JPH0356496A - フルオロアミド誘導体 - Google Patents

フルオロアミド誘導体

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JPH0356496A
JPH0356496A JP2118526A JP11852690A JPH0356496A JP H0356496 A JPH0356496 A JP H0356496A JP 2118526 A JP2118526 A JP 2118526A JP 11852690 A JP11852690 A JP 11852690A JP H0356496 A JPH0356496 A JP H0356496A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフルオロアミド誘導体に関するものである.と
りわけ、ある種のトリペブチドイルジフルオロアセタミ
ド誘導体は、ヒト白血球エラスターゼ(HLE)の阻害
剤であり、このような阻害が必要とされる場合に、例え
ば、薬理学的、診断的および関連の研究においてまた肺
気腫のような組織退化変性の治療を含むHLEが関与し
ている呻乳動物の治療において有用である.本発明はこ
れらのフルオロアミド誘導体の製造における有用な中間
体、それらのW造法、フルオロアミド誘導体を含む薬剤
組戒物およびそれらの使用法も包含する. ヨーロッパ特許公開番号204571A2にHLE阻害
作用を有する一連のべプチドイルジフルオロア七タミド
誘導体について記載されている.私はここにP2位にN
−シクロペンチルグリシル基を含む、}ILEに対して
阻害作用を予想外に有する一連のトリペブチドイルジフ
ルオロアセタミド誘導体を見いだした.更に、この新規
誘導体類は溶液中での安定性に向上が見られた.これが
私?発明の根幹をなすものである. 本発明によれば式Iで表される化合物(式は実施例の後
に、ローマ数字を付けて、他の式と合わせて示してある
)およびその薬剤として許容される塩が与えられる. 式中、 Aは、−Co−,−NH.Co−および−・O,CO−
からなる群から選択され、 Lは、フェニレン.(1−6C)アルカンジイル,(2
−6C)アルケンジイルおよびアルキル部分に随意に1
個の二重結合を含むフェニレン(1−3C)アルキルか
らなる群から選択され(但し、上記アルゲンジイルの二
重結合に含まれる炭素原子または上記フェニレンアルキ
ルの随意の二重結合に含まれる炭素原子はA部分の酸素
または窒素原子と直接結合しない)、 R4は、式R’.S(02).NH.Co一で表される
アシルスルホンアミド、式R’.Co.NH.S(02
》−で表されるアシルスルホンアミド、式R’.NH.
CO.NH.S(O■)一で表されるスルホニルウレア
、式R ’ . S (0 2 ) . N H . 
C O .NR●一で表されるスルホニルウレアおよび
式C F 3. 3 (0 2). N H一で表され
るトリフルオロメチルスルホンアミド(ここに、R5は
(1 − 1 0C〉アルキル、トリフルオロメチル、
(3−LOC)シクロアルキル、随意にハロゲン、ニト
ロ、アミノ、ジメチルアミノ、ヒドロキシ、メチル、ト
リフルオロメチル、カルボキシ、フェニルおよび[(1
−5C)アルキルカルボニル]アミノからなる群の1な
いし3IIlにより置換された(6または10C)アリ
ールおよび芳香環上の3個までの炭素はハロゲンおよび
トリフルオロメチルからなる群から独立に選択された置
換基をもっことができる後で定める芳香族複素環からな
る群から選択され、R6は水素またはメチルである)か
らなる群から選択され、 RAは、水素またはメチルであり、 Reは、(1−10C)アルキル、(3−7C)シクロ
アルキル(1−6G)アルキル(ここに、シクロアルキ
ルアルキル基は約10個の炭素原子以上を含まない》お
よび置換基RC(ここに、RCはフェニル基またはエな
いし5個の炭素、および、酸素、硫黄および窒素からな
る群からそれぞれ独立に選択されたエないし4個のへテ
ロ原子からなる、5または6員環を含む単環性芳香族複
素環である)を有する(1−6C)アルキル基からなる
群から選択される. この明細書では、特に示さない限り、以下の定義に従う
ものとする. ハロゲンとはフルオロ、クロロ、ブロモまたはヨードを
意味する. 芳香族複素環とは、1ないし10個の炭素および酸素、
硫黄、窒素からなる群からそれぞれ独立に選択される1
ないし4個のへテロ原子からなる、少なくともうまたは
6員環の芳香環を含有するラないし11個の原子の単環
性または縮環2環系を意味する. アルキル、アルカンジイル、アルケンジイル等は直鎖状
および分岐状の基いずれをも意味する.残基R’,Re
およびLは不斉中心を含むことができる.本発明は、R
’,R BおよびLに存在する不斉中心がRおよび/ま
たはS配置である式1の化合物を包含する.残基しは二
重結合を含んでもよい.本発明は、Lに存在する二重結
合がEおよび/または2配置である式■の化合物を包含
する.本発明の式■の化合物はトリベプチドイルジフル
オロアセタミド誘導体と見なすことができる.概して、
本発明の化合物は、弐目において星印(*)で示した不
斉中心で天然に存在するL−アミノ酸の立体配置のもの
が好ましい.以下に述べる製造法は式Iにおいて#で示
した不斉中心でRおよびSともに有する生成物の存在の
ためにジアステレオ異性体混合物を与えることもある.
これらのジアステレオ異性体は分離することもできるが
、必ずしも分離する必要はない.好ましい化合物は#で
示した不斉中心でS配置を有するものである.当業者に
は予見できるように、それぞれの異性体の生理活性は同
じではない.従って、より活性の強い異性体を使用する
のが好ましい.本発明はジアステレオ異性体混合物およ
び活性なSおよびR異性体ともに包含する. 当業者には予見できるように、式■のジフルオロメチル
ケトンは溶媒付加体として、とりわけ、式■で表される
水和物として存在することができ、これらは本発明に包
含される. RSが(1−10C)アルキルの場合、特定のR5とし
ては、例えば、メチル、エチル、プロビル、イソプロビ
ル、t−ブチルまたは4−メチルペンチルが挙げられる
.R5が(3−100)シクロアルキルの場合、特定の
R4としては、例えば、シクロプ口ピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、ノルボルニルまたはアダマンチル
が挙げられる.R4が(6または10C〉アリールの場
合、特定のR%としては,例えば、フェニルまたはナフ
チルが挙げられ,アリールの随意の置換基がハロゲンの
例としてはフルオロ、クロロ、ブロモが、また、アリー
ルの随意の置換基が[(1−5C)アルキル力ルポニル
]アミノの例としてはホルミルアミノ、アセチルアミノ
、2−メチルプロバノイルアミノまたは2.2−ジメチ
ルプロパノイルアミノが挙げられる R%が芳香族複素
環の場合、特定のRsとしては、例えば、フリル、チェ
ニル、ピリジルまたはピリミジニルが、また、隨意の置
換基がハロゲンの場合、例えば、フルオロ、クロロ、ブ
ロモが挙げられる. Lがフェニレンの場合、特定のLとしては、例えば、p
−フエニレンまたは曽−フエニレンが挙げられ、Lが(
1−60)アルカンジイルの場き、特定のLとしては、
例えば、メチレン、エタン−1.2−ジイル、エタン−
1.1−ジイル、プロパン−1.3−ジイル、プロパン
−1.2−ジイル、プロパン−2.2−ジイル、ブタン
−1.4−ジイル、2−メチルプロパン−2.3−ジイ
ル、2−メチルプロパン−1.2−ジイル、ベンタン−
1.5−ジイルが挙げられ、Lが(2−6C)アルケン
ジイルの場合、特定のLとしては、例えば、エテンー1
.2−ジイル、プロペン−1,2−ジイル、プロペン−
1.3−ジイル、ブテンー1.4−ジイル、ブトー2−
エンー1.4−ジイル、ベンテン−1.5−ジイルまた
は3,3−ジメチルプロペンー1.3−ジイルが挙げら
れ、Lがフエニレン(1−3C)アルキルの場合、特定
のLとしては、例えば、p−7ェニレンメチル、2−(
p−フエニレン)エチル、2−〈p−7ェニレン〉プロ
ビルが挙げられ、また、フェニレンー(1−3C)アル
キル基が随意の二重結合を有する場合、特定のLとして
は、例えば、2−(p−フェニレン)エテニルが挙げら
れる. Reが(1−10C)アルキルの場合、特定のRBとし
ては、例えば、メチル、エチル、プロビル、ブチル、2
−メチルプロピル、ペンチル、3−メチルブチルまたは
ヘキシルが挙げられ、RBが(3−7C)シクロアルキ
ル(1−6C)アルキルの場合、特定のRBとしては、
例えば、シクロプロビルメチル、シクロベンチルメチル
、シクロヘキシルメチル、2−シクロプロビルエチル、
2−シクロベンチルエチル、2−シクロヘキシルエチル
、3−シクロプロビルプ口ピル、3−シクロペンチルプ
ロピル、3−シクロへキシルブロビル、4ーシクロプ口
ビルブチル、4−シクロペンチルブチルまたは4−シク
ロヘキシルブチルが挙げられ、RBが(1−6C)アル
キルの場合、特定のRBとしては、例えば、ベンジル、
2−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェ
ニルブチル、2一チェニルエチルまたは2−フリルエチ
ルが挙げられる. 残基、置換基、範囲に対して挙げた特定の例は、単に例
示の目的のためであり、残基や置換基に対して定めた範
囲内における他の定めた値もしくは他の値を除外するも
のではない. 式iにおいて特に興味のある特定のR’.L.A−の値
として、R4がR’.S(02).NH.CO−、Lが
p−フェニレン、AがーCO−を包含する.特に興味あ
るR″としてはフェニルおよび4−クロロフェニルが含
まれる.特に興味あるR^は水素である.特に興味ある
RBとしてはプロビルおよび2−フェニルエチルが包含
される.式■の特定の化合物については添付の実施例に
述べてある.最も興味のある化合物として[4一[〈4
−クロロフェニル〉スルホニルアミノ力ルポニル]ベン
ゾイル]−L−バリルーNa−シクロベンチルーN−[
3,3−ジフルオロ−1−(1−メチルエチル)−2.
4−ジオキソ−4−プロビルアミノ)ブチル]グリシン
アミドが包含される.式Iの化合物の塩類は、水酸化ナ
トリウムのようなアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属
炭酸塩および炭酸水素塩、アルカリ土類水酸化物、およ
び、有機アミンから得られる塩のように、薬剤として許
容できる塩基の付加塩を包含する.このような塩は水と
水と混和する有機溶剤の混合物中に複素環ケトンを溶解
し、塩基の水溶液を添加し、水溶液から塩を回収するこ
とにより得ることができる. 式■の化合物は構造的に類似した複素環およびペプチド
性化合物の合成に関して化学的に知られている方法を包
含する工程により合成できるであろう.上で定めた式■
の化合物の製造のこのような工程は本発明の特徴でもあ
り、以下の操作により説明する.なお、=般的残基の意
味は上で定めた通りである. (A)  式■で表されるアルコールを酸化する.有用
な方法として、オキザリルクロリド、ジメチルスルホキ
シドおよび3級アミンの使用、無水酢酸およびジメチル
スルホキシドの使用,塩化メチレン中三酸化クロムービ
リジン複合体の使用およびDess − Martin
のバーイオジナン(periodinane)[1,1
.1−}リアセトキシ−2.1−ベンゾキシインドール
−3(3H)一オン](D. B. Dess等,J 
. Org. Cbe+s. ,48巻,4155−4
156頁,1983年に記載の方法)の使用が挙げられ
る.概して、D ess −Martinのパーイオジ
ナンが好ましい酸化剤である.別法として好ましい酸化
法に塩基性水溶液中での過マンガン酸カリウムの使用を
挙げることができる.式■のアルコールが塩基性窒素を
含むときは、概して、別法を用いるかまたは酸化に先だ
って塩基性窒素を保護し酸化後に脱保護し式■の化合物
を得るのが好ましい. (B)  R4がR ’ . S (0 2 ) . 
N H . C O−である式!で表される化合物にお
いては、R7がカルボキシである式■の化合物(この化
合物を以下では弐■の酸と呼称する)を式R’.So2
.NH2のスルホンアミド誘導体と脱水剤の存在下に反
応させ、または、式■の酸の活性誘導体を式RS.So
..NH2のスルホンアミドあるいはその塩と反応させ
、あるいは別法としては式■の酸の活性誘導体を式R 
’ . S O 2 . N H 2のスルホンアミド
のアルカリ金属塩と反応させる.例えば、弐■の酸は、
適切な脱水剤、例えば、ジシクロへキシル力ルポジイミ
ドまたは1−(3−ジメチルアミノビリジル)−3−エ
チル力ルポジイミドあるいはこれらの塩酸塩、臭化水素
酸塩と、必要ならば、有機塩基、例えば、4−ジメチル
アミノピリジンの共存下に、式R’.Sow.NH.の
スルホンアミドと、適切な溶媒または希釈剤、例えば、
塩化メチレンの存在下に、例えば、O0から50℃の範
囲で,.好ましくは室温または室温に近い温度で、反応
することもできる。
あるいは、例えば、酸ハライド(酸クロリドのような)
、酸無水物または混合酸無水物(N ,N −ジフェニ
ル力ルバミン酸と式■の酸から、後者のナトリウム塩を
N,N−ジフエニル力ルバモイルピリジニウムクロリド
と反応させることにより生じる酸無水物)を式R%.s
ow.NH.のスルホンアミドのアルカリ金属塩〈例え
ば、リチウム、ナトリウムまたはカリウム塩〉と、好ま
しくは、室温または室温に近い温度で、適切な溶媒また
は希釈剤、例えば、テトラヒド口フラン、N,N−ジメ
チルホルムアミドまたは塩化メチレンの存在下に反応す
ることもできる. (C)R’がRS.Co.NH.S(0.)−である式
Iで表される化合物においては、R7が82N.S(0
.)一である式■の化合物を式RS.COOHの酸と上
の(B)項に記載の方法のいずれかと同様な方法にて反
応させる. (D)  R’がR’.NH.Co.NH.S(02)
ーである式■で表される化合物においては、R7がH2
N.S(02)一である式■の化合物を式RSNGOの
インシアナートと反応させる.例えば、R7がH 2N
 .S (0 2)一である弐■の中間体はフエニルイ
ソシアナートと反応させることにより、Rsがフェニル
である式Iの化身物を得ることができる. (E)R4がR’.S(02).NH.Co.NR’一
である式Iで表される化合物においては、R1がHNR
’一である弐■の化き物を式R4.S(02).NGO
のスルホニルイソシアナートと反応させ、あるいは別法
としてはR′が水素である化合物においてはR7が−N
COである式■の化合物を式R’.S(02>.NH2
のスルホンアミドと反応させる.この反応は、例えば、
室温下、テトラヒドロフランまたは塩化メチレンのよう
な適切な不活性な有機溶媒中で実施することができる. (F)  R’がC F 3. S (0 2). N
 H−である式■で表される化合物においては、R′が
H2NRである式■の化合物を無水トリフルオロメタン
スルホン酸と、例えば、0℃にて塩化メチレンのような
不活性な溶媒中で反応させる. (G)Aが一〇〇一である弐Iで表される化合物におい
ては、式R..L.COOHの酸(またはその活性誘導
体)を式■のアミノケトンとカップリングさせる.例え
ば、カップリング反応は、1−(3−ジメチルアミノピ
リジル〉−3−エチル力ルポジイミド塩酸塩と4−ジメ
チルアミノピリジンまたは1−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールを用い、テトラヒド口フランのような不活性な溶
媒中で実施できる.同様に、Aが一NH.CO一または
一〇.CO−である式Iで表される化合物においては、
式■のアミノアルコールから式■の原料アルコールの合
或について以下に述べる方法と同様な方法を用い、式■
のアミノケトンから合戒することができる. 上述の工程の一部または全部を通して、適宜保護基を使
用することが望ましい.このとき、保護基は最終化合物
または所望の原料物質ができたときに除去することにな
る. 上記の方法のいずれに対しても、薬剤として許容される
塩が必要な場合は、式Iの化合物の酸の形を生理的に許
容できる陽イオンを与える塩基と反応させることにより
,あるいはその他の慣例の方法にて得ることができる. 上記の方法に必要な原料物質は、もしそれが商業的に入
手可能でなくとも、複素環化学およびベプチド化学の標
準的技術、既知の構造類似な化合物の合成に似た技術お
よび上述の方法あるいは実施例に記載の方法に類似の技
術から選択される方法により合或することができる. 当業者には明らかなように、原料物質の合成には様々な
一連の方法が可能である.利用できる合成経路のひとつ
によれば、式■のアミノアルコール重要中間体は図1(
実施例の後にある、式中CBZはペンジルオキシ力ルボ
ニル保護基を表し、実施例lに記載がある)に示す経路
で合成することができる. テトラヒド口フラン中でのCBZ−L−バリナールと2
−ブロモー2.2−ジフルオ口酢酸エチルおよび亜鉛の
りホマトスキー(Reformatsky)反応は、活
性化亜鉛と超音波エネルギー(sonication)
を用いるかまたは還流することにより進行し、ジアステ
レオ異性体の混合物としてヒドロキシエステルXを与え
る.(当業者には明らかなように、このジアステレオ異
性体混合物のアルコールは式1の化合物の合成のどの過
程においても随意に分離することができるし、また、こ
の水酸基がケトンに酸化されるまでずっとジアステレオ
異性体混合物のままとすることもできる.〉式Xのエス
テルの式HNRARBのアミンによるアミド化は慣例の
方法により実施し、ついで、慣例の方法によりCBZ基
の除去を行い、弐nのアミノアルコールを得ることがで
きる. 式■のアミノアルコールの弐XIVのアルコールへの変
換はアミノアルコールを式xvの酸と慣例の方法、例え
ば、実施例1に記載のように、テトラヒド口フラン中1
−(3−ジメチルアミノピリジル)=3−エチル力ルポ
ジイミド塩酸塩と1−ヒドロキシベゾトリアゾールを用
いて、もしくは、塩化メチレン中ビス(2−オキソ3−
オキサゾリジニル)ホスフィニツククロリドとトリエチ
ルアミンを用いて行うことができる.式X■のアルコー
ルは、例えば、エタノールのような適切な溶媒中で大気
圧下室温にて、例えば、パラジウム炭素触媒存在下での
水素添加のような慣例の方法により、CBZ基を除去す
ることにより式■のアミノアルコールへの変換できる. 式■のアミノアルコールは,式■のアミノアルコールを
適切なアシル化剤と反応させることにより、式■の原料
物質に変換できる.例えば、AがCO−であるとき、適
切なアシル化剤は、例えば、式R’.L.COCIの酸
クロリドのみならず、例えば、1−(3−ジメチルアミ
ノピリジル)−3−エチル力ルポジイミド塩酸塩と1−
ヒドロキシベゾトリアゾールまたは4−ジメチルアミノ
ピリジンのような恒例のカップリング剤を用いて系内で
発生させた活性誘導体のような、式R’.L.COOH
の活性化誘導体である.Aが一NH.CO−であるとき
、適切なアシル化剤として式R’.L.NCOのイソシ
アナートが包含される.Aが一〇−CO−であるとき、
適切なアシル化剤は、式R’.O.CO.CIのクロロ
ホルメートを含む.概して、このアシル化は、例えば、
塩化メチレン、テトラヒドロフランまたはジオキサンの
ような不活性な溶媒または希釈剤中、例えば、O−60
℃の温度範囲で行われる.トリエチルアミン、4−メチ
ルモルホリン、4−ジメチルアミノピリジン、炭酸カリ
ウムまたは水酸化ナトリウムのような有機または無機塩
基を適宜酸受容体として使用することができる. 式■の原料ケトンは式■の中間体アルコールらも得るこ
とができる.即ち、例えば、R7がR ZO 2 C 
 , H 2 N . S O z R−またはR●N
 H − ,RZが以下に定める値をもつ式■の原料物
質においては、式■のアミノアルコールは、式■の化合
物の合成について上で述べた方法のひとつと同様な方法
および、例えば、R’.L.COCI,R’.L.NC
OまたはR’.L.O.coclのような試薬により、
式■のアルコールに変換できる.次いで、工程(A)で
述べたti作のひとつと同様な酸化操作を用いて、式■
のアルコールを酸化し式■の原料ゲトンを得ることがで
きる,R7が一NGOである式■の原料ゲトンは、例え
ば、ベンゼンまたはトルエン中80″Cジフエニルホス
ホリルアジドとトリエチルアミンを用いるクルチウス(
( urtius)反応の変法を使用し、R7がカルボ
キシである式■のゲトンから合成することができる R
?がカルボキシである弐■の原料物質は、R7がRZO
2C−(ここにRZは、例えば、フェニル、ベンジルま
たは任意にアセトキシ、(1−4C)アルコキシまたは
(1−4C)アルキルチオ置換基を有する(1−60)
アルキルである、簡便に除去できる酸の保護基である〉
である式■の適切なエステルを分解することによりき成
できる. RZとしては、例えば、メチル、エチル、プロビル、t
−ブチル、アセトキシメチル、メトキシメチル、2−メ
トキシエチル、メチルチオメチル、フェニルまたはベン
ジルである. R7がRZ O.C−である式■のエステルを分解は有
機化学でよく知られた種々の方法のいずれかひとつの方
法を用いて達戒されると考えられる.即ち、分子中の他
の官能基の加水分解的除去を最大限抑えるように調整し
た酸または塩基性条件下における慣例の加水分解により
実施できる.別法としては、ある種の例では、例えば、
RZがt−ブチルである場合、酸触媒を用いて分解を行
うことが望ましい.即ち、式■のエステルを、例えば、
0−40℃の温度にて塩化メチレンのような適切な溶媒
または希釈剤中で、例えば、トリフルオロ酢酸と反応さ
せる.あるいは、RZがt−ブチルである場合、分解反
応を、例えば、トリメチルシリルトリフレートおよび引
き続いて水を用いて慣例の方法により行うこともできる
.更に、ある種の例では、例えば、RZ  がベンジル
である場合、分解を還元的手段にて、例えば、簡便には
担体の炭素上のパラジウムまたはプラチナのような適切
な触媒の存在下に約3バールの圧力で水素を用いて、行
うことも可能である. 式■の原料アミノケトンは式X■のアルコールから合成
できる.即ち、上述の方法(A)の方法のひとつと同様
な酸化方法、例えば、D eessMartinのパー
イオジナンを用いる方法を用いて、式X■のアルコール
は式Xmのケトンに酸化することができる.次いで、式
X[lのyトンからNの保護基を除去し、式Vの原料ア
ミノゲトンを得ることができる.この保護基は、例えば
、室温で塩化メチレン中トリフルオロ酢酸を用い簡便に
除去できる.このようにして合成した式Vの原料アミノ
ケトンは精製せずにトリフルオロ#酸塩として取り出し
、そのまま式■の生成物の合成に用いるのが好ましい.
式■のアミノヶトンをそのフリーの塩基の形で単離する
ときは、フリーの塩基の安定性が限られているために一
度に使用することが望ましい. 式■の原料ケトンは、式■のアルコールがら式■のアル
コールの合成について述べた方法により、式■のアミノ
ゲトンからも合戒できる。
当業者には明らかなように、もし、カップリング方法、
ラセミ化、脱gA護法等について適切な配慮がなされる
ならば5本発明の原料物質および生成物に至る一連の工
程で各々の過程の順序は変更してもよい. 糺寛比L 本発明の化合物のエラスターゼ阻害剤としての作用の程
度は、まず、低分子量のペプチド基質へのヒト白血球エ
ラスターゼ(HLE)の作用を阻害する能力により測定
した.阻害剤の能力は、阻害剤がHLEと相互作用する
ことにより生じる複合体の解離定数、I(・,を動力学
的に測定することにより判別した.使用した基質は、K
. Nakajima等,L.旦力注.立遅猟..ハ旦
巻,4027−4032頁,1979年およびT. T
eshiwa等,J. Biol. Cheap. ,
翻ヱ巻9号,5085−5091頁,1982年に記載
のアニリド,メトキシサクシニルーアラニルーアラニル
−プロリルーバリンーp−ニトロアニリド,である.こ
れらの研究に使用したOLE酵素は、ミズーリ州セント
ルイスのエレスチンプロダクッ(E IastinP 
roducts)から購入するか、あるいは、B.R.
Viscarello等,P reparative 
  B iocl+emistry,13巻,57−6
7頁,1983年に従い精製することができる.本酵素
はヨーロッパ特許公開番号204571^2にも記載が
ある.このように精製されたI−I L Eがら、p〜
ニトロアニリドの生成のlFJ4m速度は、バリアンア
ソシエーツ(Varian  Associates)
社製のキャリー(Cary)2 1 0を用い25℃に
て分光学的に410ナノメーターで自動データ集積を行
った.反応は2.89ミリリットルの[Ifri(1 
0ミリモルのリン酸ナトリウム、500ミリモルの塩化
ナトリウム,pH7.6).5 0マイクロリットルの
基質のジメチルスルホキシド(DMSO)溶液および5
0マイクロリットルのDMSOを含む3ミリリットルの
容器にlOマイクロリットルの1−1’ L E溶液を
注入することにより開始する.p−ニトロアニリド生成
の初期の定状状態速度は、時間に直線的に依存するよう
に実験データを最小自乗法により合わせることにより計
算した.阻害剤を加えないで測定した速度を阻害剤のK
・値の計算における標準として用いた. 本発明のペプチド誘導体がHLEにたいして”ゆっくり
と結合する”阻害剤であることがわかったならば、それ
らのHLEに対する阻害のKi値を正確に求めるために
特別の分析方法を実施する.この方法については, J
 . W. Willlia旧およびJ . F . 
Morrison,Meth. Enz. ,63巻,
437頁, 1979年に記載がある.典型的な実験で
は、2.89ミリリットルの!!fli(1 0ミリモ
ルのリン酸ナトリウム、500ミリモルの塩化ナトリウ
ム,pH7.6)、50マイクロリットルの阻害剤のD
MSO溶液および50マイクロリットルの基質のDNS
O溶液を3ミリリットルの容器に加える.この容器に封
をし、数回逆さにしてその内容物を混きし分光器に25
℃に維持する。この反応溶液が然的平衡に達するまで5
分間待った後、10マイクロリットルの保存酵素溶液を
、容器に添加し反応を開始する.2ないし3回の実験を
阻害剤のゼロ濃度および少なくともゼロ以外の3つの濃
度で行う。Ki値は上記のWillliamsおよびM
orrisonの文献に説明されている方法により求め
る. 艷1iL児 肺気腫のgjJ物モデルは、徐々に進行する肺の破壊的
障害を引き起こすためにエラストリオチック蛋白分解酵
素の気管内投与を含む.これらの障害は通常最初の投与
から2−3週間後ないし2−3カ月後に評価する.しか
しながら、これらの蛋白分解酵素は初めの2−3時間に
はきつとした障害を引き起こす.この初期の障害は最初
の出血的なものであり、初めの24時間の終わりまでに
炎症性障害に進展し投与後の最初の週のうちに解消する
.この初期障害を利用して以下のモデルを用いることと
した. ハムスターをまずプレビタール(B revital)
で軽度に麻酔する,987.4のリン#tii!l!i
生食塩水(P B S )を単独にまたはヒト白血球の
エラスターゼ(HLE)を気管内に直接投与する.24
時間後に動物を殺し、肺組織を摘出し付随する組織を注
意深く取り除く.湿った肺の重さを測定し、肺をPBS
で洗浄し、合わせた洗浄回収される赤血球、白血球を計
数する.湿った肺の重さおよび合わせた洗浄赤血球、合
わせた洗浄白血球の数値はH L Eの投与量に依存し
て上昇する.エラスターゼ阻害剤として有効な化合物は
、酵素により引き起こされる障害の厳しさを防止あるい
は軽減することにより、その結果、HLE単独で投与し
た渇きに比べて、湿った肺の重さは減少しまた総計の洗
浄赤血球、総計の洗浄白血球の数値は減少する.HLE
による障害の防止における有効性を測定するために、H
LEの投与と一緒にあるいは前もって何回か、化合物を
投与することにより、その化身物を評価することができ
る.本発明の化合物はH L E単独投与に比べて湿っ
た肺の重さおよび洗浄された血球の総数において統計的
に顕著な減少を引き起こした.試験を行った本発明の化
合物は上述の障害測定または動物モデルにおいてすくな
くともひとつは活性を示した.障害測定におけるKi値
として示される化合物の活性と動物モデルにおいて得ら
れたOLE単独投与に比べて洗浄血球の総数および湿っ
た肺の重さにおける減少の値には常に直接的な相関があ
るとは限らないことに留意されたい. 薬剤として有効量の少なくともひとつの式Iの置換した
ゲトンおよび薬剤として許容される希釈剤あるいは担体
からなる薬剤組成物も本発明の特徴のひとつである. 本発明のfヒき物は、組織の退化病変の治療、特に、肺
気腫の治療、を包含するHLEが関連した障害の治療に
、その必要において、溢血動物に、特に、ヒトに投与す
ることができる.好ましい投与形態は粉末状または液体
状のエアロゾールがよい.粉末状のエアロゾールとして
は、本発明の化合物はマサチューセッツ州フィソンズコ
ープオプベッドフォード(F isons  Corp
. of  Bedford)社の゜スビンヘイラー゜
(登録商標)ターボ吸入器を用いて、1カプセル当り約
0.1ないし50輸2含むものを平均的人に1日当り1
ないし8カプセルをクロモリンナトリウムと同様な方法
で投与できる.ターボ吸入器に使用される1カプセル当
り本発明の化合物の必要投与量を含有し、20叶カプセ
ルの残りは乳糖のような薬剤として許容される担体であ
る.液体状のエアロゾールとしては、本発明のfヒ合物
は”パフ”当りあるいはプロペラントの活性放出(ac
tivated  rel6ase)の標準体積につき
約100ないし1000マイクログラムの割合で投与さ
れる.液体状エアロゾールは、1日当り1ないし8バフ
の割合で使用できるが、投与量は患者の体重、障害の程
度およびエアロゾールの特定の粒子の大きさの分布(よ
り小さい粒子は広範に肺に貫入できる〉により加減でき
る.プロペラント、即ち、フッ素化炭化水素またはイソ
ブタン、容器、バルブおよび液体状エアロゾール用アク
チュエーター(actuator)はL . L aa
hman等,′産業製薬学の理論と実際(The  T
heory  and  Practice  ofI
ndustrial  Phar間cy)”Lea  
and  Febiger,フィラデルフィア.197
6年に記載されている.別法として、投与形態は経口ま
たは浸透拡散ポンプを用いた皮下埋め込みを含む経口で
もよい.本発明の化合物はユニット投与量当り10ない
し250Bを慣例の担体、賦形剤、結合剤、保存剤、安
定化剤、芳香剤および、例えば、米国特許第3,755
,340号に記載のような薬剤として許容な同等物と合
わせて組成物とすることにより経口または非経口投与形
に簡便に製剤できる.非経口投与においては、1日3な
いし4回本発明の化身物を体重k9当り約0.02ない
しIOBを1ないし10sj’の静脈、筋肉、皮下注射
として投与できる。
注射液は水性等張滅菌液中、必要ならば、フェノールの
ような保存剤あるいはエチレンジアミン四酢酸(EDT
A)のような可溶化剤と一緒に本発明の化b物を包含す
る. 本発明を以下の実施例により説明する.これらの実施例
では特に断わらない限りは: (i)  温度は摂氏温度(C)で示してある.実験操
作は室温またはその環境の温度、即ち、1825℃の範
囲で行った. (ii>  溶剤の蒸発は、60℃以下の浴槽温度で減
圧(600 − 4000パスカル即ち4.5−30m
+*Hg)下にロータリーエバポレーターを使用し実施
した.(iii)  フラッシュクロマトグラフィーは
西ドイツ,ダルムスタットのイーメルク(E . M 
erck)社のメルクキーゼルゲル(Merck  K
 ieselgel)(Art9385)を用い実施し
た.酸性シリカゲルと示してある場きは、米国ニュージ
ャージー州フィリプスブルグのジェーティベーカー化学
(J.T.B aker  C he+*ical  
C o. )社に依頼して調製した物品(水に懸濁した
ときpi−+約6を示す)を使用した.薄層クロマトグ
ラフィーは米国デラウェア州.ネワークのアナルテック
(Analtech)社のAnaltech O.25
m−シリカゲルGHLF板(Art211521)を用
いた. (iv)  一般に、反応の進行は薄層クロマトグラフ
ィーによりモニターした.記載の反応時間は例示の目的
のためにのみ示してある. (v)  融点は未補正であり、(d)は分解を意味す
る.示した融点は記載の方法で合成した化合物について
得られたものである.結晶多型のためにいくつかの合成
においては異なった融点をもつ物質を単離しうる. (vi)  最終生成物は満足のいく核磁気共鴫スペク
トル(NMR)を示し、HPLCにて実質的に純粋であ
った. (vI+)  収率は例示の目的のためにのみ示してあ
り、必ずしも鋭意な工程改善工夫により得られたもので
はない.合成はより多くの物質が必要な場合は繰り返し
実施した. (vii)  記載のある場合、NMRデータは重クロ
ロホルム(C D C L) ,重ジメチルスルホキシ
ド(di−DMSO)または重メ9/−4(CD)OD
)を溶媒として80MHzまたは250MHzで測定し
、内部標準としてのテトラメチルシラン(T M S 
”)を基準にピーピーエム(ppm)単位で主な特徴的
なプロトンに対してデルタ値で与えてある.シグナルの
形に対して慣例の略号、例えば、Sは一重線,dは二重
線,輪は多重線,brは幅広い等、あるいは”Ar”は
芳香族基または芳香族シグナル、を用いてある. (i×〉  減圧度は絶対圧力としてパスカル(P)で
示してある.その他の圧力はゲージ圧としてバール(b
ar)で示してある. (X)  化学記号は通例の意味を表す.以下の略号も
使用してある:min(秒〉,h(時),V(体積)、
−(重量).mp(融点〉,1(リットル),一(ミリ
1ルノトル),g(グラム),mg(ミリグラム). (×i)溶媒比は体積比(v/v)で示してある.(x
ii)  質量スペクトル(MS)は直接導入法を用い
化学イオン化方式にて電子エネルギー70エレクトロン
ボルトで測定した.記載のある場合はベースピークに対
して10%あるいはそれ以上の強度をもつピークのみが
示してある. (xiii)  高速液体クロマトグラフイー(HPL
C)のデータの報告がある場合は、保持時間(tR)は
分単位で与えてある.ColAはゾルバックス(Z o
rbax) (t録商標)ODS分析力ラム(4.6m
mx25am)、ColBはフェノメネ・ソクス(P 
henomenex) (登録商標)ゾルバックス(Z
orbax)(登録商標)C−8分析力ラム(4.6m
m×35cm) ,化身物命名法:統一性と明確性のた
めに“アミノ酸の順序”型の名称を可能な限り使用する
.一般に、立体化学の表示で(S)の記載は生成物が示
した不斉中心において少なくとも95%以上の(S)一
興性体を含有することを意味する.不斉中心において立
体化学の表示のない場合は、その中心において必ずしも
1:lとは限らないが、異性体の温き物を示している. 東1u生1よ』一.より得られたアルコール0.65g
の塩化メチレン10一溶液をDess−Martinパ
ーイオジナン1.03gと反応させ、次にトリフルオロ
酢酸0.0620と反応させた.この混谷物を一晩撹拌
した後、蒸発乾燥し、残渣を酢酸エチルと、飽和N a
 H C O s水:飽和N a x S 2 0 3
水−1 : 1 (v/ v)で分配した.分離した有
機層を10%塩酸で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
蒸発乾燥した.フラッシュクロマトグラフィーをクロロ
ホルム:メタノール:酢酸= 100:3:0.5で溶
出して行い、塩化メチレン:ヘキサン系で濃縮し、減圧
オーブン中で一晩乾燥させ、白色泡状の表題化合物0.
55g(収率872)を得たJl分析(C Z) J/
’(1= 782(M+1 ,Ce) ,362(基本
ピーク〉. 反栗上逝3二 計算値(C,sH.cfF2N,O.Sとして)C,5
5.27. It,5.93. N,8.95実測値 
   C,54.99. H,5.97. N,8.6
8この及1燵L. L渥友で用いるアルコール出発物質
は、以下のようにして製造した. a. N−シクロペンチルグリシン (一ブチルエステ
ル テトラヒドロフラン100輪l中に(一プチノレブロモ
酢酸102.43.を含む溶液を、−5’C’からO℃
に保った、テトラヒドロフラ冫′500輪l中にシクロ
ペンチノレアミン56.21gとトリエチノレアミン1
05曽l、約76gを含む溶液中に、撹拌しながら滴下
した.反応混液を室温で一晩撹拌した.白色固体のトリ
エチルアミンをろ過して除き、このろ過物を酢酸エチル
で3回洗った.有機層ろ液を蒸発乾燥し、残渣を水と酢
酸エチルの系で分配した.有機層を分離し、水、食塩水
で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発乾燥させた.
この残渣を分留蒸留で精製することにより、無色液体の
生成物76.43irを得た.沸点54” −65℃(
49Pa):TLC,Rr =0.18,ヘキサン:酢
酸エチル(9:1);質量分析一y’e= 200(M
”l) ,172,145,144(塩基),142.
98,76,b.ペンジルオキシカルボニルーし−バリ
ルーN−シクロベンチルグリシン t−ブ.チルエステ
ル 塩化メチレン1.3L中に、N−ペンジルオキシ力ルボ
ニルーL−バリン50.OgとN−シクロペンチルグリ
シン (−ブチルエステル39.8gを含む溶液を.氷
水中でO゜−5℃に冷やし、窒素雰囲気下、撹拌し、こ
れに、トリエチルアミン44.5g、ついでビス(2−
オキソー3−オキサゾリジニル)ボスフィニツククロリ
ド56.0gをO℃で加えた.この混合物を室温で一晩
撹拌後、蒸発乾燥させた.残渣を水1Lと酢酸エチルL
Lで分配した.分離した酢酸エチル層を、IN塩酸で2
回、水、飽和重曹水、食塩水で洗い、硫酸マグネシウム
で乾燥し、蒸発乾燥させた。残渣を、フラッシュクロマ
トグラフイーを行い、酢酸エチル:塩化メチレン(0:
100,10:90 25:75,連続的に)で溶出す
ることにより精製した.さらに、分離できなかった混合
画分について再度クロマトグラフイーを行い、得られた
生成物を最初のクロマトグラフイーで得た生成物と合わ
せ、xステル73.4g<収率85z〉を得タ,TLC
,R , =0.33,酢酸エチル:塩化メチレン(5
:95);質量分析.II/e・433(M+1) ,
377,325,269,234,206,162,1
44.91 (基本ピーク)。
C.ペンジルオキシ力ルボニルーL−バリルーNシクロ
ベンチノレグリシ冫′ 塩化メチレン250一中にペンジルオキシカルボニルー
し−バリルーN−シクロベンチルグリシンL−ブチルエ
ステル73.4.を含む溶液を水冷し、窒素雰囲気下撹
拌し、これに、トリフルオロ酢酸250−を加えた.約
5分後、氷水浴を取り除き、反応混液を室温で撹拌した
.2.5時間後にTLCで反応の完了が認められ、混合
液を蒸発濃縮し、塩化メチレンと大部分のトリフルオ口
酢酸を除去した.続いて液1水残涜を、激しく撹拌して
いる氷水中に注ぎ、得られたガム様の白色固体と水溶液
の温き物を塩化メチレンで抽出した。この塩化メチレン
層を水で洗い、トルエンで希釈し、約30℃で蒸発乾燥
させた.数回トルエンで希釈しては、蒸発乾燥させて痕
跡量の水とトリフルオロ酢酸をのぞいた後、この残涜を
酸性シリカゲルによるフラッシュクロマトグラフィーに
かけ、メタノール:酢酸エチル:塩化メチレン(グラジ
エント,O:O:100,0:5:95,0:10:9
0,0:25:75,5:25:70,10:25:6
5,連続的に〉系で溶出することにより、白色泡状の酸
60.4g(収率95z)を得た,TLC,R, =0
.49,酢酸エチル:塩化メチレン:酢酸(50:50
:1);質量分析,n/e;337(M+1) ,35
9,225.91(基本ピーク).d. N−ペンジル
オキシカルボニルーし−バリノーノレ あらかじめO℃に冷却したクロロホルム1500+al
中にし−バリノール50.0g, トリエチルアミン6
0.0gを含む溶液に、ペンジルクロロホルマート91
.08(95z純度〉をl時間以上かけて滴下した.反
応混液を1時間O℃で撹拌し、つぎに室温で2時間以上
撹拌した.反応混液を蒸発乾燥した後、残渣に酢酸エチ
ル1500−を加え,有機をIN NaOR,食塩水で
洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発乾燥させた.こ
の残渣を、エーテル:酢酸エチル(1:5)、続いてエ
ーテルを段階的に増量させてフラッシュクロマトグラフ
ィーを行うことにより精製し、ろう質の白色固体のアル
コール91.4gを得た.TLC,Rr・0.23,ヘ
キサン:エタノール(50 :5G).e. N−ペン
ジルオキシ力ルボニルーL−バリナール 塩化メチレン150mf中にジメチルスルホキシド10
7.2gを含む溶液を,あらかじめ−60℃に冷やして
撹拌している塩化メチレン800一中にオキザリルクロ
リド87.1gを含む溶液へ、窒素雰囲気下0.5時間
以上かけて滴下した.混合物の温度は−45℃に上がっ
た.つぎに、反応混合物を−30℃に昇湿した.塩化メ
チレン300一中に塞』4例二ヒエ』−の生成物81.
5g6:含む溶液を−30℃で45分以上かけて滴下し
た.この反応混液を−25℃で50分撹拌し、−40℃
に冷やしてから、塩化メチレン250鶴l中、ジイソプ
口ピルエチルアミン177.4gを含む溶液を−40℃
にして45分以上かけて滴下した.反応混液を1時間室
温で撹拌した9これを塩化メチレンl500−で希釈し
、有機層をIN塩酸で洗い、蒸発乾燥させ、さらに精製
することなく緑色油状のアルデヒド98.を得た.TL
C,R i =0.48,ヘキサン:エーテル(50 
:50).f.エチル(4S)−4−(ペンジルオキシ
力ルボニル)アミノー2,2−ジフルオロ−3−ヒドロ
キシ−5−メチノレ八、キサノアート 亜鉛末10gを3N塩酸25〇一中で10分間撹拌して
活性化した.これを半融ガラスロートで吸引ろ過して集
め、水,アセトン、乾燥テトラヒド口フランで続けて洗
った.この亜鉛を使用2時間前から、40℃で減圧オー
ブンで乾燥させた.m二し=』一.由来のアルデヒド5
.33gとエチル2−ブロモー2.2−ジフルオロ酢P
i5 . 75g ,活性亜鉛2.22.および、乾燥
テトラヒドロフラ冫l0〇一の混合物を窒素雰囲気下で
撹拌し、2時間Mi音波処理した.追加の2−ブロモー
2.2−ジフルオ口#酸2gを加え、撹f’fLながら
1.5時間、超音波処理を続けた.未反応の亜鉛をケイ
ソウ土を用いたろ過で除き、ろ液を蒸発乾燥させた.残
渣を酢酸エチルに溶解し、飽和NH.CI水、濃Nal
lSOsで洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発乾燥さ
せて、油状の粗生成物7.31gを得た.フラッシュク
ロマトグラフィーを行い、ヘキサン:酢酸エチル(8:
1,4:1,3:l)のグラジェント系で溶出すること
により、これを精製し、4:1で異性体混合物を含む油
状物トI,テxス−7−ル3.56g(収率44z)を
得た,TLC,R,0.30(主異性体),0.23(
少量異性体).ヘキサン:酢酸エチル(3:1). f−1. W.のエステルは、以下に示すように超音波
処理せずにも製造された. 叉益1土工.のアルデヒド3、Ogとエチル2−ブロモ
ー2.2−ジフロロ酢酸2.58.と亜鉛末1.22g
をテトラヒド口フラン30ahl中で窒素雰囲気下、0
.5時間還流した.追加の亜鉛末1.22.とエチル2
一ブロモー2.2−ジフロロ酢12.58.を加え、得
られた溶液をさらに1時間還流した.この溶液を室温で
放冷したのち、酢酸エチル150−を加えた.酢酸エチ
ル層をLM  KHSO.,食塩水で洗い、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、蒸発乾燥させ、■生成!llJ2.4g
を得た.この生成物をフラッジュクロマトグラフィーに
かけ、酢酸エチル:ヘキサン(35:65)で溶出する
ことにより精製し、油状のエステル0.9.を得た,T
LC,R f=0.55,酢酸エチル:ヘキサン(35
:65), g. (4S) −4−(ベンジルオキシ力ルボニル〉
アミノー2.2−ジフルオ口−3−ヒドロキシー5−メ
チルーN−プロビルヘキサンアミド無水エタノール40
ml中に、m二LエJ一.の方法にしたがって製造され
たエステルアルコール異性体1.72.と、n−プロビ
ルアミン0.57gを含む溶液を撹拌しながら、油浴中
で3時間、40℃に加熱した.追加のn−プロビルアミ
ン0.57gを加え、さらに1,5時間加熱を続けた.
この混合物を一晩撹拌して放冷した.その後、混合物を
蒸発乾燥させ、残渣を酢酸エチルに溶解させた.この溶
液を10%塩酸、食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾
燥し蒸発乾燥させ、半固体の混b物を得た.これに、ヘ
キサン:酢酸エチル=3:1の混液を加えると、一部は
溶解し、一部は白色固体のまま残った.この固体を吸引
ろ過で集め、高減圧下乾燥させ、少量の方のしドロキシ
アミン異性体に相当する物質0.17g(収率1oz)
を得た.ろ液は濃縮し、その残渣を、フラッシュクロマ
トグラフィーで、ヘキサン:酢酸エチル(3:1)で溶
出することにより梢製し、高減圧下で乾燥させた後、無
色ガム様の純品の主生成物である、ヒドロキシアミド異
性体1.07g(収$602)を得タ。TLC,R ,
 =0.27(主異性体),0.21(少I異性体).
ヘキサン:酢酸エチル(3 : 1 ) ,質量分析(
CN) ,(主異性体)m/e=373(M+1 ,基
本ピーク),329;(少量異性体)s/e=373(
841),329(基本ビーク),265,h.(4S
)−4−アミノー2.2−ジフルオロ−3ヒドロキシ−
5−メチルーN−プロビルヘキサンアミド 無水エタノール4〇一中に、実14例ニヒエ』一,の?
異性体生成物1 .05gとIOX(W/賀〉パラジウ
l1カーボン0.43.を含む混き液を、1バールの水
素雰囲気下で3.5時間撹拌した。触媒はケイソウ土を
用いた吸引ろ過で除いた.ろ液を油状に濃縮し、塩化メ
チレン:ヘキサンの混液に溶解し、蒸発乾燥させ,高減
圧下で乾燥させ、白色固体のアミン0.64g(収率9
6τ)を得た.質量分析(C i’) 一/e■239
(M+1,基本ピーク). i.(Is)−(ペンジルオキシ力ルボニル)−Lバリ
ルーNα−シクロペンチルーN−[3,3−ジフルオロ
−2−ヒドロキシ−1−(1−メチルエチル〉−4−オ
キソー4−(プロビルアミノ)プチル]グリシンアミド 叉韮1ユエユ.の生成物0 . 98gと犬益舅ユエ上
.の生成物0.62.と1−ヒドロキシベ,ンゾトリア
ゾール0.70.を、窒素雰囲気下乾燥テトラヒドロフ
ランに溶解した.この溶液を1−(3−ジメチルアミノ
プロビル〉−3−エチル力ルポジイミド塩酸0.55.
で処理し、これを一晩撹拌した.混合物を蒸発乾燥した
後、残渣を水と酢酸エチルで分配した.分離した有8i
層を10%塩酸、飽和N a H C O 3 ,食塩
水で洗い、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させて粗生
成物を得た。これをフラッシュクロマトグラフイーにか
け、クロロホルム:メタノール(80 : 1 )で溶
出し、塩化メチレン:ヘキサンから蒸発乾燥させ、高減
圧下一晩乾燥させて、白色泡状の精製アルコール0.8
9gを得た,TLC’,R, =0.40塩化メチレン
:メタノール(40:1)J量分析(Cl) ,m/e
;597(M+1) ,579,359(基本ピーク)
.j.(IS)−L−バリルーNα−シクロペンチルN
−[3.3−ジフルオロ−2−ヒドロキシ1−(1−メ
チルエチル)−4−オキソー4(プロビルアミノ)ブチ
ル]グリシンアミド実力目艷上.」一.の生成物o.s
7g中のペンジルオキシ力ルボニル保護基を、m二l.
h.の方法を応用して除いた(エタノール4C)alと
、10%パラジウム炭素0.48gを用いた〉.これを
塩化メチレン:ヘキサンから蒸発させ、高減圧下乾燥さ
せて、白色泡状のアミン0.68g(収率100g>を
単離した.TLC.Rf =0.16,クロロホルム:
メタノール(40:1).k.1 1−ジメチルエチル
 4−[(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ力ル
ポニルコペンゾアート 5Lの三径丸底フラスコにメカニカルスターラーと窒素
注入口を装着設定した.塩化メチレン2Lを反応フラス
コに入れ、テレフタール酸モノーt−ブチルエステル1
27.5g,4−ジメチルアミノピリジン70.06g
と4−クロロベンゼンスノレホ冫′アミド110.04
gをこの順序で、塩化メチレン400−で固体を洗い流
しながら加えた.1−(3−ジメチルアミノプロビル)
−3−エチル力ルポジイミド塩酸110.10gを、塩
化メチレン100nfで固体を洗い流しながら、少量ず
つ10分間以上かけて加えた.反応混液を室温にて一晩
撹拌したのち、溶媒を蒸発した.残渣を酢酸エチルと水
で分配した。分離した有機層を2 0 % (W/V)
 クエン酸、水、飽和NaHCO3水、食塩水で洗い、
硫酸ナトリウムで乾燥させた.これを蒸発し、白色固体
を得た。減圧オーブン50℃で乾燥させ、次の反応に使
用するのに十分純粋なエステル272g(収率100g
)を得た.TLC,Rr・0.43,メタノール:クロ
ロホルム(15:85),(エタノール:水から再結晶
することにより、さらに精製することが可能であった。
融点,約300℃).4−[(4−クロロフエニル)ス
ルホニルアミノ力ルボニル]安暦、香酸 3Lの三径丸底フラスコにメカニカルスターラーと塩化
カルシウム管を装着した.トリフルオロ酢ii9130
0gを加え、0℃に冷やし、実』L例≦ヒュ』−,の生
成物79.5gを加えた.まず、固体を溶解させ、透明
な溶液を得た,10−15分後、生成物の重い沈澱が形
成された。それと同時に反応溶液を撹拌することが困難
となった.ここで、メカニカルスターラーで激しく撹拌
することが、反応を完了するために必須である.この反
応混液をQ−5℃で1時間撹拌し、続いて1500g+
1の氷水中に注ぎ、2時間撹拌した.生じた固体をろ過
して乾燥させた.この白色固体61.5g(収率91z
)を無水エタノール1600mU水1600mlから再
結晶し、白色針状結晶の酸54g(収率soyg)を得
た.融点286−288℃,TLC,R,・0.7,メ
タノール:クロロホルム:酢酸(10:90=1). 輪.( I S )[4 − [(4−クロロフエニル
〉スルホニルアミノカルボニル]ベンゾイル]−L−バ
リルーNα−シクロベンチルーN−[3.3−ジフルオ
ロ−2−ヒドロキシ−1−(1−メチルエチル)−4−
オキソー4−(プロピルアミノ〉プチル]グリシンアミ
ド 実IJL土よ」一.の生成物0.49gと実44例ニヒ
ュ』−.の生rIi物0.67.及び、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール0.39gの乾燥テトラヒド口フラ
ン溶液を、1−(3−ジメチルアミノブロビル〉−3−
エチル力ルポジイミド塩酸0.31.で処理し、窒素雰
囲気下一晩撹拌した.実4L例二Lエ」一.と同様に後
処理し、粗生或物を得た.フラッシュクロマトグラフィ
ーを行い、クロロホルム:メタノール:酢酸(グラジエ
ント,200:5:1,ZOO:8:1)で溶出し、塩
化メチレン:ヘキサンから蒸発乾燥させ、高減圧下乾燥
させて、白色泡状のアルコール0.66B(収率57z
)を得た。
TLC,R ,・0.35,クロロホルム:メタノール
:酢酸(10(1−=5:0.5) ,質量分析(C 
i’) ,+a/ e・784(M亭1,”CI,基本
ピーク),766。
左11= :!JLLLの生成物は、以下に示すような中間体に対
し最小限の精製を行う方法でも製造することができた. 塩化メチレン6一中に実JL例二Lエ』一.からの生成
物0.44gを含む溶液をDess−Martinのバ
ーイオジナン1 . 19gと処理し、つぎにトリフル
オロ酢酸0.22−で処理した.この混液を一晩撹拌し
、酢酸エチルで希釈し、飽和N a H C O 3 
:飽和N a 2 S 2 0 s= 1 二1 (V
/V)と共に撹拌した.有機層を10?ご塩酸で洗い、
vAi!ナトリウ!,で乾燥し、蒸発させて、黄色固1
c0.37.を得た.フラッシュクロマトグラフイーを
行い、ヘキサン:酢酸エチル:酢Pi(’5o:50:
1)で溶出し、ヘキサン/塩化メチレンより濃縮し、減
圧オーブンで一晩乾燥させた後、白色固体の表題化合物
0.1511(収率34z)を得た.元』量1九L一: 計算1i (CzsH.CZFzNsO.sとして):
C,55.27. H,5.93. N,8。95実測
値:  C,55,58; H,6.15; N,8.
48及え燵1,L鑑土の出発物質のアルコールは、以下
に示す方法で製造した。
n.(4S)  4  (ペンジルオキシ力ルボニル)
アミノー2.2−ジフルオ口−3−ヒドロキシ5−メチ
ルーN−プロビルヘキサンアミド無水エタノール40I
II1中に、大44例二Eユf.の方法により製造した
エステルアルコール異性本1.4gとn−プロビルアミ
ン0.48gを含む混1を、窒素雰囲気下で一晩撹拌し
た.さらに、n−プロビルアミン0.86gを加え数時
間撹tap L続げた.この反応混液を45分間加熱3
17XL、放冷後、実m色.で述べる方法にしたがって
後処理した.これをヘキサン:酢酸エチル(3+1)中
で細かくすりつぶし、そのほとんどが少量の生成物異性
体で占められた白色結晶0.33g(収$2:B)を得
た.上澄液を蒸発後、フラッシュ力ラムクロマトグラフ
ィーを行い、ヘキサン:酢酸エチル(3:1”)で溶出
し2つの両分を得、これを合わせて、そのほとんどが主
生成物異性体で占められた油状のアミド0.53g(収
率372)を得た. o.(4S)−4−アミノー2.2−ジフルオロ−3ヒ
ドロキシ−5−メチルーN−プロビルヘキサンアミド塩
酸塩 実」L倒二l.n.の生成物で主異性体の含有量が多い
アミド0.53.を無水エタノールに溶解した.この溶
液に、10%パラジウムカーボン0.10.と濃塩酸0
.36gを加えた.この温き物を1バールの水素雰囲気
下で2時間撹拌した.触媒はゲイソウ上を用いた吸引ろ
過で除いた.ろ液を蒸発させ、油状の塩酸アミン0.3
6g(収率92z)を得た.p.(Is)−(ペンジル
オキシ力ルボニル〉−L一バリルーNα−シクロベンチ
ルーN−[3.3ジフルオロ−2−ヒドロキシ−1−(
1−メチルエチル)一4−オキソー4−(プロピルアミ
ノ)ブチル]グリシンアミド X胤逍ユエ己.の生成物0.36.を塩化メチレン10
−とテトラヒドロフラン3−の混液に溶解させた.この
溶液に、実3411よ」一.にしたがって製造した物質
0.49g, 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0.
35g, 1 − (3−ジメチルアミノプロピル)−
3−エチル力ルポジイミド塩酸塩0.25gと4メチル
モルホリン0.15m/を順次続けて加えた.この混合
物を窒素雰囲気下一晩撹拌し、塩化メチレンで希釈し、
飽和NaH C Os. 1 0%塩酸で洗い、WR酸
ナトリウムで乾燥した.これを蒸発させて、さらに精製
することなく次の反応に使用できる浦状物質0.70g
(収率9oz)を得た,TLC,生戒物ノ濃いスポット
R, =0.19,0.23,クロロホルムメタノール
(50・1). q.(Is)−L−バリルーNα−シクロベンチル−N
−[3,3−ジフルオ口−2−ヒドロキシ1−(1−メ
チルエチル〉−4−オキソー4ロビルアミノ)プチル]
グリシンアミドエタノール10mffi中に、実44例
二ヒエ』一.の生成物0.70gと105’≦(一ハ)
パラジウム炭素0.10.を含む混合物を、1バールの
水素雰囲気下、TLCで出発物質がすべて消費されたと
判定されるまで撹拌した.触媒をゲイソウ土を用いたろ
過で除き、このろ液をiff縮し、泡一ガラス様物質0
.341?(収$ 631)(プ を得た.この物質は、さらに精製することなく次の反応
に用いた。
r. (I S)  [4  [(4−クロロフェニル
)スルホニルアミノカルボニル]ベンゾイル]−L−バ
リルーNα−シクロベンチルーN−[3.3−ジフルオ
口−2−ヒドロキシ−1−(1−メチルエチル〉−4−
オキソー4−(ブロビルアミノ〉プチルコグリシンアミ
ド 塩1ヒメチレン6一中に、実』虻倒二ヒエ」一.の生成
物0.34g,大luI11」一. ノ生JtfN0.
25gト、1 −1=ドロキシベンゾトリアゾール0.
20.を含む溶液を、1−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)−3−エチル力ルポジイミド塩酸塩0.14gで処
理し、窒素雰囲気下撹拌した.この温き物を酢酸エチル
で希釈し飽和N a H C O 3 , 1 0 ?
6塩酸で洗い、硫酸ナトリウl、で乾燥した.これを蒸
発させ、さらに精製することなく使用できるガラス様物
質0.44g(収率76z)を得た。TLC.R,・0
.59,クロロホルム:,メタノール(10:1,痕跡
量の酢酸を含む). 大羞1』エ S 4ー 4 ロロフエニルスル、二 塩化メチレン5一中にUエヱ.由来のアルコール0.3
4.を含む溶液をDess−Martinのパーイオジ
ナンo.ssgで処理し、続いてトリフルオロ酢酸0.
15−で処理した.一晩撹拌した後、酢酸エチルで希釈
し、飽和N a H C 0 3と飽和N a z S
 2 0 yの1 : 1 (V/V)混液と撹拌した
.有機層を分離し、10%塩酸で洗い、硫酸ナトリウム
で乾燥し、蒸発させて、ガラス様物質0.30gを得た
.フラッシュクロマトグラフィーを行い、ヘキサン:酢
酸エチル:酢酸(50:50:1)で溶出することによ
り、白色固体の表題化合%0.14.を得た.質量分析
(CI),m/e=844(8+1),546,424
(基本ピーク).元I』L吐先一: 計算値(C4lH<*CIF2NsOmS.0.6 H
zOとして):C,57.58. H,5.80, N
,8.19実測値:  C,57.55. H,5.6
4; N,8.16mの出発物質のアルコールは以下に
示した方法で製造した。
a.{4S)  4  (ベンジルオキシ力ルボニル}
アミノー2.2−ジフルオD−3−ヒドロキシ−4−メ
チルーN−〈2−フェニルエチル〉ヘキサンアミド 無水エタノール40ml中にm二Lエ」一,の方法にし
たがって製造したエステルアルコール異性体1.4gと
フエネチルアミン0.94gを含む溶液を一晩撹拌した
,TLCで明白に出発物質が残っていることが認められ
たので、さらにフェネチルアミン1gを加え、数時間撹
拌し続けた.TLCに目に見えるほどの変化が現れなく
なったとき、反応液を穏やかに還流するよう加熟し、4
5分間、これを続けた.反応混液を放冷し、蒸発させて
、残基を酢酸エチルに溶解した.有m層を10%塩酸で
洗い、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発させて半固体状混
合物1.63gを得た。ヘキサン:酢酸エチル=3:1
の混液を加え、■生成物の一部を溶解させ、一部は白色
固体のまま残った.固体を吸引ろ過で集め高減圧下乾燥
し、そのほとんどが少量の生成物ヒドロキシアミド異性
体で占められた物質0.46g(収牢27z)を得た.
ろ液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーにかけ、
ヘキサ冫′:酢酸エチノレ(3 : 1 )でi′8出
することにより精製して、高減圧下で乾燥させた陵に、
そのほとんどが主生成物ヒドロキシアミド異性体で占め
られた油状物質0.55g(収率33z〉を得た。
TLC.R,・0.22(主異性体),0.17(少量
異性体〉,ヘキサン:酢酸エチル(3:1);質量分析
(CI>,(主異性体)曽/e=435(M+1),3
91(基本ピーク),327;(少数異性体)s/e=
435(M”l),391(基本ピーク),327,9
1.b.(4S)−4−アミノー2.2−ジフルオロ−
3−ヒドロキシ−4−メチルーN−(2−フェニルエチ
ル)ヘキサンアミド塩酸 実[ユ」ユ.の生成物で少数異性体の含有量が多い物質
0.44trを、無水エタノール40−に溶解した.こ
の溶液に、10%(11/W)パラジウムカーボン90
nyと濃塩90.35gを加えた.混合物をlバールー
の水素雰囲気下、一晩撹拌した.触媒をケイソウ土を用
いた吸引ろ過で除いた.このろ液を蒸発させ、乾燥し、
白色固体の塩酸アミン0.33g(収率93z)を得た
. c.(Is)(ペンジルオキシ力ルボニル)一L一バリ
ルーNαゴシクロベンチルーN−[3,3−ジフルオロ
−2−ヒドロキシ−1−(1−メチルエチル〉−4−オ
キソー4−[(2−フェニルエチル)アミノ]ブチルコ
グリシンアミド見施1ユ.1.の生成物0.33gを、
塩1ヒメチレン7−とテトラヒド口フラン5−の混液に
溶解した.これに、塞』0羨上よ」一.の生成物0.3
6g, 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール0.27g
, 1 − (3−ジメチルアミノプロビル)−3−エ
チル力ルポジイミド塩酸塩0.18.と4−メチルモル
ホリン0.10一を続けて加え、この反応混液を窒素雰
囲気下、一晩撹拌した.混合物を塩fヒメチレンで希釈
し、飽和N11HCO3.10%塩酸で洗い,硫酸ナト
リウムで乾燥させた.これを蒸発させて、ガラス/泡状
の粗7ル:7−ルo.50g(収宰79!)を得タ,T
LC.R , =0.57,クロロホルム:メタノール
(10:1).この物質は、さらに精製することなしに
次の反応に用いた.d.(IS)−L−バリノレーNα
−シクロペン′チノレN−[3.3−ジフルオロ−2−
ヒドロキシ1−(1−メチルエチル)−4−オキソー4
[(2−フエニルエチル)アミノ]ブチル]グリシンア
ミド エタノール10ml中に、実44例二トユ』一.の生成
物0.50gと10%(W/W)パラジウム炭素0.1
0.を含む混合物を、1バールの水素雰囲気下1.5時
間撹t゛トした.触媒をゲイソウ土を用いたろ過で除き
、このろ液を蒸発させ、ガラス様のアミノアルコール0
.30g(収率75z)を得た,TLC, 2 ツノ蛍
光活性のあるアミンのスポット、R,・0.37及び0
.40,クロロホルム:メタノール(1:1),この物
質は、さらに精製することなしに次の反応に用いた. e. (I S)  [4−[(4−クロロフェニル)
スルホニルアミノカルボニル]ベンゾイル]−L−バリ
ルーNα−シクロベンチルーN−[3.3−ジフルオロ
−2−ヒドロキシ−1−〈1−メチルエチル〉−4−オ
キソー4−[(2−フエニルエチル)アミノ]プナル]
グリシンアミド 塩化メチレン5ml中に、m≦Lエ』−.の生或物0.
30g,塞mユ」一.の生成物0.19.と1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール0.15gを含む溶液を、1−
(3−ジメチルアミノプロビル〉−3−エチル力ルポジ
イミド塩10.11.で処理し、窒素雰囲気下一晩撹拌
した。この混合物を塩化メチレンで希釈し、飽和N a
 H C O s , 1 0%塩酸で洗い、硫酸ナト
リウムで乾燥し、蒸発させて、黄色固体のアルコール0
.34g(収率72z)を得タ.コノ物質は、TLCテ
2ツの主な1ヒ合物が見られるが、さらに精製すること
なく使用した. TLC,Rf;0.52,0.62,
クロロホルム:メタノール(10:1痕跡量の酢酸を含
む).手 続 補 正 平成 2年 7月70日 1. 事件の表示 平成 2年特許願第118526号 2. 発明の名称 フルオロアミド誘導体 3. 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Aは、−CO−、−NH、CO−および−O、CO−か
    らなる群から選択され、 Lは、フェニレン、(1−6C)アルカンジイル、(2
    −6C)アルケンジイルおよびアルキル部分に随意に1
    個の二重結合を含んでもよいフェニレン(1−3C)ア
    ルキルからなる群から選択され(但し、上記アルケンジ
    イルの二重結合に含まれる炭素原子または上記フェニレ
    ンアルキルの随意の二重結合に含まれる炭素原子はA部
    分の酸素原子または窒素原子と直接結合しない)、 R^4は、式R^5、S(O_2)、NH、CO−で表
    されるアシルスルホンアミド、式R^5、CO、NH、
    S(O_2)−で表されるアシルスルホンアミド、式R
    ^5、NH、CO、NH、S(O_2)−で表されるス
    ルホニルウレア、式R^5、S(O_2)、NH、CO
    、NR^6−で表されるスルホニルウレアおよび式CF
    _3、S(O_2)、NH−で表されるトリフルオロメ
    チルスルホンアミド(ここに、R^5は(1−10C)
    アルキル、トリフルオロメチル、(3−10C)シクロ
    アルキル、随意にハロゲン、ニトロ、アミノ、ジメチル
    アミノ、ヒドロキシ、メチル、トリフルオロメチル、カ
    ルボキシ、フェニルおよび[(1−5C)アルキルカル
    ボニル]アミノからなる群の1ないし3個により置換さ
    れた(6または10C)アリールおよび芳香環上の3個
    までの炭素はハロゲンおよびトリフルオロメチルからな
    る群から独立に選択された置換基をもつことができる後
    で定める芳香族複素環からなる群から選択され、R^6
    は水素またはメチルである)からなる群から選択され、 R^Aは、水素またはメチルであり、 R^Bは、(1−10C)アルキル、(3−7C)シク
    ロアルキル(1−6C)アルキル(ここに、シクロアル
    キルアルキル基は約10個以下の炭素原子を含む)およ
    び置換基R^C(ここにR^Cはフェニル基または5な
    いし6員環であり1ないし5個の炭素および酸素、硫黄
    および窒素からなる群からそれぞれ独立に選択された1
    ないし4個のヘテロ原子を含む単環性芳香族複素環であ
    る)を有する(1−6C)アルキル基からなる群から選
    択される]で表される化合物またはその薬剤として許容
    される塩基の付加塩。 2、R^5は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
    ル、t−ブチル、4−メチルペンチル、シクロプロピル
    、シクロペンチル、シクロヘキシル、ノルボルニル、ア
    ダマンチル、フェニルまたはナフチル(ここに、フェニ
    ルまたはナフチルは随意にフルオロ、クロロ、ブロモ、
    ホルミルアミノ、アセチルアミノ、2−メチルプロパノ
    イルアミノまたは2,2−ジメチルプロパノイルアミノ
    置換基を有してもよい)であるか、もしくはR^5は、
    フリル、チエニル、ピリジルまたはピリミジニル(ここ
    に、複素環は随意にフルオロ、クロロ、ブロモ置換基を
    有してもよい)であり、 Lは、p−フェニレン、m−フェニレン、メチレン、エ
    タン−1,2−ジイル、エタン−1,1−ジイル、プロ
    パン−1,3−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、プ
    ロパン−2,2−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、2
    −メチルプロパン−2,3−ジイル、2−メチルプロパ
    ン−1,2−ジイル、ペンタン−1,5−ジイル、エテ
    ン−1,2−ジイル、プロペン−1,2−ジイル、プロ
    ペン−1,3−ジイル、ブテン−1,4−ジイル、ブト
    −2−エン−1,4−ジイル、ペンテン−1,5−ジイ
    ル、3,3−ジメチルプロペン−1,3−ジイル、p−
    フェニレンメチル、2−(p−フェニレン)エチル、2
    −(p−フェニレン)−2−プロピルエチルまたは2−
    (p−フェニレン)エテニルであり、R^Bは、メチル
    、エチル、プロピル、ブチル、2−メチルプロピル、ペ
    ンチル、3−メチルブチル、ヘキシル、シクロプロピル
    メチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル
    、2−シクロプロピルエチル、2−シクロペンチルエチ
    ル、2−シクロヘキシルエチル、3−シクロプロピルプ
    ロピル、3−シクロペンチルプロピル、3−シクロヘキ
    シルプロピル、4−シクロプロピルブチル、4−シクロ
    ペンチルブチル、4−シクロヘキシルブチル、ベンジル
    、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フ
    ェニルブチル、2−チエニルエチルまたは2−フリルエ
    チルである、 特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 3、R^4がR^5、S(O_2)、NH、CO−であ
    り、Lがp−フェニレンであり、Aが−CO−であり、
    R^Aが水素であり、R^Bがプロピルまたは2−フェ
    ニルエチルである特許請求の範囲第2項に記載の化合物
    。 4、R^5がフェニルまたは4−クロロフェニルである
    特許請求の範囲第1,2または3項に記載の化合物。 5、化合物が[4−[(4−クロロフェニル)スルホニ
    ルアミノカルボニル]ベンゾイル]−L−バリル−Na
    −シクロペルチル−N−[3,3−ジフルオロ−1−(
    1−メチルエチル)−2,4−ジオキソ−4−(プロピ
    ルアミノ)ブチル]グリシンアミドである特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。 6、塩がナトリウム塩である特許請求の範囲第1項に記
    載の薬剤として許容される塩基の付加塩。 7、特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記載
    の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I で表される化合物またはその薬剤学的に許容される塩の
    製造方法において、 (A)式III ▲数式、化学式、表等があります▼III で表されるアルコールを酸化すること、 (B)R^4がR^5、S(O_2)、NH、CO−で
    ある式 I で表される化合物においては、R^7がカル
    ボキシである式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV で表される化合物(この化合物を以下では式IVの酸と呼
    称する)を式R^5、SO_2、NH_2のスルホンア
    ミド誘導体と脱水剤の存在下に反応させるか、または、
    式IVの酸の活性誘導体を式R^5、SO_2、NH_2
    のスルホンアミドあるいはその塩と反応させ、もしくは
    別法として式IVの酸の活性誘導体を式R^5、SO_2
    、NH_2のスルホンアミドのアルカリ金属塩と反応さ
    せること、 (C)R^4がR^5、CO、NH、S(O_2)−で
    ある式 I で表される化合物においては、R^7がH_
    2N、S(O_2)−である式IVの化合物を式R^5、
    COOHの酸と(B)項に記載の方法のいずれかと同様
    な方法を用い反応させること、 (D)R^4がR^5、NH、CO、NH、S(O_2
    )−である式 I で表される化合物においては、R^7
    がH_2N、S(O_2)−である式IVの化合物を式R
    ^5NCOのイソシアナートと反応させること、(E)
    R^4がR^5、S(O_2)、NH、CO、NR^6
    −である式 I で表される化合物においては、R^7が
    HNR^6−である式IVの化合物を式R^5、S(O_
    2)、NCOのスルホニルイソシアナートと反応させ、
    もしくは別法としてR^8が水素である化合物において
    は、R^7が−NCOである式IVの化合物を式R^5、
    S(O_2)、NH_2のスルホンアミドと反応させる
    こと、 (F)R^4がCF_3、S(O_2)、NH−である
    式 I で表される化合物においては、R^7がH_2N
    −である式IVのアミンを無水トリフルオロメタンスルホ
    ン酸と反応させること、 (G)Aが−CO−である式 I で表される化合物にお
    いては、式R_4、L、COOHの酸(またはその活性
    誘導体)を式V ▲数式、化学式、表等があります▼V で表されるアミノケトンとカップリングさせ、Aが−N
    H、CO−である式 I で表される化合物においては、
    式R_4、L、NCOのイソシアナートを式Vのアミノ
    ケトンと反応させ、または、Aが−O、CO−である式
    I で表される化合物においては、式R_4、O、CO
    Clのクロロホルメートを式Vのアミノケトンと反応さ
    せること、 式中、A、L、R^A、R^B、R^4、R^5、R^
    6は、特定して述べない限りは、特許請求の範囲第1か
    ら第6項のいずれかにおいて定めた通りであり、R^7
    は上で定めたいずれかの意味を有し、薬剤として許容さ
    れる塩が必要な場合は、式 I の化合物の酸の型を生理
    的に許容できる陽イオンを与える塩基と反応させること
    、 を特徴とする製造方法。 8、薬剤として許容される希釈剤または担体と合わせて
    、生存哺乳動物においてヒト白血球のエラスターゼを阻
    害するに十分な量の特許請求の範囲第1から第6項のい
    ずれかに記載の化合物を特徴とする薬剤組成物。 9、A、L、R^A、R^BおよびR^4が、特許請求
    の範囲第1項に定めた通りである式III ▲数式、化学式、表等があります▼III で表される化合物。 10、A、L、R^AおよびR^Bが、特許請求の範囲
    第1項に定めた通りである式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV で表される化合物。
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