JPH035485A - 3―エキソメチレンセファムスルホキシドエステル類の製造方法 - Google Patents

3―エキソメチレンセファムスルホキシドエステル類の製造方法

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JPH035485A
JPH035485A JP2128070A JP12807090A JPH035485A JP H035485 A JPH035485 A JP H035485A JP 2128070 A JP2128070 A JP 2128070A JP 12807090 A JP12807090 A JP 12807090A JP H035485 A JPH035485 A JP H035485A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、β−ラクタム系抗生物質の中間体の製造方法
に関する。特に、7−置換アミノ−3−エキソメチレン
セファムエステルスルホキシド類の改良された製造方法
に関する。
3−エキソメチレンセファムスルホキシドエステルの製
造は、ペニシリンスルホキシドエステルのクロロスルフ
ィニルアゼチジノンへの変換およびそれに続く該クロロ
スルフィニルアゼチジノンの3−エキソメチレンセファ
ムスルホキシドエステルへの環化を含む、既知の二段階
製法により行われる。アメリカ合衆国特許箱4,165
.315号においてクーコルジャ氏によって述べられて
いるように、ペニシリンスルホキシドエステルはN−ク
ロロハロゲン化剤を用いて、中間クロロスルフィニルア
ゼチジノンに変換される。この4−クロロスルフィニル
アゼチジノン中間体は、アメリカ合衆国特許箱4,08
1,440号においてクーコルジャ氏によって記載され
、権利主張かなされている。チヨウ氏はアメリカ合衆国
特許箱4.075、203号において、第一段階に於い
て、アルキレンオキシドおよび酸化カルシウムの存在下
でN−クロロハロゲン化剤を用いてペニシリンスルホキ
シドエステルを4−クロロスルフィニルアゼチジノンに
変換する方法による、3−エキソメチレンセファムスル
ホキシドエステルの製法について述べている。後に、チ
ョウ氏はアメリカ合衆国特許箱4,289,695にお
いて、第一段階で酸捕獲性架橋ポリビニールピリジンポ
リマーを用いる方法による3−エキソメチレンセファム
スルホキシドエステルの改良された製法について述べて
いる。
アメリカ合衆国特許箱4,052,387号において、
クーコルジャ氏はルイス酸型フリーデル−クラフッ触媒
、ブレンステッド陽子酸型フリーデル−クラフッ触媒あ
るいは、メタセテイック陽イオン生成剤を用いた4−ク
ロロスルフィニルアゼチジノンの環化について述べてい
る。その後、アメリカ合衆国特許箱4,190,724
号においてチヨウ氏は、エーテル類、ケトン類、あるい
はホスヒインオキシド類の如きオキソ化合物の存在下で
、クーコルジャ氏のフリーデル−クラフッ触媒を用いた
4−クロロスルフィニルアゼチジノンの環化を行なうこ
とからなる改良された製法について述べ、権利主張を行
っている。本発明は、チョウ氏の述べているオキソ化合
物および以下に定義する不飽和化合物の両方の存在下に
おいてフリーデル−クラフッ環化を行なうことからなる
、クーコルジャ製法のさらなる改良法を提供するもので
ある。
本発明の方法によれば、クロロスルフィニ/l/7ゼチ
ジノンは、エーテル、ケトン、あるいはホスヒインオキ
シドの如きオキソ化合物の存在下、おヨヒアルケン、シ
クロアルケン、ジエン、アレンあるいはシクロジエンの
存在下で、クロロスルフィニルアゼチジノンとコンプレ
ックスを形成するタイプのフリーデルクラフッ触媒、好
ましくは塩化第二スズと、不活性溶媒中において反応さ
せる。
3−エキソメチレンセファムスルホキシドエステル生成
物は、概して、約2%から約5%の間の範囲の改善され
た収率で、単離生成物として得られる。
従って本発明は、下記の式(1) [式中、Rはカルホン酸RCOOHの残基、R。
はカルボキシ保護基を表す] で示される3−エキソメチレンセファムスルホキンドエ
ステルの製造方法であって、オキソ化合物および、オレ
フィン、シクロオレフィン、非共役のジエンまたはシク
ロジエン、あるいはアレンから選ばれた不飽和化合物の
存在下で、塩化第二スズを用いて下記の式(2): で示される4−クロロスルフィニルアセチシン2−オン
を環化することからなる方法を提供するものである。
本製造法は、式(2)の4−クロロスルフィニルアゼナ
2フ21 のオキソ化合物および不飽和化合物の存在下で、該化合
物(2)の無水溶液に、該化合物(2)1モルあたり約
1.5モルから約3モルの塩化第二スズを加えることに
より行なう。
本製造法は、不活性有機溶媒中において約−15°Cか
ら約45°Cのあいだの温度で実施する。使用し得る溶
媒については、アメリカ合衆国特許第4、05 2, 
3 8 7号おいてクーコジャ氏によって記載されてお
り、又、そこには基本的な環化についても記載されでい
る(この文献の記載は本明細書の一部を構成する)。好
ましい溶媒は非プロトン性のものであり、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロベンゼンなどの芳香族炭化水
素、およびクロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、
1。
2−’;’10ロエタン、1,1.2−トリクロロエタ
ンなどのハロゲン化炭化水素を含む。好ましい溶媒はベ
ンゼンおよびトルエンである。
上記に述べた通り、本製造法は無水状態下で行われる。
痕跡量の水は許容し得るが、反応中可能な限り乾燥した
状態で反応混合を維持することが望ましい。
本製造法に使用される不飽和化合物は、塩化スルフィニ
ル化合物(2)1モル当たり約1モルから約2モルの間
に相当する量を存在させる。望ましい量は、塩化スルフ
ィニル化合物(2)1モル当たり約1モルから約1.5
モルの不飽和化合物を使用することである。化合物(2
)1モルあたり1モルの不飽和化合物を用いると最良の
結果が得られる。
本製造法において用いることの可能な不飽和化合物はC
,−C.。オレフィン類、C 5−C I G シクロ
オレフィン類、非共役C,ーC10ジオレフィン類、C
.−C,、アレン類、および非共役C8−〇 10シク
ロジオレフイン類から選択することができる。そのよう
なアルケン類、アルカジエン類、シクロアルケン類、ア
レン類、およびシクロジエン類の例は、例えば、アルケ
ン類、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、2−
ブテン、1−ペンテン、2−ペンテン、1−ヘキセン、
3−ヘキセン、1−ヘプテン、3−ヘプテン、■ーオク
テン、2−ノネン、3−ノネン、1−デセン、5−デセ
ン、および類似の末端および非末端アルケン類、非共役
アルカジエン類、例えば1.4−ペンタジェン、1、4
−へキサジエン、3−メチル−1.4−ヘキ”tジy−
ン、l,5−へキサジエン、1.5−へフタジエン、l
,6−へブタジェン、および類似のジエン類、非共役シ
クロジエン類、例えば1,4シクロへキサジエン、■,
4−シクロへブタジェンなど、アレン類、例えばアレン
、メチルアレン(1.2−ブタジェン)、ジメチルアレ
ン(2.3ペンタジエン)など、シクロアルケン1例,
tハ、シクロペンテン、1−メチルシクロペンタ−2−
エン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテ
ンなどである。このアルケン、アルカジエン、あるいは
アレンは直鎖状であっても分枝鎖状であっても良く、か
つ、不活性基で置換されていても良い。置換されている
場合、その置換は該アルケンの飽和炭素原子上にあるこ
とが望ましい。例えば、不飽和化合物はメチル、エチル
あるいはイソプロピルの如きアルキル、ハロゲン(非ア
リル位にあるものが好ましい);エステル化カルボキン
基;フェニルあるいはトリルの如き芳香族基・ニトロ:
シアノ:メトキシ、エトキシの如きアルコキシ;および
本製造法の条件下では不活性な非プロトン性の置換体な
どで置換し得る。
非末端アルケン類はシスあるいはトランス形のどちらの
形も使用し得る。
本発明の好ましい不飽和化合物はI−ペンテン、2−ペ
ンテン、1−ヘキセン、2−ヘキセン、■ヘプテン、1
−オクテン、および1−デセンの如きアルケン類および
シクロアルケンおよびシクロヘキセンの如きシクロアル
ケン類である。
本発明の方法を実施するに於いて、不飽和化合物の添加
方法は多岐にわたる。例えば、不飽和化合物は、不活性
溶媒中の塩化スルフィニル化合物(2)の溶液に加え、
その後塩化第二スズおよびオキソ化合物の混合物を加え
てもよい。その池の方法では、不飽和化合物は不活性乾
燥溶媒中で塩化第二スズおよびオキソ化合物と混合し、
そしてその混合物を化合物(2)の溶液に加える。
本製造法で使用するオキソ化合物についてはアメリカ合
衆国特許筒4,190,724号においてチョウ氏によ
って記載されており(それは本明細書の一部を構成する
)、またオキソ化合物は、○ 一部および(R’−)3P→O [式中、各R7はそれぞれC,−C,アルキル、各R゛
、はそれぞれC,−C,アルキル、C,−C8ンクロア
ルキル、フェニル、あるいはC,−C,アルキル、C1
−04アルコキシあるいはハロケンにより置換したフェ
ニルであり、Zは+CH、)□、−CH,−CH,−0
−CH2−C)(、−1あるいは−CH,−0−CH,
CH,CH,−1mは4あるいは5、[(式中、各R’
tは水素あるいはC,−C4アルキル、nは3から6で
ある)を表わす] から選択される。好ましいオキソ化合物は、ジメチルエ
ーテル、ジ−n−プロピルエーテル、アセトンおよびメ
チルエチルケトンである。
本発明の方法は下記の如〈実施する。4−クロロスルフ
ィニルアゼチジノン(2)’;:無水不活性有機溶媒に
溶解し、その溶液を約10℃から約15°Cの温度まで
冷却し、そして化合物(2)1モル当たり約1モルから
約2モルの不飽和化合物を加える。その溶液を約1から
5分間攪拌し、そして不活性溶媒中の塩化第二スズおよ
びオキソ化合物の冷たい(0°Cから5°C)スラリー
を急速に加える。生成した錯体を約6時間から約12時
間の間室温で攪拌する。その錯体を、例えば濾過あるい
は遠心分離によって反応混合物から分離し、不活性1P
JIで洗浄し、そしてメチルアルコールの如き低アルコ
ールを用いて分解する。3−エキソメチレンセファムス
ルホキシドエステルが固体として沈澱するのでこれを濾
過し、洗浄し、乾燥してその後の使用に供する。
この反応に用いられる4−クロロスルフィニルアゼチジ
ノン(2)は公知化合物であり、米国特許第4,081
,440号に於いて、クーコルジャにより記載されてい
る(この記載内容は本明細書の一部を構成する)。本製
造法の出発原料の例としては、t−ブチル3−メチル−
2−(4−クロロスルフィニル−2−オキソ−3−フェ
ニルアセチルアミン−1−アゼチジニル)−3−ブテノ
エート、t−ブチル3−メチル−2−(4−クロロスル
フィニル−2−オキソ−3−フェノキシアセチルアミノ
−1−アゼチジニル)−3−ブテノエート、ジフェニル
メチル3−メチル−1−(4−クロロスルフィニル−2
−オキソ−3−フェノキンアセチルアミ/−1−アゼチ
ジニル)−3−ブテノエート、p−メトキシベンンジル
3−メチル2−(410ロスルフィニル−2−オキソ−
3−フェニルアセチルアミン−1−アゼチジニル)3−
ブテノエート、p−ニトロベンジル3−メチル−2−(
4−クロロスルフィニル−2−オキソ−3−フェノキシ
アセチルアミノ−1−アゼチジニル)−3−ブテノエー
ト、ジフェニルメチル3−メチル−2−(4−クロロス
ルフィニル−2オキソ−3−ヘンシイルアミノ−1−ア
ゼチジニル)−3−ブテノエート、p−ニトロベンジル
3−メチル−2−[4−クロロスルフィニル−2−オキ
ソ−3−(α−(−ブチルオキシカルボニルアミノフェ
ニルアセチルアミノ)−1−アゼチジニル]−3−ブテ
ノエート、ベンジル3−メチル−2−(4−クロロスル
フィニル−2−オキソ3−フェノキンアセチルアミノ−
1−アゼチジニル)−3−ブテノエート、およびベンズ
ヒドリル3−メチル−2−(4−クロロスルフィニル−
2−オキソ−3−アセチルアミノ−1−アゼチジニル)
−3−ブテノエートである。Rがベンジル、フェノキシ
メチル、あるいはチエニルメチルである式(2)のアゼ
チジノン類が好ましい。式(2)中ノエステル基R0は
ベンジル、あるいは置換ヘンシル、とりわけp−ニトロ
ベンジルが好マシい。
既述した様に、上記の既知の環化反応に、先に定義した
不飽和化合物を使用すると、3−エキソメチレンセファ
ムスルホキシドエステルの収率カ改碧される。一般に、
得られるスルホキシドエステルの収率は、対照の方法よ
り2〜5%大きい。
こノ収率の増加は、大量の3−エキソメチレンセファム
スルホキシドエステルの生産に於いて大きな経済的価値
を持つものである。3−エキソメチレンセファムスルホ
キシドエステル(1)は、セファロスポリン抗生物質、
例えばセファクロール、7β−フェニルグリシルアミン
−3−クロロ−3セフェム−4−カルボン酸、を既知の
方法で製造する際の中間体として使用される。この中間
体としての化合物(1)はまた、セファレキシン、7β
−フェニルグリシルアミノ−3−メチル−3−セフェム
−4−カルボン酸の製造にも使用される。
従って、本発明方法によって実現された収率の増加は、
これらの抗生物質化合物の生産の増大に結びつく。
化合物(1)の収率の増大に、不飽和化合物がどの様に
機能するのかはまだわかっていない。しかし、オレフィ
ン類、ジエン類、およびアレン類は、先に述べたチョウ
氏のオキソ化合物以上に、塩化スルフィニル化合物(2
)と塩化第二スズとのスズ錯体を安定化させるリガンド
としてより強く機能している可能性がある。しかし、不
飽和化合物がリカンドとして機能しているのか、その他
の作用を持っているのかは現在のところ不明である。
以下に実施例を記載して本発明をより詳細に説明するが
、これによって本発明が限定されるものと解釈してはな
らない。
実施例1 乾燥1− ルエン800.vo2中のp−ニトロベンジ
ル3−メチル−1−(4−クロロスルフィニル−2オキ
ソ−3−フェノキンアセチルアミノ−lアゼチジニル)
−3−ブテノエート0.096モルの溶液を10°Cに
冷却し、1−ヘキセン0.096モルを加える。この溶
液を約1分間撹拌し、トルエン中の塩化第二スズ−ジエ
チルエーテルの冷却スラリー(0°〜5℃)をすばやく
加える。
塩化第二スズ−ジエチルエーテルスラリーは、次の様に
して調整する。トルエン(25xC)をOoCに冷却し
、無水ジエチルエーテル9.2mC(0゜089モル)
を加える。塩化第二スズ(19,0z(7,0,164
モル)を、温度を20℃以下に保ちながら添加する。こ
うして得られたスラリーは、塩化スルフィニル化合物−
ヘキサン反応混合物に加える前に0°C〜5℃に鈴即す
る。
塩化第二スズ−エーテル混合物を添加した後、生成した
不溶性のコンプレックス(錯体)を25℃〜30℃で6
〜12時間撹拌する。
オレンジ色のコンプレックスを濾過し、トルエン80闘
で洗浄する。濾過ケーキをメタノール250*Qで処理
してコンプレックスを分解すると、淡黄色スラリーが得
られる。これを25°C〜300Cで15分間、ついで
0°C〜5℃で約3時間45分撹拌する。生成物、p−
ニトロベンジル7β−フェノキシアセチルアミノ−3−
エキソメチレンセファム−4−カルボキシレート・1−
オキサイドを濾過し、メタノール100zCで洗い、減
圧オーブン中50°Cで一夜乾燥する。以上の様にして
行なった典型的な製法により、生成物約369(73%
、補正した分析値)が灰白色固体として得られる。
以下の実施例は、実施例Iで使用した1−ヘキセンの代
りに、以下に示した不飽和化合物を用いて行ったもので
ある。
2 1−ヘプテン     72.8 3 1−ペンテン     8   304 1−デセ
ン      6   485  I−オクテン   
  64.66 2−ヘキセン     83,6 7 2−ペンテン     82,4 8 15−へキサジエン  43.2 9  シクロヘキセン    73,610   シク
ロベンテン    7   3.3実施例11 ジフェ
ニルメチル7β−フェニルアセチルアミノ−3−エキソ
メチレンセファム4−カルボキシレート ジフェニルメチル3−メチル−2−(4−クロロスルフ
ィニル−2−オキソ−3−フェニルアセチルアミノ−1
−アゼチジニル)−3−ブテノエートを実施例1と同じ
条件下、1−デセンの存在下で環化して表記化合物を得
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはカルボン酸残基、R_1はカルボン酸保護
    基である] で示される3−エキソメチレンセファムスルホキシドエ
    ステルを以下の工程: 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、RおよびR_1は前記と同意義である]で示さ
    れる4−クロロスルフィニルアゼチジン−2−オンを不
    活性溶媒に入れた溶液に、実質的に無水条件下、約−1
    5℃〜約45℃の温度で、該アゼチジノン化合物1モル
    当たり約1〜約2.0モルのオキソ化合物の存在下、該
    アゼチジノン化合物1モル当たり約1.5〜約3モルの
    塩化第二スズを添加し、生成したコンプレックスを分離
    し、そして該コンプレックスを分解する工程、により製
    造する方法であって、該塩化第二スズおよび該オキソ化
    合物の添加を、C_2−C_1_0オレフィン、C_5
    −C_1_0環状オレフィン、C_5−C_1_0非共
    役ジオレフィン、C_3−C_1_0アレン、およびC
    _6−C_1_0非共役環状ジエンからなる群から選ば
    れる不飽和化合物の存在下で行なうことを特徴とする方
    法。 2、不飽和化合物が非共役C_5−C_1_0アルカジ
    エンである請求項1に記載の方法。 3、不飽和化合物がC_3−C_1_0アレンである請
    求項1または2に記載の方法。 4、不飽和化合物がC_5−C_1_0シクロアルケン
    である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 5、シクロアルケンがシクロペンテンまたはシクロヘキ
    センである請求項4に記載の方法。 6、不飽和化合物がC_2−C_1_0アルケンである
    請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7、アルケンがC_5−C_8アルケンである請求項6
    に記載の方法。 8、アルケンが直鎖状または分枝鎖状アルケンである請
    求項6または7に記載の方法。 9、アルケンが1−ペンテン、1−ヘキセン、2−ヘキ
    セン、1−ヘプテン、または1−オクテンである請求項
    6〜8のいずれかに記載の方法。 10、4−クロロスルフィニルアゼチジノン化合物1モ
    ル当たり約1モル〜約2モルに相当する量の不飽和化合
    物を存在させる請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
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