JPH0355158Y2 - - Google Patents

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JPH0355158Y2
JPH0355158Y2 JP1984089845U JP8984584U JPH0355158Y2 JP H0355158 Y2 JPH0355158 Y2 JP H0355158Y2 JP 1984089845 U JP1984089845 U JP 1984089845U JP 8984584 U JP8984584 U JP 8984584U JP H0355158 Y2 JPH0355158 Y2 JP H0355158Y2
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cassette
roller
tape cassette
frame
displacement
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JP1984089845U
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Priority to EP85300439A priority patent/EP0150128B1/en
Priority to KR1019850000393A priority patent/KR900007213B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、テープカセツトを、駆動回転される
ローラにより磁気記録再生装置内の所定位置に押
送するよう構成したテープカセツト装填装置に関
する。
(従来技術) 前記テープカセツト装填装置におけるテープカ
セツト押送用ローラは、通常は停止していて、テ
ープカセツトがカセツトホルダー内に人為的に供
給装填されることを検出して回転起動されるもの
であり、このカセツト装填を検出する手段とし
て、第6図および第7図に示すように、フレーム
1前面に設けたカセツト挿脱口13から挿入され
てカセツトホルダー4内に供給されるテープカセ
ツトCを、カセツト検出センサとしてフレーム1
側に固定装着したスイツチ30の当接片30aと
の接触により直接的に検出するものがある。
しかしながら、このような従来例の場合、例え
ば第6図のように、カセツト押送用ローラ14の
前方にスイツチ30を設置した場合には、カセツ
トCがローラ14に当接する前にスイツチ30が
作動してローラ14の起動が行なわれるので、カ
セツトCを充分挿入しないと実装填動作が行なわ
れないものであり、カセツトCを中途半端に挿入
したままにしておくと、ローラ14が駆動され続
ける危険があつた。
また、第7図のように、ローラ14の後方にス
イツチ30を設置した場合には、前例の不具合は
なく、カセツト装填動作は確実に行なわれるが、
停止しているローラ14を下方付勢力に抗して完
全に押しあげ変位させ、更に挿入してからでない
と、ローラ14が起動されないために、カセツト
挿入抵抗が大きく、挿入操作の感触が悪いもので
あつた。このような前記欠点を解決するために
は、カセツトがローラが当接すると、これとほぼ
同時にローラ起動が行なわれることが必要であ
る。
(目的) 本考案は、カセツト装填を検出する手段に改良
を加えることにより、前記条件を満足するローラ
起動を行なえるカセツト装填装置を提供すること
を目的とする。本考案は、このような目的を達成
するために、ローラを備えた回転支軸の軸受カラ
ーをフレームに対してローラ変位方向に移動自在
に支持させるとともに、この軸受カラーからカラ
ー変位方向とほぼ直行する方向に向けて互いに反
対向きに延出する一対の作動片を連設し、一方の
作動片をフレームに係止し、テープカセツトの装
填により前記ローラがカセツトホルダーのカセツ
ト支持面から離間する方向に変位することに伴な
う軸受カラーの変位を、他方の作動片の先端部に
おける揺動変位として検出し、この検出に基づい
てローラを回転起動するようにしている。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第1図ないし第3図に本考案が対
象とするテープカセツト装填装置の一例が示され
ている。この実施例の装置は、フレーム1の端部
に枢軸2により枢設した揺動アーム3の先端に、
カセツトホルダー4の上面前後中央部を枢軸5に
より水平に枢着支持するとともに、該カセツトホ
ルダー4の外側面には、カセツトホルダー4内奥
部に臨み作動片6と、フレーム1の側面に形成し
た鈎形孔7に嵌入するピン8を備えた揺動レバー
9を、2組の長孔10とガイドピン11を介して
一定範囲で前後動自在に装着し、前記ピン8とカ
セツトホルダー4の側面に突設した一方のガイド
ピン11との間にバネ12を張設し、該摺動レバ
ー9を常時装填前面方向(図中、左方向)に付勢
し、前記ピン8を介して鈎形孔7の横長孔部でカ
セツトホルダー4を、フレーム1の前面に形成し
たカセツト挿脱口13と同じ高さ位置に保持する
よう構成されている。そしてテープカセツト(図
示せず)をカセツト挿脱口13から矢印方向へ挿
入してカセツトホルダー4内の所定位置まで移動
させると、フレーム1側の軸支駆動されるローラ
14により強制的に更に矢印方向に押送される。
この強制押送作動の終端においてカセツト先端で
作動片6をバネ12に抗して押し動かして摺動レ
バー9が移動され、該摺動レバー9上のピン8が
鈎形孔7の横長孔部の終端まで移動し、縦長孔部
の始端位置に至り、カセツトホルダー4の下降が
許される状態となる。そこで、カセツトホルダー
4はその自重、揺動アーム3および挿入カセツト
の重量等により僅かに垂直下降を開始する。
このとき、モータ15にウオーム16、ウオー
ムホイール17およびギヤ18を介して連動され
て既に時計回りに回転駆動されているギヤ19の
側面に設けた渦巻カム溝20の入口部と、前記揺
動アーム3の側部に枢設したロール21とが係合
し、ロール21のカム溝20への噛み込み作用に
より揺動アーム3は強制的に下降揺動され、これ
に伴なつて、カセツトホルダー4が所定位置にま
で垂直下降される。また、前記カセツト押送用ロ
ーラ14の軸支および駆動構造は、ローラ14を
設けた回転支軸22の一端を、フレーム1に取り
付けられ上下動自在でかつ下方向の付勢力を有す
る軸受片23に挿通支持させるとともに、支軸2
2の他端近くには、周部に環状溝を有する軸受カ
ラー24を遊嵌し、このカラー24をフレーム1
の側壁上縁に形成した凹入部25に上下動自在に
嵌合支持させている。そして、支軸22のカラー
24の外方への突出端には、プーリ26を打ち込
み固定するとともに、この渦巻カム溝20付きギ
ヤ19に噛合させたアイドルギヤ27の側面には
プーリ28を装備し、これら両プーリ26,28
にゴムベルト29を適当な張力をもつて張架巻回
し、これによりローラ14を反時計回りにベルト
駆動するとともに、ゴムベルト29の張力でロー
ラ14をカセツトホルダー4側に弾性付勢するよ
う構成してある。
また、軸受カラー24が凹入部25の底まで下
降したローラ下限状態では、ローラ14の下端と
カセツトホルダー4のカセツト支持面の間隔をカ
セツト上下厚さより少し小さく設定してある。ま
た、前記軸受カラー24からは前後反対方向に向
けて一対の作動片24a,24bを一体延設する
とともに、後方に向かう一方の作動片24aの先
端をフレーム1に設けた固定ピン31に前後長孔
32を介して係止させてある。更に、他方の作動
片24bの先端は、フレーム1の外側面にカセツ
ト装填検出用センサとして取り付けたスイツチ3
0の当接片30aの下面に接触させてある。これ
により、供給されたカセツトがローラ14に当接
した後、更に挿入作用を受けてローラ14がゴム
ベルトを伸長させながら僅かに押しあげられる
と、軸受カラー24も僅かに上方に変位し、フレ
ーム1に係止されていない作動片24bの先端が
上方に変位してスイツチ30が作動し、モータ1
5が通電駆動され、ローラ14の駆動によりカセ
ツトが直ちにローラ14下方にくわえ込まれて強
制移送される。この場合、各作動片24a,24
bの有効半径をそれぞれR1,R2とすると、作
動片24bの作用点は、軸受カラー24の上方変
位量の(R1+R2)/R1倍変位することにな
り、極めて僅かのローラ変位でローラ起動が行な
われる。
(効果) 以上のように本考案によれば、テープカセツト
との当接による極めて僅かのローラ変位を軸受カ
ラーの一対の作動片で拡大してセンサで検出させ
ることができ、テープカセツトのローラへの当接
とほとんど同時にローラを回転起動して、挿入不
良のままでのローラ駆動や挿入操作感触の不良等
をなくすことができる。
また、極めて僅かのローラ変位で済むので、ロ
ーラを変位させるに必要なテープカセツトの挿入
抵抗も極めて少なくて済むことになり、これによ
つても挿入の際の操作感触が良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が対象とするテープカセツト装
填装置の全体斜視図、第2図はその側面図、第3
図は分解斜視図、第4図はカセツト装填検出部分
の平面図、第5図はその側面図、第6図および第
7図は従来例のカセツト装填検出手段の概略を示
す側面図である。 1はフレーム、4はカセツトホルダー、14は
ローラ、22は回転支軸、24a,24bは作動
片、30はセンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープカセツトを強制移送するローラ14と、
    テープカセツトを保持するカセツトホルダー4の
    カセツト支持面との間隔をカセツト厚さよりやや
    小とし、前記ローラ14とカセツト支持面との間
    にテープカセツトを弾性挟持するように前記ロー
    ラ14をカセツトホルダー4側に付勢し、前記ロ
    ーラ14を備えた回転支軸22の軸受カラー24
    をフレーム1に対してローラ変位方向に移動自在
    に支持させるとともに、この軸受カラー24から
    互いに反対方向に延出する一対の作動片24a,
    24bを連設し、一方の作動片24aをフレーム
    1に係止し、テープカセツトの装填により前記ロ
    ーラ14が付勢力に抗してカセツト支持面から離
    間する方向に変位することに伴う軸受カラー24
    の変位を、他方の作動片24bの先端部における
    揺動変位としてセンサ30で検出し、この検出に
    基づいてローラ14を回転起動させるように構成
    してあるテープカセツト装填装置。
JP1984089845U 1984-01-23 1984-06-15 テ−プカセツト装填装置 Granted JPS616941U (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984089845U JPS616941U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 テ−プカセツト装填装置
CA000472549A CA1232351A (en) 1984-01-23 1985-01-22 Video cassette front loading system for video tape recorder
AU38021/85A AU579131B2 (en) 1984-01-23 1985-01-23 Video cassette front loading system for video tape recorder
DE8585300439T DE3577155D1 (de) 1984-01-23 1985-01-23 Videokassetten-frontladesystem fuer videobandgeraete.
EP85300439A EP0150128B1 (en) 1984-01-23 1985-01-23 Video cassette front loading system for video tape recorders
KR1019850000393A KR900007213B1 (ko) 1984-01-23 1985-01-23 카세트장전 취출장치
US07/071,592 US4814911A (en) 1984-01-23 1987-07-07 Video cassette front loading system for video tape recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984089845U JPS616941U (ja) 1984-06-15 1984-06-15 テ−プカセツト装填装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS616941U JPS616941U (ja) 1986-01-16
JPH0355158Y2 true JPH0355158Y2 (ja) 1991-12-06

Family

ID=30644308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984089845U Granted JPS616941U (ja) 1984-01-23 1984-06-15 テ−プカセツト装填装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517917B2 (ja) * 1986-08-14 1996-07-24 ソニー株式会社 記録再生装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634156A (en) * 1979-08-15 1981-04-06 Shinshirasuna Denki Kk Tape tension detecting mechanism for tape recorder
JPS58189863A (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 Pioneer Electronic Corp テ−プレコ−ダ

Patent Citations (2)

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JPS5634156A (en) * 1979-08-15 1981-04-06 Shinshirasuna Denki Kk Tape tension detecting mechanism for tape recorder
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JPS616941U (ja) 1986-01-16

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