JPH0356963B2 - - Google Patents
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- JPH0356963B2 JPH0356963B2 JP11291085A JP11291085A JPH0356963B2 JP H0356963 B2 JPH0356963 B2 JP H0356963B2 JP 11291085 A JP11291085 A JP 11291085A JP 11291085 A JP11291085 A JP 11291085A JP H0356963 B2 JPH0356963 B2 JP H0356963B2
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- Japan
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- lid
- tray
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- packaging
- flexible body
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Links
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Landscapes
- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は、寿司類や饅頭類等のように消費者
の口に直接入る食品を収納した蓋付トレイを包装
するために、同トレイを包装部へ搬送する方法及
び装置に関するものである。
の口に直接入る食品を収納した蓋付トレイを包装
するために、同トレイを包装部へ搬送する方法及
び装置に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 従来、この種の食品は衛生上蓋のあるトレイに
収納されている。この蓋はトレイ本体に対し各種
止め手段により閉塞されるが、本体と蓋との間に
は隙間が生じ易く、運搬時や保管時にこの隙間か
ら埃が侵入すると大変不衛生であつた。そのた
め、同蓋付トレイを包装用フイルムにより被包す
ることが行われているが、従来の包装機(例えば
特開昭58−90010号公報に記載のもの)では蓋付
トレイの包装について全く考慮されていないた
め、この蓋が邪魔になつて機械的包装は難しく、
通常は人が手を使つて行つており、包装作業能率
が悪くなつていた。
点) 従来、この種の食品は衛生上蓋のあるトレイに
収納されている。この蓋はトレイ本体に対し各種
止め手段により閉塞されるが、本体と蓋との間に
は隙間が生じ易く、運搬時や保管時にこの隙間か
ら埃が侵入すると大変不衛生であつた。そのた
め、同蓋付トレイを包装用フイルムにより被包す
ることが行われているが、従来の包装機(例えば
特開昭58−90010号公報に記載のもの)では蓋付
トレイの包装について全く考慮されていないた
め、この蓋が邪魔になつて機械的包装は難しく、
通常は人が手を使つて行つており、包装作業能率
が悪くなつていた。
そこで、トレイの蓋を適宜手段により閉じたま
ま包装部へ搬入すればよいが、品物供給装置から
移送されるトレイを載せて上方の包装部へ上動す
る品物受台装置と同手段との干渉が問題となつ
た。
ま包装部へ搬入すればよいが、品物供給装置から
移送されるトレイを載せて上方の包装部へ上動す
る品物受台装置と同手段との干渉が問題となつ
た。
発明の構成
(問題点を解決するための手段及び作用)
本方法発明はこの問題点に鑑みてなされ、後記
する実施例の図面に示すように、蓋W1が本体の
一側縁に設けられて本体に対し上下方向へ開閉可
能になつている蓋付トレイWを品物供給装置45
上に載せてその蓋W1が同トレイWの移送方向側
へ開いた状態とし、その後、品物供給装置45の
上方に設けた蓋押え部材48により前記蓋W1が
下方へ押えられながら、トレイWが品物受台装置
46へ向けて移送され、次いで、このトレイWが
品物受台装置46上に移送されたとき、その蓋W
1から前記蓋押え部材48が離れるとともに、上
下方向へ撓む可撓体51によりこの蓋W1が下方
へ押えられ、さらに、品物受台装置46が上動さ
れてその上のトレイWが押し上げられるととも
に、同トレイWの蓋W1を押える前記可撓体51
がこの押し上げに伴い上方へ撓みながら同蓋W1
の押えを保持し、最後に、この品物受台装置46
の上方の包装部Sに展張された包装用フイルムに
よりトレイWが上方から覆われるとともに、前記
可撓体51がトレイWの蓋W1から離れるように
したものである。
する実施例の図面に示すように、蓋W1が本体の
一側縁に設けられて本体に対し上下方向へ開閉可
能になつている蓋付トレイWを品物供給装置45
上に載せてその蓋W1が同トレイWの移送方向側
へ開いた状態とし、その後、品物供給装置45の
上方に設けた蓋押え部材48により前記蓋W1が
下方へ押えられながら、トレイWが品物受台装置
46へ向けて移送され、次いで、このトレイWが
品物受台装置46上に移送されたとき、その蓋W
1から前記蓋押え部材48が離れるとともに、上
下方向へ撓む可撓体51によりこの蓋W1が下方
へ押えられ、さらに、品物受台装置46が上動さ
れてその上のトレイWが押し上げられるととも
に、同トレイWの蓋W1を押える前記可撓体51
がこの押し上げに伴い上方へ撓みながら同蓋W1
の押えを保持し、最後に、この品物受台装置46
の上方の包装部Sに展張された包装用フイルムに
よりトレイWが上方から覆われるとともに、前記
可撓体51がトレイWの蓋W1から離れるように
したものである。
又、この方法発明の実施に直接使用する本装置
は、トレイWを載せて移送する品物供給装置45
と、この品物供給装置45から移送されるトレイ
Wを載せて上方の包装部Sへ上動する品物受台装
置46と、この包装部Sに包装用フイルムFを展
張させるフイルム搬送装置1とを備え、前記品物
供給装置45の上方にはその移送面45aとの間
にトレイ移送間隔を持たせて蓋押え部材48を設
置するとともに、この蓋押え部材48に連続して
片持梁状の可撓体51を上下方向へ撓むように設
置し、この可撓体51の自由端51a側を前記品
物受台装置46の上方に位置させたものである。
は、トレイWを載せて移送する品物供給装置45
と、この品物供給装置45から移送されるトレイ
Wを載せて上方の包装部Sへ上動する品物受台装
置46と、この包装部Sに包装用フイルムFを展
張させるフイルム搬送装置1とを備え、前記品物
供給装置45の上方にはその移送面45aとの間
にトレイ移送間隔を持たせて蓋押え部材48を設
置するとともに、この蓋押え部材48に連続して
片持梁状の可撓体51を上下方向へ撓むように設
置し、この可撓体51の自由端51a側を前記品
物受台装置46の上方に位置させたものである。
(実施例)
以下、本方法発明の実施に直接使用する本装置
を備えた包装機について図面に従い説明する。
を備えた包装機について図面に従い説明する。
第1〜6図には機台上部に設置された包装用フ
イルム搬送装置1を示し、第2,4,5図に示す
ように、前後両固定枠2間の一側には外側より2
本のローラ軸3,4が回動可能に架設されるとと
もに軸5、上下一対の軸6,7及び上下一対の軸
8,9が固定され、一方他側には上下一対の軸1
0,11が固定されている。12は前記軸6の前
後両端部に対し上下方向への回動可能に支持され
た一対の開閉枠であつて、同軸6から前記ローラ
軸3の上方まで延び、両開閉枠12の先端部間に
は把手14を有する支持枠13が固定され、同支
持枠13よりも基端側には一対のローラ軸15,
17が回動可能に架設されるとともに軸16が固
定され、又支持枠13よりも先端側には上下移動
可能なローラ軸15aが架設されている。
イルム搬送装置1を示し、第2,4,5図に示す
ように、前後両固定枠2間の一側には外側より2
本のローラ軸3,4が回動可能に架設されるとと
もに軸5、上下一対の軸6,7及び上下一対の軸
8,9が固定され、一方他側には上下一対の軸1
0,11が固定されている。12は前記軸6の前
後両端部に対し上下方向への回動可能に支持され
た一対の開閉枠であつて、同軸6から前記ローラ
軸3の上方まで延び、両開閉枠12の先端部間に
は把手14を有する支持枠13が固定され、同支
持枠13よりも基端側には一対のローラ軸15,
17が回動可能に架設されるとともに軸16が固
定され、又支持枠13よりも先端側には上下移動
可能なローラ軸15aが架設されている。
第5図において18は前記上下一対の軸16,
5の前端部に対し回動可能に支持された上下一対
のローラ、19は前記上下一対の軸6,7の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、両ローラ18,19間の後部側に5本
の無端状丸ベルト20が上下対向して掛渡されて
いる。21は前記上下一対の軸10,11の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、上側のローラ21と前記上側のローラ
18の前部側との間に前記上側のローラ19を介
して3本の無端状丸ベルト22が掛渡されるとと
もに、下側のローラ21と前記下側のローラ18
の前部側との間に前記下側のローラ19を介して
4本の無端状丸ベルト23が掛渡され、第6図に
示すように下側の丸ベルト23の上側走行部23
a間に前記上側の丸ベルト22の下側走行部22
aが介在され、両走行部22a,23aが1本ず
つ交互に並べて配置されて7本のベルト列Mとな
つている。24は前記上下一対の軸8,9の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のロー
ラ、25は前記ローラ21の内側において固定枠
2に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、両ローラ24,25により上下両丸ベ
ルト22,23が緊張されている。なお、前記ロ
ーラ軸17によつても前記上側の丸ベルト20,
22が緊張されている。
5の前端部に対し回動可能に支持された上下一対
のローラ、19は前記上下一対の軸6,7の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、両ローラ18,19間の後部側に5本
の無端状丸ベルト20が上下対向して掛渡されて
いる。21は前記上下一対の軸10,11の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、上側のローラ21と前記上側のローラ
18の前部側との間に前記上側のローラ19を介
して3本の無端状丸ベルト22が掛渡されるとと
もに、下側のローラ21と前記下側のローラ18
の前部側との間に前記下側のローラ19を介して
4本の無端状丸ベルト23が掛渡され、第6図に
示すように下側の丸ベルト23の上側走行部23
a間に前記上側の丸ベルト22の下側走行部22
aが介在され、両走行部22a,23aが1本ず
つ交互に並べて配置されて7本のベルト列Mとな
つている。24は前記上下一対の軸8,9の前端
部に対し回動可能に支持された上下一対のロー
ラ、25は前記ローラ21の内側において固定枠
2に対し回動可能に支持された上下一対のローラ
であつて、両ローラ24,25により上下両丸ベ
ルト22,23が緊張されている。なお、前記ロ
ーラ軸17によつても前記上側の丸ベルト20,
22が緊張されている。
26は前側の固定枠2に対し上下移動可能に支
持された筒状の前押え部材であつて、第6図に示
すように前記下側の丸ベルト23のうち内側の3
本の丸ベルト23の下側走行部が挿入されて押圧
部26a,26bが同丸ベルト23の上下両走行
部間に介在されている。なお、この押圧部26
a,26bは前記ベルト列Mのうち内側の5本に
対応している。27は固定枠2から前記押え部材
26に対応して延設された受圧板であつて、第6
図に示すように前記上側の丸ベルト22の上下両
走行部間に介在されている。
持された筒状の前押え部材であつて、第6図に示
すように前記下側の丸ベルト23のうち内側の3
本の丸ベルト23の下側走行部が挿入されて押圧
部26a,26bが同丸ベルト23の上下両走行
部間に介在されている。なお、この押圧部26
a,26bは前記ベルト列Mのうち内側の5本に
対応している。27は固定枠2から前記押え部材
26に対応して延設された受圧板であつて、第6
図に示すように前記上側の丸ベルト22の上下両
走行部間に介在されている。
28は前記下側の軸5,7,9,11に対しそ
の軸線方向への移動可能に挿通された移動枠であ
つて、その左右両側に取着された雌ねじ部29a
に雄ねじ棒29が螺合されている。この両雄ねじ
棒29は固定枠2に支持され、チエーン29bに
より互いに連動されるとともに、一方の雄ねじ棒
29には後側の固定枠2の外側においてハンドル
29cが取付けられ、このハンドル29cの回転
により前記移動枠28を移動調節可能である。な
お、前記上側の軸16,17,6,8,10はこ
の移動枠28の上縁部に形成された切込み28a
に食込み得るようになつている。30は移動枠2
8内に位置し得るように前記上下一対の軸16,
5に対しその軸線方向への移動可能にかつ回動可
能に支持された上下一対のローラ、31は前記上
下一対の軸6,7に対し同様に支持された上下一
対のローラ、32は前記上下一対の軸10,11
に対し同様に支持された上下一対のローラであつ
て、これらローラ30,31,32は移動枠28
の移動調節に伴い移動枠28に押されるため、移
動枠28に追従して軸線方向へ移動するようにな
つている。
の軸線方向への移動可能に挿通された移動枠であ
つて、その左右両側に取着された雌ねじ部29a
に雄ねじ棒29が螺合されている。この両雄ねじ
棒29は固定枠2に支持され、チエーン29bに
より互いに連動されるとともに、一方の雄ねじ棒
29には後側の固定枠2の外側においてハンドル
29cが取付けられ、このハンドル29cの回転
により前記移動枠28を移動調節可能である。な
お、前記上側の軸16,17,6,8,10はこ
の移動枠28の上縁部に形成された切込み28a
に食込み得るようになつている。30は移動枠2
8内に位置し得るように前記上下一対の軸16,
5に対しその軸線方向への移動可能にかつ回動可
能に支持された上下一対のローラ、31は前記上
下一対の軸6,7に対し同様に支持された上下一
対のローラ、32は前記上下一対の軸10,11
に対し同様に支持された上下一対のローラであつ
て、これらローラ30,31,32は移動枠28
の移動調節に伴い移動枠28に押されるため、移
動枠28に追従して軸線方向へ移動するようにな
つている。
33は前記上側のローラ30,32間に前記上
側のローラ31を介して掛渡された5本の無端状
丸ベルト、34は前記下側のローラ30,32間
に前記下側のローラ31を介して掛渡された6本
の無端状丸ベルトであつて、第6図に示すように
下側の丸ベルト34の上側走行部34a間に前記
上側の丸ベルト33の下側走行部33aが介在さ
れ、両走行部33a,34aが1本ずつ交互に並
べて配置されて11本のベルト列Mとなつている。
35は移動枠28内に位置し得るように前記上下
一対の軸8,9に対しその軸線方向への移動可能
にかつ回動可能に支持された上下一対のローラで
あつて、移動枠28の移動調節に伴い追従して軸
線方向へ移動し、前記ローラ32の内側において
移動枠28に対し回動可能に支持された上下一対
のローラ36とにより前記両丸ベルト33,34
が緊張されている。なお、前記ローラ軸17によ
つても前記上側の丸ベルト33が緊張されてい
る。
側のローラ31を介して掛渡された5本の無端状
丸ベルト、34は前記下側のローラ30,32間
に前記下側のローラ31を介して掛渡された6本
の無端状丸ベルトであつて、第6図に示すように
下側の丸ベルト34の上側走行部34a間に前記
上側の丸ベルト33の下側走行部33aが介在さ
れ、両走行部33a,34aが1本ずつ交互に並
べて配置されて11本のベルト列Mとなつている。
35は移動枠28内に位置し得るように前記上下
一対の軸8,9に対しその軸線方向への移動可能
にかつ回動可能に支持された上下一対のローラで
あつて、移動枠28の移動調節に伴い追従して軸
線方向へ移動し、前記ローラ32の内側において
移動枠28に対し回動可能に支持された上下一対
のローラ36とにより前記両丸ベルト33,34
が緊張されている。なお、前記ローラ軸17によ
つても前記上側の丸ベルト33が緊張されてい
る。
37は前記移動枠28に対し上下移動可能に支
持された筒状の後押え部材、38は移動枠28の
上部に前記後押え部材37に対応して延設された
受圧板であつて、これら後押え部材37及び受圧
板38と上下両丸ベルト33,34との位置関係
は前記前押え部材26の場合と同様である。
持された筒状の後押え部材、38は移動枠28の
上部に前記後押え部材37に対応して延設された
受圧板であつて、これら後押え部材37及び受圧
板38と上下両丸ベルト33,34との位置関係
は前記前押え部材26の場合と同様である。
39は第5図に示すように前記ローラ軸3,4
の後端部に対し支持された一対のプーリーであつ
て、両プーリー39間に無端状丸ベルト40が掛
渡されている。第5図中41は前記上下両ローラ
21に固定されたギヤ、42は前記上下両ローラ
32に固定され同ローラ32とともに軸線方向へ
の移動可能なギヤであつて、両ギヤ41,42に
前記下側の軸11の駆動回転が伝えられ、ローラ
21,32、丸ベルト22,23,33,34等
を介して各部に回転が伝えられる。第2,4図中
43は固定枠2の一側の両ローラ軸3,4間に設
けられたミシン目形成用の鋸刃である。
の後端部に対し支持された一対のプーリーであつ
て、両プーリー39間に無端状丸ベルト40が掛
渡されている。第5図中41は前記上下両ローラ
21に固定されたギヤ、42は前記上下両ローラ
32に固定され同ローラ32とともに軸線方向へ
の移動可能なギヤであつて、両ギヤ41,42に
前記下側の軸11の駆動回転が伝えられ、ローラ
21,32、丸ベルト22,23,33,34等
を介して各部に回転が伝えられる。第2,4図中
43は固定枠2の一側の両ローラ軸3,4間に設
けられたミシン目形成用の鋸刃である。
以上のように構成された包装用フイルム搬送装
置1に対し、機台の一側に上下一対設けられた巻
取ローラ44のうちその一つから包装用フイルム
Fをセツトする場合について説明する。この場
合、予めハンドル29cを操作して移動枠28の
位置を包装用フイルムFの幅寸法に合わせて移動
調節しておく。そして、第2,4図に示すように
機台一側の把手14を掴んで上方へ持上げると、
開閉枠12が軸6を中心に上方へ回動し、上側の
ローラ18,30と下側のローラ18,30との
間が離間してフイルム供給口Pが開く。この状態
から、巻取ロール44の包装用フイルムFの始端
を両ローラ軸3,4を介して供給口Pに導き、下
側の丸ベルト20,23,34上に載せる。次
に、開閉枠12を下方へ戻して上側のローラ1
8,30と下側のローラ18,30とを接近さ
せ、フイルム供給口Pを閉じると、包装用フイル
ムFの幅方向両端縁は第6図に示すように上側の
丸ベルト22,23の下側走行部22a,33a
と下側の丸ベルト23,34の上側走行部23
a,34aとのベルト列Mに対し、内側から1列
目の走行部23a,34aの上、2列目の走行部
22a,33aの下、3列目の走行部23a,3
4aの上へと交互に挾入されて上下蛇行状態にな
る。このセツト状態から包装用フイルムFは搬送
装置1の駆動により包装部Sに展張される。
置1に対し、機台の一側に上下一対設けられた巻
取ローラ44のうちその一つから包装用フイルム
Fをセツトする場合について説明する。この場
合、予めハンドル29cを操作して移動枠28の
位置を包装用フイルムFの幅寸法に合わせて移動
調節しておく。そして、第2,4図に示すように
機台一側の把手14を掴んで上方へ持上げると、
開閉枠12が軸6を中心に上方へ回動し、上側の
ローラ18,30と下側のローラ18,30との
間が離間してフイルム供給口Pが開く。この状態
から、巻取ロール44の包装用フイルムFの始端
を両ローラ軸3,4を介して供給口Pに導き、下
側の丸ベルト20,23,34上に載せる。次
に、開閉枠12を下方へ戻して上側のローラ1
8,30と下側のローラ18,30とを接近さ
せ、フイルム供給口Pを閉じると、包装用フイル
ムFの幅方向両端縁は第6図に示すように上側の
丸ベルト22,23の下側走行部22a,33a
と下側の丸ベルト23,34の上側走行部23
a,34aとのベルト列Mに対し、内側から1列
目の走行部23a,34aの上、2列目の走行部
22a,33aの下、3列目の走行部23a,3
4aの上へと交互に挾入されて上下蛇行状態にな
る。このセツト状態から包装用フイルムFは搬送
装置1の駆動により包装部Sに展張される。
次に、包装用フイルム押え装置について第1〜
12図に従い詳述する。前述した前押え部材26
は第5図に示すように中央押圧部26aとその左
右両側の横押圧部26bとに区分されている。す
なわち、横押圧部26bは第9図に示すように連
結部26cにて一体連結され、この連結部26c
の上面に形成された凹所26dに中央押圧部26
aが載せられている。
12図に従い詳述する。前述した前押え部材26
は第5図に示すように中央押圧部26aとその左
右両側の横押圧部26bとに区分されている。す
なわち、横押圧部26bは第9図に示すように連
結部26cにて一体連結され、この連結部26c
の上面に形成された凹所26dに中央押圧部26
aが載せられている。
第9,10図に横押圧部26bの上下動機構を
示し、127は前記前側固定枠2の前後両側位置
に支持された固定軸128から同一方向へ水平に
延びかつ同軸128に対し回動可能に支持された
一対の支持杆であつて、それらの先端部間には横
押圧部26bが回動可能に軸129着され、両軸
128,129の中心間距離L1が同一になつて
いる。130は前記固定軸128から上方へ延び
かつ前記支持杆127に一体化された一対の連動
杆であつて、それらの先端部間には連結杆131
が回動可能に軸132着され、両軸128,13
2の中心線間距離L2が同一になつているととも
に、前記支持杆127とこの連動杆130とが前
記固定軸128の中心線に対してなす角度差θが
同一になつている。133は前記両支持杆127
の一方から固定軸128を中心として反対方向へ
水平に延びかつ同支持杆127に一体化された操
作杆であつて、その先端部には機台に固定された
ソレノイド134の可動ロツド134aが回動可
能に軸135着されている。136は前記固定軸
128の一方に巻装されたスプリングであつて、
常には前記支持杆127、連動杆1で30及び操
作杆133をA矢印回動方向へ付勢している。1
37は前記連結杆131に螺入されたストツパボ
ルトである。
示し、127は前記前側固定枠2の前後両側位置
に支持された固定軸128から同一方向へ水平に
延びかつ同軸128に対し回動可能に支持された
一対の支持杆であつて、それらの先端部間には横
押圧部26bが回動可能に軸129着され、両軸
128,129の中心間距離L1が同一になつて
いる。130は前記固定軸128から上方へ延び
かつ前記支持杆127に一体化された一対の連動
杆であつて、それらの先端部間には連結杆131
が回動可能に軸132着され、両軸128,13
2の中心線間距離L2が同一になつているととも
に、前記支持杆127とこの連動杆130とが前
記固定軸128の中心線に対してなす角度差θが
同一になつている。133は前記両支持杆127
の一方から固定軸128を中心として反対方向へ
水平に延びかつ同支持杆127に一体化された操
作杆であつて、その先端部には機台に固定された
ソレノイド134の可動ロツド134aが回動可
能に軸135着されている。136は前記固定軸
128の一方に巻装されたスプリングであつて、
常には前記支持杆127、連動杆1で30及び操
作杆133をA矢印回動方向へ付勢している。1
37は前記連結杆131に螺入されたストツパボ
ルトである。
そして、ソレノイド134がオンされて可動ロ
ツド134aが下動されると、操作杆133に連
動する一方の支持杆127が固定軸128を中心
に反A矢印方向へスプリング136の付勢に抗し
て回動されるとともに、同支持杆127の回動に
伴い同軸128を中心に回動する連動杆130に
より、連結杆131が斜め下方へ引かれ、この連
結杆131によりもう一方の連動杆130が固定
軸128を中心に反A矢印方向へ回動されてもう
一方の支持杆127も同軸128を中心に反A矢
印方向へ回動される。これら両支持杆127が同
時に反A矢印方向へ回動されると、横押圧部26
b全体が平均して上昇され、第7図に示すように
前記ベルト列Mのうち内側の5本が横押圧部26
bと受圧板27との間で確実に挾持される。な
お、この横押圧部26bの上動は後記中央押圧部
26aの上動と同時に行われる。一方、ソレノイ
ド134がオフされて可動ロツド134aがスプ
リング136の付勢力で上動されると、横押圧部
26b全体が平均して下降する。この下動位置は
ストツパボルト137で調節することができる。
ツド134aが下動されると、操作杆133に連
動する一方の支持杆127が固定軸128を中心
に反A矢印方向へスプリング136の付勢に抗し
て回動されるとともに、同支持杆127の回動に
伴い同軸128を中心に回動する連動杆130に
より、連結杆131が斜め下方へ引かれ、この連
結杆131によりもう一方の連動杆130が固定
軸128を中心に反A矢印方向へ回動されてもう
一方の支持杆127も同軸128を中心に反A矢
印方向へ回動される。これら両支持杆127が同
時に反A矢印方向へ回動されると、横押圧部26
b全体が平均して上昇され、第7図に示すように
前記ベルト列Mのうち内側の5本が横押圧部26
bと受圧板27との間で確実に挾持される。な
お、この横押圧部26bの上動は後記中央押圧部
26aの上動と同時に行われる。一方、ソレノイ
ド134がオフされて可動ロツド134aがスプ
リング136の付勢力で上動されると、横押圧部
26b全体が平均して下降する。この下動位置は
ストツパボルト137で調節することができる。
第6,10図に中央押圧部26aの上下動機構
を示し、56は前記受圧板27の下面に固定され
た一対のブラケツト57に対し回動可能に支持さ
れた回動軸、58はこの回動軸56の一端部に固
定された取付部材であつて、前記中央押圧部26
aが固定されている。59は前記回動軸56の他
端部に固定された連動杆であつて、下方へ延設さ
れている。60はこの連動杆59の下端部に連結
されたチエーンであつて、固定枠2に固定された
ガイド部材61を介して下方へ案内され、ソレノ
イド62の可動ロツド62aに連結されている。
なお、前記回動軸56はB矢印回動方向へ付勢さ
れている。
を示し、56は前記受圧板27の下面に固定され
た一対のブラケツト57に対し回動可能に支持さ
れた回動軸、58はこの回動軸56の一端部に固
定された取付部材であつて、前記中央押圧部26
aが固定されている。59は前記回動軸56の他
端部に固定された連動杆であつて、下方へ延設さ
れている。60はこの連動杆59の下端部に連結
されたチエーンであつて、固定枠2に固定された
ガイド部材61を介して下方へ案内され、ソレノ
イド62の可動ロツド62aに連結されている。
なお、前記回動軸56はB矢印回動方向へ付勢さ
れている。
そして、ソレノイド62がオンされて可動ロツ
ド62aが下動されると、チエーン60が下方へ
引かれて連動杆59が反B矢印方向へ回動され
る。この回動により中央押圧部26aが回動軸5
6を中心に反B矢印方向へ回動され、前記ベルト
列Mのうち内側の5本が中央押圧部26aと受圧
板27との間で確実に挾持される。一方、ソレノ
イド62がオフされて回動軸56がB矢印方向へ
回動されると、中央押圧部26aが回動軸56を
中心にB矢印方向へ回動されて横押圧部26b間
の凹所26dに再び載せられる。
ド62aが下動されると、チエーン60が下方へ
引かれて連動杆59が反B矢印方向へ回動され
る。この回動により中央押圧部26aが回動軸5
6を中心に反B矢印方向へ回動され、前記ベルト
列Mのうち内側の5本が中央押圧部26aと受圧
板27との間で確実に挾持される。一方、ソレノ
イド62がオフされて回動軸56がB矢印方向へ
回動されると、中央押圧部26aが回動軸56を
中心にB矢印方向へ回動されて横押圧部26b間
の凹所26dに再び載せられる。
又、第11,12図に示すように後押え部材3
7も前押え部材26と同様に中央押圧部37aと
横押圧部37bとに区分され、横押圧部37bが
連結部37cにて一体連結されるとともに、この
連結部37cの上面に形成された凹所37dに中
央押圧部37aが載せられている。ただし、後押
え部材37の中央押圧部37aは前述した前押え
部材26の中央押圧部26aとは若干相違した上
下動機構により作動される。すなわち、第6,1
2図に示すように中央押圧部37aは一対のブラ
ケツト57に支持された支軸67aの一端部に取
付部材58を介して固定され、この支軸67aの
他端部にてこ杆67が固定されている。このてこ
杆67の他端部にはソレノイド68の可動ロツド
68aが連結されているとともに、てこ杆67が
その支軸67aを中心にG矢印回動方向へ付勢さ
れている。なお、後押え部材37の押圧作用も前
押え部材26の場合と同様である。
7も前押え部材26と同様に中央押圧部37aと
横押圧部37bとに区分され、横押圧部37bが
連結部37cにて一体連結されるとともに、この
連結部37cの上面に形成された凹所37dに中
央押圧部37aが載せられている。ただし、後押
え部材37の中央押圧部37aは前述した前押え
部材26の中央押圧部26aとは若干相違した上
下動機構により作動される。すなわち、第6,1
2図に示すように中央押圧部37aは一対のブラ
ケツト57に支持された支軸67aの一端部に取
付部材58を介して固定され、この支軸67aの
他端部にてこ杆67が固定されている。このてこ
杆67の他端部にはソレノイド68の可動ロツド
68aが連結されているとともに、てこ杆67が
その支軸67aを中心にG矢印回動方向へ付勢さ
れている。なお、後押え部材37の押圧作用も前
押え部材26の場合と同様である。
前記前後両押え部材26,37の中央押圧部2
6a,37a及び横押圧部26b,37bにはそ
れぞれスポンジ26A,26B,37A,37B
が貼られ、その上面を押圧面64,70としてい
る。特に、中央押圧部26a,37aの押圧面6
4,70においては、第9〜12図に示すように
その左右両側に凹所65,71が形成され、この
凹所65,71により押圧面64,70の内側縁
部64a,70aには包装用フイルムFを受圧板
27,38との間で挾持するとき包装用フイルム
Fに対し接触する当接部66a,72aと、包装
用フイルムFに接触しない間隙部66b,72b
とが形成されている。
6a,37a及び横押圧部26b,37bにはそ
れぞれスポンジ26A,26B,37A,37B
が貼られ、その上面を押圧面64,70としてい
る。特に、中央押圧部26a,37aの押圧面6
4,70においては、第9〜12図に示すように
その左右両側に凹所65,71が形成され、この
凹所65,71により押圧面64,70の内側縁
部64a,70aには包装用フイルムFを受圧板
27,38との間で挾持するとき包装用フイルム
Fに対し接触する当接部66a,72aと、包装
用フイルムFに接触しない間隙部66b,72b
とが形成されている。
第1,3,4,13〜15,25〜27図に前
記包装用フイルム搬送装置1の上方に設置された
包装用フイルム折込装置76を示し、77は第1
5図に示すように機台上部の左右両側に配置され
たレール78に対し前後方向への移動可能に支持
された両スライダ79をガイド板80及びその前
後両側のローラ81で連結した後折込部材、82
は同後折込部材77の後方において前記両レール
78間に架設された支持板83に対し左右方向へ
の回動可能に軸84着された一対の左右折込部材
であつて、同軸84着部から後折込部材77の下
方を通つて前方へ延び、その長手方向に沿つてガ
イド溝85が透設され、先端部には補助折込板8
6が位置調節可能に螺着されている。87は前記
後折込部材77のガイド板80下面の左右両側位
置に回動可能に軸88着されたガイド片であつ
て、前記左右両折込部材82のガイド溝85に嵌
入されている。
記包装用フイルム搬送装置1の上方に設置された
包装用フイルム折込装置76を示し、77は第1
5図に示すように機台上部の左右両側に配置され
たレール78に対し前後方向への移動可能に支持
された両スライダ79をガイド板80及びその前
後両側のローラ81で連結した後折込部材、82
は同後折込部材77の後方において前記両レール
78間に架設された支持板83に対し左右方向へ
の回動可能に軸84着された一対の左右折込部材
であつて、同軸84着部から後折込部材77の下
方を通つて前方へ延び、その長手方向に沿つてガ
イド溝85が透設され、先端部には補助折込板8
6が位置調節可能に螺着されている。87は前記
後折込部材77のガイド板80下面の左右両側位
置に回動可能に軸88着されたガイド片であつ
て、前記左右両折込部材82のガイド溝85に嵌
入されている。
89は前記両レール78の前端部間に一対のロ
ーラ90を架設してこの両ローラ90を複数本の
ベルト91により連動させた前折込部材であつ
て、ベルト91がC矢印方向へのみ回転されるよ
うになつている。
ーラ90を架設してこの両ローラ90を複数本の
ベルト91により連動させた前折込部材であつ
て、ベルト91がC矢印方向へのみ回転されるよ
うになつている。
93は前記レール78の後端部上に立設された
ブラケツト、94は同ブラケツト93の上部間に
回動可能に架設された支軸95に対し固定された
レバーであつて、上下駆動される連動杆96に対
し回動可能に軸96a着されている。97は前記
ブラケツト93の外側において支軸95の両端部
に対し固定された一対のレバー、98は同レバー
97の先端部に回動可能に軸99着されたリンク
であつて、前記スライダ79の先端部に回動可能
に軸100着されている。
ブラケツト、94は同ブラケツト93の上部間に
回動可能に架設された支軸95に対し固定された
レバーであつて、上下駆動される連動杆96に対
し回動可能に軸96a着されている。97は前記
ブラケツト93の外側において支軸95の両端部
に対し固定された一対のレバー、98は同レバー
97の先端部に回動可能に軸99着されたリンク
であつて、前記スライダ79の先端部に回動可能
に軸100着されている。
そして、前記連動杆96が上動位置にあるとき
には、第15図に示すように前記後折込部材77
が後退位置にあるとともに、前記左右両折込部材
82が互いに開いた状態にある。この状態から連
動杆96が下動すると、第25図に示すように後
折込部材77がレバー97及びリンク98に押さ
れて前進するとともに、後折込部材77のガイド
片87に左右両折込部材82のガイド溝85が位
置規制されて左右両折込部材82が互いに閉じ、
これらの前後左右折込部材89,77,82間を
折込部Rとしてる。この折込部Rは第5図に示す
ように前記包装用フイルム搬送装置1の包装部S
に対応される。
には、第15図に示すように前記後折込部材77
が後退位置にあるとともに、前記左右両折込部材
82が互いに開いた状態にある。この状態から連
動杆96が下動すると、第25図に示すように後
折込部材77がレバー97及びリンク98に押さ
れて前進するとともに、後折込部材77のガイド
片87に左右両折込部材82のガイド溝85が位
置規制されて左右両折込部材82が互いに閉じ、
これらの前後左右折込部材89,77,82間を
折込部Rとしてる。この折込部Rは第5図に示す
ように前記包装用フイルム搬送装置1の包装部S
に対応される。
第13,14図に示すように151は後折込部
材77の上方において前記左右両レール78間に
架設された支持板152に対し左右方向への回動
可能に軸153着された一対の載置部材であつ
て、後折込部材77の上方で左右両折込部材82
に対応して附設され、その基端部151a間に連
結されたスプリング154により常には互いに開
くようになつている。155は前記ガイド板80
の左右両側に取着されたガイド片であつて、載置
部材151の外側のガイド縁156に係合され、
後折込部材77の前後移動に伴いスプリング15
4による載置部材151の開きを規制するように
なつている。
材77の上方において前記左右両レール78間に
架設された支持板152に対し左右方向への回動
可能に軸153着された一対の載置部材であつ
て、後折込部材77の上方で左右両折込部材82
に対応して附設され、その基端部151a間に連
結されたスプリング154により常には互いに開
くようになつている。155は前記ガイド板80
の左右両側に取着されたガイド片であつて、載置
部材151の外側のガイド縁156に係合され、
後折込部材77の前後移動に伴いスプリング15
4による載置部材151の開きを規制するように
なつている。
161は前記両載置部材151の上方において
両レール78間に前後方向へ移動可能に架設され
た押出し部材であつて、その両側で無端状チエー
ン162に連結され、同チエーン162の正逆回
転により両レール78の後方位置から前折込部材
89付近まで往復移動するようになつている。
両レール78間に前後方向へ移動可能に架設され
た押出し部材であつて、その両側で無端状チエー
ン162に連結され、同チエーン162の正逆回
転により両レール78の後方位置から前折込部材
89付近まで往復移動するようになつている。
第1〜4図に品物Wの搬送装置101を示し、
102は前記両ブラケツト93の下部間に架設さ
れた支軸103の両側に対し回動可能に支持され
た一対の支持板であつて、同支軸103から前方
へ延び、その前端間にはスポンジ製の無端状ベル
ト104aを掛渡したコンベヤ104がその後端
部両側において軸102aで回動可能に支持され
て同コンベヤ104が前記搬送装置1の包装部S
に対応されている。113は前記支軸103の下
方において両ブラケツト93間に架設された支軸
114の両側に対し回動可能に支持された一対の
ガイド杆であつて、その先端部に取着されたロー
ラ113aがコンベヤ104の後端部両側から垂
下するガイド板115に対し当接されている。1
16は前記支軸103と軸102a及び支軸11
4とローラ113aとの間において支持板102
とガイド杆113間に軸116a,116bをも
つて回動可能に連結された連動リンクであつて、
上側の左右両軸116aは連結杆117で連結さ
れている。118は両ブラケツト93の上部間に
架設された支持杆119に対し螺合されたハンド
ルであつて、前記連結杆117に固定されてい
る。
102は前記両ブラケツト93の下部間に架設さ
れた支軸103の両側に対し回動可能に支持され
た一対の支持板であつて、同支軸103から前方
へ延び、その前端間にはスポンジ製の無端状ベル
ト104aを掛渡したコンベヤ104がその後端
部両側において軸102aで回動可能に支持され
て同コンベヤ104が前記搬送装置1の包装部S
に対応されている。113は前記支軸103の下
方において両ブラケツト93間に架設された支軸
114の両側に対し回動可能に支持された一対の
ガイド杆であつて、その先端部に取着されたロー
ラ113aがコンベヤ104の後端部両側から垂
下するガイド板115に対し当接されている。1
16は前記支軸103と軸102a及び支軸11
4とローラ113aとの間において支持板102
とガイド杆113間に軸116a,116bをも
つて回動可能に連結された連動リンクであつて、
上側の左右両軸116aは連結杆117で連結さ
れている。118は両ブラケツト93の上部間に
架設された支持杆119に対し螺合されたハンド
ルであつて、前記連結杆117に固定されてい
る。
そして、ハンドル118を回転させて支持杆1
19に対し上下移動させると、前記支持板102
が支軸103を中心に上下方向へ回動するととも
に、ガイド杆113が連動リンク116を介して
支軸114を中心に上下方向へ回動し、コンベヤ
104のガイド板115をガイド杆113のロー
ラ113aが摺動しながらコンベヤ104が上下
方向へほぼ平行移動する。
19に対し上下移動させると、前記支持板102
が支軸103を中心に上下方向へ回動するととも
に、ガイド杆113が連動リンク116を介して
支軸114を中心に上下方向へ回動し、コンベヤ
104のガイド板115をガイド杆113のロー
ラ113aが摺動しながらコンベヤ104が上下
方向へほぼ平行移動する。
108は前記コンベヤ104の駆動軸104b
に固定されたベルト車、109は前記支軸103
に回動可能に支持されたベルト車であつて、両ベ
ルト車108,109間にベルト110が掛渡さ
れている。111はベルト車109に連動するよ
うに前記支軸103に対し回動可能に支持された
スプロケツトであつて、チエーン112により駆
動回転されるようになつている。
に固定されたベルト車、109は前記支軸103
に回動可能に支持されたベルト車であつて、両ベ
ルト車108,109間にベルト110が掛渡さ
れている。111はベルト車109に連動するよ
うに前記支軸103に対し回動可能に支持された
スプロケツトであつて、チエーン112により駆
動回転されるようになつている。
そして、チエーン112がD矢印方向へ回転さ
れると、スプロケツト111、ベルト車109、
ベルト110、ベルト車108を介してコンベヤ
104のベルト104aが送り出し方向Eへ回動
する。しかし、スプロケツト111はワンウエイ
クラツチ111aにて支軸103に支持されてい
るため、チエーン112の回転がスプロケツト1
11に伝達されず、コンベヤ104のベルト10
4aが逆回転しない。
れると、スプロケツト111、ベルト車109、
ベルト110、ベルト車108を介してコンベヤ
104のベルト104aが送り出し方向Eへ回動
する。しかし、スプロケツト111はワンウエイ
クラツチ111aにて支軸103に支持されてい
るため、チエーン112の回転がスプロケツト1
11に伝達されず、コンベヤ104のベルト10
4aが逆回転しない。
第1,2図に白枠で示すように46は前記包装
用フイルム搬送装置1の下方に設置された品物供
給装置45(例えば特開昭59−124226号公報参
照)の内端部と前記包装部S及び折込部Rとの間
を上下動される品物受台装置(例えば特開昭59−
124212号公報参照)であつて、傾動可能に付勢さ
れた複数の受台(図示せず)を備え、最下動位置
において品物供給装置45から品物Wが移送され
て載置されるようになつている。
用フイルム搬送装置1の下方に設置された品物供
給装置45(例えば特開昭59−124226号公報参
照)の内端部と前記包装部S及び折込部Rとの間
を上下動される品物受台装置(例えば特開昭59−
124212号公報参照)であつて、傾動可能に付勢さ
れた複数の受台(図示せず)を備え、最下動位置
において品物供給装置45から品物Wが移送され
て載置されるようになつている。
第1,2,5,13,16〜24図に示すよう
に171は前記受台装置46の左右両側において
回動軸172に固着されたレバー173の先端部
に対し軸173aをもつて連結された押上げ部材
であつて、この軸173aから上方へ延びる両直
立杆171aとこの両直立杆171aの上端部間
に着脱可能に挿着された枠体171bとからな
り、この両直立杆171aの中間部にはレバー1
74が軸174aをもつて回動可能に連結されて
平行四リンク機構が構成されている。175は前
記枠体171bの左右両側において回動可能に支
持された傾動板であつて、図示しないが、ソレノ
イドにより上下方向へ傾動し得るようになつてい
る。177はこの傾動板175上において傾動可
能に支持された左右両押え部材、180は前記レ
バー173に連結されたスプリングであつて、常
にはレバー173を下方へ傾動させるように付勢
している。182は前記左右両押え部材177の
上方においてこれに対峙するように機台に固定さ
れた受圧板である。
に171は前記受台装置46の左右両側において
回動軸172に固着されたレバー173の先端部
に対し軸173aをもつて連結された押上げ部材
であつて、この軸173aから上方へ延びる両直
立杆171aとこの両直立杆171aの上端部間
に着脱可能に挿着された枠体171bとからな
り、この両直立杆171aの中間部にはレバー1
74が軸174aをもつて回動可能に連結されて
平行四リンク機構が構成されている。175は前
記枠体171bの左右両側において回動可能に支
持された傾動板であつて、図示しないが、ソレノ
イドにより上下方向へ傾動し得るようになつてい
る。177はこの傾動板175上において傾動可
能に支持された左右両押え部材、180は前記レ
バー173に連結されたスプリングであつて、常
にはレバー173を下方へ傾動させるように付勢
している。182は前記左右両押え部材177の
上方においてこれに対峙するように機台に固定さ
れた受圧板である。
そして、第16図に示すようにレバー173が
スプリング180の付勢により下方へ傾動されて
いる状態では、押上げ部材171の直立杆171
aが下動してその枠体171bも下動するととも
に、傾動板175が下方へ傾動し、左右両押え部
材177も下動して受圧板182から離間してい
る。この状態から、第20図に示すように回動軸
172の回転でレバー173がスプリング180
の付勢に抗して上方へ傾動されると、押上げ部材
171の直立杆171aが上動してその枠体17
1bが前記包装部S及び折込部Rへ向けて上動す
る。この上動に伴い傾動板175が上方へ傾動
し、枠体171bが受圧板182付近に達したと
ころで左右両押え部材177が受圧板182に対
し圧接される。左右両押え部材177がこの圧接
状態を維持したまま、第21図に示すようにレバ
ー173が上方へ傾動すると、枠体171bがさ
らに上動する。逆にレバー173が下方へ傾動す
ると、第24図に示すように押上げ部材171の
直立杆171a及び枠体171bが下動するとと
もに、傾動板175が下方へ傾動し、左右両押え
部材177が下動して受圧板182から離間す
る。
スプリング180の付勢により下方へ傾動されて
いる状態では、押上げ部材171の直立杆171
aが下動してその枠体171bも下動するととも
に、傾動板175が下方へ傾動し、左右両押え部
材177も下動して受圧板182から離間してい
る。この状態から、第20図に示すように回動軸
172の回転でレバー173がスプリング180
の付勢に抗して上方へ傾動されると、押上げ部材
171の直立杆171aが上動してその枠体17
1bが前記包装部S及び折込部Rへ向けて上動す
る。この上動に伴い傾動板175が上方へ傾動
し、枠体171bが受圧板182付近に達したと
ころで左右両押え部材177が受圧板182に対
し圧接される。左右両押え部材177がこの圧接
状態を維持したまま、第21図に示すようにレバ
ー173が上方へ傾動すると、枠体171bがさ
らに上動する。逆にレバー173が下方へ傾動す
ると、第24図に示すように押上げ部材171の
直立杆171a及び枠体171bが下動するとと
もに、傾動板175が下方へ傾動し、左右両押え
部材177が下動して受圧板182から離間す
る。
以上詳述した包装機は、このままでは蓋付トレ
イを包装することができないが、本実施例では、
特に、同蓋を閉じたままトレイを品物供給装置4
5から品物受台装置46を経て包装部Sへ如何に
搬送するか、換言すれば、上下動する品物受台装
置46に対し、蓋を押える部材が干渉しないよう
にするにはどうしたらよいかについて工夫を凝ら
した。以下、蓋押え手段について第1,2,5図
に従い詳述する。
イを包装することができないが、本実施例では、
特に、同蓋を閉じたままトレイを品物供給装置4
5から品物受台装置46を経て包装部Sへ如何に
搬送するか、換言すれば、上下動する品物受台装
置46に対し、蓋を押える部材が干渉しないよう
にするにはどうしたらよいかについて工夫を凝ら
した。以下、蓋押え手段について第1,2,5図
に従い詳述する。
前記品物供給装置45の上方には棒状の蓋押え
部材48が同装置45の移送面45aとの間にト
レイ移送間隔を持たせて移送方向へ延びるように
一対平行に設置されている。この蓋押え部材48
は品物供給装置45の外端側の上方において機台
に固着された管材49と、同装置45の内端側の
上方において前記フイルム搬送装置1の移動枠2
8の下側に固着された棒材50とからなる。同棒
材50は管材49内に対し移動可能に挿入されて
互いに連続し、移動枠28とともに品物供給装置
45の移送方向へ移動し得るようになつている。
この棒材50の内端部50aにはこれに連続して
可撓体51(本実施例ではゴム管)がその一端で
着脱可能に連結されて片持梁状に支持され、その
自由端51a側が前記品物受台装置46の上方に
垂れ下がつた状態で位置している。この可撓体5
1も移動枠28の移動に伴い棒材50とともに移
動し得るようになつている。なお、前記管材49
の外端部49aは上方へ円弧状に屈曲されてい
る。又、前記押上げ部材171の枠体171bに
は品物供給装置45とは反対側である品物受台装
置46の一側方においてトレイ落下防止板183
が垂下状態で固着されている。
部材48が同装置45の移送面45aとの間にト
レイ移送間隔を持たせて移送方向へ延びるように
一対平行に設置されている。この蓋押え部材48
は品物供給装置45の外端側の上方において機台
に固着された管材49と、同装置45の内端側の
上方において前記フイルム搬送装置1の移動枠2
8の下側に固着された棒材50とからなる。同棒
材50は管材49内に対し移動可能に挿入されて
互いに連続し、移動枠28とともに品物供給装置
45の移送方向へ移動し得るようになつている。
この棒材50の内端部50aにはこれに連続して
可撓体51(本実施例ではゴム管)がその一端で
着脱可能に連結されて片持梁状に支持され、その
自由端51a側が前記品物受台装置46の上方に
垂れ下がつた状態で位置している。この可撓体5
1も移動枠28の移動に伴い棒材50とともに移
動し得るようになつている。なお、前記管材49
の外端部49aは上方へ円弧状に屈曲されてい
る。又、前記押上げ部材171の枠体171bに
は品物供給装置45とは反対側である品物受台装
置46の一側方においてトレイ落下防止板183
が垂下状態で固着されている。
次に、蓋付トレイW(蓋W1が本体の一側縁に
一体成形されて本体に対し上下方向へ開閉可能に
なつているもの)の包装作用の概略について説明
する。
一体成形されて本体に対し上下方向へ開閉可能に
なつているもの)の包装作用の概略について説明
する。
まず、第16図に示すように同蓋付トレイWを
品物供給装置45上に載せてその蓋W1が同トレ
イWの移送方向側へ開いた状態にする。
品物供給装置45上に載せてその蓋W1が同トレ
イWの移送方向側へ開いた状態にする。
この状態から、トレイWが品物受台装置46へ
向けて移送されると、蓋押え部材48の管材49
の外端部49aに蓋W1が当接してしだいに閉じ
られながら、トレイWが同管材49の下方にくい
込む。そして、第18図に示すように蓋W1が同
押え部材48の管材49及び棒材50により下方
へ押えられながら、トレイWが移動する。
向けて移送されると、蓋押え部材48の管材49
の外端部49aに蓋W1が当接してしだいに閉じ
られながら、トレイWが同管材49の下方にくい
込む。そして、第18図に示すように蓋W1が同
押え部材48の管材49及び棒材50により下方
へ押えられながら、トレイWが移動する。
次いで、下動してきた品物受台装置46上にト
レイWの一部が載るとき、蓋W1が可撓体51の
下方にくい込んでこれを持ち上げる。その後、蓋
W1が前記棒材50の内端部50aから離れると
ともに、可撓体51の重量により下方へ押さえら
れ、第19図に示すようにトレイWが品物受台装
置46上に完全に移送されたときにも可撓体51
による蓋W1の押さえを保持することができる。
このとき、押上げ部材171は既に最下動位置に
あり、又後折込部材77は連動杆96の上動によ
り後退する。
レイWの一部が載るとき、蓋W1が可撓体51の
下方にくい込んでこれを持ち上げる。その後、蓋
W1が前記棒材50の内端部50aから離れると
ともに、可撓体51の重量により下方へ押さえら
れ、第19図に示すようにトレイWが品物受台装
置46上に完全に移送されたときにも可撓体51
による蓋W1の押さえを保持することができる。
このとき、押上げ部材171は既に最下動位置に
あり、又後折込部材77は連動杆96の上動によ
り後退する。
この給送に同調して包装用フイルム搬送装置1
が駆動されると、供給口Pに位置する包装用フイ
ルムFの始端は搬送装置1の中央部の包装部Sに
向けて搬送されていく。その途中において、前記
鋸刃43により包装用フイルムFの一定長さ毎に
幅方向のミシン目が形成され、さらに供給口Pで
前記ローラ軸4に瞬時ブレーキがかかつて、上下
両軸15,4に挾持されている包装用フイルムF
が引張られ、この引張力により前記ミシン目で切
断され、第5図に示すように包装部S上まで搬送
される。
が駆動されると、供給口Pに位置する包装用フイ
ルムFの始端は搬送装置1の中央部の包装部Sに
向けて搬送されていく。その途中において、前記
鋸刃43により包装用フイルムFの一定長さ毎に
幅方向のミシン目が形成され、さらに供給口Pで
前記ローラ軸4に瞬時ブレーキがかかつて、上下
両軸15,4に挾持されている包装用フイルムF
が引張られ、この引張力により前記ミシン目で切
断され、第5図に示すように包装部S上まで搬送
される。
包装部S上の包装用フイルムFは第7,8図に
示すように前後両押え部材26,37の上動によ
り受圧板27,38との間で挾持される。
示すように前後両押え部材26,37の上動によ
り受圧板27,38との間で挾持される。
この包装用フイルムセツト状態から押上げ部材
171が上動されると、第20図に示すようにそ
の枠体171bが包装用フイルムFに達したとこ
ろで左右両押え部材177が受圧板182に当接
して包装用フイルムFの左右両端縁も挾持する。
その後、第2,21図に示すように包装用フイル
ムFが枠体171bで押上げられて伸張される。
171が上動されると、第20図に示すようにそ
の枠体171bが包装用フイルムFに達したとこ
ろで左右両押え部材177が受圧板182に当接
して包装用フイルムFの左右両端縁も挾持する。
その後、第2,21図に示すように包装用フイル
ムFが枠体171bで押上げられて伸張される。
次に、第22図に示すように品物受台装置46
が上動すると、その上のトレイWが押し上げられ
るとともに、この押し上げに伴い可撓体51が上
方へ撓みながら蓋W1の押えを保持する。このと
き、トレイWはトレイ落下防止板183に沿つて
上動する。そして、第23図に示すようにトレイ
Wが包装用フイルムFに接触するまでには可撓体
51が蓋W1から離れ、品物受台装置46の各受
台間の隙間(例えば特開昭59−124212号公報参
照)を通して再び垂れ下がるとともに、第24図
に示すように押上げ部材171の枠体171bが
包装用フイルムFから離れ、トレイWが上方から
包装用フイルムFで覆われる。このとき、トレイ
Wは包装用フイルムFの伸張で上方から押え付け
られるが、包装用フイルムFは通常枠体171b
の上動で伸張された後包装終了までの短時間では
あまり収縮しないため、品物Wにはさほど押え力
がかからない。左右両押え部材177は枠体17
1bの下動に伴い受圧板182から離れ、包装用
フイルムFの左右両端縁の挾持が解除される。こ
の解除により、品物Wへの押え力はより一層軽減
される。
が上動すると、その上のトレイWが押し上げられ
るとともに、この押し上げに伴い可撓体51が上
方へ撓みながら蓋W1の押えを保持する。このと
き、トレイWはトレイ落下防止板183に沿つて
上動する。そして、第23図に示すようにトレイ
Wが包装用フイルムFに接触するまでには可撓体
51が蓋W1から離れ、品物受台装置46の各受
台間の隙間(例えば特開昭59−124212号公報参
照)を通して再び垂れ下がるとともに、第24図
に示すように押上げ部材171の枠体171bが
包装用フイルムFから離れ、トレイWが上方から
包装用フイルムFで覆われる。このとき、トレイ
Wは包装用フイルムFの伸張で上方から押え付け
られるが、包装用フイルムFは通常枠体171b
の上動で伸張された後包装終了までの短時間では
あまり収縮しないため、品物Wにはさほど押え力
がかからない。左右両押え部材177は枠体17
1bの下動に伴い受圧板182から離れ、包装用
フイルムFの左右両端縁の挾持が解除される。こ
の解除により、品物Wへの押え力はより一層軽減
される。
その後、品物受台装置46の上動に伴い連動杆
96が下動すると、後退位置にある後折込部材7
7が前進する。この前進に伴い、後折込部材77
上のガイド片155で載置部材151のガイド縁
156がスプリング154の付勢に抗して内方へ
押され、両載置部材151が互いに接近する。こ
の両載置部材151は包装用フイルムFを品物受
台装置46の載置台上の品物Wの下側へ向けて押
込むとともに、トレイW1の下面から下方へ若干
離間させた位置で同載置台に当接してこれを傾動
させ、第25図に示すように品物Wの下方に入り
込んでこれを載置する。このとき、後折込部材7
7の前進に伴い左右両折込部材82も少し遅れて
互いに接近する。次に、後折込部材77及び左右
両折込部材82が両載置部材151と同様に品物
Wの下方に入り込むと、第26図に示すように後
折込部材77が品物Wの下方に十分に入り込んだ
ところで、両載置部材151はスプリング154
の付勢で互いに離間して品物Wから離れ、品物W
が後折込部材77上に載せられる。そして、品物
受台装置46が再び下動すると、品物Wが後折込
部材77上に載りながら品物Wの下側で後方及び
左右両方向から包装用フイルムFの折込動作が行
われる。この折込動作と同期して、後押え部材3
7の中央押圧部37a及び横押圧部37b並びに
前押え部材26の横押圧部26bによる挾持が解
除され、前押え部材26の中央押圧部26aによ
る挾持のみを維持する。
96が下動すると、後退位置にある後折込部材7
7が前進する。この前進に伴い、後折込部材77
上のガイド片155で載置部材151のガイド縁
156がスプリング154の付勢に抗して内方へ
押され、両載置部材151が互いに接近する。こ
の両載置部材151は包装用フイルムFを品物受
台装置46の載置台上の品物Wの下側へ向けて押
込むとともに、トレイW1の下面から下方へ若干
離間させた位置で同載置台に当接してこれを傾動
させ、第25図に示すように品物Wの下方に入り
込んでこれを載置する。このとき、後折込部材7
7の前進に伴い左右両折込部材82も少し遅れて
互いに接近する。次に、後折込部材77及び左右
両折込部材82が両載置部材151と同様に品物
Wの下方に入り込むと、第26図に示すように後
折込部材77が品物Wの下方に十分に入り込んだ
ところで、両載置部材151はスプリング154
の付勢で互いに離間して品物Wから離れ、品物W
が後折込部材77上に載せられる。そして、品物
受台装置46が再び下動すると、品物Wが後折込
部材77上に載りながら品物Wの下側で後方及び
左右両方向から包装用フイルムFの折込動作が行
われる。この折込動作と同期して、後押え部材3
7の中央押圧部37a及び横押圧部37b並びに
前押え部材26の横押圧部26bによる挾持が解
除され、前押え部材26の中央押圧部26aによ
る挾持のみを維持する。
前記折込み時押出し部材161は前進して品物
Wに接近しており、その後押出し部材161がさ
らに前進して品物Wを押出すところで、前押え部
材26の中央押圧部26aが解除されるととも
に、ベルト104aが回転される。そして、品物
Wはこのベルト104aに対し離間若しくは接触
した状態で押出し部材161の前進により前方へ
搬送され、このベルト104aにより上方から支
えられて振れを防止されながら、第27図に示す
ように後折込部材77上から前折込部材89上に
移送される。その移送途中で、品物Wの下側にお
いて包装用フイルムFが前折込部材89に当たつ
て前方からも折込まれ、後方からの折込みに左右
両方向からの折込みが重なるとともにさらに前方
からの折込みが重なつて第28図に示すように品
物Wの下側で折りたたみ部F1となる。この前折
込み時に品物受台装置46がさらに下動すると、
可撓体51が同装置46の前記隙間を通つてその
上方に位置し、第18図に示す状態に戻る。次
に、連動杆96が再び上動されて後折込部材77
が後退するとともに、その後退に伴い左右両折込
部材82が互いに開き、又、押出し部材161も
後退する。
Wに接近しており、その後押出し部材161がさ
らに前進して品物Wを押出すところで、前押え部
材26の中央押圧部26aが解除されるととも
に、ベルト104aが回転される。そして、品物
Wはこのベルト104aに対し離間若しくは接触
した状態で押出し部材161の前進により前方へ
搬送され、このベルト104aにより上方から支
えられて振れを防止されながら、第27図に示す
ように後折込部材77上から前折込部材89上に
移送される。その移送途中で、品物Wの下側にお
いて包装用フイルムFが前折込部材89に当たつ
て前方からも折込まれ、後方からの折込みに左右
両方向からの折込みが重なるとともにさらに前方
からの折込みが重なつて第28図に示すように品
物Wの下側で折りたたみ部F1となる。この前折
込み時に品物受台装置46がさらに下動すると、
可撓体51が同装置46の前記隙間を通つてその
上方に位置し、第18図に示す状態に戻る。次
に、連動杆96が再び上動されて後折込部材77
が後退するとともに、その後退に伴い左右両折込
部材82が互いに開き、又、押出し部材161も
後退する。
包装後同品物Wはヒータ装置47へ搬出され、
そこで折りたたみ部F1が密着されて一工程が終
了する。
そこで折りたたみ部F1が密着されて一工程が終
了する。
なお、前記実施例では、可撓体51としてゴム
管を利用し、主にその重量によりトレイWの蓋W
1を押えているが、蓋W1の開放力が大きい場合
には、同ゴム管の重量を大きくしたり、弾性力の
強いゴム管に変更してその重量のほかにこの弾性
力も加えて蓋W1を押えるようにしてもよい。
又、ゴム管に代えて、可撓芯材の外周にコイルス
プリングを巻装した可撓体を利用することも可能
である。又、両蓋押え部材48及び両可撓体51
の上下方向位置や前後左右方向位置を調節可能な
構造にして、トレイWの大きさや高さに合わせて
これらを位置調節できるようにしてもよい。
管を利用し、主にその重量によりトレイWの蓋W
1を押えているが、蓋W1の開放力が大きい場合
には、同ゴム管の重量を大きくしたり、弾性力の
強いゴム管に変更してその重量のほかにこの弾性
力も加えて蓋W1を押えるようにしてもよい。
又、ゴム管に代えて、可撓芯材の外周にコイルス
プリングを巻装した可撓体を利用することも可能
である。又、両蓋押え部材48及び両可撓体51
の上下方向位置や前後左右方向位置を調節可能な
構造にして、トレイWの大きさや高さに合わせて
これらを位置調節できるようにしてもよい。
発明の効果
要するに本方法及び本装置によれば、蓋付トレ
イWを包装用フイルムFにより機械的にかつ迅速
に被包することができる。
イWを包装用フイルムFにより機械的にかつ迅速
に被包することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るトレイ搬入装
置を利用した包装機の側面概略断面図、第2図は
第1図のX−X線から見た同包装機の概略断面
図、第3図は折込装置及び搬出装置の側面概略拡
大断面図、第4図は第1図のX−X線から見た同
両装置の概略拡大断面図、第5図は包装用フイル
ム搬送装置の概略拡大平面図、第6図は第5図の
Y−Y線概略拡大断面図、第7図及び第8図は前
後両押え部材による挾持状態を示す部分断面図、
第9図は前押え部材の一部切欠正面図、第10図
は同じく一部切欠平面図、第11図は後押え部材
の一部切欠正面図、第12図は同じく一部切欠平
面図、第13図は折込装置の概略拡大平面図、第
14図は同じく側面概略拡大断面図、第15図は
折込装置のうち各折込部材を示す一部切欠拡大平
面図、第16図は押上げ部材及び左右両押え部材
を示す概略側面図、第17図は同じく概略平面
図、第20,21,23,24図はこれらの上下
動作用並びにこれらと品物受台装置との位置関係
を示す概略側面図であつて、特に第16,18〜
23図は包装部へのトレイ搬送作用を示す説明
図、第25図〜第27図は折込作用を示す側面概
略拡大断面図、第28図は包装用フイルムで包装
された品物の断面図である。 包装用フイルム搬送装置……1、前押え部材…
…26、中央押圧部……26a、横押圧部……2
6b、受圧板……27、移動枠……28、後押え
部材……37、中央押圧部……37a、横押圧部
……37b、受圧板……38、品物供給装置……
45、品物受台装置……46、蓋押え部材……4
8、管材……49、棒材……50、可撓体……5
1、押圧面……64,70、内側縁部……64
a,70a、凹所……65,71、当接部……6
6a,72a、間隙部……66b,72b、折込
装置……76、後折込部材……77、左右両折込
部材……82、前折込部材……89、搬出装置…
…101、コンベヤ……104、載置部材……1
51、ガイド片……155、ガイド縁……15
6、押出し部材……161、押上げ部材……17
1、直立杆……171a、枠体……171b、レ
バー……173,174、左右両押え部材……1
77、受圧板……182、トレイ落下防止板……
183、包装用フイルム……F、包装部……S、
折込部……R、トレイ……W、蓋……W1。
置を利用した包装機の側面概略断面図、第2図は
第1図のX−X線から見た同包装機の概略断面
図、第3図は折込装置及び搬出装置の側面概略拡
大断面図、第4図は第1図のX−X線から見た同
両装置の概略拡大断面図、第5図は包装用フイル
ム搬送装置の概略拡大平面図、第6図は第5図の
Y−Y線概略拡大断面図、第7図及び第8図は前
後両押え部材による挾持状態を示す部分断面図、
第9図は前押え部材の一部切欠正面図、第10図
は同じく一部切欠平面図、第11図は後押え部材
の一部切欠正面図、第12図は同じく一部切欠平
面図、第13図は折込装置の概略拡大平面図、第
14図は同じく側面概略拡大断面図、第15図は
折込装置のうち各折込部材を示す一部切欠拡大平
面図、第16図は押上げ部材及び左右両押え部材
を示す概略側面図、第17図は同じく概略平面
図、第20,21,23,24図はこれらの上下
動作用並びにこれらと品物受台装置との位置関係
を示す概略側面図であつて、特に第16,18〜
23図は包装部へのトレイ搬送作用を示す説明
図、第25図〜第27図は折込作用を示す側面概
略拡大断面図、第28図は包装用フイルムで包装
された品物の断面図である。 包装用フイルム搬送装置……1、前押え部材…
…26、中央押圧部……26a、横押圧部……2
6b、受圧板……27、移動枠……28、後押え
部材……37、中央押圧部……37a、横押圧部
……37b、受圧板……38、品物供給装置……
45、品物受台装置……46、蓋押え部材……4
8、管材……49、棒材……50、可撓体……5
1、押圧面……64,70、内側縁部……64
a,70a、凹所……65,71、当接部……6
6a,72a、間隙部……66b,72b、折込
装置……76、後折込部材……77、左右両折込
部材……82、前折込部材……89、搬出装置…
…101、コンベヤ……104、載置部材……1
51、ガイド片……155、ガイド縁……15
6、押出し部材……161、押上げ部材……17
1、直立杆……171a、枠体……171b、レ
バー……173,174、左右両押え部材……1
77、受圧板……182、トレイ落下防止板……
183、包装用フイルム……F、包装部……S、
折込部……R、トレイ……W、蓋……W1。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蓋W1が本体の一側縁に設けられて本体に対
し上下方向へ開閉可能になつている蓋付トレイW
を品物供給装置45上に載せてその蓋W1が同ト
レイWの移送方向側へ開いた状態とし、 その後、品物供給装置45の上方に設けた蓋押
え部材48により前記蓋W1が下方へ押えられな
がら、トレイWが品物受台装置46へ向けて移送
され、 次いで、このトレイWが品物受台装置46上に
移送されたとき、その蓋W1が前記蓋押え部材4
8から離れるとともに、上下方向へ撓む可撓体5
1によりこの蓋W1が下方へ押えられ、 さらに、品物受台装置46が上動されてその上
のトレイWが押し上げられるとともに、同トレイ
Wの蓋W1を押える前記可撓体51がこの押し上
げに伴い上方へ撓みながら同蓋W1の押えを保持
し、 最後に、この品物受台装置46の上方の包装部
Sに展張された包装用フイルムFによりトレイW
が上方から覆われるとともに、前記可撓体51が
トレイWの蓋W1から離れるようにしたことを特
徴とする包装機における包装部への蓋付トレイ搬
送方法。 2 トレイWを載せて移送する品物供給装置45
と、この品物供給装置45から移送されるトレイ
Wを載せて上方の包装部Sへ上動する品物受台装
置46と、この包装部Sに包装用フイルムFを展
張させるフイルム搬送装置1とを備え、 前記品物供給装置45の上方にはその移送面4
5aとの間にトレイ移送間隔を持たせて蓋押え部
材48を設置するとともに、この蓋押え部材48
に連続して片持梁状の可撓体51を上下方向へ撓
むように設置し、この可撓体51の自由端51a
側を前記品物受台装置46の上方に位置させたこ
とを特徴とする包装機における包装部への蓋付ト
レイ搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11291085A JPS61273322A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 包装機における包装部への蓋付トレイ搬送方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11291085A JPS61273322A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 包装機における包装部への蓋付トレイ搬送方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61273322A JPS61273322A (ja) | 1986-12-03 |
JPH0356963B2 true JPH0356963B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=14598548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11291085A Granted JPS61273322A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | 包装機における包装部への蓋付トレイ搬送方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61273322A (ja) |
-
1985
- 1985-05-24 JP JP11291085A patent/JPS61273322A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61273322A (ja) | 1986-12-03 |
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