JPH0356614A - 低酸素極低炭素鋼製造方法 - Google Patents
低酸素極低炭素鋼製造方法Info
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利川分野〉
本発明は、極低炭素鋼の高消浄化の方法に関するもので
ある. 〈従来の技術〉 近年、自動車用Fi鋼板の材質特性の品質要求が厳しく
なり、より低い炭素および窒素含有量の鋼が必要となっ
てきている.また、この薄鋼仮では表面品質の嬰求も厳
しく高?n浄化が必要となり゜ζいる.このような低酸
素極低炭素鋼の熔製は、従来転炉で[C]を0.02〜
0. 05重遣%(以下%と略す)程度まで吹き下げた
のち、未脱酸で出鋼されRH式真空脱ガス装置において
、[C]を0.002%以下まで真空脱炭され続いて脱
酸、成分の微iJ4整が行われる. 極低炭素鋼を製造する際には、転炉でEC]を吹き下げ
るため出鋼時にFed, MnOiI度の高い酸化性ス
ラグが溶鋼上に生成し、Fed, MnOは2次精錬後
においてもそのまま高濃度でスラグ中に残在してしまう
.これらのFed, MnOは2次精錬後に鋼中の[A
j!], [Til等のより酸化されやすい元素と反
応して微小な介在物を生成させる.この介在物は、連続
鋳造のノズル詰まりや製品表面の欠陥の原因となる. [C]が0. 02%以上の場合には、出調時に脱酸剤
と同時にフラックス及びスラグ改質剤を添加し、転炉だ
けで満足すべき?ff浄度が得られている(例えば、特
開昭62−39205号公11)カ、[ C ] カ0
.02%以下の極低炭素鋼の場合には、真空脱炭処理が
不可欠であり、出鋼中にスラグの還元剤を投入し゜ζも
、l容鋼が脱酸されていないために十分な還元が行われ
ない。一方、あまりスラグ脱酸を進めると溶鋼が脱酸さ
れて、脱炭処理に必要な酸素が不足することになる. 〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記の問題を解決し、特に極低炭素領域の溶
鋼の高消浄化を図ることを目的としたものである. く課題を解決するための手段〉 本発明は、製鋼炉から取鍋へ出鋼した溶鋼を真空脱ガス
装nで脱炭処理に続いて脱酸処理を行う2次梢綽におい
て、脱炭処理までは酸化性スラグを取鍋の溶鋼上に保持
し、脱酸処理を開始すると同時に該酸化性スラグを還元
することによって介在物を低減することを特徴とする゛
低酸素極低炭素鋼製造方法である. く作用〉 取鍋内溶鋼を真空脱ガス装置で脱炭処理し脱酸処理を行
う2次梢紳の際、従来は出鋼前に脱酸剤?脱酸した溶鋼
を、真空脱ガス装置で脱炭脱酸していたが、本発明では
、出鋼時に未脱酸のま)とし、又は脱炭に必嬰な酸素濃
度に?JJ整し、真空脱ガス装置で脱炭処理するまでは
酸化性スラグを取鍋の溶鋼上に保持し、JB2炭処理を
した.従来例の場合、出鋼時のスラグ中T.Feは著し
く低下している一方、真空脱炭処理に時間が力いってい
た.本発明では出鋼時、酸化性スラグが残っているので
真空脱炭処理は余分な特間をとらずにできる. また、脱炭処理に続く脱酸剤による脱酸処■1l!の開
始と同時にスラグ還元剤を添加し、{晃1lL酸化性ス
ラグを還元ずることによって、スラグ中のPeO, M
nO等の溶鋼汚染源を還元し、溶鋼のより7r+浄化を
達成できる. 上記スラグ還元剤はスラグとの反応を良くするため、取
堝上に広く散布するとともに、機械あるいはガスによっ
てスラグ層をII↑ずることが必要である.更に、取鍋
耐火物中のSi02i)1度が高い場合例えば、耐火材
としてジルコン(Z『0■SiO■・・・Si?wl度
50%以上)やろう石(SiO■濃度80%以上)を用
いる時には、鋼中の[^j!].[tB等のより酸化さ
れやすい元素と反応して微小な介在物を生成させる.従
って、低酸素極低炭素鋼製造用耐火物は低Singのも
の例えば、高アル弓ナ質耐大物(SiOzfi度30%
未満)を選ぶ必要がある.〈実施例〉 従来例、比較例および実施例を以下に説明する.従来例
; 出鋼時の溶鋼成分 C:0.03%、FreeO :
650pppm,スラグ中′r,Fe:12%で脱酸せ
ずに出鋼した.Rll式真空脱ガス装置にて、脱炭処理
し、C:20ρp餠にした後、^l脱酸を行ない合金を
添加した.Rll式真空脱ガス処理終了時のT.O=4
0pp一であった.この?8w4を周知の方法で連続鋳
造、熱間圧延、冷間圧延等の工程を経て製品とした.こ
の場合、T. Oと介在物起因の表面欠陥との関係は第
1図のようになる.連続鋳造の定常梼込み相当部分の介
在物による表面欠陥は、目視観察で3%在在した. 比較例; 出綱時の溶鋼成分C : 0.03%、FreeO :
730ppIl、スラグ中T,Fe:14%で脱酸せ
ずに出鋼した.出鋼後の取鍋上のスラグ中のFed,
MnOを還元ずるにたる改質剤として、If屑を過剰に
添加した.これによりスラグ中のT,Fe:1%以下と
なったが、FreeO ! 550ppmに低下した.
R11式真空脱ガス装置にて、脱炭処理時に脱炭速度が
遅く、C : 20ppmへの到達時間が5分延びた.
その後、AE脱酸を行ない合金を添加した.R11式真
空脱ガス処理終了時のT. O=20pp@であった. 実施例; 出鋼時の溶@戒分C:0.03%、FreeO : 6
70ppm、スラグ中T.Fe:13%で脱酸せずに出
鋼した.R11式真空脱ガス装置にて、この溶鋼を脱炭
処理し、C : 2opp−に到達後、取鍋上のスラグ
中のFed, MnOを還元するための改質剤として、
^l屑を過剰に添加するとともに不活性ガスによりスラ
グ層のみ撹拌した.これによりスラグ中のT,Fe:1
%以下となった.同時に、Al脱酸を行ない合金を添加
した.R11式真空脱ガス処理終了時のT.O−20p
pmであった.比較例、実施例ともに従来例と同様に処
理して製品とした.第1図に示したように溶鋼のT.O
が30ppm以下であれば、介在物による製品表面欠陥
は少なく、実施例においても、介在物に起因する製品欠
陥はなかった.スラグ中のT.Feは低い方が望ましい
が5%以下であれば、T.Oの著しい増加にはならない
.以上説明したように、本発明によれば、極低炭素鋼を
製造するに際し、真空脱炭処理に続いて脱酸処理を行な
う方法において、脱炭処理終了までは、酸化性スラグを
取鍋上に保持し、溶鋼の脱酸を開始すると同時にスラグ
還元剤を添加し攪拌して酸化性スラグを還元することに
よって、脱炭処理が阻害されることな<i8鋼を′清浄
化でき、製品品質を向上できるなど極めて有用な効果が
もたらされる. く発明の効果〉 本発明方法によると、真空脱ガス装置で脱炭処理が阻害
されることなく、溶鋼が清洋化され、介在物の少ない低
酸素極低炭素鋼を製造することができる. 4.
ある. 〈従来の技術〉 近年、自動車用Fi鋼板の材質特性の品質要求が厳しく
なり、より低い炭素および窒素含有量の鋼が必要となっ
てきている.また、この薄鋼仮では表面品質の嬰求も厳
しく高?n浄化が必要となり゜ζいる.このような低酸
素極低炭素鋼の熔製は、従来転炉で[C]を0.02〜
0. 05重遣%(以下%と略す)程度まで吹き下げた
のち、未脱酸で出鋼されRH式真空脱ガス装置において
、[C]を0.002%以下まで真空脱炭され続いて脱
酸、成分の微iJ4整が行われる. 極低炭素鋼を製造する際には、転炉でEC]を吹き下げ
るため出鋼時にFed, MnOiI度の高い酸化性ス
ラグが溶鋼上に生成し、Fed, MnOは2次精錬後
においてもそのまま高濃度でスラグ中に残在してしまう
.これらのFed, MnOは2次精錬後に鋼中の[A
j!], [Til等のより酸化されやすい元素と反
応して微小な介在物を生成させる.この介在物は、連続
鋳造のノズル詰まりや製品表面の欠陥の原因となる. [C]が0. 02%以上の場合には、出調時に脱酸剤
と同時にフラックス及びスラグ改質剤を添加し、転炉だ
けで満足すべき?ff浄度が得られている(例えば、特
開昭62−39205号公11)カ、[ C ] カ0
.02%以下の極低炭素鋼の場合には、真空脱炭処理が
不可欠であり、出鋼中にスラグの還元剤を投入し゜ζも
、l容鋼が脱酸されていないために十分な還元が行われ
ない。一方、あまりスラグ脱酸を進めると溶鋼が脱酸さ
れて、脱炭処理に必要な酸素が不足することになる. 〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記の問題を解決し、特に極低炭素領域の溶
鋼の高消浄化を図ることを目的としたものである. く課題を解決するための手段〉 本発明は、製鋼炉から取鍋へ出鋼した溶鋼を真空脱ガス
装nで脱炭処理に続いて脱酸処理を行う2次梢綽におい
て、脱炭処理までは酸化性スラグを取鍋の溶鋼上に保持
し、脱酸処理を開始すると同時に該酸化性スラグを還元
することによって介在物を低減することを特徴とする゛
低酸素極低炭素鋼製造方法である. く作用〉 取鍋内溶鋼を真空脱ガス装置で脱炭処理し脱酸処理を行
う2次梢紳の際、従来は出鋼前に脱酸剤?脱酸した溶鋼
を、真空脱ガス装置で脱炭脱酸していたが、本発明では
、出鋼時に未脱酸のま)とし、又は脱炭に必嬰な酸素濃
度に?JJ整し、真空脱ガス装置で脱炭処理するまでは
酸化性スラグを取鍋の溶鋼上に保持し、JB2炭処理を
した.従来例の場合、出鋼時のスラグ中T.Feは著し
く低下している一方、真空脱炭処理に時間が力いってい
た.本発明では出鋼時、酸化性スラグが残っているので
真空脱炭処理は余分な特間をとらずにできる. また、脱炭処理に続く脱酸剤による脱酸処■1l!の開
始と同時にスラグ還元剤を添加し、{晃1lL酸化性ス
ラグを還元ずることによって、スラグ中のPeO, M
nO等の溶鋼汚染源を還元し、溶鋼のより7r+浄化を
達成できる. 上記スラグ還元剤はスラグとの反応を良くするため、取
堝上に広く散布するとともに、機械あるいはガスによっ
てスラグ層をII↑ずることが必要である.更に、取鍋
耐火物中のSi02i)1度が高い場合例えば、耐火材
としてジルコン(Z『0■SiO■・・・Si?wl度
50%以上)やろう石(SiO■濃度80%以上)を用
いる時には、鋼中の[^j!].[tB等のより酸化さ
れやすい元素と反応して微小な介在物を生成させる.従
って、低酸素極低炭素鋼製造用耐火物は低Singのも
の例えば、高アル弓ナ質耐大物(SiOzfi度30%
未満)を選ぶ必要がある.〈実施例〉 従来例、比較例および実施例を以下に説明する.従来例
; 出鋼時の溶鋼成分 C:0.03%、FreeO :
650pppm,スラグ中′r,Fe:12%で脱酸せ
ずに出鋼した.Rll式真空脱ガス装置にて、脱炭処理
し、C:20ρp餠にした後、^l脱酸を行ない合金を
添加した.Rll式真空脱ガス処理終了時のT.O=4
0pp一であった.この?8w4を周知の方法で連続鋳
造、熱間圧延、冷間圧延等の工程を経て製品とした.こ
の場合、T. Oと介在物起因の表面欠陥との関係は第
1図のようになる.連続鋳造の定常梼込み相当部分の介
在物による表面欠陥は、目視観察で3%在在した. 比較例; 出綱時の溶鋼成分C : 0.03%、FreeO :
730ppIl、スラグ中T,Fe:14%で脱酸せ
ずに出鋼した.出鋼後の取鍋上のスラグ中のFed,
MnOを還元ずるにたる改質剤として、If屑を過剰に
添加した.これによりスラグ中のT,Fe:1%以下と
なったが、FreeO ! 550ppmに低下した.
R11式真空脱ガス装置にて、脱炭処理時に脱炭速度が
遅く、C : 20ppmへの到達時間が5分延びた.
その後、AE脱酸を行ない合金を添加した.R11式真
空脱ガス処理終了時のT. O=20pp@であった. 実施例; 出鋼時の溶@戒分C:0.03%、FreeO : 6
70ppm、スラグ中T.Fe:13%で脱酸せずに出
鋼した.R11式真空脱ガス装置にて、この溶鋼を脱炭
処理し、C : 2opp−に到達後、取鍋上のスラグ
中のFed, MnOを還元するための改質剤として、
^l屑を過剰に添加するとともに不活性ガスによりスラ
グ層のみ撹拌した.これによりスラグ中のT,Fe:1
%以下となった.同時に、Al脱酸を行ない合金を添加
した.R11式真空脱ガス処理終了時のT.O−20p
pmであった.比較例、実施例ともに従来例と同様に処
理して製品とした.第1図に示したように溶鋼のT.O
が30ppm以下であれば、介在物による製品表面欠陥
は少なく、実施例においても、介在物に起因する製品欠
陥はなかった.スラグ中のT.Feは低い方が望ましい
が5%以下であれば、T.Oの著しい増加にはならない
.以上説明したように、本発明によれば、極低炭素鋼を
製造するに際し、真空脱炭処理に続いて脱酸処理を行な
う方法において、脱炭処理終了までは、酸化性スラグを
取鍋上に保持し、溶鋼の脱酸を開始すると同時にスラグ
還元剤を添加し攪拌して酸化性スラグを還元することに
よって、脱炭処理が阻害されることな<i8鋼を′清浄
化でき、製品品質を向上できるなど極めて有用な効果が
もたらされる. く発明の効果〉 本発明方法によると、真空脱ガス装置で脱炭処理が阻害
されることなく、溶鋼が清洋化され、介在物の少ない低
酸素極低炭素鋼を製造することができる. 4.
第1図は、
溶鋼中T.
0を介在物起因の製品欠
陥との関係を示すグラフである.
Claims (1)
- 製鋼炉から取鍋へ出鋼した溶鋼を真空脱ガス装置で脱炭
処理に続いて脱酸処理を行う2次精錬において、脱炭処
理までは酸化性スラグを取鍋の溶鋼上に保持し脱酸処理
を開始すると同時に、該酸化性スラグを還元することに
よって介在物を低減することを特徴とする低酸素極低炭
素鋼製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1191525A JPH0730388B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 低酸素極低炭素鋼製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1191525A JPH0730388B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 低酸素極低炭素鋼製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0356614A true JPH0356614A (ja) | 1991-03-12 |
JPH0730388B2 JPH0730388B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16276113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1191525A Expired - Fee Related JPH0730388B2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 低酸素極低炭素鋼製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730388B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109988885A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-07-09 | 鞍钢股份有限公司 | 一种低碳镇静钢的生产方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144316A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-01 | Kawasaki Steel Co | Production of low oxygen* low sulpher steel by handling molten steel in vacuum |
JPS60152611A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-10 | Nippon Steel Corp | スラグ改質方法 |
JPS63190113A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-08-05 | Nippon Steel Corp | 極低炭素鋼の製造方法 |
JPS63262412A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | Nippon Steel Corp | 溶鋼の清浄化方法 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP1191525A patent/JPH0730388B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52144316A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-01 | Kawasaki Steel Co | Production of low oxygen* low sulpher steel by handling molten steel in vacuum |
JPS60152611A (ja) * | 1984-01-18 | 1985-08-10 | Nippon Steel Corp | スラグ改質方法 |
JPS63190113A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-08-05 | Nippon Steel Corp | 極低炭素鋼の製造方法 |
JPS63262412A (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | Nippon Steel Corp | 溶鋼の清浄化方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109988885A (zh) * | 2019-05-14 | 2019-07-09 | 鞍钢股份有限公司 | 一种低碳镇静钢的生产方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730388B2 (ja) | 1995-04-05 |
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