JPH035569Y2 - - Google Patents

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JPH035569Y2
JPH035569Y2 JP4468885U JP4468885U JPH035569Y2 JP H035569 Y2 JPH035569 Y2 JP H035569Y2 JP 4468885 U JP4468885 U JP 4468885U JP 4468885 U JP4468885 U JP 4468885U JP H035569 Y2 JPH035569 Y2 JP H035569Y2
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JP
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lid
base
hinge
abrasive
storage container
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JP4468885U
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JPS61161239U (ja
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は研摩布紙のロールを収納する容器に関
する。さらに詳しくは、裏側に感圧性接着剤の被
覆を有する研摩布紙のロールを収納する容器に関
する。
(従来の技術) 従来、この種の研摩布紙ロールを輸送運搬する
ために使用する収納容器としては、ポリエチレン
フイルム等の袋が用いられてきた。また、作業現
場でこの研摩布紙ロールを保管したり小出しにし
て使用するために用いる収納容器としては第8図
に示すような容器が用いられてきた(特公昭56−
52715号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のポリエチレンフイルム等
の袋では、輸送運搬中、収納した研摩布紙ロール
の研摩砥粒面と、ポリエチレンの袋とが擦れ合
い、砥粒の脱粒や、ポリエチレン袋の破れ等を生
じ、研摩布紙ロールの商品価値を著しく減少させ
ていた。一方、作業現場において使用されてきた
特公昭56−52715号公報に開示された収納容器は
小出し器としては大変便利に工夫されたものであ
るが、一面開口部が多いため防塵性が充分でな
く、研摩布紙裏側の接着剤面に付着した塵埃によ
りその接着性の低下をきたすことがあり、また、
積み重ねることができないなど輸送運搬するのに
は適している構造とはいえず、更に、部品点数が
多く高価であるという問題点を有していた。
本考案は上述の問題点を解決するためにされた
ものであり、研摩布紙ロールの輸送運搬に際し、
その商品価値を損うことがないという輸送運搬容
器としての機能と、防塵性に優れ、且つ安価な小
出し器としての機能を併せ持つ研摩布紙ロール用
収納容器を得ることを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 以下、本考案に係る研摩布紙ロール用収納容器
の構成を第1図によつて説明する。
本考案によれば、 蓋体部1と基体部2がヒンジ部3を介して連結
され、該ヒンジ部3を軸として前記蓋体部1と前
記基体部2とを開閉可能としたプラスチツクの中
空匣体であつて、 前記ヒンジ部3と直角をなし、前記蓋体部1と
前記基体部2が閉じられる際対応して接する二組
の辺の略中央部に設けられた、研摩布紙ロール1
0の巻芯9を回転可能に担持する巻芯ホルダー4
と、 蓋体部1の辺が基体部2の辺より長くなるよう
に前記二組の辺の長さを設定することにより、前
記ヒンジ部3と平行に対向する蓋体部1及び基体
部2の各辺と、前記ヒンジ部3と直角をなす蓋体
部1の二辺とから形成された下方に開口してなる
スリツト状窓部5と、 前記ヒンジ部3と平行に対向する蓋体部1の辺
に沿つて設けられた外方に所定幅を有する帯状の
鍔部6と、 前記ヒンジ部3と平行に対向する基体部2の辺
に、外方に延びて前記鍔部6と接触するか又は近
接するように設けられた突起状の戻り止め部7
と、 前記蓋体部1と前記基体部2とを着脱自在に係
止せしめる係止手段8とを備えてなる研摩布紙ロ
ール用収納容器 が提供される。
(作用) 次に、上記の本考案の構成に基づく作用を、第
1図及び第2図によつて説明する。
先ず、本考案に係る収納容器に前記研摩布紙ロ
ール10を収納する方法について説明する。前記
蓋体部1と基体部2とを係止してプラスチツク中
空匣体を閉の状態にしている係止手段8を全て解
除し、蓋体部1を基体部2の上方に、前記ヒンジ
部3を軸として約90度から約180度回転させるこ
とにより開の状態とし、前記研摩布紙ロール10
の巻芯9を基体部側巻芯ホルダー部4Aによつて
懸架せしめ、次に蓋体部1を逆に回転させて基体
部2上に閉状態となし係止手段8を係止すること
により研摩布紙ロール10の収納が達成される。
この場合、蓋体部側巻芯ホルダー部4Bは、基体
部側巻芯ホルダー部4Aとともに前記巻芯9を上
下から挾持し、前記研摩布紙ロール10を回転可
能に懸架する。
次に、作業現場で前記研摩布紙ロール10を保
管又は小出しにする場合について説明する。先
ず、係止手段8を全て解除して蓋体部1を開の状
態となし、次いで、研摩布紙ロール10を基体部
側巻芯ホルダー部4A上で回転して巻きほぐしな
がら、研摩布紙ロール10の先端部10Aを戻り
止め部7側の外部に引き出す。次に蓋体部1を閉
の状態として係止手段8を係止する。この場合、
研摩布紙ロール10の先端部10Aは戻り止め部
7と研摩布紙裏側の接着面との接触抵抗により逆
止され、巻き戻ることはない。この状態で研摩布
紙ロール10は、通常小出し可能に保管されるの
であるが、実際に小出しにして使用する場合は第
3図に示すように前記窓部5から突き出た研摩布
紙ロール10の先端部10Aをつかみ、必要量を
引き出し前記鍔部6の端辺部に沿つて第4図に示
すように上方にひねるよう持ち上げることにより
必要量が切断され小出しに供することができる。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案に係る収納容器の実
施例を示す。第1図は研摩布紙ロール10を収納
して蓋体部1を閉じた状態であり、第2図は蓋体
部1を開いた状態を示している。蓋体部1、基体
部2及びヒンジ部3とから構成されるプラスチツ
クの中空匣体として、それが開の状態では第1図
のように断面八角形である角柱状体の如き形状、
第2図のように断面四角形の直方体の如き形状を
有するものが用いられる。この場合、ヒンジ部3
を第5図に示すように、外側方向へ断面略円形の
膨大部を有する弾性構造とすることは強度、耐久
性の面からみて好ましい。
また、巻芯ホルダー部4は第6図に示すよう
に、その基体部側巻芯ホルダー部4Aを断面半円
形状にし、それに対応する蓋体部側巻芯ホルダー
部4Bも断面半円形状とし、この収納容器が閉の
状態において巻芯ホルダー部4を断面略円形とな
る如く形成することにより、巻芯を回転可能に懸
架し、且つ密閉性を維持することができ、望まし
い。係止手段8としては第7図に示すように、長
円柱形状の凹部を有する基体部側係止部8Aを基
体部側に数ケ所、同様にそれに対応し、長円柱形
状の凸部を有する蓋体部側係止部8Bを蓋体部側
に数ケ所設け、それぞれの弾性を利用して蓋体部
側係止部8Bを基体部側係止部8Aに嵌合させる
ことが考えられる。
戻り止め部7は第1図及び第2図の如くU字状
突起片として形成することができ、また鍔部6は
帯状であつて、第4図に示す如くその端辺部にて
研摩布紙の必要量を切断できる形状であることが
重要である。
本考案に係る収納容器は研摩布紙の小出しの形
状が、デイスク状、矩形状のどちらにも適用可能
であるが、研摩布紙の必要量に応じた切断部分に
ミシン目等が設けられていると切断が容易となり
便利である。
また、本考案に係る収納容器の材質としては、
プレス加工が可能であれば、あらゆる汎用のプラ
スチツクを用いることができる。特に透明であれ
ば、外部から研摩布紙の外観や残量の確認が可能
となり有利である。
尚、本考案の実施例は以上述べた構造や形状に
限定されるものではない。
(考案の効果) 本考案に係る研摩布紙ロール用収納容器に収納
されて研摩布紙ロールは、巻芯ホルダー部におい
て宙吊り状態に懸架される。このことにより、輸
送・運搬に際し研摩布紙の砥粒面は、収納容器と
擦り合うことなく、保持され、研摩布紙の商品価
値を損うことはない。
また、本考案の形状は中空匣体であるから積み
重ねが可能であり、かつ材質はプレス加工が可能
なプラスチツクの弾性体であるから、衝撃に強く
輸送運搬に便利である。また本考案に係る収納容
器は、その開口部としては第1図に示した細長い
下向きのスリツト状窓部だけしかなく、密閉性に
優れ、塵埃の侵入を防ぎ、研摩布紙裏側の接着面
の接着強度を低下させることがない。
さらに、本考案を構成する蓋体部、基体部、ヒ
ンジ部、巻芯ホルダー部、鍔部、戻り止め部及び
係止手段を全て一工程のプレス加工により一体に
成形することができ、特別な部品とその組立の手
間を必要とせず経済的に大きな効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る収納容器の一実施例であ
つて閉じた状態を示し、第2図は本考案の他の実
施例であつて開いた状態を示す。第3図及び第4
図は本考案の収納容器から研摩布紙を小出しにす
る場合の使用状態を示す。第5図はヒンジ部の形
状、第6図は基体部側巻芯ホルダー部の形状、第
7図は係止手段の構造を夫々示す。第8図は従来
の収納容器を示す。 符号の説明、1……蓋体部、2……基体部、3
……ヒンジ部、4……巻芯ホルダー部、4A……
基体部側巻芯ホルダー部、4B……蓋体部側巻芯
ホルダー部、5……窓部、6……鍔部、7……戻
り止め部、8……係止手段、9……巻芯、10…
…研摩布紙ロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋体部と基体部がヒンジ部を介して連結され、
    該ヒンジ部を軸として前記蓋体部と前記基体部と
    を開閉可能としたプラスチツクの中空匣体であつ
    て、 前記ヒンジ部と直角をなし、前記蓋体部と前記
    基体部が閉じられる際対応して接する二組の辺の
    略中央部に設けられた、研摩布紙ロールの巻芯を
    回転可能に担持する巻芯ホルダー部と、 蓋体部の辺が基体部の辺より長くなるように前
    記二組の辺の長さを設定することにより、前記ヒ
    ンジ部と平行に対向する蓋体部及び基体部の各辺
    と、前記ヒンジ部と直角をなす蓋体部の二辺とか
    ら形成された、下方に開口してなるスリツト状窓
    部と、 前記ヒンジ部と平行に対向する蓋体部の辺に沿
    つて設けられた、外方に所定幅を有する帯状の鍔
    部と、 前記ヒンジ部と平行に対向する基体部の辺に、
    外方に延びて前記鍔部と接触するか又は近接する
    ように設けられた突起状の戻り止め部と、 前記蓋体部と前記基体部とを着脱自在に係止せ
    しめる係止手段とを備えたことを特徴とする研摩
    布紙ロール用収納容器。
JP4468885U 1985-03-27 1985-03-27 Expired JPH035569Y2 (ja)

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JP4468885U JPH035569Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JP4468885U JPH035569Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS61161239U JPS61161239U (ja) 1986-10-06
JPH035569Y2 true JPH035569Y2 (ja) 1991-02-13

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JP4468885U Expired JPH035569Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS61161239U (ja) 1986-10-06

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