JPH0355629Y2 - - Google Patents

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JPH0355629Y2
JPH0355629Y2 JP13563485U JP13563485U JPH0355629Y2 JP H0355629 Y2 JPH0355629 Y2 JP H0355629Y2 JP 13563485 U JP13563485 U JP 13563485U JP 13563485 U JP13563485 U JP 13563485U JP H0355629 Y2 JPH0355629 Y2 JP H0355629Y2
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JP
Japan
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tube
protective cap
pipe
corrugated
hole
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JP13563485U
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JPS6244934U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案はアースアンカーの構造に関するもので
ある。
<本考案の目的> 本考案は、簡単な構造で作業性および耐久性に
優れたアースアンカーの構造を提供することを目
的とする。
<本考案の構成> 以下、本考案のアンカーの一実施例について説
明する。
<イ> 全体の構成(第1図) アンカーは定着長部と自由長部とにより構成す
る。
定着長部は波形管1内部にアンカーケーブル2
をそのまま位置させて構成する。
この波形管1の最深部は底筒11で閉塞してあ
る。
自由長部は波形の形成していないストレート管
3内に、シース4を被覆した状態のケーブルを位
置させる。
ストレート管3は削孔した孔の出口側に、波形
管1は孔の奥側に位置させる。
両管3,1の接合は、例えば熱収縮性の短い筒
を外側から被覆して収縮させることによつて連結
する。
<ロ> グラウトホースの配置 本考案のアンカーには2本のグラウトホースを
収納しておく。
1本は波形管1およびストレート管3の管内に
グラウトを注入するための管内用グラウトホース
5である。
他の1本は波形管1およびストレート管3の外
部、すなわち孔壁との間にグラウトを注入するた
めの管外用グラウトホース6である。
そして管内用グラウトホース5の端は底筒11
の内側、すなわち波形管1内で開放する。
一方、管外用グラウトホース6の端は底筒11
の外側で開放する。
<ハ> 保護キヤツプ 前記したように波形管1の最深端には底筒11
を設けて閉塞してある。
両者の取り付けは、例えば両者の外側にかぶせ
た熱収縮パイプを加熱して収縮させることによつ
て行う。
ただし底筒11によつて完全に閉塞するのでは
なく、底筒11には貫通孔を開孔しておき、その
孔から管外用グラウトホース6の端を外部に露出
させる。
そして波形管1の先端から露出した管外用グラ
ウトホース6に孔内の土砂がつまることのないよ
うに、また破損することのないように底筒11の
外部に保護キヤツプ7を取り付ける。
この保護キヤツプ7はその側面に吐出孔71を
開孔することによつて、管外へのモルタルの充
填、すなわち削孔した孔内への充填を可能とす
る。
また、保護キヤツプ7の先端は閉塞してある。
そのため、アースアンカーを上向きにして使用
した場合には、保護キヤツプ7の先端からスライ
ムが流入することがなく、スライムの巻き込みを
防止するので、グラウト作業を良好に行うことが
できる。
<ニ> 保護キヤツプの取り付け(第3図) 底筒11には中央外方に向けてねじ筒12を突
出する。
一方、保護キヤツプ7には底筒11側に、ねじ
筒12と同一外径、同一ねじ山のねじ部72を形
成する。
そしてねじ筒12とねじ部72とをねじ込み可
能なねじ山を内面に有する短環8を用意し、この
短環8によつて、底筒11と保護キヤツプ7とを
一体に連結する。
その場合に、底筒11のねじ筒12とねじ部7
2との間に、1枚のワツシヤ73と膨脹ワツシヤ
74とを介在させる。
膨脹ワツシヤ74はゴムやプラスチツクなどの
ようにたわみ性が大きく、電気的に絶縁性の材料
で構成する。
その形状は中央に中央孔75を開孔したリング
体であつて、底筒11と保護キヤツプ7とを強い
力で接近させると容易に変形するものである。
この膨脹ワツシヤ74の中央孔75内を、管外
用グラウトホース6を貫通させ、両側から底筒1
1あるいは保護キヤツプ7をしめつける。
その結果、膨脹ワツシヤ74が多少膨脹して管
外用グラウトホース6を確実に締め付けて水密性
を確保することになる。
従つて、塩分を含む地下水、あるいは酸性の地
下水が湧水するような地盤に削孔した場合にも、
そうした地下水が鋼線部分に浸入してくることが
なく、鋼線が腐食する心配がまつたくない。
また、電気的に絶縁性の膨脹ワツシヤ74を介
在させたから、アンカーケーブル2が他の金属と
電気的に接触することがない。
その結果、アンカーケーブル2の電気腐食の発
生を完全に阻止することができる。
<ホ> アンカーケーブル端の処理(第2図) アンカーケーブル2群の最深部の端は鋼製の短
パイプ9の周囲に溶接する。
この部分はアンカーケーブル2の引張力を受け
るものではないから、簡単な溶接で充分に位置の
確保をするという目的は達成できる。
この短パイプ9内に管内用グラウトホース5の
開放端が位置しており、そのホースからモルタル
が自由に吐出できるように、短パイプ9側面には
吐出口91を開口してある。
そして短パイプ9は底筒11の底面にねじ込ん
で固定する。
従つてアンカーケーブル2群と底筒11とは、
短パイプ9を介して確実に固定できる。
従つて、管内モルタルが硬化するまでに位置が
ずれたり移動したりする心配がない。
<ヘ> 施工方法 削孔した坑内に、上記の構成で組み立てたアン
カーケーブルセツトを挿入する。
管外用グラウトホース6はその先端を保護キヤ
ツプ7で保護されているから、挿入時に先端から
土砂などが入つて目づまりしてしまうことがな
い。
最深部まで挿入したら、各ホースから管内およ
び管外へのモルタルの充填を行い、孔壁とケーブ
ルとを固着を行う。
固着後にケーブルにジヤツキによる引張力を導
入して、アンカーケーブルの施工を完了する。
<本考案の効果> 本考案は以上説明したようになるので次のよう
な効果を期待することができる。
<イ> 波形管の頭部先端に保護キヤツプを取り
付け、この保護キヤツプでグラウトホースの先
端を保護したので、孔内への挿入中にホースの
目づまりが発生することがなく、確実なセツト
定着をおこなうことができる。
<ロ> アースアンカーを上向きにして使用した
場合には、先端の保護キヤツプがスライムの巻
き込みを防止するので、グラウト作業を良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案のアースアンカーの全体説明
図、第2図……波形管の頭部の説明図、第3図…
…波形頭部の部品の分解図。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アンカーケーブルの定着長部を波形管で被覆
    し、アンカーケーブルの自由長部を波形の存在し
    ないストレート管で被覆し、 波形管の基端に、ストレート管を一体に接合
    し、前記波形管の先端底筒からグラウトホースを
    突出させ、 このグラウトホースの突出部分には、 側面を開孔し、先端を閉塞した筒体である保護
    キヤツプを取り付けて構成した、 アースアンカーの構造。
JP13563485U 1985-09-06 1985-09-06 Expired JPH0355629Y2 (ja)

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JP13563485U JPH0355629Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JP13563485U JPH0355629Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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JPS6244934U JPS6244934U (ja) 1987-03-18
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JP13563485U Expired JPH0355629Y2 (ja) 1985-09-06 1985-09-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714425Y2 (ja) * 1990-10-18 1995-04-10 建設基礎エンジニアリング株式会社 アンカー
KR101974397B1 (ko) * 2018-06-28 2019-05-02 이인귀 파형관 보강 앵커 구조

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JPS6244934U (ja) 1987-03-18

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