JPH035628Y2 - - Google Patents

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JPH035628Y2
JPH035628Y2 JP1426585U JP1426585U JPH035628Y2 JP H035628 Y2 JPH035628 Y2 JP H035628Y2 JP 1426585 U JP1426585 U JP 1426585U JP 1426585 U JP1426585 U JP 1426585U JP H035628 Y2 JPH035628 Y2 JP H035628Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は出窓形式の洗濯機収納壁に関するもの
である。
(従来の技術) 外壁より外方に突出させたものは、従来から出
窓として広く利用されているが、この出窓はもつ
ぱら台所で用いられているのみで特別に物を収納
できるものは存在しなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記、従来の技術においては出窓の下面が床面
から非常に高い位置に設けられていた。それ故、
床面から利用することができないという問題があ
り、収納壁として利用できないものであつた。
そこで、本考案においては、床面から利用でき
しかも明り取りを行うことができ洗濯機を設置で
きるようにするのが目的である。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案における出窓形式の洗濯機収納壁は、両
側の柱10,10に竪枠1,1を固定し、コ字形
をした下枠3の両端を前記竪枠1,1の下端に固
定し、まぐさ29の上方の壁面に上枠2を形成す
る屋根18を固定し、上下枠2,3の中間に両コ
ーナー方立5,5と竪枠1,1に固定する1対の
明取り竪枠4,4の上下に、明取り上枠構成本体
60と明取り下枠構成本体80を夫々3方に位置
させて相互に連結し、各明取り上枠構成本体60
と明取り下枠構成本体80間にガラス板46を取
付け、各明取り上枠構成本体60と上枠2間及び
各明取り下枠構成本体80と下枠3との間に夫々
コ字形をした上下壁体100,100′を取付け、
下壁体100′の下端に防水突片118を周辺に
突出させた洗濯機Cを設置する防水受皿117を
設けたものである。
(作用) 本考案においては、防水受皿117に洗濯機C
を設置し、中間にはガラス板46から採光し、洗
濯機での作業に際し、手元を明るくする。
(実施例) 本考案の実施例は図面に基き詳細に説明する
と、収納壁Aは、一対の袖竪枠1,1と、上枠2
と、下枠3と、一対の明取り竪枠4,4と一対の
コーナー方立5,5と、明取り上下枠6,7とで
構成している。
袖竪枠1,1は第2,3図に示すように、柱1
0と間隔をおくようになつている垂直壁11の外
側に柱10に接して固定する固定片12を設け、
この固定片12と垂直壁11との接合部分を屋外
側に延長して外壁13を形成し、外壁13の屋外
端にL形をした当接部14を設け、垂直壁11の
内側に係止部15を有する当接部16を屋外側に
向つて突設し、垂直壁11の中央屋内側に係止突
起17を設けている。
上枠2は第1図に示すように、正面及び両側に
傾斜した屋根18の屋外端の周面(3方)にL字
形の結合部19を設け、2個所を折曲げてコ字形
に形成した外周壁材20と結合するようになつて
いる。この外周壁材20は前記L字形の結合部1
9を嵌合固定するU字形の溝部21を設け、この
溝部21の外壁を下方に延長して溝覆部22を設
け、溝覆部22の下端屋内側に上方に延びる形
の連結部23を設け、この連結部23の上端と中
央屋内側に支持部24,24′を形成している。
そして、L字形の結合部19を溝部21に嵌合し
て固定し、結合部19内にシール材25を充填し
てシールし、支持部24上に天井板26の一端を
乗架して固定し、天井板26の他端と屋根18の
屋内端に設けた垂直壁27とを垂直連結板28で
結合し、この垂直連結板28をまぐさ29及び壁
面に固定する。
下枠3は、下枠外壁30の上端を残して屋内側
にZ字形の支持部31を設け、この支持部31と
下枠外壁30の上端との内に嵌入溝32を設け、
2個所を折曲げてコ字形に形成し、両端を袖竪枠
1,1の垂直壁11に固定するようになつてい
る。
明取り竪枠4,4は、第3図に示すように、チ
ヤンネル形をした連結枠40を竪方向に延びるよ
うに設け、その内側壁41に、袖竪枠1に設けた
当接部16の係止部15に係合する係止突起42
を設け、外側壁43には屋内側端を内側に折曲げ
て固定片44を形成し、この固定片44を袖竪枠
1の垂直壁11の屋外側で且つ高さ方向における
中央部分に固定する。そして、連結枠40の屋外
壁45の外側にガラス板46を取付けるガラス取
付溝47を形成する取付突出部48を突設し、こ
の取付突出部48を袖竪枠1に設けた当接部14
に当接するようになつている。
コーナー方立5,5は第3図に示すように方立
本体50を角部に円弧状部51を設け、2方に取
付壁52,53を設けたほぼ方形状に形成し、屋
内側の取付壁52の外側に前記ガラス取付溝47
と対向するガラス取付溝54を有する取付突出部
55を、又、中央側の取付溝53の屋外側にはガ
ラス取付溝56を有する取付突出部57を設けて
いる。そして、方立本体50の高さは、前記明取
り竪枠4と同一に形成する。
明取り上枠6は、第1図に示す明取り上枠本体
60が3方に位置し、正面に位置した明取り上枠
本体60は両側のコーナー方立5,5の取付壁5
3,53に固定し、両側に位置する明取り上枠本
体60は一端をコーナー方立5の取付壁52に、
他端を明取り竪枠4の屋外壁45に固定する。
尚、明取り上枠構成本体60はほぼ方形を形成
し、上面壁61の屋外側に上方を開放したチヤン
ネル形の外壁挿入溝62を形成し、上面壁61の
屋内端に上方に向つて突片63を突出させ、下面
壁64の屋外端にガラス取付溝65を有する取付
突出部66を設けている。そして、外壁挿入溝6
2の屋外端に係止片67を水平に突設し、取付突
出部66の屋外壁に、上方に向つて傾斜した固定
片68を突設する。一方、上枠覆い70を形成す
る垂直覆部71は2個所を折曲げてコ字形に形成
する。そして、下端部屋内側に、前記固定片68
に固定する傾斜した固定片72を設け、垂直覆部
71の上端屋内側に前記係止片67に係合する係
止片73を水平に設け、両係止片67,73と外
壁挿入溝62の屋外壁と垂直覆部71の上端とで
形成する空間74にパテ等のシール材75を充填
する。
明取り下枠7は第1図に示す明取り下枠本体8
0が3方に位置し、正面に位置した明取り下枠本
体80は両側のコーナー方立5,5の取付壁5
3,53に固定し、両側に位置する明取り下枠8
0は一端をコーナー方立5の取付壁52に、他端
を明取り竪枠4の屋外壁45に固定する。尚、明
取り下枠構成本体80はチヤンネル形に形成し、
開放側を下にして、屋内外壁81,81′に夫々
内側に係止突片82,82′を対向して水平に突
設し、上面壁83の屋外側に前記明取り上枠構成
本体60のガラス取付溝65と対向するガラス取
付溝84を有する取付突出部85を設けている。
そして、取付突出部85の屋外壁下端に透孔86
を設け、この透孔86の上端に係止片87を水平
に突設し、屋外壁81′の下端部に、上方に向つ
て傾斜した固定片88を突設する。一方、下枠覆
い90を形成する垂直覆部91は2個所を折曲げ
てコ字形に形成する。そして、垂直覆部91の下
端部屋内側に、前記固定片88に固定する傾斜し
た固定片92を設け、垂直覆部91の上端部屋内
側に前記係止片87と係合する係合片93を水平
に設け、両係止片87,93と、取付突出部85
の屋外壁と垂直覆部91の上端とで形成する空間
94にパテ等のシール材95を充填する。
上下壁体100,100′は内装材101と外
装材102とで構成している。即ち、第1,2図
に示すように、内装材101と外装材102との
下端をチヤンネル型の間隔保持片103の両側に
固定し、上端を間隔保持材104の両側に固定す
る。そして、3方に位置した内装材101と外装
材102は、屋内側端に縦保持材105(第2図
参照)を嵌入した間隔を保持し、角部は2本の縦
保持材106,107を嵌入して間隔を保持し、
全体をコ字形に形成する。そして、角部をコーナ
ーカバー108で覆い取付釘109を縦保持材1
06に打込んでコーナーカバー108を固定す
る。
尚、第1図中110は化粧板で形成した地板
で、建築躯体111の床面に位置する台112に
乗架固定し、一部を屋外側に突出させる。そし
て、地板110の屋外側下面外周に支持枠113
を固定し、支持枠113の下面に内装材101の
下面まで達する下面板114を固定する。この支
持枠113は屋内側を台112に固定し、屋内側
下面に7字形をした連結板115を固定し、この
連結板115を建築躯体111に固定することに
より固定する。
地板110の屋外側には挿入孔116を設けて
防水受皿117を挿入するようになつている。
防水受皿117は第1,2図に示すように、四
辺に防水突片118を設け、この防水突片118
の内周に洗濯機Cを載置する載置部119を水平
に設け、載置部119の内周に下方に向つて十字
状に窪んだ大量の水を受ける受皿部120を形成
して前記下面板114上に載置する。この受皿部
120には排水用孔121を設け、下面板114
に設けた透孔122と連通させ図示を省略したパ
イプで下水管と連通させるようになつている。
尚、受皿部120を大きく形成したのは、洗濯
機が破損して大量の水が一時に排水されても十分
に対応できるようにするためである。その形状は
十字状に限定するものではない。
尚、下壁体100′の一部には第1図に示すよ
うに内装材101から突出した水道の蛇口123
を設置する。この蛇口123は図示を省略した
が、例えば内外装材101,102間に水道管を
設けて水道を供給できるようになつている。
本実施例においては、下面板114の外周上面
に下壁体100′の内装材101を載置した後に
下枠3の支持部31を間隔保持片103内に挿入
して嵌入溝32内に外装材102を嵌入し、支持
部31と間隔保持片103とを結合し、下枠3の
両端を前記垂直壁11に固定する。
次に、明取り竪枠4,4とコーナー方立5,5
と明取り上下枠6,7を連結した状態において、
下壁体100′の内外装材101,102上に明
取り下枠7の係止突片82,82′を乗架して結
合し、両明取り竪枠4,4の固定片44を袖竪枠
1の垂直壁11に固定する。
次に、明取り上枠6の上面壁61上に上壁体1
00を乗架し、外装材102と間隔保持片103
の1側とを外壁挿入溝62内に嵌合して間隔保持
片103と上面壁61とを結合し、屋内側端の縦
保持材105を下壁体100′と同様に袖竪枠1,
1の垂直壁11に固定する。
次に、上枠2の支持片24,24′を上壁体1
00の外装材102に沿わせ、天井板26を内外
装材101,102上に乗架し、垂直連結板28
を壁面に固定し、天井板26と内装材101とを
形をした連結板124で連結する。
次に、第2,3図に示す袖カバー125を地板
110とまぐさ29との間に位置させ、柱10に
固定し、屋外端を外側に向つて折曲げて係止部1
26を形成し、袖竪枠1の垂直壁11に突設した
係止突起17に係止するようになつている。そし
て、まぐさ29の下面に天井カバー127を鴨居
(図示省略)とほぼ同一高さに位置させて固定し、
屋外端にまぐさ29に沿つて〓形をした天井支持
部128を突出させて前記天井板26の屋内端を
支持するようになつている。尚、第1図中129
はコンセツトである。
本実施例は前記のように構成したもので、防水
受皿117上に洗濯機Cを設置し、ランドリーと
して使用する。中間に位置したガラス板46から
採光し、上側に適当な支持金具を取付けて乾燥機
を支持するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案においては床面から屋外側に突出させて
洗濯機を収納することができるので、スペースを
広く使用することができる。
又、中間にはガラス板46にて採光できるよう
になつているので、設置した場所全体を明るくす
ることができると共に、作業を行うのに便利であ
り、洗濯機は、防水受皿117上に設置するの
で、流水が床面に流れる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る出窓形式の洗濯機収納壁
の一実施例を示す縦断側面図、第2図は下側部分
の横断平面図、第3図は明取り部分の横断平面
図、第4図は外観斜視図である。 1……竪枠、2……上枠、3……下枠、4……
明取り竪枠、5……コーナー方立、10……柱、
18……屋根、29……まぐさ、46……ガラス
板、60……明取り上枠構成本体、80……明取
り下枠構成本体、100……上壁体、100′…
…下壁体、117……防水受皿、118……防水
突片、C……洗濯機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側の柱10,10に竪枠1,1を固定し、コ
    字形をした下枠3の両端を前記竪枠1,1の下端
    に固定し、まぐさ29の上方の壁面に上枠2を形
    成する屋根18を固定し、上下枠2,3の中間
    に、両コーナー方立5,5と竪枠1,1に固定す
    る1対の明取り竪枠4,4の上下に、明取り上枠
    構成本体60と明取り下枠構成本体80を夫々3
    方に位置させて、相互に連結し、各明取り上枠構
    成本体60と明取り下枠構成本体80間にガラス
    板46を取付け、各明取り上枠構成本体60と上
    枠2間及び各明取り下枠構成本体80と下枠3と
    の間に夫々コ字形をした上下壁体100,10
    0′を取付け、下壁体100′の下端に防水突片1
    18を周辺に突出させた洗濯機Cを設置する防水
    受皿117を設けたことを特徴とする出窓形式の
    洗濯機収納壁。
JP1426585U 1985-02-05 1985-02-05 Expired JPH035628Y2 (ja)

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JPS61131480U JPS61131480U (ja) 1986-08-16
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