間Tだけナントゲートをオフにし、パル
ス発生回路2からモートカウンタ3にパルスaが供給さ
れないようにすることにより、時間Tだけ持続するよう
にする。これにより、差信号(A−B)は時間Tだけ積
分され、この積分が終ると、モードデコーダ回路8はホ
ールドモードを設定しく第2図(イ))、積分回路でこ
の時間Tの期間積分された差信号(A−B )の積分電
圧がホールドされる(ステップ203)。このホールド
モードで合焦、非合焦の判定、非合焦時での合焦点に対
する被写体位置のずれ量、ずれ方向が検出される。
すなわち、このホールドモードはモードデコーダ回路8
によって設定されるが、このホールドモードの設定とと
もにモードデコーダ回路8は信号Cを出力し、これによ
ってタイミング発生カウンタ9は図示しないクロックを
カウントし、そのカウント値dを合焦/PWMデコーダ
回路10がデコードする。この合焦/PWMデコーダ回
路10は、まず、カウント値dが第1の所定値になると
、取込みクロックfを発生する。
によって設定されるが、このホールドモードの設定とと
もにモードデコーダ回路8は信号Cを出力し、これによ
ってタイミング発生カウンタ9は図示しないクロックを
カウントし、そのカウント値dを合焦/PWMデコーダ
回路10がデコードする。この合焦/PWMデコーダ回
路10は、まず、カウント値dが第1の所定値になると
、取込みクロックfを発生する。
一方、積分回路にホールドされた差信号(AB)の積分
電圧は上記図示しないコンパレータの零の基準レベルと
比較され、2分割センサの2つの出力A、Bの大小関係
に応じて極性(レベル)が異なる電圧が出力される。こ
の電圧のレベルは合焦点に対する被写体位置の方向を表
わしており、したがって、この電圧を方向データと呼ぶ
ことにする。
電圧は上記図示しないコンパレータの零の基準レベルと
比較され、2分割センサの2つの出力A、Bの大小関係
に応じて極性(レベル)が異なる電圧が出力される。こ
の電圧のレベルは合焦点に対する被写体位置の方向を表
わしており、したがって、この電圧を方向データと呼ぶ
ことにする。
この方向データは入力端子14から入力され、合焦/P
WMデコーダ回路10で発生される取込みクロックfに
より、遠近方向カウンタ13に取り込まれ、後述するよ
うに、モータの回転方向を判定してその方向の指示信号
kをモータ制御回路12に出力する(ステップ204)
。
WMデコーダ回路10で発生される取込みクロックfに
より、遠近方向カウンタ13に取り込まれ、後述するよ
うに、モータの回転方向を判定してその方向の指示信号
kをモータ制御回路12に出力する(ステップ204)
。
次に、モードデコーダ回路8は、上記図示しないコンパ
レータの基準レベルを、積分回路の出力レベルが合焦時
にとる範囲を表わすように設定する。これにより、入力
端子14には、このコンパレータからの合焦、非合焦に
応じてレベルが異なる信号(合焦/非合焦データ)が入
力される。そして、このとき、合焦/PWMデコーダ回
路10は、そのタイミング発生カウンタ9のカウント値
dが第2の所定値になったことから、第2図01に示す
取込みクロックeを発生し、これによって合焦/PWM
判定回路11が入力端子14からの合焦/非合焦データ
を取り込んで、合焦/非合焦データが零レベルか否かに
応じて合焦、非合焦を判定する(ステップ205)、そ
して、合焦状態にあるときには、合焦/PWM判定回路
11はモータ制御回路12を非動作状態にする信号gを
発生し、モータが回転しないようにする(ステップ21
1)。しかる後、インターバル制御回路5により、所定
のインターバルが設定され(ステップ212)、第3図
+a+のステップ102に戻って再び和信号(A+B)
の処理モードに移る。
レータの基準レベルを、積分回路の出力レベルが合焦時
にとる範囲を表わすように設定する。これにより、入力
端子14には、このコンパレータからの合焦、非合焦に
応じてレベルが異なる信号(合焦/非合焦データ)が入
力される。そして、このとき、合焦/PWMデコーダ回
路10は、そのタイミング発生カウンタ9のカウント値
dが第2の所定値になったことから、第2図01に示す
取込みクロックeを発生し、これによって合焦/PWM
判定回路11が入力端子14からの合焦/非合焦データ
を取り込んで、合焦/非合焦データが零レベルか否かに
応じて合焦、非合焦を判定する(ステップ205)、そ
して、合焦状態にあるときには、合焦/PWM判定回路
11はモータ制御回路12を非動作状態にする信号gを
発生し、モータが回転しないようにする(ステップ21
1)。しかる後、インターバル制御回路5により、所定
のインターバルが設定され(ステップ212)、第3図
+a+のステップ102に戻って再び和信号(A+B)
の処理モードに移る。
合焦/PWM判定回路11で取り込んだ合焦/非合焦デ
ータから非合焦状態と判定されると(第3図(b)のス
テップ205)、モードデコーダ回路8は上記図示され
ないコンパレータの基準レベルを、積分回路のホールド
された積分電圧の絶対値の大きさを判定するための第1
のレベルに設定する。これにより、この絶対値が第1の
レベルよりも小さいとき“L” (低レベル)、大きい
とき“H”(高レベル)となる信号(以下、PWMIデ
ータという)が入力端子14から入力される。これとと
もに、合焦/PWMデコーダ回路10はタイミング発生
カウンタ9のカウント値dが第3の所定値になったこと
から、第2図e2に示す取込みクロックeを発止し、こ
れによって合焦/PWM判定回路11はこのPWMIデ
ークを取り込む。
ータから非合焦状態と判定されると(第3図(b)のス
テップ205)、モードデコーダ回路8は上記図示され
ないコンパレータの基準レベルを、積分回路のホールド
された積分電圧の絶対値の大きさを判定するための第1
のレベルに設定する。これにより、この絶対値が第1の
レベルよりも小さいとき“L” (低レベル)、大きい
とき“H”(高レベル)となる信号(以下、PWMIデ
ータという)が入力端子14から入力される。これとと
もに、合焦/PWMデコーダ回路10はタイミング発生
カウンタ9のカウント値dが第3の所定値になったこと
から、第2図e2に示す取込みクロックeを発止し、こ
れによって合焦/PWM判定回路11はこのPWMIデ
ークを取り込む。
そして、合焦/PWM判定回路11はこのPWMlデー
タのレベルを判定しくステップ206)、このレベルが
L′のときには(このとき、合焦点と被写体位置とのず
れ屋は小さい)、l’WMデユーティ形成回路4にP
W M信号のデユーティをたとえば33%にする(ステ
ップ209)デユーティ指示信号りを送り、PWM1デ
ータのレベルが“H”のときには、P W F、((3
号のデユーティをたとえば669Bこするデユーティ指
示信号りをPWMデユーティ形成回路4に送る(ステッ
プ20B)。
タのレベルを判定しくステップ206)、このレベルが
L′のときには(このとき、合焦点と被写体位置とのず
れ屋は小さい)、l’WMデユーティ形成回路4にP
W M信号のデユーティをたとえば33%にする(ステ
ップ209)デユーティ指示信号りを送り、PWM1デ
ータのレベルが“H”のときには、P W F、((3
号のデユーティをたとえば669Bこするデユーティ指
示信号りをPWMデユーティ形成回路4に送る(ステッ
プ20B)。
次にPWMIデータが′H”のときには、モードデコー
ダ回路8は、上記図示しないコンパレータの基準レベル
を上記第1のレベルよりも大きい第2のレベルに設定す
る。これにより、積分回路にホールドされている積分電
圧の絶対値がこの第2のし・ベルよりも小さいときには
“L″、大きいときには“H”となるPWM2データが
入力端子14から入力される。これとともに、合焦/P
WMデコーダ回路10は、タイミング発生カウンタ9の
カウント値dが第4の所定値になったことから、第2図
e3で示す取込みクロックeを発生し、これによって合
焦/PWM判定回路11はこのPWM2データを取り込
む。
ダ回路8は、上記図示しないコンパレータの基準レベル
を上記第1のレベルよりも大きい第2のレベルに設定す
る。これにより、積分回路にホールドされている積分電
圧の絶対値がこの第2のし・ベルよりも小さいときには
“L″、大きいときには“H”となるPWM2データが
入力端子14から入力される。これとともに、合焦/P
WMデコーダ回路10は、タイミング発生カウンタ9の
カウント値dが第4の所定値になったことから、第2図
e3で示す取込みクロックeを発生し、これによって合
焦/PWM判定回路11はこのPWM2データを取り込
む。
そして、合焦/PWM判定回路11はこのPWM2デー
タの1ノベルを判定しくステップ206)、このレベル
が“L”のときにはデユーティ指示信号りを出力せず、
PWMデユーティ形成回路4でのデユーティを先に設定
された66%に確定する(ステップ208)が、PWM
2データのレベルが“H”のときには、PWM信号のデ
ユーティをたとえば100%とするデユーティ指示信号
りをPWMデユーティ形成回路4に送る(ステップ20
7)。
タの1ノベルを判定しくステップ206)、このレベル
が“L”のときにはデユーティ指示信号りを出力せず、
PWMデユーティ形成回路4でのデユーティを先に設定
された66%に確定する(ステップ208)が、PWM
2データのレベルが“H”のときには、PWM信号のデ
ユーティをたとえば100%とするデユーティ指示信号
りをPWMデユーティ形成回路4に送る(ステップ20
7)。
このようにして、合焦/PWM判定回路11により、合
焦状態のときには、モータ制御回路12を非動作状態と
してモータを停止状態とし、非合焦時には、合焦点から
の被写体位置のずれ菫に応じてPWMデユーティ形成回
路4からモータ制御回路12に供給されるPWM(i号
のデユーティを33%。
焦状態のときには、モータ制御回路12を非動作状態と
してモータを停止状態とし、非合焦時には、合焦点から
の被写体位置のずれ菫に応じてPWMデユーティ形成回
路4からモータ制御回路12に供給されるPWM(i号
のデユーティを33%。
66%、100%のいずれかに設定し、モータ制御回路
■2がこのデユーティの駆動信号i、jを発生して上記
ずれ量に応じてモータの回転速度を異ならせる。
■2がこのデユーティの駆動信号i、jを発生して上記
ずれ量に応じてモータの回転速度を異ならせる。
ところで、非合焦時でのモータの回転方向は、遠近方向
カウンタ13からの方向指示信号kによって決まる。こ
の遠近方向カウンタ13は、先に説明したように、入力
端子14からの方向データを取り込んで方向指示信号k
を出力するのであるが、取り込んだ1つの方向データの
みから方向判定をするのではなく、複数個の方向データ
を取り込み、これら連続して取り込まれた複数個の方向
データが全て同一レベルのとき、このレベルで表わされ
る方向の指示信号kを出力するのである。
カウンタ13からの方向指示信号kによって決まる。こ
の遠近方向カウンタ13は、先に説明したように、入力
端子14からの方向データを取り込んで方向指示信号k
を出力するのであるが、取り込んだ1つの方向データの
みから方向判定をするのではなく、複数個の方向データ
を取り込み、これら連続して取り込まれた複数個の方向
データが全て同一レベルのとき、このレベルで表わされ
る方向の指示信号kを出力するのである。
すなわち、遠近方向カウンタ13は複数個の方向データ
を保持する機能を有しており、差信号(A−B)の積分
電圧のホールド期間(第2図(イ))毎に1回ずつこの
方向データを取り込むが、順番に取り込まれた複数個の
方向データを保持し、次に新たな方向データが取り込ま
れると、保持されている方向データのうちの最も古い方
向データが除去される。
を保持する機能を有しており、差信号(A−B)の積分
電圧のホールド期間(第2図(イ))毎に1回ずつこの
方向データを取り込むが、順番に取り込まれた複数個の
方向データを保持し、次に新たな方向データが取り込ま
れると、保持されている方向データのうちの最も古い方
向データが除去される。
このように複数個の方向データを保持する遠近方向カウ
ンタ13は、これら方向データのレベルが全て等しいと
き、このレベルに応じた回転方向を指示する信号kを出
力する。ぞこで、ランダムノイズの混入によって差信号
(A−B)の積分電圧の極性が反転したときには、遠近
方向カウンタ13に保持される複数個の方向データは、
その少なくとも1つのレベルがランダムノイズによって
影響を受けているために、レベルが一致せず、遠近方向
カウンタ13からばモータの回転方向に指示する信号k
が出力されない。このため、モータ制御回路12はモー
タを停止状態にする。
ンタ13は、これら方向データのレベルが全て等しいと
き、このレベルに応じた回転方向を指示する信号kを出
力する。ぞこで、ランダムノイズの混入によって差信号
(A−B)の積分電圧の極性が反転したときには、遠近
方向カウンタ13に保持される複数個の方向データは、
その少なくとも1つのレベルがランダムノイズによって
影響を受けているために、レベルが一致せず、遠近方向
カウンタ13からばモータの回転方向に指示する信号k
が出力されない。このため、モータ制御回路12はモー
タを停止状態にする。
遠近方向カウンタ13に保持される方向データの個数は
適宜設定することができるが、この個数を多くすること
により、保持される方向データが全てランダムノイズの
影響を受ける同一レベルとなることはほとんどなく、し
たが・つて、ランダムノイズによってモータが誤・つた
方向に回転するような誤動作が生ずることはない。
適宜設定することができるが、この個数を多くすること
により、保持される方向データが全てランダムノイズの
影響を受ける同一レベルとなることはほとんどなく、し
たが・つて、ランダムノイズによってモータが誤・つた
方向に回転するような誤動作が生ずることはない。
また、遠近方向カウンタ13には、モードデコーダ回路
8から信号lが、合焦/I’WM判定回路11から信号
gが夫々供給されており、これらの信号lSgにより、
遠近方向カウンタ13が合焦時に偽方向データによる誤
動作をしないようにしている。
8から信号lが、合焦/I’WM判定回路11から信号
gが夫々供給されており、これらの信号lSgにより、
遠近方向カウンタ13が合焦時に偽方向データによる誤
動作をしないようにしている。
この誤動作防止については、後に具体的に説明するが、
合焦時に成るレベルをもつ偽方向データが入力され、合
焦/PWMデコーダ回路10からの取込みクロックfに
よって遠近方向カウンタ13に取り込まれても、上記信
号β2gが遠近方向カウンタ13に保持されている偽方
向データを含む複数個の方向データのレベルが異なるよ
うにし、遠近方向カウンタ13が方向指示信号kを出力
しないようにするものである。
合焦時に成るレベルをもつ偽方向データが入力され、合
焦/PWMデコーダ回路10からの取込みクロックfに
よって遠近方向カウンタ13に取り込まれても、上記信
号β2gが遠近方向カウンタ13に保持されている偽方
向データを含む複数個の方向データのレベルが異なるよ
うにし、遠近方向カウンタ13が方向指示信号kを出力
しないようにするものである。
このようにすることにより、この偽方向データに続く偽
合焦/非合焦データを合焦/PWM判定回路11が取り
込んで非合焦状態と判定しても、モータ制御回路12は
動作せず、モータは停止状態に保持される。
合焦/非合焦データを合焦/PWM判定回路11が取り
込んで非合焦状態と判定しても、モータ制御回路12は
動作せず、モータは停止状態に保持される。
さらに、邊影対象とする被写体が代るなどして合焦状態
から非合焦状態に移行したときには、入力端子14から
この新たな被写体に対する真の方向データと真の合焦/
非合焦データとが入力される。
から非合焦状態に移行したときには、入力端子14から
この新たな被写体に対する真の方向データと真の合焦/
非合焦データとが入力される。
合焦/ P W M判定回路11はこの真の合焦/非合
焦データから非合焦状態と判定し、モータを駆動するた
めの信号gを発生する。この信号gによって遠近方向カ
ウンタ13は方向指示信号にの発生可能状態となる。ま
た、非合焦状態となるとともに、入力端子14から遠近
方向カウンタ13に被写体の方向を表わす真の方向デー
タが供給されるが、このように合焦状態から非合焦状態
に移るときには、遠近方向カウンタ13は、上記の個数
よりも少ない個数同一方向を表わす方向デ・−夕が供給
されたときに、この方向をモータの回転方向とする方向
指示信号kを出力する。
焦データから非合焦状態と判定し、モータを駆動するた
めの信号gを発生する。この信号gによって遠近方向カ
ウンタ13は方向指示信号にの発生可能状態となる。ま
た、非合焦状態となるとともに、入力端子14から遠近
方向カウンタ13に被写体の方向を表わす真の方向デー
タが供給されるが、このように合焦状態から非合焦状態
に移るときには、遠近方向カウンタ13は、上記の個数
よりも少ない個数同一方向を表わす方向デ・−夕が供給
されたときに、この方向をモータの回転方向とする方向
指示信号kを出力する。
以上のようにして、この実施例では、非合焦時には、合
焦/PWM判定回路11の出力信号りの指示のもとにP
WMデユーティ形成回路4で形成されるデユーティのP
WM駆動信号l、jにより、遠近方向カウンタ13で正
しく指定される方向にモータが回転し、フォーカスレン
ズが所定の被写体に合焦する方向に正しく移動すること
になるし、合焦時には、確実にモータが停止状態に保持
される。また、合焦時、ランダムノイズなどに影響され
て非合焦を表わす偽の合焦/非合焦データや方向データ
が供給された場合には、合焦/PWM判定回路11の出
力信号gによって遠近方向カウンタ13は方向指示信号
にの発生可能状態となるが、上記所定個数同一方向を表
わす偽方向データが連続して供給されることはほとんど
無いから、この方るときには、上記所定個数よりも少な
い個数の同一方向を表わす方向データが供給されたとき
、遠近方向カウンタ13は方向指示(i号kを出力する
。
焦/PWM判定回路11の出力信号りの指示のもとにP
WMデユーティ形成回路4で形成されるデユーティのP
WM駆動信号l、jにより、遠近方向カウンタ13で正
しく指定される方向にモータが回転し、フォーカスレン
ズが所定の被写体に合焦する方向に正しく移動すること
になるし、合焦時には、確実にモータが停止状態に保持
される。また、合焦時、ランダムノイズなどに影響され
て非合焦を表わす偽の合焦/非合焦データや方向データ
が供給された場合には、合焦/PWM判定回路11の出
力信号gによって遠近方向カウンタ13は方向指示信号
にの発生可能状態となるが、上記所定個数同一方向を表
わす偽方向データが連続して供給されることはほとんど
無いから、この方るときには、上記所定個数よりも少な
い個数の同一方向を表わす方向データが供給されたとき
、遠近方向カウンタ13は方向指示(i号kを出力する
。
したがって、合焦時に偽合焦/非合焦データやこれに伴
なう偽方向データが供給されてもモータは停止したまま
であるし、合焦状態から非合焦状態に移行したときには
1、:れに迅速に応答して方向データが指示する方向に
モータが回転し始めることになる。
なう偽方向データが供給されてもモータは停止したまま
であるし、合焦状態から非合焦状態に移行したときには
1、:れに迅速に応答して方向データが指示する方向に
モータが回転し始めることになる。
なお、遠近方向カウンタ13では、合焦/PWM判定回
路11の出力信号gによ・つて合焦、非合焦の状態切換
えが行なわれ、同じく出力信号りにより、合焦状態時に
供給された方向データが偽の方向データか真の方向デー
タからの判別が行なわれる。
路11の出力信号gによ・つて合焦、非合焦の状態切換
えが行なわれ、同じく出力信号りにより、合焦状態時に
供給された方向データが偽の方向データか真の方向デー
タからの判別が行なわれる。
第4図は第1図におけるモータ制御回路12および遠近
方向カウンタ13の一具体例を示す構成図であって、1
6a〜16hはD−FF CD型フリップフロップ回路
) 、17a、17bはナントゲート、18はノア回路
、19はF、xOR(排他的オア)回路、20〜22は
入力端子1.23a、23bはインバータ、24a。
方向カウンタ13の一具体例を示す構成図であって、1
6a〜16hはD−FF CD型フリップフロップ回路
) 、17a、17bはナントゲート、18はノア回路
、19はF、xOR(排他的オア)回路、20〜22は
入力端子1.23a、23bはインバータ、24a。
24bはナンドゲ−!・、25.26は入力端子、27
a。
a。
27bはナントゲート、28a、28bはアンドゲート
、29、30は入力端子、31はオア回路、32はイン
バータであり、第1図に対応する部分には同一符号をつ
けている。
、29、30は入力端子、31はオア回路、32はイン
バータであり、第1図に対応する部分には同一符号をつ
けている。
第4図において、遠近方向カウンタ13はシフトレジス
タであって、前段のQ出力が次段のD入力となるように
縦続接続された8個のD−FF16a〜16hと、各D
−F F16a 〜16hのQ出力が供給されるナン
ドデー1−1フ3.各D −F F 16a 〜16h
の百出力が供給されるナンドケ゛−ト17bと、Dト1
7a、27aの出力o、sが供給されるアンドゲート2
8a、ナントゲート17b、27bの出力p、 tが
供給されるアンドゲート28bと、入力端子20を介し
て合焦/PWM判定回路11(第1図)から供給される
信号gと入力端子21を介してモードデコーダ回路8か
ら供給される信号βとが供給されるノア回路18と、こ
のノア回路18の出力信号mと2段目のD−FF16b
のQ出力とが供給され、出力信号!1を3段目のD−F
F16CにD入力として供給するExOR回路19と、
入力端子29を介して合焦/PWM判定回路11(第1
図)からPWMI信号と入力端子30を介し、て合焦/
PWM判定回路11から))WM2信号とが供給される
オア回路31と、このオア回路31の出力信号qをレベ
ル反転する・Cンバータ32とで構成され、オア回路3
1の出力信号qがナントゲート17a、17bに供給さ
れ、インバータ32の出力信号rがナントゲ−1−27
8,27bに供給されている。
タであって、前段のQ出力が次段のD入力となるように
縦続接続された8個のD−FF16a〜16hと、各D
−F F16a 〜16hのQ出力が供給されるナン
ドデー1−1フ3.各D −F F 16a 〜16h
の百出力が供給されるナンドケ゛−ト17bと、Dト1
7a、27aの出力o、sが供給されるアンドゲート2
8a、ナントゲート17b、27bの出力p、 tが
供給されるアンドゲート28bと、入力端子20を介し
て合焦/PWM判定回路11(第1図)から供給される
信号gと入力端子21を介してモードデコーダ回路8か
ら供給される信号βとが供給されるノア回路18と、こ
のノア回路18の出力信号mと2段目のD−FF16b
のQ出力とが供給され、出力信号!1を3段目のD−F
F16CにD入力として供給するExOR回路19と、
入力端子29を介して合焦/PWM判定回路11(第1
図)からPWMI信号と入力端子30を介し、て合焦/
PWM判定回路11から))WM2信号とが供給される
オア回路31と、このオア回路31の出力信号qをレベ
ル反転する・Cンバータ32とで構成され、オア回路3
1の出力信号qがナントゲート17a、17bに供給さ
れ、インバータ32の出力信号rがナントゲ−1−27
8,27bに供給されている。
初段のD−FF16aには、入力端子14からの信号デ
ータがD入力として供給され、合焦/PWMデコーダ回
路10から入力端子22を介して取込みクロックfが各
D−FF16a〜16hのクロック入力CPとして供給
される。この取込みクロックfの供給タイミングは、先
に説明したように、入力端子14から方向データが入力
される期間内であって、この入力された方向データが初
段の1)−FFIGaに取り込まれる。このD−FFI
(iaのQ出力は取り込まれた方向データのレベルに等
しいレベルとなり、そのQ出力はこの方向データのレベ
ルを反転したレベルとなる。
ータがD入力として供給され、合焦/PWMデコーダ回
路10から入力端子22を介して取込みクロックfが各
D−FF16a〜16hのクロック入力CPとして供給
される。この取込みクロックfの供給タイミングは、先
に説明したように、入力端子14から方向データが入力
される期間内であって、この入力された方向データが初
段の1)−FFIGaに取り込まれる。このD−FFI
(iaのQ出力は取り込まれた方向データのレベルに等
しいレベルとなり、そのQ出力はこの方向データのレベ
ルを反転したレベルとなる。
このように、入力端子14から方向データが人力される
毎に取込みクロックfによってこの方向データが初段の
D−FF16aに取り込まれるが、他のD−FF16b
〜16hでもこの取込みクロックfがクロック入力CP
となるから、初段のD−FF16aが方向データを取り
込むと同時に、次段のD−FF16bがD−FF16a
のQ出力を取り込み、D−FF16CはD−FF16b
のQ出力をExOR回路19を介して取り込むが、D−
FF16d以降の各D−FFはその直前のD−FFのQ
出力を取り込むことになる。したがって、初段のD−F
F16aに取り込まれた方向データに着目すると、取込
みクロックfが供給される毎に、この方向データはD−
F F16b、 D−F F16cm・=、D−FF1
6hの順に転送され、次いで初段のp−FF16aに方
向データが取り込まれると、最終段のD −FF16h
に保持されていた方向データは失なわれ、代りにD−F
F16gに保持されていた方向データが最終段のD−F
F16hに転送されて保持されることになる。
毎に取込みクロックfによってこの方向データが初段の
D−FF16aに取り込まれるが、他のD−FF16b
〜16hでもこの取込みクロックfがクロック入力CP
となるから、初段のD−FF16aが方向データを取り
込むと同時に、次段のD−FF16bがD−FF16a
のQ出力を取り込み、D−FF16CはD−FF16b
のQ出力をExOR回路19を介して取り込むが、D−
FF16d以降の各D−FFはその直前のD−FFのQ
出力を取り込むことになる。したがって、初段のD−F
F16aに取り込まれた方向データに着目すると、取込
みクロックfが供給される毎に、この方向データはD−
F F16b、 D−F F16cm・=、D−FF1
6hの順に転送され、次いで初段のp−FF16aに方
向データが取り込まれると、最終段のD −FF16h
に保持されていた方向データは失なわれ、代りにD−F
F16gに保持されていた方向データが最終段のD−F
F16hに転送されて保持されることになる。
ここで、ノア回路18の出力信号mが“H″のときには
、D−FF16bのQ出力はExOR回路19でレベル
反転され、また、ノア回路1日の出力信号mが“L″の
ときには、[)−FF16bのQ出力はExOR回路1
9をそのままのレベルで通過し、信号nとして次段のD
−FFI6cの0人力となる。
、D−FF16bのQ出力はExOR回路19でレベル
反転され、また、ノア回路1日の出力信号mが“L″の
ときには、[)−FF16bのQ出力はExOR回路1
9をそのままのレベルで通過し、信号nとして次段のD
−FFI6cの0人力となる。
なお、以下の説明では、入力端子14からの方向データ
のレベルは、合焦点に対して被写体位置が無限遠側にあ
るとき“H”、至近側にあるとき“L″とし、合焦/P
WM判定回路11の出力信号gのレベルは、合焦状態で
“■、”、非合焦状態で“H″とする。
のレベルは、合焦点に対して被写体位置が無限遠側にあ
るとき“H”、至近側にあるとき“L″とし、合焦/P
WM判定回路11の出力信号gのレベルは、合焦状態で
“■、”、非合焦状態で“H″とする。
そこで、装置が起動する初期状態では、これらD−FF
16a〜16hには方向データが保持されていないが、
その後8個目の方向データをD−FF16aに取り込む
と、各D −F F16:1〜16hに方向データが保
持されることになる。これ以降では、全てのD FF
163〜+6hに方向データが保持されていることにな
り、初段のD−FF16aには今取り込んだ方向データ
が保持され、次のD−FF16bにはそれより1回前に
取り込んだ方向データが・・・・・・、D−FF16h
には7回前に取り込んだ方向データが夫々保持されるこ
とになる。
16a〜16hには方向データが保持されていないが、
その後8個目の方向データをD−FF16aに取り込む
と、各D −F F16:1〜16hに方向データが保
持されることになる。これ以降では、全てのD FF
163〜+6hに方向データが保持されていることにな
り、初段のD−FF16aには今取り込んだ方向データ
が保持され、次のD−FF16bにはそれより1回前に
取り込んだ方向データが・・・・・・、D−FF16h
には7回前に取り込んだ方向データが夫々保持されるこ
とになる。
非合焦時では、入力端子20からの信号gは“H”であ
るから、ノア回路18の出力信号mは“L”となり、D
−FF16bのQ出力はそのままのレベルでE x O
R回路19を通過し、D−FF16Cに供給される。し
たがって、D−FF16a〜16hには、夫々順番に取
り込まれた8個の方向データがそのレベルで保持される
ことになる。
るから、ノア回路18の出力信号mは“L”となり、D
−FF16bのQ出力はそのままのレベルでE x O
R回路19を通過し、D−FF16Cに供給される。し
たがって、D−FF16a〜16hには、夫々順番に取
り込まれた8個の方向データがそのレベルで保持される
ことになる。
D −F F16a 〜16h O)Q出力は全て−)
−7F’1−H7aに供給され、同しくQ出力は全てナ
ンドゲ−1−17bに供給される。また、ナントゲート
27aにはD −F F16a−16cのQ出力が、ナ
ントゲート27bにはD −F F16a 〜16cの
Q■力が夫々供給されるとともに、ナントゲート17a
、17bにオア回路31の出力信号qが、ナントゲート
27a、27bにその出力信号qがインバータ32で反
転されて夫々供給される。そして、これらD−FF16
a〜16hのQ出力とオア回路31の出力信号qとが全
て“H”のとき、ナントゲート17 aの出力0は
“Lp)2となり、それ以外では、この出力0は“)(
”となる、同様にして、ナントゲート17bの出力pも
、D −F F16a 〜16hの百出力とオア回路3
1の出力信号qとが全て“H′のとき、“Loとなり、
それ以外では、この出力pは“H“となる。ナントゲー
ト27aの出力信号Sは、D −F F16a 〜16
cのQ出力とインバータ32の出力信号rが全て“H”
のとき、“I7”となるが、それ以外では“H”となる
し、アンドゲート27bの出力信号tも、D−FF16
a〜16Cの百出力とインバータ32の出力信号rとが
全て“H“のとき、′L”となるが、それ以外では“H
”となる。さらに、アンドゲート28aの出力に1は、
ナントゲート17a、27aの出力0.5が全て“H”
のとき、“H”となり、それ以外では“L”となるし、
アンドゲート28bの出力に、も、ナントゲート17b
、27bの出力pLが全て“H”のとき、“H”となり
、それ以外ではL”となる。
−7F’1−H7aに供給され、同しくQ出力は全てナ
ンドゲ−1−17bに供給される。また、ナントゲート
27aにはD −F F16a−16cのQ出力が、ナ
ントゲート27bにはD −F F16a 〜16cの
Q■力が夫々供給されるとともに、ナントゲート17a
、17bにオア回路31の出力信号qが、ナントゲート
27a、27bにその出力信号qがインバータ32で反
転されて夫々供給される。そして、これらD−FF16
a〜16hのQ出力とオア回路31の出力信号qとが全
て“H”のとき、ナントゲート17 aの出力0は
“Lp)2となり、それ以外では、この出力0は“)(
”となる、同様にして、ナントゲート17bの出力pも
、D −F F16a 〜16hの百出力とオア回路3
1の出力信号qとが全て“H′のとき、“Loとなり、
それ以外では、この出力pは“H“となる。ナントゲー
ト27aの出力信号Sは、D −F F16a 〜16
cのQ出力とインバータ32の出力信号rが全て“H”
のとき、“I7”となるが、それ以外では“H”となる
し、アンドゲート27bの出力信号tも、D−FF16
a〜16Cの百出力とインバータ32の出力信号rとが
全て“H“のとき、′L”となるが、それ以外では“H
”となる。さらに、アンドゲート28aの出力に1は、
ナントゲート17a、27aの出力0.5が全て“H”
のとき、“H”となり、それ以外では“L”となるし、
アンドゲート28bの出力に、も、ナントゲート17b
、27bの出力pLが全て“H”のとき、“H”となり
、それ以外ではL”となる。
ここで、非合焦状態にあって、入力端子29.30から
のPWMIデータ、PWM2データのいずれかが“■]
″である←、オア回路31の出力信号qは“I(”であ
ってナントゲート17a、17bに供給され、インバー
タ32の出力(8号rは′″L”であってナントゲート
27a、27bに供給される。このために、ナントゲー
ト27a、27bの出力信号s、 tは“H”に保持
される。
のPWMIデータ、PWM2データのいずれかが“■]
″である←、オア回路31の出力信号qは“I(”であ
ってナントゲート17a、17bに供給され、インバー
タ32の出力(8号rは′″L”であってナントゲート
27a、27bに供給される。このために、ナントゲー
ト27a、27bの出力信号s、 tは“H”に保持
される。
そこで、入力端子14から順番に供給される8個の方向
データが全てH”のときには、D−F F16a〜16
hのQ出力は全て“H”、Q出力は全て“Loであるか
ら、ナントゲート17aの出力0が“L”、ナントゲー
ト17bの出力pが“H”となり、ナントゲート27a
、27bの出力信号s、tが“I4“であるから、アン
ドゲート28aの出力信号に、は“Lo、アンドゲート
28bの出力信号k。
データが全てH”のときには、D−F F16a〜16
hのQ出力は全て“H”、Q出力は全て“Loであるか
ら、ナントゲート17aの出力0が“L”、ナントゲー
ト17bの出力pが“H”となり、ナントゲート27a
、27bの出力信号s、tが“I4“であるから、アン
ドゲート28aの出力信号に、は“Lo、アンドゲート
28bの出力信号k。
は“H”となる。また、上記8個の方向データが全て“
L”のときには、逆に、ナントゲート17bの出力pが
“I5”、ナントゲート17aの出力0が“■)”とな
り、7ンドゲーB8aの出力信号に1が”H″、アンド
ゲート28bの出力信号に、がL”となる。
L”のときには、逆に、ナントゲート17bの出力pが
“I5”、ナントゲート17aの出力0が“■)”とな
り、7ンドゲーB8aの出力信号に1が”H″、アンド
ゲート28bの出力信号に、がL”となる。
したがって、上記8個の方向データのレベルが全て等し
いときには、ナントゲート28a、28bの出力に、、
に□のレベルが互いに異なることになる。
いときには、ナントゲート28a、28bの出力に、、
に□のレベルが互いに異なることになる。
これに対し、入力端子14から順番に供給される8個の
方向データのレベルが、1つでも他とは異なるときには
、D−FF16a・〜16hのQ出力は少なくとも1つ
が“L”となり、また、Q出力も少な(とも1つが“L
”となるから、ナントゲート17a、17bの出力信号
o、pはともに“H”となり、アンドゲート23a、2
8bの出力に、、It、は′″H″と等しいレベルにな
る。
方向データのレベルが、1つでも他とは異なるときには
、D−FF16a・〜16hのQ出力は少なくとも1つ
が“L”となり、また、Q出力も少な(とも1つが“L
”となるから、ナントゲート17a、17bの出力信号
o、pはともに“H”となり、アンドゲート23a、2
8bの出力に、、It、は′″H″と等しいレベルにな
る。
以上のように、入力端子14から順番に供給される8個
の方向データのレベルが等しいときには、アントゲ−・
ト28a、28bの出力に、、に!のレベルが異なる。
の方向データのレベルが等しいときには、アントゲ−・
ト28a、28bの出力に、、に!のレベルが異なる。
この場合、アントゲ−[28bの出力に、のレベルが上
記取り込んだ8個の方向データのレベルに等しい。これ
に対し、上記8個の方向データのうちの1つでもレベル
が異なると、アンドゲート28a、28bの出力に、、
に2のレベルは等しくて“Hlとなる。したがって、方
向データにランダム、ノイズの影響がなく、上記8個の
方向データのレベルが全て等しいときには、アンドゲー
ト28a、28bの出力に、、に、のL/ ヘ/L/が
異なるが、ランダムノイズによって、これまでの方向デ
ータとは異なるレベルの方向データが初段のD−FF1
6aに取り込まれると、アンドゲート28a。
記取り込んだ8個の方向データのレベルに等しい。これ
に対し、上記8個の方向データのうちの1つでもレベル
が異なると、アンドゲート28a、28bの出力に、、
に2のレベルは等しくて“Hlとなる。したがって、方
向データにランダム、ノイズの影響がなく、上記8個の
方向データのレベルが全て等しいときには、アンドゲー
ト28a、28bの出力に、、に、のL/ ヘ/L/が
異なるが、ランダムノイズによって、これまでの方向デ
ータとは異なるレベルの方向データが初段のD−FF1
6aに取り込まれると、アンドゲート28a。
28bの出力に、、ktのレベルは等しく“H”となり
、このランダムノイズでレベルが影響された方向データ
が最終段の[)−FF16hから排出されるまで、アン
ドゲート28a、28bの出力に1゜k、のレベルは“
H”のままに保持される。
、このランダムノイズでレベルが影響された方向データ
が最終段の[)−FF16hから排出されるまで、アン
ドゲート28a、28bの出力に1゜k、のレベルは“
H”のままに保持される。
合焦時には、入力端子20からの信号gは“L”であり
、差信号(A−B)の積分電圧のホールド期間では、入
力端子21からの信号lも“L”であるから(第2図)
、ノア回路18の出力信号mは“H”となり、2段目の
D−FF16bのQ出力はExOR回路19でレベル反
転されて次段のD−FF16cにD入力として供給され
る。また、入力端子29.30にはPWMIデータ、P
WM2データが供給されないから、オア回路31の出力
(8号qはL″、インバータ32の出力信号rは“H″
となり、ナントゲート17a、17bの出力信号o、
pは“H”に保持される。
、差信号(A−B)の積分電圧のホールド期間では、入
力端子21からの信号lも“L”であるから(第2図)
、ノア回路18の出力信号mは“H”となり、2段目の
D−FF16bのQ出力はExOR回路19でレベル反
転されて次段のD−FF16cにD入力として供給され
る。また、入力端子29.30にはPWMIデータ、P
WM2データが供給されないから、オア回路31の出力
(8号qはL″、インバータ32の出力信号rは“H″
となり、ナントゲート17a、17bの出力信号o、
pは“H”に保持される。
この合焦時にも上記ホールド期間に入力端子22から取
込みクロックfが供給されるから、D−FF16bのQ
出力がExOR回路19で反転されてD−FF16Cに
取り込まれる。したがって、D−FF16cのQ、Q出
力は、この取込み時でのD−FF16bのQ、 Q出力
のレベル反転されたものとなる。
込みクロックfが供給されるから、D−FF16bのQ
出力がExOR回路19で反転されてD−FF16Cに
取り込まれる。したがって、D−FF16cのQ、Q出
力は、この取込み時でのD−FF16bのQ、 Q出力
のレベル反転されたものとなる。
なお、上記図示しないコンパレータで設定される狭い範
囲のレベル範囲に差信号(A−B)のホールドされた積
分電圧のレベルが入っているときに合焦状態と判定され
るから、合焦時でもこの積分電圧は必ずしも零とはなら
ず、したがって、入力端子14から方向データが供給さ
れてD−FF16aに取り込まれる。
囲のレベル範囲に差信号(A−B)のホールドされた積
分電圧のレベルが入っているときに合焦状態と判定され
るから、合焦時でもこの積分電圧は必ずしも零とはなら
ず、したがって、入力端子14から方向データが供給さ
れてD−FF16aに取り込まれる。
モータ制御回路12は、概略インバータ23a。
23bとナントゲート24a、24bとで構成されてい
る。遠近方向カウンタ13におけるアンドゲート28a
の出力に1はインバータ23aでレベル反転されてナン
トゲート24aに供給され、同じくアンドゲート28b
の出力に2はインバータ23bでレベル反転されてナン
トゲート24bに供給される。また、これらナントゲー
ト24a、24bには、PWMデユーティ形成回路4(
第1図)から出力されるPWM1号と合焦/PWM判定
回路11 (第1図)の出力信号gとが、夫々入力端子
25.2Gを介して供給される。ナントゲート24a、
24bの出力1.Jがモータ制御信号として図示しない
モータ駆動回路に供給される。
る。遠近方向カウンタ13におけるアンドゲート28a
の出力に1はインバータ23aでレベル反転されてナン
トゲート24aに供給され、同じくアンドゲート28b
の出力に2はインバータ23bでレベル反転されてナン
トゲート24bに供給される。また、これらナントゲー
ト24a、24bには、PWMデユーティ形成回路4(
第1図)から出力されるPWM1号と合焦/PWM判定
回路11 (第1図)の出力信号gとが、夫々入力端子
25.2Gを介して供給される。ナントゲート24a、
24bの出力1.Jがモータ制御信号として図示しない
モータ駆動回路に供給される。
以上のことから、非合焦時での遠近方向カウンタ13、
モータ制御回路12の動作を説明する。
モータ制御回路12の動作を説明する。
非合焦状態のときには、入力端子20からの信号gは“
H”であり、したがって、I)−FF16bのQ出力が
そのままのレベルでD−FFIGCに取り込まれ、1)
−Fi’F16bのQ端子がD−1;”F16cのD端
子に接続されたのと同じ状態となる。このとき、被写体
が合焦点に対して無限遠側にあれば、入力端子14から
の方向データは“■(”であり、これが順次取り込まれ
°ζD−FF16a−16hのQ出力は“Hm、−σ出
力は“L”となる。このため、上記のようにアンドゲー
ト28 aの出力に1が′L”となってインバータ23
aからナンドゲーt−24aに“H”の信号が供給され
、アンドゲート28bの出力kzが“H″となってイン
バータ23bからリーントゲ−)24bに“Loの信号
が供給される。これにより、ナントゲート24bの出力
43号jは“I(”に固定されるが、ナンドゲー)24
aの出力信号iは入力端子26からのPWM信号が反転
されたものとなり、これら出力信号i、jにより、モー
タは、合焦点が無限遠側にある被写体位置の方向に移動
するように、PWM信号のデユーティに応じた速度で回
転する。入力端子14からの順次の方向データのレベル
がL″のときには、これとは逆に、ナントゲート24a
の出力信号iが“H”に固定され、また、ナントゲート
24bの出力1言号jがPWM信号のレベル反転された
ものとなり、モータは、合焦点が至近側にある被写体位
置の方向に移動するように、PWM信号のデユーティに
応じた速度で回転する。
H”であり、したがって、I)−FF16bのQ出力が
そのままのレベルでD−FFIGCに取り込まれ、1)
−Fi’F16bのQ端子がD−1;”F16cのD端
子に接続されたのと同じ状態となる。このとき、被写体
が合焦点に対して無限遠側にあれば、入力端子14から
の方向データは“■(”であり、これが順次取り込まれ
°ζD−FF16a−16hのQ出力は“Hm、−σ出
力は“L”となる。このため、上記のようにアンドゲー
ト28 aの出力に1が′L”となってインバータ23
aからナンドゲーt−24aに“H”の信号が供給され
、アンドゲート28bの出力kzが“H″となってイン
バータ23bからリーントゲ−)24bに“Loの信号
が供給される。これにより、ナントゲート24bの出力
43号jは“I(”に固定されるが、ナンドゲー)24
aの出力信号iは入力端子26からのPWM信号が反転
されたものとなり、これら出力信号i、jにより、モー
タは、合焦点が無限遠側にある被写体位置の方向に移動
するように、PWM信号のデユーティに応じた速度で回
転する。入力端子14からの順次の方向データのレベル
がL″のときには、これとは逆に、ナントゲート24a
の出力信号iが“H”に固定され、また、ナントゲート
24bの出力1言号jがPWM信号のレベル反転された
ものとなり、モータは、合焦点が至近側にある被写体位
置の方向に移動するように、PWM信号のデユーティに
応じた速度で回転する。
このようにして、移動する被写体の追尾が行なわれる。
この非合焦状態のとき、遠近方向カウンタ13の初段D
−FF16aにランダムノイズによってこれまでとはレ
ベルが異なる方向データが入力されると、上記のように
、アンドゲート28a、28bの出力に、、に2のレベ
ルが等しくH″となり、インバータ23a、23bから
ナントゲート24a、24bに供給される信号はともに
“L”となる。このために、ナントゲート24a、24
bの出力信号i、Jはともに“H′に固定され、モータ
は停止状態となる。
−FF16aにランダムノイズによってこれまでとはレ
ベルが異なる方向データが入力されると、上記のように
、アンドゲート28a、28bの出力に、、に2のレベ
ルが等しくH″となり、インバータ23a、23bから
ナントゲート24a、24bに供給される信号はともに
“L”となる。このために、ナントゲート24a、24
bの出力信号i、Jはともに“H′に固定され、モータ
は停止状態となる。
このようにして、方向データがランダムノイズによって
影響されると、モータの回転が禁止され、誤動作を防止
できろ。
影響されると、モータの回転が禁止され、誤動作を防止
できろ。
上記のように移動する被写体を追尾して合焦状態になる
と、入力端子20からの信号gが“L”となり、ノア回
路18の出力信号mが“H”となってD−FF16bの
Q出力がExOR回路19で反転されてD−FF16C
に供給される。
と、入力端子20からの信号gが“L”となり、ノア回
路18の出力信号mが“H”となってD−FF16bの
Q出力がExOR回路19で反転されてD−FF16C
に供給される。
次に、合焦時に非合焦を表わす合焦/非合焦データとこ
れに伴なう方向データが発生された場合の動作を説明す
る。
れに伴なう方向データが発生された場合の動作を説明す
る。
かかる合焦/非合焦データは、描影対象の被写体が代る
などして実際に非合焦状態を表わしているもの(真の合
焦/非合焦データ)と、ランダムノイズなどによって生
ずるもの(偽合焦/非合焦データ)とがある、前者の場
合には、当然フォーカスレンズを移動させて合焦状態が
得られるようにしなければならないが、後者の場合には
、フォーカスレンズを移動させてはならない。
などして実際に非合焦状態を表わしているもの(真の合
焦/非合焦データ)と、ランダムノイズなどによって生
ずるもの(偽合焦/非合焦データ)とがある、前者の場
合には、当然フォーカスレンズを移動させて合焦状態が
得られるようにしなければならないが、後者の場合には
、フォーカスレンズを移動させてはならない。
そこで、まず、合焦時に発生する合焦/非合焦データが
真の合焦/非合焦データであるか、偽合焦/非合焦デー
タであるかが区別できなければならない、ところで、合
焦時に被写体が代るなどして非合焦状態になるときには
、先の差信号(A−B)の振幅が非常に太き(、その積
分電圧は非常に高い、これに対し、合焦状態時にランダ
ムノイズが発生したとき、これを先の積分回路で積分し
て得られる積分電圧は合焦状態から真の非合焦状態に移
行するときの差信号(A −B)の積分電圧に比べて非
常に低い。先に説明したように、これら積分電圧はコン
パレータに供給され、その絶対値が第1.第2のレベル
の基準レベルと比較されるのであるが、これら第1.第
2のレベルを夫々Ll、 Lt (但し、L+、〈
Lz) とすると、この第2のレベルL2をランダム
ノイズなどの積分電圧の絶対値がとり得る最大値よりも
わずかに高く設定する。
真の合焦/非合焦データであるか、偽合焦/非合焦デー
タであるかが区別できなければならない、ところで、合
焦時に被写体が代るなどして非合焦状態になるときには
、先の差信号(A−B)の振幅が非常に太き(、その積
分電圧は非常に高い、これに対し、合焦状態時にランダ
ムノイズが発生したとき、これを先の積分回路で積分し
て得られる積分電圧は合焦状態から真の非合焦状態に移
行するときの差信号(A −B)の積分電圧に比べて非
常に低い。先に説明したように、これら積分電圧はコン
パレータに供給され、その絶対値が第1.第2のレベル
の基準レベルと比較されるのであるが、これら第1.第
2のレベルを夫々Ll、 Lt (但し、L+、〈
Lz) とすると、この第2のレベルL2をランダム
ノイズなどの積分電圧の絶対値がとり得る最大値よりも
わずかに高く設定する。
つまり、合焦状態時に非合焦を表わす合焦/非合焦デー
タが発生したとき、 積分電圧 ≦ 第2のレベルL2 ならば、この合焦/非合焦データは真の合焦/非合焦デ
ータとし、 積分電圧く第2のレベルL2 ならば、この合焦/非合焦データは偽合焦/非合焦デー
タとする。
タが発生したとき、 積分電圧 ≦ 第2のレベルL2 ならば、この合焦/非合焦データは真の合焦/非合焦デ
ータとし、 積分電圧く第2のレベルL2 ならば、この合焦/非合焦データは偽合焦/非合焦デー
タとする。
また、合焦/PWM判定回路11(第1図)は、先の積
分回路の積分電圧の絶対値が先の図示しないコンパレー
タに設定される第1のレベルL、よりも小さいとき、す
なわち、 上記絶対値≦L1 のとき、PWMIデータを“H゛、PWM2データを′
L”とし、 L、<上記絶対値≦L。
分回路の積分電圧の絶対値が先の図示しないコンパレー
タに設定される第1のレベルL、よりも小さいとき、す
なわち、 上記絶対値≦L1 のとき、PWMIデータを“H゛、PWM2データを′
L”とし、 L、<上記絶対値≦L。
のとき、PWMIデータをL′、PWM2データを“H
″とし、 Lt〈上記絶対値 のとき、PWMIデータ、PWM2データともに“L”
とする。
″とし、 Lt〈上記絶対値 のとき、PWMIデータ、PWM2データともに“L”
とする。
そこで、いま、合焦状態にあるとすると、先に説明した
ように、オア回路31の“L”の出力信号qがナントゲ
ート17a、17bに供給されてこれらの出力信号O1
pはともに“■]″に固定され、インバータ32の“H
“の出力信号rがナントゲート27a、27bに供給さ
れる。このため、アンドゲート28a、28bの出力信
号に、、 k2は夫々ナントゲート27a、27bの
出力信号m、 nに等しい、但し、合焦時には、ノア
回路18の出力信号mが“H”となり、D−FF16b
のQ出力がExOR回路19で反転され、D入力として
次段の[)−FF16Cに供給される。
ように、オア回路31の“L”の出力信号qがナントゲ
ート17a、17bに供給されてこれらの出力信号O1
pはともに“■]″に固定され、インバータ32の“H
“の出力信号rがナントゲート27a、27bに供給さ
れる。このため、アンドゲート28a、28bの出力信
号に、、 k2は夫々ナントゲート27a、27bの
出力信号m、 nに等しい、但し、合焦時には、ノア
回路18の出力信号mが“H”となり、D−FF16b
のQ出力がExOR回路19で反転され、D入力として
次段の[)−FF16Cに供給される。
このように、合焦状態時では、ナントゲート17a、1
7bの出力信号0+ pはともに“H”に保持され、
ナンドゲ−1−272,27bの出力信号S。
7bの出力信号0+ pはともに“H”に保持され、
ナンドゲ−1−272,27bの出力信号S。
tが遠近方向カウンタ13が出力する方向指示信号k
(すなわち、k、、 kz) となるから1、:れら
ナントゲート27a、27bに人力されるD−FF16
a〜16cのQ出力、百出力についてみればよい。
(すなわち、k、、 kz) となるから1、:れら
ナントゲート27a、27bに人力されるD−FF16
a〜16cのQ出力、百出力についてみればよい。
但し、モータ制御回路12は、合焦状態時入力端子25
からの信号gが“L”であるから、モータを回転させる
動作はしない。
からの信号gが“L”であるから、モータを回転させる
動作はしない。
次に、合焦状態に非合焦を表わす合焦/非合焦データが
発生したときの遠近方向カウンタ13の動作を、D−F
F16a〜16cの状態毎に区分して説明する。
発生したときの遠近方向カウンタ13の動作を、D−F
F16a〜16cの状態毎に区分して説明する。
(1)D−FF16a、16bのQ出力がIt L I
IでD−FF16CのQ出力が“H″である合焦状態の
とき、合焦点に対して被写体が無限遠側にあることを表
わす方向データ(以下、遠方向データという)が供給さ
れた場合: この場合には、遠方向データは“H”であるから、入力
端子22から取込みクロックfによってこの遠方向デー
タが初段のD−FF16aに取り込まれると、D−FF
16aのQ出力は”H”、D−FF16bのQ出力は“
L″となる。この遠方向データが供給されるときにはま
だ合焦状態として入力端子20からの信号gは“L′で
あるから、D−FF 16 bのQ出力はExOR回路
19でレベル反転され、D−FF16CのQ出力は“H
″となる。したがって、ナンドゲー)27a、27bに
供給されるインバータ32の出力信号rは”H″である
から、ナントゲート27a、27bの出力信号s、tは
ともに“H”となり、アンドゲート28a、28bの出
力信号に、、 k、がともに1H:となる。なおり−
FF16dのQ出力は“H”となる。
IでD−FF16CのQ出力が“H″である合焦状態の
とき、合焦点に対して被写体が無限遠側にあることを表
わす方向データ(以下、遠方向データという)が供給さ
れた場合: この場合には、遠方向データは“H”であるから、入力
端子22から取込みクロックfによってこの遠方向デー
タが初段のD−FF16aに取り込まれると、D−FF
16aのQ出力は”H”、D−FF16bのQ出力は“
L″となる。この遠方向データが供給されるときにはま
だ合焦状態として入力端子20からの信号gは“L′で
あるから、D−FF 16 bのQ出力はExOR回路
19でレベル反転され、D−FF16CのQ出力は“H
″となる。したがって、ナンドゲー)27a、27bに
供給されるインバータ32の出力信号rは”H″である
から、ナントゲート27a、27bの出力信号s、tは
ともに“H”となり、アンドゲート28a、28bの出
力信号に、、 k、がともに1H:となる。なおり−
FF16dのQ出力は“H”となる。
次いで、非合焦を表わす合焦/非合焦データが発生して
合焦/PWM判定回路11(第1図)が非合焦と判定す
ると、入力端子20からの信号gは・−。
合焦/PWM判定回路11(第1図)が非合焦と判定す
ると、入力端子20からの信号gは・−。
1°H”となり、D−FF16bのQ出力がそのままの
レベルでD−FF16cに供給されるようになる。
レベルでD−FF16cに供給されるようになる。
この合焦/非合焦データが真の合焦/非合焦データとす
ると、上記のように、入力端子29.30からのPWM
Iデータ、PWM2データはともに“L”であって、オ
ア回路31の出力(言分qは“L”であり、この“L”
の(言分qがナントゲート17a。
ると、上記のように、入力端子29.30からのPWM
Iデータ、PWM2データはともに“L”であって、オ
ア回路31の出力(言分qは“L”であり、この“L”
の(言分qがナントゲート17a。
17bに供給されるとともに、“H”のインバータ32
の出力信号rがナントゲート27a、27bに供給され
る。このために、ナントゲート17a、17bの出力信
号o、pは“H”に固定され、アンドゲート28a、2
8bの出力信号に、、 k、は夫々ナントゲート27
a、27bの出力信号s、tに等しくなる。
の出力信号rがナントゲート27a、27bに供給され
る。このために、ナントゲート17a、17bの出力信
号o、pは“H”に固定され、アンドゲート28a、2
8bの出力信号に、、 k、は夫々ナントゲート27
a、27bの出力信号s、tに等しくなる。
そこで、D −F F16a 〜16cの3個のD−F
FのQ出力、百出力がモータの移動方向を決めるものと
なる。このとき、上記のように、1回目の“H”の遠方
向データの取り込みでD−FF16a。
FのQ出力、百出力がモータの移動方向を決めるものと
なる。このとき、上記のように、1回目の“H”の遠方
向データの取り込みでD−FF16a。
16cのQ出力が“H″、D−FF16bのQ出力はI
I L IIであるから、次の2回目の“H”の遠方向
データの取り込みでD−FF16a、16bのQ出力は
1H”、D−FF16cのQ出力はL”となり、さらに
3回目の“H”の遠方向データの取り込みでD−FF1
6a〜16CのQ出力が全て“H”となる。
I L IIであるから、次の2回目の“H”の遠方向
データの取り込みでD−FF16a、16bのQ出力は
1H”、D−FF16cのQ出力はL”となり、さらに
3回目の“H”の遠方向データの取り込みでD−FF1
6a〜16CのQ出力が全て“H”となる。
この状態でナントゲート27 aの出力信号Sは“L”
となってアンドゲート28aの出力信号にはL”となり
、ナントゲート27bの出カイ言−号りは、D −F
F16a 〜16cのQ出力が全て“L”であるから、
′H″となってアンドゲート28bの出力信号ktは“
H′となる。これにより、モータ制御回路12では、ナ
ントゲート24bの出力信号jは“H”に固定されるが
、ナントゲート24aの出力信号iは入力端子26から
のPWM信号が反転されたものとなり、図示しないモー
タは回転開始し、合焦点に対して無限遠側にある被写体
に合焦する方向にフォーカスレンズが移動開始する。
となってアンドゲート28aの出力信号にはL”となり
、ナントゲート27bの出カイ言−号りは、D −F
F16a 〜16cのQ出力が全て“L”であるから、
′H″となってアンドゲート28bの出力信号ktは“
H′となる。これにより、モータ制御回路12では、ナ
ントゲート24bの出力信号jは“H”に固定されるが
、ナントゲート24aの出力信号iは入力端子26から
のPWM信号が反転されたものとなり、図示しないモー
タは回転開始し、合焦点に対して無限遠側にある被写体
に合焦する方向にフォーカスレンズが移動開始する。
このようにして、非合焦を表わす真の合焦/非合焦デー
タによって合焦状態から非合焦状態へ移行する場合、入
力端子14から真の遠方向データが3個入力されると、
モータはこの遠方向データで指示される方向に回転開始
する。
タによって合焦状態から非合焦状態へ移行する場合、入
力端子14から真の遠方向データが3個入力されると、
モータはこの遠方向データで指示される方向に回転開始
する。
なお、以上のようにモータが回転開始し、高速に回転す
ると、フォーカスレンズが移動して合焦点が被写体に近
づき、入力端子29.30からのpwM1データ、PW
M2データのいずれか一方が“H″となる。これにより
、オア回路31の出力信号qが“H”、インバータ32
の出力信号rが“L“となり、ナントゲート27a、2
7bの出力信号SLは“H”に固定され、ナンドゲーh
17a、17bの出力信号o、pは夫々D −F F1
6a 〜16hのQ出力1頁出力に応じたレベルとなる
。これは、DFF16a〜16hのQ出力のレベルが等
しくなったときにアンドゲート28a、28bの出力信
号に1゜ktがモータの回転方向を指定する上記の非合
焦状態での動作状態となる。
ると、フォーカスレンズが移動して合焦点が被写体に近
づき、入力端子29.30からのpwM1データ、PW
M2データのいずれか一方が“H″となる。これにより
、オア回路31の出力信号qが“H”、インバータ32
の出力信号rが“L“となり、ナントゲート27a、2
7bの出力信号SLは“H”に固定され、ナンドゲーh
17a、17bの出力信号o、pは夫々D −F F1
6a 〜16hのQ出力1頁出力に応じたレベルとなる
。これは、DFF16a〜16hのQ出力のレベルが等
しくなったときにアンドゲート28a、28bの出力信
号に1゜ktがモータの回転方向を指定する上記の非合
焦状態での動作状態となる。
合焦時に非合焦状態を表わす偽合焦/非合焦データが発
生したときには、入力端子20からの信号gが“H′と
なるから、D−FF16bのQ出力はそのままのレベル
でD−FF16cに供給されるが、入力端子29.30
からのPWI、PWM2データのいずれかが“I]”と
なり、ナントゲート27a、27bの出力信号s、tは
“H”に固定され、モータの回転方向を決めるアントゲ
−)28a、28bの出力信号に、、 k工のレベル
は夫々ナントゲート17a。
生したときには、入力端子20からの信号gが“H′と
なるから、D−FF16bのQ出力はそのままのレベル
でD−FF16cに供給されるが、入力端子29.30
からのPWI、PWM2データのいずれかが“I]”と
なり、ナントゲート27a、27bの出力信号s、tは
“H”に固定され、モータの回転方向を決めるアントゲ
−)28a、28bの出力信号に、、 k工のレベル
は夫々ナントゲート17a。
17bの出力信号o+ pのレベルに依存する。
このために、同一方向を表わす偽方向データが8個以上
連続して供給されるまでは、アンドゲート28a、28
bの出力信号に、、 k、はモータの回転方向を指示
しない。しかし、このようなことはほとんど起こり得す
、同一方向の偽方向データが8個供給されないうちにこ
の偽方向データが表わす方向が反転したり、あるいは8
個も供給されずに合焦状態に戻ったりし、したがって、
モータは回転しない。
連続して供給されるまでは、アンドゲート28a、28
bの出力信号に、、 k、はモータの回転方向を指示
しない。しかし、このようなことはほとんど起こり得す
、同一方向の偽方向データが8個供給されないうちにこ
の偽方向データが表わす方向が反転したり、あるいは8
個も供給されずに合焦状態に戻ったりし、したがって、
モータは回転しない。
以上のように、合焦時に非合焦を表わす真の合焦/非合
焦データが供給されたときには、モータはこれに迅速に
応答して真の方向データが指示する方向に回転開始する
が、合焦時に非合焦を表わす偽合焦/非合焦データが供
給されたときには、モータの回転が禁止される。
焦データが供給されたときには、モータはこれに迅速に
応答して真の方向データが指示する方向に回転開始する
が、合焦時に非合焦を表わす偽合焦/非合焦データが供
給されたときには、モータの回転が禁止される。
(2) D −F F16a、 16bのQ出力が“L
”、D−FF16CのQ出力が“H”である合焦状態の
とき、合焦点に対して被写体が至近側にあることを表わ
す方向データ(以下、近方向データという)が供給され
た場合: この場合には、近方向データは1L”である。
”、D−FF16CのQ出力が“H”である合焦状態の
とき、合焦点に対して被写体が至近側にあることを表わ
す方向データ(以下、近方向データという)が供給され
た場合: この場合には、近方向データは1L”である。
この近方向データの1回目のD−FF16aでの取り込
みでは、入力端子20からの信号gは合焦状態を表わす
“L”であるから、D−FF16bのQ出力はExOR
回路19で反転されてD−FF16cに供給され、D
−F F16a 、 16bのQ出力は“L”D−FF
16cのQ出力は“H”となる。それから、非合焦状態
として入力端子20からの信号gは“H”となり、D−
FF16bのQ出力はそのままのレベルでD−FF16
Cに供給されるようになる。
みでは、入力端子20からの信号gは合焦状態を表わす
“L”であるから、D−FF16bのQ出力はExOR
回路19で反転されてD−FF16cに供給され、D
−F F16a 、 16bのQ出力は“L”D−FF
16cのQ出力は“H”となる。それから、非合焦状態
として入力端子20からの信号gは“H”となり、D−
FF16bのQ出力はそのままのレベルでD−FF16
Cに供給されるようになる。
ここで、近方向データが真の方向データの場合には、上
記(1)の場合と同様に、モータの回転方向を指示する
アントゲ−)28a、28bの出力信号に、、 k!
は夫々ナントゲート27a、27bの出力信号s、t、
したがって、D −F F16a 〜16cのQ出力、
百出力で決まる。そこで、“L”の近方向データの2回
目の取り込みでD−FF16a〜1(icのQ出力が全
て“I5”となるから、真の近方向データであれば、こ
れを2回取り込んだときに、アンドゲート28aの出力
信号に1は@H″に固定され、アンドゲート28bの出
力信号に2は“L”に固定されて方向が指示されるよう
になり、モータはこの方向に回転開始する。
記(1)の場合と同様に、モータの回転方向を指示する
アントゲ−)28a、28bの出力信号に、、 k!
は夫々ナントゲート27a、27bの出力信号s、t、
したがって、D −F F16a 〜16cのQ出力、
百出力で決まる。そこで、“L”の近方向データの2回
目の取り込みでD−FF16a〜1(icのQ出力が全
て“I5”となるから、真の近方向データであれば、こ
れを2回取り込んだときに、アンドゲート28aの出力
信号に1は@H″に固定され、アンドゲート28bの出
力信号に2は“L”に固定されて方向が指示されるよう
になり、モータはこの方向に回転開始する。
これに対し、供給される近方向データが偽方向データの
ときには、上記(1)の場合と同様に、アンドゲート2
3a、28bの出力信号に、、 k、は夫々ナンドゲ
ー) 17 a 、 17 bの出力信号0. p、
したがって、D −F F 16a 〜16ttのQ出
力、百出力のレベルで決まり、モータは回転しない。
ときには、上記(1)の場合と同様に、アンドゲート2
3a、28bの出力信号に、、 k、は夫々ナンドゲ
ー) 17 a 、 17 bの出力信号0. p、
したがって、D −F F 16a 〜16ttのQ出
力、百出力のレベルで決まり、モータは回転しない。
(3)D−FF16a、16cのQ出力が” L、 ’
、DFF16bのQ出力が“H”である合焦状態のとき
、′H°の遠方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16aのQ出力が“Hl、D−FF16b、1
6cのQ出力が“L”となり、それから入力端子20か
らの信号gが“HlとなってD−FF16bのQ出力が
そのままのレベルでD−FF16cに供給されるように
なる。
、DFF16bのQ出力が“H”である合焦状態のとき
、′H°の遠方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16aのQ出力が“Hl、D−FF16b、1
6cのQ出力が“L”となり、それから入力端子20か
らの信号gが“HlとなってD−FF16bのQ出力が
そのままのレベルでD−FF16cに供給されるように
なる。
ここで、これら遠方向データが真の方向データとすると
、アントゲ−)28a、28bの出力信号に、、 k
zはナントゲート27a、27bの出カイ言分s、tで
決まる。そして、“Hlの遠方向データの2回目の取り
込みでは、D−FF16a、16bのQ出力がH1、D
−FF16CのQ出力がL′となり、その3回目の取り
込みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“Hlと
なる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に、
は“L ” 、アンドゲート28bの出力信号にオは“
H”となり、これらによって決まる方向にモータは回転
開始する。
、アントゲ−)28a、28bの出力信号に、、 k
zはナントゲート27a、27bの出カイ言分s、tで
決まる。そして、“Hlの遠方向データの2回目の取り
込みでは、D−FF16a、16bのQ出力がH1、D
−FF16CのQ出力がL′となり、その3回目の取り
込みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“Hlと
なる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に、
は“L ” 、アンドゲート28bの出力信号にオは“
H”となり、これらによって決まる方向にモータは回転
開始する。
供給される遠方向データが偽方向データであるときには
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、のレベルは夫々ナンドゲーH7a。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、のレベルは夫々ナンドゲーH7a。
17bの出力信号o、pで決まるから、この偽方向デー
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答してモータが回転を開始し、偽合焦/非
合焦データの場合には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答してモータが回転を開始し、偽合焦/非
合焦データの場合には、モータの回転が禁止される。
(4)D−FF16a、16cのQ出力がL″、D−F
F16bのQ出力が“H”である合焦状態のとき、“し
”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の近方向データの取り込みでD−
FF16a、16b、16cのQ出力が全て“L”とな
り、それから入力端子20からの信号gが“H”となっ
てD−FF16bのQ出力がそのままのレベルでD−F
F16cに供給されるようになる。
F16bのQ出力が“H”である合焦状態のとき、“し
”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の近方向データの取り込みでD−
FF16a、16b、16cのQ出力が全て“L”とな
り、それから入力端子20からの信号gが“H”となっ
てD−FF16bのQ出力がそのままのレベルでD−F
F16cに供給されるようになる。
ここで、これら近方向データが真の方向データとすると
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
意はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“Llの近方向データの1回目の取り込
みでD −F F16a =16cのQ出力が全て“L
″″になるから、アンドゲート28aの出力信号に、は
“H”、アンドゲート28bの出力信号に、は“L”と
なり、これらによって決まる方向にモータは回転開始す
る。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
意はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“Llの近方向データの1回目の取り込
みでD −F F16a =16cのQ出力が全て“L
″″になるから、アンドゲート28aの出力信号に、は
“H”、アンドゲート28bの出力信号に、は“L”と
なり、これらによって決まる方向にモータは回転開始す
る。
供給される近方向データが偽方向データであるときには
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、のレベルは夫々ナントゲート17a。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、のレベルは夫々ナントゲート17a。
17bの出力信号0.pで決まるから、この偽方向デー
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(1回目の近方向データの取り込み
で)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場
合には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(1回目の近方向データの取り込み
で)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場
合には、モータの回転が禁止される。
(5)D−FF16a、16cのQ出力がH”、D−F
F16bのQ出力が“L”である合焦状態のとき、“H
“の遠方向データが供給された場合: となり、それから入力端子20からの信号gが“H”と
なってD−FF16bのQ出力がそのままのレベルでD
−FF16cに供給されるようになる。
F16bのQ出力が“L”である合焦状態のとき、“H
“の遠方向データが供給された場合: となり、それから入力端子20からの信号gが“H”と
なってD−FF16bのQ出力がそのままのレベルでD
−FF16cに供給されるようになる。
ここで、これら遠方向データが真の方向データとすると
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“H”の遠方向データの1回目の取り込
みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“Hlにな
るから、アンドゲート28aの出力信号に、は“L”、
アンドゲート28bの出力信号ktは“H”となり、こ
れらによって決まる方向にモータは回転開始する。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“H”の遠方向データの1回目の取り込
みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“Hlにな
るから、アンドゲート28aの出力信号に、は“L”、
アンドゲート28bの出力信号ktは“H”となり、こ
れらによって決まる方向にモータは回転開始する。
供給される遠方向データが偽方向データであるときには
、アンドゲート28a、28bの出カイ言号に、、
k2のレベルは夫々ナントゲート17a、17bの出力
信号o、pで決まるから、この偽方向データが同一方向
を表わして8個以上連続して供給されなければ、モータ
は回転を開始しない。
、アンドゲート28a、28bの出カイ言号に、、
k2のレベルは夫々ナントゲート17a、17bの出力
信号o、pで決まるから、この偽方向データが同一方向
を表わして8個以上連続して供給されなければ、モータ
は回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(1回目の遠方向データの取り込み
で)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場
合には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(1回目の遠方向データの取り込み
で)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場
合には、モータの回転が禁止される。
(6)D−FF16a、16cのQ出力がa Hs、D
−FF16bのQ出力が“L”である合焦状態のとき、
“L”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の近方向データの取り込みでは、
D−FF16aのQ出力が’L”、D−FF 16 b
、 16 cのQ出力が“H”となり、それから入力
端子20からの信号gが“H”となってD−FF16b
のQ出力がそのままのレベルでD−FF16cに供給さ
れるようになる。
−FF16bのQ出力が“L”である合焦状態のとき、
“L”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の近方向データの取り込みでは、
D−FF16aのQ出力が’L”、D−FF 16 b
、 16 cのQ出力が“H”となり、それから入力
端子20からの信号gが“H”となってD−FF16b
のQ出力がそのままのレベルでD−FF16cに供給さ
れるようになる。
ここで、これら近方向データが真の方向データとすると
、アンドゲート23a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“L”の近方向データの2回目の取り込
みでは、D−FF16a、16bのQ出力が′″L′、
D−FF16CのQ出力が“H”となり、その3回目の
取り込みでD−FF16a〜16cのQ出力が全てL″
となる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に
、は“H”、アンドゲート28bの出力信号に2は“L
′となり、これらによって決まる方向にモータは回転開
始する。
、アンドゲート23a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“L”の近方向データの2回目の取り込
みでは、D−FF16a、16bのQ出力が′″L′、
D−FF16CのQ出力が“H”となり、その3回目の
取り込みでD−FF16a〜16cのQ出力が全てL″
となる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に
、は“H”、アンドゲート28bの出力信号に2は“L
′となり、これらによって決まる方向にモータは回転開
始する。
供給される遠方向データが偽方向データであるときには
、アンドゲート28a、28bの出力(言分に、、
k、のレベルは夫々ナントゲート17a17bの出力信
号0+ pで決まるから、この偽方向データが同一方
向を表わして8個以上連続して供給されなければ、モー
タは回転を開始しない。
、アンドゲート28a、28bの出力(言分に、、
k、のレベルは夫々ナントゲート17a17bの出力信
号0+ pで決まるから、この偽方向データが同一方
向を表わして8個以上連続して供給されなければ、モー
タは回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(3回の近方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(3回の近方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
(7)D−FF16a、16bのQ出力が″H”、D−
FF16cのQ出ノjが“L”である合焦状態のとき、
“H”の遠方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16a、16bのQ出力が“H@D−FF16
CのQ出力がL″となり、それから入力端子20からの
信号gがH”となってD−FF16bのQ出力がそのま
まのレベルでD−FFL6cに供給されるようになる。
FF16cのQ出ノjが“L”である合焦状態のとき、
“H”の遠方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16a、16bのQ出力が“H@D−FF16
CのQ出力がL″となり、それから入力端子20からの
信号gがH”となってD−FF16bのQ出力がそのま
まのレベルでD−FFL6cに供給されるようになる。
ここで、これら遠方向データが真の方向データとすると
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“H”の遠方向データの2回目の取り込
みでD −F F16a−16cのQ出力が全て“H”
となる。これにより、アンドゲート28aの出カイ言分
に1は+1 L 11、アンドゲート28bの出力信号
ktは“H”となり、これらによって決まる方向にモー
タは回転開始する。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“H”の遠方向データの2回目の取り込
みでD −F F16a−16cのQ出力が全て“H”
となる。これにより、アンドゲート28aの出カイ言分
に1は+1 L 11、アンドゲート28bの出力信号
ktは“H”となり、これらによって決まる方向にモー
タは回転開始する。
供給される遠方向データが偽方向データであるときには
、アンドゲート28a、28bの出カイ言分に+、
kgのレベルは夫々ナントゲート17a。
、アンドゲート28a、28bの出カイ言分に+、
kgのレベルは夫々ナントゲート17a。
17bの出力信号o、pで決まるから、この偽方向デー
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(2回の遠方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(2回の遠方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
(8)D−FF16a、16bのQ出力が“H”、D−
FF16cのQ出力が“L′である合焦状態のとき、“
し”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16a、16cのQ出力が“L”D−FF16
bのQ出力が”H”となり、それから入力端子20から
の信号gが“H゛となってD−FF16bのQ出力がそ
のままのレベルでD−FF16Cに供給されるようにな
る。
FF16cのQ出力が“L′である合焦状態のとき、“
し”の近方向データが供給された場合: この場合には、1回目の遠方向データの取り込みでは、
D−FF16a、16cのQ出力が“L”D−FF16
bのQ出力が”H”となり、それから入力端子20から
の信号gが“H゛となってD−FF16bのQ出力がそ
のままのレベルでD−FF16Cに供給されるようにな
る。
ここで、これら近方向データが真の方向データとすると
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“L″の近方向データの2回目の取り込
みでは、D−FF16a、16bのQ出力が”L”、D
−FF16CのQ出力がH″となり、その3回目の取り
込みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“L”と
なる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に、
は“H”、アンドゲート28bの出力信号に2は“L”
となり、これらによって決まる方向にモータは回転開始
する。
、アンドゲート28a、28bの出力信号に、、 k
、はナントゲート27a、27bの出力信号s、tで決
まる。そして、“L″の近方向データの2回目の取り込
みでは、D−FF16a、16bのQ出力が”L”、D
−FF16CのQ出力がH″となり、その3回目の取り
込みでD−FF16a〜16CのQ出力が全て“L”と
なる。これにより、アンドゲート28aの出力信号に、
は“H”、アンドゲート28bの出力信号に2は“L”
となり、これらによって決まる方向にモータは回転開始
する。
供給される遠方向データが偽方・向データであるときに
は、アントゲート28a、28bの出力信号に、、
k、のレベルは夫々ナンドゲー)17a。
は、アントゲート28a、28bの出力信号に、、
k、のレベルは夫々ナンドゲー)17a。
L7bの出力信号o、pで決まるから、この偽方向デー
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
タが同一方向を表わして8個以上連続して供給されなけ
れば、モータは回転を開始しない。
以上のように、この場合でも、真の合焦/非合焦データ
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(3回の遠方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
でもって合焦状態から非合焦状態に移ったときには、こ
れに迅速に応答して(3回の遠方向データの取り込みで
)モータが回転を開始し、偽合焦/非合焦データの場合
には、モータの回転が禁止される。
このようにして、合焦時D−FF16a〜16hがいか
なる状態にあっても、非合焦を表わす真の合焦/非合焦
データが発生すると、1〜3回の真の方向データの取り
込みにより、これが指示する方向にモータを回転開始さ
せることができ、非合焦を表わす偽の合焦/非合焦デー
タが発生したときには、モータが回転開始するためには
、同一方向を表わす偽方向データが8個以上連続して発
生する必要があり、したがって、実際には、モータの回
転は禁止される。
なる状態にあっても、非合焦を表わす真の合焦/非合焦
データが発生すると、1〜3回の真の方向データの取り
込みにより、これが指示する方向にモータを回転開始さ
せることができ、非合焦を表わす偽の合焦/非合焦デー
タが発生したときには、モータが回転開始するためには
、同一方向を表わす偽方向データが8個以上連続して発
生する必要があり、したがって、実際には、モータの回
転は禁止される。
(9)合焦状態にあるとき、太陽光、外乱などによるノ
イズが非合焦を表わす偽合焦/非合焦データとして単発
的に発生する場合: この場合には、この偽合焦/非合焦データが発生する毎
にモータ制御回路12の入力端子25からの信号gは“
H”となり、また、これに伴なう偽方向データが初段の
D−FF16aに取り込まれる。
イズが非合焦を表わす偽合焦/非合焦データとして単発
的に発生する場合: この場合には、この偽合焦/非合焦データが発生する毎
にモータ制御回路12の入力端子25からの信号gは“
H”となり、また、これに伴なう偽方向データが初段の
D−FF16aに取り込まれる。
しかし、上記(1)〜(8)での説明のように、D−F
F16a〜16hのQ出力が全て同一レベルとならなけ
ればアントゲ−)28a、28bの出力信号に、。
F16a〜16hのQ出力が全て同一レベルとならなけ
ればアントゲ−)28a、28bの出力信号に、。
k2はモータの回転方向を指示しないし、また、これら
偽方向データを含めて合焦時に発生する方向データが8
個以上連続して同一方向を表わすことはほとんどなく、
まして、単発的な偽合焦/非合焦データで入力端子25
からの信号gが“H”となったときにD−FF16a〜
16hのQ出力が全て同レベルとなることは、さらに有
り得ないから、モータの回転は禁止される。
偽方向データを含めて合焦時に発生する方向データが8
個以上連続して同一方向を表わすことはほとんどなく、
まして、単発的な偽合焦/非合焦データで入力端子25
からの信号gが“H”となったときにD−FF16a〜
16hのQ出力が全て同レベルとなることは、さらに有
り得ないから、モータの回転は禁止される。
次に、第4図に示す具体例において、移動する被写体を
追尾し、これに合焦した瞬間にランダムノイズなどによ
って非合焦を表わす偽合焦/非合焦データ及び偽方向デ
ータが発生したときの動作について説明する。
追尾し、これに合焦した瞬間にランダムノイズなどによ
って非合焦を表わす偽合焦/非合焦データ及び偽方向デ
ータが発生したときの動作について説明する。
(10)手前に向かってくる被写体を追尾して合焦した
瞬間、“L”の近方向データが発生した場合: この場合には、被写体の追尾中、非合焦状態にあってL
”の近方向データが発生し、D−FF16a〜16hの
Q出力は全て“L″、百出力は全てH′″である。ここ
で、合焦状態となり、このときに“H″の方向データが
発生したとすると、これをD−FF16aが取り込んで
そのQ出力が“H”、百出力が“L”となる。次に、非
合焦を表わす合焦/非合焦データと“L”の方向データ
が発生したとすると、このとき、先の合焦状態によって
D−FF16bのQ出力はExOR回路19によってレ
ベル反転してD−FF16cに供給されるから、D−F
F16aのQ出力はL′、D−FF1(3b、16Cの
Q出力は“H”、D−FF16d〜16hのQ出力はL
”となる。したがって、ナントゲート17 a 、 1
7 b 、 27 a 、 27 bの出力信号は全て
“H”となり、この合焦後に発生した4L”の近方向デ
ータが真の方向データであっても偽方向データであって
も、モータは回転が禁止される。
瞬間、“L”の近方向データが発生した場合: この場合には、被写体の追尾中、非合焦状態にあってL
”の近方向データが発生し、D−FF16a〜16hの
Q出力は全て“L″、百出力は全てH′″である。ここ
で、合焦状態となり、このときに“H″の方向データが
発生したとすると、これをD−FF16aが取り込んで
そのQ出力が“H”、百出力が“L”となる。次に、非
合焦を表わす合焦/非合焦データと“L”の方向データ
が発生したとすると、このとき、先の合焦状態によって
D−FF16bのQ出力はExOR回路19によってレ
ベル反転してD−FF16cに供給されるから、D−F
F16aのQ出力はL′、D−FF1(3b、16Cの
Q出力は“H”、D−FF16d〜16hのQ出力はL
”となる。したがって、ナントゲート17 a 、 1
7 b 、 27 a 、 27 bの出力信号は全て
“H”となり、この合焦後に発生した4L”の近方向デ
ータが真の方向データであっても偽方向データであって
も、モータは回転が禁止される。
ここで、“L”の近方向データが真の方向データである
場合には、先の(1)〜(8)の説明から明らかなよう
に、この近方向データの3回の取り込みでD−FF16
a〜16cのQ出力が全てL”となり、モータが回転し
始める。これに対し、この近方向データが偽方向データ
である場合には、同一方向を表して8回連続して発生し
なければならず、実際には、モータは停止状態にある。
場合には、先の(1)〜(8)の説明から明らかなよう
に、この近方向データの3回の取り込みでD−FF16
a〜16cのQ出力が全てL”となり、モータが回転し
始める。これに対し、この近方向データが偽方向データ
である場合には、同一方向を表して8回連続して発生し
なければならず、実際には、モータは停止状態にある。
また、上記合焦となったときの方向データが“L″のと
きには、次の“し”の近方向データの取り込みより、D
−FF16cのQ出力のみが“H”となる。この状態は
先の(2)の状態と同じであり、したがって、この近方
向データが真の方向データのときには、その後2回発生
すると、モータは回転を開始する。しかし、この近方向
データが偽方向データのときには、同一方向で8回連続
して発生しなければならない。
きには、次の“し”の近方向データの取り込みより、D
−FF16cのQ出力のみが“H”となる。この状態は
先の(2)の状態と同じであり、したがって、この近方
向データが真の方向データのときには、その後2回発生
すると、モータは回転を開始する。しかし、この近方向
データが偽方向データのときには、同一方向で8回連続
して発生しなければならない。
いずれにしても、合焦直後、非合焦を表わす真の合焦/
非合焦データが発生したときには、真の方向データを3
回取り込むだけでモータは回転開始する。
非合焦データが発生したときには、真の方向データを3
回取り込むだけでモータは回転開始する。
(11)上記(10)の場合の被写体に合焦した瞬間、
“■(”の遠方向データが発生した場合:合焦までは、
上記(10)の場合と同様である。合焦したときの方向
データが“H”とすると、D−FF16aのQ出力のみ
が“H”となる。その後、非合焦を表わす合焦/非合焦
データと“H”の遠方向データが発生すると、D−FF
16a〜16cのQ出力が全て“H′となり、D−FF
16d〜16hのQ出力が“L′となる。
“■(”の遠方向データが発生した場合:合焦までは、
上記(10)の場合と同様である。合焦したときの方向
データが“H”とすると、D−FF16aのQ出力のみ
が“H”となる。その後、非合焦を表わす合焦/非合焦
データと“H”の遠方向データが発生すると、D−FF
16a〜16cのQ出力が全て“H′となり、D−FF
16d〜16hのQ出力が“L′となる。
この“H”の遠方向データが真の方向データとすると、
先の(1)〜(8)の説明から明らかなように、D −
F F16a 〜16cのQ出力が全て“H”となった
時点でモータは回転開始する。この遠方向データが偽方
向データの場合には、これも先の(1)〜(8)の説明
から明らかなように、その後6個の同一方向の遠方向デ
ータが連続して供給されないと、モータは回転開始しな
い。
先の(1)〜(8)の説明から明らかなように、D −
F F16a 〜16cのQ出力が全て“H”となった
時点でモータは回転開始する。この遠方向データが偽方
向データの場合には、これも先の(1)〜(8)の説明
から明らかなように、その後6個の同一方向の遠方向デ
ータが連続して供給されないと、モータは回転開始しな
い。
合焦したときに発生する方向データが“L”とすると、
次に“I(”の遠方向データを取り込んだ場合、D−F
F16a、16eのQ出力が”H’、 D−FF16
b0)Q出力が“L”、D−FF16d〜16hのQ出
力も“L”となり、この“H”の遠方向データが真、偽
いずれかの方向データであっても、モータは回転しない
。
次に“I(”の遠方向データを取り込んだ場合、D−F
F16a、16eのQ出力が”H’、 D−FF16
b0)Q出力が“L”、D−FF16d〜16hのQ出
力も“L”となり、この“H”の遠方向データが真、偽
いずれかの方向データであっても、モータは回転しない
。
遠方向データが真の方向データの場合には、その後2回
、合計3回これが発生すると、D−FF16a〜16c
のQ出力が全て“H”となるからモータは回転し、偽方
向デー・夕の場合には、その後7回1合計8回これが同
一方向で連続して発生しないと、モータは回転しない。
、合計3回これが発生すると、D−FF16a〜16c
のQ出力が全て“H”となるからモータは回転し、偽方
向デー・夕の場合には、その後7回1合計8回これが同
一方向で連続して発生しないと、モータは回転しない。
(12)遠方に遠ざかる被写体を追尾して合焦した瞬間
、”L”の近方向データが発生した場合: この場合には、被写体の追尾中、非合焦状態にあって“
H”の遠方向データが発生し、D−FF16a〜1(i
hの出力は全て“H″、ζ出力は全て“L″である。こ
こで、合焦状態となり、その直前に“■]″の方向デー
タが発生したとすると、これでD −F F16a−1
6hのQ出力が全てH”−〇−出力が全て“L″となる
0次に、非合焦を表わす合焦/非合焦データと“L”の
近方向データが発生したとすると、このとき、先の合焦
状態でD−FF16bのQ出力はEXOR回路19によ
ってレベル反転してD−FF16Cに供給されるから、
D−FF16a、16cのQ出力は“L”、D−FF1
6bのQ出力は“H”、 D −F FlG(1−1
6)1のQ出力は“H“となる。したがって、ナントゲ
ート17a17 b 、 27 a 、 27 bの出
力信号は全て“H”となり、この合焦後に発生した“L
′の近方向データが真の方向データであっても偽方向デ
ータであっても、モータは回転が禁止される。
、”L”の近方向データが発生した場合: この場合には、被写体の追尾中、非合焦状態にあって“
H”の遠方向データが発生し、D−FF16a〜1(i
hの出力は全て“H″、ζ出力は全て“L″である。こ
こで、合焦状態となり、その直前に“■]″の方向デー
タが発生したとすると、これでD −F F16a−1
6hのQ出力が全てH”−〇−出力が全て“L″となる
0次に、非合焦を表わす合焦/非合焦データと“L”の
近方向データが発生したとすると、このとき、先の合焦
状態でD−FF16bのQ出力はEXOR回路19によ
ってレベル反転してD−FF16Cに供給されるから、
D−FF16a、16cのQ出力は“L”、D−FF1
6bのQ出力は“H”、 D −F FlG(1−1
6)1のQ出力は“H“となる。したがって、ナントゲ
ート17a17 b 、 27 a 、 27 bの出
力信号は全て“H”となり、この合焦後に発生した“L
′の近方向データが真の方向データであっても偽方向デ
ータであっても、モータは回転が禁止される。
ここで、“L”の近方向データが真の方向データである
場合には、先の(1)〜(8)の説明から明らかなよう
に、この近方向データの3回の取り込みでD−FF16
a〜16cのQ出力が全て“L”となり、モータが回転
し始める。これに対し、この近方向データが偽方向デー
タである場合には、同一方向で8回連続して発生しなけ
ばならず、実際には、モータは停止状態にある。
場合には、先の(1)〜(8)の説明から明らかなよう
に、この近方向データの3回の取り込みでD−FF16
a〜16cのQ出力が全て“L”となり、モータが回転
し始める。これに対し、この近方向データが偽方向デー
タである場合には、同一方向で8回連続して発生しなけ
ばならず、実際には、モータは停止状態にある。
また、上記合焦となったときの方向データが“Loのと
きには、次の“L”の近方向データの取込みにより、D
−FF16a〜16cのQ出力は全て“L”、D−FF
16d〜16hのQ出力が全て“H”となる。したがっ
て、この“Loの方向データが真の方向データのときに
は、1回の取り込みでモータは回転を開始する。しかし
、この近方向データが偽方向データのときには、同一方
向を表して6回連続して発生しなければならない。
きには、次の“L”の近方向データの取込みにより、D
−FF16a〜16cのQ出力は全て“L”、D−FF
16d〜16hのQ出力が全て“H”となる。したがっ
て、この“Loの方向データが真の方向データのときに
は、1回の取り込みでモータは回転を開始する。しかし
、この近方向データが偽方向データのときには、同一方
向を表して6回連続して発生しなければならない。
(13)上記(12)の場合の被写体に合焦した瞬間、
“H”の遠方向データが発生した場合二合焦までは上記
(12)の場合と同様である。合焦したときの方向デー
タがH”とすると、D−FF16a〜16hのQ出力が
全て“H”となる、その後、非合焦を表わす合焦/非合
焦データと“Hoの遠方向データが発生すると、D−F
F16a、16bのQ出力が“H”、D−FF16cの
Q出力が“L”となり、D−FF16d〜16hのQ出
力が“H”となる、したがって、モータは回転しない。
“H”の遠方向データが発生した場合二合焦までは上記
(12)の場合と同様である。合焦したときの方向デー
タがH”とすると、D−FF16a〜16hのQ出力が
全て“H”となる、その後、非合焦を表わす合焦/非合
焦データと“Hoの遠方向データが発生すると、D−F
F16a、16bのQ出力が“H”、D−FF16cの
Q出力が“L”となり、D−FF16d〜16hのQ出
力が“H”となる、したがって、モータは回転しない。
この“H”の遠方向データが真の方向データとすると、
次の遠方向データが発生したとき、先の(1)〜(8)
の説明から明らかなように、D−FF16a〜16cの
Q出力が全て“Hoとなってモータは回転開始する。こ
の遠方向データが偽方向データの場合には、これも先の
(1)〜(8)の説明からの明らかなように、同一方向
を表わす遠方向データが7個連続して供給されないと、
モータは停止している。
次の遠方向データが発生したとき、先の(1)〜(8)
の説明から明らかなように、D−FF16a〜16cの
Q出力が全て“Hoとなってモータは回転開始する。こ
の遠方向データが偽方向データの場合には、これも先の
(1)〜(8)の説明からの明らかなように、同一方向
を表わす遠方向データが7個連続して供給されないと、
モータは停止している。
合焦したときに発生する方向データが“L”とすると、
次に、“Hoの遠方向データを取り込んだ場合、[)−
FF16aのQ出力が” H”、 D−FF 16 b
、 16 cのQ出力がL“、D−FF16d〜16
hのQ出力が“Hoとなり、この“H”の遠方向データ
が真、偽いずれの方向データであっても、モータは回転
しない。
次に、“Hoの遠方向データを取り込んだ場合、[)−
FF16aのQ出力が” H”、 D−FF 16 b
、 16 cのQ出力がL“、D−FF16d〜16
hのQ出力が“Hoとなり、この“H”の遠方向データ
が真、偽いずれの方向データであっても、モータは回転
しない。
遠方向データが真の方向データの場合には、その後2回
、合計3回これが発生すると、D−FF16a〜16c
のQ出力が全て“Hoとなるからモータは回転し、偽方
向データの場合には、その後7いと、モータは回転しな
い。
、合計3回これが発生すると、D−FF16a〜16c
のQ出力が全て“Hoとなるからモータは回転し、偽方
向データの場合には、その後7いと、モータは回転しな
い。
以上、第4図に示した具体例では、合焦状態に非合焦と
判定された場合、真の方向データが供給れた場合には、
モータの回転は禁止されることになる。
判定された場合、真の方向データが供給れた場合には、
モータの回転は禁止されることになる。
第5図は第1図における遠近方向カウンタ13とモータ
制御回路12の他の具体例を示す構成図であって、33
a 〜33g、 34a 〜34gはD−FF、35゜
36はインバータであり、第4図に対応する部分には同
一符号をつけている。
制御回路12の他の具体例を示す構成図であって、33
a 〜33g、 34a 〜34gはD−FF、35゜
36はインバータであり、第4図に対応する部分には同
一符号をつけている。
第4図に示した遠近方向カウンタ13では、1列に縦続
接続D−FF16a、16bを用いたが、第5図の遠近
方向力ウンタエ3では、縦続接続された2列のD−FF
33a〜33g、 D−FF34a 〜34gを用いて
おり、ナントゲート17aには、D−FF33a〜33
gのQ出力が、ナントゲート17bには、D−FF34
a〜34gのQ出力が夫々供給され、また、ナントゲー
ト27aには、D−FF33a 〜33cのQ出力が、
ナントゲート27bには、D−FF34a〜34cのQ
出力が夫々供給される。一方の81!続接続の列の初段
D−FF33aには入力端子14から信号データが供給
され、他方の縦続接続の列の初段D−FF34aにはこ
の信号データがインバータ35で反転されて供給される
。これらD−FF33a〜33g、34a〜34gのク
ロックは、入力端子22からの取り込みクロックfが用
いられる。
接続D−FF16a、16bを用いたが、第5図の遠近
方向力ウンタエ3では、縦続接続された2列のD−FF
33a〜33g、 D−FF34a 〜34gを用いて
おり、ナントゲート17aには、D−FF33a〜33
gのQ出力が、ナントゲート17bには、D−FF34
a〜34gのQ出力が夫々供給され、また、ナントゲー
ト27aには、D−FF33a 〜33cのQ出力が、
ナントゲート27bには、D−FF34a〜34cのQ
出力が夫々供給される。一方の81!続接続の列の初段
D−FF33aには入力端子14から信号データが供給
され、他方の縦続接続の列の初段D−FF34aにはこ
の信号データがインバータ35で反転されて供給される
。これらD−FF33a〜33g、34a〜34gのク
ロックは、入力端子22からの取り込みクロックfが用
いられる。
また、第4図では、合焦/PWM判定回路11(第1図
)の出力信号gにより、D−FF16bのQ出力をレベ
ル反転、非反転するようにしたが、第4図では、この出
力信号gをインバータ36で反転し、D−FF33a
〜33g、34a 〜34gのリセット信号として用い
ている。ここでは、この出力信号gが“L”のとき、す
なわち、合焦状態時、これらD−FF33a〜33g、
34a〜34gはリセットされる。
)の出力信号gにより、D−FF16bのQ出力をレベ
ル反転、非反転するようにしたが、第4図では、この出
力信号gをインバータ36で反転し、D−FF33a
〜33g、34a 〜34gのリセット信号として用い
ている。ここでは、この出力信号gが“L”のとき、す
なわち、合焦状態時、これらD−FF33a〜33g、
34a〜34gはリセットされる。
第5図の遠近方向カウンタ13の他の部分およびモータ
制御回路12は、第4図の具体例と同様の構成をなして
いる。
制御回路12は、第4図の具体例と同様の構成をなして
いる。
第5図において、合焦時には、D−FF33a〜33g
、34a〜34gは全てリセットされるから、これらの
Q出力は全て“し”であり、ナントゲート17a、17
b、27a、27bの出力信号は全て“H”となる、こ
のために、アントゲ−)28a、28bの出力信号に、
、に!はともに“H”となり、モータは回転しない。し
かも、この合焦時には、入力端子14から方向データが
供給されても、D−FF33a、34aには取り込まれ
ない。
、34a〜34gは全てリセットされるから、これらの
Q出力は全て“し”であり、ナントゲート17a、17
b、27a、27bの出力信号は全て“H”となる、こ
のために、アントゲ−)28a、28bの出力信号に、
、に!はともに“H”となり、モータは回転しない。し
かも、この合焦時には、入力端子14から方向データが
供給されても、D−FF33a、34aには取り込まれ
ない。
非合焦時には、D −F F33a 〜33g 、 3
4a 〜34gはリセット解除され、入力端子14から
の方向データを取り込むが、D −F F33a 〜3
3gとD−FF34a〜34gとの同じ段数口のD−F
FのQ出力はレベルが異なる。そして、入力端子29.
30からのPWMIデータ、PWM2データがともに“
L″のときには、第4図の場合と同様に、オア回路31
の出力信号qが“L”、インバータ32の出力信号rが
“H”となるから、ナントゲート17 a 、 17
bの出力信号o、pは“H”に固定される。そして、D
−F F33a 〜33c 、 D −F F34
a 〜34cが夫々等しいレベルとなったとき、ナント
ゲート27a。
4a 〜34gはリセット解除され、入力端子14から
の方向データを取り込むが、D −F F33a 〜3
3gとD−FF34a〜34gとの同じ段数口のD−F
FのQ出力はレベルが異なる。そして、入力端子29.
30からのPWMIデータ、PWM2データがともに“
L″のときには、第4図の場合と同様に、オア回路31
の出力信号qが“L”、インバータ32の出力信号rが
“H”となるから、ナントゲート17 a 、 17
bの出力信号o、pは“H”に固定される。そして、D
−F F33a 〜33c 、 D −F F34
a 〜34cが夫々等しいレベルとなったとき、ナント
ゲート27a。
27bの出力信号s、tがレベルを異にし、したがって
、アンドゲート28a、28bの出力信号kl。
、アンドゲート28a、28bの出力信号kl。
k2がレベルに異にしてモータが回転する。PWM1デ
ータ、PWM2データのいずれか一方が〆1H”のとき
には、第4図の場合と同様に、ナントゲート27a、2
7bの出力信号s、tが“H”に固定され、D −F
F33a 〜33gのQ出力、D−FF34a〜34g
のQ出力が夫々等しいレベルのとき、モータが回転する
。
ータ、PWM2データのいずれか一方が〆1H”のとき
には、第4図の場合と同様に、ナントゲート27a、2
7bの出力信号s、tが“H”に固定され、D −F
F33a 〜33gのQ出力、D−FF34a〜34g
のQ出力が夫々等しいレベルのとき、モータが回転する
。
以上のように遠近方向方向カウンタ13が機能するもの
であるから、−旦合焦状態となると、DF F33a
〜33g 、 34a 〜34gのQ出力は全て“L”
に固定され、その後、非合焦を表わす合焦/非合焦デー
タが供給されて非合焦と判定され、入力端子20からの
信号gが“ト■”となってD−FF33a〜33g、3
4a〜34gがリセット解除された後、入力端子14か
らの方向データがD −F F33a、 34aから取
り込まれる。そして、これら方向データが真の方向デー
タの場合には、オア回路31の出力信号qの作用により
、D −F F33a 〜33cのQ出力が等しくなり
、かつ、これらとは異なるレベルであるが、I)−FF
34a〜34CのQ出力が等しくなったとき、アントゲ
−)28a、28bの出力信号k。
であるから、−旦合焦状態となると、DF F33a
〜33g 、 34a 〜34gのQ出力は全て“L”
に固定され、その後、非合焦を表わす合焦/非合焦デー
タが供給されて非合焦と判定され、入力端子20からの
信号gが“ト■”となってD−FF33a〜33g、3
4a〜34gがリセット解除された後、入力端子14か
らの方向データがD −F F33a、 34aから取
り込まれる。そして、これら方向データが真の方向デー
タの場合には、オア回路31の出力信号qの作用により
、D −F F33a 〜33cのQ出力が等しくなり
、かつ、これらとは異なるレベルであるが、I)−FF
34a〜34CのQ出力が等しくなったとき、アントゲ
−)28a、28bの出力信号k。
k2がモータの回転方向を指示するようになってモータ
は回転する。これに対し、上記取り込まれる方向データ
が偽方向データの場合には、D−FF33a〜33gの
Q出力が全て等しくなり、かつ、これとはレベルが異な
るが、])−FF34a〜34gのQ出力が全て等しく
ならない限りモータは回転しない。
は回転する。これに対し、上記取り込まれる方向データ
が偽方向データの場合には、D−FF33a〜33gの
Q出力が全て等しくなり、かつ、これとはレベルが異な
るが、])−FF34a〜34gのQ出力が全て等しく
ならない限りモータは回転しない。
そこで、合焦状態から非合焦状態に移行すると、供給さ
れる方向データが遠方向データであっても近方向データ
であっても、この方向データが真の方向データであると
きには、、D−FF33a〜33g。
れる方向データが遠方向データであっても近方向データ
であっても、この方向データが真の方向データであると
きには、、D−FF33a〜33g。
34a〜34gがリセット解除された後、同一方向を表
わす方向データが3個連続して供給されればモータは回
転を開始し、非合焦状態の移行に即応してモータは回転
開始することになる。また、上記方向データが偽方向デ
ータであるときには、D−F F33a 〜33g 、
34a 〜34gのリセット解除後、連続して供給さ
れる偽方向データが少なくとも7個同一方向を表わさな
ければならず、このようなことはほとんど有り得ないの
で、モータは回転しない。
わす方向データが3個連続して供給されればモータは回
転を開始し、非合焦状態の移行に即応してモータは回転
開始することになる。また、上記方向データが偽方向デ
ータであるときには、D−F F33a 〜33g 、
34a 〜34gのリセット解除後、連続して供給さ
れる偽方向データが少なくとも7個同一方向を表わさな
ければならず、このようなことはほとんど有り得ないの
で、モータは回転しない。
以上のようにして、合焦状態時での偽方向データによる
誤動作を防止することができるとともに、合焦状態から
非合焦状態へ移行したときのモータの応答性が向上する
。
誤動作を防止することができるとともに、合焦状態から
非合焦状態へ移行したときのモータの応答性が向上する
。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこの実施例
のみに限定されるものではない。たとえば、上記実施例
では、方向データの形成方法として差信号(A−B)の
積分電圧を用いたが、合焦点に対する被写体位置の方向
が検出できる方法であれば、いかなる方法を用いてもよ
い。また、第4図、第5図では、夫々遠近方向カウンタ
13が8個、7個の方向データを保持するようにしてい
るが、この個数は任意に設定できる。
のみに限定されるものではない。たとえば、上記実施例
では、方向データの形成方法として差信号(A−B)の
積分電圧を用いたが、合焦点に対する被写体位置の方向
が検出できる方法であれば、いかなる方法を用いてもよ
い。また、第4図、第5図では、夫々遠近方向カウンタ
13が8個、7個の方向データを保持するようにしてい
るが、この個数は任意に設定できる。
以上説明したように、本発明によれば、非合焦時、方向
データがランダムノイズによって影響されたことを確実
に検出することができ、ランダムノイズによる自動焦点
調節の誤動作を防止することができるとともに、合焦時
に偽方向データが発生しても、これによって誤動作が生
ずることもないし、また、合焦状態から真の非合焦状態
に移行したときには、これに迅速に応答して真の方向デ
ータが表わす方向にフォーカスレンズが移動することに
なる。
データがランダムノイズによって影響されたことを確実
に検出することができ、ランダムノイズによる自動焦点
調節の誤動作を防止することができるとともに、合焦時
に偽方向データが発生しても、これによって誤動作が生
ずることもないし、また、合焦状態から真の非合焦状態
に移行したときには、これに迅速に応答して真の方向デ
ータが表わす方向にフォーカスレンズが移動することに
なる。
第1図は本発明による自動焦点調節装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図における各部の信号を示
すタイミングチャート、第3図は第1図の実施例の動作
を示すフローチャート、第4図および第5図は夫々第1
図における遠近方向カウンタとモータ制御回路の具体例
を示す構成図である。 4・・・PWMデユーティ形成回路、11・・・合焦/
PWM判定回路、12・・・モータ制御回路、13・・
・遠近方向カウンタ、 14・・・データ入力端子。 未 図 第 3 図(a) 纂 図
すブロック図、第2図は第1図における各部の信号を示
すタイミングチャート、第3図は第1図の実施例の動作
を示すフローチャート、第4図および第5図は夫々第1
図における遠近方向カウンタとモータ制御回路の具体例
を示す構成図である。 4・・・PWMデユーティ形成回路、11・・・合焦/
PWM判定回路、12・・・モータ制御回路、13・・
・遠近方向カウンタ、 14・・・データ入力端子。 未 図 第 3 図(a) 纂 図
Claims (1)
- 1、被写体への合焦、非合焦を表わす合焦/非合焦デー
タと合焦点からの被写体の方向を表わす方向データを発
生する第1の手段と、該合焦/非合焦データから合焦状
態、非合焦状態を判定し非合焦状態時フォーカスレンズ
を移動させ合焦状態時該フォーカスレンズを停止状態に
する第1の制御信号を発生する第2の手段と、予め設定
された個数の同一方向を表わす該方向データが連続して
供給されたとき該方向を該フォーカスレンズの移動方向
とする第2の制御信号を発生する第3の手段と、該第1
の制御信号によつて該合焦状態時該第3の手段が該第2
の制御信号を発生するのを禁止する第4の手段と、該合
焦状態時に該第1の手段からの非合焦を表わす該合焦/
非合焦データが真の合焦/非合焦データかランダムノイ
ズなどによる偽合焦/非合焦データかを判定する第5の
手段と、該第5の手段の判定が該真の合焦/非合焦デー
タのときのみ該第3の手段が該予め設定された個数より
も少ない同一方向を表わす該方向データが連続して供給
されたとき該第2の制御信号を発生させるようにした第
6の手段とを有し、合焦状態にあるときの非合焦を表わ
す該偽合焦/非合焦データとこれに伴なう偽方向データ
とによる該フォーカスレンズの移動を禁止し、かつ合焦
状態に非合焦を表わす該真の合焦/非合焦データとこれ
に伴なう該方向データが発生したとき、迅速に該フォー
カスレンズの移動を開始させることができるように構成
したことを特徴とする自動焦点調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1139183A JPH035713A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動焦点調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1139183A JPH035713A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動焦点調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035713A true JPH035713A (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=15239494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1139183A Pending JPH035713A (ja) | 1989-06-02 | 1989-06-02 | 自動焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046971A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Wirtgen Gmbh | 掻き均し装置、ならびに建設機械 |
-
1989
- 1989-06-02 JP JP1139183A patent/JPH035713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046971A (ja) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Wirtgen Gmbh | 掻き均し装置、ならびに建設機械 |
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