JPH0355852Y2 - - Google Patents

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JPH0355852Y2
JPH0355852Y2 JP15297085U JP15297085U JPH0355852Y2 JP H0355852 Y2 JPH0355852 Y2 JP H0355852Y2 JP 15297085 U JP15297085 U JP 15297085U JP 15297085 U JP15297085 U JP 15297085U JP H0355852 Y2 JPH0355852 Y2 JP H0355852Y2
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light
bottle
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photosensitive
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ガラス壜体の胴周りの歪の有無す
なわち胴径の異常を検査する装置に関する。
(従来の技術) 製壜機によつて製造されたガラス壜体を検査ス
テーシヨンでその胴方向に回転して、胴周りの歪
の有無(胴変形チエツク)が行なわれる。
従来のこの種の胴径異常を検査する装置として
は、第5図に図示したように、検査ステーシヨン
で自転する検査壜体Bに対して、回転軸73に軸
支されたアーム式の検査部材70の一端71を当
接して他端72の変位量を感知器75によつて検
知するものが知られている。
しかしながら、上のような従来装置によるとき
には、壜体Bに対する検査部材70のセツテイン
グないしは検査に時間がかかり処理効率が低く、
またその検査精度においても検査部材の精度に影
響されるなどの理由から必ずしも満足なものとは
いえなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上のような従来装置の欠点に鑑み
て光学的な検査装置を提案するものであつて、そ
の目的とするところは、検査処理能力ならびに検
査精度を飛躍的に向上せしめることができる新規
な胴径異常検査装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この考案に係る胴径異常検査装置
は、検査ステーシヨンで自転する壜体の側部を照
らす投光器と前記壜体に対し前記投光器の反対側
に設置されかつ前記投光器の光を感知する多数の
光電素子が直線上に配置された感光部を有する2
台のラインカメラからなり、前記ラインカメラの
一方はその感光部が壜体の最大径を規定する外側
基準線に沿つて常時入光状態となるように常時入
光感光部として設置されており、これに対して他
方はその感光部が壜体の最小径を規定する内側基
準線に沿つて常時遮光状態となるように常時遮光
感光部として設置されていて、前記常時入光感光
部の遮光ならびに前記常時遮光感光部の入光によ
つて壜体の胴径の異常が検出されるように構成さ
れたことを特徴とする壜体の胴径異常検査装置に
係る。
(作用) この考案の検査装置は、上のように、投光器の
光を感知する多数の光電素子が直線上に配置され
た感光部を有する2台のラインカメラを用いて、
一方を壜体の最大径を規定する外側基準線に沿う
常時入光感光部となし、これに対して他方を壜体
の最小径を規定する内側基準線に沿う常時遮光感
光部となして、これらの外側および内側基準線に
含まれない壜の胴表面部分、つまり許容範囲を逸
脱した異常突出部分または異常凹陥部分があると
きには、前記常時入光感光部の遮光あるいは前記
常時遮光感光部の入光によつて壜体の胴径の異常
がチエツクされるようにしたものである。
(実施例) 以下添付の図面に図示した実施例に従つて説明
すると、第1図はこの考案の胴径異常検査装置が
設置された回転式の検壜装置の全体を示す概略平
面図、第2図は胴径チエツクのためのカメラの光
感知状態を壜体とともに示した正面図、第3図は
第2図の一部拡大図、第4図は同じく胴径チエツ
クのためのカメラの光感知状態を壜体とともに示
した平面図、第5図は従来装置における胴径チエ
ツクのための検査装置を表わした平面図、第6図
はクラツクチエツクのための投光器ならびに受光
器とそれらの光線の方向を壜体とともに示した正
面図である。
第1図の全体概略平面図に図示した検壜装置
は、符号10で示される検壜ホイル本体と、符号
20で示される回転ベルト装置と、符号30で示
されるクラツクチエツク検査装置と、本考案に係
る胴径異常検査装置の各部から構成されている。
検壜ホイル本体10は、壜体保持部12を構成
する複数の外周切欠部を有し、一般にはスターホ
イルと称される。実施例では図のように外周を24
等分した24ケ所の壜体保持部12A,12B,1
2C……が形成されている。
この検壜ホイル本体10は、図示しない公知の
駆動機構によつて矢印11方向に間歇的に回転移
動する回転体より構成される。図示の例ではホイ
ル本体10に壜体が最大16本までセツトされ、1
分間に300本の壜体の検査が行なえるようになつ
ている。
検壜ホイル本体10は、また、搬入ホイル14
を介して搬入コンベア8から壜体Bを受け入れ、
かつ検壜後は該壜体Bを搬出ホイル17を介して
搬出コンベア9に搬出されるように構成されてい
る。第1図の符号15は壜搬入用の補助ホイル、
18および19は同じく搬出用の補助ベルト、矢
印符号13は搬入部、16は搬出部を表わし、1
3Aおよび16Aは搬入部および搬出部に設けら
れた壜体のための案内ガイドである。
回転ベルト装置20は、回転ベルト21と駆動
装置22およびプーリ25,25…,26,27
よりなる。回転ベルト21は図のように前記検壜
ホイル本体10の搬入部13から搬出部16にか
けての壜保持部12,12…外側に巻回されて該
壜保持部12内の壜体に回転を与えるように張設
される。実施例では、搬入ホイル14と同心に設
けられたプーリ26および搬出部16近傍の検壜
ホイル本体外側に設置したプーリ27によつてベ
ルト21は壜保持部12,12…の外側に巻回さ
れ、さらに外側プーリ25,25,25…を介し
て無端に張設され、駆動装置22によつて適宜の
速度で回転される。
なお、ベルト21は壜体Bの浮き上がりを防止
するために、搬入部13側が搬出部16側より約
5度ほど高くなるように傾斜をもつて巻回されて
いる。
クラツクチエツク検査装置30と胴径異常検査
装置40は、前記壜保持部12において回転され
る壜体Bに対して検査を行なうものである。ガラ
ス壜体の検査にはこのほかに壜の全高、壜口の内
外径、壜口の天面平滑度等があるが、実施例の検
壜装置にあつては、特に間歇送りされる壜体を一
定位置で自転させて検査しなければならない項
目、つまり前記クラツクチエツクおよび胴径異常
が対象とされるのである。
まず、クラツクチエツク検査装置30について
説明すると、第1図の実施例では、壜体保持部1
2A,12B,12C,12E,12F,12G
の合計6ケ所のポジションで光によるクラツクチ
エツクが行なわれている。
クラツクチエツクの検査は第6図から容易に理
解されるように投光器31,32から発せられた
光の反射を受光器35,36によつてキヤツチす
ることによつてクラツクの検出が行なわれる。同
図のように横方向のクラツクC1と縦方向のクラ
ツクC2とでは入射光の反射方向に違いがある。
壜体を回転することにより、投光器31,32か
ら入射する光に対してもしクラツクC1,C2が
あるときには受光器35,36において反射光が
感知されるわけである。
次に、この考案の胴径異常検査装置40につい
て説明すると、この検査装置40は、第1図の検
壜ホイル本体10の壜保持部12Dの位置を検査
ステーシヨンとして、胴周りの歪の有無のチエツ
クが行なわれる。壜体の製造において若干の成形
歪が生ずることはやむを得ないところであるが、
それが大きすぎる場合は不良品として除外されな
ければならない。一般にこの歪の許容範囲は、1
mm内外である。
この考案装置は、第1図またはその要部の拡大
図である第4図の各平面図から明らかなように、
検査ステーシヨン12Dで自転する壜体Bの側部
を照らす投光器45と前記壜体Bに対し前記投光
器45の反対側に設置された2台のラインカメラ
から構成される。
投光器45は拡散光式投光器(60Wシリカ電
球)よりなる。
ラインカメラ41,42は前記投光器の光を感
知する多数の光電素子が直線上に配置された感光
部を有するもので、実施例ではF50mmレンズ付
2048bitCCDカメラよりなる。
これらのラインカメラの一方41はその感光部
41Aが壜体Bの最大径を規定する外側基準線に
沿つて常時入光状態となるように常時入光感光部
として設置される。これに対して他方のラインカ
メラ42はその感光部42Aが壜体Bの最小径を
規定する内側基準線に沿つて常時遮光状態となる
ように常時遮光感光部として設置される。
そして、上のように装置された検査ステーシヨ
ンで壜体Bを自転させたとき、これらの外側およ
び内側基準線に含まれない壜Bの胴表面部分、つ
まり許容範囲を逸脱した壜表面の異常突出部分B
1または異常凹陥部分B2があるときには、前記
常時入光感光部41Aに遮光部分(第3図の41
B部分)あるいは前記常時遮光感光部42Aに入
光部分(第3図の42B部分)を生じ、光信号に
よる胴径異常がチエツクわけである。
壜体の回転による壜体B側部の軌跡が定められ
た外側および内側基準線に含まれる範囲のもので
あれば、つまり許容範囲のものであれば、常時入
光感光部41Aまたは常時遮光感光部42Aに異
常が生ずることがない。
なお、実施例の検査装置における外側および内
側基準線(常時入光感光部および常時遮光感光
部)の幅、つまり許容範囲は1.5mmに設定してあ
る。
胴径異常検査装置40による信号は第1図に図
示した制御装置50に送られ、ここで選別された
不良品については搬出コンベア9上に設置された
リジエクトノズル52から吹き出されるジエツト
エアによつてリジエクトプール53に除外され
る。符号51はエアバルブである。
(効果) 以上図示し説明したように、この考案の検査装
置によれば、上のように、投光器の光を感知する
多数の光電素子が直線上に配管された感光部を有
する2台のラインカメラを用いて、一方を壜体の
最大径を規定する外側基準線に沿う常時入光感光
部となし、これに対して他方を壜体の最小径を規
定する内側基準線に沿う常時遮光感光部となし
て、これらの感光部に対する光の異常信号を検出
することによつて壜体の胴径の異常をチエツクす
るようにしたものであるから、検査処理能力なら
びに検査精度は従来のものと比較にならないほど
飛躍的に向上させることができるようになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の胴径異常検査装置が設置さ
れた回転式の検壜装置の全体を示す概略平面図、
第2図は胴径チエツクのためのカメラの光感知状
態を壜体とともに示した正面図、第3図は第2図
の一部拡大図、第4図は同じく胴径チエツクのた
めのカメラの光感知状態を壜体とともに示した平
面図、第5図は従来装置における胴径チエツクの
ための検査装置を表わした平面図、第6図はクラ
ツクチエツクのための投光器ならびに受光器とそ
れらの光線の方向を壜体とともに示した正面図で
ある。 8……搬入コンベア,9……搬出コンベア,1
0……検壜ホイル本体,12……壜保持部(12
D……検査ステーシヨン),20……回転ベルト
装置,21……回転ベルト,30……クラツクチ
エツク検査部,40……胴径異常検査装置,4
1,42……ラインカメラ,41A……感光部
(常時入光感光部),41B……遮光部,42A…
…感光部(常時遮光感光部),42B……入光部,
B……壜体,B1……異常突出部分,B2……異
常凹陥部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 検査ステーシヨンで自転する壜体の側部を照ら
    す投光器と前記壜体に対し前記投光器の反対側に
    設置されかつ前記投光器の光を感知する多数の光
    電素子が直線上に配置された感光部を有する2台
    のラインカメラからなり、 前記ラインカメラの一方はその感光部が壜体の
    最大径を規定する外側基準線に沿つて常時入光状
    態となるように常時入光感光部として設置されて
    おり、これに対して他方はその感光部が壜体の最
    小径を規定する内側基準線に沿つて常時遮光状態
    となるように常時遮光感光部として設置されてい
    て、前記常時入光感光部の遮光ならびに前記常時
    遮光感光部の入光によつて壜体の胴径の異常が検
    出されるように構成されたことを特徴とする壜体
    の胴径異常検査装置。
JP15297085U 1985-10-05 1985-10-05 Expired JPH0355852Y2 (ja)

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JP15297085U JPH0355852Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

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JP15297085U JPH0355852Y2 (ja) 1985-10-05 1985-10-05

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Publication Number Publication Date
JPS6262206U JPS6262206U (ja) 1987-04-17
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