JPH0355922Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355922Y2 JPH0355922Y2 JP1982036200U JP3620082U JPH0355922Y2 JP H0355922 Y2 JPH0355922 Y2 JP H0355922Y2 JP 1982036200 U JP1982036200 U JP 1982036200U JP 3620082 U JP3620082 U JP 3620082U JP H0355922 Y2 JPH0355922 Y2 JP H0355922Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- aluminum foil
- polarizing element
- synthetic resin
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 14
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、通常偏光素子フイルムの両面に補強
フイルムを貼着して使用している偏光板の構造に
おいて両面の補強フイルムを使用しない経済的な
反射型偏光板に係るものにしてその構成を添付図
面を参照に詳述すると次の通りである。
フイルムを貼着して使用している偏光板の構造に
おいて両面の補強フイルムを使用しない経済的な
反射型偏光板に係るものにしてその構成を添付図
面を参照に詳述すると次の通りである。
ポリエステル系合成樹脂フイルム１を裏打ちし
たアルミ箔２上若しくはアルミ箔２を裏打ちした
ポリエステル系合成樹脂フイルム１のアルミ箔２
上に、両面にアクリル系粘着層３，３′を形成し
た偏光素子フイルム４を被着する。
たアルミ箔２上若しくはアルミ箔２を裏打ちした
ポリエステル系合成樹脂フイルム１のアルミ箔２
上に、両面にアクリル系粘着層３，３′を形成し
た偏光素子フイルム４を被着する。
ポリエステル系合成樹脂フイルム１とアルミ箔
２との被着方法は貼着でも蒸着でも良いが、例え
ば商品名アルペツト（東洋アルミ株式会社製）を
使用すると良い。
２との被着方法は貼着でも蒸着でも良いが、例え
ば商品名アルペツト（東洋アルミ株式会社製）を
使用すると良い。
製品としては表面に離形フイルム５を貼着す
る。この離形フイルム５は接着面にシリコーン処
理を施したポリエステル系合成樹脂フイルム１を
使用すると良い。
る。この離形フイルム５は接着面にシリコーン処
理を施したポリエステル系合成樹脂フイルム１を
使用すると良い。
在来の偏光板は、第２図に示されているように
ポリビニルアルコールのような親水性高分子フイ
ルムにヨウ素をまたは二色性染料を吸着させ、そ
の後一軸延伸加工を行つて形成した偏光素子フイ
ルム４の両面に必ず酢酸繊維素系合成樹脂フイル
ムやウレタンアクリル系合成樹脂コーテイング層
を補強材６，６′として貼着している。
ポリビニルアルコールのような親水性高分子フイ
ルムにヨウ素をまたは二色性染料を吸着させ、そ
の後一軸延伸加工を行つて形成した偏光素子フイ
ルム４の両面に必ず酢酸繊維素系合成樹脂フイル
ムやウレタンアクリル系合成樹脂コーテイング層
を補強材６，６′として貼着している。
これは偏光素子フイルム４の製造に際して素材
フイルムを延伸加工する為偏光素子フイルム４単
独では非常にさけ易く、この為両面に必ず補強材
６，６′を貼着又コーテイングしてさけることを
保護している。
フイルムを延伸加工する為偏光素子フイルム４単
独では非常にさけ易く、この為両面に必ず補強材
６，６′を貼着又コーテイングしてさけることを
保護している。
この偏光素子フイルム４の両面補強材粘着加工
は非常に厄介であり、それだけコスト高となる。
は非常に厄介であり、それだけコスト高となる。
本考案は、前記のように偏光素子フイルム４の
両面に補強材６，６′を貼着せしめずに偏光素子
フイルム４単独とし、代りに透光性のあるアクリ
ル系粘着層３，３′を両面に被着せしめ、このア
クリル系粘着層３，３′によりアルミ箔２に偏光
素子フイルム４を単独で貼着せしめるからアクリ
ル系粘着層３，３′はアルミ箔２と離形フイルム
５とへの接着の役目と偏光素子フイルム４の補強
や偏光素子面の保護の役目をも兼ねることにな
る。
両面に補強材６，６′を貼着せしめずに偏光素子
フイルム４単独とし、代りに透光性のあるアクリ
ル系粘着層３，３′を両面に被着せしめ、このア
クリル系粘着層３，３′によりアルミ箔２に偏光
素子フイルム４を単独で貼着せしめるからアクリ
ル系粘着層３，３′はアルミ箔２と離形フイルム
５とへの接着の役目と偏光素子フイルム４の補強
や偏光素子面の保護の役目をも兼ねることにな
る。
その上アルミ箔２を使用した反射型偏光板はア
ルミ箔２自体が偏光素子フイルム４の補強材６，
６′を兼ねることになるから尚のこと偏光素子フ
イルム４の両面にわざわざ補強材６，６′を貼着
しないで良いことになる。
ルミ箔２自体が偏光素子フイルム４の補強材６，
６′を兼ねることになるから尚のこと偏光素子フ
イルム４の両面にわざわざ補強材６，６′を貼着
しないで良いことになる。
勿論補強材６，６′自体は偏光板としての性能
には直接関係がないのであるから補強材６，６′
を省いても何等反射型偏光板としての性能は劣ら
ないことになる。
には直接関係がないのであるから補強材６，６′
を省いても何等反射型偏光板としての性能は劣ら
ないことになる。
本考案はこのように偏光素子フイルム４の両面
に補強材６，６′を貼着する工程を不要にするも
のであるからその製品は補強材６，６′の材料並
に貼着工程分だけ安価に製造し得ることになり、
その上アクリル系粘着層３，３′により偏光素子
フイルム４をアルミ箔２に貼着することにより偏
光素子フイルム４の補強も充分ならしめ、偏光性
能は何等在来品と劣らない実用性秀れた反射型偏
光板を提供するものである。
に補強材６，６′を貼着する工程を不要にするも
のであるからその製品は補強材６，６′の材料並
に貼着工程分だけ安価に製造し得ることになり、
その上アクリル系粘着層３，３′により偏光素子
フイルム４をアルミ箔２に貼着することにより偏
光素子フイルム４の補強も充分ならしめ、偏光性
能は何等在来品と劣らない実用性秀れた反射型偏
光板を提供するものである。
第１図は本案品の一部を拡大して積層状態を示
した断面図、第２図は従来の偏光板の一部を拡大
して積層状態を示した断面図である。 １……ポリエステル系合成樹脂フイルム、２…
…アルミ箔、３，３′……アクリル系粘着層、４
……偏光素子フイルム、５……離形フイルム。
した断面図、第２図は従来の偏光板の一部を拡大
して積層状態を示した断面図である。 １……ポリエステル系合成樹脂フイルム、２…
…アルミ箔、３，３′……アクリル系粘着層、４
……偏光素子フイルム、５……離形フイルム。
Claims (1)
- ポリエステル系合成樹脂フイルム１を裏打ちし
たアルミ箔２上若しくはアルミ箔２を裏打ちした
ポリエステル系合成樹脂フイルム１のアルミ箔２
上に、両面にアクリル系粘着層３，３′を形成し
た偏光素子フイルム４を被着し、表面に離形フイ
ルム５を貼着した事を特徴とする反射型偏光板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620082U JPS58138906U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 反射型偏光板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3620082U JPS58138906U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 反射型偏光板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58138906U JPS58138906U (ja) | 1983-09-19 |
| JPH0355922Y2 true JPH0355922Y2 (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=30047645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3620082U Granted JPS58138906U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 反射型偏光板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58138906U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5256948A (en) * | 1975-11-05 | 1977-05-10 | Nitto Electric Ind Co | Reflection type polarizing element |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP3620082U patent/JPS58138906U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5256948A (en) * | 1975-11-05 | 1977-05-10 | Nitto Electric Ind Co | Reflection type polarizing element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58138906U (ja) | 1983-09-19 |
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