JPH0355544Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355544Y2 JPH0355544Y2 JP1983053119U JP5311983U JPH0355544Y2 JP H0355544 Y2 JPH0355544 Y2 JP H0355544Y2 JP 1983053119 U JP1983053119 U JP 1983053119U JP 5311983 U JP5311983 U JP 5311983U JP H0355544 Y2 JPH0355544 Y2 JP H0355544Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- feed path
- stopper
- feeding
- abutment surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、原稿などの用紙の自動送り装置にお
いて、用紙を1枚に分離して搬送する給紙装置に
関する。
いて、用紙を1枚に分離して搬送する給紙装置に
関する。
[従来技術、考案が解決しようとする課題]
本考案との比較において好適な従来の給紙装置
として、第3図(特開昭51−35399号公報)が知
られている。
として、第3図(特開昭51−35399号公報)が知
られている。
上記第3図の給紙装置は、用紙収容部を構成す
るトレイaの用紙セツト面及び突き当て面bを用
紙搬送方向に傾斜させる構成なるため、用紙を多
数枚積重状態でセツトするときに、用紙先端が突
き当て面bに勢いづいて突き当り、そのシヨツク
で最上部位の用紙がはみ出し、このはみ出し用紙
が突き当て面bの上縁に連なる給紙通路に侵入
し、用紙ジヤムの発生原因の憂がある。
るトレイaの用紙セツト面及び突き当て面bを用
紙搬送方向に傾斜させる構成なるため、用紙を多
数枚積重状態でセツトするときに、用紙先端が突
き当て面bに勢いづいて突き当り、そのシヨツク
で最上部位の用紙がはみ出し、このはみ出し用紙
が突き当て面bの上縁に連なる給紙通路に侵入
し、用紙ジヤムの発生原因の憂がある。
そこで本考案は、上記第3図の形式、つまり、
トレイの用紙セツト面及び突き当て面が用紙搬送
方向に傾斜する形式の給紙装置に関するが、特に
本考案では、上記傾斜した突き当て面の上縁に用
紙セツト時に生ずる上部用紙のはみ出し阻止用の
ストツパーを臨ませて上記セツト時における用紙
の給紙通路への侵入を防止し、用紙ジヤムの発生
を憂を一掃せんとするものである。
トレイの用紙セツト面及び突き当て面が用紙搬送
方向に傾斜する形式の給紙装置に関するが、特に
本考案では、上記傾斜した突き当て面の上縁に用
紙セツト時に生ずる上部用紙のはみ出し阻止用の
ストツパーを臨ませて上記セツト時における用紙
の給紙通路への侵入を防止し、用紙ジヤムの発生
を憂を一掃せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するための本考案の構成は、用
紙を載置するセツト面が、用紙搬送方向に傾斜し
て設けられた用紙収容部6を備え、用紙を上記セ
ツト面に沿つて用紙搬送方向に挿入しセツトする
給紙装置5であつて、上記セツト面に対し用紙搬
送方向下流側に傾斜形成した上記用紙収容部を構
成する突き当て面7と、上記用紙収容部6に収容
された用紙を送り出す繰り出し手段18と、前記
繰り出し手段18により送り出された用紙が搬送
される前記突き当て面7の上縁に用紙の入口9を
連設した給紙通路8と、前記用紙収容部6にセツ
トされる用紙の先端を前記突き当て面7と共に支
持し、前記給紙通路8への用紙の進入を阻止する
前記入口9に出没自在に臨ませたストツパー10
と、このストツパー10が退避した状態で前記給
紙通路8を搬送される用紙を1枚に分離する分離
手段12,13とを備えたことを特徴とする給紙
装置を要旨とするものである。
紙を載置するセツト面が、用紙搬送方向に傾斜し
て設けられた用紙収容部6を備え、用紙を上記セ
ツト面に沿つて用紙搬送方向に挿入しセツトする
給紙装置5であつて、上記セツト面に対し用紙搬
送方向下流側に傾斜形成した上記用紙収容部を構
成する突き当て面7と、上記用紙収容部6に収容
された用紙を送り出す繰り出し手段18と、前記
繰り出し手段18により送り出された用紙が搬送
される前記突き当て面7の上縁に用紙の入口9を
連設した給紙通路8と、前記用紙収容部6にセツ
トされる用紙の先端を前記突き当て面7と共に支
持し、前記給紙通路8への用紙の進入を阻止する
前記入口9に出没自在に臨ませたストツパー10
と、このストツパー10が退避した状態で前記給
紙通路8を搬送される用紙を1枚に分離する分離
手段12,13とを備えたことを特徴とする給紙
装置を要旨とするものである。
[実施例]
以下図面を参照し、本考案に実施例を説明す
る。
る。
1は複写機本体、2は該複写機本体1上に載置
した用紙、例えば、原稿を搬送する原稿搬送装置
で、この装置2内に設けられた原稿搬送ベルト3
は複写機本体1の上面に設けられた原稿ガラス面
4に摺接され、該原稿搬送ベルト3の移動により
原稿搬送ベルト3の一端給紙側に接続した給紙装
置5から供給される原稿を上記原稿ガラス面4上
に搬送し、原稿が複写機によつてコピーされた
後、原稿を原稿搬送ベルト3の他端排紙側に排出
するようになつている。また、上記給紙装置5の
具体的構成は、用紙搬送方向に傾斜したセツト面
(底面)と、このセツト面に対し鈍角状に傾斜し
た突き当て面7を有する用紙収容部6と、この用
紙収容部6を構成する上記突き当て面7の、本例
では上縁に、上記原稿搬送ベルト3の一端咬み込
み部の連なる給紙通路8の入口9を連通開口さ
せ、かつ、この入口9に臨む上記突き当て面7の
上縁に、該突き当て面7と共に用紙先端を突き当
て支持する可動の突き当て面、即ち、ストツパー
10を出没自在に臨ませ、このストツパー10は
その基部が軸10′に回動自在に支持され、図示
しないソレノイドに連通されて出没動作を繰り返
すようになつている。
した用紙、例えば、原稿を搬送する原稿搬送装置
で、この装置2内に設けられた原稿搬送ベルト3
は複写機本体1の上面に設けられた原稿ガラス面
4に摺接され、該原稿搬送ベルト3の移動により
原稿搬送ベルト3の一端給紙側に接続した給紙装
置5から供給される原稿を上記原稿ガラス面4上
に搬送し、原稿が複写機によつてコピーされた
後、原稿を原稿搬送ベルト3の他端排紙側に排出
するようになつている。また、上記給紙装置5の
具体的構成は、用紙搬送方向に傾斜したセツト面
(底面)と、このセツト面に対し鈍角状に傾斜し
た突き当て面7を有する用紙収容部6と、この用
紙収容部6を構成する上記突き当て面7の、本例
では上縁に、上記原稿搬送ベルト3の一端咬み込
み部の連なる給紙通路8の入口9を連通開口さ
せ、かつ、この入口9に臨む上記突き当て面7の
上縁に、該突き当て面7と共に用紙先端を突き当
て支持する可動の突き当て面、即ち、ストツパー
10を出没自在に臨ませ、このストツパー10は
その基部が軸10′に回動自在に支持され、図示
しないソレノイドに連通されて出没動作を繰り返
すようになつている。
上記ストツパー10の前方給紙通路8部位に
は、用紙分離手段、例えば、同一方向へ回転する
上下一対からなる用紙分離用ローラ12,13が
臨まされ、一方のローラ12は、軸14支点に起
伏自在のリンクレバー15の支持されるととも
に、このリンクレバー15は同じく図示しないソ
レノイドによつて起伏動作するようになつてい
る。
は、用紙分離手段、例えば、同一方向へ回転する
上下一対からなる用紙分離用ローラ12,13が
臨まされ、一方のローラ12は、軸14支点に起
伏自在のリンクレバー15の支持されるととも
に、このリンクレバー15は同じく図示しないソ
レノイドによつて起伏動作するようになつてい
る。
また、他方の用紙分離ローラ13は、位置固定
した、支点軸16に支持され、かつ、この支点軸
16にはこの軸16を中心に回動する擺動レバー
17の一端が挿通支持され、該擺動レバー17の
他端には、上記用紙収容部6内の挿入原稿に臨む
ように、用紙繰り出し手段、例えば、繰り出しロ
ーラ18が取り付けられ、この繰り出しローラ1
8と上記用紙分離用ローラ13は、ベルト19を
会して連動回転するようになつている。また、繰
り出しローラ18を支持する上記擺動レバー17
は図示しないソレノイドに連結され、上記支点軸
16を支点に擺動するようにしてある。尚、11
は原稿の後部受枠である。
した、支点軸16に支持され、かつ、この支点軸
16にはこの軸16を中心に回動する擺動レバー
17の一端が挿通支持され、該擺動レバー17の
他端には、上記用紙収容部6内の挿入原稿に臨む
ように、用紙繰り出し手段、例えば、繰り出しロ
ーラ18が取り付けられ、この繰り出しローラ1
8と上記用紙分離用ローラ13は、ベルト19を
会して連動回転するようになつている。また、繰
り出しローラ18を支持する上記擺動レバー17
は図示しないソレノイドに連結され、上記支点軸
16を支点に擺動するようにしてある。尚、11
は原稿の後部受枠である。
[作用]
用紙収容部6内に挿入された原稿の複写機への
給紙動作は、複写機からの給紙信号によつて、先
ずストツパー10がソレノイドにより動作して、
給紙通路8の入口9を開き、次に擺動レバー17
が下降動作して、がい擺動レバー17の繰り出し
ローラ18を用紙収容部6内の原稿に圧接させ、
原稿の1枚を上記開かれた入口9から通路8内に
侵入し、かつ、この侵入によつて上下の用紙分離
ローラ12,13が原稿を挟みつけて分離を確認
し、原稿は給紙通路8を通じて複写機のガラス面
上に供給されるものである。
給紙動作は、複写機からの給紙信号によつて、先
ずストツパー10がソレノイドにより動作して、
給紙通路8の入口9を開き、次に擺動レバー17
が下降動作して、がい擺動レバー17の繰り出し
ローラ18を用紙収容部6内の原稿に圧接させ、
原稿の1枚を上記開かれた入口9から通路8内に
侵入し、かつ、この侵入によつて上下の用紙分離
ローラ12,13が原稿を挟みつけて分離を確認
し、原稿は給紙通路8を通じて複写機のガラス面
上に供給されるものである。
[考案の効果]
要するに本考案によれば、トレイの用紙セツト
面及び突き当て面が用紙搬送方向に傾斜する形式
の給紙装置なるが故に生じる問題点、即ち、用紙
セツト面に用紙を多数枚積重状態で挿入し、その
先端を突き当て面に突き当てたとき、そのシヨツ
クなどによつて最上部位の用紙がはみ出して突き
当て面の上縁に連なる給紙通路に侵入しようとす
るが、上記給紙通路の入口にはストツパーが設け
られているので、上記はみ出し用紙の給紙通路へ
の侵入を完全に防がせることができ、もつて用紙
ジヤムの発生原因を一掃することを可能としたも
ので、用紙セツト面及び突き当て面を傾斜させる
形式の従来のこの種給紙装置にては望み得ない秀
れた実用上の効果を有するものである。
面及び突き当て面が用紙搬送方向に傾斜する形式
の給紙装置なるが故に生じる問題点、即ち、用紙
セツト面に用紙を多数枚積重状態で挿入し、その
先端を突き当て面に突き当てたとき、そのシヨツ
クなどによつて最上部位の用紙がはみ出して突き
当て面の上縁に連なる給紙通路に侵入しようとす
るが、上記給紙通路の入口にはストツパーが設け
られているので、上記はみ出し用紙の給紙通路へ
の侵入を完全に防がせることができ、もつて用紙
ジヤムの発生原因を一掃することを可能としたも
ので、用紙セツト面及び突き当て面を傾斜させる
形式の従来のこの種給紙装置にては望み得ない秀
れた実用上の効果を有するものである。
尚本例では、上記ストツパー10を、用紙送り
出すたびに開閉動作するようにしてあるが、用紙
を用紙収容部6に挿入セツトするときのみ閉塞
し、用紙送り中は開き放しにしておくようにして
も勿論よい。
出すたびに開閉動作するようにしてあるが、用紙
を用紙収容部6に挿入セツトするときのみ閉塞
し、用紙送り中は開き放しにしておくようにして
も勿論よい。
第1図、および、第2図は本考案の一実施例を
示した図で、第1図は正面図、第2図は同上要部
の拡大正面図、第3図は従来例の説明図である。 6……用紙収容部、7……突き当て面、8……
給紙通路、9……入口、10……ストツパー。
示した図で、第1図は正面図、第2図は同上要部
の拡大正面図、第3図は従来例の説明図である。 6……用紙収容部、7……突き当て面、8……
給紙通路、9……入口、10……ストツパー。
Claims (1)
- 用紙を載置するセツト面が、用紙搬送方向に傾
斜して設けられた用紙収容部6を備え、用紙を上
記セツト面に沿つて用紙搬送方向に挿入しセツト
する給紙装置5であつて、上記セツト面に対し用
紙搬送方向下流側に傾斜形成した上記用紙収容部
を構成する突き当て面7と、上記用紙収容部6に
収容された用紙を送り出す繰り出し手段18と、
前記繰り出し手段18により送り出された用紙が
搬送される前記突き当て面7の上縁に用紙の入口
9を連設した給紙通路8と、前記用紙収容部6に
セツトされる用紙の先端を前記突き当て面7と共
に支持し、前記給紙通路8への用紙の進入を阻止
する前記入口9に出没自在に臨ませたストツパー
10と、このストツパー10が退避した状態で前
記給紙通路8を搬送される用紙を1枚に分離する
分離手段12,13とを備えたことを特徴とする
給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311983U JPS59159643U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 複写機などの給紙スタツカ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311983U JPS59159643U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 複写機などの給紙スタツカ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159643U JPS59159643U (ja) | 1984-10-26 |
JPH0355544Y2 true JPH0355544Y2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=30183467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5311983U Granted JPS59159643U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 複写機などの給紙スタツカ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159643U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426613U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-21 | ||
JPS5424022A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-23 | Ricoh Co Ltd | Paper feeder |
JPS5748836U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-18 | ||
JPS57112255A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-13 | Rengo Co Ltd | Plate shaped object conveying unit |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5311983U patent/JPS59159643U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424022A (en) * | 1977-07-25 | 1979-02-23 | Ricoh Co Ltd | Paper feeder |
JPS5426613U (ja) * | 1977-07-27 | 1979-02-21 | ||
JPS5748836U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-18 | ||
JPS57112255A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-13 | Rengo Co Ltd | Plate shaped object conveying unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59159643U (ja) | 1984-10-26 |
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